JP2003235371A - 水耕栽培用支持具及びこれを用いた水耕栽培方法 - Google Patents

水耕栽培用支持具及びこれを用いた水耕栽培方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発芽した野菜を栽培用水溶液の貯水槽上に多
数配置し易くし、生育した野菜の取り外しも簡単で、栽
培効率を向上させる。 【解決手段】 支持板本体23は、水耕栽培する種付き
テープ部材37を乗せ、栽培用水溶液を溜める貯水槽の
上に配置されるものである。支持板本体23は、その種
の配列間隔で貫通形成された複数の貫通孔27と、この
貫通孔27の近傍にこれに向けて下り形成され、散水さ
れる水流を当該貫通孔27に導く斜路29を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水耕栽培用支持具及
びこれを用いた水耕栽培方法に係り、特に、「チンゲン
菜」や「サラダ菜」などのように、1個の種から1株が
発芽生育する野菜の水耕栽培に好適する水耕栽培用支持
具及び水耕栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水耕栽培は、植物の根を直接水溶液中に
浸して栽培する手法であり、水さえあれば農耕に不適当
な地域でも栽培が可能であるし、連作も容易である利点
がある。
【0003】従来、この種の水耕栽培は、次のような手
法によって行われていた。すなわち、図15に示すよう
に、スポンジ板1に数cmの間隔で「+」状の切れ目3
を縦横碁盤の目のように入れてブロック状の培地5を連
結した状態で形成し、それら各培地5の上表面側に窪み
7を設けるとともに窪み7から下側まで切れ込み9を設
け、それら各窪み7に例えばチンゲン菜の種11を置
く。
【0004】そして、図16(一部断面省略。)に示す
ように、肥料を溶かした水溶液(培養液)13の溜めら
れた貯水槽15にそのスポンジ板1を浮かせ、培地5の
窪み7に置かれた種11から切れ込み9に沿って根15
を発芽させ、水溶液13中に延ばす。
【0005】その後、スポンジ板1から個々の培地5を
切り離し、図17に示すように、発泡スチロール樹脂製
の支持板17に所定の間隔で貫通形成された貫通孔19
にそれら培地5をはめ込み、上述した貯水槽15又は水
耕栽培用の適当な貯水槽にその支持板17を浮かべる
か、又は根15を水溶液13に浸漬した状態で適当に支
持させ、例えばビニールハウス内で所定期間栽培する。
【0006】そして、チンゲン菜21が食用に適した状
態に生育したとき、支持板17からスポンジの培地5を
抜き取るとともに培地5に絡まった根15を根元で切断
し、出荷している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た水耕栽培の手法では、予め、スポンジ板1に形成され
た培地5にチンゲン菜の種11を置いて発芽させてから
個々の培地5を切り離した後、これらを支持板17の貫
通孔19に1個ずつはめ込んでいたから、スポンジ板1
から培地5を分離する作業のみならず、発芽したチンゲ
ン菜21の付いた個々の培地5を支持板17の貫通孔1
9に1個ずつはめ込む作業が極めて煩雑かつ面倒で、作
業性が向上せず、水耕栽培の生産性の利点を発揮し難か
った。
【0008】さらに、生育したチンゲン菜21を出荷す
る場合も、支持板17から一々培地5を抜き取るととも
に、培地5に絡み付いた根15をチンゲン菜21から切
断する煩雑かつ面倒な作業があるので、やはり作業性が
向上しない。
【0009】さらにまた、根15の絡み付いたスポンジ
製培地5を破棄する必要もあり、環境保全の観点から改
良すべき余地があった。
【0010】そこで、本発明者は、最近、不織布などの
シート材に種を所定の間隔で保持させた状態で供給され
始めた点に着目し、本発明を完成させた。
【0011】本発明はそのような状況の下になされたも
ので、発芽した植物を水耕栽培用の貯水槽上に配置し易
く、生育した植物の取り外しも容易で、栽培効率が良好
な水耕栽培用支持具及び水耕栽培方法を提供するもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明に係る水耕栽培用支持具は、栽培用水溶
液を溜める貯水槽上に配置され、水耕栽培する種をシー
ト材に所定の間隔で配列した種付きシート部材を載置さ
せる支持板本体と、この支持板本体にその種の配列間隔
で貫通形成された複数の貫通孔と、その支持板本体の上
表面側にてその貫通孔の近傍にこれに向けて形成され散
水による水流を当該貫通孔に導く斜路とを具備してい
る。
【0013】そして、本発明の水耕栽培用支持具におい
て、上記支持板本体の上表面側に所定の間隔で形成され
た凹溝であってテープ状の種付きシート部材が載置され
る複数の凹溝を有し、これら凹溝にその貫通孔および斜
路を形成することが好ましい。
【0014】また、本発明の水耕栽培用支持具におい
て、上記支持板本体におけるその凹溝を挟む頂面には散
水による水流を当該凹溝に導く斜面を形成すると良い。
【0015】さらに、本発明の水耕栽培用支持具におい
て、上記貫通孔の上周囲に突出部を部分的に形成するこ
とも可能である。
【0016】そして、本発明に係る水耕栽培方法は、シ
ート材に種を所定の間隔で配列した種付きシート部材で
あってその種を発芽させた種付きシート部材を用意する
工程と、その種の配列間隔で貫通形成された複数の貫通
孔と当該貫通孔の上表面側近傍にこれに向けて下り形成
された斜路とを有する水耕栽培用支持具を用意する工程
と、その種の発芽した根を貫通孔に揃えるようにしてそ
の種付きシート部材を水耕栽培用支持具の上表面側に載
置する工程と、上記種付きシート部材の載置されたその
水耕栽培用支持具に上表面側から散水してその根を貫通
孔に導く水流を形成する工程とを有している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1、図2および図3は、本発明に
係る水耕栽培用支持具の実施の形態を示す平面図、断面
図、底面図および側面図である。なお、本発明に係る水
耕栽培方法については、水耕栽培用支持具の使用例を説
明する過程で示す。
【0018】図1〜図3において、水耕栽培用支持具の
主体をなす方形の支持板本体23は、耐水性が良好で水
に浮き易い例えば発泡スチロール樹脂製板からなり、一
方の主面側(本発明では上表面側とする。)には所定の
間隔で平行に形成された幅Tの複数の凹溝25を有して
いる。
【0019】支持板本体23には、各凹溝25におい
て、上表面側から下表面側に貫通する貫通孔27がその
長手方向に沿って一定の間隔で形成されるとともに、各
貫通孔27間の中程を高くして両貫通孔27に向けた下
り傾斜の斜路29が形成されている。
【0020】すなわち、各凹溝25の底面は、図3に示
すように、各貫通孔27部分を低部とし各貫通孔27間
中程を高部とした波形又はのこぎり歯状の斜路29とな
っている。
【0021】支持板本体23に形成された貫通孔27
は、図4Aの縦断面図および同図Bの斜視図に示すよう
に、公知の目の粗い不織布テープ31、33を互いに重
ねて止着するとともに、それら不織布テープ31、33
の間にチンゲン菜の種35を一定の間隔で挟むようにし
て配置されてなる種付きテープ部材37に対し、その種
35の配置間隔に揃えて形成されている。
【0022】支持板本体23の各凹溝25の幅Tは、種
付きテープ部材37の幅tより若干幅広に形成され、各
凹溝25の長手方向に沿って種付きテープ部材37が凹
溝25内に楽に収まって不織布テープ31か33が重な
るようになっている。
【0023】支持板本体23の上表面において、隣合う
凹溝25間は凸状に突出した凸条状態となっており、図
1Bに示すように、その頂面39は隣合う凹溝25間が
凹溝25に沿って山形に突出しており、隣合う双方の凹
溝25に下る斜面41が形成されている。図5はその支
持板本体23を示す斜視図である。
【0024】次に、このように構成された本発明に係る
水耕栽培用支持具の使用例を説明する。
【0025】まず、図4に示すように、不織布テープ3
1、33の間に一定間隔で例えばチンゲン菜の種35を
挟むように保持した種付きテープ部材37を用意し、こ
れを図6のように所定の長さに切って平行に並べる。
【0026】切断した種付きテープ部材37を平行に配
列するには、図示はしないが、例えば方形の枠体の対向
辺の間に渡すように配置してピンなどで止める手法、そ
の他がある。
【0027】そして、枠体などに配置された複数の種付
きテープ部材37に散水したりそれを貯水槽(図示せ
ず。)に浮かべ、上述した図16のように種35を発芽
させる。図7中の符号43は発芽したチンゲン菜であ
り、符号45は根である。
【0028】その後、図5などに示した支持板本体23
に対して、図8に示すように、発芽した個々の種付きテ
ープ部材37を各凹溝25に敷くように載置する。
【0029】この場合、発芽したチンゲン菜43や根4
5を各貫通孔27に重ねるようにして置くが、根45を
各貫通孔27に入れる必要はなく、図9に示すように、
ただ各種35と各貫通孔27とを合わせて近くに位置さ
せれば良い。
【0030】置かれた種付きテープ部材37は、各貫通
孔27の近傍では浮き上がった状態となり、各貫通孔2
7の開口口との間に空隙Sが形成され易くなる。
【0031】なお、各凹溝25に収納された種付きテー
プ部材37は、ピーンと張った状態で各凹溝25の両端
に図示しないピンなどで止めると良いであろう。
【0032】その後、図10(一部側面で示す。)に示
すように、公知の水耕栽培用肥料を溶かした水溶液47
の溜められた貯水槽49に、支持板本体23の下表面を
浸けるように水溶液47に浮かせるか、又はその貯水槽
49の段部(図示せず。)に支持させる。
【0033】そして、図11に示すように、散水装置5
1によって支持板本体23の上表面側から散水する。
【0034】すると、この散水によって支持板本体23
の上表面に掛けられた水のうち各凹溝25に降り注いだ
水は、各凹溝25の底面が波形又はのこぎり歯状の斜路
29となって、各貫通孔27部分で低く貫通孔27間の
中程で高い斜路29となっているから、斜路29を各貫
通孔27へ向けた水流となって各貫通孔27へ流れ込
む。
【0035】隣合う凹溝25間の頂面39に降り注いだ
水は、頂面39が隣合う双方の凹溝25に下る斜面41
となっているから、隣合う両凹溝25へ向けた水流とな
って各凹溝25へ流れ込み、直接又は斜路29を経て各
貫通孔27へ流れ込む。
【0036】そして、水が各貫通孔27へ流れ込む過程
で、図9の破線で示すように、根45がその水流によっ
て各貫通孔27へ流されるようにして各貫通孔27へ自
動的に導かれ、その後は貯水槽49の水溶液47からの
水養分によって延びるとともにチンゲン菜43が生育す
る。
【0037】なお、支持板本体23への散水は、根45
が各貫通孔27に入れば良いから、水量にもよるが短時
間、例えば20〜30分程度で良い。
【0038】その後、チンゲン菜43が製品化に適した
状態に生育したら、図12に示すように、支持板本体2
3から個々のテープ部材37を取り外す。
【0039】支持板本体23の各貫通孔27は、根45
よりはるかに大径で遊びをもってはまっているから、テ
ープ部材37を持ち上げるだけで、チンゲン菜43や根
45の付いたそれを簡単に取り外せる。
【0040】そして、チンゲン菜43や根45の付いた
テープ部材37からチンゲン菜43を切断し、製品とし
て出荷する。
【0041】チンゲン菜43を切断し根45の付いたテ
ープ部材37は、テープ部材37が自然の紙繊維や腐食
し易い繊維質で形成されていれば、生ゴミとして処分可
能である。
【0042】ところで、上述した構成において、各凹溝
25は、各貫通孔27部分を低部とし各貫通孔27間中
程を高部とした斜路29を有し、各貫通孔27の近傍に
おいて種付きテープ部材37と貫通孔27の開口口との
間で空隙Sが形成され、この空隙S部分で水流によって
根45が貫通孔27へ流され易くする構成であったが、
本発明の水耕栽培用支持具ではこれに限定されない。
【0043】例えば、図13に示すように、凹溝25内
すなわち支持板本体23の上表面側の貫通孔27の周囲
に突出部53を部分的に形成すると、種付きテープ部材
37と貫通孔27の開口口との間の空隙Sの形成がより
確実となり、根45を確実に各貫通孔27へ挿入でき
る。なお、突出部53の形状は任意である。
【0044】また、隣合う凹溝25間の頂面39に形成
する斜面41も、上述した例に限らず、例えば図15に
示すように、各凹溝25の底面にあって貫通孔27間の
中程で高くなっている部分への水流を形成するような分
割斜面55であっても良い。
【0045】このような分割斜面55を設けると、隣合
う貫通孔27間方向からの水流が多くかつ強くなり、根
45を確実に各貫通孔27へ挿入できる。
【0046】ところで、本発明に係る水耕栽培用支持具
は、必ずしも凹溝25を設けて貫通孔27を形成する構
成に限定されない。
【0047】図示はしないが、例えば凹溝25を省略し
た単なる板状の支持板本体に所定の間隔で貫通孔を形成
するとともに、その周囲に貫通孔に向け散水による水流
を形成する斜路を形成する構成であっても、本発明の目
的達成が可能である。
【0048】そのような凹溝25を省略した単なる板状
の支持板本体板を用いる構成では、種付きテープ部材3
7に限らず、種を幅広のシート材に所定の間隔で配列し
た種付きシート部材を重ねて実施可能であり、その形状
は支持板本体板に合わせて選択すれば良い。本発明では
シート材のうち帯形状がテープ材と考えられる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る水耕栽
培用支持具は、栽培用水溶液を溜める貯水槽の上に配置
され、水耕栽培する種をシート材に所定の間隔で配列し
た種付きシート部材を乗せる支持板本体を主体とし、こ
の支持板本体に、その種の配列間隔で貫通形成された複
数の貫通孔と、その支持板本体の上表面側にてその貫通
孔の近傍にこれに向けて形成され散水される水流を当該
貫通孔に導く斜路とを形成したから、種付きシート部材
との組合せにより、発芽した多数の植物を栽培用水溶液
の貯水槽上に配置し易くなるうえ、生育した植物の取り
外しも容易となり、栽培効率や生産性が向上する。そし
て、上記支持板本体の上表面側に、テープ状の種付きシ
ート部材が敷かれる複数の凹溝を所定の間隔で形成し、
これら凹溝にその貫通孔および斜路を形成する構成で
は、種付きシート部材の位置決めや載置が容易である
し、生育した植物の取り外しも更に容易となる。また、
上記支持板本体の凹溝を挟む頂面において、散水される
水流を当該凹溝側に導く斜面を形成する構成では、貫通
孔へ流入する水流を多くできるから、発芽した根を貫通
孔へ確実に入れることができる。さらに、上記貫通孔の
上周囲に突出部を部分的に形成する構成でも、発芽した
根を貫通孔に確実に入れることができる。そして、本発
明に係る水耕栽培方法は、所定の間隔で配列したシート
材に種を所定の間隔で配列した種付きシート部材からそ
の種を発芽させておき、その種の配列間隔で貫通形成さ
れた複数の貫通孔と当該貫通孔の上表面側近傍にこれに
向けて形成された斜路とを有する水耕栽培用支持具を用
い、その種の発芽した根を貫通孔に揃えるようにして種
付きシート部材をその水耕栽培用支持具の上表面側に載
置し、その種付きシート部材の載置された水耕栽培用支
持具に上表面側から散水してその貫通孔に導く水流を形
成する工程を有するから、発芽した多数の植物を栽培用
水溶液の貯水槽上に配置し易くなるうえ、生育した植物
の取り外しも容易となり、栽培効率や生産性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水耕栽培用支持具の実施の形態を
示す平面図Aおよび断面図B(A中のB−B間断面)で
ある。
【図2】本発明に係る水耕栽培用支持具の実施の形態を
示す底面図である。
【図3】本発明に係る水耕栽培用支持具の実施の形態を
示す断面図(図1A中のIII−III間断面)である。
【図4】本発明に係る水耕栽培用支持具や方法で用いる
種付きシート部材を示す縦断面図Aおよび斜視図Bであ
る。
【図5】本発明に係る水耕栽培用支持具の斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図で
ある。
【図7】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図で
ある。
【図8】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図で
ある。
【図9】本発明に係る水耕栽培方法を説明する要部工程
図である。
【図10】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図
である。
【図11】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図
である。
【図12】本発明に係る水耕栽培方法を説明する工程図
である。
【図13】本発明に係る水耕栽培用支持具の他の実施の
形態を示す要部斜視図である。
【図14】本発明に係る水耕栽培用支持具のさらに他の
実施の形態を示す要部斜視図である。
【図15】従来の水耕栽培方法を説明する工程図であ
る。
【図16】従来の水耕栽培方法を説明する工程図であ
る。
【図17】従来の係る水耕栽培方法を説明する工程図で
ある。
【符号の説明】
1 スポンジ板 3 切れ目 5 培地 7 窪み 9 切れ込み 11 種 13 水溶液 15 貯水槽 17 支持板 19、27 貫通孔 21、43 チンゲン菜(野菜、植物) 23 支持板本体 25 凹溝 29 斜路 31、33 不織布テープ 35 種 37 種付きテープ部材(種付きシート部材) 39 頂面 41 斜面 45 根 47 水溶液 49 貯水槽 51 散水装置 53 突出部 55 分割斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培用水溶液を溜める貯水槽上に配置さ
    れ、水耕栽培する種をシート材に所定の間隔で配列した
    種付きシート部材が載置される支持板本体と、 この支持板本体に前記種の配列間隔で貫通形成された複
    数の貫通孔と、 前記支持板本体の上表面側にて前記貫通孔の近傍にこれ
    に向けて形成され、散水による水流を当該貫通孔に導く
    斜路と、 を具備することを特徴とする水耕栽培用支持具。
  2. 【請求項2】 前記支持板本体の上表面側に所定の間隔
    で形成された凹溝であってテープ状の前記種付きシート
    部材が載置される複数の凹溝を有し、これら凹溝に前記
    貫通孔および斜路が形成されてなる請求項1記載の水耕
    栽培用支持具。
  3. 【請求項3】 前記支持板本体における前記凹溝を挟む
    頂面に、前記散水による水流を当該凹溝に導く斜面が形
    成されてなる請求項1又は2記載の水耕栽培用支持具。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔の上周囲に突出部が部分的に
    形成されてなる請求項1〜3のいずれか1項記載の水耕
    栽培用支持具。
  5. 【請求項5】 シート材に種を所定の間隔で配列した種
    付きシート部材であって前記種を発芽させた前記種付き
    シート部材を用意する工程と、 前記種の配列間隔で貫通形成された複数の貫通孔と、当
    該貫通孔の上表面側近傍にこれに向けて下り形成された
    斜路とを有する水耕栽培用支持具を用意する工程と、 前記種の発芽した根を前記貫通孔に揃えるようにして前
    記種付きシート部材を前記水耕栽培用支持具の上表面側
    に載置する工程と、 前記種付きシート部材の載置された前記水耕栽培用支持
    具に上表面側から散水し、前記貫通孔に前記根を導く水
    流を形成する工程と、 を具備することを特徴とする水耕栽培用支持具を用いた
    水耕栽培方法。
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