JP2003233724A - 自動取引装置及びプログラム - Google Patents

自動取引装置及びプログラム

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JP2003233724A
JP2003233724A JP2002034763A JP2002034763A JP2003233724A JP 2003233724 A JP2003233724 A JP 2003233724A JP 2002034763 A JP2002034763 A JP 2002034763A JP 2002034763 A JP2002034763 A JP 2002034763A JP 2003233724 A JP2003233724 A JP 2003233724A
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cash
depositing
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withdrawal
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Hidehiko Yamamoto
英彦 山本
Kiyotaka Awazu
潔貴 粟津
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クーポン券により利用者に付加サービスを提供
し、利用者の自動取引装置の出金利用を促進し、現金の
回収を少なくすること。 【解決手段】店舗1の売上金等を入金する入金手段24
aと、現金を出金する出金手段24bと、店舗1の利用
時にサービスを受けることができるクーポン券を発行す
るクーポン券発行手段13aと、制御手段21aとを備
え、前記制御手段21aは、前記出金手段24bによる
利用者の口座預金の引出処理において、前記クーポン券
発行手段13aでクーポン券を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売店舗などにお
ける売上金の入金及び回収のためのコストを低減するこ
とができる自動取引装置及びプログラムに関する。
【0002】小売店舗においては、日々、売上金が発生
するが、一般的には売上金は小売店自身の銀行口座に入
金されることが多い。さらに、フランチャイズ方式の店
舗であれば本部の指定口座へ入金する場合もある。この
ような入金のための低価格な入金システムが要望されて
いる。
【0003】
【従来の技術】従来、小売店舗の売上金を小売店自身の
銀行口座に入金、または、本部の指定口座へ入金する場
合、次のような問題があった。
【0004】日中に金融機関へ入金処理に行く必要が
ある。店の営業時間にもよるが、この場合には、売上金
が夜間店内に滞留することになり、防犯上の問題(盗ま
れた場合の損害)がある。
【0005】金融機関の夜間金庫などのサービスもあ
るが、この場合にも、夜間に多額の現金を持ち運びする
必要があり、防犯上の問題がある。
【0006】現金を持ち運びするため手間がかかる。
【0007】そこで、警備・警送会社による入金サービ
スが存在する。このサービスは、専用の端末機を店舗
内に設置し、売上金を端末機内に入金することによ
り、入金した現金は警送会社のものとなり、その分
(入金した現金)の金額を指定の口座に振り込むという
ものである。
【0008】このサービスを利用すれば、次のようなメ
リットが生じる。
【0009】店舗内において、安全に口座への入金が
出来る 店舗内に現金が滞留するため盗まれる可能性はある
が、盗まれても警送会社の現金が盗まれるだけである。
小売店の被害はない。
【0010】図7は従来の入金機システムの説明図、図
8は従来の入金機の説明図である。
【0011】図7において、入金機システムには、小売
店舗1の入金端末(機)10、入金システム処理センタ
2の入金処理部20、金融機関(銀行)3のホストコン
ピュータ30、警送会社4が設けてある。入金端末機1
0は、小売店舗1の売上金の入金を行うものである。入
金処理部20は、入金端末機10を運用/監視するため
のものである。ホストコンピュータ30は、入金システ
ム業者の口座34と小売店舗の口座32とを備え、入金
システム処理センタ2経由で入金端末機10での取引の
処理を行うものである。警送会社4は、入金端末機10
内の現金を回収車等で回収業務を行うものである。
【0012】図8(a)は入金端末機の説明、図8
(b)は現金の流れの説明である。図8(a)におい
て、入金端末機10には、通信制御部21、操作部4
0、カードリーダ41、店員用表示部42、印字部4
3、キーボード44、入金部45、現金収納部46が設
けてある。通信制御部21は、入金システム処理センタ
2と通信を行うものである。操作部40は、入金処理の
操作を行うものである。カードリーダ41は、挿入され
たカードの読み取りを行うものである。店員用表示部4
2は、小売店の店員が入金端末機を操作するための表示
部である。印字部43は、通帳、レシート等に印字を行
うものである。キーボード44は、情報を入力するため
の入力手段である。入金部45は、硬化、紙幣を入金す
るものである。現金収納部46は、貨幣の種類別に収納
するものである。
【0013】図8(b)において、現金の流れには、入
金と入金リジェクトの流れがある。入金の流れ
は、入金部45から投入された現金が、鑑別手段48で
鑑別され、正しい現金と判断されたものは金種毎の現金
収納部46、47に収納される。
【0014】の入金リジェクトの流れは、入金部45
から投入された現金が、鑑別手段48で鑑別され、正し
い現金でないと判断されたものは返却部49から返却さ
れる。
【0015】(売上金回収処理の説明)以下、図7の
〜に従って売上金回収処理の説明をする。
【0016】小売店舗1で発生した売上金を入金端末
10へ入金する。
【0017】入金された金額データが入金システム処
理センタ2の入金処理部20へ通知される。
【0018】入金処理部20から入金端末10へ受付
完了が返信される。
【0019】入金処理部20から金融機関3のホスト
コンピュータ30へ振込依頼を送信する。
【0020】ホストコンピュータ30は、振込依頼に
基づき、入金システム業者の口座34から(入金端末1
0へ入金された金額が)小売店舗1の口座32へ入金す
る。
【0021】このような流れにより、売上金の振込処理
が実行される。さらに、入金端末10内の現金量につい
ては入金システム処理センタ2で監視し、現金が貯まっ
た場合においては、 入金処理部20から警送会社4に回収指示を行う。
【0022】警送会社4は、現金回収車等で現金の回
収に行くという処理を行っている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来の入金システムに
おいては、入金端末へは現金を入れるだけであるため、
当然のことながら定期的に現金を回収する必要が発生す
る。運ぶものが現金であるため防犯面などでも配慮が必
要であり、回収には費用がかさむことになっていた。
【0024】本発明は、店舗の売上金の回収システムに
おいて、回収を行うための自動取引装置に、出金機能と
クーポン券発行機能を設け、利用者に付加サービスを提
供し、利用者の自動取引装置の利用を促進し、現金の回
収を少なくすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、1は店舗、2aは運用会社のホスト
システム、4は警送会社、10aは自動取引装置、13
aはクーポン券発行手段、21aは制御手段、22aは
通信手段、24aは入金手段、24bは出金手段、26
は顧客操作部、30は金融機関のホストコンピュータで
ある。
【0026】本発明は、前記従来の課題を解決するため
次のような手段を有する。
【0027】(1):店舗1の売上金等を入金する入金
手段24aと、現金を出金する出金手段24bと、店舗
1の利用時にサービスを受けることができるクーポン券
を発行するクーポン券発行手段13aと、制御手段21
aとを備え、前記制御手段21aは、前記出金手段24
bによる利用者の口座預金の引出処理において、前記ク
ーポン券発行手段13aでクーポン券を発行する。この
ため、クーポン券の発行により利用者に付加サービスを
提供し、利用者の自動取引装置の出金利用を促進し、現
金の回収を少なくすることができる。
【0028】(2):前記(1)の自動取引装置におい
て、外部との通信を行う通信手段22aを備え、前記制
御手段21aは、前記出金手段24bによる利用者の口
座預金の引出処理において、前記通信手段22aで運用
会社のホストシステム2aを経由して金融機関のホスト
コンピュータ30と通信する。このため、運用会社のホ
ストシステム2aで現金量を監視し警送会社4に現金回
収の指示をすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明は、従来例の欠点を見直し
たものであり、本システムの入金端末機(自動取引装
置)は、一般の利用客にサービスを提供するための出金
機能と利用者へ付加サービスを提供するためのクーポン
券発行機能を新たに備えるものである。
【0030】本発明のシステムによれば、店舗の売上金
を自動取引装置に入金する。入金取引情報は運用ホスト
経由で金融機関ホストへ通知され、銀行の店舗口座への
入金処理が実行される。この処理は、金融機関のATM
における入金処理と同じ取引である。
【0031】自動取引装置には出金機能を有し、この機
能により、一般の利用者に対して銀行口座からの出金取
引を行うことが出来る。この機能の目的は、一般利用者
に出金取引を行わせることにより、自動取引装置に入金
された現金を出金して貰い、現金を減らすことである。
この結果、警送会社が現金の回収に向かう頻度が少なく
なると言う利点を持つ。さらに本システムが好適なの
は、利用者に対して付加サービスを提供するためのクー
ポン券発行機能を持つことである。一般利用者にとって
見れば、銀行口座から自身の預金を引き出す際、利用手
数料が必要となる場合がある。特にレストランなどの夜
間や休日に利用客が集中する業種においては金融機関の
利用手数料は自動取引装置の利用を阻害する要因であ
る。このため、クーポン券発行機能により利用者に対し
て利用手数料以上の付加価値を提供することにより端末
機の利用を促進するものである。
【0032】究極的には利用客が来店する。自動取
引装置から支払に必要なお金を引き出す。店舗で買い
物/飲食を行う。引き出した現金を支払いに充てる。
店舗は1日の売上げを入金端末に入金する。という利
用の流れを発生させ、同じ現金が店内をぐるぐる回るだ
けというシステムを構築することを目的とする。
【0033】更に、端末運用会社(端末運用ホストシス
テム)は、金融機関/現金警送業者/小売店舗の手数料
率をその利用状況に応じて設定することにより、一部の
会社が不利益を被らないようにバランスをとることを目
的とする。
【0034】(1):入金端末機の説明 図2は本発明の実施の形態における入金端末機の外観の
説明図である。図2において、現金の自動取引を行う入
金端末機10には、カードリード部11、レシート出力
部12、クーポン券発行部13、紙幣入出金部14、硬
化入出金部15、表示部・入力部16が設けてある。
【0035】カードリード部11は、キャッシュカード
の読み取りを行い利用者の確認を行うためのものであ
る。レシート出力部12は、取引の結果を印字するレシ
ート印字部を持つものである。クーポン券発行部13
は、利用者に対して店舗利用時にサービスを提供するク
ーポン券を発行するためのものである。紙幣入出金部1
4は、紙幣の入金、出金を行うための紙幣入出金ユニッ
トを持つものである。硬化入出金部15は、硬貨の入
金、出金を行うための硬貨入出金ユニットを持つもので
ある。表示部・入力部16は、利用客に案内を行い、入
力を行うための顧客操作部を持つものである。
【0036】図3は入金端末機の制御ブロックの説明図
である。図3において、入金端末機10には、カードリ
ード部11、クーポン券発行部13、主制御部21、通
信制御部22、レシート印字部23、紙幣入出金ユニッ
ト24、硬化入出金ユニット25、顧客操作部26、画
面表示部27、キー入力部28が設けてある。
【0037】カードリード部11は、キャッシュカード
の読み取りを行い利用者の確認を行うカードリード手段
である。クーポン券発行部13は、利用者に対してクー
ポン券を発行するクーポン券発行手段である。主制御部
21は、入金端末機全体の制御を行うものである。通信
制御部22は、端末運用ホストシステムとの通信の制御
を行うものである。レシート印字部23は、取引の結果
を印字する印字手段である。紙幣入出金ユニット24
は、紙幣の入金、出金を行う入出金手段である。硬化入
出金ユニット25は、硬貨の入金、出金を行う入出金手
段である。顧客操作部26には、画面表示部27とキー
入力部28が設けられている。画面表示部27は、取引
の表示、案内、入力の表示等を行う表示手段である。キ
ー入力部28は、利用者がキーを選択して情報を入力す
る入力手段である。
【0038】(2):入金機システムの説明 a):売上金入金、回収処理の説明 図4は売上金の入金、回収を行う入金機システムの説明
図である。図4において、入金機システムには、小売店
舗1の入金端末機10、端末運用ホストシステム2の運
用サーバシステム20と資金量監視システム31、金融
機関(銀行)3のホストコンピュータ30と小売店舗の
口座32と利用者の口座33、警送会社4が設けてあ
る。
【0039】入金端末機10は、小売店舗1の売上金の
入金、一般利用者への出金、クーポン券発行等を行うも
のである。なお、この入金端末機10は、小売店舗1の
外に設置することもできる。運用サーバシステム20
は、ホストコンピュータ30との通信を行い、入金端末
機10を運用/監視するためのものである。資金量監視
システム31は、入金端末機10の資金量を監視するも
のである。ホストコンピュータ30は、小売店舗の口座
32と一般利用者の口座33とを備え、端末運用ホスト
システム2経由で入金端末機10での取引の処理を行う
ものである。警送会社4は、入金端末機10内の現金を
回収車等で回収業務を行う警備・警送会社である。
【0040】以下、図4の〜に従って売上金の入
金、回収処理の説明をする。
【0041】(売上金入金処理の説明) 小売店舗1では、入金端末10に対して売上金の入金
操作を行う。
【0042】入金端末10の端末操作は、入金処理電
文として端末運用ホストシステム2の運用サーバシステ
ム20に通知される。
【0043】運用サーバシステム20では、電文の内
容により入金処理と判断すると、金融機関3のホストコ
ンピュータ30に対して入金処理電文を送信する。ホス
トコンピュータ30では、電文の内容に基づき、小売店
舗1の口座32に対し口座入金を行う。
【0044】この口座入金結果は、応答電文として運
用サーバシステム20を経由して 入金端末10へ通知される。
【0045】入金端末10は、取引完了を小売店舗1
へ通知し、取引を終了する。
【0046】(売上金の回収処理の説明) 端末運用ホストシステム2は運用サーバシステム20
を経由して資金量監視システム31により、入金端末機
10内の現金量を監視する。入金端末機10内の現金が
溜まった場合には回収指示を警送会社4に出す。
【0047】警送会社4で、回収車等により入金端末
機10の現金回収が実行される。
【0048】警送会社4で回収した現金は、金融機関
3へ戻される。
【0049】b):口座出金の説明 図5は出金処理を行う入金機システムの説明図である。
図5において、入金機システムには、小売店舗1の入金
端末機10、端末運用ホストシステム2の運用サーバシ
ステム20と資金量監視システム31、金融機関3のホ
ストコンピュータ30と利用者の口座33が設けてあ
る。
【0050】以下、図5の〜に従って出金処理の説
明をする。
【0051】小売店舗1で、一般利用客が入金端末1
0に対して口座出金処理を行う。
【0052】一般利用客の入金端末10の端末操作
は、出金処理電文として端末運用ホストシステム2の運
用サーバシステム20に通知される。
【0053】運用サーバシステム20では、電文の内
容により出金処理と判断すると、金融機関3のホストコ
ンピュータ30に対して出金処理電文を送信する。ホス
トコンピュータ30では、電文の内容に基づき、一般利
用客の口座33から預金の引き出しをする。
【0054】この引き出し結果は、応答電文として運
用サーバシステム20を経由して、 入金端末10へ通知される。
【0055】入金端末10は、現金を出金し、さら
に、クーポン券を発行して、処理を終了する。
【0056】なお、クーポン券は、例えば、飲食店では
ビール一杯無料券、何パーセントかの割引券等がある。
また、クーポン券のサービスは、利用者の預金引出額、
店舗の利用額等により差を設けることもできる。
【0057】(3):入金端末運用の具体例(手数料の
流れ)の説明 本入金機システムを有効に活用するためには、店舗や金
融機関などの運用費の負担が大きくてはビジネスとして
成り立たない。そこで、利用料金の流れを次の(図6)
ように設定する。
【0058】図6は入金機システムの運用例の説明図で
ある。図6の上段において、先ず、固定費としては、入
金端末機10設置に際し、金融機関3が端末運用会社
(端末運用ホストシステム2)へ利用料を支払う。更
に、小売店舗1は警送会社4に対して警送費用を支払
う。これは、金融機関は端末を設置することで、 ・売上金を預金として獲得できること、 ・口座からの引出に対して手数料収入が得られること、 に対する対価として入金端末機10を運用する会社(端
末運用会社)に対して支払を行うものである。小売店舗
1は、売上金を銀行(金融機関3)まで持っていく必要
が無くなるという利便性のために警送費用を負担するも
のである。
【0059】利用に際しては、次の手数料(利用率に応
じた)が発生する。
【0060】入金端末機10の利用者は、口座出金に
対して利用手数料を支払う。これは一般的な銀行ATM
でも行われていることであり、1件当たり105円(2
10円)等の手数料が発生する。この手数料は金融機関
3に対する手数料であり、金融機関3の収入となる。
金融機関3は利用に応じて小売店舗1へ手数料の支払を
行うことにより、小売店舗1から利用者に対する利用の
促進を促してもらう。
【0061】小売店舗1は、この手数料を貰うために
利用者に対するクーポン券発行というサービスを提供す
る。これにより、利用者は端末(入金端末機10)を利
用しての預金引出を行う動機付けとなる。更に、利用手
数料よりクーポン券によるメリットが大きいとなればさ
らに利用促進につながる。利用者が預金を引き出すとい
うことは、入金端末機10の中の現金が少なくなること
である。これにより警送会社4も現金回収回数の低減と
いうメリットを受ける。、警送会社4は、回収業務
のコストが下がるためその分を小売店舗1へ手数料とし
て支払う。これも小売店舗1が利用促進を図るための動
機付けとなる。
【0062】この関係を数字で表したのが図6の下段の
表である。この例では、 入金端末機運用費用(金融機関→端末運用会社) ¥8.0万/月・台 警送費用(小売店舗→警送会社) ¥4.0万 その他経費(小売店舗負担) ¥0.5万 とし、 利用者からの手数料(金融機関収入) ¥12万(200円/回×6 00取引) クーポン(クーポン券)の原価(小売店舗負担) ¥50 クーポンの売価(利用者から見える価値) ¥300 と設定する。
【0063】銀行は12万の収入に対し、30%を小
売店舗と端末運用会社へ手数料として支払う。
【0064】、警送会社は、口座出金の利用金額に
応じ、¥1.8万を小売店舗へ支払う。これにより、小
売店舗は¥5.04万の手数料収入を得ることとなる。
これに対し、小売店舗は利用者に対して¥50のクー
ポンを600枚発行することにより、¥3万の負担とな
る。しかし、手数料収入が上回るため、合計するとメリ
ットの方が大きいこととなる。
【0065】この手数料の分配により、設置金融機関
は、小売店舗へメリット(手数料)を払うことにより利
用者手数料収入を得る。警送会社は、現金回収業務を請
け負うものの、出動回数が減るため、人件費等のコスト
がかからず、低価格なサービス展開をはかれる。入金端
末機設置小売店舗は、手数料収入により本来は¥4万の
サービスを低価格に利用できる。
【0066】以上のように、本入金機システムによれ
ば、従来の売上金の回収システムに加え、出金機能とク
ーポン券発行機能を付加することにより、入金端末機に
対する入金と出金のバランスをとることが可能となる。
【0067】更に、手数料の分配を設定することによ
り、小売店舗の努力により自身の費用負担を低減する効
果を得ることが出来ることに特徴を持つ、入金機システ
ムを構築できることとなる。
【0068】上記の例においては、入金端末運用に際
し、端末運用ホストシステムを介して入金端末の中継を
行い、監視を行うものとしたが、この機能を金融機関が
兼務しても同様の効果を得ることが出来る。また、費用
について実際の金額により説明を行ったが、これはあく
まで一例であり、目的とするところは「本端末での出金
を促すためにクーポン券の発行という手段を執った点」
に特徴がある。
【0069】(4):その他の例の説明 その他の例として、入金端末機での入出金取引は端末運
用ホストシステムを経由する。利用手数料の分配につい
ては端末運用ホストシステムにて一元管理し、面倒な手
数料率計算を行うサービスを、ここで行うことも可能で
ある。
【0070】更に、手数料分配は銀行振込などの手段を
使うことにより人手をかけずに実施することも可能であ
る。
【0071】更に、端末運用会社のサービスとして、店
舗/警備・警送会社/端末運用会社/金融機関の収支の
バランスをとり、一部の会社に負担がかかるようなこと
がないように監視することも可能である。この場合、端
末運用会社は手数料収入を監視し、その利用率に応じて
手数料率を変えることにより実現することができる。
【0072】前述の例においては、収入の30%を小売
店舗に払うなどの設定を行ったことにより、小売店舗は
赤字、警送会社は黒字となっている(図6参照)この率
を変えることにより両者の利益と負担のバランスをとる
ことが可能となり各社が儲かる入金端末スキームが実現
できることとなる。
【0073】(5):プログラムインストールの説明 クーポン券発行手段13a、制御手段21a、通信手段
22a、入金手段24a、出金手段24b、顧客操作部
26の入力手段及び表示手段、カードリード部11のカ
ードリード手段、レシート印字部23の印字手段等はプ
ログラムで構成でき、主制御部(CPU)が実行するも
のであり、主記憶に格納されているものである。このプ
ログラムは、一般的な自動取引装置のコンピュータで処
理されるものである。このコンピュータは、主制御部、
主記憶、ファイル装置、表示装置や印刷装置等の出力装
置、入力装置などのハードウェアで構成されている。
【0074】このコンピュータに、本発明のプログラム
をインストールする。このインストールは、フロッピ
ィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、
これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが
備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドラ
イブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを
介して、コンピュータに設けられたファイル装置にイン
ストールされるものである。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0076】(1):出金手段による利用者の口座預金
の引出処理において、クーポン券発行手段でクーポン券
を発行するため、クーポン券の発行により利用者に付加
サービスを提供し、利用者の自動取引装置の出金利用を
促進して現金の回収を少なくすることができる。
【0077】(2):出金手段による利用者の口座預金
の引出処理において、通信手段で運用会社のホストシス
テムを経由して金融機関のホストコンピュータと通信す
るため、運用会社のホストシステムで現金量を監視し現
金回収の指示をすることができる。
【0078】(3):店舗の売上金を入金する入金手段
と、現金を出金する出金手段と、店舗の利用時にサービ
スを受けることができるクーポン券を発行するクーポン
券発行手段と、前記出金手段による利用者の口座預金の
引出処理において、前記クーポン券発行手段でクーポン
券を発行する制御手段として、自動取引装置のコンピュ
ータを機能させるためのプログラム又はプログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体とするため、こ
のプログラムを自動取引装置のコンピュータにインスト
ールすることで、利用者の出金利用を促進し、現金の回
収を少なくすることができる自動取引装置を容易に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における入金端末機の外観の説明図
である。
【図3】実施の形態における入金端末機の制御ブロック
の説明図である。
【図4】実施の形態における売上金の入金、回収を行う
入金機システムの説明図である。
【図5】実施の形態における出金処理を行う入金機シス
テムの説明図である。
【図6】実施の形態における入金機システムの運用例の
説明図である。
【図7】従来の入金機システムの説明図である。
【図8】従来の入金機の説明図である。
【符号の説明】
1 店舗 2a 運用会社のホストシステム 4 警送会社 10a 自動取引装置 13a クーポン券発行手段 21a 制御手段 22a 通信手段 24a 入金手段 24b 出金手段 26 顧客操作部 30 金融機関のホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 326 G07D 9/00 326 451 451Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗の売上金等を入金する入金手段と、 現金を出金する出金手段と、 店舗の利用時にサービスを受けることができるクーポン
    券を発行するクーポン券発行手段と、 制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記出金手段による利用者の口座預金
    の引出処理において、前記クーポン券発行手段でクーポ
    ン券を発行することを特徴とした自動取引装置。
  2. 【請求項2】外部との通信を行う通信手段を備え、 前記制御手段は、前記出金手段による利用者の口座預金
    の引出処理において、前記通信手段で運用会社のホスト
    システムを経由して金融機関のホストコンピュータと通
    信することを特徴とした請求項1記載の自動取引装置。
  3. 【請求項3】店舗の売上金を入金する入金手段と、 現金を出金する出金手段と、 店舗の利用時にサービスを受けることができるクーポン
    券を発行するクーポン券発行手段と、 前記出金手段による利用者の口座預金の引出処理におい
    て、前記クーポン券発行手段でクーポン券を発行する制
    御手段として、 自動取引装置のコンピュータを機能させるためのプログ
    ラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065568A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Glory Ltd 貨幣入出金装置および貨幣入出金システム

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