JP2003231278A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法

Info

Publication number
JP2003231278A
JP2003231278A JP2002034583A JP2002034583A JP2003231278A JP 2003231278 A JP2003231278 A JP 2003231278A JP 2002034583 A JP2002034583 A JP 2002034583A JP 2002034583 A JP2002034583 A JP 2002034583A JP 2003231278 A JP2003231278 A JP 2003231278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
recording
data input
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002034583A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyasu Nagoshi
重泰 名越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002034583A priority Critical patent/JP2003231278A/ja
Publication of JP2003231278A publication Critical patent/JP2003231278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録された画像品質を維持すると共に、イン
ク消費量の低減を可能とすること。 【解決手段】 用紙上に記録するために複数の色成分で
表された画像データを含むデータを入力するデータ入力
手段と、データ入力手段で入力したデータを解析して解
析結果を出力する解析手段と、データ入力手段から入力
した画像データを処理し、用紙上に記録される記録画像
を形成する色処理手段であって、解析手段からの出力に
したがって色再現方法が変更される色処理手段を備え
る。ここで、解析手段は、余白部分を残して画像記録を
行うか、入力画像データ中に、白点あるいは白点近傍の
データ、あるいはグレイ軸近傍のデータを有するか、あ
るいは記録する画像サイズの大きさ情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置および記
録方法に関し、より詳細には、たとえば、インクジェッ
ト・プリンタのような複数色でカラー画像形成をする際
の色処理を改善した記録装置および記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】(記録装置の説明)図6は、記録装置と
して、従来例のインクジェット・カラー・プリンタの構
造を示す図である。この図を使用して、従来例を説明す
る。図において、印刷ヘッド1は複数のノズル列を有
し、インク滴を吐出することにより印刷用紙上にドット
形成を行って画像記録を行うデバイスである。異なる印
ヘッドからは異なる色インクが吐出され、これらのイン
ク滴の混色により印刷用紙上に色画像が形成される。
【0003】印字データはケーブル9によりプリンタ本
体の電気回路から印字ヘッドに伝達される。印字ヘッド
列1K(濃黒)、1C(濃シアン)と1LC(淡シア
ン)、1M(濃マゼンタ)と1LM(淡マゼンタ)、1
Y(濃イエロー)、はキャリッジ201上に搭載されて
いる。本例では6色インクを有する装置構成である。こ
の場合、濃シアン・インクと淡シアン・インクは同系色
のインクであり異なる発色材濃度を有している。表記の
通り、濃シアン・インクの方が淡シアン・インクより発
色材の濃度が高い。発色材は染料あるいは顔料が用いら
れる例が多い。前記濃淡インクの違いは発色材の濃度だ
けではなく発色材そのものも異なる材料が含まれている
場合もある。また、インク中の溶剤組成等も濃淡インク
で違いがある場合もあるが同系色のインクという設定に
変わりはない。
【0004】濃マゼンタ・インクと淡マゼンタ・インク
についても同様である。本例は6色インク構成である
が、濃イエロー・インクと淡イエロー・インクを有する
7色インク構成の場合もある。
【0005】上記のような印字ヘッドを一般的に横並び
方式と呼んでおりキャリッジの主走査方向に複数のイン
ク色に対応して印字ヘッドが配置されている。この方式
とは別に、複数のインク色を吐出する印字ヘッド部が上
記キャリッジの主走査方向と垂直、すなわち印刷用紙搬
送方向に配置された場合を縦並び方式と呼んでいる。縦
並び方式は横並び方式に比べて少ないスペースに複数の
インク色を配置できるため装置の小型化に有利という利
点がある。また各色のインク打ち込み順序が両方向印字
時でも変わらないため両方向色ムラも横並び方式に比べ
少ない。
【0006】このキャリッジ201は速度検知手段5に
よりキャリッジの走査速度及び印字位置を検出して主走
査方向の移動制御を行う。この動力源はキャリッジ駆動
モータ8であり、ベルト6、7により伝達されて摺動軸
上を移動する。この主走査方向の動作中に印字が行われ
る。
【0007】回復ユニット400は印字ヘッドの状態を
常に良好に保つ機能を有しており、非印字状態ではキャ
ップ列420が印字ヘッドの吐出面を閉塞し乾燥等を防
止する。キャリッジ201が回復ユニット400と対向
する位置をホーム・ポジション(以下、HP)と称して
いる。印字動作中の上記回復ユニットの機能を説明す
る。
【0008】実際の印字動作は一つのヘッド内の全ての
ノズルを常に用いているとは限らない。また複数色の印
字ヘッドを有していても印字データが転送されない不使
用ヘッドもある。このようにキャリッジ走査中に(印字
ヘッドがキャップされてない状態で)インクの吐出があ
る時間連続して行われないと印字ヘッド表面の固着、乾
燥等でインクの吐出性能が低下し画像劣化が生ずる場合
がある。この現象を防止するため印字ヘッドはある時間
間隔によって印字データ以外にヘッド内のノズルを用い
て吐出を行い、印字ヘッド表面の状態を常に最適に保っ
ている。この動作を予備吐出と称している。上記予備吐
出による吐出インクは印刷用紙やプリンタ内部に飛散し
汚れが発生しないように回復ユニット400内のキャッ
プ420に向けて吐出され不図示の回復ポンプにより吸
引されて廃インク・タンク内に貯蔵される。よって上記
印字中予備吐出動作を行う際には、キャリッジ201は
片方向、両方向印字ともにHPに戻り、キャップ列42
0に対向する必要がある。
【0009】副走査方向の送りは不図示の紙送りモータ
により駆動された紙送り部材(ゴム・ローラ等)により
印刷用紙が送られる。同図矢印A方向から給紙され、印
字位置に到達したら上記印字ヘッド列により印字動作が
行われる。その後、排紙機構2、3により矢印B方向に
排出される。
【0010】またインクの供給はインク・カセット10
K、10C、10LC、10M、10LM、10Yから
印字ヘッドまで各色毎に供給される。本例では濃シアン
・インクと淡シアン・インク、濃マゼンタ・インクと淡
マゼンタ・インクはそれぞれ同一のインク・カセット内
に分離して収納されている。
【0011】図7は、上述した記録装置(インクジェッ
ト・プリンタ)の制御構成を示すブロック図である。
【0012】符号301は記録装置全体の動作を制御す
る制御ユニットで、マイクロ・プロセッサなどのCPU
310、そしてCPU310により実行される制御プロ
グラムや各種データを記憶しているROM311、CP
U310による各種処理の実行時にワーク・エリアとし
て使用され、各種データを一時的に保持するRAM31
2等を備えている。
【0013】RAM312には、ホスト100から受信
した記録データを記録する受信バッファやC、M、Y、
K、LC、LMの各色のインクを吐出して記録する記録
ヘッド1K(濃黒)、1C(濃シアン)と1LC(淡シ
アン)、1M(濃マゼンタ)と1LM(淡マゼンタ)、
1Y(濃イエロー)に対応してプリント・データを記憶
するC、M、Y、Bk、LC、LMの各色成分に対応し
たプリント・バッファが設けられている。
【0014】なお、図7ではこれらのプリント・バッフ
ァをCプリント・バッファ、Mプリント・バッファ、Y
プリント・バッファ、Bkプリント・バッファ、LCプ
リント・バッファ、LMプリント・バッファと記載して
いる。
【0015】符号302はヘッド・ドライバで、制御ユ
ニット301から出力される各色のプリント・データに
応じて、濃シアン・インク用記録ヘッド1C、濃マゼン
タ・インク用記録ヘッド1M、濃イエロー・インク用記
録ヘッド1Y、濃ブラック・インク用記録ヘッド1K、
淡シアン・インク用記録ヘッド1LC、淡マゼンタ・イ
ンク用記録ヘッド1LMを駆動する。303、304の
それぞれはモータ・ドライバで、それぞれ対応するキャ
リッジ駆動モータ8、あるいは不図示の紙送り用モータ
305を駆動している。
【0016】符号306はインターフェース部で、記録
装置とホストの間のインターフェースを制御している。
【0017】符号307は操作部で、ユーザーにより操
作される各種キーやLCD等の表示器を備えている。
【0018】(ブロック図)図5は上述のインクジェッ
ト記録装置における一般的な画像信号処理部分を示すブ
ロック図である。図5中に示すブロックの機能の一部あ
るいは全部を記録装置本体で行う場合やホスト・コンピ
ュータ上で処理を行い記録装置に送信する場合があり、
本件においてはどちらでも構わない。ホスト・コンピュ
ータ上で処理を行う場合、図5の処理は図7中のホスト
・コンピュータ100で処理が行われ、インターフェー
ス部306に最終的な印字データとして送信される。
【0019】スキャナで読み取ることにより、あるいは
コンピュータの処理等によって得られたR、G、Bの原
画像信号は、色処理部A40によりR’、G’、B’に
変換される。この処理は原画像信号から記録装置に適応
した画像信号への変換である。この色処理の目的は入力
値のRGB値のほうがプリンタの色再現能力より高いた
め、入力値を記録装置の色再現可能領域に圧縮するもの
である。色空間の圧縮傾向はプリンタ・ドライバのユー
ザー・インターフェースでの操作が反映されるようにな
っており、色味優先、色差最小等の設定を選ぶことが可
能である。
【0020】つぎにこのR’、G’、B’は色処理部B
41で各色インクに対応した信号値に変換される。本例
では6色インク構成であるため前記信号値は濃シアン、
濃マゼンタ、濃イエロー、濃ブラック、淡シアン、淡マ
ゼンタの濃度信号C1、M1、Y1、K1、LC1、L
M1になる。
【0021】つぎにガンマ(γ)補正部42ではガンマ
補正テーブルを用いてガンマ補正を行い、この補正後の
画像濃度信号C2、M2、Y2、K2、LC2、LM2
は量子化部43で各々二値化処理を施し印字ヘッド1
C、1M、1Y、1K、1LC、1LMに転送する画像
信号C3、M3、Y3、K3、LC3、LM3を生成す
る。なお、量子化部43で用いる二値化の手法は、たと
えばディザ法を用いることができる。ディザ法は、各画
素の濃度信号に対するしきい値を異ならせた所定のディ
ザ・パターンにより二値化を行う方法である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】印刷用紙に印刷する場
合、印字面の全面に余白部分無く印字する場合と印字面
の端部に余白部分を残して印字する方法がある。印刷用
紙に依存する色再現を行うには白部分にもインクを用い
て調色した方が色再現としては適しているが余白部分に
もインクを使用するとインク使用量が増えてランニング
・コストが増加するという問題があった。
【0023】特開平8−282017号公報等の用に印
刷用紙の地の色を検知して色補正方法を変更する技術が
開示されている。
【0024】しかしながら、従来例においては、画像を
印刷する際の調色の仕方が変わるだけで、印刷する画像
そのものと印刷用紙との関係で画像品質を維持しながら
も、同時にインク消費量低減に関する提案はなされてい
ない。インクジェット・プリンタなどの複数色を使用し
て記録する記録装置においては、高解像度と印刷品質の
高度化が行われ、デジタル・カメラで撮像した画像の印
刷が増加している。カラー画像を印刷する機会が増大
し、インク交換のための経費は増大する一方である。ま
た、記録紙もユーザーの好みに対応するため様々な質感
のものが使用されている。一例としては記録紙の地の色
が黄色味のあるもの、あるいは青みのあるもの等があ
る。この記録紙の地の色により記録画像の見えが左右さ
れるため所望の印字結果を得るには記録紙の地の色の制
御をすることが好ましい。ところが記録紙の地の色を制
御するためにインクを全ての場合に用いるとインク消費
量が増大しランニング・コストが増大する。
【0025】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、印刷する画像その
ものと印刷用紙との関係に基づいて画像を印刷する際の
調色の仕方を変更することで、記録された画像品質を維
持すると共に、インク消費量の低減を可能とする記録装
置および、記録方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数色
成分によるカラー画像を用紙上に記録する記録装置にお
いて、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表さ
れた画像データを含むデータを入力するデータ入力手段
と、前記データ入力手段で入力したデータを解析し、画
像記録が印字面全域に行われるか、あるいは印字面の端
部に記録画像以外の余白部分を残して画像記録を行われ
るかを検出し出力する解析手段と、前記データ入力手段
から入力した画像データを処理し、前記用紙上に記録さ
れる記録画像を形成する色処理手段であって、前記解析
手段からの出力にしたがって色再現方法が変更される色
処理手段とを備えることを特徴とするものである。
【0027】また、請求項2に記載の発明は、複数色成
分によるカラー画像を用紙上に記録する記録装置におい
て、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表され
た画像データを含むデータを入力するデータ入力手段
と、前記データ入力手段で入力した画像データを解析
し、画像データ中に白点もしくは白点近傍のデータがあ
らかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力する解
析手段と、前記データ入力手段から入力した画像データ
を処理し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する
色処理手段であって、前記解析手段からの出力にしたが
って色再現方法が変更される色処理手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0028】また、請求項3に記載の発明は、複数色成
分によるカラー画像を用紙上に記録する記録装置におい
て、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表され
た画像データを含むデータを入力するデータ入力手段
と、前記データ入力手段で入力した画像データを解析
し、画像データ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近傍のデ
ータがあらかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出
力する解析手段と、前記データ入力手段から入力した画
像データを処理し、前記用紙上に記録される記録画像を
形成する色処理手段であって、前記解析手段からの出力
にしたがって色再現方法が変更される色処理手段とを備
えることを特徴とするものである。
【0029】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の記録装置であって、色味に関す
るユーザー設定情報の有無を判定する判定手段をさらに
備え、前記判定手段でユーザー設定情報が有とされた際
に、前記色処理手段は、前記解析手段からの出力に左右
されずに、該ユーザー設定情報に従って色再現方法を変
更することを特徴とするものである。
【0030】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置であって、前記解析手段は、さらに、
余白部分の面積あるいは印刷用紙の面積に対する、記録
する画像領域の面積の比を算出し、算出した比があらか
じめ定めた比より小さいか否かを出力する画像占有比検
出手段を備え、前記色処理手段は、前記画像占有比検出
手段からの出力にしたがって、色再現方法が変更される
ことを特徴とするものである。
【0031】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の画像記録装置であって、前記色
処理手段における前記記録画像の色再現方法の違いは、
前記入力信号手段で入力した画像データで表される画像
の白点で記録用の色材を用いるか用いないかの違いであ
ることを特徴とするものである。
【0032】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれか12に記載の画像記録装置であって、前
記色処理手段における前記記録画像の色再現方法の違い
は、グレイ軸の記録用色材の使用方法の違いであること
を特徴とするものである。
【0033】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれか12に記載の画像記録装置であって、前
記色処理手段における前記記録画像の色再現方法の違い
は、グレイ軸近傍の記録用色材の使用方法の違いである
ことを特徴とするものである。
【0034】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれか12に記載の画像記録装置であって、前
記色処理手段における前記記録画像の色再現方法の違い
は、色再現範囲全体の記録用色材の使用方法の違いであ
ることを特徴とするものである。
【0035】また、請求項10に記載の発明は、複数色
成分によるカラー画像を用紙上に記録する記録方法にお
いて、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表さ
れた画像データを含むデータを入力するデータ入力ステ
ップと、前記データ入力ステップで入力したデータを解
析し、画像記録が印字面全域に行われるか、あるいは印
字面の端部に記録画像以外の余白部分を残して画像記録
を行われるかを検出し出力する解析ステップと、前記デ
ータ入力ステップから入力した画像データを処理し、前
記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理ステッ
プであって、前記解析手段からの出力にしたがって色再
現方法が変更される色処理ステップを備えることを特徴
とする。
【0036】また、請求項11に記載の発明は、複数色
成分によるカラー画像を用紙上に記録する記録方法にお
いて、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表さ
れた画像データを含むデータを入力するデータ入力ステ
ップと、前記データ入力ステップで入力した画像データ
を解析し、画像データ中に白点もしくは白点近傍のデー
タがあらかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力
する解析ステップと前記データ入力ステップから入力し
た画像データを処理し、前記用紙上に記録される記録画
像を形成する色処理ステップであって、前記解析ステッ
プからの出力にしたがって色再現方法が変更される色処
理ステップとを備えることを特徴とする。
【0037】また、請求項12に記載の発明は、複数色
成分によるカラー画像を用紙上に記録する記録方法にお
いて、前記用紙上に記録するために複数の色成分で表さ
れた画像データを含むデータを入力するデータ入力ステ
ップと、前記データ入力ステップで入力した画像データ
を解析し、画像データ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近
傍のデータがあらかじめ定めた量以上含まれるか否か検
出し出力する解析ステップと、前記データ入力ステップ
から入力した画像データを処理し、前記用紙上に記録さ
れる記録画像を形成する色処理ステップであって、前記
解析ステップからの出力にしたがって色再現方法が変更
される色処理ステップとを備えることを特徴とする。
【0038】また、請求項13に記載の発明は、請求項
10〜12のいずれかに記載の記録装置であって、色味
に関するユーザー設定情報の有無を判定する判定ステッ
プをさらに備え、前記判定ステップでユーザー設定情報
が有とされた際に、前記色処理ステップは、前記解析ス
テップからの出力に左右されずに、該ユーザー設定情報
に従って色再現方法を変更することを特徴とする。
【0039】また、請求項14に記載の発明は、請求項
10に記載の記録装置であって、前記解析ステップは、
さらに、余白部分の面積あるいは印刷用紙の面積に対す
る、記録する画像領域の面積の比を算出し、算出した比
があらかじめ定めた比より小さいか否かを出力する画像
占有比検出ステップを備え、前記色処理ステップは、前
記画像占有比検出手段からの出力にしたがって、色再現
方法が変更されることを特徴とする。
【0040】また、請求項19に記載の発明は、用紙上
に記録するために複数の色成分で表された画像データを
含むデータを入力するデータ入力ステップと、前記デー
タ入力ステップで入力したデータを解析し、画像記録が
印字面全域に行われるか、あるいは印字面の端部に記録
画像以外の余白部分を残して画像記録を行われるかを検
出し出力する解析ステップと、前記データ入力ステップ
から入力した画像データを処理し、前記用紙上に記録さ
れる記録画像を形成する色処理ステップであって、前記
解析手段からの出力にしたがって色再現方法が変更され
る色処理ステップとを実行するプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0041】また、請求項20に記載の発明は、用紙上
に記録するために複数の色成分で表された画像データを
含むデータを入力するデータ入力ステップと、前記デー
タ入力ステップで入力した画像データを解析し、画像デ
ータ中に白点もしくは白点近傍のデータがあらかじめ定
めた量以上含まれるか否か検出し出力する解析ステップ
と、色味に関するユーザー設定情報の有無を判定する判
定ステップと、前記判定ステップでユーザー設定情報が
有とされた際に、該設定情報に従って、前記データ入力
ステップから入力した画像データを処理し、前記用紙上
に記録される記録画像を形成する色処理ステップであっ
て、前記解析ステップからの出力にしたがって色再現方
法が変更される色処理ステップとを実行するプログラム
を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。
【0042】また、請求項21に記載の発明は、用紙上
に記録するために複数の色成分で表された画像データを
含むデータを入力するデータ入力ステップと、前記デー
タ入力ステップで入力した画像データを解析し、画像デ
ータ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近傍のデータがあら
かじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力する解析
ステップと、色味に関するユーザー設定情報の有無を判
定する判定ステップと、前記判定ステップでユーザー設
定情報が有とされた際に、該設定情報に従って、前記デ
ータ入力ステップから入力した画像データを処理し、前
記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理ステッ
プであって、前記解析ステップからの出力にしたがって
色再現方法が変更される色処理ステップとを実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体である。
【0043】また、請求項22に記載の発明は、請求項
19〜21のいずれかに記載の記憶媒体において、前記
記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクライア
ント・コンピュータが読むことができるプログラムを格
納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハード・ディ
スク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ・カード、RO
Mを用いることを特徴とする。
【0044】また、請求項23に記載の発明は、請求項
19〜22のいずれかに記載の記憶媒体において、前記
記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライアント
・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。
【0046】(第1の実施形態)図1は、本実施形態に
おける印刷用紙上の印字の様子を説明する図である。本
実施形態では印刷用紙の印字面に全面印字を行う場合と
印刷用紙の印字面端部に余白部分を形成するように印字
する場合を検出し、それぞれの場合で、異なった色再現
方法を実行する。
【0047】具体的には、図1(a)で示されるように
印字面に全面印字を行い余白部分が発生しない場合は、
印刷用紙の地の白色に依存しない色再現を行う。この色
再現では、入力画像データとして白色点(RGB信号値
が8bitでR=G=B=255)でもインクを用いて
印刷用紙の地の色とは異なる色を白色とする。
【0048】また同図(b)で示されるように印字面の
端部に余白部分を残して印字する場合は印刷用紙の白色
に依存した色再現を行い、画像データとして白色点(R
=G=B=255)ではインクを用いずに印刷用紙の地
の色を用いる。
【0049】図2は実施形態におけるインクの使用方法
を示した図である。それぞれの図は、白点(R=G=B
=255)から黒点(R=G=B=0)までのグレイ再
現での各色インクの使用量を示している。即ち横軸がR
GB信号値を白点から黒点まで17分割した信号値であ
り、縦軸が各信号値での各色インク使用量である。同図
では濃シアン・インクをC、濃マゼンタ・インクをM、
濃イエロー・インクをY、濃ブラック・インクをK、淡
シアン・インクをLc、淡マゼンタ・インクをLmと記
載している。本例の場合濃シアン・インクCと濃マゼン
タ・インクMは同量インク用いているためグラフでは重
なっている。同様に淡シアン・インクLcと淡マゼンタ
・インクLmも同量インクを用いているためグラフでは
重なっている。
【0050】図2の(a)は画像データの白色点(R=
G=B=255)にもインクを用いた場合の例である。
これは図1(a)に示す場合に対応している。ここでは
印刷用紙の地の色に対して淡シアン・インクと淡マゼン
タ・インクを同量ずつ付加することで青みを増加させる
ようにしている(横軸の番号1の部分)。印字面部分に
余白部分の無いように記録する際には、印刷用紙の地の
色に依存しない色再現を行う。
【0051】図2の(b)は、画像データの白色点(R
=G=B=255)にはインクを使用しない例である。
ここでは白点(横軸の番号1の部分)以外の部分も図2
の(a)に比べて淡シアン・インク、淡マゼンタ・イン
クおよび濃シアン・インク、濃マゼンタ・インクの使用
量が少ない。その分、グレイ再現は、印刷用紙の地の色
を反映して青みの少ない色調になっている。
【0052】このように印字面上に記録画像データが無
い余白部分が有るか無いかによって色再現を異ならせる
ことにより、色再現を優先し白点にインクを使用するモ
ードと、インク節約を優先し上記余白部分にはインクを
使用しないモードの設定が可能になる。また、余白部分
が無くした全面印刷の場合は印刷用紙の地の色に依存し
ない色設計が可能なため、自由度の高い色設計(たとえ
ばグレイ再現等)が可能になる。
【0053】図2を使用して、グレイ軸のインク使用法
を示したが、印刷時の余白部分の有無によって、グレイ
軸の色だけを変更するのではなく、グレイ軸周辺の色を
変更することも有効である。
【0054】グレイ周辺の低彩度領域のインク使用法を
変えることによって、印刷用紙の地の色に依存、非依存
の色再現が可能となる。
【0055】また余白部分の有無で色再現範囲全体を変
更する構成も可能である。上記の例の場合、印刷用紙の
地の色に依存しない色設計としては、図2の(a)に示
すように、全体的にシアンとマゼンタを増加させて(あ
るいはイエローを低減させて)青色を増した設定にする
ことで、グレイ再現を忠実に再現することができる。
【0056】図9は、図5に示した従来のインクジェッ
ト記録装置における一般的な画像信号処理部分を示すブ
ロック図に対して、本発明に係わるデータ解析部902
を追加した図である。データ解析部902は、本実施形
態においては、記録装置の色再現可能領域に圧縮される
前の画像データとしてのRGBデータを含むデータを入
力して解析し、印字面上に記録画像データが無い余白部
分が有るか無いかを出力する。色処理部A(901)、
色処理部B(902)は、データ解析部からの出力を受
けて、色処理の方法を変更する。
【0057】白点、グレイ軸、グレイ軸周辺はもともと
彩度が低く薄い発色であるため記録紙の地の色の影響を
受けやすい。そこで本例ではグレイ軸、グレイ軸周辺の
色味を変える対応を行う。
【0058】本実施形態のグレイ周辺の低彩度領域のイ
ンク使用法を変える場合で、色処理部Aで実施する場
合、色空間圧縮結果のR’G’B’を出力する際に、上
記白点、グレイ軸、グレイ軸周辺等の画像データを変更
する。
【0059】色処理部Aは色空間圧縮あるいは伸張処理
を行う部分である。通常グレイ軸はRGBの信号値が等
しい(R=G=B=0)。記録紙の地の色に依存した色
設計の場合、色処理部Aのグレイ軸に対応して色処理部
Bのグレイ軸が図2(b)のように白地部分にインクを
用いない設定になっている。
【0060】色処理部Aでグレイ軸をR≠G≠Bのよう
に変更することで色処理部Bでは前述の記録紙の地の色
に依存した色設計と異ならせてインクを用いることがで
きる。たとえば、白点をR=G=B=255からR=2
50,G=B=255のように設定することで白点にシ
アンの色味を付加することができる。また、本発明を色
処理部Bにおいて実行する場合、図2の(a)あるいは
(b)に示すように2つの再現手段を有することで対応
する。あるいは、色処理部A、Bともに用いても良い。
【0061】なお、上述した説明で、印刷時の余白部分
の有無と表現したが、これは、最終的な記録結果として
の印刷された用紙として、余白部分が有るか否かであっ
て、印刷時の印刷用紙上に余白が有るか否かを含み、最
終的にその余白部分を切り詰めて余白部分の無い形状に
することが印刷時に判明している場合、余白部分無く印
字する場合に相当する。しかしながら、このような場合
は、たとえば図9におけるデータ解析部では解析不可能
である。このような場合、たとえばユーザーの意志を、
操作部を通じて入力する必要がある。この場合、図9に
示す解析部は、そのようなユーザーの意志を表す情報を
入力して、余白が無いとする検出結果を出力することが
望ましい。
【0062】(第2の実施形態)本実施例では、画像デ
ータに白点近傍のデータが存在するか否かを検出し、検
出結果によって色再現方法を変える。詳細には、入力し
た画像データによって表される画像中に、白点近傍のデ
ータが、あらかじめ定めた量以上含まれるか、あるい
は、そのようなデータがあらかじめ定めた割合含まれて
いるかを検出する。ここで、白点近傍のデータとは、複
数の色成分で表された入力画像データで、白点(R=G
=B=255)の近傍色、R=240〜255,G=2
40〜255,B=240〜255の画像データを表
す。この白点近傍のデータで表される画像、は、印刷用
紙の地の色に影響を受けやすい画像と判断して印刷用紙
の地の色に依存した白色、即ち白点(R=G=B=25
5)ではどのインクも用いずに印刷用紙の地の色そのも
のを使用する。
【0063】図3にRGB空間を3次元の座標軸で表現
した色立体を示す。R、G、Bそれぞれ0から255ま
でを直交する3軸に割り当てRGB空間を立方体として
表現している。原点(R=G=B=0)を黒点とし、白
点は反対側に配置されている。ここで上記白点近傍色は
同図でハッチングされた3つの小さい丸部のA,B,C
と上記白点で囲まれる立方体部分(三角錐の形状の部
分)で表される。
【0064】上記白点(R=G=B=255)の近傍
色、R=240〜255,G=240〜255,B=2
40〜255の画像データが記録する画像データ中に、
所定量(比)以上含まれない場合は、その入力した画像
は、印刷用紙の地の色に影響を受けにくいと判断し、印
刷用紙の地の色に依存しない白色、即ち白点(R=G=
B=255)でもインクを用いて所望の白色を再現する
方法で、色処理を実行する。
【0065】上述した説明で、白点近傍色は、RGB2
56階調を17分割した場合の白点とその隣接点で説明
したが、17分割時でも白点の2つ隣のR=224〜2
55,G=224〜255,B=224〜255にして
も良い。また256階調を9分割した場合も白点の隣接
部はR=224〜255,G=224〜255,B=2
24〜255になり、同様のことが可能である。
【0066】また、入力した画像が、印刷用紙の白色に
依存するかどうかの判断として、図4で示す、グレイ軸
(R=G=B)近傍のA、B、C、D、E、FそしてB
k、Whiteの各点を結んだ領域、三画柱と2つの三
角錐で表される領域のデータを示す画像が、入力画像デ
ータ中に、一定割合以上存在するか否かによって上記と
同様の色再現方法を変更しても良い。あるいは、図4に
は示していないがグレイ軸(R=G=B、BkとWhi
teを結んだ領域)上のデータが画像データ中に、一定
割合以上存在するか否かを上記の判断材料にしても良
い。
【0067】(第三実施例)本例では印刷用紙上に印字
する画像のサイズの大小によって色再現方法を変更す
る。印字サイズが大きい場合は、白点あるいは白点近傍
にインクを用いて印字しない方法を使用した色処理を実
行し、白点あるいは白点近傍のデータの画像部分が印刷
用紙の地の色に依存した色再現を行う。
【0068】また印字サイズが小さい場合は、白点ある
いは白点近傍にインクを用いる方法で色処理を実行し、
白点あるいは白点近傍のデータの画像部分が、印刷用紙
の地の色に依存しない色再現を行う。
【0069】以上、それぞれの実施形態について説明し
たが、本発明は、(1)印字面端部に余白部分が有るか
否か、(2)記録画像データ中に白点データが有るか否
か、(3)記録画像データ中に白点近傍のデータが有る
か否か、(4)記録画像データ中にグレイ軸上もしくは
グレイ軸近傍のデータが有るか否か、(5)印字サイズ
が小さいか否か、を入力データから検出し、検出結果に
基づいて、入力画像データによって表される白点あるい
はグレイ軸あるいはグレイ軸近傍あるいは全ての色につ
いての色再現方法を変更することにより白部分(グレイ
含む)に必要な場合のみインクを用いることによりラン
ニング・コスト低減効果がある。
【0070】なお印刷用紙の種類として、印刷用紙内部
にミシン目があり、このミシン目の若干外側に印字して
から上記ミシン目を切り取り、縁無し印字を行えるもの
があるが、この種の印刷用紙においても本発明は有効で
ある。
【0071】以上、本発明をそれぞれの実施例に基づい
て説明した。
【0072】図8は、上述した本発明に係わる色処理の
手順を説明するフローチャートである。このフローチャ
ートは、たとえばホスト・コンピュータ上のプリンタ・
ドライバで実行される場合、あるいは、記録装置本体で
実行する場合も、同様に適用可能である。いずれの場合
も、図8のステップS801で、RGBで表された画像
データを含むデータを入力する。この画像データは、記
録装置の色再現可能領域に圧縮されていないデータであ
る。つぎにステップS802で、このデータを解析し、
あるいは、プリンタ・ドライバのユーザー・インターフ
ェースで操作された結果を受けて、色補正を実行するか
否かが判定される。色補正を実行しないと判定された場
合、本発明に係わる処理を終了し、あらかじめ定められ
たつぎの処理を実行する。色補正を実行すると判定され
た場合、ステップS803に進み、ここで画像データを
解析する。
【0073】この解析結果は、ステップS804からS
807で使用される。まず、ステップS804では、ス
テップS803における解析において、画像記録が印字
面全域に行われるか、あるいは印字面の端部に記録画像
以外の余白部分を残して画像記録を行われるかがチェッ
クされて、余白部分を残して画像記録を行うとされた場
合に、ステップS809に進み、そうでない場合、ステ
ップS805に進む。ステップS805では、ステップ
S803における解析において、印字サイズが小さいか
否かが、言い替えれば、印刷用紙の面積に対する記録す
る画像領域の面積の比を算出し、算出した比があらかじ
め定めた比より小さいか否かがチェックされて、小さい
とされた場合にステップS809に進み、そうでなく大
きいとされた場合にはステップS806に進む。ステッ
プ806では、ステップS803における解析におい
て、入力した画像データ中に、白点(RGB信号値8b
itでR=G=B=255)もしくは白点近傍のデータ
があらかじめ定めた量以上含まれていたかがチェックさ
れて、含まれていたとされた場合ステップS809に進
み、そうでない場合は、ステップS807に進む。ステ
ップS807では、ステップS803における解析にお
いて、画像データ中にグレイ軸(RGB信号値8bit
でR=G=B)もしくはグレイ軸近傍のデータがあらか
じめ定めた量以上含まれるか否かがチェックされて、含
まれていたとされた場合に、ステップS809に進み、
そうでない場合にはステップS808に進む。
【0074】ステップS808では、印刷用紙の地の色
に依存しない、すなわち、入力画像データ中の白点に対
しても、印刷色を使用する色処理を実行し、本発明に係
わる処理を終了する。
【0075】ステップS809では、印刷用紙の地の色
に依存する、すなわち、入力画像データ中の白点に対し
て、印刷色を使用しない色処理を実行し、本発明に係わ
る処理を終了する。なお、図8中のステップS804〜
S807は全て行わなくてもよい。また、S805〜S
807の順番も同図記載以外でも良い。 なお、本発明
は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェア
のプログラム・コードを記憶した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラム・コードを読み出し実行することによ
っても、達成されることは言うまでもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラム・コード自体が本発明の新規な機能を実現するこ
とになり、そのプログラム・コードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0077】プログラム・コードを供給するための記憶
媒体としては、たとえば、フロッピー(登録商標)ディ
スク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、光ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメ
モリ・カード、ROMなどを用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読み出したプログラ
ム・コードを実行することによって、前述した実施の形
態の機能が実現される他、そのプログラム・コードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
も前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0079】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラム・コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボ
ードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備
わるメモリに書き込まれた後、そのプログラム・コード
の指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニッ
トに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を
行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が
実現され得る。
【0080】本発明は、前述した実施の形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラム・コードを記録した記
憶媒体からそのプログラムを、パソコン通信など通信ラ
インを介して要求者にそのプログラムを配信する場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像を印字する際に、その印字される画像の品質判断にお
いて、印刷用紙の地の白部分の影響が大きいと判断され
る場合には、印刷用紙の地の色に依存した色再現のため
の色処理を実行し、印刷用紙の地の白部分の影響が少な
いと判断される場合には、印刷用紙の地の色に依存しな
い色再現のための色処理を実行する、具体的には、
(1)印字面端部に余白部分が有るか否か、(2)記録
画像データ中に白点データが有るか否か、(3)記録す
る原画像データ中に白点近傍のデータが有るか否か、
(4)記録する原画像データ中のグレイ軸上もしくはグ
レイ軸近傍のデータが有るか否か、(5)印字サイズが
小さいか否か、によって白点あるいはグレイ軸あるいは
グレイ軸近傍あるいは全ての色についての色再現方法を
変更するので、実際に出力する画像の品質を維持するこ
とができる。
【0082】また、同時に、印刷用紙の地の色に依存し
た色再現のための色処理を実行した場合、使用インク量
を低減した色再現の処理となるために、記録装置のイン
ク消費量低減を図ることができ、ランニング・コストの
増加を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷用紙上の印字領域を説明する図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるインク使用法
を示す図である。
【図3】RGB空間を3次元の座標軸で表現した色立体
を示す図であり、第2の実施形態における白色近傍色を
説明する図である。
【図4】RGB空間を3次元の座標軸で表現した色立体
を示す図であり、第2の実施形態におけるグレイ軸近傍
の色を説明する図である。
【図5】記録装置として、従来のインクジェット記録装
置における一般的な画像信号処理部分を示すブロック図
である。
【図6】従来のインクジェット・プリンタの構造を示す
図である。
【図7】従来のインクジェット・プリンタの制御構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明に係わる色処理の手順を説明するフロー
チャートである。
【図9】従来のインクジェット記録装置における一般的
な画像信号処理部分を示すブロック図に対して、本発明
に係わるデータ解析部を追加した図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 5 速度検知手段 6、7 ベルト 8 キャリッジ駆動モータ 10 インク・カセット 40 色処理部A 41 色処理部B 42 ガンマ補正部 43 量子化部 100 ホスト 201 キャリッジ 301 制御ユニット 302 ヘッド・ドライバ 303、304 モータ・ドライバ 306 インターフェース部 307 操作部 310 CPU 311 ROM 312 RAM 400 回復ユニット 420 キャップ列
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 B41J 3/00 B 5C079 1/60 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C056 EA04 EA09 EA11 EA25 EB58 EB59 EC69 EE03 2C187 AC08 AF03 GA01 GA06 2C262 AB00 AB20 BA01 BA11 BB03 EA02 EA04 EA08 EA10 EA11 EA18 GA01 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH08 5C077 LL17 LL19 MP08 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ12 TT02 5C079 HB01 HB03 HB12 KA20 LA02 LA07 LA31 LB01 MA11 NA03 NA25 PA03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色成分によるカラー画像を用紙上に
    記録する記録装置において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段で入力したデータを解析し、画像記
    録が印字面全域に行われるか、あるいは印字面の端部に
    記録画像以外の余白部分を残して画像記録を行われるか
    を検出し出力する解析手段と、 前記データ入力手段から入力した画像データを処理し、
    前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理手段
    であって、前記解析手段からの出力にしたがって色再現
    方法が変更される色処理手段とを備えることを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 複数色成分によるカラー画像を用紙上に
    記録する記録装置において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段で入力した画像データを解析し、画
    像データ中に白点もしくは白点近傍のデータがあらかじ
    め定めた量以上含まれるか否か検出し出力する解析手段
    と、 前記データ入力手段から入力した画像データを処理し、
    前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理手段
    であって、前記解析手段からの出力にしたがって色再現
    方法が変更される色処理手段とを備えることを特徴とす
    る記録装置。
  3. 【請求項3】 複数色成分によるカラー画像を用紙上に
    記録する記録装置において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段で入力した画像データを解析し、画
    像データ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近傍のデータが
    あらかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力する
    解析手段と、 前記データ入力手段から入力した画像データを処理し、
    前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理手段
    であって、前記解析手段からの出力にしたがって色再現
    方法が変更される色処理手段とを備えることを特徴とす
    る記録装置。
  4. 【請求項4】 色味に関するユーザー設定情報の有無を
    判定する判定手段をさらに備え、 前記判定手段でユーザー設定情報が有とされた際に、前
    記色処理手段は、前記解析手段からの出力に左右されず
    に、該ユーザー設定情報に従って色再現方法を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記解析手段は、さらに、余白部分の面
    積あるいは印刷用紙の面積に対する、記録する画像領域
    の面積の比を算出し、算出した比があらかじめ定めた比
    より小さいか否かを出力する画像占有比検出手段を備
    え、前記色処理手段は、前記画像占有比検出手段からの
    出力にしたがって、色再現方法が変更されることを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記色処理手段における前記記録画像の
    色再現方法の違いは、前記入力信号手段で入力した画像
    データで表される画像の白点で記録用の色材を用いるか
    用いないかの違いであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記色処理手段における前記記録画像の
    色再現方法の違いは、グレイ軸の記録用色材の使用方法
    の違いであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記色処理手段における前記記録画像の
    色再現方法の違いは、グレイ軸近傍の記録用色材の使用
    方法の違いであることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記色処理手段における前記記録画像の
    色再現方法の違いは、色再現範囲全体の記録用色材の使
    用方法の違いであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 複数色成分によるカラー画像を用紙上
    に記録する記録方法において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力ステップ
    と、 前記データ入力ステップで入力したデータを解析し、画
    像記録が印字面全域に行われるか、あるいは印字面の端
    部に記録画像以外の余白部分を残して画像記録を行われ
    るかを検出し出力する解析ステップと、 前記データ入力ステップから入力した画像データを処理
    し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理
    ステップであって、前記解析手段からの出力にしたがっ
    て色再現方法が変更される色処理ステップを備えること
    を特徴とする記録方法。
  11. 【請求項11】 複数色成分によるカラー画像を用紙上
    に記録する記録方法において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力ステップ
    と、 前記データ入力ステップで入力した画像データを解析
    し、画像データ中に白点もしくは白点近傍のデータがあ
    らかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力する解
    析ステップと、 前記データ入力ステップから入力した画像データを処理
    し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理
    ステップであって、前記解析ステップからの出力にした
    がって色再現方法が変更される色処理ステップとを備え
    ることを特徴とする記録方法。
  12. 【請求項12】 複数色成分によるカラー画像を用紙上
    に記録する記録方法において、 前記用紙上に記録するために複数の色成分で表された画
    像データを含むデータを入力するデータ入力ステップ
    と、 前記データ入力ステップで入力した画像データを解析
    し、画像データ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近傍のデ
    ータがあらかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出
    力する解析ステップと、 前記データ入力ステップから入力した画像データを処理
    し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理
    ステップであって、前記解析ステップからの出力にした
    がって色再現方法が変更される色処理ステップとを備え
    ることを特徴とする記録方法。
  13. 【請求項13】 色味に関するユーザー設定情報の有無
    を判定する判定ステップをさらに備え、 前記判定ステップでユーザー設定情報が有とされた際
    に、前記色処理ステップは、前記解析ステップからの出
    力に左右されずに、該ユーザー設定情報に従って色再現
    方法を変更することを特徴とする請求項10〜12のい
    ずれかに記載の記録方法。
  14. 【請求項14】 前記解析ステップは、さらに、余白部
    分の面積あるいは印刷用紙の面積に対する、記録する画
    像領域の面積の比を算出し、算出した比があらかじめ定
    めた比より小さいか否かを出力する画像占有比検出ステ
    ップを備え、前記色処理ステップは、前記画像占有比検
    出手段からの出力にしたがって、色再現方法が変更され
    ることを特徴とする請求項10に記載の記録方法。
  15. 【請求項15】 前記色処理ステップにおける前記記録
    画像の色再現方法の違いは、前記入力信号ステップで入
    力した画像データで表される画像の白点で記録用の色材
    を用いるか用いないかの違いであることを特徴とする請
    求項10〜12のいずれかに記載の画像記録方法。
  16. 【請求項16】 前記色処理ステップにおける前記記録
    画像の色再現方法の違いは、グレイ軸の記録用色材の使
    用方法の違いであることを特徴とする請求項10〜12
    のいずれかに記載の画像記録方法。
  17. 【請求項17】 前記色処理ステップにおける前記記録
    画像の色再現方法の違いは、グレイ軸近傍の記録用色材
    の使用方法の違いであることを特徴とする請求項10〜
    12のいずれかに記載の画像記録方法。
  18. 【請求項18】 前記色処理ステップにおける前記記録
    画像の色再現方法の違いは、色再現範囲全体の記録用色
    材の使用方法の違いであることを特徴とする請求項10
    〜12のいずれかに記載の画像記録方法。
  19. 【請求項19】 用紙上に記録するために複数の色成分
    で表された画像データを含むデータを入力するデータ入
    力ステップと、 前記データ入力ステップで入力したデータを解析し、画
    像記録が印字面全域に行われるか、あるいは印字面の端
    部に記録画像以外の余白部分を残して画像記録を行われ
    るかを検出し出力する解析ステップと、 前記データ入力手ステップから入力した画像データを処
    理し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処
    理ステップであって、前記解析手段からの出力にしたが
    って色再現方法が変更される色処理ステップとを実行す
    るプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  20. 【請求項20】 用紙上に記録するために複数の色成分
    で表された画像データを含むデータを入力するデータ入
    力ステップと、 前記データ入力ステップで入力した画像データを解析
    し、画像データ中に白点もしくは白点近傍のデータがあ
    らかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出力する解
    析ステップと、 前記データ入力ステップから入力した画像データを処理
    し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理
    ステップであって、前記解析ステップからの出力にした
    がって色再現方法が変更される色処理ステップとを実行
    するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  21. 【請求項21】 用紙上に記録するために複数の色成分
    で表された画像データを含むデータを入力するデータ入
    力ステップと、 前記データ入力ステップで入力した画像データを解析
    し、画像データ中にグレイ軸もしくはグレイ軸近傍のデ
    ータがあらかじめ定めた量以上含まれるか否か検出し出
    力する解析ステップと、 前記データ入力ステップから入力した画像データを処理
    し、前記用紙上に記録される記録画像を形成する色処理
    ステップであって、前記解析ステップからの出力にした
    がって色再現方法が変更される色処理ステップとを実行
    するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項19〜21のいずれかに記載の
    記憶媒体において、 前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクラ
    イアント・コンピュータが読むことができるプログラム
    を格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハード・
    ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−RO
    M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ・カー
    ド、ROMを用いることを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項19〜22のいずれかに記載の
    記憶媒体において、 前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライア
    ント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする
    記憶媒体。
JP2002034583A 2002-02-12 2002-02-12 記録装置および記録方法 Pending JP2003231278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034583A JP2003231278A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 記録装置および記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034583A JP2003231278A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 記録装置および記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003231278A true JP2003231278A (ja) 2003-08-19

Family

ID=27777037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002034583A Pending JP2003231278A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 記録装置および記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003231278A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006111707A1 (en) * 2005-04-19 2006-10-26 Sun Chemical B.V. A method and apparatus for ink jet printing
CN111845084A (zh) * 2019-04-26 2020-10-30 森大(深圳)技术有限公司 基于图像处理的打印机墨量调整方法、装置、设备及介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006111707A1 (en) * 2005-04-19 2006-10-26 Sun Chemical B.V. A method and apparatus for ink jet printing
US8857977B2 (en) 2005-04-19 2014-10-14 Sun Chemical B.V. Method, apparatus and system for measuring the transparency of film
CN111845084A (zh) * 2019-04-26 2020-10-30 森大(深圳)技术有限公司 基于图像处理的打印机墨量调整方法、装置、设备及介质
CN111845084B (zh) * 2019-04-26 2022-05-17 森大(深圳)技术有限公司 基于图像处理的打印机墨量调整方法、装置、设备及介质
CN114889329A (zh) * 2019-04-26 2022-08-12 森大(深圳)技术有限公司 打印机墨量调整方法、装置、设备及存储介质
CN114889329B (zh) * 2019-04-26 2023-05-23 森大(深圳)技术有限公司 打印机墨量调整方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090244168A1 (en) Printing device and printing method
JP2003001810A (ja) キャリブレーション装置、インクジェット記録装置、キャリブレーション方法およびキャリブレーション用テスト画像が記録された記録媒体
JP2012051211A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
US7641309B2 (en) Data processing apparatus, data processing method, ink jet printing apparatus, and ink jet printing method
JP2002292906A (ja) 画素ブロック単位で濃淡インクによる階調再現を行う印刷
JP2010052248A (ja) 印刷装置
JP2008162094A (ja) 画像形成装置およびその制御方法、画像形成システム
JP2006086935A (ja) 色処理装置およびその方法、画像処理方法、並びに、プリンタドライバ
JP2001138555A (ja) 印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法、印刷方法、記録媒体、および色変換テーブルの設定方法
JP2004167818A (ja) 記録方法
US6467866B1 (en) Print control method and apparatus, and printing apparatus using the same
JP4386233B2 (ja) 画像処理方法
US20070188528A1 (en) Ejection control of quality-enhancing ink
JP2006001052A (ja) 紙面予備吐出方法およびインクジェット記録装置
US7328964B2 (en) Image processor, image processing method, printer, printing method, program, and recording medium
JP2003048340A (ja) 輪郭のボケを抑制する印刷
JP2010130303A (ja) 印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法およびコンピュータプログラム
JPH07256874A (ja) 記録装置および記録方法
JP2003231278A (ja) 記録装置および記録方法
US7654627B2 (en) Inkjet recording apparatus and method for processing recording data
JP2000118007A (ja) 印刷装置、印刷方法および記録媒体
JP2005014488A (ja) 改善インクの吐出制御
JP2006281691A (ja) 画像形成装置
JP4032676B2 (ja) 画像記録方法及びそれを適用した画像記録装置、並びにその画像記録装置に適用される画像記録処理用プログラム
JP3080955B2 (ja) カラー画像処理装置