JP2003231336A - シート生成装置、シート生成方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

シート生成装置、シート生成方法、プログラム及び記録媒体

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JP2003231336A
JP2003231336A JP2002030442A JP2002030442A JP2003231336A JP 2003231336 A JP2003231336 A JP 2003231336A JP 2002030442 A JP2002030442 A JP 2002030442A JP 2002030442 A JP2002030442 A JP 2002030442A JP 2003231336 A JP2003231336 A JP 2003231336A
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sheet
patch
pattern
color
pattern sheet
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Application number
JP2002030442A
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English (en)
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Michinao Osawa
道直 大澤
Takashi Maruyama
貴士 丸山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、より容易にキャリブレーションを
行うことのできるパターンシートを生成するシート生成
装置、シート生成方法、プログラム及び記録媒体を提供
することを課題とする。 【解決手段】 色バランスを調整するためのパターンシ
ートを生成するシート生成装置によれいば、まず、指定
入力手段22dによって、パターンシートの設定が指定
される。そして、パターンシート生成手段22aによっ
て、指定された設定に基づいて、各要素色の量を変化さ
せた複数のパッチを含むパッチパターンを、複数の色濃
度毎に有するパターンシートが生成され、当該生成され
たパターンシートが画像出力装置に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置の色バラ
ンスを調整するときに利用するパターンシートを生成す
るシート生成装置、シート生成方法、プログラム及び記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタのようなカラー
印刷装置では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)およびブラック(K)の4色のインク、または
これらにライトシアン(c)およびライトマゼンタ
(m)を加えた6色のインクでカラー画像を印刷する。
これらの色インクを吐出する印刷ヘッドは全ての色イン
クを吐出する一体型のものとすることも可能であるが、
歩留まりが悪くなるので複数の印刷ヘッドを色毎に分け
て使用することが多い。
【0003】しかし、複数の印刷ヘッドを使用する場
合、たとえ同一機種のカラー印刷装置であっても機体毎
に印刷ヘッドのばらつきがある。このため、例えばネッ
トワーク上に同一機種のカラー印刷装置が複数接続され
ている場合、各機体において同一の色補正を施すと機体
によっては各色インク間でのバランスが崩れてしまい、
適切な色再現が不可能になってしまう。
【0004】このため、従来より、特開平10−285
415公報に開示されているように、所定の調整用パタ
ーンを数回印刷させると共に、その都度、印刷されたパ
ターンの中からグレイに近いものを選択して入力させる
ことによって、カラー印刷装置における出力特性の偏差
を打ち消すように色変換を行うこと(カラーキャリブレ
ーション)が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、予め定められた方式のカラーキャリブレーシ
ョンしか行うことができず、調整者は、希望通りのカラ
ーキャリブレーションを行えない場合もあった。また、
従来のカラーキャリブレーションの方式は、各種出力装
置に対応可能な方式であるため、各装置の特性に合わせ
た、より正確なキャリブレーションを行うことが困難で
あった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、より正確なキャリブレーションを行うこ
とができるパターンシートを生成するシート生成装置、
シート生成方法、プログラム及び記録媒体を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の発明は、色バランスを調整するためのパター
ンシートを生成するシート生成装置であって、パターン
シートの設定を指定する指定入力手段と、当該指定入力
手段によって指定された設定に基づいて、各要素色の量
を変化させた複数のパッチを含むパッチパターンを複数
の色濃度毎に有するパターンシートを生成し、当該生成
されたパターンシートを画像出力装置に出力させるパタ
ーンシート生成手段と、を備えて構成される。
【0008】このように、上記色バランスを調整するた
めのパターンシートを生成するシート生成装置によれ
ば、指定入力手段によってパターンシートの設定が指定
されると、当該指定入力手段によって指定された設定に
基づいて、パターンシート生成手段によって、各要素色
の量を変化させた複数のパッチを含むパッチパターンを
複数の色濃度毎に有するパターンシートが生成され、当
該生成されたパターンシートが画像出力装置によって出
力される。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のシート装置であって、前記指定入力手段は、前記パタ
ーンシート生成手段において生成されるパターンシート
中のパッチの形状を指定するように構成される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のシート生成装置であって、異なる複数のパッチの形状
を格納する格納手段をさらに備え、前記指定入力手段
は、前記格納手段に格納されるパッチ形状の中から、所
定のパッチ形状を指定するように構成される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいづれか一項に記載のシート生成装置であって、前記
指定入力手段は、前記パターンシート生成手段において
生成されるパターンシートに含まれる複数のパッチシー
トにおける複数のパッチの配置を指定するように構成さ
れる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のシート生成装置であって、前記指定入力手段は、所定
のパッチを中心として放射状に各要素色の量が徐々に変
化するように複数のパッチが配置されるように、指定す
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載のシート生成装置であって、前記パッチシート
における複数のパッチの配置を示す雛形データを、複数
格納する格納手段をさらに備え、前記指定入力手段は、
前記格納手段に格納される雛形データの中から、パッチ
シートの配置を指定するように構成される。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいづれか一項に記載のシート生成装置であって、前記
指定入力手段は、調整すべき色を指定するように構成さ
れる。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のいづれか一項に記載のシート生成装置であって、前記
指定入力手段は、前記パターンシート生成手段によって
生成されるパターンシートにおける複数のパッチパター
ンの色濃度を指定するように構成される。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のシート生成装置であって、パッチパターン中の複数の
パッチそれぞれの各要素色の量を示すパッチシートデー
タを、複数の色濃度毎に格納する格納手段をさらに備
え、前記パターンシート生成手段は、格納手段に格納さ
れるパッチシートデータのうち、前記指定入力手段によ
って指定された階調のパッチシートデータを利用して、
パターンシートを生成するように構成される。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
9のいづれか一項に記載のシート生成装置であって、前
記指定入力手段は、前記パッチパターン生成手段におい
て変化させる要素色の量を指定するように構成される。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のシート生成装置であって、前記指定入力手段は、
各階調毎に、変化させる要素色の量を指定するように構
成される。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項10ま
たは11に記載のシート生成装置であって、前記指定入
力手段は、各要素色毎に、変化させる要素色の量を指定
するように構成される。
【0020】請求項13に記載の発明は、請求項10乃
至12のいづれか一項に記載のシート生成装置であっ
て、前記指定入力手段は、前記パターンシート生成手段
によって生成されるパターンシートに含まれる複数のパ
ッチの各要素色の量が、所定の範囲内になるように、各
要素色の量を指定するように構成される。
【0021】請求項14に記載の発明は、色バランスを
調整するためのパターンシートを生成するシート生成方
法であって、パターンシートの設定を指定する指定入力
工程と、前記指定入力工程において指定された設定に基
づいて、各要素色の量を変化させた複数のパッチを含む
パッチパターンを複数の色濃度毎に有するパターンシー
トを生成し、当該生成されたパターンシートを画像出力
装置に出力させるパターンシート生成工程と、を有して
構成される。
【0022】請求項15に記載の発明は、色バランスを
調整するためのパターンシートを生成する場合に、コン
ピュータに実行させるプログラムであって、パターンシ
ートの設定を指定する指定入力処理と、前記指定入力処
理において指定された設定に基づいて、各要素色の量を
変化させた複数のパッチを含むパッチパターンを複数の
色濃度毎に有するパターンシートを生成し、当該生成さ
れたパターンシートを画像出力装置に出力させるパター
ンシート生成処理と、をコンピュータに実行させるよう
に構成される。
【0023】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のプログラムを記録したコンピュータによって読取
可能な記録媒体である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態にかかる画像
処理制御方法を適用した画像処理システムのブロック図
であり、図2は、当該画像処理装置の具体的ハードウエ
ア構成例を概略ブロック図により示している。
【0026】図1において、画像処理装置20Aは、画
像入力装置10から供給される色画像データに対して画
像処理を施し、当該画像処理された色画像データを画像
出力装置30に出力する。ここで、色画像データはカラ
ー画像を所定の要素色毎に色分解しつつ、その要素色毎
に強弱を表したものであり、有彩色であって所定の比で
混合したときには灰色に代表される無彩色と黒色とから
なる。
【0027】画像処理装置20Aは、色変換を行う色変
換ユニット20と、色変換ユニット20の処理におい
て、色バランスを調整するときに利用するパターンシー
トを生成するシート生成ユニット22とを備え、これら
の共働により、画像処理を行う。
【0028】色変換ユニット20は、画像出力装置30
に出力させる画像を生成する出力画像生成部20jと、
RGB補正カーブに基づき、入力されるRGBの階調デ
ータをR’G’B’の階調データに変換するRGB変換
部20aと;色変換テーブルを参照してR’G’B’の
階調データをCMY((シアン、マゼンタ、イエロ
ー)、またはこれに黒を加えたCMYK、またはこれに
ライトシアン(c)ライトマゼンタ(m)を加えたCM
YKcm)の階調データに変換する色変換部20bと;
色補正用のLUT(色変換テーブル)を参照して、前記
CMY(またはCMYK、またはCMYKcm)の階調
データを、特定の画像出力装置に適合するC’M’Y’
(またはC’M’Y’K’、またはC’M’Y’K’
c’m’)の階調データに変換する色補正部20cと;
当該変換されたC’M’Y’(またはC’M’Y’
K’、またはC’M’Y’K’c’m’)の階調データ
を二値データに階調変換する二値化部20dと;を有す
る。
【0029】シート生成ユニット22は、パターンシー
ト生成部22aと、補正カーブ生成部22bと、補正カ
ーブ格納部22cと、指示部22dと、表示部22e
と、パターンシートデータ格納部22fと、を有する。
指示部22dは、例えば、マウスやキーボードなどのユ
ーザインターフェースを介して、ユーザからの指示を受
け付ける。表示部22eは、各種情報を表示する。パタ
ーンシート生成部22aは、パターンシートを生成し、
画像出力装置30に出力させる。パターンシートデータ
格納部22fは、パターンシートを生成するときに利用
する、パターンシートの設定に関するデータを格納して
いる。補正カーブ生成部22bは、指示部22dを介し
てユーザから補正に関する情報を受け取り、これに基づ
いて補正カーブを生成する。補正カーブ格納部22c
は、補正カーブ生成部22bが生成した補正カーブを格
納している。
【0030】なお、本実施の形態における画像処理装置
20Aは、色変換ユニット20と、シート生成ユニット
22とを備えるが、これらは、それぞれ別個に設けられ
ていてもよい。
【0031】画像入力装置10の具体例は、図2におけ
るスキャナ11、デジタルスチルカメラ12またはビデ
オカメラ14などが該当する。また、画像処理装置20
Aの具体例は、コンピュータ21、ハードディスク2
2、キーボード23、CD−ROMドライブ24、フロ
ッピー(登録商標)ディスクドライブ25、モデム26
およびマウス27などを備えて構成されるコンピュータ
システムが該当する。そして、画像出力装置30の具体
例は、プリンタ31、ディスプレイ32などが該当す
る。但し、当該実施の形態においては、これらの画像出
力装置30のうちプリンタ31について特に詳細な説明
を行う。なお、モデム26は公衆電話回線に接続され、
外部のネットワークに同公衆通信回線を介して接続さ
れ、ソフトウエアやデータをダウンロードすることがで
きる。
【0032】本発明による画像処理制御プログラムは、
通常、コンピュータ21が読取可能な形態でフロッピー
ディスク、CD−ROMなどの記録媒体に記録されて流
通する。当該プログラムは、メディア読取装置(CD−
ROMドライブ24、フロッピーディスクドライブ25
など)によって読み取られてハードディスク22にイン
ストールされる。そして、CPUが所望のプログラムを
適宜ハードディスク22から読み出して所望の処理を実
行するように構成されている。なお、本発明による画像
処理プログラム自体も本願発明の一部を構成する。
【0033】当該実施の形態においては、画像入力装置
10としてのスキャナ11やデジタルスチルカメラ12
が画像データとしてRGB(緑、青、赤)の階調データ
を出力するとともに、画像出力装置30としてのプリン
タ31は、階調データとしてのCMY(シアン、マゼン
タ、イエロー)、またはこれに黒を加えたCMYK、ま
たはこれにライトシアン(c)ライトマゼンタ(m)を
加えたCMYKcmの二値データを入力として必要とす
る。また、ディスプレイ32は、RGBの階調データを
入力として必要とする。一方、コンピュータ21内で
は、オペレーティングシステム21a、プリンタ31及
びディスプレイ32に対応するプリンタドライバ21b
及びディスプレイドライバ21cを備えている。また、
画像処理用アプリケーション21dは、オペレーティン
グシステム21aにて処理の実行が制御され、必要に応
じてプリンタドライバ21bやディスプレイドライバ2
1cと連帯して所定の画像処理を実行する。したがっ
て、画像処理装置20Aとしての当該コンピュータ21
の具体的役割は、画像出力装置30へ出力すべき出力画
像データを生成し、当該生成された画像データの画像出
力装置30との色バランスを調整して、RGBの階調デ
ータを入力して最適な画像処理を施したRGBの階調デ
ータを作成して、ディスプレイドライバ21cを介して
ディスプレイ32に表示させるとともに、プリンタドラ
イバ21bを介してCMY(またはCMYKまたはCM
YKcm)の二値データに変換してプリンタ31に印刷
させる。
【0034】図3はカラーインクジェット方式のプリン
タ31の概略構成を示しており、印字インクとしてシア
ン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の四色の色インクを使用するものであり、各色ご
とに印字ヘッドユニット31a1を備えている。このよ
うにして各色ごとに印字ヘッドユニット31a1が独立
しているため、各印字ヘッドユニット31a1ごとの機
体差によって出力特性にバラツキが生じ、色バランスが
崩れる要因ともなっている。
【0035】プリンタ31の構成に関しては、四つの印
字ヘッドユニット31a1からなる印字ヘッド31aの
他、この印字ヘッド31aを制御する印字ヘッドコント
ローラ31bと、当該印字ヘッド31aを桁方向に移動
させる印字ヘッド桁移動モータ31cと、印字用紙を行
方向に送る紙送りモータ31dと、これらの印字ヘッド
コントローラ31bと印字ヘッド桁移動モータ31cと
紙送りモータ31dにおける外部機器とのインターフェ
イスにあたるプリンタコントローラ31eとから構成さ
れている。
【0036】本実施形態においては、四色の色インクの
それぞれに印字ヘッドユニット31a1を割り当ててい
るが、図4に示すように二列の印字ノズルを有する三つ
の印字ヘッドユニット31a2にて構成することもでき
る。この印字ヘッドユニット31a2では供給する色イ
ンクを印字ノズルの列単位で変えることができ、この場
合は図示左方の印字ヘッドユニット31a2については
二列とも黒色インク(K)を供給し、図示右方の印字ヘ
ッドユニット31a2については左列にマゼンタ色イン
ク(M)を供給するとともに右列にイエロー色インク
(Y)を供給し、図示真ん中の印字ヘッドユニット31
a2については左列にシアン色インク(C)を供給する
とともに右列は不使用としている。ここにおいて、各印
字ヘッドユニット31a2の左列と右列との製造誤差は
比較的小さく、ほぼ無視できる。従って、マゼンタとイ
エローの色インクの使用量に偏りは見られないものの、
シアンの色インクとの間で同様の偏りが生じる可能性が
ある。また、同じ印字ヘッドユニット31a2を利用し
て図5に示すような六色の色インクを使用するような構
成としても良い。この場合、シアンとマゼンタについて
は濃色インク(C, M)と淡色インク(c, m)とを使用するも
のとし、さらにイエローとブラックとを使用して合計六
色となっている。
【0037】本実施形態においては、インクジェット方
式のカラープリンタ31について説明したが、色インク
を吐出させるためにはピエゾ素子によるマイクロポンプ
機構を採用しても良いし、インク吐出孔の内側壁面に備
えられたヒータによって気泡を発生させ、その膨張圧力
でインクを吐出させるようなものであっても構わない。
むろん、これら以外の方法で色インクを吐出させるもの
であっても良いし、あるいは、色インクを吐出させるの
ではなく、ヒータによってインクリボンに付着した色イ
ンクを溶融させて転写する熱転写タイプの印字ヘッドな
どについても適用可能である。ただし、この場合はイン
クリボンごとに印字ヘッドが異なっており、各印字ヘッ
ドごとに機体差が生じているようなものに適用される。
【0038】本実施形態においては、プリンタ31に対
して色画像データを修正するコンピュータシステムを使
用しているが、図6に示すようにカラープリンタ35内
にかかる色修正システムを内蔵し、ネットワークなどか
ら供給される色画像データを直に入力して印字するよう
な構成も可能である。
【0039】図7以降で、コンピュータ21によって実
行されるシート生成制御プログラムの処理について説明
する。図7は、シート生成制御プログラムが実行された
ときの画像処理装置20Aの動作を示すフローチャート
である。
【0040】まず、図1に示す画像処理装置20Aの指
示部22dを介して、ユーザから色バランス調整の指示
を受け取ると、パターンシート生成部22aは、色バラ
ンス調整用パターンシートを生成して、当該生成された
パターンシートを画像出力装置30としてのプリンタ
に、出力画像生成部20jを通して印刷させる(ステッ
プ40)。
【0041】図9に、印刷されたパターンシート80の
一例を示す。パターンシート80には、異なる4階調に
おけるパッチパターン82、84、86、88が配置さ
れている。ここで、パッチパターンとは、色相の異なる
パッチが複数配置されたものである。本図に示すパター
ンシート80には、右上から順に下に向かって、51階
調、102階調、153階調、及び204階調のパッチ
パターン82、84、86、88が配置されている。こ
のように、本図のパターンシート80は、ほぼ等間隔の
4つの階調におけるパッチパターン82、84、86、
88を、階調順に配置している。
【0042】図10に、図9に示す51階調におけるパ
ッチパターン82を構成する複数のパッチ82aを模式
的に示す。本図において、51段階におけるパッチパタ
ーン82を構成する各パッチ82a内の左に示される数
字は、パッチのIDを表している。右に示される数字
は、上から順番にR(赤)G(緑)B(青)のデータ
(各成分の量に相当する値)を表している。但し、これら
の数字は実際のパターンシートにおいては表示されな
い。すなわち、実際に印刷されたパターンシート80の
51階調におけるパッチパターン82においては、本図
の各パッチ82a内に示された要素色RGBのデータに
より定められた色相及び明度のパッチが、本図に示す各
パッチ位置に表示される。
【0043】パッチパターン82において、パッチID
が1のパッチ(以下、パッチ1と称す)を中心として複
数のパッチが六角形状に配置されている。さらに、パッ
チ1を基準として、放射状に、各要素色の量が徐々に変
化するように、複数のパッチが配置されている。具体的
には、各パッチ82aのR値は、R軸方向に向けて大き
くなり、各パッチ82aのG値は、G軸方向に向けて大
きくなり、各パッチ82aのB値は、B軸方向に向けて
大きくなるように配置されている。
【0044】このように、パッチパターン82は、パッ
チ1を基準として、グラデーションを形成しているの
で、パッチパターン82に含まれる複数のパッチ82a
から、容易に無彩色パッチを選択することができる。
【0045】また、本図に示すパッチパターン82に含
まれる各パッチ82aは、各要素色の量の和が一定とな
る条件の下で、各要素色の量を異ならせたものである。
本図に示す51階調のパッチパターン82においては、
R値、G値及びB値の総和が153となるような色が選
ばれている。このように、パッチパターン82を構成す
るすべてのパッチ82aの各要素色の量、すなわちR
値、G値、及びB値の総和は、基準値(一定)であるこ
とが望ましい。すべてのパッチ82aが基準値である場
合、画像出力装置30におけるγは一定となり、数値上
はすべてのパッチ82aの明度が等しくなる。従って、
このパターンシート80を利用して、グレイバランスを
調整する場合に、目視での調整を容易に行うことができ
る。このように、当該実施形態では、各階調毎に各パッ
チの明度が一定となるようにパターンシート80を構成
している。
【0046】なお、パターンシート80に含まれる他の
階調(102階調、153階調、及び204階調)にお
ける各パッチパターン84、86、88の構成は、本図
を用いて説明した51階調のパッチパターン82の構成
とほぼ同様である。
【0047】図9及び図10を用いて説明したパターン
シート80は、パターンシート生成部22aが生成する
パターンシートの一例であって、パターンシート生成部
22aは、これ以外にも、多様な設定のパターンシート
を生成することができる。図7のステップ40におい
て、パターンシート生成部22aは、ユーザの希望に沿
ったパターンシートを生成し、印刷することができる。
【0048】図11(a)及び図11(b)は、それぞ
れ、表示部200iに表示されるパターンシート生成画
面の第1ページ200及び第2ページ210を示す。パ
ターンシート生成画面200および210は、ユーザが
希望するパターンシートの設定を入力するための入力支
援画面である。ユーザは、この画面に表示される内容に
沿って、希望するパターンシートの設定を指定する。こ
れにより、ユーザは、希望のパターンシートを得ること
ができる。
【0049】第1ページ200には、ユーザが指定すべ
き項目として、補正色フィールド200aと、パッチパ
ターン数フィールド200bと、色濃度フィールド20
0cとが表示される。第2ページ210には、ユーザが
指定すべき項目として、色濃度フィールド210aと、
パッチ形状フィールド210bと、パッチパターン形状
フィールド210cと、パッチ数フィールド210d
と、色方向フィールド210eと、色範囲フィールド2
10fと、色ばらつかせ幅フィールド210gとが表示
される。
【0050】なお、本図には、図9及び図10に示した
パターンシート80の設定が指定されたパターンシート
生成画面200及び210を示している。
【0051】補正色フィールド200aには、選択肢と
して、RGB、CMY、及びRGB混合色、グレイ、肌
色、及び空色が表示される。補正色フィールド200a
において、カラーバランスを調整すべき色を選択するこ
とにより、選択した色のカラーバランスを調整するとき
に利用するパターンシートを得ることができる。
【0052】例えば、グレイを選択すると、グレイバラ
ンス調整用シートを生成することができる。これを利用
して、RGB変換部20aにおけるRGBデータのグレ
イバランスを調整することができる。同様に、補正色フ
ィールド200aにおいて、RGB、RGB混合色、空
色、及び肌色を選択すると、各カラーバランス調整用シ
ートを生成し、これを利用することにより、RGB変換
部20aにおけるRGBデータの、各カラーバランスを
調整することができる。また、補正色フィールド200
aにおいて、CMYを選択すると、CMYのカラーバラ
ンス調整用シートを生成することができる。この場合、
CMYのカラーバランス調整用シートを利用して、色補
正部20cにおけるCMYデータの、カラーバランスを
調整することができる。本図においては、グレイに対応
するラジオボタンがチェックされている。このように、
ユーザが補正したい色バランスに対するパターンシート
を生成することができる。
【0053】パッチパターン数フィールド200bに
は、プルダウンにより表示される選択肢として、1〜4
の数字が表示される。本図においては、パッチパターン
数として、4が指定されている。
【0054】色濃度フィールド200cには、パッチパ
ターン数フィールド200bで、指定した数の入力領域
が表示される。本図においては、パッチパターン数フィ
ールド200bにおいて、4が指定されているので、色
濃度フィールド200cには、4つの入力領域が表示さ
れる。本図においては、色濃度として、51、102、
153、及び204が指定されている。
【0055】なお、色濃度フィールド200cに表示さ
れる入力領域には、デフォルト値が表示されていてもよ
い。デフォルト値は、例えば、0から255階調をパッ
チパターン数で等分するような値であってもよい。例え
ば、パターン数4のとき、色濃度のデフォルト値は、0
から255階調を4等分するような値、すなわち、5
1、102、153、及び204であってもよい。この
ように、デフォルト値が表示されているので、ユーザ
は、これを参考にして、微調整した値を設定してもよ
い。
【0056】図11(a)において、各項目を指定した
後に、「パッチパターン指定画面へ」というボタン20
0dをクリックすると、図11(b)に示すパターンシ
ート生成画面の第2ページ210が表示される。第2ペ
ージ210には、各色濃度におけるパッチパターンに関
する設定内容が表示されている。
【0057】色濃度フィールド210aには、本画面で
設定するパッチパターンの色濃度が表示される。本図で
は、51階調と表示されているので、本画面で指定され
る内容は、51階調のパッチパターンの設定に反映され
る。
【0058】パッチ形状フィールド210bには、選択
肢として、丸、四角形、ひし形、及び六角形が表示され
る。ここで、パッチ形状とは、パッチパターンに含まれ
る各パッチ、すなわち、図10に示すパッチパターン8
2を構成する各パッチ82aの形状である。本図におい
ては、四角形が選択されている。
【0059】パッチパターン形状フィールド210cに
は、選択肢として、四角形、三角形、及び六角形が表示
される。ここで、パッチパターン形状とは、図10に示
すパッチパターン82に含まれる複数のパッチが形成す
る形状である。本図においては、六角形が選択されてい
る。
【0060】パッチ数フィールド210dには、選択肢
として、各パッチパターンに含めるべきパッチの数が表
示される。パッチパターン形状フィールド210cにお
いて選択された形状に対して、幾何学的に配置可能なパ
ッチの数は限定される。従って、パッチ数フィールド2
10dには、この幾何学的に配置可能なパッチの数が選
択肢として表示される。例えば、パッチパターン形状フ
ィールド210cにおいて、六角形が選択された場合に
は、パッチ数フィールド210dには、選択肢として、
7、19、37、61、91が表示される。なお、これ
らの値は、図10に示すようなパッチ配置で六角形を形
成可能なパッチ数である。本図においては、91が選択
されている。
【0061】このように、パターンシート生成画面の1
ページ200及び2ページ210において、パッチパタ
ーン数:4、パッチ形状:四角形、及びパッチパターン
形状:六角形、及びパッチ数:91と指定されると、こ
れらの指定は、指示部22dを介してパターンシート生
成部22aに送られる。これにより、パターンシート生
成部22aは、図9及び図10に示すような、六角形の
パッチパターンを形成するような四角形のパッチの配置
を決定することができる。
【0062】色方向フィールド210eにおいては、各
パッチシート中の複数のパッチにおける色変化の方向が
指定される。本図においては、パッチパターン形状フィ
ールド210cにおいて、六角形が選択されているの
で、色方向フィールド210eにおいては、六角形のパ
ッチパターンに対する複数の選択肢が表示される。本図
においては、R軸が紙面上方向に向き、B軸が紙面右下
方向に向き、及びG軸が紙面左下方向に向いた色方向が
選択されている。
【0063】色範囲フィールド210fにおいては、パ
ッチパターン中の各パッチが取りうる色の値の範囲が指
定される。本図においては、RGBとも、51階調±1
2階調が指定されている。
【0064】色ばらつかせ幅フィールド210gにおい
ては、パッチパターンに配置されるパッチのうち、隣接
する2つのパッチの間の色濃度の差分が指定される。本
図においては、RGBとも、±1階調が指定されてい
る。
【0065】このように、色範囲及び色ばらつかせ幅
は、各要素色毎に値を設定することができるので、各要
素色毎に異なる値を設定することもできる。
【0066】本図の色範囲フィールド210f及び色ば
らつかせ幅フィールド210gにおいては、それぞれ色
濃度の絶対値が指定されたが、他の例としては、例え
ば、51階調±(51×10%)のように、基準となる
値との比率が指定されてもよい。
【0067】第2ページ210画面下部に表示される
「設定完了」ボタン210hをクリックすると、51階
調における設定が保存される。2ページ210におい
て、同様に、色濃度フィールド210aに、102、1
53、及び204を入力し、各階調に対する設定を入力
し、設定内容を保存する。
【0068】このように、各階調毎に、それぞれ2ペー
ジ210に表示される設定内容を指定することができる
ので、各階調毎に、異なる色範囲や色ばらつかせ幅を指
定することができる。
【0069】すべての階調における設定が完了したら、
第1ページ200に戻る。1ページ200画面下部に表
示される「パターンシート印刷」200fボタンをクリ
ックすると、パターンシート生成部22aは、ユーザに
よって指定された設定のパターンシートを生成し、画像
出力装置30に印刷させる。
【0070】また、「パターンシートプレビュー」ボタ
ン200eをクリックすると、表示部22eは、ユーザ
が指定した設定のパターンシートを表示する。従って、
ユーザは、表示部22eに表示されたパターンシートを
参照して、希望のパターンシートを生成するための設定
を確認することができる。
【0071】なお、表示部22eが表示するパターンシ
ート生成画面200、210は、パターンシートデータ
格納部22fに格納されるデータを利用して作成され
る。パッチパターンシートデータ格納部22fは、パタ
ーンシートを生成するときに利用される複数の雛形デー
タを格納している。すなわち、パターンシートデータ格
納部22fは、補正色、パッチパターン数、色濃度、パ
ッチ形状、パッチパターン形状、色方向、パッチ数、色
範囲、及び色ばらつかせ幅に関するデータを格納してい
る。
【0072】また、パターンシート生成画面200、2
10においてパターンシート80の設定内容が指定され
ると、パターンシート生成部22aは、パターンシート
データ格納部22fに格納されるデータのうち、指定さ
れた設定内容に関するデータを抽出する。パターンシー
ト生成部22aは、抽出したデータに基づいて、パター
ンシートを生成し、画像出力装置30に印刷させる。こ
のように、パターンシート生成部22aは、パターンシ
ートデータ格納部22fに格納されるデータを利用し
て、パターンシート80を生成することができる。
【0073】図12は、パターンシートデータ格納部2
2fに格納されるデータのうち、パッチパターン形状に
関係付けられているデータを模式的に示す。パターンシ
ートデータ格納部22fは、パッチパターン形状フィー
ルドと、パッチ数フィールドと、色方向フィールドを有
する。パッチパターン形状フィールドには、六角形、四
角形など、パッチパターンの形状が格納される。パッチ
数フィールドには、パッチ数が格納されている。また、
色方向フィールドには、各パッチパターン形状におい
て、指定可能な色方向が格納されている。
【0074】このように、パターンシートデータ格納部
22fは、各パッチパターン形状と、各パッチパターン
形状において、指定可能なパッチ数及び色方向とを対応
付けて格納している。従って、ユーザが、所定のパッチ
パターン形状を選択すると、パッチ数フィールド210
d及び色方向フィールド210eに、それぞれ、パッチ
パターン形状に対して選択可能なパッチ数、及び色方向
を表示させることができる。従って、ユーザは、簡単な
選択により、容易にパターンシートの設定を指定するこ
とができる。
【0075】例えば、六角形のパッチパターン形状に対
応付けて、六角形を形成可能なパッチ数が格納されてい
る。従って、パターンシート生成画面の2ページ210
において、パッチパターン形状として六角形を選択する
と、六角形を形成可能なパッチ数を選択肢として、パッ
チ数フィールド11dに表示することができる。
【0076】図13は、図10に示す51階調における
パッチパターン82aに対応するテキストデータの一部
を示す。すなわち、パターンシート生成部22aが、ユ
ーザから指定された設定に基づいて生成し、画像出力装
置30に送るべきデータの一部である。このように、テ
キストデータにおいて、パッチIDと、各パッチのRG
Bデータとが対応付けられているので、画像出力装置3
0は、パッチIDに対応した位置に、所定の色相及び明
度のパッチ82aを配置したパッチパターン82を有す
るパターンシート80を印刷することができる。
【0077】なお、パターンシート生成部22aは、5
1階調におけるテキストデータの他に、102階調、1
53階調、及び204階調におけるテキストデータを生
成し、出力画像生成部20jに標準の色補正を行わせた
後、画像出力装置30に送る。このとき、パッチ形状な
どを示すデータも画像出力装置30に送る。
【0078】図7に戻り、ステップ40において、画像
出力装置30がパターンシート80を印刷した後の処理
について説明する。なお、本実施の形態においては、グ
レイバランスの調整を行う場合の処理について説明す
る。印刷されたグレイバランス調整用パターンシート8
0と、第1基準シートとを比較し(ステップ42)、パ
ターンシート80の各階調における複数のパッチそれぞ
れから無彩色パッチを選択する(ステップ44、ye
s)。
【0079】ここで、第1基準シートとは、画像出力装
置30が印刷するパターンシート80における各階調毎
の複数パッチから無彩色パッチを選択する際に基準とし
て利用されるシートである。第1基準シートは、パター
ンシート80が有する各階調のパッチパターン82、8
4、86、88に対応する位置に、各階調における無彩
色パッチを有する。すなわち、第1基準シートには、図
9に示すパターンシート80における51階調のパッチ
パターン82に含まれる複数のパッチの各位置に、51
階調の無彩色パッチが配置され、102階調のパッチパ
ターン84に含まれる複数のパッチの各位置に、102
階調の無彩色パッチが配置されている。同様に、154
階調及び204階調の無彩色パッチがそれぞれ対応する
位置に配置されている。
【0080】なお、複数のインクを利用して無彩色パッ
チを印刷した場合、インクの配合比にばらつきが生じる
など、第1基準シートの無彩色パッチ毎に個体差が生じ
る可能性がある。そこで、より正確な無彩色パッチを印
刷するために、第1基準シートを構成する無彩色パッチ
は、すべてKインクにより印刷されることが望ましい。
これにより、第1基準シートの個体差を少なくすること
ができる。
【0081】このように、第1基準シートにおいては、
パターンシート80における各階調の複数のパッチに対
応する位置に、それぞれ対応する階調の無彩色パッチが
配置されている。従って、ユーザは、パターンシート8
0と第1基準シートの対応する位置にそれぞれ配置され
たパッチ及び無彩色パッチとを比較することによって、
各階調のパッチパターン82、84、86、88に含ま
れる複数のパッチの中から、最も無彩色パッチに近いパ
ッチを選択することができる。
【0082】なお、ステップ44においては、一例とし
て、図10に示す印刷されたパターンシート80と同一
のパターンシートを表示部22eに表示させ、表示され
たパターンシートから、選んだパッチをマウスでクリッ
クするなどして、ステップ44におけるパッチの選択を
可能にするように構成してもよい。
【0083】このように、ステップ44において、各パ
ッチパターン82、84、86、88に含まれる複数の
パッチと、第1基準シートの無彩色パッチとを比較でき
るので、ユーザは、各パッチパターン82、84、8
6、88に含まれる複数のパッチから容易に無彩色パッ
チを選択することができる。
【0084】また、第1基準シートと比較すべきパター
ンシートの設定は、ユーザが指定することができるの
で、第1基準シートに合わせた設定のパターンシートを
利用することができる。
【0085】次に、補正カーブ生成部22bは、指定部
20eによって選択されたパッチに基づいて、RGBの
各色の補正カーブをそれぞれ生成する(ステップ4
6)。
【0086】図14に、補正カーブ生成部20gが生成
するRGBの各色の補正カーブを示す。例えば、ステッ
プ44において、図10に示す51階調におけるパッチ
パターン82から無彩色パッチとして、パッチ12が選
択された場合、無彩色パッチのRGBデータは、(R=
49,G=48,B=56)である。すなわち、補正値
は、(R:−2,G:−3,B:+5)である。この場
合、補正カーブ生成部20gは、座標(51,−2)の
位置に点Rを、座標(51,−3)の位置に点Gを、座
標(51,+5)の位置に点Bをプロットする。同様
に、補正カーブ生成部20gは、102階調、153階
調、及び204階調における各色の補正値、及び点
(0,0)、点(255,0)をプロットする。そし
て、プロットした点以外の階調においては、各色毎にプ
ロットされた点をスプライン曲線で接続して、補正カー
ブを生成する。なお、各点間の接線は、曲線でも直線で
もよい。
【0087】次に、指示部22dを介して、外部からの
指示を受け付けた場合(ステップ48、yes)、外部
命令に従った処理を行う(ステップ50)。ステップ5
0における処理については、後述する。
【0088】ステップ48において、外部からの指示を
受け付けない場合、ステップ44において、各階調毎に
選択したパッチと、第2基準シートに含まれる無彩色パ
ッチとを比較し(ステップ52)、比較結果に基づい
て、パッチの階調を決定する(ステップ54)。
【0089】ここで、図15を参照して、第2基準シー
トについて説明する。本図は、51階調における第2基
準シート90を示す。51階調の第2基準シート90
は、異なる7つの階調(45階調、47階調、49階
調、51階調、53階調、55階調、及び57階調)の
無彩色パッチ90a,90b,90c,90d,90
e,90f,90gを有する。すなわち、第2基準シー
トには、51階調近傍の7階調における無彩色パッチが
階調順に配置され、グラデーションを形成している。
【0090】すなわち、第2基準シート90は、パター
ンシート80における階調差に比べて少ない階調差の無
彩色パッチを有する。本実施の形態における第2基準シ
ート90は、基準となる階調から±10%の範囲内の、
階調差2の無彩色パッチを有する。
【0091】このように、第2基準シート90は、51
階調を基準としたグラデーションを形成する複数のパッ
チを有するので、51階調のパッチパターン82から選
択したパッチと、51階調の第2基準シート90に含ま
れる複数のパッチとを比較することにより、パッチパタ
ーン82から選択したパッチのより正確な階調を決定す
ることができる。これによって、パッチパターン82か
ら選択したパッチの階調が、51階調からずれている場
合でも、選択したパッチに対して、より正確な階調を決
定することができる。
【0092】同様に、102階調、153階調、及び2
04階調における比較においても、各階調を基準とした
複数の無彩色パッチを有する第2基準シートが利用され
る。各階調における第2基準シートが有する複数の無彩
色パッチについては、図15において説明した51階調
における第2基準シート90と同様であるので、説明を
省略する。
【0093】なお、第2基準シートに含まれる無彩色パ
ッチの階調差、及び階調の範囲は、本実施の形態に限定
されるのもではない。例えば、各階調ごとに、第2基準
シートに含まれる無彩色パッチの階調差、階調の範囲を
異ならせてもよい。
【0094】また、本実施の形態においては、パターン
シート80に含まれる4つの階調それぞれに対する第2
基準シートが準備されたが、これにかえて、4階調にお
ける各第2基準シートにそれぞれ配置された複数の無彩
色パッチが1つのシートに配置されていてもよい。
【0095】なお、ステップ54においては、一例とし
て、図15に示す第2基準シートと同一のパターンシー
トを表示部22eに表示させ、表示された第2基準シー
トから、選んだ第2基準パッチをマウスでクリックする
などして、第2基準パッチの選択を可能にするように構
成してもよい。
【0096】再び、図7に戻り、画像処理のステップに
ついて説明する。ステップ54において、各階調のパッ
チパターン82、84、86、88からそれぞれ選択さ
れたパッチに対し、より正確な階調が決定すると、補正
カーブ生成部20gは、指示部20eによって選択され
た第2基準パッチのグレイ濃度に基づいて、補正カーブ
を修正する(ステップ56)。
【0097】ここで、図16を参照して、ステップ56
における補正カーブの修正について説明する。図16
は、図14に示したB値の補正カーブにおける51階調
近傍を拡大した図である。例えば、ステップ44におい
て、点Bの座標が(51,+5)と定められ、かつステッ
プ54において、このパッチに対して、53階調の無彩
色パッチが選択された場合、補正カーブ生成部22b
は、図16に示すように、点Bの座標を(51,+5)
から(53,+5)にする。本実施の形態においては、
これ以外に、102階調、153階調、及び204階調
においても同様に、プロットした点の位置を修正し、最
後に、修正後の点を利用して、補正カーブを修正する。
このように、第2基準シートを用いて、対象となるパッ
チに対してより正確に選択された階調値に基づき、補正
カーブを修正することができる。
【0098】本実施の形態においては、グレイバランス
調整シートを印刷し、グレイバランスを調整する場合の
処理について説明した。この場合、RGB変換部20a
は、補正カーブ生成部22bにおいて生成及び修正され
た補正カーブまたは補正カーブ格納部22cに格納され
ている補正カーブに基づいて、グレイバランスを調整す
ることができる。なお、補正カーブ格納部22cへの補
正カーブの格納については、後述する。
【0099】ステップ40で図11を参照して説明した
パターンシート生成画面の1ページ200において、R
GB、RGB混合色、肌色、及び空色が選択された場
合、グレイが選択された場合と同様、RGB変換部20
aは、補正カーブ生成部22bにおいて生成及び修正さ
れた補正カーブ、または補正カーブ格納部22cに格納
されている補正カーブに基づいて、カラーバランスを調
整することができる。また、パターンシート生成画面の
1ページ200において、CMYが選択された場合は、
CMY系の色処理を行う色補正部20cが、補正カーブ
生成部22bにおいて生成及び修正された補正カーブま
たは、補正カーブ格納部22cに格納されている補正カ
ーブに基づいて、カラーバランスを調整する。
【0100】このように、本実施の形態におけるシート
生成ユニット22は、RGB変換部20aにおけるRG
Bデータ及び色補正部20cにおけるCMYデータのカ
ラーバランス調整用のパターンシートを生成することが
できる。
【0101】次に、指示部22dを介して、外部からの
指示を受け付けると(ステップ58、yes)、外部命
令に従った処理を行う(ステップ50)。ステップ58
において、外部からの指示を受け付けない場合、画像処
理装置20Aの処理は終了する。
【0102】図8は、図7における外部命令処理段階
(ステップ50)におけるサブルーチンを示す。すなわ
ち、外部命令を受け付けた場合に、コンピュータ21に
よって呼び出されるプログラムのフローチャートであ
る。
【0103】指示部22dを介して、グレイバランス調
整結果パターンシートの印刷が指示されると(ステップ
60、Yes)、調整結果パターンシートが印刷され
(ステップ62)、調整後のグレイバランスを確認する
ことができる。ここで、調整結果パターンシートとは、
ユーザが各階調において選択した無彩色パッチを有する
シートであってもよく、ユーザが選択した無彩色パッチ
を中心に配置したパターンシートであってもよい。
【0104】また、指示部22dを介して、グレイバラ
ンス調整後のRGB補正カーブの保存が指示されると
(ステップ64、Yes)、ファイル名とともにグレイ
バランス調整後のRGB補正カーブデータが補正カーブ
格納部22cに保存される(ステップ66)。
【0105】さらに、指示部22dを介して、グラフ表
示が指示されると(ステップ68、Yes)、補正カー
ブ生成部22bによって生成されたRGB補正カーブま
たは補正カーブ格納部22cに格納されているRGB補
正カーブが表示部22eに表示される(ステップ7
0)。
【0106】以上、ユーザからの指示に対する処理が終
了すると、メインルーチン、すなわち図7に示された各
ステップに戻る。
【0107】以上、実施の形態について説明したが、本
発明の技術的な範囲は上記記載に限定されるのもではな
く、上記実施例に変更または改良を加えてもよい。
【0108】そうした第1の変更例としては、本実施の
形態における第1基準シートに穴状の比較窓を設けても
よい。図17に、第1の変更例における第1基準シート
100を示す。本例の第1基準シート100には、パタ
ーンシート80における各階調(51階調、102階
調、153階調、及び204階調)のパッチパターン8
2、84、86、88の位置に、それぞれ対応する階調
における無彩色パッチ102、104、106、108
が配置されている。さらに、各階調の無彩色パッチ10
2、104、106、108の内側に、それぞれ比較窓
102a、104a、106a、108aが設けられて
いる。比較窓102a、104a、106a、108a
は、当該第1基準シート100を、比較すべきパターン
シート80に重ねた場合に、下のパターンシート80の
各パッチに対応する位置に設けられている。従って、本
例における第1基準シート100を、比較すべきパター
ンシート80に重ねた場合に、下のパターンシート80
の各パッチを比較窓102a、104a、106a、1
08aを通して目視することができる。このように、比
較窓102a、104a、106a、108aの内側か
ら目視可能なパターンシート80のパッチと、比較窓1
02a、104a、106a、108aの周囲に配置さ
れた無彩色パッチとを比較することができるので、より
容易に、かつ正確に、パターンシート80のパッチか
ら、無彩色パッチに最も近いパッチを選択することがで
きる。
【0109】このように、比較窓を有する第1基準シー
ト200が予め準備されている場合に、パターンシート
生成部22aは、第1基準シート200における比較窓
の配置に対応するパターンシートを生成することができ
る。
【0110】第2の変更例としては、第1変更例と同様
に、本実施の形態における第2基準シート90に穴状の
比較窓を設けてもよい。図18に、第2の変更例におけ
る第2基準シート90を示す。本例の第2基準シート9
0には、異なる7階調の各パッチ90a、90b、90
c、90d、90e、90f、90gが階調順に配置さ
れ、グラデーションを形成している。さらに、各パッチ
90a、90b、90c、90d、90e、90f、9
0gの内側には、それぞれ比較窓90a1、90b1、
90c1、90d1、90e1、90f1、90g1が
配置されている。本例においても、比較すべきパッチの
位置を、第2基準シート90における比較窓90a1、
90b1、90c1、90d1、90e1、90f1、
90g1の位置に合わせて重ねることにより、比較窓9
0a1、90b1、90c1、90d1、90e1、9
0f1、90g1の内側のパッチと、その周囲に配置さ
れた無彩色パッチとを比較することができる。
【0111】なお、第1及び第2の変更例において説明
した、比較窓を有する第1基準シート及び第2基準シー
トにおける比較窓の形状及び位置は、本例に限定される
ものではない。例えば、比較窓の形状は、丸など、四角
以外でもよく、また比較窓の縁に隣接する少なくとも一
部に無彩色パッチが配置されていればよく、比較窓の周
囲全体に無彩色が印刷されていなくともよい。
【0112】第3の変更例としては、パターンシート生
成部22aは、所定の計算式を利用して、各階調におけ
るパッチパターンを生成してもよい。図19を利用し
て、そうした計算式について説明する。図19は、各パ
ッチを生成するテキストデータのデータ構成を示す。テ
キストデータは、パターンID と、当該パターンID
で示されるパッチのRGBそれぞれの要素色の値に関す
るデータを対応付けている。パッチパターンの中心のパ
ッチ、すなわちパッチ1におけるRGBそれぞれの要素
色の値をr,g,bとし、各パッチの各要素色の値は、
それぞれr,g,b,及び係数xを含む関数として記述
されている。ここで、r,g,bは、それぞれ基準とな
る階調におけるRGB各色の値である。また、xは、x
=(255((r+g+b)/3))/256*pで決
定される値である。ここで、pは、ばらつかせ比率であ
って、機種毎の色のばらつきの程度に応じて、決定され
る。このように、本例においては、パッチパターンの階
調によって定まる要素色の値r,g,b、及び係数xを
用いて、各パッチの3要素色の値を決定することができ
る。この場合、パターンシート生成画面の2ページ21
0において、色範囲及び色ばらつかせ幅を指定するのに
変えて、xを指定することにより、各パッチの3つの要
素色の値を決定することができる。
【0113】このように、ユーザが希望するパターンシ
ートを、自由に得ることができるので、より正確にかつ
ユーザの希望に沿ったカラーバランス調整を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる画像処理装置を適
用した画像処理システムのブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる画像処理装置の具
体的ハードウエア構成例を示す概略ブロック図である。
【図3】前記画像処理装置で色ずれを判断する画像出力
装置としてのプリンタの概略ブロック図である。
【図4】プリンタの変形例を示す概略ブロック図であ
る。
【図5】プリンタの変形例を示す概略ブロック図であ
る。
【図6】他の画像出力装置としてネットワークなどに接
続可能なカラー印刷装置を示す図である。
【図7】画像処理装置によって実行される画像処理プロ
グラムの第1実施形態を説明するためのフローチャート
である。
【図8】図7におけるステップ50のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図9】パターンシート80を示す図である。
【図10】51階調におけるパッチパターン82を示す
図である。
【図11】パターンシート生成画面200、210を示
す図である。
【図12】パターンシートデータ格納部22fに格納さ
れるデータの一部を示す図である。
【図13】51階調におけるパッチパターン82に対応
するテキストデータのデータ構成を示す図である。
【図14】R、G、B各色における補正カーブを示す図
である。
【図15】第2基準シート90を示す図である。
【図16】Bにおける補正カーブを示す拡大図である。
【図17】第1の変更例における第1基準シート100
を示す図である。
【図18】第2の変更例における第2基準シート90の
変更例を示す図である。
【図19】パッチシートを生成するテキストデータを模
式的に示す図である。
【符号の説明】
10 画像入力装置 11 スキャナ 12 デジタルスチルカメラ 14 ビデオカメラ 20A 画像処理装置 20 色変換ユニット 20a RGB変換部 20b 色変換部 20c 色補正部 20d 二値化部 20j 出力画像生成部 22 シート生成ユニット 22a パターンシート生成部 22b 補正カーブ生成部 22c 補正カーブ格納部 22d 指示部 22e 表示部 22f パターンシートデータ格納部 21 コンピュータ 23 キーボード 24 CD−ROMドライブ 25 フロッピーディスクドライブ 26 モデム 27 マウス 30 画像出力装置 31 プリンタ 32 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/40 D 5C077 1/60 1/46 Z 5C079 Fターム(参考) 2C056 EA04 EB27 EC76 EE02 2C061 AP01 AR01 KK04 KK18 KK25 2C262 AB17 BB03 BB29 EA01 EA02 EA12 FA12 FA13 2H027 DE07 EC03 HA07 ZA07 2H300 GG09 GG12 GG16 QQ25 QQ31 RR21 RR35 RR39 SS12 TT03 TT04 5C077 LL11 MM27 MP08 PP15 PP32 PP33 PQ12 PQ22 SS02 SS05 5C079 HA19 HB01 HB02 HB03 HB12 LA02 LA12 LA23 LB02 MA01 MA10 MA11 MA19 NA29

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色バランスを調整するためのパターンシー
    トを生成するシート生成装置であって、 パターンシートの設定を指定する指定入力手段と、 当該指定入力手段によって指定された設定に基づいて、
    各要素色の量を変化させた複数のパッチを含むパッチパ
    ターンを複数の色濃度毎に有するパターンシートを生成
    し、当該生成されたパターンシートを画像出力装置に出
    力させるパターンシート生成手段と、を備える、シート
    生成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシート装置であって、 前記指定入力手段は、前記パターンシート生成手段にお
    いて生成されるパターンシート中のパッチの形状を指定
    する、シート生成装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のシート生成装置であっ
    て、 異なる複数のパッチの形状を格納する格納手段をさらに
    備え、 前記指定入力手段は、前記格納手段に格納されるパッチ
    形状の中から、所定のパッチ形状を指定する、シート生
    成装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいづれか一項に記載のシ
    ート生成装置であって、 前記指定入力手段は、前記パターンシート生成手段にお
    いて生成されるパターンシートに含まれる複数のパッチ
    シートにおける複数のパッチの配置を指定する、シート
    生成装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のシート生成装置であっ
    て、 前記指定入力手段は、所定のパッチを中心として放射状
    に各要素色の量が徐々に変化するように複数のパッチが
    配置されるように、指定する、シート生成装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載のシート生成装置
    であって、 前記パッチシートにおける複数のパッチの配置を示す雛
    形データを、複数格納する格納手段をさらに備え、 前記指定入力手段は、前記格納手段に格納される雛形デ
    ータの中から、パッチシートの配置を指定する、シート
    生成装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいづれか一項に記載のシ
    ート生成装置であって、 前記指定入力手段は、調整すべき色を指定する、シート
    生成装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいづれか一項に記載のシ
    ート生成装置であって、 前記指定入力手段は、前記パターンシート生成手段によ
    って生成されるパターンシートにおける複数のパッチパ
    ターンの色濃度を指定する、シート生成装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のシート生成装置であっ
    て、 パッチパターン中の複数のパッチそれぞれの各要素色の
    量を示すパッチシートデータを、複数の色濃度毎に格納
    する格納手段をさらに備え、 前記パターンシート生成手段は、格納手段に格納される
    パッチシートデータのうち、前記指定入力手段によって
    指定された階調のパッチシートデータを利用して、パタ
    ーンシートを生成する、シート生成装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいづれか一項に記載の
    シート生成装置であって、 前記指定入力手段は、前記パッチパターン生成手段にお
    いて変化させる要素色の量を指定する、シート生成装
    置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のシート生成装置であ
    って、 前記指定入力手段は、各階調毎に、変化させる要素色の
    量を指定する、シート生成装置。
  12. 【請求項12】請求項10または11に記載のシート生
    成装置であって、 前記指定入力手段は、各要素色毎に、変化させる要素色
    の量を指定する、シート生成装置。
  13. 【請求項13】請求項10乃至12のいづれか一項に記
    載のシート生成装置であって、 前記指定入力手段は、前記パターンシート生成手段によ
    って生成されるパターンシートに含まれる複数のパッチ
    の各要素色の量が、所定の範囲内になるように、各要素
    色の量を指定する、シート生成装置。
  14. 【請求項14】色バランスを調整するためのパターンシ
    ートを生成するシート生成方法であって、 パターンシートの設定を指定する指定入力工程と、 前記指定入力工程において指定された設定に基づいて、
    各要素色の量を変化させた複数のパッチを含むパッチパ
    ターンを複数の色濃度毎に有するパターンシートを生成
    し、当該生成されたパターンシートを画像出力装置に出
    力させるパターンシート生成工程と、を有する、シート
    生成方法。
  15. 【請求項15】色バランスを調整するためのパターンシ
    ートを生成する場合に、コンピュータに実行させるプロ
    グラムであって、 パターンシートの設定を指定する指定入力処理と、 前記指定入力処理において指定された設定に基づいて、
    各要素色の量を変化させた複数のパッチを含むパッチパ
    ターンを複数の色濃度毎に有するパターンシートを生成
    し、当該生成されたパターンシートを画像出力装置に出
    力させるパターンシート生成処理と、をコンピュータに
    実行させるための、プログラム。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のプログラムを記録し
    たコンピュータによって読取可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023281A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Noritsu Koki Co Ltd インクジェットプリンタの色補正方法、インクジェットプリンタ、およびインクジェットプリンタシステム
JP2011523816A (ja) * 2008-05-26 2011-08-18 永経堂印刷有限公司 中性グレーバランス品質管理方法

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