JP2003232163A - 吊 戸 - Google Patents

吊 戸

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JP2003232163A
JP2003232163A JP2002032061A JP2002032061A JP2003232163A JP 2003232163 A JP2003232163 A JP 2003232163A JP 2002032061 A JP2002032061 A JP 2002032061A JP 2002032061 A JP2002032061 A JP 2002032061A JP 2003232163 A JP2003232163 A JP 2003232163A
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JP
Japan
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runner
rail
horizontal
shaft
guide rail
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JP2002032061A
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English (en)
Inventor
Takashi Miyamoto
孝志 宮本
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Enomoto Co Ltd
Original Assignee
Enomoto Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の吊戸にも容易に組み付けることができ
るストッパ手段を備えた吊戸を提供する。 【解決手段】 ランナ軸6に対してランナ本体5は、水
平姿勢と、下向きに下がる傾斜姿勢とにわたって揺動自
在とする。ランナ本体5がガイドレール2のレール端に
至ったとき、ランナ本体5のレール端側のローラ15が
水平レール面26から外れて下方に落ち込むようにす
る。これでランナ本体5がガイドレール2のレール端に
係合捕捉されて、戸パネル3の自由移動が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上側のガイドレー
ルに戸パネル3が左右方向へ移動自在に吊持される折戸
や引戸などの吊戸に関し、戸パネルを走行エンドで位置
決め保持する手段に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】最近の引戸や折戸等の吊戸に用いられる
ランナユニットは滑動性に優れたものが多く、極めて軽
快に吊戸を走行させることができる。そのため、古い家
屋の改築等においては、傾斜したままの敷居や鴨居に軽
く動く吊戸を設置すると、吊戸自体がその重量で勝手に
開いてしまうことがある。
【0003】そこで、このように軽く動く吊戸を走行エ
ンドで保持するストッパ装置が、各種提案されている。
例えば実開平6−71844号公報では、上側のガイド
レールに、ランナユニットに弾性的に係合作用するキャ
ッチャーを設けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のストッ
パ装置は、システム化された吊戸全体の中で一つの機能
として予め設計されたものであって、既設の吊戸に付設
して使用することが極めて困難であったり、不可能であ
ったりする。また、従来のストッパ装置は、構造が複雑
で部品点数が多く、吊戸全体の製造コストが高く付く点
にも不利があった。
【0005】本発明の目的は、既設の吊戸にも容易に組
み付けることができるストッパ手段を備えた吊戸を提供
するにある。本発明の目的は、構造が簡単で比較的安価
に製造できるストッパ手段を備えた吊戸を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2に示すご
とく、戸パネル3が、ランナユニット4を介して上側の
ガイドレール2に左右方向へ移動可能に吊持される吊戸
を対象とする。そこでのランナユニット4は、図1に示
すごとく、ガイドレール2の水平レール面26に左右の
ローラ15・16を介して走行自在に案内支持されるラ
ンナ本体5と、上端がランナ本体5の左右方向のほぼ中
央部に支持された縦長のランナ軸6と、戸パネル3の上
部に装着されてランナ軸6の下端を保持するランナ台7
とからなる。ランナ軸6に対してランナ本体5は、レー
ル端側が水平姿勢(図3)と、下向きに下がる傾斜姿勢
(図1)とにわたって揺動自在に支持されている。そし
て、ランナ本体5がガイドレール2のレール端に到った
とき、図1に示すごとく、ランナ本体5のレール端側の
ローラ15が水平レール面26から外れて下方に落ち込
むようにしたことを特徴とする。
【0007】具体的には、図1に示すごとく、ガイドレ
ール2のレール端にレール端部材32が継ぎ足してあ
る。レール端部材32に、上端がガイドレール2の水平
レール面26につながる下り傾斜の傾斜レール面27を
形成する。そして、ランナ本体5のレール端側のローラ
15が、水平レール面26から傾斜レール面27に落ち
込み案内されるようにする。
【0008】図1に示すごとく、傾斜レール面27の上
端34を、水平レール面26より僅かに高く突出させる
ことができる。
【0009】ランナ本体5に上下貫通状に設けた貫通孔
20に、ランナ軸6を下方への抜け止めを図って支持す
る。貫通孔20のレール端側の内壁面に、対向する壁面
との対向間隔が下方に行くに従って漸次幅広となるテー
パー部29を形成する。
【0010】
【作用】図示例のごとき折戸における戸パネル3の動き
を具体的に説明すると、戸パネル3の開閉時にランナ本
体5の左右のローラ15・16がガイドレール2の水平
レール面26上にあってランナ本体5はガイドレール2
に沿って図3の水平姿勢で左右方向に走行する。
【0011】例えば、いま右側の戸パネル3を閉じ操作
して、これのランナ本体5がガイドレール2の走行エン
ドに到ると、図1に示すごとくレール端側のローラ15
が水平レール面26からレール端部材32側の傾斜レー
ル面27に落ち込み、ランナ本体5はレール端側が下が
った傾斜姿勢に変位する。この状態においては、ランナ
本体5がレール端に係合捕捉されるので、戸パネル3の
自由移動が規制される。つまり、ランナ本体5をレール
中央方向へ動かすためには、ローラ15を傾斜レール面
27上に這わせて水平レール面26上に復帰させる押し
上げ力が必要となるので、これで戸パネル3が不用意に
動くのを阻止できる。
【0012】
【発明の効果】かかる本発明によれば、ランナ本体5が
ガイドレール2のレール端に到ると、傾斜姿勢に切り換
わって係合捕捉されることにより、戸パネル3の自由移
動が規制される。そこでは、ランナ本体5を水平姿勢と
傾斜姿勢との間で変位可能にするだけであるから構造の
簡略化を図って吊戸の製造コストの削減化が図れる。
【0013】ガイドレール2が、水平レール面26を備
えた左右方向に長いレール本体部31と、傾斜レール面
27を備えていてレール本体部31のレール端に継ぎ足
されるレール端部材32とからなるものとしてあると、
実質的にはレール端部材32のみを別途製造すれば足り
るので、この点でも製造コストの削減化が図れる。ま
た、簡単な施工により吊戸にストッパ機能を付加するこ
とができるので、既存の吊戸にも簡単容易に組み付けら
れ、実用上の利便性に優れている。
【0014】傾斜レール面27の上端34を、水平レー
ル面26より僅かに高く突出してあると、ローラ15
は、水平レール面26から傾斜レール面27にこれの上
端34を乗り越えて落ち込むので、タットンと位置保持
状態に至ったことを手応えで知ることができる。
【0015】図1に示すごとく、貫通孔20のレール端
側の内壁面に、対向する壁面との対向間隔が下方向に行
くに従って漸次幅広となるテーパー部29を形成してあ
ると、テーパー部29にランナ軸7が入り込むことで、
ランナ本体5は、水平姿勢から傾斜姿勢にこじることな
く移行できる。
【0016】
【実施例】(第1実施例) 図1ないし図6は本発明を
折戸に適用した第1実施例を示す。図2において、符号
1は戸枠、2は戸枠1の上縁部に固定したアルミニウム
製のガイドレール、3は図外のヒンジで先端側が折り畳
み自在に連結された左右一対の戸パネルである。各戸パ
ネル3は、基端側の上端部に装着された戸車型のランナ
ユニット4でガイドレール2に吊持されており、その下
端が図外の振れ止め具で開閉案内される。
【0017】図1、図3および図6において、ランナユ
ニット4は、ガイドレール2内に走行自在に案内支持さ
れるプラスチック製のランナ本体5と、ランナ本体5を
上部に備えた縦長のランナ軸6と、ランナ軸6を保持す
る下方のランナ台7とからなる。ランナ台7は、ホルダ
8を介して戸パネル3の基端側の上隅部に形成した取付
穴9に嵌め込み装着されている。ホルダ8はL字形の金
属成形品であり、その奥端壁および底壁が3個のビス1
0で取付穴9に締結固定される。ランナ台7は、その側
端壁11の下端に設けた挿通孔12に挿入されるビス1
3で、ホルダ8に締結固定されている。
【0018】図1および図5においてランナ本体5の左
右端には、前後一対のローラ15・16が、ローラ軸1
7を介して遊転自在に軸支されており、これらローラ1
5・16を介してランナ本体5はガイドレール2のレー
ル面に沿って走行自在に案内支持されている。ここで
は、右側のローラ軸17にのみにベアリング18を組み
込んであり、右側のローラ15の径寸法を、左側のロー
ラ16のそれよりも大きく設定してある。
【0019】ランナ本体5の中央には、図1に示すごと
く上下方向に貫通する貫通孔20を設け、この貫通孔2
0にランナ軸6を上方から挿入してあり、これでランナ
軸6が貫通孔20まわりに相対的に回転できる。ランナ
本体5の上面には、貫通孔20まわりに円形の凹部21
が形成されており、ランナ軸6の上端外周に円形の鍔部
22が形成されており、前記鍔部22が前記凹部21の
内底面で受け止められることにより、ランナ本体5に対
するランナ軸6の下方への抜け止めが図られている。凹
部21には、ランナ軸6の鍔部22の上端面を受け止め
て、ランナ軸6が上方に浮き上がるのを阻止する規制片
23を設けてある。この規制片23は、ランナ軸6を貫
通孔20に上方から挿入したのちに、ランナ本体5に組
み付けられる。
【0020】いま、図において戸枠1が右上がりに傾斜
していると、戸パネル3はその自重で左方向すなわち開
方向へ勝手に滑り動こうとする。そこで本発明において
は、戸パネル3が走行エンドにあるときに、開方向への
移動操作に支障のない程度の抵抗をもって戸パネル3を
位置決め保持するストッパ手段Sが設けられている。こ
のストッパ手段Sは、ガイドレール2のレール端部に設
けられた傾斜レール面27と、先のランナ本体5とを主
な構成要素とする。
【0021】ランナ本体5は、両ローラ15・16がガ
イドレール2の水平レール面26上に乗った図3の水平
姿勢と、レール端側が下がる図1の傾斜姿勢との間にわ
たって揺動変位可能に構成する。すなわち、戸パネル3
が走行エンドに至ると、図1に示すごとく右側のローラ
15が傾斜レール面27に脱落してランナ本体5が傾斜
姿勢に変位し、これでランナ本体5がガイドレール2の
レール端に係合されて、戸パネル3の左方向への自由移
動が規制される。つまり、ランナ本体5を開方向に動か
すためには、ローラ15を傾斜レール面27からレール
面26上に復帰させるだけの押し上げ力を要し、戸パネ
ル3が勝手に開方向へ動くことはない。戸パネル3が走
行エンドに至ると同時に、ランナ本体5が係合捕捉され
るので、戸パネル3の跳ね返りも防止できる。
【0022】垂直のランナ軸6に対してランナ本体5が
円滑に揺動できるようにするために、前記貫通孔20の
一側内面は切り欠いてある。具体的には、図1に示すご
とく貫通孔20のレール端寄り、すなわち貫通孔20の
右側の内壁面に、対向する左壁面との対向間隔が下方向
に行くに従って漸次幅広となるテーパー部29を切り欠
き形成してある。これにより、テーパー部29内にラン
ナ軸6が入り込むことで、ランナ本体6は水平姿勢から
傾斜姿勢へとこじることなく移行できる。この移行動作
に際してランナ軸6の高さ位置は変わらず、従って戸パ
ネル3の上下動は一切ない。
【0023】ランナ軸6に対してランナ本体5の重心位
置はレール端側に偏寄させて、ランナ本体5が傾斜姿勢
に変位しやすいようにしてある。詳しくは、図5に示す
ごとくランナ軸6の中心とランナ本体5の右端部とで規
定される距離W1が、ランナ軸6の中心とランナ本体5
の左端部とで規定される距離W2よりも大きく寸法設定
されている。
【0024】ガイドレール2は、図1に示すごとく水平
レール面26を備えた左右方向に長いレール本体部31
と、傾斜レール面27を備えていてレール本体部31の
レール端に連結されるレール端部材32とからなる。レ
ール本体部31とレール端部材32とは、共に下面側が
開口する断面コ字形を呈しており、それぞれビス33で
戸枠1の上端縁に締結固定されている。図3に示すごと
く、傾斜レール面27の上端34は、水平レール面26
よりも僅かに高く設定されている。
【0025】以上のような構成からなる吊戸によれば、
ランナ本体5が傾斜姿勢となって、レール端に係合捕捉
されることにより、戸パネル3の開き方向への自由移動
を規制する。そこでは、ランナ本体5を水平姿勢と傾斜
姿勢との間で変位可能に構成するだけであり、傾斜レー
ル面27を有するレール端部材32を付加するだけで足
りるので、構造の簡略化を図って吊戸の製造コストの削
減化が図れる。
【0026】また、ストッパ手段Sは、レール本体部3
1とレール端部材32を付加するだけで構築できるの
で、既存の吊戸にも簡単容易に組み付けることができ
る。
【0027】ランナ本体5の重心位置をレール端側に偏
寄させてあると、ランナ本体5のローラ15を水平レー
ル面26へ復帰させるのに要する押し上げ力を大きくし
て、係合力の向上を図ることができる。またローラ15
は、水平レール面26から傾斜レール面27にこれのを
上端34を乗り越えて落ち込むので、タットンと位置保
持状態に到ったことを手応えで知ることができる。上端
34の突出分だけ傾斜レール面27のレール長を長くで
き、ローラ15の水平レール26への復帰に要する押し
上げ力を大きくできる点でも有利である。また、上端3
4を半球状としてあると、両レール面26・27の接続
箇所でローラ15が損傷する不具合が少ない。
【0028】ランナ台7側には、ランナ軸6の高さを上
下調整して戸パネル3の高さ方向の位置調整を行う縦調
節機構と、戸パネル3に対するランナ軸6の前後位置を
相対的に調整して、戸パネル3の厚み方向の位置調節を
行う前後調節機構とを組み込んである。これら調節機構
は、ランナ台7の内部に前後および左右方向へ遊動可能
に組み込まれる操作板37と、2本の調節ねじ38・3
9とで構成する。
【0029】ランナ台7は、下面が開口を有する中空の
プラスチック成形品であり、その中空内部40に操作片
37が組み込まれ、上面に横長の透孔41を有する。ラ
ンナ軸6は下端部が透孔41を介してランナ台7の中空
内部40に挿入される。ランナ軸6の下端部には、水平
のガイド軸43を前後方向に貫通状に固定してある。ラ
ンナ台7の前後壁には、ガイド軸43を上下方向にスラ
イド自在に案内する縦ガイド孔44がそれぞれ形成され
ている。
【0030】図6において操作板37は、上下面および
横一側面が開口する断面コ字形のステンレス板材製のプ
レス加工品である。操作板37の前後壁には、上下方向
に傾斜する傾斜孔45を形成してあり、先のガイド軸4
3が、縦ガイド孔44を介して傾斜孔45に係入してい
る。これにより、操作板37を左右方向に移動操作する
と、操作板37は傾斜孔45に案内されて上下方向へ移
動する。傾斜孔45は、水平線に対して45度傾斜して
いる。
【0031】ランナ台7の側端壁11には、前後方向に
長いねじ挿通孔47を上下二段に並べて設けてあり、各
ねじ挿通孔47に縦調整ねじ38と、前後調整ねじ39
とが挿通される。縦調整ねじ38は、先端が上方のねじ
挿通孔47を通してランナ台7の中空内部40内に入っ
て、操作板37の前面に貫通形成したスリット48に装
着の板ナット49にねじ込み装着される。なお、縦調整
ねじ38のねじ軸には頭部の近傍に係合溝を周回状に形
成して、この係合溝に中空内部40側からリング50を
差し込み装着することにより抜け止めを図っている。縦
調整ねじ38をランナ台7の側端外部より回動操作する
と、操作片37がランナ台7の内部で左右方向にねじ送
り操作され、その分だけ傾斜孔45も左右方向へ変位す
る。その結果、ガイド軸43は傾斜孔45を介して縦ガ
イド孔44に沿って上下方向に移動し、これでランナ軸
6の高さ位置を調整できる。これは、ランナ本体5に対
する戸パネル3の高さ位置を相対的に上下に調整できる
ことを意味する。
【0032】前後調整ねじ39は、先端が下方のねじ挿
通孔47を介して中空内部40内に通され、ホルダ8の
先端に設けた切欠き溝52に装着の板ナット53に螺合
している。従って、前後調整ねじ39を緩めて操作板3
7を揺動して、ランナ軸6の前後位置を調節できる。
【0033】上記構造からなるランナユニット4は、折
戸だけでなく引戸にも適用できる。また、ランナ軸6の
上端部に前後水平の支軸を設け、支軸によりランナ軸6
とランナ本体5とを連結した構成とすることができる。
この場合にはランナ本体5は、支軸まわりに水平姿勢と
傾斜姿勢とにわたって揺動自在となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランナユニットが傾斜姿勢にある状態を示す要
部の縦断正面図
【図2】折戸正面図
【図3】水平姿勢時におけるランナユニットの状態を示
す要部の縦断正面図
【図4】要部の縦断側面図
【図5】要部の上面図
【図6】ランナユニットの分解斜視図
【符号の説明】
2 ガイドレール 3 戸パネル 4 ランナユニット 5 ランナ本体 6 ランナ台 7 ランナ軸 15 ローラ 16 ローラ 20 貫通孔 21 凹部 26 水平レール面 27 傾斜レール面 29 テーパー部 31 ランナ本体部 32 レール端部材 34 上端 S ストッパ手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸パネル3が、ランナユニット4を介し
    て上側のガイドレール2に左右方向へ移動可能に吊持さ
    れる吊戸において、 ランナユニット4は、ガイドレール2の水平レール面2
    6に左右のローラ15・16を介して走行自在に案内支
    持されるランナ本体5と、上端がランナ本体5の左右方
    向のほぼ中央部に支持された縦長のランナ軸6と、戸パ
    ネル3の上部に装着されてランナ軸6の下端を保持する
    ランナ台7とからなり、 ランナ軸6に対してランナ本体5は、レール端側が水平
    姿勢と、下向きに下がる傾斜姿勢とにわたって揺動自在
    に支持されており、 ランナ本体5がガイドレール2のレール端に到ったと
    き、ランナ本体5のレール端側のローラ15が水平レー
    ル面26から外れて下方に落ち込むようにしたことを特
    徴とする吊戸。
  2. 【請求項2】 ガイドレール2のレール端にレール端部
    材32が継ぎ足されており、 レール端部材32に、上端がガイドレール2の水平レー
    ル面26につながる下り傾斜の傾斜レール面27が形成
    されており、 ランナ本体5のレール端側のローラ15が、水平レール
    面26から傾斜レール面27に落ち込み案内されるよう
    にしてある請求項1記載の吊戸。
  3. 【請求項3】 傾斜レール面27の上端34が、水平レ
    ール面26より僅かに高く突出している請求項2記載の
    吊戸。
  4. 【請求項4】 ランナ本体5に上下貫通状に設けた貫通
    孔20に、ランナ軸6が下方への抜け止めを図って支持
    されており、 貫通孔20のレール端側の内壁面に、対向する壁面との
    対向間隔が下方に行くに従って漸次幅広となるテーパー
    部29が形成されている請求項1記載の吊戸。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052267A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Ykk Ap株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009052267A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Ykk Ap株式会社 建具

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