JP2003232297A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2003232297A JP2002032476A JP2002032476A JP2003232297A JP 2003232297 A JP2003232297 A JP 2003232297A JP 2002032476 A JP2002032476 A JP 2002032476A JP 2002032476 A JP2002032476 A JP 2002032476A JP 2003232297 A JP2003232297 A JP 2003232297A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風性能を確保し、かつ外観を損ねることの
ない、嵌め合い脱着が可能な吹出口部材を有する送風装
置を提供する。 【解決手段】 この送風装置は、送風装置の本体の嵌合
部47に嵌め合い脱着式に装着され、気体を吹き出す吹
出口部材7と、吹出口部材が、嵌合部における気体の吹
出方向に沿う第1の軌道に沿う移動と第1の軌道と異な
る第2の軌道に沿う移動とによって嵌め合いを離脱して
本体3,8に懸垂されるように、本体と吹出口部材との
間に配置される、脱着動作限定部材7a,3c,47
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹出口部材を含む
送風装置に関し、たとえば、空気調和機の送風装置、す
なわち室内機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の送風装置、たとえば空気調和機の
室内機においては、その室内機の内部を清掃すること
は、空気調和機メーカーのサービスマンなどの専門家以
外では難しかった。専門家以外が触れることができる部
材は、せいぜい空気吸込口に装着されているフィルター
の清掃もしくは交換、または筐体外部を拭うくらいであ
った。しかし、最近では、健康志向から室内機内部をも
清掃したいという要望が高まっている。これは、清掃が
されない場合、室内機内部に溜まった汚れが吹き出さ
れ、室内に飛散するからである。
【0003】以後の説明では、上記空気調和機の室内機
に限定して説明する。室内機の吹出口部材には風向板が
あるので、その内部に清掃具を挿入することは難しい。
吹出口部材を取り外すことができれば、吹出口の内部に
手を挿入して清掃することが容易になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、吹出口部材
を取り外すことができるタイプの室内機がいくつか提案
されている。このうち、たとえば吹出口が完全に室内機
本体から取り外せるタイプのもの(特開2001−20
1090号公報)では、次のような安全上の配慮が必要
となる。すなわち、室内機は、通常、壁面の高い位置に
取り付けられており、脚立などに上った不安定な状態
で、上記の吹出口を完全に取り外し、再び装着しなけれ
ばならない。この場合、吹出口部材という相当の大きさ
の重量物を高所で抱える状態を経ることが避けられな
い。このような作業をユーザが行なう場合を想定して、
ユーザに対して十分に注意喚起をする必要がある。昨
今、省エネルギー化等のために、空気調和機が大型化し
ている状況ではなおさら十分な注意が必要となる。
【0005】これを避けるには、上記吹出口部材を室内
機本体に常に取り付けた状態で開閉する開閉式にする必
要がある。しかしながら、吹出口部材を開閉式にした場
合には、それにともなう大きな問題を避けて通ることが
できない。すなわち、吹出口部材を開閉式にする場合、
回転する吹出口部材に固定部品が干渉しない構成をとる
必要があり、固定部品である送風制御壁の長さや角度に
制限が生じる。この結果、送風性能を犠牲にせざるをえ
なくなる。また、吹出口部材の動く範囲を確保するため
に、閉じた状態の外観を部分的に損なう懸念も生じる。
【0006】本発明は、送風性能を確保し、かつ外観を
損ねることのない、嵌め合い脱着が可能な吹出口を有す
る送風装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送風装置は、気
体を送風する送風装置である。この送風装置は、送風装
置の本体の嵌合部に嵌め合い脱着式に装着され、気体を
吹き出す吹出口部材と、吹出口部材が、少なくとも吹出
方向に沿う第1の軌道に沿う移動と第1の軌道と異なる
第2の軌道に沿う移動とによって、嵌め合いを離脱して
本体に懸垂されるように、本体と吹出口部材との間に配
置される脱着動作限定部材と、を備える(請求項1)。
【0008】この構成により、吹出口部材は吹出方向に
沿う第1の軌道に沿って移動し、嵌合構造を少なくとも
部分的に離脱し、その後、たとえば本体に懸垂される状
態にまで少なくとも第2の軌道に沿って移動する。した
がって、吹出口部材の脱着のために嵌合部や吹出口部材
の吹出方向への長さを犠牲にすることがない。逆に、嵌
合部や吹出口部材の吹出方向への長さを確保できるよう
に、嵌合部と吹出口部材との当り合いを避け、上記2種
類の軌道を設定することができる。この結果、上記構成
により、送風装置の設計に関して自由度を高めることが
できる。
【0009】したがって、第1の軌道は、吹出口部材が
懸垂される位置に移動する際に嵌合部と吹出口部材とが
当り合いを避けることができる範囲にあればよく、たと
えば、吹出口部材が嵌合部に部分的に収納されているま
での軌道であってもよい。ここで、軌道とは、吹出口部
材の中心部が移動する軌道であるが、中心部は吹出口部
材の中心付近という程度の意味であり、厳密な意味での
中心でなくてもよい。
【0010】上記の脱着動作限定部材は、第1および第
2の軌道を規定するリンク部材、そのリンク部材を緩く
拘束するガイドレール、および回転軌道を規定する軸部
材、その軸部材が係合する孔または凹部などによって構
成される。軸部材は、吹出口部材と一体化したものなど
が当然含まれる。
【0011】上記の構成によれば、本体から離脱した吹
出口部材は、脱着動作限定部材によって本体に懸垂され
るので、高所作業において吹出口部材を作業者が保持す
る必要がないので、高所作業における不安定度を減らす
ことができる。
【0012】なお、上記の嵌め合い離脱動作は、吹出口
部材は吹出方向に沿って第1の軌道を有し、他の第2の
軌道を含めば、その第2の軌道がどのような種類の軌道
であってもよい。たとえば、回転軌道、回動軌道、軌道
を1つに確定できない不定軌道であってもよい。さら
に、上記2種類の軌道を含めば、他の軌道を含んでもよ
い。たとえば、2つの直線軌道と1つの回転軌道とから
なる嵌め合い脱着動作であってもよい。また、上記の軌
道は、吹出口部材が装着状態から離脱状態に移行する場
合の軌道であり、離脱状態から装着状態に移行するのに
同じ軌道を遡及してもよいが、遡及することは必要な
い。
【0013】本発明の送風装置では、第1の軌道が、吹
出方向において嵌合部の壁面に沿う軌道であり、第2の
軌道が、壁面に交差する方向に沿う軌道であることがで
きる(請求項2)。
【0014】嵌合部の壁は、吹出口部材の上側に対面ま
たは接する部分は、吹出口部材の下側に対面または接す
る部分よりも吹出方向に長く形成される。その理由は、
吹出口部材は、上記第1の軌道に沿う移動により嵌合部
を部分的に離脱し、上記第2の軌道により下側に回り込
むように回動して懸垂位置にいたるからである。吹出口
部材が下側に回り込む際、吹出口部材の下側に対面また
は接する嵌合部の壁が吹出方向に短いほうが、回り込み
の障害にならず好都合である。上記の構成により、嵌合
部の壁と吹出口部材との当り合いが避けられ、送風装置
本体と吹出口部材との間に配置された脱着動作限定部材
に支持されながら、上記部分的離脱と上記懸垂位置にい
たる回動を行なうことができる。この結果、送風特性を
十分確保した上で、吹出口部材の円滑な嵌め合い脱着が
可能となる。
【0015】ここで、嵌合部の壁面は、吹出口部材が対
面または接する壁面をさす。この壁面に沿う方向とは、
たとえば嵌合部が吹出方向に広くなるテーパーがついて
いる場合は、これらテーパーがついた壁面の平均方向を
さすこととする。
【0016】本発明の送風装置は、第1の軌道が、嵌合
部の壁面に沿う直線軌道であり、第2の軌道が第1の軌
道に連続して、吹出口部材が本体に懸垂される状態にい
たる弧状軌道であるようにできる(請求項3)。
【0017】この構成により、直線運動を気体の吹出方
向に沿うようにとり、その直線運動の後の回転運動を吹
出口部材が本体に懸垂される位置までの運動とすること
ができる。このため、回転運動だけで吹出口部材を本体
に懸垂される位置まで移動させる構造に比べて、吹出口
部材および吹出口部材の壁が接する本体部分の吹出方向
への壁長さを十分長く確保しても、嵌め合い脱着運動の
障害となることがない。この結果、吹出口部材を容易に
離脱でき、内部の清掃を容易にした上で、風量をまとめ
整えて所定の方向に制御して送風することが可能にな
る。また、送風装置の設計に関しても自由度を高める効
果を奏する。
【0018】本発明の別の送風装置は、第1の軌道が、
嵌合部の壁面に沿う弧状軌道であり、第2の軌道が第1
の軌道に連続して、吹出口部材が本体に懸垂される状態
にいたる弧状軌道であることができる(請求項4)。
【0019】この構成によっても、まず、吹出口部材が
たとえば上記吹出方向に沿うように、直線に近い緩い弧
を描く弧状運動により嵌め合い部から抜き出ることがで
きる。このため、送風機の設計に関して自由度を高める
ことができる。なお、上記の脱着動作限定部材は、たと
えば、本体と吹出口部材とをつなぐリンク部材、および
吹出口部材の回転運動を規定する2つ以上の軸、その軸
を支える支点となる孔または凹部からなるものである。
上記の弧状軌道として、円弧軌道などを挙げることがで
きる。
【0020】上記本発明の送風装置では、吹出口部材
は、本体の嵌合部から離脱して、嵌合部が空いた嵌合離
脱状態と、嵌合部に吹出口部材が嵌め合わされた嵌合状
態と、これら2つの間の状態である、吹出口部材が本体
の嵌合部から部分的に離脱した部分離脱状態とをとるこ
とができる(請求項5)。
【0021】吹出口部材の上側に対面または接する嵌合
部の壁は、吹出口部材の下側に対面または接する嵌合部
の壁よりも吹出方向に長く形成される。その理由は、吹
出口部材は、上記第1の軌道に沿う移動により嵌合部を
部分的に離脱し、上記第2の軌道により下側に回り込む
ように回動して懸垂位置にいたるからである。吹出口部
材が下側に回り込む際、吹出口部材の下側に対面または
接する嵌合部の壁が吹出方向に短いほうが、回り込みの
障害にならず好都合である。
【0022】上記構造の嵌合部の場合、吹出口部材の上
側に対面または接する嵌合部の壁から吹出口部材が完全
に離脱せず、交差する方向から見て吹出口部材の相当の
部分が対面または接する上側の壁と重複していても懸垂
位置に吹出口部材が回動するのに障害にならない。
【0023】この結果、嵌合部の壁と吹出口部材との当
り合いが避けられ、送風装置本体と吹出口部材との間に
配置された脱着動作限定部材に支持されながら、上記部
分的離脱と上記懸垂位置にいたる回動を行なうことがで
きる。この結果、送風特性を十分確保した上で、吹出口
部材の円滑な嵌め合い脱着が可能となる。
【0024】また、清掃の際、作業者は連続的に吹出口
の離脱を行なわせる必要がなくなり、部分的に分けて上
記離脱作業を行なうことができるので、離脱作業を容易
化することが可能となる。
【0025】上記本発明の送風装置では、本体の嵌合部
に嵌め合わせた吹出口部材を本体に拘束する止め具を備
えることができる(請求項6)。
【0026】この構成により、清掃を行なわない時は吹
出口部材を本体の嵌合部に装着し確実に止めておくこと
ができる。この止め具は、使用者が容易に操作できる位
置に配置しておくことが望ましい。この結果、安全性お
よび操作性を高める効果を得ることができる。
【0027】上記本発明の送風装置では、吹出口部材と
本体とを連結する弾性部材を、さらに備えることができ
る(請求項7)。
【0028】この構成により、吹出口部材が嵌め合い脱
着動作を行なう際に、自重で吹出口部材が衝撃的に急落
下するのを、上記の弾性部材が防止することができる。
この弾性部材としてばね等を用いることができる。
【0029】上記本発明の送風装置では、吹出口部材お
よび本体の少なくとも一方に、吹出口部材が嵌合部を離
脱し始めて本体に懸垂される間のいずれかの段階の運動
の勢いを減らす緩和機構を備えることができる(請求項
8)。
【0030】この構成により、吹出口部材の落下運動の
エネルギーをたとえば摩擦熱や弾性エネルギーに変換し
て散逸させることができる。この結果、吹出口部材の急
落下の勢いを減少させて、吹出口部材の嵌め合い離脱動
作を円滑に行なうことが可能になる。
【0031】上記本発明の送風装置では、緩和機構が、
吹出口部材の嵌め合い離脱運動の動きを限定する部材お
よびその部材に対向する吹出口部材の一方に設けられた
かかり凸部およびそのかかり凸部が掛かって離脱するよ
うに設けられた凹部とから構成されることができる(請
求項9)。
【0032】この構成により、吹出口部材が嵌合を離れ
本体に懸垂されるとき、上記凸部が凹部に嵌って離脱す
ることにより、運動エネルギーを摩擦エネルギーなどに
変換し落下運動の勢いをそぐことができる。また、離脱
運動の動きを規定する部材と吹出口部材との面圧を可動
としたり、また調節することにより、上記半離脱の中間
的な状態に暫定的に固定することができる。この結果、
組立を容易に行なうことができ、部品点数を減らすこと
が可能になる。
【0033】上記本発明の送風装置では、緩和機構が、
吹出口部材の嵌め合い離脱運動の動きをガイドするガイ
ド部材に設けられ、ガイド部材の吹出口部材の移動方向
に沿う部材は弾性部材で形成され、吹出口部材の移動の
勢いを減らすように、その弾性部材によって少なくとも
1箇所でガイド幅に狭隘部が形成されている(請求項1
0)。
【0034】上記の構成によっても、吹出口部材の移動
の勢いを適度に弱めて、衝撃的な負荷が送風装置にかか
らないようにすることができる。
【0035】上記本発明の送風装置では、狭隘部が2箇
所以上設けられ、そのうちの1箇所の狭隘部では、弾性
部材は吹出口部材の装着状態を保つように配置され、別
の1箇所の狭隘部では、弾性部材は吹出口部材の懸架状
態を保つように配置されることができる(請求項1
1)。
【0036】この構成により、急落下防止の緩和機構を
用いて、吹出口部材の装着状態および懸架状態を適度に
安定に保つことができる。このため、わずかの振動など
による吹出口部材の装着状態からのとび出しを防止する
ことができる。また、懸架状態でのふらつき程度を抑制
することができる。
【0037】上記本発明の送風装置では、吹出口部材の
嵌め合い脱着動作によりオンオフされるスイッチを備え
ることができる(請求項12)。
【0038】この構成により、たとえば、空気調和機の
室内機の吹出口部材を離脱させて内部を清掃する際に、
電源をオフさせることができる。このため、使用者が清
掃する際に、感電防止を徹底することが可能となる。こ
の結果、安全性を向上させることができる。
【0039】上記本発明の送風装置では、スイッチは2
個配置され、そのうち1個のスイッチは送風装置全体の
制御回路用電源回路への電力供給のスイッチであり、他
のスイッチは少なくとも送風機(たとえばファンモー
タ)を制御するマイクロコンピュータへの吹出口部材の
脱着信号用のスイッチであることが望ましい(請求項1
3)。
【0040】この構成により、安全対策を徹底して行な
うことが可能になる。上記本発明の送風装置では、吹出
口部材および本体の嵌め合い部の少なくとも一方に断熱
層を備えることができる(請求項14)。
【0041】この構成により、吹出口部材と本体との間
の熱伝達を小さくすることができる。上記の断熱層に
は、発泡ポリエチレンなどの独立空気層を含むシール材
などを用いることができる。
【0042】上記本発明の送風装置では、吹出口部材の
嵌め合い脱着動作に追随するように配置された配線保護
部材を備えることができる(請求項15)。
【0043】この構成により、吹出口部材の嵌め合い脱
着動作をスムースに行なうことができる。上記の配線保
護部材は、吹出口部材の上記動きに追随する可動機構を
有しており、たとえば吹出口部材に配置されたモーター
と本体に配置された電装基板とを接続する配線などを収
納している。この結果、配線の噛み込みを防止すること
が可能になる。
【0044】上記本発明の送風装置では、吹出口部材の
嵌め合い脱着動作に追随するように配置された配線保護
部材の追随する動きにより、オンオフされるスイッチを
備えることができる(請求項16)。
【0045】この構成により、配線材保護部材と本体と
の相対的な運動により、または配線材保護部材と吹出口
部材との相対的な運動により、オンオフ動作を実現する
スイッチを配置することができる。このため、既述した
ように吹出口部材と本体との間の相対運動でスイッチを
オンオフさせる機構の他に、上記の構成によるスイッチ
も形成することが可能となる。この結果、動作に連動し
た制御を行なうのに効果を奏することができる。
【0046】上記本発明の送風装置では、吹出口部材の
嵌め合い脱着動作の駆動を行なう1つ以上のモーター
と、モーターの回転力を伝達し吹出口部材に嵌め合い脱
着動作をさせる駆動機構とを備えることができる(請求
項17)。
【0047】この構成により、ギアやベルト等の伝達装
置を介してモーターの回転力を吹出口部材に配置したギ
アに伝達することにより、使用者が本体に触れることな
く吹出口部材の嵌め合い脱着動作を自動的に行なわせる
ことが可能になる。
【0048】上記本発明の送風装置では、吹出口部材の
嵌め合い脱着動作の駆動を行なう1つ以上のモーター
と、モーターの回転力を伝達して吹出口部材に嵌め合い
脱着動作をさせ、かつ吹出口部材と協働して送風方向を
変える駆動機構とを備えることができる(請求項1
8)。
【0049】この構成により、吹出口部材の嵌め合い脱
着動作を駆動させる駆動機構をスイッチ1つで駆動させ
て送風方向を変えることができる。この場合、吹出口部
材の嵌め合い離脱動作を伴うので、送風方向を大きく容
易に変えることができる。この結果、より送風性能を高
め、よりきめ細かい送風方向制御を行なうことが可能に
なる。
【0050】上記本発明の送風装置では、駆動機構が、
吹出口部材の嵌め合い脱着動作に連動して送風の通路の
壁を部分的に構成することができる(請求項19)。
【0051】この構成により、別の通路の壁部材を用い
ることなく、本体の嵌合部と吹出口部材とを結ぶ接続通
路を容易に、かつ小さいスペースで形成することができ
る。
【0052】上記本発明の送風装置では、送風装置が、
熱交換装置を含む、空気調和機の室内機であって、吹出
口部材がルーバを含み、熱交換装置を経由した空気を室
内に向けて風向を制御して吹き出すことができる(請求
項20)。
【0053】この構成により、室内機の空気吹出特性を
良好に維持した上で、室内機の内部を容易に清掃するこ
とが可能になる。
【0054】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態について説明する。
【0055】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における空気調和機の室内機の側面断面図であ
る。また、図2は、図1に示す室内機の分解斜視図であ
る。図1および図2において、室内機の筐体は、前面パ
ネル1と、その前面に位置して前面パネル1に軸2aで
支持され、弾性突起1b(図2にのみ表示)で掛止され
る開閉自在なオープンパネル2と、キャビネット3とに
より構成される。クロスフローファン4の回転により、
前面パネル1の上部に位置する吸込口1a、オープンパ
ネル2の格子部2b、および前面パネル1とオープンパ
ネル2との隙間から吸い込まれた室内空気は、フィルタ
ー5で塵芥を除去され、熱交換後に吹出口部材7を経て
室内へ吹き出される。
【0056】吹出口部材7は、上下および左右方向の風
向を制御するルーバー9,10と、ルーバーの方向を変
えるルーバーモータ11(図2のみ表示)と、格子枠
(吹出枠)12などから構成される。この吹出口部材7
は、前面パネル1と熱交換器6との下方に位置するドレ
ンパン8とキャビネット3などで構成される嵌合部47
に着脱自在に嵌め込まれる。この吹出口部材7は、格子
枠(吹出枠)12によって端部が限定されている。
【0057】図3〜図5を用いて、図1に示す室内機に
おける吹出口部材の開閉動作について説明する。図3で
は、上記室内機の吹出口部材7が嵌合部にはめ込まれて
いる状態での吹出枠以外の部分での断面図を示してい
る。嵌合部の壁47aと吹出口部材7とは壁面どうし対
面または接している。
【0058】図4では、吹出口部材7が、嵌合部47か
ら抜け出る方向に直線運動により移動した状態を示して
いる。この第1の軌道に沿う移動は、吹出口部材7の壁
が、嵌合部の壁47aと接しながらずれる移動である。
また、図3の中の軸部材7aは、図4において、位置3
aから位置3bまで矢印の方向に移動している。本体の
キャビネットには、軸部材7aの位置3aから位置3b
への移動をガイドするガイド3cが設けられている。図
4に示す状態から、吹出口部材7は、位置3bに移った
軸部材7aを回転軸として外側に回転することができ
る。この回転を第2の軌道に沿う移動とみることができ
る。
【0059】図5は、吹出口部材が図4の状態から、吹
出口部材7と一体化した軸部材7aの回りに外側に回転
して、本体に懸垂される位置にいたった状態を示す図で
ある。
【0060】本実施の形態における空気調和機の室内機
の構成によれば、吹出口部材7は、ドレンパン8やキャ
ビネット3などで構成される嵌合部から、吹出方向に沿
う直線運動によって少なくとも部分的に抜け出る。この
後に、吹出口部材は懸垂される位置まで回転運動により
回転し、嵌合部を空いた状態にする。このため、室内機
の内部の清掃を可能にした上で、嵌合部を構成する壁部
材の吹出方向長さを十分長く形成することができ、制御
性を確保して風を所定方向にまとめて送風することが可
能となる。また、吹出口部材を嵌合部から離脱させて吹
出口部材を本体に懸垂するので、高所作業での不安定度
を減少させることができる。
【0061】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2における送風装置である室内機を示す図である。
本実施の形態では、リンク部材41を用いて、吹出口部
材の嵌め合い脱着機構を実現している。図6において、
リンク部材41の軸3dは、吹出口部材7を回転運動さ
せるための回転軸である。リンク部材41は、吹出口部
材7の回転運動を規定し、保持を行なうための部材であ
る。
【0062】図6に示すように、嵌合部47を抜け出る
方向に沿った軸3dの回りの回転と、それに続いて吹出
口部材7を懸垂状態におく、位置3bでの軸部材7aの
回りの回転とによって、吹出口部材が本体に懸垂された
離脱状態が実現される。図6の構成の場合、リンク部材
41は最初の回転運動のアームの役割を果たすが、次に
回転運動では吹出口部材と一体化された軸部材7aが回
転中心となるので、リンク部材41はこの運動に直接関
与することはない。
【0063】図7に示す構造の場合には、2つのリンク
部材の2つの回転軸の回りの回転によって実現される吹
出口部材7の直線運動により、吹出口部材7は嵌合部を
抜け出る。この後は、2つのリンク部材41a,41b
の角度の開き具合によって幾通りもの回動運動がありう
る。すなわち、図7の状態の吹出口部材が懸垂状態にい
たる軌道は不定である。
【0064】本発明は、図7に示す場合のように、第1
の運動が嵌合部における吹出方向に沿う運動であり、最
終的に吹出口部材が本体に懸垂されるかぎり、第2の運
動の軌道を具体的に特定しなくてもよい。図7の場合、
第2の運動は、2つのリンク部材によって実現される弧
状運動と表現することができる。
【0065】本実施の形態における空気調和機の室内機
の構成によれば、吹出口部材7は、ドレンパン8やキャ
ビネット3などで構成される嵌合部から、吹出方向に沿
う円弧に沿う運動によって少なくとも部分的に抜け出
る。この後に、吹出口部材は懸垂される位置まで2つの
リンク部材によって実現される弧状運動により回動し、
嵌合部を空いた状態にする。このため、室内機の内部の
清掃を可能にした上で、嵌合部を構成する壁部材の吹出
方向長さを十分長く形成することができ、制御性を確保
して風を所定方向にまとめて送風することが可能とな
る。また、吹出口部材を嵌合部から離脱させて吹出口部
材を本体に懸垂するので、高所作業での不安定度を減少
させることができる。
【0066】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3における室内機の吹出口部材を固定する構造を示
す断面図である。また、図9は、図8において吹出口部
材の固定具が配置されている部分であるP部の拡大図で
ある。また、図10は、図9のX-X線に沿う断面図で
ある。図10において、止め具13は、吹出口部材7に
スライド可能の状態で保持されている。ドレンパン8の
穴に止め具のフックが掛かることにより吹出口部材7を
本体に含まれるドレンパンに固定することができる。
【0067】この構成により、清掃を行なわない時は吹
出口部材を本体の嵌合部に装着し確実に止めておくこと
ができる。この結果、安全性および操作性を高める効果
を得ることができる。
【0068】(実施の形態4)図11は、本発明の実施
の形態4における室内機を示す断面図である。本実施の
形態では、吹出口部材7が急落下するのを防止するため
のばね部材を備えている。図11において、吹出口部材
7が、ばね14と、ばねケース15とを介して、本体の
キャビネット3に固定されている。吹出口部材7の変位
に伴いばねが伸びることにより、逆向きの抗力が発生
し、吹出口部材7が自重によって急落下しない構造とな
っている。
【0069】(実施の形態5)図12は、本発明の実施
の形態5における室内機を示す断面図である。本実施の
形態では、小さいばねでも十分な緩和効果が発現される
ように、吹出口部材の落下(回転)動作に対して抵抗が
生じる機構を設ける。すなわち、図13(a)に示すよ
うに、吹出口部材7に「かかり7b」を設け、そのかか
り7bが運動する軌跡に沿って、本体側の脱着動作限定
部材における軸係合部54に所定間隔でそのかかりが部
分的に係合する凹部または孔54aを設ける(図13
(b))。これら軸係合部54およびそこに設けられた
孔54aならびにかかり突起7bが急落下防止部材を構
成する。
【0070】図14(a)および図14(b)に、吹出
口部材および本体側の軸係合部の側面図を示す。吹出口
部材の軸部7aは、軸係合部54のシャフト中空部(軸
孔)54cに嵌め合わされる。かかりと孔とは完全に係
合して吹出口部材を静止させることはなく、かかり7b
が孔部54aにさしかかる度に部分的に係合し抜け出る
ことにより、吹出口部材の運動の勢いをある程度弱める
ことができるように構成する。このため、吹出口部材の
動作は、各係合部で速度を減速されることになり、ばね
14を小型化することができる。
【0071】軸係合部材54の孔54aに突起7bが嵌
っていない場合、ばねはたわむ動作をするが、孔54a
に突起7bが嵌ることにより、吹出口部材の速度が大き
くなる前に減速する構造となっている。また、吹出口部
材の嵌め合い脱着の操作感を得ることにも貢献すること
ができる。
【0072】図14(c)は、吹出口部材が本体側の軸
係合部に嵌り合った状態を示す断面図である。孔54a
は、突起7bが装着できるように凹状の窪みであっても
よい。その窪みまたは孔の縁におけるコーナにR形状を
形成することにより円滑な動作感を得ることができる。
さらに、吹出口部材の端部の凸部7cが円周状孔54b
に嵌り合うことで開閉の範囲を制限でき、全開時に吹出
口部材を静止状態に保つことができる。
【0073】(実施の形態6)図15は、本発明の実施
の形態6における送風装置を示す断面図である。この送
風装置では、吹出口部材7がオイルダンパー16を介し
て、本体のキャビネット3に固定されている。オイルダ
ンパー16は回動可能に本体に取り付けられている。吹
出口部材7が運動を開始すると、オイルダンパーのシリ
ンダ16bに充填されたオイルが、ピストン16aに対
して抵抗として作用する。吹出口部材7は、ピストン1
6aと回動可能に連結されたリンク部材41に連結され
ているので、吹出口部材の落下運動に対して逆向きの抗
力が発生する。この結果、吹出口部材7が自重により急
落下しないようにすることができる。上記のオイルダン
パー以外にも、ホイールとブレーキとにより運動エネル
ギーを熱エネルギーに変換し、エネルギー散逸させる方
式を用いてもよい。
【0074】(実施の形態7)図16は、本発明の実施
の形態7における室内機を示す断面図である。本実施の
形態では、上述の機構とは別の機構を有する急落下防止
部材17により吹出口部材の自重による落下の勢いを弱
める。図17は、その急落下防止部材17の部分を拡大
した断面図である。図16および図17に示す急落下防
止部材17は、吹出口部材の嵌め合い脱着動作の軌道を
規定し、かつ嵌め合い脱着動作時の急落下を防止するた
めの機構を備えている。すなわち、急落下防止部材17
は、吹出口部材7に一体化された軸部材の移動に抵抗力
を与えるばね部17cを備え、上記急落下の勢いを緩和
する機構を備えている。
【0075】吹出口部材7が懸垂位置に向って落下する
際、軸部7aはばね部17cの下方の傾斜面を滑り落ち
る。ばね部17cは波打って形成されるので、軸部7a
が滑り落ちる際に軸部に抵抗を付加する。この抵抗によ
り、吹出口部材の急落下を防止することができる。
【0076】急落下防止部材17の装着は次のように行
なわれる。すなわち、吹出口部材を含めて吹出口部分を
組み立てる際に、キャビネット3に吹出口部材7を嵌め
合わせ、左右2箇所に、この急落下防止部材17を吹出
口部材の軸7aをはさみ込むように固定する。急落下防
止部材17は、この状態で位置合わせされた取付孔17
dとキャビネット雌ねじ部3gとに螺子を螺合して固定
される。
【0077】急落下防止部材17を構成する材質は、強
度とばね性と摺動性とを持たせるため、たとえばポリオ
キシメチレン、ポリアセタール(POM)などとするこ
とが望ましい。
【0078】図18は、上記送風装置における急落下防
止部材17の位置を説明するための図であり、送風装置
に傾斜して取り付けられた急落下防止部材をその傾斜面
に直交するように見た図である。急落下防止部材は、送
風装置の端部に取り付けられている。
【0079】図19(a)は、急落下防止部材に係合す
る軸部7aなどを含む吹出口部材7の端部を示す斜視図
である。また、図19(b)は、急落下防止部材を示す
斜視図である。吹出口部材の軸部7aは、ばね部17c
の直下において、図示していない本体キャビネットの傾
斜面との間にはさまれる。また、吹出口部材7の端部壁
7hは、急落下防止部材の対の側壁17aの片方と、吹
出口部材7の端部壁7h(図19(a))の裏面に位置
するキャビネット側面との間に挟まれる。また、ばね部
17cは、急落防止のみでなく、吹出口部材7が全閉時
の保持効果も有する。吹出口部材の軸部7aに急落下防
止の抵抗を付加するばね17cは、上記軸部に抵抗力を
付加できれば、どのような形状および配置であってもよ
い。
【0080】上記実施の形態4におけるばね、実施の形
態5における急落下防止部材、実施の形態6にけるオイ
ルダンパー、および実施の形態7における急落下防止部
材が、吹出口部材の落下運動の勢いを緩和する緩和部材
を構成する。
【0081】(実施の形態8)図20は、本発明の実施
の形態8における室内機を示す断面図である。本実施の
形態では、嵌合部にスイッチ32を配置して、吹出口部
材7の嵌め合い脱着に応じてオンオフする点に特徴があ
る。図20において、吹出口部材は、嵌合離脱にあり、
スイッチ32の入力部32aは突き出た状態を維持し、
オフ状態を維持する。また、図示していないが、嵌合状
態では、吹出口部材の壁部7gはスイッチ32の入力部
32aを押してオン状態とする。
【0082】また、図21では、スイッチ33を嵌合部
の奥に配置した例を示す。図21において、吹出口部材
は、嵌合離脱にあり、スイッチ32の入力部33aは突
き出た状態を維持し、オフ状態を維持する。また、図示
していないが、嵌合状態では、吹出口部材にとり付けた
スイッチ押圧部材7fはスイッチ32の入力部32aを
押してオン状態とする。
【0083】図20に示すスイッチの配置と、図21に
示すスイッチの配置とは互いに干渉しないので、スイッ
チを少なくとも2個配置して、嵌合状態と嵌合離脱状態
とでスイッチをオンオフさせることができる。このよう
に、スイッチを2個配置して、形成した回路を図22に
示す。2個のスイッチのうちの一方32は、制御回路用
電源回路への入力を入切(オンオフ)し、他方のスイッ
チ33は、マイクロコンピュータへの入力をオンオフし
ている。
【0084】上記の構成により、吹出口部材を離脱させ
て空いた嵌合部から内部を清掃する場合、確実に電源を
切ることができるので、感電することを防止できる。こ
の結果、安全性を向上させることが可能となる。
【0085】(実施の形態9)図23(a)は、本発明
の実施の形態9における室内機を示す断面図である。本
実施の形態の室内機では、図23(b)に示すように、
嵌め合い脱着動作に追随するように配置され、かつ可動
機構を有する配線保護部材を備えている点に特徴があ
る。図23(a)および図23(b)では、ルーバーを
駆動するモーターに電力を供給する配線を保護する配線
保護部材を示している。図23(a)に示す嵌合状態に
おける配線保護部材は、図23(b)に示す形状および
配置をとる。
【0086】この配線保護部材は、フリーな状態では図
24に示す構成を備えている。図24において、配線カ
バー19,20は軸と孔で係合しており、配線をカバー
する構造19aと、直線運動に追随するように配置され
たヒンジ19bとが設けられている。図23(b)と図
24とを比較して分かるように、配線を含む配線カバー
は折り畳まれて、配線カバー部19aに覆われる。
【0087】図25(a),(b)および図26
(a),(b)を用いて、吹出口部材7の動きに追随し
て変形する配線保護部材の動きを説明する。図25
(a)は、吹出口部材7が嵌合部から直線運動により部
分的に抜け出た状態を示す図である。このときの配線保
護部材は、図23(b)に示す配線保護部材に比較し
て、折り畳まれ状態が緩和され、配線を含む配線カバー
の折れ曲り角度が広がっている。この後、図26(a)
および図26(b)に示すように、吹出口部材7は懸垂
状態にいたるように回転し、それに追随して配線を含む
配線保護部材は、いつでも元に折れ曲ることができる状
態を残して、折れ曲り角度をさらに広げる。
【0088】上記の図23(a)〜図26(b)によれ
ば、吹出口部材7が上記嵌め合い脱着運動のどの状態に
あっても、配線21を保護しており、配線21の長さも
変わらないことが分かる。また、配線が嵌合部に噛み込
まれることを防止することができる。
【0089】(実施の形態10)図27は、本発明の実
施の形態10の室内機における配線保護部材とスイッチ
の配置を示す図である。図27に示すように、配線保護
部材の配線カバー20には、スイッチ押圧部20aが設
けられ、嵌合状態では、スイッチ押圧部20aがスイッ
チ33の入力部33aを押圧して、スイッチオン状態が
実現されている。一方、図28に示すように、吹出口部
材7が嵌合部を吹出方向に部分的に移動して嵌合状態を
部分的に離脱した状態では、配線カバーに設けられたス
イッチ押圧部20aは、スイッチ33の入力部33aか
ら離れる。このため、スイッチ33はオフ状態となる。
図29に示す懸垂状態では、スイッチ押圧部20aはさ
らにスイッチから離れ、オフ状態が持続する。
【0090】上記のように、吹出口部材の嵌め合い脱着
動作に応じて、配線保護部材を介してスイッチをオンオ
フすることができる。この結果、嵌め合い脱着に伴う配
線への応力の負荷を軽減し、かつ配線の噛み込みなどを
防止した上で、吹出口部材を離脱させて内部を清掃する
場合、確実に電源を切ることができるので、感電するこ
とを防止できる。この結果、嵌め合い脱着の操作性およ
び安全性を向上させることが可能となる。
【0091】(実施の形態11)図30および図31
は、本発明の実施の形態11における室内機を説明する
図である。図30は室内機の正面図であり、図31は、
図30におけるXXXI-XXXI線に沿う断面図であ
る。本実施の形態では、ドレンパン8と吹出口部材7の
本体側の係合箇所の少なくともどちらかに、断熱層18
を配置した点に特徴がある。断熱層の素材としては、た
とえば発泡ポリエチレンなどの独立空気層をもったシー
ル材を用いることができる。
【0092】上記の構成により、吹出口部材と本体との
間の熱伝達を減少することができる。
【0093】(実施の形態12)図32〜図34は、本
発明の実施の形態12における室内機を示す図である。
本実施の形態では、嵌合部への脱着可能な吹出口部材の
脱着動作を駆動し制御する1つ以上のモーターを本体ま
たは吹出口部材に配置する点に特徴がある。モーター2
6の回転力は、ギア25やベルト24等の伝達手段を介
して吹出口部材嵌合部に配置したピニオン23とラック
22とに伝達される。ラック22は本体のキャビネット
3などに固定されているので、ピニオンの回転につれピ
ニオン自身がラック上を移動する。ピニオン23と吹出
口部材7とは一体化されており、ピニオンと吹出口部材
とを連結するシャフトが通るガイド27が配置されてい
るので、ピニオンの回転につれ、ピニオンはラックの位
置22aから位置22bまで移動する。それに伴い、吹
出口部材も移動する。
【0094】図33に示すように、位置22bまで移動
したピニオン23は前進できなくなる。さらに回転を持
続すると、吹出口部材7全体が、図34に示すように回
転し、吹出口部材は本体に懸垂される状態が実現され
る。
【0095】上記の動きは、可逆的であり、モーターの
正、逆回転により、可逆的に吹出口部材の嵌め合い脱着
動作を行なうことができる。すなわち、図34の状態に
おいて、モーターの回転を逆回転にすると、吹出口部材
7は、図34の状態から図33の状態を経て、図32の
状態に戻ることができる。ガイド27は、キャビネット
3に取り付けられ、吹出口部材7の動きを規定してい
る。
【0096】本実施の形態によれば、使用者が本体に触
れることなく嵌め合い脱着動作を自動的に行なわせるこ
とが可能となる。
【0097】(実施の形態13)図35および図36
は、本発明の実施の形態13における室内機を示す図で
ある。本実施の形態では、吹出口部材の嵌め合い脱着動
作を駆動する1つ以上のモーターを配置して、モーター
の正、逆回転により可逆的に嵌め合い脱着動作を行な
い、さらに風向制御を行なう点に特徴がある。
【0098】図35および図36において、本体側のピ
ニオン28,29が回転することにより、吹出口部材7
につながるフレキシブルラック30,31が吹出口部材
の動きに追随して繰り出され、または戻る。フレキシブ
ルラック30,31が繰り出される場合には、これらフ
レキシブルラック30,31は本体と吹出口部材との間
の吹出部の壁を形成し、吹出口部材の空気吹き出し機能
を維持することができる。
【0099】この結果、図35の矢印方向の吹出方向で
あるほとんど横方向から、図36に示す下向きへと風向
を変えることが可能となる。本実施の形態における風向
制御は、大きな風向変更をする場合に有効である。
【0100】上記において、本発明の実施の形態につい
て説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形
態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発
明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許
請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範
囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を
含むものである。
【0101】
【発明の効果】本発明の送風装置は、内部の清掃のため
に嵌め合い脱着自在の吹出口部材を備え、その吹出口部
材の離脱時にはまず、嵌合部における気体吹出方向に沿
って、吹出口部材を移動させて離脱させる。このため、
吹出口部の風向制御部材の吹出し方向長さを十分確保す
ることにより送風性能を確保した上で、内部の清掃が容
易となる。また、吹出口部材を嵌め合い離脱させた後に
本体に懸垂させるので、高所作業における不安定度を減
少させることができる。上記の嵌め合い脱着を可能にす
る機構はコンパクトに形成できるので、送風装置の外観
を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における室内機の断面
図である。
【図2】 図1の室内機の分解斜視図である。
【図3】 図1の室内機において、吹出口部材が本体の
嵌合部に嵌め合い装着された状態を示す図である。
【図4】 図1の室内機において、吹出口部材が嵌め合
い状態を離脱する際の直線状の第1軌道に沿う動きを示
す図である。
【図5】 直線状の第1軌道に沿う動きの後、吹出口部
材が本体に懸垂される状態にいたるまでの第2軌道に沿
う動きを説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の室内機において、吹
出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂されている状
態を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の他の室内機におい
て、吹出口部材が嵌め合いを離脱した状態を示す図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態3における室内機の断面
図である。
【図9】 図8のP部拡大図である。
【図10】 図9のX-X線に沿う断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態4の室内機において、
吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂されている
状態を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態5の室内機において、
吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂されている
状態を示す図である。
【図13】 (a)は、図12の室内機の吹出口部材の
斜視図であり、(b)は、本体側において吹出口部材の
急落下を防止するための部材の斜視図である。
【図14】 (a)は、図13の吹出口部材の側面図で
あり、(b)は、本体側において吹出口部材の急落下を
防止するための軸係合部材の側面図であり、(c)は吹
出口部材と軸係合部材とが嵌り合った状態の断面図であ
る。
【図15】 本発明の実施の形態6の室内機において、
吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂されている
状態を示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態7の室内機において、
吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂されている
状態を示す図である。
【図17】 図16の室内機に設けられた吹出口部材が
急落下することを防止するための急落下防止部材を示す
図である。
【図18】 急落下防止部材が配置される位置を示す急
落下防止部材の直視図である。
【図19】 (a)は吹出口部材の端部を示す斜視図で
あり、(b)は急落下防止部材の斜視図である。
【図20】 本発明の実施の形態8の室内機において、
吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂され、スイ
ッチオフ状態を示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態8の別の室内機におい
て、吹出口部材が嵌め合いを離脱して本体に懸垂され、
スイッチオフ状態を示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態8の室内機において、
2つのスイッチが配置された場合の回路図を示す図であ
る。
【図23】 (a)は本発明の実施の形態9の室内機に
おいて、吹出口部材が嵌め合わされている状態を示す図
である。(b)は、吹出口部材が(a)の嵌め合い状態
にあるときの配線を含む配線カバーが折り畳まれて収納
されている状態を示す図である。
【図24】 本体に係止された状態の配線を含む配線保
護部品の形状を示す図である。
【図25】 (a)は図23(a)の状態から吹出口部
材が部分的に離脱した状態を示す図であり、(b)は
(a)における配線保護部材の形状を示す図である。
【図26】 (a)は図25(a)の状態から吹出口部
材が弧状軌道に沿って本体に懸垂される位置に移動した
状態を示す図であり、(b)は(a)における配線保護
部材の形状を示す図である。
【図27】 本発明の実施の形態10の室内機におい
て、配線保護部材がスイッチを押圧しオン状態を維持し
ている状態を示す図である。
【図28】 図27の室内機において、配線保護部材が
スイッチを離れてオフ状態を維持している状態を示す図
である。
【図29】 図27の室内機の吹出口部材が室内機本体
に懸垂された状態を示す図である。
【図30】 本発明の実施の形態11における室内機の
正面図である。
【図31】 図30におけるXXXI-XXXI線に沿
う断面図である。
【図32】 本発明の実施の形態12の室内機における
吹出口部材の端部を示す斜視図である。
【図33】 図32の吹出口部材の端部においてピニオ
ンが回転してラックの他方の端部まで移動した状態を示
す斜視図である。
【図34】 図33の状態からさらにピニオンが回転
し、吹出口部材が本体に懸垂された状態を示す図であ
る。
【図35】 本発明の実施の形態13における室内機を
示す図である。
【図36】 図35の室内機におけるフレキシブルラッ
クとピニオンとを駆動して、吹出口部材を懸垂位置まで
移動させた段階の図である。
【符号の説明】
1 前面パネル、1a 前面パネル吸込孔、2 オープ
ンパネル、2a オープンパネル軸部、2b オープン
パネルの格子部、3 キャビネット、3a,3b キャ
ビネット中のガイド端部、3c ガイド、3d リンク
部材取付軸、3g 急落下防止部材固定雌ねじ孔、4
クロスフローファン、5 エアフィルタ、6 熱交換
器、7 吹出口部材、7a 吹出口部材の軸部材、7b
かかり凸部、7c 円周孔係合凸部、7f スイッチ
押圧部、7g スイッチ押圧壁、7h 端部壁、8 ド
レンパン、9 横ルーバ、10 縦ルーバ、11 ルー
バーモーター、12 格子枠、13 ストッパ、14
ばね(弾性部材)、15 ばねケース、16 オイルダ
ンパー、16a ピストン、16b シリンダー、17
急落下防止部材(緩和部材)、17a 側壁、17c
ばね、17d 固定用孔、18 断熱層、19,20
配線カバー、19a カバー部材、19bヒンジ、2
0a スイッチ押圧部、21 配線、22 ラック、2
2a,22bラック端部、23 ピニオン、24 ベル
ト、25 ギア、26 吹出口部材駆動モータ、27
ガイド、28,29 ピニオン、30,31 フレキシ
ブルラック、32,33 スイッチ、32a,33a
入力部、41,41a,41b リンク部材、47 嵌
合部、47a 嵌合部を構成する壁、54 急落下防止
部材(緩和部材)、54a かかり孔、54b 円周状
孔、54c 中空シャフト(軸孔)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 1/00 F24F 1/00 401E (72)発明者 竹川 伸英 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3H022 AA02 BA01 BA07 CA50 CA54 DA01 DA12 DA16 3H034 AA02 AA18 BB02 BB09 CC03 DD12 DD24 DD26 EE02 EE17 3L049 BB02 BC01 BD02 3L051 BH07 BJ03 BJ05 BJ10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体を送風する送風装置であって、 前記送風装置の本体の嵌合部に嵌め合い脱着式に装着さ
    れ、前記気体を吹き出す吹出口部材と、 前記吹出口部材が、少なくとも前記吹出方向に沿う第1
    の軌道に沿う移動と前記第1の軌道と異なる第2の軌道
    に沿う移動とによって、前記嵌め合いを離脱して前記本
    体に懸垂されるように、前記本体と前記吹出口部材との
    間に配置される脱着動作限定部材と、を備える、送風装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の軌道が、前記吹出方向におい
    て前記嵌合部の壁面に沿う軌道であり、前記第2の軌道
    が、前記壁面に交差する方向に沿う軌道である、請求項
    1に記載の送風装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の軌道が、前記嵌合部の壁面に
    沿う直線軌道であり、前記第2の軌道が前記第1の軌道
    に連続して、前記吹出口部材が前記本体に懸垂される状
    態にいたる弧状軌道である、請求項2に記載の送風装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の軌道が、前記嵌合部の壁面に
    沿う弧状軌道であり、前記第2の軌道が前記第1の軌道
    に連続して、前記吹出口部材が前記本体に懸垂される状
    態にいたる弧状軌道である、請求項2に記載の送風装
    置。
  5. 【請求項5】 前記吹出口部材は、前記本体の嵌合部か
    ら離脱して、前記嵌合部が空いた嵌合離脱状態と、前記
    嵌合部に前記吹出口部材が嵌め合わされた嵌合状態と、
    これら2つの間の状態である、前記吹出口部材が前記本
    体嵌合部から部分的に離脱した部分離脱状態とをとる、
    請求項1〜4のいずれかに記載の送風装置。
  6. 【請求項6】 前記本体の嵌合部に嵌め合わせた前記吹
    出口部材を前記本体に拘束する止め具を備える、請求項
    1〜5のいずれかに記載の送風装置。
  7. 【請求項7】 前記吹出口部材と前記本体とを連結する
    弾性部材を、さらに備える、請求項1〜6のいずれかに
    記載の送風装置。
  8. 【請求項8】 前記吹出口部材および前記本体の少なく
    とも一方に、前記吹出口部材が前記嵌合部を離脱し始め
    て前記本体に懸垂される間のいずれかの段階の運動の勢
    いを減らす緩和機構を備える、請求項1〜7のいずれか
    に記載の送風装置。
  9. 【請求項9】 前記緩和機構が、前記吹出口部材の前記
    嵌め合い離脱運動の動きを限定する部材およびその部材
    に対向する前記吹出口部材の一方に設けられたかかり凸
    部およびそのかかり凸部が掛かって離脱するように設け
    られた凹部とから構成される、請求項8に記載の送風装
    置。
  10. 【請求項10】 前記緩和機構が、前記吹出口部材の前
    記嵌め合い離脱運動の動きをガイドするガイド部材に設
    けられ、前記ガイド部材の前記吹出口部材の移動方向に
    沿う部材は弾性部材で形成され、前記吹出口部材の移動
    の勢いを減らすように、その弾性部材によって少なくと
    も1箇所でガイド幅に狭隘部が形成されている、請求項
    8に記載の送風装置。
  11. 【請求項11】 前記狭隘部が2箇所以上設けられ、そ
    のうちの1箇所の狭隘部では、前記弾性部材は前記吹出
    口部材の装着状態を保つように配置され、別の1箇所の
    狭隘部では、前記弾性部材は前記吹出口部材の懸架状態
    を保つように配置されている、請求項10に記載の送風
    装置。
  12. 【請求項12】 前記吹出口部材の前記嵌め合い脱着動
    作によりオンオフされるスイッチを、前記吹出口部材お
    よび前記嵌合部のいずれか一方に備える、請求項1〜1
    1のいずれかに記載の送風装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチは2個配置され、そのう
    ち1個のスイッチは前記送風装置全体の制御回路用電源
    回路への電力供給のスイッチであり、他のスイッチは少
    なくとも送風機を制御するマイクロコンピュータへの吹
    出口部材の脱着信号用のスイッチである、請求項12に
    記載の送風装置。
  14. 【請求項14】 前記吹出口部材および前記嵌合部の少
    なくとも一方に断熱層を備える、請求項1〜13のいず
    れかに記載の送風装置。
  15. 【請求項15】 前記吹出口部材の前記嵌め合い脱着動
    作に追随するように配置された配線保護部材を備える、
    請求項1〜14のいずれかに記載の送風装置。
  16. 【請求項16】 前記吹出口部材の前記嵌め合い脱着動
    作に追随するように配置された配線保護部材の前記追随
    する動きにより、オンオフされるスイッチを備える、請
    求項1〜15のいずれかに記載の送風装置。
  17. 【請求項17】 前記吹出口部材の前記嵌め合い脱着動
    作の駆動を行なう1つ以上のモーターと、前記モーター
    の回転力を伝達し前記吹出口部材に前記嵌め合い脱着動
    作をさせる駆動機構とを備える、請求項1〜16のいず
    れかに記載の送風装置。
  18. 【請求項18】 前記吹出口部材の前記嵌め合い脱着動
    作の駆動を行なう1つ以上のモーターと、前記モーター
    の回転力を伝達して前記吹出口部材に前記嵌め合い脱着
    動作をさせ、かつ吹出口部材と協働して前記送風方向を
    変える駆動機構とを備える、請求項1〜17のいずれか
    に記載の送風装置。
  19. 【請求項19】 前記駆動機構が、前記吹出口部材の前
    記嵌め合い脱着動作に連動して前記送風の通路の壁を部
    分的に構成する、請求項18に記載の送風装置。
  20. 【請求項20】 前記送風装置が、熱交換装置を含む、
    空気調和機の室内機であって、前記吹出口部材がルーバ
    を含み、前記熱交換装置を経由した空気を室内に向けて
    風向を制御して吹き出す、請求項1〜19のいずれかに
    記載の送風装置。
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