JP2003233756A - 利用料金請求方法、利用料金請求装置、並びに利用料金請求プログラム - Google Patents

利用料金請求方法、利用料金請求装置、並びに利用料金請求プログラム

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JP2003233756A
JP2003233756A JP2002028061A JP2002028061A JP2003233756A JP 2003233756 A JP2003233756 A JP 2003233756A JP 2002028061 A JP2002028061 A JP 2002028061A JP 2002028061 A JP2002028061 A JP 2002028061A JP 2003233756 A JP2003233756 A JP 2003233756A
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insurance
vehicle
billing
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Haruji Muramatsu
治司 村松
Hiromoto Oishi
博基 大石
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難防止機器を普及させる利用料金請求装置
を提供する。 【解決手段】 会員を識別するための会員情報を取り込
む会員情報取込手段30a1と、該会員情報に基づいて
車両の保険の契約に必要な保険契約情報を生成する保険
契約情報生成手段30a2と、該保険契約情報を保険会
社との契約の為に出力する保険契約情報出力手段30a
3と、該出力に応じて契約が成立すると、該成立した保
険の保険料金を示す保険料金情報を契約した会員に対応
する会員情報に付加する保険料金情報付加手段30a4
と、利用料金を会員に請求するための料金請求情報を、
当該会員に対応する会員情報に保険料金情報付加手段3
0a4が付加した保険料金情報と盗難防止機器10の利
用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成する料金請
求情報生成手段30a5と、該料金請求情報を請求を行
うために出力する料金請求情報出力手段30a6と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用料金請求方
法、利用料金請求装置、並びに利用料金請求プログラム
に関し、より詳細には、予め定められた会員に対し、該
会員が所有する車両に搭載されて当該車両の盗難を防止
する盗難防止機器の利用料金を請求する利用料金請求方
法及び利用料金請求装置、並びに、車両の盗難を防止す
る盗難防止機器を所有する前記車両に搭載する会員に対
し、当該盗難防止機器の利用料金を請求する手段として
コンピュータを機能させるための利用料金請求プログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では車両の盗難事故が多発してお
り、その防止を図るための盗難防止機器としては各種の
ものが提案されている。例えば、イモビライザーと称
し、ID登録されたキー以外でエンジンをしようとして
も、燃料を噴射せずエンジンを始動できないようにする
機器、超音波送受波器において超音波の送受波を継続し
て行っておき、侵入者に反射して得られた反射波におけ
るドップラ効果を利用して侵入者を検出する機器、GP
S受信機により車両の現在位置を検出して車両の外部に
送信し、盗難された車両の追跡を支援する機器等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た盗難防止機器は主に高級車両の盗難防止等を目的とし
て搭載されていたため、一般車両などに盗難防止機器を
普及させることは困難であった。また、近年では車両の
盗難が増加する傾向にあり、盗難事項を低下させること
ができる盗難防止機器を普及させることが保険会社等か
らも要望されている。
【0004】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
盗難防止機器を普及させることができる利用料金請求方
法及び利用料金請求装置を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の利用料金請求方法
は、車両の盗難を防止する盗難防止機器を所有する前記
車両に搭載する会員に対し、当該盗難防止機器の利用料
金を請求する利用料金請求方法であって、前記会員を識
別するための会員情報を取り込む過程と、前記取り込ん
だ会員情報に基づいて前記車両の保険の契約に必要な保
険契約情報を生成する過程と、前記生成した保険契約情
報を保険会社との前記契約の為に出力する過程と、前記
保険契約情報の出力に応じて前記契約が成立すると、該
成立した前記保険の保険料金を示す保険料金情報を前記
契約した前記会員に対応する前記会員情報に付加する過
程と、前記利用料金を前記会員に請求するための料金請
求情報を、当該会員に対応する前記会員情報に付加した
保険料金情報と前記盗難防止機器の利用料金を示す利用
料金情報とに基づいて生成する過程と、前記生成した料
金請求情報を前記請求を行うために出力する過程と、を
備えることを特徴とする。
【0006】上記請求項1に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、例えば、盗難防止機器の購入、搭
載、レンタル契約等に応じて会員情報が取り込まれる
と、この会員情報に基づいた保険契約情報が生成され、
保険契約情報は保険会社との保険の契約のために、例え
ば、契約書として出力する場合はプリンタ、保険会社に
その情報を送信する場合は通信装置等に出力される。そ
して、保険契約情報の出力に応じて契約が成立すると、
成立した保険の保険料金を示す保険料金情報が契約した
会員に対応する会員情報に付加される。そして、利用料
金を会員に請求するための料金請求情報が、当該会員に
対応する会員情報に付加している保険料金情報と盗難防
止機器の利用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成
され、この料金請求情報を会員に請求するために例え
ば、プリンタ等に出力される。よって、所有する車両に
盗難防止機器を搭載すれば、搭載した車両に対する保険
の契約を保険会社と行うので、盗難防止機器を搭載した
にも係わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対し
て保険会社から保険金が支払われる。また、保険料金は
盗難防止機器の利用料金に付加して会員に請求するの
で、会員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要が
なくなる。従って、所有する車両に盗難防止機器を搭載
することで、会員に盗難防止による安心感を増大させる
ことができるため、盗難防止機器の普及を図ることがで
きる。
【0007】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項2記載の利用料金請求装置は、図1の基本構
成図に示すように、車両の盗難を防止する盗難防止機器
10を所有する前記車両に搭載する会員に対し、当該盗
難防止機器10の利用料金を請求する利用料金請求装置
であって、前記会員を識別するための会員情報を取り込
む会員情報取込手段30a1と、前記会員情報取込手段
30a1が取り込んだ会員情報に基づいて前記車両の保
険の契約に必要な保険契約情報を生成する保険契約情報
生成手段30a2と、前記保険契約情報生成手段30a
2が生成した保険契約情報を保険会社との前記契約の為
に出力する保険契約情報出力手段30a3と、前記保険
契約情報出力手段30a3の前記出力に応じて前記契約
が成立すると、該成立した前記保険の保険料金を示す保
険料金情報を前記契約した前記会員に対応する前記会員
情報に付加する保険料金情報付加手段30a4と、前記
利用料金を前記会員に請求するための料金請求情報を、
当該会員に対応する前記会員情報に前記保険料金情報付
加手段30a4が付加した保険料金情報と前記盗難防止
機器の利用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成す
る料金請求情報生成手段30a5と、前記料金請求情報
生成手段30a5が生成した料金請求情報を前記請求を
行うために出力する料金請求情報出力手段30a6と、
を備えることを特徴とする。
【0008】上記請求項2に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、例えば、盗難防止機器の購入、搭
載、レンタル契約等に応じて会員情報取込手段30a1
によって会員情報が取り込まれると、この会員情報に基
づいた保険契約情報が保険契約情報生成手段30a2に
よって生成される。そして、この保険契約情報は保険会
社との保険の契約のために、例えば、契約書として出力
する場合はプリンタ、保険会社にその情報を送信する場
合は通信装置等に保険契約情報出力手段30a3によっ
て出力される。そして、保険契約情報の出力に応じて契
約が成立すると、成立した保険の保険料金を示す保険料
金情報が契約した会員に対応する会員情報に保険料金情
報付加手段30a4によって付加される。そして、利用
料金を会員に請求するための料金請求情報が、当該会員
に対応する会員情報に付加している保険料金情報と盗難
防止機器10の利用料金を示す利用料金情報とに基づい
て料金請求情報生成手段30a5によって生成される。
そして、この料金請求情報を会員に請求するために例え
ば、プリンタ等に料金請求情報出力手段30a6によっ
て出力される。よって、所有する車両に盗難防止機器1
0を搭載すれば、搭載した車両に対する保険の契約を保
険会社と行うので、盗難防止機器10を搭載したにも係
わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対して保険
会社から保険金が支払われる。また、保険料金は盗難防
止機器10の利用料金に付加して会員に請求するので、
会員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要がなく
なる。従って、所有する車両に盗難防止機器10を搭載
することで、会員に盗難防止による安心感を増大させる
ことができるため、利用料金請求装置30を例えば盗難
防止機器10の提供元、保険会社等に設けることで、盗
難防止機器10の普及を図ることができる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項2に記載の利用料金請求装置において、前記盗難防止
機器10は、前記車両の現在位置を示す位置情報を検出
する位置情報検出手段13と、該位置情報検出手段13
が検出した位置情報を前記車両の外部に送信する位置情
報送信手段14と、を備える構成とし、前記盗難防止機
器10の前記位置情報送信手段14が送信した前記位置
情報を取り込む位置情報取込手段33と、前記車両の盗
難が発生すると、前記位置情報取込手段33が取り込ん
だ位置情報に基づいて、前記車両の捜索、回送等を捜索
者に依頼するための捜索依頼情報を生成する捜索依頼情
報生成手段30a7と、前記捜索者に対して前記依頼を
行うために前記捜索依頼情報生成手段30a7が生成し
た捜索依頼情報を出力する捜索依頼情報出力手段30a
8と、をさらに備えることを特徴とする。
【0010】上記請求項3に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、車両の盗難に応じて盗難防止機器1
0から位置情報取込手段33によって取り込まれた位置
情報に基づいて、車両の捜索、回送等を捜索者に依頼す
るための捜索依頼情報が捜索依頼情報生成手段30a7
によって生成され、捜索者に対して依頼を行うために捜
索依頼情報が捜索依頼情報出力手段30a8によって例
えば通信装置等に出力される。よって、車両の盗難が発
生すると、車両に搭載された盗難防止機器10にて検出
された位置情報を取り込み、位置情報に基づいて生成し
た捜索依頼情報によって盗難車両の捜索を捜索者に依頼
しているので、盗難車両の回収率を向上させることがで
きる。従って、盗難防止機器10を車両に搭載すること
で、車両の盗難を確実に防止することができるため、盗
難防止機器10の普及をより一層図ることができる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、図2の基本構成図に示すように、請求
項3に記載の利用料金請求装置において、前記盗難防止
機器10は、前記車両の移動監視を要求する移動監視要
求の発生に応じて前記位置情報検出手段13が検出した
位置情報を基準位置情報とし、その後所定時間毎に前記
位置情報検出手段13が検出した位置情報と前記基準位
置情報を比較し、該比較結果に基づいて前記車両の移動
を検出すると、前記車両の移動を警報するための警報情
報を発生する移動監視手段11a1と、該移動監視手段
11a1が発生した前記警報情報を前記車両の外部に送
信する警報情報送信手段14aと、をさらに備える構成
とし、前記盗難防止機器10の前記警報情報送信手段1
4aが送信した前記警報情報を取り込む警報情報取込手
段33aをさら備え、前記捜索依頼情報生成手段30a
7は、前記警報情報取込手段33aが取り込んだ前記警
報情報に基づいて前記車両の盗難が発生したことを認識
することを特徴とする。
【0012】上記請求項4に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、盗難防止機器10では、移動監視要
求が発生すると、移動監視手段11a1によって車両の
移動が監視され、移動の検出に応じて警報情報送信手段
14aが送信した警報情報は、警報情報取込手段33a
によって利用料金請求装置に取り込まれる。そして、こ
の取り込まれた警報情報に基づいて車両の盗難が発生し
たことが捜索依頼情報生成手段30a7によって認識さ
れると、捜索依頼情報が生成される。よって、盗難防止
機器10が移動監視中に車両の移動を検出し、この検出
に応じて送信された警報情報を取り込むと、捜索依頼情
報を生成して捜索者に捜索、回収等を依頼するので、盗
難防止機器10を搭載した車両に盗難が発生しても捜索
者によって速やかに捜索、回収等を行うことが可能とな
る。また、盗難が発生した直後から捜索者による捜索、
回収等を行うことが可能となるため、盗難にあった車両
を高い確率で回収することが可能となる。従って、移動
監視機能を有する盗難防止機器10が搭載された車両に
対する盗難の発生をより一層低減させることができるた
め、盗難防止機器10の普及を図ることができる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、図3の基本構成図に示すように、請求
項3に記載の利用料金請求装置において、前記盗難防止
機器10は、前記車両の移動監視を要求する移動監視要
求の発生に応じて前記位置情報検出手段13が検出した
位置情報を基準位置情報とし、その後所定時間毎に前記
位置情報検出手段13が検出した位置情報と前記基準位
置情報を比較し、該比較結果に基づいて前記車両の移動
を検出すると、前記車両の移動を警報するための警報情
報を発生する移動監視手段11a1と、該移動監視手段
11a1が発生した前記警報情報を前記車両の外部に送
信する警報情報送信手段14aと、をさらに備える構成
とし、前記盗難防止機器10の前記警報情報送信手段1
4aが送信した前記警報情報を取り込む警報情報取込手
段33aと、前記警報情報取込手段33aが取り込んだ
前記警報情報に基づいて前記会員が所有する端末装置7
にて前記捜索者に依頼するか否かを選択させるための選
択情報を生成する選択情報生成手段30a11と、前記
選択情報生成手段30a11が生成した選択情報に基づ
いた前記選択を前記端末装置7にて実行させるために当
該選択情報を出力する選択情報出力手段30a12と、
前記選択情報出力手段30a12が出力した前記選択情
報に応じて前記端末装置が送信した前記選択の結果を示
す選択結果情報を取り込む選択結果情報取込手段30a
13と、をさらに備え、前記捜索依頼情報生成手段30
a7は、前記選択結果情報取込手段30a13が前記捜
索者に依頼することを示す前記選択結果情報を取り込む
と、前記車両の盗難が発生したことを認識することを特
徴とする。
【0014】上記請求項5に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、盗難防止機器10では、移動監視要
求が発生すると、移動監視手段11a1によって車両の
移動が監視され、移動の検出に応じて警報情報送信手段
14aが送信した警報情報は、警報情報取込手段33a
によって利用料金請求装置に取り込まれる。そして、こ
の取り込まれた警報情報に基づいて選択情報が選択情報
生成手段30a11によって生成され、選択情報出力手
段30a12によって出力されることで、選択情報が端
末装置7に送信される。そして、端末装置7にて捜索者
に依頼するか否かが選択された結果は選択結果情報とし
て送信され、この選択結果情報が選択結果情報取込手段
30a13によって取り込まれる。そして、この取り込
まれた選択結果情報が捜索者への依頼を示していると、
捜索依頼情報生成手段30a7によって車両の盗難の発
生が認識され、捜索依頼情報が生成される。よって、盗
難防止機器10が移動監視中に車両の移動を検出し、こ
の検出に応じて送信された警報情報を取り込むと、会員
に車両の捜索、回送等を捜索者に依頼するか否かを選択
させ、依頼されたときに捜索依頼情報を生成して捜索者
に捜索、回収等を依頼するので、会員は盗難の発生を速
やかに認識することが可能となり、かつ、その会員から
の依頼を受けて捜索、回収等を依頼することが可能とな
るため、捜索者は盗難にあった車両のみ捜索、回収等を
行えば良くなる。また、会員からの依頼を受けて捜索、
回収等を行うことで、捜索、回収等に生じた費用を請求
する際に、盗難によって生じた費用か、それとも駐車違
反等で移動された車両に対して生じた費用かを明確に区
分することができる。従って、盗難防止機器10を車両
に搭載することで、会員は速やかに車両の盗難を確認す
ることが可能となり、会員からの依頼に応じて盗難車両
の捜索、回収等が行われるため、車両の盗難をより一層
確実に防止することが可能となり、盗難防止機器10の
普及をより一層図ることができる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項3〜5の何れかに記載の利用料金請求装置において、
前記捜索依頼情報出力手段30a8の前記出力に応じて
生じた前記捜索、回送等の費用を請求するための費用請
求情報を生成する費用請求情報生成手段30a9と、前
記費用請求情報生成手段30a9が生成した費用請求情
報を前記保険会社に請求するために出力する費用請求情
報出力手段30a10と、をさらに備えることを特徴と
する。
【0016】上記請求項6に記載した本発明の利用料金
請求装置によれば、捜索依頼情報出力手段30a8によ
る捜索依頼情報の出力に応じて生じた捜索、回送等の費
用を請求するための費用請求情報が費用請求情報生成手
段30a9によって生成されると、この費用請求情報を
保険会社に請求するため費用請求情報出力手段30a1
0によって費用請求情報が例えばプリンタ、通信装置等
に出力される。よって、盗難防止機器10を搭載した盗
難車両の捜索、回収等に要した費用を保険会社に請求す
ることで、費用が保険金にて保険会社によって支払われ
る。従って、盗難車両の捜索、回収等に要した費用を会
員は支払う必要がなくなる、つまり、その費用を賄う見
舞金が恰も会員に支払われたようになるため、見舞金付
の商品として盗難防止機器10を販売することが可能と
なり、盗難防止機器10の普及をより一層図ることがで
きる。
【0017】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項7記載のプログラムは、車両の盗難を防止す
る盗難防止機器を所有する前記車両に搭載する会員に対
し、当該盗難防止機器の利用料金を請求する手段として
コンピュータを機能させるための利用料金請求プログラ
ムであって、前記会員を識別するための会員情報を取り
込む会員情報取込手段、前記会員情報取込手段が取り込
んだ会員情報に基づいて前記車両の保険の契約に必要な
保険契約情報を生成する保険契約情報生成手段、前記保
険契約情報生成手段が生成した保険契約情報を保険会社
との前記契約の為に出力する保険契約情報出力手段、前
記保険契約情報出力手段の前記出力に応じて前記契約が
成立すると、該成立した前記保険の保険料金を示す保険
料金情報を前記契約した前記会員に対応する前記会員情
報に付加する保険料金情報付加手段、前記利用料金を前
記会員に請求するための料金請求情報を、当該会員に対
応する前記会員情報に前記保険料金情報付加手段が付加
した保険料金情報と前記盗難防止機器の利用料金を示す
利用料金情報とに基づいて生成する料金請求情報生成手
段、前記料金請求情報生成手段が生成した料金請求情報
を前記請求を行うために出力する料金請求情報出力手
段、としてコンピュータを機能させる利用料金請求プロ
グラム。
【0018】上記請求項7に記載した本発明によれば、
コンピュータは、例えば、盗難防止機器の購入、搭載、
レンタル契約等に応じて会員情報を取り込むと、この会
員情報に基づいた保険契約情報を生成する。そして、こ
の保険契約情報は保険会社との保険の契約のために、例
えば、契約書として出力する場合はプリンタ、保険会社
にその情報を送信する場合は通信装置等に出力する。そ
して、保険契約情報の出力に応じて契約が成立すると、
成立した保険の保険料金を示す保険料金情報が契約した
会員に対応する会員情報に付加する。そして、利用料金
を会員に請求するための料金請求情報を、当該会員に対
応する会員情報に付加している保険料金情報と盗難防止
機器の利用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成す
る。そして、この料金請求情報を会員に請求するために
例えば、プリンタ等に出力する。よって、所有する車両
に盗難防止機器を搭載すれば、搭載した車両に対する保
険の契約を保険会社と行うので、盗難防止機器を搭載し
たにも係わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対
して保険会社から保険金が支払われる。また、保険料金
は盗難防止機器の利用料金に付加して会員に請求するの
で、会員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要が
なくなる。従って、所有する車両に盗難防止機器を搭載
することで、会員に盗難防止による安心感を増大させる
ことができるため、例えば盗難防止機器10の提供元、
保険会社等のコンピュータにて利用料金請求プログラム
を実行させることで、盗難防止機器の普及を図ることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る利用料金請求
装置の一実施の形態を、図4〜図12の図面を参照して
説明する。
【0020】ここで、図4は本発明に係る利用料金請求
装置を適用したシステムの一例を示すシステム構成図で
あり、図5は盗難防止機器の概略構成の一例を示す構成
図であり、図6は利用料金請求装置の概略構成の一例を
示す構成図であり、図7は利用料金請求装置のファイル
構成を説明するための図であり、図8は利用料金請求装
置の処理概要の一部を示す第1の実施の形態のフローチ
ャートであり、図9は利用料金請求装置の処理概要の他
の一部を示す第1の実施の形態のフローチャートであ
り、図10は第1の実施の形態における利用料金請求装
置の動作を説明するための図であり、図11は図8に示
すフローチャートの第3の実施の形態を説明するための
フローチャートであり、図12は第3の実施の形態にお
ける利用料金請求装置の動作を説明するための図であ
る。
【0021】図4において、車両1の盗難を防止する盗
難防止機器10を所有している車両1に搭載する会員
(運転者等)に対し、盗難防止機器10の利用料金を請
求する利用料金請求装置30は、前記会員に対して車両
1の現在位置を示す位置情報の提供サービス、車両1の
盗難監視サービス等の各種サービスを提供するサービス
会社3に設けられている。そして、盗難防止機器10と
利用料金請求装置30とは、パケット交換網2を介した
情報の送受信が可能な構成となっている。
【0022】また、料金請求装置30は、インターネッ
ト4を介して、保険会社5に設けられた保険会社側端末
装置50及び警備会社/回収会社6に設けられた捜索側
端末装置60との間で各種情報の送受信が可能な構成と
なっている。なお、各装置間の送受信については、上記
構成に限定するものではなく、無線通信等の他の通信手
段を用いても差し支えない。
【0023】料金請求装置30はさらに、インターネッ
ト4を介して会員が所有するインターネット4に接続可
能な携帯電話、パーソナル・コンピュータ、携帯型情報
機器(例えば、PDA:personal digital assistants)等
の端末装置7との間で各種情報の送受信が可能な構成と
なっている。そして、端末装置7の表示部には、利用料
金請求装置30等から各種情報が表示され、その表示に
応じたデータの入力が可能な構成となっており、入力さ
れたデータはインターネット4を介して指定された送信
先に送信される。
【0024】まず、車両1に搭載される盗難防止機器1
0は、図5に示すように、予め定められたプログラムに
従って動作するマイクロコンピュータ(μCOM)11
を有する。μCOM11は、周知のように、予め定めた
プログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演
算処理装置(CPU)11a、CPU11aのためのプ
ログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるRO
M11b、各種のデータを格納するとともにCPU11
aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み
自在のメモリであるRAM11c等を有して構成してい
る。
【0025】また、μCOM11には、装置本体がオフ
状態の間も記憶内容の保持が可能な電気的消去/書き換
え可能な読み出し専用のメモリ(EEPROM)12を
接続しており、このEEPROM12には、盗難防止機
器10の識別が可能な識別データ、車両1の車両番号デ
ータ等の各種データを記憶している。
【0026】盗難防止機器10はさらに、周知であるG
PS受信機13、送受信部14を備える構成となってい
る。そして、GPS受信機13、送受信部14の各々は
インタフェース部18を介してμCOM11に接続して
いる。
【0027】位置情報検出手段に相当するGPS受信機
13は、車両1の現在位置を検出するために、GPS
(global positioning system=全地球側位システム)
を構成する複数の人工衛星40(図4参照)が発射する
電波を受信して、このGPS受信機13の現在の位置情
報を求め、この現在の位置情報をインタフェース部18
を介してμCOM10に出力している。なお、GPS受
信機13における位置検出メカニズムは、当業者には公
知である通常のGPSによるが、少なくとも3つの人工
衛星40からGPS受信機13まで電波が到達するのに
要する時間を計測することによって、GPS受信機13
の正確な位置が算出される。
【0028】また、図示していないが、4つ以上の人工
衛星40を利用すると、3次元的な位置も特定すること
が可能であり、本実施の形態では、移動体を2次元で管
理する場合について説明するが、レンタル車両2を3次
元で管理する必要がある場合は4つ以上の人口衛星40
を利用することで対応することができる。
【0029】位置情報送信手段に相当する送受信部14
には、例えば、デジタル携帯電話(PDC=personal d
igital cellular)や無線装置などを用いることができ
る。そして、送受信部14は、μCOM11から入力さ
れる位置情報等の各種情報を指定された遠隔地の通信先
に無線にて送信するとともに、利用料金請求装置30な
どから受信した情報をμCOM11に出力する。
【0030】次に、本発明に係る利用料金請求装置30
の構成について説明する。利用料金請求装置30には、
周知であるコンピュータを用いており、図6に示すよう
に、予め定めたプログラムに従って装置全体の動作の制
御などを行う中央演算処理装置(CPU)30aを有し
ている。このCPU30aには、バスBを介してCPU
30aのためのプログラム等を格納した読み出し専用の
メモリであるROM30b、CPU30aの処理作業に
必要な各種データを格納する作業エリア等を有する読み
出し書き込み自在のメモリであるRAM30cが接続さ
れている。
【0031】CPU30aにはさらに、記憶装置30d
がバスBを介して接続されており、この記憶装置30d
にはハードディスクなどを用いている。記憶装置30d
は、車両1の盗難を防止する盗難防止機器10を所有す
る前記車両1に搭載する会員に対し、当該盗難防止機器
10の利用料金を請求する利用料金請求装置30として
コンピュータを機能させるための後述する利用料金請求
プログラムファイル等の各種ファイルや利用料金請求プ
ログラムファイルが利用する各種データベース等を記憶
している。
【0032】CPU30aにはさらに、入力装置インタ
フェース(I/F)30e、表示装置インタフェース
(I/F)30f、無線装置インタフェース(I/F)
30gがバスBを介して接続されている。入力装置I/
F30eに、キーボードやマウスを有して構成する入力
装置31が接続されると、入力装置31から入力された
各種入力データは、バスBに供給されてCPU30aに
入力される。
【0033】表示装置I/F30fには、CRTや液晶
ディスプレイなどを用いて構成される表示装置32が接
続されている。そして、この表示装置I/F30fは、
表示装置32の表示内容をCPU30aからの指示に基
づいて制御するものである。
【0034】通信装置I/F30gには、通信装置33
が接続されており、この通信装置33としては携帯電話
用モデム、LANカード等の通信機器を用いている。そ
して、パケット交換網2、インターネット4等を介し
て、盗難防止機器10、保険会社側端末装置50、捜索
側端末装置60等からの情報を受信するとともに、CP
U30aから入力される情報を盗難防止機器10、保険
会社側端末装置50、捜索側端末装置60等に送信して
いる。
【0035】次に、利用料金請求装置30の記憶装置3
0dに記憶する情報について説明する。図7に示すよう
に、上述した記憶装置30dは、上述した利用料金請求
プログラムファイルF、会員情報データベースDB1、
機器情報データベースDB2、地図情報データベースD
B3等を記憶している。
【0036】利用料金請求プログラムファイルFは、車
両1の盗難を防止する盗難防止機器10を所有する前記
車両1に搭載する会員に対し、当該盗難防止機器10の
利用料金を請求する利用料金請求装置30としてコンピ
ュータを機能させるための利用料金請求プログラムであ
って、前記会員を識別するための会員情報を取り込む会
員情報取込手段、前記会員情報取込手段が取り込んだ会
員情報に基づいて前記車両1の保険の契約に必要な保険
契約情報を生成する保険契約情報生成手段、前記保険契
約情報生成手段が生成した保険契約情報を保険会社5と
の前記契約の為に出力する保険契約情報出力手段、前記
保険契約情報出力手段の前記出力に応じて前記契約が成
立すると、該成立した前記保険の保険料金を示す保険料
金情報を前記契約した前記会員に対応する前記会員情報
に付加する保険料金情報付加手段、前記利用料金を前記
会員に請求するための料金請求情報を、当該会員に対応
する前記会員情報に前記保険料金情報付加手段が付加し
た保険料金情報と前記盗難防止機器10の利用料金を示
す利用料金情報とに基づいて生成する料金請求情報生成
手段、前記料金請求情報生成手段が生成した料金請求情
報を前記請求を行うために出力する料金請求情報出力手
段、等としてコンピュータを機能させるための利用料金
請求プログラム等を格納している。
【0037】会員情報データベースDB1は、会員の識
別が可能な会員識別データ、会員が所有する車両1を識
別する車両識別データ、会員の生年月日データ、会員の
連絡先データ等を有して構成している。そして、本実施
の形態では、契約した保険の保険料金を示す保険料金情
報を、その発生に応じて契約した前記会員に対応する前
記会員情報に付加して会員情報データベースDB1に格
納している。
【0038】機器情報データベースDB2は、車両1に
搭載した盗難防止機器10の識別が可能な機器識別デー
タと、電話番号、IPアドレス等の通信先を示す通信先
データと、搭載した車両1の所有者である会員を示す会
員情報とリンクするためのデータ(例えば、会員情報の
格納先、会員情報の登録番号等)と、を有して構成して
いる。
【0039】地図情報データベースDB3には、表示装
置等に地図を表示するための地図情報を格納しており、
本実施の形態では、車両1の盗難に応じて取り込んだ位
置情報が示す現在位置を示すマーク等を地図情報上に重
畳させて捜索、回送等を支援するための捜索依頼情報を
生成する構成としている。なお、本実施の形態では、複
数のスケールで地図を表示するために複数の地図情報を
予め格納している。
【0040】また、本実施の形態においては、上述した
利用料金請求プログラムファイルF、及び会員情報デー
タベースDB1、機器情報データベースDB2、地図情
報データベースDB3等の各種ファイルを、CD−RO
M、FD等のコンピュータが読み込むことができる記憶
媒体から、記憶装置30dにインストールしている。し
かしながら、本発明はこれに限定するものではなく、フ
ァイルのインストールについては、通信インタフェース
などを設け、インターネットや電話回線等の通信を介し
てダウンロードするなど種々異なる実施の形態とするこ
ともできる。
【0041】[第1の実施の形態]次に、上述した利用
料金請求プログラムファイルFのプログラムによって利
用料金請求装置30のCPU30aが実行する処理概要
の一例を、図8及び図9のフローチャートを参照して以
下に説明する。
【0042】利用料金請求プログラムが実行されると、
図8に示すステップS1(会員情報取込手段)におい
て、入力装置31、通信装置33を介して他の端末装置
等からの入力によって会員を識別するための会員情報が
取り込まれると、その後をステップS2において、その
会員情報がRAM30cに記憶されると共に、新たな会
員情報の場合は記憶装置30dの会員情報データベース
DB1に記憶され、その後ステップS3に進む。
【0043】ステップS3(保険契約情報生成手段)に
おいて、取り込まれた会員情報に基づいて車両1の保険
の契約に必要な保険契約情報がRAM30cに生成さ
れ、その後ステップS4に進む。なお、保険契約情報
は、契約書フォームに対応したデータ構造となってお
り、このデータ構造に基づいて会員情報から対応するデ
ータを抽出して保険契約情報を生成している。
【0044】ステップS4(保険契約情報出力手段)に
おいて、保険契約情報を保険会社5の保険会社側端末装
置50に送信するための電文が生成され、この電文(保
険契約情報)が通信I/F30gに出力され、その後ス
テップS5に進む。そして、出力された電文は通信装置
33によってインターネット4を介して保険会社側端末
装置50に送信される。
【0045】ステップS5において、通信装置33から
の受信データを参照して保険会社側端末装置50からの
保険料金情報を受信したか否かが判定される。なお、保
険料金情報の一例としては、契約保険プラン、契約者氏
名、保険料金、契約日、証券番号、始期日時等のデータ
を有している。なお、保険料金が予め定められている場
合は、保険料金情報を記憶装置30dに記憶させてお
き、契約が成立したことを示す契約成立情報等を保険会
社5から受信するようような実施の形態とすることもで
きる。
【0046】ステップS5で保険料金情報を受信してい
ないと判定された場合は(ステップS5でN)、この判
定処理を繰り返すことで、保険料金情報の受信を待つ。
一方、保険料金情報を受信していると判定された場合は
(ステップS5でY)、ステップS6に進む。
【0047】ステップS6(保険料金情報付加手段)に
おいて、受信した保険料金情報が有する契約者氏名に対
応する会員情報が会員情報データベースDB1から選択
され、この会員情報に保険料金情報が関連付けられ、そ
の後ステップS7に進む。
【0048】ステップS7において、会員が盗難防止機
器10の利用料金を示す利用料金情報が発生しているか
否かを判定することで、会員に対する料金請求が必要で
あるか否かが判定される。なお、本実施の形態では、例
えば、予め設定されられた請求書の作成日に、他のプロ
グラムによって前記利用料金情報が予め定められた格納
場所に生成され、処理が終了すると格納場所から削除さ
れるようになっている。そして、ステップS7で料金請
求が必要ではないと判定された場合は(ステップS7で
N)、ステップS11に進む。一方、料金請求が必要で
あると判定された場合は(ステップS7でY)、ステッ
プS8に進む。
【0049】ステップS8(料金請求情報生成手段)に
おいて、会員情報データベースDB1の会員情報に関連
付けられた保険料金情報と発生していた利用料金情報と
に基づいて料金請求情報がRAM30cに生成され、そ
の後ステップS9に進む。この処理によって盗難防止機
器10の利用料金と保険料金とを有する料金請求情報が
生成されることとなる。
【0050】ステップS9(料金請求情報出力手段)に
おいて、生成された料金請求情報を会員に対する請求書
を発行するための請求書発行装置(図示せず)に送信す
るために、料金請求情報が通信装置I/F30gに出力
され、その後ステップS10に進む。この処理によって
料金請求情報は請求書発行装置に送信され、料金請求情
報に基づいて請求書発行装置にて発行された請求書は、
会員に郵送される。
【0051】ステップS10において、保険料金情報に
基づいた決済処理を行う決済端末(図示せず)に保険料
金情報を送信するための電文がRAM30cに生成さ
れ、この電文は通信装置I/F30gに出力され、その
後ステップS11に進む。そして、電文が決済端末に送
信されることで、決済端末にて保険会社に対する保険料
金の決済が行われる。
【0052】ステップS11において、車両1の盗難に
よって発生する捜索要求を受けているか否かが判定され
る。捜索要求を受けていないと判定された場合は(ステ
ップS11でN)、ステップS7に戻り、一連の処理が
繰り返される。一方、捜索要求を受けていると判定され
た場合は(ステップS11でY)、図9に示すステップ
S12に進む。
【0053】ステップS12において、捜索要求が有す
る盗難防止機器10の識別が可能な機器識別データに対
応する機器情報が機器情報データベースDB2から抽出
され、その機器情報が有する通信先データに基づいて位
置情報の出力を要求する要求電文がRAM30cに生成
され、この要求電文が通信装置I/F30gに出力さ
れ、その後ステップS13に進む。そして、通信装置3
3によってパケット交換網2を介して盗難防止機器10
に要求電文が送信される。
【0054】ステップS13において、通信装置33か
らの入力データに基づいて位置情報を受信したか否かが
判定される。位置情報を受信していないと判定された場
合は(ステップS13でN)、この判定処理を繰り返す
ことで、位置情報の受信を待つ。一方、位置情報を受信
していると判定された場合は(ステップS13でY)、
ステップS14において、通信装置33にて受信した位
置情報がRAM30cに記憶され、その後ステップS1
5に進む。
【0055】ステップS15(捜索依頼情報生成手段)
において、受信した位置情報に対応する地図情報が地図
情報データベースDB3から抽出され、この地図情報に
車両1の現在位置を示すカーソル等を重畳させるための
情報がその地図情報に付加され、この地図情報を有して
車両1の捜索、回送等を警備会社/回送会社(捜索者)
6に依頼するための捜索依頼情報がRAM30cに生成
され、その後、ステップS16に進む。なお、本実施の
形態のように捜索依頼情報を、捜索を委託した警備会社
/回送会社6に対し、捜索すべき車両1の車両番号、車
両1の回送先住所等の各種情報と、車両1の現在位置を
示す位置情報とを有する構成とすることで、捜索者が捜
索、回送等を行う上で必要な情報を提供している。
【0056】ステップS16(捜索依頼情報出力手段)
において、生成した捜索依頼情報を警備会社/回送会社
6に送信するための電文がRAM30cに生成され、こ
の電文が通信装置I/F30gに出力され、その後ステ
ップS17に進む。そして、通信装置33によってイン
ターネット4を介して捜索側端末装置60に電文が送信
される。
【0057】ステップS17において、通信装置33か
らの入力データに基づいて、捜索依頼情報の出力に応じ
て行われた捜索、回収等に伴って要した費用(例えば、
パケット通信料、派遣費用、回収費用等)を示す費用情
報を警備会社/回送会社6から受信しているか否かが判
定される。費用情報を受信していないと判定された場合
は(ステップS17でN)、この判定処理を繰り返すこ
とで、費用情報の受信を待つ。一方、費用情報を受信し
ていると判定された場合は(ステップS17でY)、受
信した費用情報がRAM30cに記憶され、ステップS
18に進む。
【0058】ステップS18(費用請求情報生成手段)
において、RAM30cの費用情報と該費用情報に対応
する会員情報と該会員情報に関連付けられた保険料金情
報とに基づいて、捜索、回送等の費用を保険会社5に請
求するための費用請求情報がRAM30cに生成され、
その後ステップS19に進む。
【0059】ステップS19(費用請求情報出力手段)
において、前記費用を保険会社5に請求するために、生
成した費用請求情報を保険会社5に送信するための電文
がRAM30cに生成され、この電文が通信装置I/F
30gに出力され、その後ステップS20に進む。そし
て、通信装置33によってインターネット4を介して保
険会社側端末装置50に電文が送信され、保険会社5に
て保険金として前記費用が支払われる。
【0060】ステップS20において、終了要求を受け
ているか否かが判定される。終了要求を受けていないと
判定された場合は(ステップS20でN)、図8に示す
ステップS7に戻り、一連の処理が繰り返される。一
方、終了要求を受けていると判定された場合は(ステッ
プS20でY)、処理が終了される。
【0061】よって、上述した第1の本実施の形態で
は、利用料金請求装置30のCPU30aは、特許請求
の範囲に記載の会員情報取込手段、保険契約情報生成手
段、保険契約情報出力手段、保険料金情報付加手段、料
金請求情報生成手段、料金請求情報出力手段、捜索依頼
情報生成手段、捜索依頼情報出力手段、費用請求情報生
成手段、並びに費用請求情報出力手段として機能してい
る。
【0062】次に、上述した本発明に係る利用料金請求
装置30を用いた盗難防止機器10の利用料金の請求例
を、図10の図面を参照して説明する。
【0063】入力装置31、通信装置33を介して他の
端末装置等から利用料金請求装置30に会員情報が取り
込まれると()、この会員情報に基づいて保険契約情
報が生成される。そして、保険契約情報はインターネッ
ト4を介して保険会社5の保険会社側端末装置50に送
信される()。そして、保険会社5にて保険の契約作
業が行われ、契約が成立すると保険料金情報が利用料金
請求装置30に送信される。
【0064】利用料金請求装置30は保険料金情報を受
信すると、この保険契約情報は契約が成立した会員を示
す会員情報に関連付けられて会員情報DB1に格納され
る。そして、例えば、予め設定されられた請求書の作成
日になると、保険料金を有する料金請求情報が生成され
て会員に送信又は送付される()。
【0065】よって、所有する車両1に盗難防止機器1
0を搭載すれば、搭載した車両1に対する保険の契約を
利用料金請求装置30が保険会社5側と行うので、盗難
防止機器10を搭載したにも係わらず車両1の盗難が発
生した場合は、会員に対して保険会社5から保険金が支
払われる。また、保険料金は盗難防止機器10の利用料
金に付加して会員に請求するので、会員は保険会社5に
対する手続、支払等を行う必要がなくなる。従って、所
有する車両に盗難防止機器10を搭載することで、会員
に盗難防止による安心感を増大させることができるた
め、盗難防止機器10の普及を図ることができる。
【0066】また、車両1に対する盗難事件の発生に応
じて、会員の端末装置7や、盗難防止機器10からの位
置情報に基づいて車両1の盗難を検出する盗難監視装置
等から捜索要求を料金請求装置30が受けると()、
盗難防止機器10から車両1の現在位置を示す位置情報
が通信装置33を介して利用料金請求装置30に取り込
まれる()。そして、利用料金請求装置30は、取り
込んだ位置情報を有して車両1の捜索、回送等を依頼す
るための捜索依頼情報が生成され、この捜索依頼情報は
警備会社/回送会社(捜索者)6に送信される()。
【0067】よって、車両1の盗難が発生すると、車両
1に搭載された盗難防止機器10にて検出された位置情
報を取り込み、位置情報に基づいて生成した捜索依頼情
報によって盗難車両1の捜索を警備会社/回送会社(捜
索者)6に依頼しているので、盗難車両1の回収率を向
上させることができる。従って、盗難防止機器10を車
両1に搭載することで、車両1の盗難を確実に防止する
ことができるため、盗難防止機器10の普及をより一層
図ることができる。
【0068】また、警備会社/回送会社(捜索者)6に
おいて、その捜索依頼情報に対応する車両1の捜索、回
収等が行われ()、その費用を示す費用情報が利用料
金請求装置30に送信される()。そして、利用料金
請求装置30において、受信した費用情報が示す費用を
保険会社5に請求するための費用請求情報が生成され、
保険会社5に送信される()。そして、保険会社5に
よって費用請求情報が示す費用が保険金によって支払わ
れる。
【0069】よって、盗難防止機器10を搭載した盗難
車両1の捜索、回収等に要した費用を保険会社5に請求
することで、その費用が保険金にて保険会社5によって
支払われる。従って、盗難車両1の捜索、回収等に要し
た費用を会員は支払う必要がなくなる、つまり、その費
用を賄う見舞金が恰も会員に支払われたようになるた
め、見舞金付の商品として盗難防止機器10を販売する
ことが可能となり、盗難防止機器10の普及をより一層
図ることができる。
【0070】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態として、車両の移動を監視する機能を有する盗難防
止機器10を車両に搭載した場合の利用料金請求装置3
0における処理概要の一例を説明する。なお、盗難防止
機器10及び利用料金請求装置30の構成については、
上述した構成と同一であり、異なる部分のみを説明す
る。
【0071】盗難防止機器10のROM11bはさら
に、CPU11aを特許請求の範囲に記載の移動監視手
段として機能させるためのプログラムを記憶している。
そして、送受信部14がさらに、特許請求の範囲に記載
の警報情報送信手段として機能することとなる。
【0072】盗難防止機器10のCPU11aは、会員
からの監視移動監視要求を送受信部14にて受信する
と、GPS受信機13から入力された位置情報を基準位
置情報としてEEPROM12に記憶する。その後は、
所定時間毎にGPS受信機13から位置情報が入力され
る度に、この位置情報と基準位置情報を比較し、基準位
置から所定距離(例えば、500m)移動したことを検
出すると、車両の移動を警報するための警報情報を生成
し送受信部14に出力することで、送受信部14は警報
情報を利用料金請求装置30に送信する。
【0073】なお、警報情報の一例としては、警報情報
であることを示す種別データ、移動された車両1を識別
することが可能な車両識別データ、盗難防止機器10の
機器識別データ識別が可能な機器識別データ、発生した
日時を示す日時データ等を有する構成となっている。な
お、GPS受信機13から入力された位置情報を付加す
るようにしても差し支えない。
【0074】一方、利用料金請求装置30は、上述した
第1の実施の形態で説明した図8に示すフローチャート
のステップS11を、警報情報を受信したときに捜索要
求を受けたと判定するように変更することで対応するこ
とができる。このように変更することで、利用料金請求
装置30は警報情報の受信に応じて自動的に捜索依頼情
報を生成し、この捜索依頼情報に基づいて捜索、回収等
を警備会社/回収会社6に依頼することができる。
【0075】なお、第2の実施の形態における利用料金
請求装置30を用いた盗難防止機器10の利用料金の請
求例は、第1の実施の形態と同様であるため、その動作
概要のみを以下に説明する。
【0076】盗難防止機器10では、移動監視要求の発
生に応じて車両1の移動が監視され、移動の検出に応じ
てGPS受信機14が送信した警報情報は、利用料金請
求装置30の通信装置33によって取り込まれる。そし
て、利用料金請求装置30において、取り込まれた警報
情報に基づいて車両の盗難が発生したことが認識される
と、捜索依頼情報が生成され、捜索者に対して依頼を行
うためにその捜索依頼情報が通信装置33等に出力され
ることで、捜索依頼情報が警備会社/回収会社6の捜索
側端末装置60に送信される。
【0077】そして、警備会社/回送会社(捜索者)6
において、その捜索依頼情報に対応する車両1の捜索、
回収等が行われ、その費用を示す費用情報が利用料金請
求装置30に送信される。そして、利用料金請求装置3
0において、受信した費用情報が示す費用を保険会社5
に請求するための費用請求情報が生成され、保険会社5
に送信される。そして、保険会社5によって費用請求情
報が示す費用が保険金によって支払われる。
【0078】よって、第1の実施の形態と同様に、盗難
防止機器10を搭載した盗難車両1の捜索、回収等に要
した費用を保険会社5に請求することで、その費用が保
険金にて保険会社5によって支払われる。従って、盗難
車両1の捜索、回収等に要した費用を会員は支払う必要
がなくなる、つまり、その費用を賄う見舞金が恰も会員
に支払われたようになるため、見舞金付の商品として盗
難防止機器10を販売することが可能となり、盗難防止
機器10の普及をより一層図ることができる。
【0079】また、本発明の利用料金請求装置30によ
れば、盗難防止機器10が移動監視中に車両の移動を検
出し、この検出に応じて送信された警報情報を取り込む
と、捜索依頼情報を生成して捜索者に捜索、回収等を依
頼するので、盗難防止機器10を搭載した車両に盗難が
発生しても捜索者によって速やかに捜索、回収等を行う
ことが可能となる。さらに、盗難が発生した直後から捜
索者による捜索、回収等を行うことが可能となるため、
盗難にあった車両を高い確率で回収することが可能とな
る。従って、移動監視機能を有する盗難防止機器10が
搭載された車両に対する盗難の発生をより一層低減させ
ることができるため、盗難防止機器10の普及を図るこ
とができる。
【0080】[第3の実施の形態]第3の実施の形態で
は、上述した第2の実施の形態と同様に、盗難防止機器
10にて移動監視を行い、車両の移動を検出したときに
その移動を通知する場合について説明する。なお、盗難
防止機器10及び利用料金請求装置30の構成について
は、上述した構成と同一であり、異なる部分のみを説明
する。
【0081】盗難防止機器10については、第2の実施
の形態と同様に、ROM11bには、CPU11aを特
許請求の範囲に記載の移動監視手段として機能させるた
めのプログラムを記憶し、送受信部14が特許請求の範
囲に記載の警報情報送信手段として機能することとな
る。
【0082】盗難防止機器10のCPU11aは、会員
からの監視移動監視要求を送受信部14にて受信する
と、GPS受信機13から入力された位置情報を基準位
置情報としてEEPROM12に記憶する。その後は、
所定時間毎にGPS受信機13から位置情報が入力され
る度に、この位置情報と基準位置情報を比較し、基準位
置から所定距離(例えば、500m)移動したことを検
出すると、車両の移動を警報するための警報情報を生成
し、この警報情報を送受信部14に出力することで、送
受信部14は警報情報を利用料金請求装置30に送信す
る。
【0083】一方、利用料金請求装置30は、上述した
第1の実施の形態で説明した図8に示すフローチャート
のステップS10とステップS11との間を、図11に
示すフローチャートのように変更することで対応するこ
とができる。
【0084】詳細には、図8のステップS7でN、若し
くはステップS10の処理が終了すると、ステップS3
1において、通信装置33を介して盗難防止機器10か
ら警報情報を受信しているか否かが判定される。警報情
報を受信していないと判定された場合は(ステップS3
1でN)、図8に示すステップS7に戻り、一連の処理
を繰り返す。一方、警報情報を受信していると判定され
た場合は(ステップS31でY:警報情報取込手段)、
警報情報がRAM30cに記憶され、ステップS32に
進む。
【0085】ステップS32において、図9のステップ
S12〜S14の一連の処理のように、通信装置33を
介して盗難防止機器10から位置情報が取り込まれ、R
AM30cに記憶され、その後ステップS33に進む。
【0086】ステップS33(選択情報生成手段)にお
いて、取り込んだ警報情報に基づいて会員が所有する端
末装置7にて捜索者に依頼するか否かを選択させるため
の選択情報が生成され、その後ステップS34に進む。
なお、本実施の形態では、選択情報の一例として、端末
装置7の表示部に、”捜索を依頼しますか”などの文字
列と、”はい”、”いいえ”を選択させるボタンとを有
する選択画面を表示させるための情報としている。
【0087】ステップS34(選択情報出力手段)にお
いて、取り込まれた警報情報の車両識別データに対応す
る会員情報が会員情報データベースDB1から抽出さ
れ、この会員情報の連絡先データを送信先に指定した選
択情報を有する電文が生成され、この電文が通信装置I
/F30gに出力され、その後ステップS35に進む。
そして、通信装置33によってインターネット4を介し
て端末装置7に電文が送信され、端末装置7の表示部に
表示された選択情報に応じて会員が選択すると、その結
果が選択結果情報として利用料金請求装置30に送信さ
れることとなる。
【0088】ステップS35において、通信装置33を
介して端末装置7から選択結果情報を受信しているか否
かが判定される。選択結果情報を受信していないと判定
された場合は(ステップS35でN)、この判定処理を
繰り返すことで、選択結果情報の受信を待つ。一方、選
択結果情報を受信したと判定された場合は(ステップS
35でY:選択結果情報取込手段)、その選択結果情報
がRAM30cに記憶され、ステップS11に進む。
【0089】ステップS11において、RAM30cの
選択結果情報が捜索者に依頼することを示しているか否
かに基づいて、捜索要求を受けているか否かが判定され
る。選択結果情報が捜索者に依頼しないことを示してい
る、つまり捜索要求を受けていないと判定された場合は
(ステップS11でN)、図8に示すステップS7に戻
り、一連の処理を繰り返す。一方、選択結果情報が捜索
者に依頼することを示している、つまり捜索要求を受け
ていると判定された場合は(ステップS11でY)、図
9に示すステップ12に進み、第1の実施の形態のよう
に、一連の処理が実行される。
【0090】よって、上述した第3の本実施の形態で
は、上述した第1の実施の形態に示す手段に加え、利用
料金請求装置30のCPU30aはさらに、特許請求の
範囲に記載の選択情報生成手段、選択情報出力手段、並
びに選択結果情報取込手段として機能することとなる。
【0091】次に、上述した本発明に係る利用料金請求
装置30を用いた盗難防止機器10の利用料金の請求例
を示す第3の実施の形態について、図12の図面を参照
して説明する。
【0092】入力装置31、通信装置33を介して他の
端末装置等から利用料金請求装置30に会員情報が取り
込まれると(1)、この会員情報に基づいて保険契約情報
が生成される。そして、保険契約情報はインターネット
4を介して保険会社5の保険会社側端末装置50に送信
される(2)。そして、保険会社5にて保険の契約作業が
行われ、契約が成立すると保険料金情報が利用料金請求
装置30に送信される。
【0093】利用料金請求装置30は保険料金情報を受
信すると、この保険契約情報は契約が成立した会員を示
す会員情報に関連付けられて会員情報DB1に格納され
る。そして、例えば、予め設定されられた請求書の作成
日になると、保険料金を有する料金請求情報が生成され
て会員に送信又は送付される(3)。
【0094】よって、所有する車両1に盗難防止機器1
0を搭載すれば、搭載した車両1に対する保険の契約を
利用料金請求装置30が保険会社5側と行うので、盗難
防止機器10を搭載したにも係わらず車両1の盗難が発
生した場合は、会員に対して保険会社5から保険金が支
払われる。また、保険料金は盗難防止機器10の利用料
金に付加して会員に請求するので、会員は保険会社5に
対する手続、支払等を行う必要がなくなる。従って、所
有する車両に盗難防止機器10を搭載することで、会員
に盗難防止による安心感を増大させることができるた
め、盗難防止機器10の普及を図ることができる。
【0095】また、例えば車両1を駐車場に駐車させる
に当たり、会員の端末装置7から盗難防止機器10に対
して移動監視要求が送信されると(4)、盗難防止機器1
0では車両10の移動監視が開始される。そして、盗難
防止機器10にて車両の移動が検出されると警報情報が
生成され、この警報情報は利用料金請求装置30に送信
される(5)。そして、利用料金請求装置30において、
警報情報に基づいて選択情報が生成されると、この選択
情報は警報情報が示す連絡先である端末装置7に送信さ
れる(6)。
【0096】端末装置7に警報情報が送信され、端末装
置7の表示部に表示された選択情報に応じて会員が選択
すると、その結果が選択結果情報として利用料金請求装
置30に送信される(7)。そして、利用料金請求装置3
0において、受信した選択結果情報が捜索要求を示して
いる場合は、盗難防止機器10から車両1の現在位置を
示す位置情報が通信装置33を介して利用料金請求装置
30に取り込まれ、この位置情報を有して車両1の捜
索、回送等を依頼するための捜索依頼情報が生成され、
この捜索依頼情報は警備会社/回送会社(捜索者)6に
送信される(8)。
【0097】よって、車両1の盗難が発生すると、車両
1に搭載された盗難防止機器10にて検出された位置情
報を取り込み、位置情報に基づいて生成した捜索依頼情
報によって盗難車両1の捜索を警備会社/回送会社(捜
索者)6に依頼しているので、盗難車両1の回収率を向
上させることができる。従って、盗難防止機器10を車
両1に搭載することで、車両1の盗難を確実に防止する
ことができるため、盗難防止機器10の普及をより一層
図ることができる。
【0098】また、警備会社/回送会社(捜索者)6に
おいて、その捜索依頼情報に対応する車両1の捜索、回
収等が行われ(9)、その費用を示す費用情報が利用料金
請求装置30に送信される(10)。そして、利用料金請求
装置30において、受信した費用情報が示す費用を保険
会社5に請求するための費用請求情報が生成され、保険
会社5に送信される(11)。そして、保険会社5によって
費用請求情報が示す費用が保険金によって支払われる。
【0099】よって、盗難防止機器10を搭載した盗難
車両1の捜索、回収等に要した費用を保険会社5に請求
することで、その費用が保険金にて保険会社5によって
支払われる。従って、盗難車両1の捜索、回収等に要し
た費用を会員は支払う必要がなくなる、つまり、その費
用を賄う見舞金が恰も会員に支払われたようになるた
め、見舞金付の商品として盗難防止機器10を販売する
ことが可能となり、盗難防止機器10の普及をより一層
図ることができる。
【0100】また、盗難防止機器10が移動監視中に車
両1の移動を検出し、この検出に応じて送信された警報
情報を取り込むと、会員に車両1の捜索、回送等を捜索
者に依頼するか否かを選択させ、依頼されたときに捜索
依頼情報を生成して捜索者に捜索、回収等を依頼するの
で、会員は盗難の発生を速やかに認識することが可能と
なり、かつ、その会員からの依頼を受けて捜索、回収等
を依頼することが可能となるため、捜索者は盗難にあっ
た車両1のみ捜索、回収等を行えば良くなる。さらに、
会員からの依頼を受けて捜索、回収等を行うことで、捜
索、回収等に生じた費用を請求する際に、盗難によって
生じた費用か、それとも駐車違反等で移動された車両1
に対して生じた費用かを明確に区分することができる。
【0101】なお、上述した本実施の形態では、利用請
求情報30をサービス会社3に設けた場合について説明
したが、本発明はこれに限定したものではなく、車両1
を販売するディーラー、保険会社5等に設けるようにし
ても差し支えない。
【0102】また、上述した本実施の形態では、盗難防
止機器10としては位置情報検出手段と位置情報送信手
段とを有する機器として説明したが、本発明はこれに限
定するものではなく、イモビライザー等の他の盗難防止
機器10とすることもできる。
【0103】さらに、本発明の利用料金請求装置30
を、会員の車両1に搭載した盗難防止機器10が破壊さ
れた場合、その連絡に応じて盗難防止機器10の補償
料、レンタル料金等を保険会社5に請求するようにすれ
ば、保険会社5から保険金として前記補償料、レンタル
料金等が支払われるため、前記補償料、レンタル料金等
を賄う見舞金が恰も会員に支払われたようになるので、
見舞金付の適用範囲を向上させた商品として盗難防止機
器10を販売することが可能となり、盗難防止機器10
の普及をより一層図ることができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の利用料金請求方法によれば、所有する車両に盗
難防止機器を搭載すれば、搭載した車両に対する保険の
契約を保険会社と行うので、盗難防止機器を搭載したに
も係わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対して
保険会社から保険金が支払われる。また、保険料金は盗
難防止機器の利用料金に付加して会員に請求するので、
会員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要がなく
なる。従って、所有する車両に盗難防止機器を搭載する
ことで、会員に盗難防止による安心感を増大させること
ができるため、盗難防止機器の普及を図ることができる
という効果を奏する。
【0105】以上説明したように請求項2に記載した本
発明の利用料金請求装置によれば、所有する車両に盗難
防止機器を搭載すれば、搭載した車両に対する保険の契
約を保険会社と行うので、盗難防止機器を搭載したにも
係わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対して保
険会社から保険金が支払われる。また、保険料金は盗難
防止機器の利用料金に付加して会員に請求するので、会
員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要がなくな
る。従って、所有する車両に盗難防止機器を搭載するこ
とで、会員に盗難防止による安心感を増大させることが
できるため、利用料金請求装置を例えば盗難防止機器の
提供元、保険会社等に設けることで盗難防止機器の普及
を図ることができるという効果を奏する。
【0106】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加え、車両の盗難が発生すると、
車両に搭載された盗難防止機器にて検出された位置情報
を取り込み、位置情報に基づいて生成した捜索依頼情報
によって盗難車両の捜索を捜索者に依頼しているので、
盗難車両の回収率を向上させることができる。従って、
盗難防止機器を車両に搭載することで、車両の盗難を確
実に防止することができるため、盗難防止機器の普及を
より一層図ることができるという効果を奏する。
【0107】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加え、盗難防止機器が移動監視中
に車両の移動を検出し、この検出に応じて送信された警
報情報を取り込むと、捜索依頼情報を生成して捜索者に
捜索、回収等を依頼するので、盗難防止機器を搭載した
車両に盗難が発生しても捜索者によって速やかに捜索、
回収等を行うことが可能となる。また、盗難が発生した
直後から捜索者による捜索、回収等を行うことが可能と
なるため、盗難にあった車両を高い確率で回収すること
が可能となる。従って、移動監視機能を有する盗難防止
機器が搭載された車両に対する盗難の発生をより一層低
減させることができるため、盗難防止機器の普及を図る
ことができるという効果を奏する。
【0108】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加え、盗難防止機器が移動監視中
に車両の移動を検出し、この検出に応じて送信された警
報情報を取り込むと、会員に車両の捜索、回送等を捜索
者に依頼するか否かを選択させ、依頼されたときに捜索
依頼情報を生成して捜索者に捜索、回収等を依頼するの
で、会員は盗難の発生を速やかに認識することが可能と
なり、かつ、その会員からの依頼を受けて捜索、回収等
を依頼することが可能となるため、捜索者は盗難にあっ
た車両のみ捜索、回収等を行えば良くなる。また、会員
からの依頼を受けて捜索、回収等を行うことで、捜索、
回収等に生じた費用を請求する際に、盗難によって生じ
た費用か、それとも駐車違反等で移動された車両に対し
て生じた費用かを明確に区分することができる。従っ
て、盗難防止機器を車両に搭載することで、会員は速や
かに車両の盗難を確認することが可能となり、会員から
の依頼に応じて盗難車両の捜索、回収等が行われるた
め、車両の盗難をより一層確実に防止することが可能と
なり、盗難防止機器の普及をより一層図ることができる
という効果を奏する。
【0109】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
〜5の何れかに記載の発明の効果に加え、盗難防止機器
を搭載した盗難車両の捜索、回収等に要した費用を保険
会社に請求することで、費用が保険金にて保険会社によ
って支払われる。従って、盗難車両の捜索、回収等に要
した費用を会員は支払う必要がなくなる、つまり、その
費用を賄う見舞金が恰も会員に支払われたようになるた
め、見舞金付の商品として盗難防止機器を販売すること
が可能となり、盗難防止機器の普及をより一層図ること
ができるという効果を奏する。
【0110】以上説明したように請求項7に記載した本
発明の利用料金請求プログラムによれば、所有する車両
に盗難防止機器を搭載すれば、搭載した車両に対する保
険の契約を保険会社と行うので、盗難防止機器を搭載し
たにも係わらず車両の盗難が発生した場合は、会員に対
して保険会社から保険金が支払われる。また、保険料金
は盗難防止機器の利用料金に付加して会員に請求するの
で、会員は保険会社に対する手続、支払等を行う必要が
なくなる。従って、所有する車両に盗難防止機器を搭載
することで、会員に盗難防止による安心感を増大させる
ことができるため、例えば盗難防止機器の提供元、保険
会社等のコンピュータにて利用料金請求プログラムを実
行させることで、盗難防止機器の普及を図ることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の利用料金請求装置の第1の基本構成を
示す図である。
【図2】本発明の利用料金請求装置の第2の基本構成を
示す図である。
【図3】本発明の利用料金請求装置の第3の基本構成を
示す図である。
【図4】本発明に係る利用料金請求装置を適用したシス
テムの一例を示すシステム構成図である。
【図5】盗難防止機器の概略構成の一例を示す構成図で
ある。
【図6】利用料金請求装置の概略構成の一例を示す構成
図である。
【図7】利用料金請求装置のファイル構成を説明するた
めの図である。
【図8】利用料金請求装置の処理概要の一部を示すフロ
ーチャートである。
【図9】利用料金請求装置の処理概要の他の一部を示す
フローチャートである。
【図10】利用料金請求装置の動作を説明するための図
である。
【図11】図8に示すフローチャートの第3の実施の形
態を説明するためのフローチャートである。
【図12】第3の実施の形態における利用料金請求装置
の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 盗難防止機器 11a1 移動監視手段(盗難防止機器のCPU) 13 位置情報検出手段(GPS受信機) 14 位置情報送信手段(送受信部) 14a 警報情報送信手段(送受信部) 30 利用料金請求装置 30a1 会員情報取込手段(利用料金請求装置の
CPU) 30a2 保険契約情報生成手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a3 保険契約情報出力手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a4 保険料金情報付加手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a5 料金請求情報生成手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a6 料金請求情報出力手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a7 捜索依頼情報生成手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a8 捜索依頼情報出力手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a9 費用請求情報生成手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a10 費用請求情報出力手段(利用料金請求装
置のCPU) 30a11 選択情報生成手段(利用料金請求装置の
CPU) 30a12 選択情報出力手段(利用料金請求装置の
CPU) 30a13 選択結果情報取込手段(利用料金請求装
置のCPU) 33 位置情報取込手段(通信装置) 33a 警報情報取込手段(通信装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の盗難を防止する盗難防止機器を所
    有する前記車両に搭載する会員に対し、当該盗難防止機
    器の利用料金を請求する利用料金請求方法であって、 前記会員を識別するための会員情報を取り込む過程と、 前記取り込んだ会員情報に基づいて前記車両の保険の契
    約に必要な保険契約情報を生成する過程と、 前記生成した保険契約情報を保険会社との前記契約の為
    に出力する過程と、 前記保険契約情報の出力に応じて前記契約が成立する
    と、該成立した前記保険の保険料金を示す保険料金情報
    を前記契約した前記会員に対応する前記会員情報に付加
    する過程と、 前記利用料金を前記会員に請求するための料金請求情報
    を、当該会員に対応する前記会員情報に付加した保険料
    金情報と前記盗難防止機器の利用料金を示す利用料金情
    報とに基づいて生成する過程と、 前記生成した料金請求情報を前記請求を行うために出力
    する過程と、 を備えることを特徴とする利用料金請求方法。
  2. 【請求項2】 車両の盗難を防止する盗難防止機器を所
    有する前記車両に搭載する会員に対し、当該盗難防止機
    器の利用料金を請求する利用料金請求装置であって、 前記会員を識別するための会員情報を取り込む会員情報
    取込手段と、 前記会員情報取込手段が取り込んだ会員情報に基づいて
    前記車両の保険の契約に必要な保険契約情報を生成する
    保険契約情報生成手段と、 前記保険契約情報生成手段が生成した保険契約情報を保
    険会社との前記契約の為に出力する保険契約情報出力手
    段と、 前記保険契約情報出力手段の前記出力に応じて前記契約
    が成立すると、該成立した前記保険の保険料金を示す保
    険料金情報を前記契約した前記会員に対応する前記会員
    情報に付加する保険料金情報付加手段と、 前記利用料金を前記会員に請求するための料金請求情報
    を、当該会員に対応する前記会員情報に前記保険料金情
    報付加手段が付加した保険料金情報と前記盗難防止機器
    の利用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成する料
    金請求情報生成手段と、 前記料金請求情報生成手段が生成した料金請求情報を前
    記請求を行うために出力する料金請求情報出力手段と、 を備えることを特徴とする利用料金請求装置。
  3. 【請求項3】 前記盗難防止機器は、前記車両の現在位
    置を示す位置情報を検出する位置情報検出手段と、該位
    置情報検出手段が検出した位置情報を前記車両の外部に
    送信する位置情報送信手段と、を備える構成とし、 前記盗難防止機器の前記位置情報送信手段が送信した前
    記位置情報を取り込む位置情報取込手段と、 前記車両の盗難が発生すると、前記位置情報取込手段が
    取り込んだ位置情報に基づいて、前記車両の捜索、回送
    等を捜索者に依頼するための捜索依頼情報を生成する捜
    索依頼情報生成手段と、 前記捜索者に対して前記依頼を行うために前記捜索依頼
    情報生成手段が生成した捜索依頼情報を出力する捜索依
    頼情報出力手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の利用
    料金請求装置。
  4. 【請求項4】 前記盗難防止機器は、前記車両の移動監
    視を要求する移動監視要求の発生に応じて前記位置情報
    検出手段が検出した位置情報を基準位置情報とし、その
    後所定時間毎に前記位置情報検出手段が検出した位置情
    報と前記基準位置情報を比較し、該比較結果に基づいて
    前記車両の移動を検出すると、前記車両の移動を警報す
    るための警報情報を発生する移動監視手段と、該移動監
    視手段が発生した前記警報情報を前記車両の外部に送信
    する警報情報送信手段と、をさらに備える構成とし、 前記盗難防止機器の前記警報情報送信手段が送信した前
    記警報情報を取り込む警報情報取込手段をさら備え、 前記捜索依頼情報生成手段は、前記警報情報取込手段が
    取り込んだ前記警報情報に基づいて前記車両の盗難が発
    生したことを認識することを特徴とする請求項3に記載
    の利用料金請求装置。
  5. 【請求項5】 前記盗難防止機器は、前記車両の移動監
    視を要求する移動監視要求の発生に応じて前記位置情報
    検出手段が検出した位置情報を基準位置情報とし、その
    後所定時間毎に前記位置情報検出手段が検出した位置情
    報と前記基準位置情報を比較し、該比較結果に基づいて
    前記車両の移動を検出すると、前記車両の移動を警報す
    るための警報情報を発生する移動監視手段と、該移動監
    視手段が発生した前記警報情報を前記車両の外部に送信
    する警報情報送信手段と、をさらに備える構成とし、 前記盗難防止機器の前記警報情報送信手段が送信した前
    記警報情報を取り込む警報情報取込手段と、 前記警報情報取込手段が取り込んだ前記警報情報に基づ
    いて前記会員が所有する端末装置にて前記捜索者に依頼
    するか否かを選択させるための選択情報を生成する選択
    情報生成手段と、 前記選択情報生成手段が生成した選択情報に基づいた前
    記選択を前記端末装置にて実行させるために当該選択情
    報を出力する選択情報出力手段と、 前記選択情報出力手段が出力した前記選択情報に応じて
    前記端末装置が送信した前記選択の結果を示す選択結果
    情報を取り込む選択結果情報取込手段と、 をさらに備え、 前記捜索依頼情報生成手段は、前記選択結果情報取込手
    段が前記捜索者に依頼することを示す前記選択結果情報
    を取り込むと、前記車両の盗難が発生したことを認識す
    ることを特徴とする請求項3に記載の利用料金請求装
    置。
  6. 【請求項6】 前記捜索依頼情報出力手段の前記出力に
    応じて生じた前記捜索、回送等の費用を請求するための
    費用請求情報を生成する費用請求情報生成手段と、 前記費用請求情報生成手段が生成した費用請求情報を前
    記保険会社に請求するために出力する費用請求情報出力
    手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項3〜5の何れか
    に記載の利用料金請求装置。
  7. 【請求項7】 車両の盗難を防止する盗難防止機器を所
    有する前記車両に搭載する会員に対し、当該盗難防止機
    器の利用料金を請求する手段としてコンピュータを機能
    させるための利用料金請求プログラムであって、 前記会員を識別するための会員情報を取り込む会員情報
    取込手段、 前記会員情報取込手段が取り込んだ会員情報に基づいて
    前記車両の保険の契約に必要な保険契約情報を生成する
    保険契約情報生成手段、 前記保険契約情報生成手段が生成した保険契約情報を保
    険会社との前記契約の為に出力する保険契約情報出力手
    段、 前記保険契約情報出力手段の前記出力に応じて前記契約
    が成立すると、該成立した前記保険の保険料金を示す保
    険料金情報を前記契約した前記会員に対応する前記会員
    情報に付加する保険料金情報付加手段、 前記利用料金を前記会員に請求するための料金請求情報
    を、当該会員に対応する前記会員情報に前記保険料金情
    報付加手段が付加した保険料金情報と前記盗難防止機器
    の利用料金を示す利用料金情報とに基づいて生成する料
    金請求情報生成手段、 前記料金請求情報生成手段が生成した料金請求情報を前
    記請求を行うために出力する料金請求情報出力手段、 としてコンピュータを機能させる利用料金請求プログラ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037483A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp カーセキュリティネットワークシステム

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JP2009037483A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp カーセキュリティネットワークシステム

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