JP2003235652A - 収納ラックの棚受け板の取り付け構造 - Google Patents

収納ラックの棚受け板の取り付け構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支柱に棚受け板をがたついたりしないように
安定よく取り付けることができる収納ラックの棚受け板
の取り付け構造を提供する。 【解決手段】 床面に立設した少なくとも2本の支柱1
とこの支柱1間に懸架した棚板2とで構成される収納ラ
ックである。これにおいて、上記支柱1を内部が中空の
角柱状に形成すると共にこの支柱1の側面に上下に間隔
を隔てて複数の挿通穴3を内外に貫通するように形成す
る。挿通穴3の両側に上下方向に位置決め溝4を設け
る。棚板2の端部を受ける棚受け板5を縦片5aと横片
5bとで断面略L字状に形成すると共に縦片5aを支柱
1の側面に沿わせる。棚受け板5から突設した引っ掛け
片6を挿通穴3に挿通して穴縁に引っ掛け係合する。引
っ掛け片6の両側で棚受け板5から突設した位置決め突
片7を位置決め溝4に挿入して係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローゼットのよ
うな収納庫内に設置する収納ラックで、支柱間に棚板を
架設するときに棚板を支持する棚受け板を支柱に取り付
ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、この種の収納ラックは床面に所定の間隔を隔てて支
柱を立設し、隣り合う支柱間に棚板を懸架して形成され
ている。棚板を懸架するとき、支柱の上下方向の適宜位
置に棚受け板が取り付けられ、棚板の端部を棚受け板の
上に載せて支持される。棚受け板を支柱に取り付けると
きは支柱の上下に間隔を隔てて設けた穴に、棚受け板に
設けたフックのような引っ掛け片を挿入して引っ掛ける
ことで取り付けられる。
【0003】ところが、棚受け板の引っ掛け片を支柱の
穴に挿入して引っ掛けるだけで棚受け板を取り付けるだ
けの構造では棚受け板ががたついたりしないように安定
よく取り付けることができないという問題がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、支柱に棚受け板をがたついたりしないように安定
よく取り付けることができる収納ラックの棚受け板の取
り付け構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の収納ラックの棚受け板の取り付け構造は、床
面に立設した少なくとも2本の支柱1とこの支柱1間に
懸架した棚板2とで構成される収納ラックにおいて、上
記支柱1を内部が中空の角柱状に形成すると共にこの支
柱1の側面に上下に間隔を隔てて複数の挿通穴3を内外
に貫通するように形成し、挿通穴3の両側に上下方向に
位置決め溝4を設け、棚板2の端部を受ける棚受け板5
を縦片5aと横片5bとで断面略L字状に形成すると共
に縦片5aを支柱1の側面に沿わせ、棚受け板5から突
設した引っ掛け片6を挿通穴3に挿通して穴縁に引っ掛
け係合し、引っ掛け片6の両側で棚受け板5から突設し
た位置決め突片7を位置決め溝4に挿入して係止したこ
とを特徴とする。棚受け板5の引っ掛け片6を支柱1の
挿通穴3に挿通して引っ掛け係合したことに加えて棚受
け板5の両側の位置決め突片7が位置決め溝4に挿入し
て係止することで少なくとも3点で棚受け板5が支柱1
に止められ、棚受け板5ががたついたりしないように安
定よく取り付けられ、従って棚板2が安定よく取り付け
られる。
【0006】また位置決め溝4に開口の巾が広く奥が狭
くなるように傾斜面8を設けたことを特徴とすることも
好ましい。このようにすると、位置決め突片7を位置決
め溝4に挿入するとき挿入しやすくて棚受け板5の取り
付けが容易にできる。
【0007】また支柱1の側面に上下方向に浅い凹溝9
を凹設すると共にこの凹溝9の底部から中空部まで貫通
するように挿通穴3を設けたことを特徴とすることも好
ましい。引っ掛け片6を挿通穴3に挿通するとき引っ掛
け片6を凹溝9にてガイドでき、引っ掛け片6の挿通穴
3への挿通が容易にできて棚受け板5の取り付けが容易
にできる。
【0008】また引っ掛け片6の厚みより巾広で引っ掛
け片6が挿通可能な長さを有する上部長穴3aと、上部
長穴3aの巾より狭く且つ引っ掛け片6の厚みより巾広
であって、上部長穴3aに対して傾斜した下部長穴3b
とを、上下に連続させて設けて挿通穴3を形成したこと
を特徴とすることも好ましい。引っ掛け片6を挿通穴6
に挿通して引っ掛けて係合するとき、引っ掛け片6を上
部長穴3aに挿通し、この状態で引っ掛け片6を下降さ
せて引っ掛け片6を下部長穴3bに挿通して引っ掛け片
6を引っ掛け係合できる。このとき先に巾が広くて長さ
が長い上部長穴3aに引っ掛け片6を挿通するために引
っ掛け片6の挿通穴3への挿通が容易にできる。引っ掛
け片6を上部長穴3aに挿通した後に引っ掛け片6が下
部長穴3bに挿通されるように下降させて引っ掛け係合
させるが、巾が狭くて傾斜した下部長穴3bに引っ掛け
片6を挿通した状態で引っ掛け係合され、引っ掛け片6
ががたつかないように引っ掛け係合されて棚受け板5が
一層安定よく取り付けられる。
【0009】また棚受け板5の引っ掛け片6の両側の上
下に夫々位置決め突片7を設け、両側の上下の位置決め
突片7を位置決め溝4に挿入して係止したことを特徴と
することも好ましい。このとき両側の上下の位置決め突
片7が位置決め溝4に挿入して係止されることで5点で
棚受け板5が支柱1に支持され、棚受け板5が支柱1に
より安定よく取り付けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】建物の部屋の端部に図5、図6に
示すようにクローゼットのような収納庫10を設けてあ
り、この収納庫10の奥壁12と反対の前面の開口には
開閉自在な扉11を装着してある。この収納庫10内に
は次のように収納ラックを設置してある。収納庫10の
奥壁12の上部には水平にレール材13を沿わせて配置
してあり、レール材13から奥壁12にビス等の固着具
を打入してレール材13を装着してある。このレール材
13には長手方向に亙って引っ掛け溝14を設けてあ
る。
【0011】天枠材15は角パイプ状に形成されてお
り、レール材13を取り付けた位置と同じレベルで長手
方向が前後方向に向くように配置される。この天枠材1
5の後端には端部ブロック16が配置され、端部ブロッ
ク16の挿入片17を天枠材15内に挿入し、挿入片1
7の取り付け穴18と天枠材15の取り付け穴19とに
ビス等の固着具20を締結して端部ブロック16を取り
付けてある。端部ブロック16には下方に突出する突片
を設けることで引っ掛け部21を設けてある。天枠材1
5は端部ブロック16の引っ掛け部21を引っ掛け溝1
4に引っ掛け係止することでレール材13に後端が取り
付けられる。この天枠材15は支柱1を立設する間隔で
左右に配設して後端がレール材13に固定される。端部
ブロック16の下部の突出部22には固定穴が設けられ
ており、この固定穴からビスのような固着具がレール材
13を介して奥壁12に打入されて固定されている。支
柱1は図1や図7に示すように角柱状にアルミニウムの
ような金属にて形成されており、上下全長に亙って中空
部23が設けてある。この支柱1には一対のタッピング
ホール24を上下全長に亙って設けてあり、天枠材15
の下方で床面に立設した支柱1の上端面を天枠材15の
下面に当接し、天枠材15からタッピングホール24に
ビス等の固着具を螺入して天枠材15と支柱1とを連結
してある。この支柱1を立設する位置は天枠材15の前
後方向の略中間の位置である。
【0012】天枠材15の上面には前後方向に亙って凹
溝25を凹設してある。この天枠材15に天板26を支
持するために取り付ける天板受け材27は図8に示すよ
うに縦片27aと下横片27bとで断面略L字状に形成
され、縦片27aの上端から下横片27bと反対方向に
突出するように上横片27cを連出してあり、上横片2
7cの先端から下方に垂下片27dを垂下してある。こ
の天板受け材27は天枠材15の両側に天枠材15と平
行に配置され、縦片27aが天枠材15の側面に沿わせ
られ、凹溝25の両側で天枠材15の上面に上横片27
cが沿わせられ、垂下片27dが凹溝25に挿入されて
凹溝25の内側面に沿わせられ、この状態で天枠材15
に天板受け材27が仮止めされる。この天板受け材27
を仮止めした状態で図11に示すように縦片27aから
ビスのような固着具28が打入されて天枠材15に天板
受け材27が装着される。
【0013】天板26は矩形板状に形成されており、隣
り合う天枠材15間に嵌め込むように取り付けられる。
天板26を隣り合う天枠材4間に嵌め込んだ状態で天板
26の端部が天板受け材27の下横片27bの上に載置
され、下横片27bの下から天板26にビスのような固
着具29が打入されて天板26が天板受け材27に固定
される。
【0014】支柱1の左右の側面にはこの側面の巾方向
の中央の位置で上下全長に亙るように凹溝9を穿設して
あり、この凹溝9の底面から中空部23まで貫通するよ
うに挿通穴3が設けてある。この凹溝9や挿通穴3を設
けた部分の前後である両側には上下全長に亙るように位
置決め溝4を形成してある。この位置決め溝4は開口の
巾が広く奥が狭くなうように傾斜面8を設けてある。棚
受け板5は金属板を板金加工することで形成されるもの
であり、縦片5aと横片5bとで断面略L字状に形成さ
れている。縦片5aの前後方向の中央には略逆L字状の
引っ掛け片6を切り起こしにて形成してあり、引っ掛け
片6の下には凹溝9の深さと同じ高さの突起30を突設
してあり、縦片5aの引っ掛け片6の前後である両側に
は切り起こしにて位置決め突片7を形成してある。本例
の場合、横片5bの下に延出部31を設けてあり、この
延出部31の前後にも位置決め突片7を設けてある。つ
まり、両側の上下に位置決め突片7を設けてあり、合計
4個の位置決め突片7を設けてある。本例の場合、両側
の上下に位置決め突片7を設けてあるが、上記延出部3
1を設けずに縦片5aの両側に位置決め突片7を設ける
だけでもよい。
【0015】支柱1には上記のように挿通穴3が設けら
れるが、この挿通穴3は上部長穴3aと下部長穴3bを
上下に連続するように設けることで形成されている。上
部長穴3aは引っ掛け片6の厚みより巾広で引っ掛け片
6が挿通可能な長さを有し、下部長穴3bは上部長穴3
aの巾より狭く且つ引っ掛け片6の厚みより巾広で、上
部長穴3aに対して僅かに傾斜している。
【0016】この棚受け板5は支柱1の適宜高さ位置に
配置され、図2のように引っ掛け片6を挿通穴3に挿通
して引っ掛け片6を穴縁に係合することで取り付けられ
る。このように棚受け板5を取り付けたとき、突起30
が凹溝9に嵌合され、位置決め突片7が位置決め溝4に
挿入される。このとき、引っ掛け片6の引っ掛け係合に
加えて両側の上下の位置決め突片7の位置決め溝4への
挿入係止にて5点で止められ(両側に位置決め突片7が
1個づつしかないときは3点で止められ)、棚受け板5
ががたつかないように安定よく取り付けられる。このと
き、突起30が凹溝9に嵌合するとこの部分でも固定さ
れて棚受け板5の固定が一層安定する。また位置決め溝
4には傾斜面8を設けて開口側を狭くすると共に奥を狭
くしてあるため位置決め突片7を挿入するとき挿入しや
すい。また引っ掛け片6を挿通穴3に挿通するとき引っ
掛け片6を凹溝9にてガイドでき、引っ掛け片6の挿通
穴3に挿通が容易にできて棚受け板5の取り付けが容易
にできる。また引っ掛け片6を挿通穴6に挿通して引っ
掛けて係合するとき、図4(a)に示すように引っ掛け
片6を上部長穴3aに挿通し、この状態で図4(b)に
示すように引っ掛け片6を下降させて引っ掛け片6を下
部長穴3bに挿通して引っ掛け片6を引っ掛け係合でき
る。このとき先に巾が広くて長さが長い上部長穴3aに
引っ掛け片6を挿通するために引っ掛け片6の挿通穴3
への挿通が容易にできる。引っ掛け片6を上部長穴3a
に挿通した後に引っ掛け片6が下部長穴3bに挿通され
るように下降させて引っ掛け係合させるが、巾が狭くて
傾斜した下部長穴3bに引っ掛け片6を挿通した状態で
引っ掛け係合され、引っ掛け片6ががたつかないように
引っ掛け係合されて棚受け板5が一層安定よく取り付け
られる。このように棚受け板5を取り付けた後、支柱1
間に棚板2が架設されて棚板2の端部が棚受け板5の横
片5bに載設されてビス等で固着される。
【0017】支柱1の下端には下端ブロック34が取り
付けられており、この下端ブロック34には高さ調整す
るためのアジャスターボルト35を螺合してあり、アジ
ャスターボルト35の下端に床面に設置する台座36を
装着してある。
【0018】またハンガーパイプ38を支持するパイプ
支持具39は図12に示すように形成されている。この
パイプ支持具39は端面板40と端面板40の内面側に
周縁に立設した周壁41とで主体が構成され、合成樹脂
にて成形されている。そしてパイプ支持具39の前端と
後端とには傾斜溝からなるパイプ保持溝42が設けられ
ており、前後方向の中央の下部には周壁41のない切り
欠き43が設けられている。切り欠き43とパイプ保持
溝42との間は水平な連通溝45となっており、切り欠
き43の前後の縁部には立ち上がり壁46を設けてあ
る。端面板40の外面には引っ掛け片6′が設けられて
おり、引っ掛け片6′の下には突起30′が設けられて
おり、引っ掛け片6′の前後である両側に位置決め突片
7′が設けられている。
【0019】このパイプ支持具39は棚受け板5と同様
に取り付けられるものであって、図2に示すように引っ
掛け片6′を支柱1の挿通穴3に挿通して引っ掛け係合
され、突起30′が支柱1の凹溝9が嵌合され、位置決
め突片7′が位置決め溝4に挿入係止される。このよう
にパイプ支持具39を支柱1に取り付けた状態で左右の
パイプ支持具39間に架設するようにハンガーパイプ3
8が取り付けられる。ハンガーパイプ38を架設すると
き、ハンガーパイプ38の長手方向の端部が切り欠き4
3から挿入され、連通溝45を介してパイプ保持溝42
に挿入することでハンガーパイプ38の端部がパイプ保
持溝42に保持される。ハンガーパイプ38を取り外す
場合、上記と逆に操作して切り欠き43からハンガーパ
イプ38の端部を抜く。ハンガーパイプ38を架設した
状態で不用意な外力が加わってハンガーパイプ38の端
部が連通溝45に至っても立ち上がり壁46に当って、
切り欠き43からハンガーパイプ38の端部が抜けて脱
落するようなおそれがない。
【0020】図13は収納ラックを施工した状態の具体
的な一例であり、50は引き出し、51は網籠、52は
コンテナ、53はフロアーストッカーである。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、支柱を内部
が中空の角柱状に形成すると共にこの支柱の側面に上下
に間隔を隔てて複数の挿通穴を内外に貫通するように形
成し、挿通穴の両側に上下方向に位置決め溝を設け、棚
板の端部を受ける棚受け板を縦片と横片とで断面略L字
状に形成すると共に縦片を支柱の側面に沿わせ、棚受け
板から突設した引っ掛け片を挿通穴に挿通して穴縁に引
っ掛け係合し、引っ掛け片の両側で棚受け板から突設し
た位置決め突片を位置決め溝に挿入して係止したので、
棚受け板の引っ掛け片を支柱の挿通穴に挿通して引っ掛
け係合したことに加えて棚受け板の両側の位置決め突片
が位置決め溝に挿入して係止することで少なくとも3点
で棚受け板が支柱に止められ、棚受け板ががたついたり
しないように安定よく取り付けられ、従って棚板が安定
よく取り付けられるものである。
【0022】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、位置決め溝に開口の巾が広く奥が狭くなるよ
うに傾斜面を設けたので、位置決め突片を位置決め溝に
挿入するとき挿入しやすくて棚受け板の取り付けが容易
にできるものである。
【0023】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、支柱の側面に上下方向に浅い
凹溝を凹設すると共にこの凹溝の底部から中空部まで貫
通するように挿通穴を設けたので、引っ掛け片を挿通穴
に挿通するとき引っ掛け片を凹溝にてガイドでき、引っ
掛け片の挿通穴への挿通が容易にできて棚受け板の取り
付けが容易にできるものである。
【0024】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかにおいて、引っ掛け片の厚みよ
り巾広で引っ掛け片が挿通可能な長さを有する上部長穴
と、上部長穴の巾より狭く且つ引っ掛け片の厚みより巾
広であって、上部長穴に対して傾斜した下部長穴とを、
上下に連続させて設けて挿通穴を形成したので、引っ掛
け片を挿通穴に挿通して引っ掛けて係合するとき、引っ
掛け片を上部長穴に挿通し、この状態で引っ掛け片を下
降させて引っ掛け片を下部長穴に挿通して引っ掛け片を
引っ掛け係合できるものであって、先に巾が広くて長さ
が長い上部長穴に引っ掛け片を挿通するために引っ掛け
片の挿通穴への挿通が容易にできるものであり、しかも
引っ掛け片を上部長穴に挿通した後に引っ掛け片が下部
長穴に挿通されるように下降させて引っ掛け係合させた
とき、巾が狭くて傾斜した下部長穴に引っ掛け片を挿通
した状態で引っ掛け係合され、引っ掛け片ががたつかな
いように引っ掛け係合されて棚受け板が一層安定よく取
り付けられるものである。
【0025】また本発明の請求項5の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれかにおいて、棚受け板の引っ掛け
片の両側の上下に夫々位置決め突片を設け、両側の上下
の位置決め突片を位置決め溝に挿入して係止したので、
両側の上下の位置決め突片が位置決め溝に挿入して係止
されることで5点で棚受け板が支柱に支持され、棚受け
板が支柱により安定よく取り付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の支柱と棚受け板を
示す分解斜視図である。
【図2】同上の支柱に棚受け板とパイプ支持具を取り付
けた状態の断面図である。
【図3】同上の棚受け板を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は拡大側面図である。
【図4】(a)(b)は同上の支柱に棚受け板を取り付
ける動作を説明図する側面図である。
【図5】同上の収納ラックを示す斜視図である。
【図6】同上の収納ラックの側面から見た断面図であ
る。
【図7】同上の支柱の断面図である。
【図8】同上の天枠材や天板を固定する部分の一部切欠
分解斜視図である。
【図9】同上の天枠材の後端をレール材に取り付けた状
態の一部切欠分解斜視図である。
【図10】同上の組み立て状態の一部切欠斜視図であ
る。
【図11】同上の天枠材や天板受け材や天板を固定した
状態の断面図である。
【図12】同上のハンガーパイプとパイプ支持具とを示
す分解斜視図である。
【図13】同上の収納ラックの具体的な例を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 支柱 2 棚板 3 挿通穴 3a 上部長穴 3b 下部長孔 4 位置決め溝 5 棚受け板 5a 縦片 5b 横片 6 引っ掛け片 7 位置決め突片 8 傾斜面 9 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 龍一 大阪府堺市土師町5丁9番25号 Fターム(参考) 3B054 AA03 CA03 CA11 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に立設した少なくとも2本の支柱と
    この支柱間に懸架した棚板とで構成される収納ラックに
    おいて、上記支柱を内部が中空の角柱状に形成すると共
    にこの支柱の側面に上下に間隔を隔てて複数の挿通穴を
    内外に貫通するように形成し、挿通穴の両側に上下方向
    に位置決め溝を設け、棚板の端部を受ける棚受け板を縦
    片と横片とで断面略L字状に形成すると共に縦片を支柱
    の側面に沿わせ、棚受け板から突設した引っ掛け片を挿
    通穴に挿通して穴縁に引っ掛け係合し、引っ掛け片の両
    側で棚受け板から突設した位置決め突片を位置決め溝に
    挿入して係止したことを特徴とする収納ラックの棚受け
    板の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 位置決め溝に開口の巾が広く奥が狭くな
    るように傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の収納ラックの棚受け板の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 支柱の側面に上下方向に浅い凹溝を凹設
    すると共にこの凹溝の底部から中空部まで貫通するよう
    に挿通穴を設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の収納ラックの棚受け板の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 引っ掛け片の厚みより巾広で引っ掛け片
    が挿通可能な長さを有する上部長穴と、上部長穴の巾よ
    り狭く且つ引っ掛け片の厚みより巾広であって、上部長
    穴に対して傾斜した下部長穴とを、上下に連続させて設
    けて挿通穴を形成したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の収納ラックの棚受け板の取り
    付け構造。
  5. 【請求項5】 棚受け板の引っ掛け片の両側の上下に夫
    々位置決め突片を設け、両側の上下の位置決め突片を位
    置決め溝に挿入して係止したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の収納ラックの棚受け板
    の取り付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112006433A (zh) * 2019-05-29 2020-12-01 松下知识产权经营株式会社 收纳装置

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