JP2003231251A - インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにマイクロアレイ製造装置、その製造方法及びマイクロアレイ製造方法、インクジェット記録装置、その製造方法及びインクジェット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィルタ製造方法並びに電界発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにマイクロアレイ製造装置、その製造方法及びマイクロアレイ製造方法、インクジェット記録装置、その製造方法及びインクジェット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィルタ製造方法並びに電界発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法

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JP2003231251A
JP2003231251A JP2002030766A JP2002030766A JP2003231251A JP 2003231251 A JP2003231251 A JP 2003231251A JP 2002030766 A JP2002030766 A JP 2002030766A JP 2002030766 A JP2002030766 A JP 2002030766A JP 2003231251 A JP2003231251 A JP 2003231251A
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JP
Japan
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manufacturing
inkjet head
ink jet
ink
jet head
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Application number
JP2002030766A
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English (en)
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Ryuichi Kurosawa
龍一 黒沢
Fumio Takagi
富美男 高城
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14411Groove in the nozzle plate

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】インクジェットヘッド、インクジェットヘッド
の製造方法並びにそのヘッドを用いた、DNAチップ、
カラーフィルタ、OLEの製造方法を提供する。 【解決手段】それぞれ任意の吐出液体を吐出する複数の
ノズルを備える。また、リザーバからノズルに至るまで
の吐出液体の流路をそれぞれ同じでかつ最短の長さにな
るように構成する。また、吐出液体は核酸を含む。この
ヘッドをカラーフィルタ製造に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば印刷等を行う
際に用いるインクジェットヘッド、そして、そのヘッド
の製造方法並びにそのインクジェットヘッドを用いた、
DNAチップ等のチップ、カラーフィルタ、OELの製
造方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式による印刷記録装置
は、記録紙等へ高速に印刷が行えること、動作時の音が
小さいこと等、多くの利点を有している。このインクジ
ェット方式の中で、必要な時のみインク液滴(以下、特
に吐出材料の液体(吐出液体)の限定をしない限り、イ
ンクと総称していうことにする)を吐出する、いわゆる
インク・オン・デマンドと呼ばれる方式がある。
【0003】このインク・オン・デマンド方式には、さ
らにインクを吐出させるための方法が2つある。1つ
は、各ノズル内のインクを加熱し、気体(バブル)を発
生させ、その圧力によってインク液滴を吐出させる方法
である。もう1つは、ノズルから吐出させるインクを貯
めておく吐出室の少なくとも一面の壁(ここでは、底壁
とする。この壁は他の壁とも一体形成されているが、以
下、この壁のことを振動板ということにする)が撓んで
形状が変化するようにしておき、振動板を撓ませて吐出
室内の圧力を高め、ノズルからインク液滴を吐出させる
方法である。振動板を撓ませるアクチュエータには、圧
電方式と静電方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、インクジェッ
ト方式は紙媒体等への印刷による利用だけでなく、様々
な産業分野にも利用されつつある。これは、従来から用
いられている方法よりも、インクジェット方式を用いた
方が工程が単純で少なくなり、歩留まりも高くすること
ができるし、またコストダウンにもつながることが多い
からである。特に振動板を利用した後者の方法ではイン
クの加熱を行わないので、熱に弱い材料の吐出を行うこ
とができる。したがって、以下では後者の方法、特に静
電方式を用いる場合について考える。
【0005】このように、インクジェット方式は様々な
産業分野に利用されるが、その分野、用途等に応じたイ
ンクジェットヘッドを製造する必要がある。また、従来
からインクジェットヘッドを用いている分野において
も、新たな利用形態に対応したインクジェットヘッドを
製造する場合も考えられる。
【0006】そこで、本発明は、従来の分野等における
利用形態で用いられていた構成にとらわれないインクジ
ェットヘッドを得ることを目的とする。また、そのイン
クジェットヘッドを利用した印刷等の記録装置、DNA
チップの製造装置、カラーフィルタ製造装置、電界発光
基板製造装置等を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明に係る
インクジェットヘッドは、それぞれ任意の吐出液体を吐
出する複数のノズルを備えるものである。したがって、
洗浄、液交換等を行わなくても、多種類の液体を一度に
吐出することができる。なお、本明細書のインクジェッ
トヘッドとは、インクジェットヘッドとしての機能を果
たす最小の構成のインクジェットヘッド(ヘッドチップ
ともいう)のことをいうものとする。
【0008】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、任意の吐出液体をそれぞれ貯めるリザーバを備える
ものである。したがって、インクジェットヘッド上にリ
ザーバを設けることで供給路となる流路を短くすること
ができる。
【0009】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、リザーバからノズルに至るまでの吐出液体の流路
を、それぞれ同じでかつ最短の長さになるように構成す
る。したがって、インクジェットヘッド内の全リザーバ
の供給条件を同じにすることができ、また、各流路が最
短であるので、特に吐出液体が高価である場合にはコス
ト的にも効率がよい。
【0010】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、リザーバからノズルに至るまでの吐出液体の流路の
長さをそれぞれの流路で調整する。したがって、例えば
吐出液体の粘度によって流路をあらかじめ調整したりす
ることができる。
【0011】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、2種類以上の吐出液体をそれぞれ貯めるリザーバ
と、リザーバの吐出液体が吐出されるノズルと、吐出液
体に力を加える加圧手段とを備えるものである。したが
って、2種類以上の吐出液体をそれぞれ貯めておくリザ
ーバをインクジェットヘッドに設けることにより、吐出
液体の供給路をさらに短くすることができ、不純物の混
入を防ぐことができる。特に吐出液体が高価である場合
にはコスト的にも効率がよい。
【0012】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、それぞれ任意の吐出液体を貯めるリザーバと、リザ
ーバに貯められた任意の吐出液体が充填され、また外部
からの力により少なくとも一部分が形状変化する吐出室
と、吐出室に連通し、吐出室の形状変化による室内の圧
力変化により吐出液体を吐出するノズルとを複数有し、
さらに、それぞれの又は全ての吐出室に力を加えて形状
変化させる1又は複数の加圧手段を備えるものである。
したがって、洗浄、交換等を行わなくても、多種類の液
体を吐出することができる。また、任意の吐出液体をそ
れぞれ貯めておくリザーバをインクジェットヘッドに設
けることにより、吐出液体の供給路をさらに短くするこ
とができ、特に吐出液体が高価である場合にはコスト的
にも効率がよい。さらに1つの加圧手段で全ての吐出室
に力を加える場合は、制御が単純で多種類の吐出液体を
同時に吐出できるので生産効率がよい。また、加圧手段
が複数の場合は、それぞれの加圧手段を制御すること
で、吐出タイミング、吐出量等の吐出制御を行うことが
できる。
【0013】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、力が加わると形状変化する吐出室となる凹部が少な
くとも形成された第1の基板と、それぞれ任意の吐出液
体を貯めるリザーバとなる穴及び各吐出室に吐出液体を
供給する流路となる溝が形成され、吐出室に力を加えて
形状変化させる加圧手段が設けられた第2の基板とを少
なくとも接合するものである。したがって、リザーバ、
流路及び電極を第2の基板に設けるようにしたので、多
種類の液体を一度に吐出できる小型のインクジェットヘ
ッドを得ることができる。また、任意の吐出液体をそれ
ぞれ貯めておくリザーバをインクジェットヘッドに設け
ることにより、吐出液体の供給路をさらに短くすること
ができ、不純物の混入を防ぐことができる。特に吐出液
体が高価である場合にはコスト的にも効率がよい。
【0014】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は陽極接合により接合する。したがって、接着剤のよう
な有機化合物を用いていないので、吐出液体への有機化
合物の混入を防止することができる。
【0015】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、リザーバの径は、各ノズルの間隔よりも広くする。
したがって、リザーバの径をノズルの間隔に合わせなく
てもよく、貯めておける吐出液体の量を増やすことがで
きる。しかも、ノズル配置(ノズルの間隔)は狭ピッチ
にしたまま行うことができるので高密度で吐出液体を吐
出できる。
【0016】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、吐出の駆動制御を行う駆動制御手段から着脱可能で
ある。したがって、例えば別の吐出液体を吐出させる場
合に、洗浄等を行い、別の吐出液体を供給する作業を行
ってから、吐出作業を行う必要がなく、インクジェット
ヘッドを入れ替えるだけでよくなり、時間的な効率がよ
くなる。また、例えば常に新しいインクジェットヘッド
で吐出するようにすれば、不純物の混入を防ぐことがで
きる。
【0017】また、本発明に係るインクジェットヘッド
は、複数のインクジェットヘッドを積層可能である。し
たがって、さらに多種類の吐出液体を一度に吐出するこ
とができる。
【0018】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体は生体分子を含む溶液である。した
がって、様々な生体分子を吐出液体として用い、多種少
量の吐出を行うことにより、例えばDNAチップ、プロ
テイン(蛋白質)チップ等の製造に利用することができ
る。特に吐出室を設けたインクジェットヘッドでは加熱
を行わないので、熱によって変化する可能性が高い生体
分子には有効である。
【0019】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体は核酸を含む溶液である。したがっ
て、例えばDNAチップ等の製造に利用することができ
る。
【0020】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、核酸は一本鎖である。したがって、例えばオ
リゴヌクレオチド等と標的核酸とのハイブリダイゼーシ
ョンにより、塩基配列を調べるDNAチップ等の製造に
利用することができる。
【0021】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、核酸はデオキシリボ核酸である。したがって
例えばDNAチップの製造に利用することができる。
【0022】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、核酸は相補的なデオキシリボ核酸(cDN
A)である。したがって、例えば逆転写酵素を用いてR
NA(リボ核酸)から得られるcDNAによるDNAチ
ップの製造に利用することができる。
【0023】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体はヌクレオチドを含む溶液である。
したがって、例えばDNAチップによる塩基配列を調べ
る際の核酸等の吐出に利用することができる。
【0024】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体はオリゴヌクレオチドを含む溶液で
ある。したがって、例えばDNAチップによる塩基配列
を調べる際の核酸等の吐出に利用することができる。
【0025】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体は蛋白質を含む溶液である。したが
って、例えばプロテインチップの製造に利用することが
できる。
【0026】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体は印刷用のインク液である。したが
って、通常の紙媒体等への印刷にも利用することができ
る。
【0027】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体はカラーフィルタを形成させる溶液
である。したがって、例えば、液晶表示装置に利用する
カラーフィルタ製造にも利用することができる。
【0028】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、吐出液体は発光材料を含む溶液である。した
がって、例えば電界発光素子の吐出を行うことができ、
これを用いた表示装置の製造に利用することができる。
【0029】また、本発明に係るインクジェットヘッド
において、発光材料は有機化合物である。したがって、
発光の反応がよい電界発光基板を得ることができる。そ
の際、インクジェットヘッドの各部品を接着剤を用いな
い陽極接合で接合しておき、溶液を貯蔵するタンクから
インクジェットヘッドまでの溶液の通り道の部材を有機
溶剤に反応しない材料で構成しておくと効果的である。
【0030】また、本発明に係るインクジェットヘッド
の製造方法は、力が加わると形状変化する吐出室となる
凹部が形成された第1の基板及びそれぞれ任意の吐出液
体を貯めるリザーバとなる穴及び各吐出室に吐出液体を
供給する流路となる溝が形成され、吐出室に力を加えて
形状変化させる加圧手段が設けられた第2の基板を作成
する工程と、第1の基板と第2の基板とを少なくとも接
合する工程とを有するものである。したがって、多種類
の液体を一度に吐出できる小型のインクジェットヘッド
を得ることができる。また、任意の吐出液体をそれぞれ
貯めておくリザーバをインクジェットヘッドに設けるこ
とにより、吐出液体の供給路をさらに短くすることがで
き、不純物の混入を防ぐことができる。特に吐出液体が
高価である場合にはコスト的にも効率がよい。
【0031】また、本発明に係るインクジェットヘッド
の製造方法は、陽極接合により接合する。したがって、
接着剤のような有機化合物を用いていないので、吐出液
体に有機化合物を用いることができ、また、吐出液体へ
の有機化合物の混入を防止することができる。
【0032】また、本発明に係るインクジェットヘッド
の製造方法は、流路となる溝をそれぞれ同じでかつ最短
の長さになるように形成する。したがって、インクジェ
ットヘッド内の全リザーバの供給条件を同じにすること
ができ、また、各流路が最短であるので、特に吐出液体
が高価である場合にはコスト的にも効率がよい。
【0033】また、本発明に係るインクジェットヘッド
の製造方法は、流路となる溝の長さをそれぞれ調整す
る。したがって、例えば吐出液体の粘度によって流路を
あらかじめ調整したりすることができる。
【0034】また、本発明に係るマイクロアレイ製造装
置は、任意の生体分子を含む液体を各ノズルから吐出で
きるように製造したインクジェットヘッドと、位置制御
信号に基づいてインクジェットヘッドを移動させる走査
駆動手段と、記録対象となるマイクロアレイ基板とイン
クジェットヘッドとの相対位置を変化させる位置制御手
段とを少なくとも備えるものである。したがって、多種
類の生体分子を含む液体を一度に吐出することができ、
ヘッド内に液体を貯めておけば、接触ピン、キャピラリ
を用いた場合よりもヘッドの移動が少なくなり、時間的
効率がよいマイクロアレイ製造装置を得ることができ
る。また、インクジェットヘッドの1回の吐出量が数p
lと少ないので、吐出回数を変えることにより、細かな
吐出量の制御を行うことができ、ノズル間隔が短いの
で、プローブの密度が高いマイクロアレイ(チップ)を
得ることができる。特に吐出室を設けたインクジェット
ヘッドでは加熱を行わないので、熱によって変化する可
能性が高い生体分子には有効である。
【0035】また、本発明に係るマイクロアレイ製造装
置は、マイクロアレイ基板のプローブの配列方向に対
し、ノズルを角度を付けて配列させるようにインクジェ
ットヘッドを設置するものである。したがって、既存の
インクジェットヘッドのノズル間隔で製造したインクジ
ェットヘッドにより、液体を所望の間隔でマイクロアレ
イ基板上に吐出することができる。
【0036】また、本発明に係るマイクロアレイ製造装
置の製造方法は、上記したインクジェットの製造方法に
より製造したインクジェットヘッドを用いて、任意の生
体分子を含む液体を各ノズルから吐出できるように製造
したものである。したがって、多種類の生体分子を含む
液体を一度に吐出することができるインクジェットヘッ
ドを用いたマイクロアレイ製造装置を製造することがで
きる。また、インクジェットヘッドを用いているので、
細かな吐出量の制御を行うことができ、プローブの密度
が高いマイクロアレイを得ることができる。
【0037】また、本発明に係るマイクロアレイ製造方
法は、任意の生体分子を含む液体を各ノズルから吐出で
きるように製造したインクジェットヘッドとマイクロア
レイ基板とを相対的に移動させる工程と、インクジェッ
トヘッドからマイクロアレイ基板に任意の生体分子を含
む液体を吐出する工程と任意の生体分子を含む液体を固
化させてプローブを作成する工程とを少なくとも有する
ものである。したがって、インクジェットヘッドによる
細かな吐出量制御により、プローブの大きさを均一で小
さくでき、ノズルの間隔を狭めることにより、プローブ
の密度が高いマイクロアレイ(チップ)を得ることがで
きる。
【0038】また、本発明に係るインクジェット記録装
置は、任意のインクを各ノズルから吐出できるように製
造したインクジェットヘッドと、位置制御信号に基づい
てインクジェットヘッドを移動させる走査駆動手段と、
記録対象となる記録部材とインクジェットヘッドとの相
対位置を変化させる位置制御手段とを少なくとも備えた
ものである。したがって、従来のようなインク吐出はも
とより、様々な色のインクを一度に吐出することができ
る。
【0039】また、本発明に係るインクジェット記録装
置の製造方法は、上記したインクジェットの製造方法に
より製造したインクジェットヘッドを用いて、任意のイ
ンクを各ノズルから吐出できるように製造したものであ
る。したがって、様々な色のインクを一度に吐出するこ
とができるインクジェット記録装置を製造することがで
きる。
【0040】また、本発明に係るインクジェット記録方
法は、任意のインクを各ノズルから吐出できるように製
造したインクジェットヘッドと記録対象物とを相対的に
移動させる工程と、インクジェットヘッドから記録対象
物にインクを吐出する工程とを少なくとも有するもので
ある。したがって、例えば様々な色のインクを吐出する
ことにより特殊な効果が期待できる記録を行うことがで
きる。
【0041】また、本発明に係るカラーフィルタ製造装
置は、任意のカラーフィルタを形成させる溶液を各ノズ
ルから吐出できるように製造したインクジェットヘッド
と、位置制御信号に基づいてインクノズルからカラーフ
ィルタ基板に向けての溶液の吐出を制御する制御手段と
を少なくとも備えたものである。したがって、従来用い
られていた色の溶液の吐出はもとより、様々な色のカラ
ーフィルタを形成させる溶液を一度に吐出することがで
き、特殊な効果が期待できるカラーフィルタを経済的に
得ることができる。
【0042】また、本発明に係るカラーフィルタ製造装
置の製造方法は、上記したインクジェットの製造方法に
より製造したインクジェットヘッドを用いて、任意のカ
ラーフィルタを形成させる溶液を各ノズルから吐出でき
るように製造したものである。したがって、様々な色の
カラーフィルタを形成させる溶液を一度に吐出すること
ができるカラーフィルタ製造装置を製造することができ
る。
【0043】また、本発明に係るカラーフィルタ製造方
法は、任意のカラーフィルタを形成させる溶液を各ノズ
ルから吐出できるように製造したインクジェットヘッド
により、複数色の溶液を、光透過性のカラーフィルタ基
板の所定位置にそれぞれ吐出する工程と、吐出された溶
液により着色された色をカラーフィルタ基板に定着させ
る工程とを少なくとも有するものである。したがって、
例えば様々な色の溶液を吐出することにより特殊な効果
が期待できるカラーフィルタを経済的に得ることができ
る。
【0044】また、本発明に係る電界発光基板製造装置
は、任意の発光材料を含む溶液を各ノズルから吐出でき
るように製造したインクジェットヘッドと、位置制御信
号に基づいてインクノズルから電界発光基板に向けての
溶液の吐出を制御する制御手段とを備えたものである。
したがって、従来用いられていた色の溶液の吐出はもと
より、様々な色の発光材料を含む溶液を一度に吐出する
ことができ、特殊な効果が期待できる電解発光基板を経
済的に得ることができる。
【0045】また、本発明に係る電界発光基板製造装置
において、発光材料は有機化合物である。したがって、
発光の反応がよい電界発光基板を得ることができる。そ
の際、インクジェットヘッドの各部品を接着剤を用いな
い陽極接合で接合しておき、溶液を貯蔵するタンクから
インクジェットヘッドまでの溶液の通り道の部材を有機
溶剤に反応しない材料で構成しておくと効果的である。
【0046】また、本発明に係る電界発光基板製造装置
の製造方法は、上記したインクジェットの製造方法によ
り製造したインクジェットヘッドを用いて、任意の発光
材料を含む溶液を各ノズルから吐出できるように製造し
たものである。したがって、様々な色の発光材料を含む
溶液を一度に吐出することができる電界発光基板製造装
置を製造することができる。
【0047】また、本発明に係る電界発光基板製造方法
は、任意の発光材料を含む溶液を各ノズルから吐出でき
るように製造したインクジェットヘッドにより、加法原
色の複数色を発光させるための発光材料を含む溶液を、
電界発光基板の所定位置にそれぞれ吐出する工程と、吐
出された溶液を蒸発させ、発光材料を電界発光基板に固
化させる工程とを少なくとも有するものである。したが
って、例えば様々な色の発光材料を含む溶液を吐出する
ことにより特殊な効果が期待できる電界発光基板を経済
的に得ることができる。
【0048】また、本発明に係る電界発光基板製造方法
は、発光材料は有機化合物である。したがって、発光の
反応がよい電界発光基板を得ることができる。その際、
インクジェットヘッドの各部品を接着剤を用いない陽極
接合で接合しておき、溶液を貯蔵するタンクからインク
ジェットヘッドまでの溶液の通り道の部材を有機溶剤に
反応しない材料で構成しておくと効果的である。
【0049】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本実施の形態
におけるエッジ吐出型のインクジェットヘッドを表す図
である。ここでは振動板14を用いたインクジェットヘ
ッドについて説明する。図1において、1は(100)
面方位のシリコン単結晶基板(以下、単にSi基板とい
う)である。このSi基板1をエッチングしてノズル1
2、吐出室13等となる孔、溝、凹部等を形成する。2
及び3はガラス基板である。本実施の形態ではガラス基
板2及び3としてホウ珪酸系の耐熱硬質ガラスを用いる
ことにする。本実施の形態のインクジェットヘッドは、
Si基板1をガラス基板2及び3で挟み込む形で積層
し、製造される。ここで、積層したSi基板1並びにガ
ラス基板2及び3は、接着剤で接着するのではなく、陽
極接合により接合するものとする。陽極接合とは、例え
ば重ねた基板を300℃で加熱しながら、Si基板1を
陽極とし、ガラス基板2及び3を陰極として、500V
の直流電圧を5分間印加することによって接合を行うも
のである。また、ここでは見やすくするためにこのよう
な記載をしているが、図1におけるSi基板1並びにガ
ラス基板2及び3の厚さの比率は、実際のそれぞれの厚
さの比率とは異なる。
【0050】11はノズル開口部である。Si基板1を
エッチングして形成した溝にガラス基板3を被せてでき
たものである。ここで、Si基板1に異方性エッチング
を行うと、(111)面のエッチング速度が最も小さい
ので、エッチングが進行するとこの面が平滑面として残
留することになる。(100)面に対して(111)面
は約55゜の角度をなす。そのため、ノズル開口部11
の形状は、ある辺(溝の幅)とその両端の角が約55゜
の二等辺三角形となる。ここで、本実施の形態では、ノ
ズル開口部11と別のノズル開口部11との間隔を0.
5mmとしておく。このノズル開口部11を有する面
が、記録対象物(例えば印刷紙等)に対面し、インクが
吐出される面となる。
【0051】12はノズルである。ノズル12はSi基
板1をエッチングした時に形成される溝にガラス基板3
を天井面として被せられることで構成される。したがっ
て、ノズル12の長さはパターニング時に決まる。13
は吐出室である。吐出室13は、ノズル開口部11から
吐出させるインクを溜めておく。吐出室13の少なくと
も一面の壁(ここでは、底壁とする。ここではこの底壁
のことを振動板14ということにする)が撓んで形状変
化するようにしておき、振動板14を撓ませて吐出室1
3内の圧力を高め、ノズル開口部11からインクを吐出
させる。
【0052】図2はインクジェットヘッドの断面図であ
る。図1では示していないが、Si基板1の下面のガラ
ス基板2には電極21を設ける。本実施の形態では、こ
の電極21として、酸化錫を不純物としてドープした酸
化インジウム膜であるITO(Indium Tin Oxide:イン
ジウム酸化第1錫)膜を用いた、透明電極のITO電極
を用いるものとする。ただし、これに限定されるもので
はない。ワイヤ22は電極21に電荷を供給するために
設けられている。発振回路23は、電極21に供給する
電荷を制御するために設けられている。
【0053】図3はインクジェットヘッドを上側から見
た図及び全体の外観図である。図3(a)のように、S
i基板1の上面に位置するガラス基板3は、上述したよ
うに、ノズル12及び吐出室13の天井面となる。ま
た、ガラス基板3にはノズル12(吐出室13)分だけ
リザーバ31を設ける。そして、リザーバ31から吐出
室13にインクを供給するための流路32となる溝を形
成する。ここで、リザーバ31を実際に構成する場合、
貯蔵体積をある程度確保しなければならない関係で、リ
ザーバ31の幅は、吐出室13の間隔(ピッチ)よりも
大きくなる。例えば、約1mlを高さ80mmの円柱で
貯める場合、半径は2mmとなる。約3μlを貯める場
合でも、高さ1mmの円柱では半径は1mmとなる。し
たがって、図1では説明のために見やすく構成したが、
実際には図1のようにリザーバ31を配置できることは
少なく、図3(b)のようになる。また、このために流
路32についてもその経路を考慮する必要がある。流路
32が短かいほど、流路32に残されるインクを少なく
することができるので無駄が少なくなる。したがって、
各流路32はできるだけ短い方が都合がよい。これらを
考慮すると、一度に吐出しようとするインクの数が多い
程、リザーバ31の数も多くなり、そのための空間も確
保しなければならないので、リザーバ31、流路32の
レイアウトは複雑なものになる。その際、流路32のレ
イアウトに関しては、例えば各流路32が同じ長さにな
るようにレイアウトを設計(デザイン)したり、インク
の種類によって流路32の長さ、リザーバ31の体積等
を異ならせるように設計したりすることもできる。ま
た、全ての流路32の長さの和を最も小さくするように
設計することもできる。また、リザーバ31について
は、リザーバ31に液体を供給するピペットの配置に合
わせてレイアウトを設計することもできる。
【0054】本実施の形態は、インクジェットヘッドを
構成する各ノズル開口部11(ノズル12、吐出室1
3)に対して各々リザーバ31を設けるようにし、各ノ
ズル開口部11から異なるインクを吐出できるインクジ
ェットヘッドを製造するようにしたものである。ここ
で、図1のインクジェットヘッドは、ノズル開口部11
その他各ノズル開口部11からインクを吐出するために
必要な構成部品を4つずつ有しているが、これらの数は
4つに限定されるものではない。また、図3のようにリ
ザーバ31の数は20に限定されるものでもない。
【0055】次に上記のインクジェットヘッドの製造方
法の一例について説明する。(100)Si基板1を鏡
面研磨し、その表面にSiO2 の膜を形成させる。その
膜の上に、さらにフォトレジストパターンを形成し、フ
ッ酸系エッチング液でエッチングを行う。このエッチン
グにより露出しているSiO2 の膜は除去される。その
後、フォトレジストパターンも除去する。
【0056】そして、再度、水酸化カリウム(KOH)
水溶液、ヒドラジン等のアルカリ溶液でSi基板1の異
方性エッチングを行う。単結晶シリコンをアルカリ溶液
でエッチングする際、結晶面によってエッチング速度の
差が大きいので、異方性エッチングを行うことができ
る。シリコン単結晶の場合、(111)面のエッチング
速度が最も小さいので、エッチングが進行するとこの面
が平滑面として残留することになる。Si基板1表面は
(100)面方位シリコン単結晶である。(100)面
に対して(111)面は約55゜の角度を成す。
【0057】フォトレジストパターンにより形成される
パターンの幅、エッチング時間によって、ノズル開口部
11、ノズル12及び吐出室13を構成することになる
溝、凹部12の形状が定まる。ここでノズル12を構成
する溝の幅は吐出室13を構成する凹部の幅よりもかな
り狭く、同じ時間だけエッチングしても、(111)面
同士がぶつかり、それ以上エッチングされない。そのた
め、理論的にはノズル12の形状は、ある辺(溝の幅)
とその両端の角が約55゜の二等辺三角形となる。ま
た、吐出室13を構成する凹部は台形となる。ここで、
振動板14部分でのエッチング速度を極度に遅くし、エ
ッチングをほぼ停止させて精度の高い振動板14を形成
するため、エッチング前にあらかじめ振動板14の厚さ
に合わせてホウ素(ボロン:B)を拡散させ、ボロンド
ープ層を形成させておくこともある。
【0058】次にガラス基板2の処理について説明す
る。ガラス基板2についても、その表面にクロムと金を
スパッタで成膜させる。その膜の上に、Si基板1に形
成した全ての振動板14を覆うことができる凹部を設け
るためのパターンを形成する。その後、フッ酸系エッチ
ング液でエッチングを行い、凹部を形成し、凹部の部分
に電極21を設ける。凹部の深さが振動板14と電極2
1との間の距離(ギャップ)に影響する。このように、
全ての振動板14を1つの電極21で動作させること
で、各ノズル開口部11からの同時吐出が可能となる。
【0059】電極21に電圧を印加し、電荷を供給する
ためのワイヤ22の一端をボンディングにより電極21
と接続する。そして、別の一端を発振回路23と接続す
る。この発振回路23が駆動し、電極21に電荷を供給
して正に帯電させると振動板14は負に帯電し、電極2
1に引き寄せられる。これにより吐出室13の容積は広
がる。そして、電極21への電荷供給を止めると振動板
14は元に戻るが、そのときの吐出室13の容積も元に
戻るから、その圧力により差分のインク液滴が吐出され
る。なお、発振回路23の発振周波数は7kHz程度で
ある。また、このような方法は引き打ちと呼ばれるもの
であるが、バネ等を用いてインク液滴を吐出する押し打
ちと呼ばれる方法もある。
【0060】次にガラス基板3の処理について説明す
る。ガラス基板3には設計に基づいて、Si基板1に形
成したノズル12となる溝の数だけリザーバ31となる
穴を開ける。また、流路32となる溝をガラス基板2と
同様にフォトリソグラフィ法で形成する。
【0061】Si基板1並びにガラス基板2及び3の接
合には陽極接合を用いる。陽極接合とは、例えば基板を
重ね、300℃で加熱しながら、Si基板1を陽極と
し、ガラス基板2及び3を陰極として、500Vの直流
電圧を5分間印加することによって接合を行うものであ
る。この方法は接着剤を用いずに接合することができ
る。そのため、耐久性が高く、しかも有機溶剤を用いた
インクでも印刷ができ、工業用途にも充分に耐え得る。
このようにして得られた接合体は、ダイシングによって
切断され、インクジェットヘッドができる。
【0062】以上のように第1の実施の形態によれば、
各ノズル開口部11(ノズル12、吐出室13)毎に供
給するインクを貯めておくリザーバ31をガラス基板3
に設けるようにしたので、各ノズル開口部11から異な
るインクを吐出させることができる。また、リザーバ3
1をガラス基板3に設け、さらにSi基板1とガラス基
板2及び3とを陽極接合により接合するようにし、有機
材料の接着剤を用いずに、インクジェットヘッドを構成
したので、有機化合物のインクを用いた吐出を行うこと
ができる。また、洗浄等を容易に行うことができ、熱、
酸、紫外線等を用いた滅菌消毒等も行うことができる。
また、1つの電極21により全ての振動板14を撓ませ
るようにしたので、電極21をはじめとする駆動系の構
造を簡単にすることができ、また、各ノズル開口部11
からの同時吐出を行うことができる。
【0063】実施の形態2.上述した第1の実施の形態
では、1つの電極21で全ての振動板14を振動させる
ようにして同時吐出を行うようにした。この場合、例え
ば、種類の異なるインクを同時吐出させると、インクの
粘度等の要因により各ノズル開口部11から吐出される
インクの吐出特性(インク吐出量、インクスピード等)
に差が生じる場合がある。そこで、目的の位置に吐出さ
れるインク量を揃えるために、各振動板14の振動回数
を変化させ、吐出回数により量を調整する。そのため、
本実施の形態は、各ノズル開口部11(ノズル12、吐
出室13又は振動板14)に対して電極21を設け、吐
出回数を各々調整する。
【0064】第1の実施の形態では、電極21を収納す
る1つの凹部をガラス基板3に形成したが、本実施の形
態ではガラス基板3に、振動板14の形状とほぼ同じ形
状にパターンを形成した凹部を形成し、電極21を各凹
部内に設ける。そして、各電極21に対して、ワイヤ2
2、発振回路23を設ける。ここで、発振回路23の周
波数を制御できるようにしておけば、構造及び制御は若
干複雑になるが、あらゆるインク、吐出態様等に対応で
きる。このようにすれば、各ノズル開口部11からの吐
出回数を調整することもできる。また、吐出のタイミン
グも制御することができ、目的の位置に吐出を行うこと
もできる。
【0065】実施の形態3.図4は本発明の第3の実施
の形態に係る上述の実施の形態で製造したインクジェッ
トヘッドを用いた装置の例を表す図である。図4はDN
Aチップを製造する装置、いわゆるスポッタ(spotter
)と呼ばれる装置を表している。インクジェット方式
は、特に最近、バイオテクノロジーの分野、特にいわゆ
るDNAチップの作成への利用が注目されている。
【0066】DNA(Deoxyribo Nucleic Acids :デオ
キシリボ核酸)チップ(DNAマイクロアレーともい
う)とは、DNAの塩基の相補性を利用し、検査を行う
ためのものである。DNAとは、塩基、糖(デオキシリ
ボース)及びリン酸が結合したもの(ヌクレオチド)が
さらに結合し、最終的には2重らせん形となったもので
ある。ここで、塩基はアデニン(A)、グアニン
(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類があ
る。なお、ここでいうDNAとは、逆転写酵素を用いて
RNA(リボ核酸)に基づいて相補的に生成されたcD
NA(complementary DNA)も含むものとする。
【0067】2重らせんを構成する2つの1本鎖は、こ
の4種類のヌクレオチドが反復結合し、配列したもので
ある。そして、1本鎖の各塩基同士が接続されている。
ここで、アデニン(A)とグアニン(G)との間でしか
結合は生じないし、シトシン(C)とチミン(T)との
間でしか結合は生じない。これが塩基の相補性である。
塩基(ヌクレオチド)の配列に基づいて遺伝情報を得る
ことができるので、この配列を解析することは非常に重
要である。この解析を簡単に行うための道具(ツール)
がDNAチップである。
【0068】チップ(スライド、基板)上には、例え
ば、配列があらかじめわかっている、目印を付けた1種
又は複数種の1本鎖の核酸の断片(プローブ)が例えば
マトリクス状に貼付られている。ここに未知の配列の複
数種又は1種の一本鎖の断片(例えばオリゴヌクレオチ
ド等の標的核酸。以下、試料という)を触れさせる(ハ
イブリダイズする)と、結合したものには例えば蛍光す
るマーカー等の目印を付けておく。例えば蛍光顕微鏡等
により、結合により蛍光しているプローブを見つけだ
し、そのプローブの配列と対になる配列を試料の配列と
することにより、試料の配列を解析する。また、この配
列に基づいたさらなる解析も行うことができる。
【0069】DNAチップを作成するには、フォトリソ
グラフィー方法を用いてDNAを合成させる方法と、ペ
ンを用いて溶かした溶液をスライド上に載せる(スポッ
トする)方法とが主にある。インクジェット方式は核酸
プローブとなる溶液(以下、単に溶液という)をチップ
上に直接吐出するものである。インクジェット方式の場
合、スポットDNAの溶液の量がペンを用いる場合に比
べて少なくなる。例えば、ペンを用いると少なくとも数
百pl(ピコリットル:10-12l)がスポットされる
が、インクジェットでは数plも可能である。したがっ
て、1つのスポットのスケール(面積)を小さくするこ
とができる。そのため、1チップ上のスポット数を多く
することができ、密度を高めることができる。これは、
検査時間、スペース等の節約になる。ただ、実際には解
析精度との関係で、ある程度のスケールを必要とする場
合もある。
【0070】従来でもDNAチップの製造にインクジェ
ット方式を利用する考え方はあったが、一度に吐出でき
る種類が少ないために、溶液の変更、インクジェットヘ
ッドの洗浄等を多く行う必要があった。そこで、本実施
の形態は、第1の実施の形態で製造したインクジェット
ヘッドが一度に多種類の吐出液体を吐出できるという特
徴を生かし、DNAチップの製造にこれを用いるもので
ある。また、インクジェットヘッド110を使い捨てに
し、取り替えができるようにしてもよい。これによりヘ
ッドを洗浄等する必要がなくなるので時間効率がよくな
るし、洗浄漏れによるクロスコンタミネーションも生じ
ない。この場合、溶液のコストを考えるとインクジェッ
トヘッド110内に残される溶液の量は少ない程よい。
したがって、本実施の形態で用いるインクジェットヘッ
ド110のように、必要な吐出量を確保できる程度のリ
ザーバ31を直接インクジェットヘッド110に設け、
供給路である流路32をできるだけ短くすることで、無
駄な溶液の量を減らすことができる。また、陽極接合を
行っているため、接着剤等の有機化合物が溶液に溶け込
むこともなく、溶液に不純物が混入してしまう等の問題
も生じない。
【0071】図4において、100は上述の実施の形態
で説明したものと同様のインクジェットヘッドである。
そのため、インクジェットヘッド100の各構成部品の
図番は上述の実施の形態と同じものを用いる。ここで、
インクジェットヘッド100は3次元的に回転できるも
のとする。また、インクジェットヘッド100は第1の
実施の形態で説明したインクジェットヘッドを複数つな
ぎ合わせたもの(例えばいわゆるラインインクジェット
ヘッド)であってもよい。
【0072】Y方向駆動軸102にはY方向駆動モータ
103が接続されている。Y方向駆動モータ103は、
例えばステッピングモータ等である。制御手段107か
らY軸方向の駆動信号が供給されると、Y方向駆動軸1
02を回転させる。Y方向駆動軸102が回転させられ
ると、インクジェットヘッド100はY方向駆動軸10
2の方向に沿って移動する。X方向ガイド軸104は、
基台106に対して動かないように固定されている。
【0073】作業台101は、製造すべきチップ群10
8を設置させるものである。チップ群108は例えば作
業台101上に8×6で並べられている。作業台101
には作業台駆動モータ105が備えられている。作業台
駆動モータ105も、例えばステッピングモータ等であ
る。制御手段107からX軸方向の駆動信号が供給され
ると、作業台101をX軸方向に移動させる。すなわ
ち、作業台121をX軸方向に駆動し、インクジェット
ヘッド100をY軸方向に駆動させることで、インクジ
ェットヘッド100をチップ群108上のいずれの場所
にも自在に移動させることができる。また、チップ群1
08に対するインクジェットヘッド100の相対速度
も、各軸方向の駆動機構によって駆動する作業台101
とインクジェットヘッド100の速度によって定まる。
【0074】制御手段107は、インクジェットヘッド
100の発振回路23を発振させるためのインク滴吐出
用の電圧を印加し、インク吐出の制御を行う。また、Y
方向駆動モータ103には、インクジェットヘッド10
0のY軸方向の移動を制御する駆動信号を送信する。作
業台駆動モータ105には作業台101のX軸方向の移
動を制御する駆動信号を送信する。
【0075】なお、本実施の形態では、インクジェット
ヘッド100はY軸方向にしか移動せず、X軸方向につ
いては作業台101が移動するようにした。これを逆に
してもよいし、また、インクジェットヘッド100又は
作業台101のどちらか一方又は双方がX軸方向及びY
軸方向の双方に移動できるようにしてもよい。
【0076】ここで、通常、紙への記録に用いられるイ
ンクジェット印刷装置におけるインクジェットヘッド1
00の各ノズル12の間隔は300dpi(dots per i
nch)、360dpi、600dpi、720dpi等
の表示分解能を満たすものである。したがって、従来の
フォトレジストパターン等を利用しようとすれば、各ノ
ズル12の間隔(以下、ピッチという)をこの分解能に
合わせ、チップ上に並べようとするプローブのピッチも
これに合わせるようにすればよい。
【0077】また、プローブのピッチを印刷装置のもの
とは異なるものにしようとすれば、あらためて異なるフ
ォトレジストパターンを作成して、所望のインクジェッ
トヘッドを製造してもよい。
【0078】また、インクジェット印刷装置に用いられ
るものと同じインクジェットヘッドを用いてピッチを調
整することもできる。例えば、チップ群108のX軸方
向又はY軸方向に対して平行に設置していたインクジェ
ットヘッド100を角度を持たせて設置し、X軸方向又
はY軸方向に対する間隔を変化させることでピッチを調
整することができる。この場合は、それぞれのノズル開
口部11から溶液を吐出するタイミングが異なるので、
第1の実施の形態のように電極21で同時吐出を行うよ
りも、第2の実施の形態のように各個に電極を設けてタ
イミングを調整した方がよい。
【0079】以上のように第3の実施の形態によれば、
第1及び第2の実施の形態で説明したインクジェットヘ
ッドを用いてDNAチップを製造するようにしたので、
従来の接触ピンやキャピラリを用いたDNAチップ製造
装置に比べ、ヘッド部分の移動時間を短くすることがで
き、時間等を節約することができる。また、インクジェ
ットヘッドをカートリッジ化し、駆動制御部分から着脱
自在にすれば、容易に取り替えが行え、洗浄を行う必要
がないので時間等を節約することができる。また、他の
液体と混ざり合うこともなく、クロスコンタミネーショ
ンを防止することができる。その際、リザーバ31の大
きさ、流路32の長さを必要最小限にしておけば、DN
Aチップ製造の際に残ってしまう液体量を少なくするこ
とができ、経済的である。また、インクジェットヘッド
100はSi基板1並びにガラス基板2及び3を陽極接
合で接合しているため、接着剤等の有機化合物が溶液に
溶け込むこともなく、溶液に不純物が混入してしまう等
の問題も生じない。
【0080】実施の形態4.上述の第3実施の形態は、
DNAチップの製造について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。例えば、プロテイン(蛋白
質)チップ、他の核酸(例えば、Ribo Nucleic Acid:
リボ核酸、Peptide Nucleic Acids:ペプチド核酸等)
チップ等、他のバイオ、ウィルス等の生体化学に関する
分子(生体分子)のマイクロアレイ、物質検査のチップ
等に利用することもできる。また、上述の実施の形態で
は、DNAチップを製造するためのプローブとなる溶液
を吐出したが、逆に、生体から採取した標的核酸を吐出
させるようにしてもよい。また、チップ上でオリゴヌク
レオチドを化学合成するために用いることもできる。
【0081】実施の形態5.図5は第1及び第2の実施
の形態で製造したインクジェットヘッドを用いたインク
ジェット印刷装置の主要な構成手段を表す図である。こ
のインクジェット印刷装置はいわゆるシリアル型の装置
である。図5において、被印刷物であるプリント紙11
0が支持されるドラム111と、プリント紙110にイ
ンクを吐出し、記録を行うインクジェットヘッド112
とで主に構成される。また、図示していないが、インク
ジェットヘッド112にインクを供給するためのインク
供給手段がある。プリント紙110は、ドラム111の
軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ113により、
ドラム111に圧着して保持される。そして、送りネジ
114がドラム111の軸方向に平行に設けられ、イン
クジェットヘッド112が保持されている。送りネジ1
14が回転することによってにインクジェットヘッド1
12がドラム111の軸方向に移動するようになってい
る。
【0082】一方、ドラム111は、ベルト115等を
介してモータ116により回転駆動される。また、プリ
ント制御手段117は、印画データ及び制御信号に基づ
いて送りネジ114、モータ116を駆動させ、また、
ここでは図示していないが、インクジェットヘッド11
2にある発振回路23を駆動させて振動板14を振動さ
せ、制御をしながら印刷を行わせる。
【0083】以上のように第5の実施の形態によれば、
複数の色のインクを独立して吐出し、紙媒体等に印刷す
ることができる。このインクジェットヘッド112は、
どちらかといえば多種少量に適したものであるが、本実
施の形態のように、大量ではないが、特殊な印刷という
利用も可能である。
【0084】実施の形態6.図6は第1及び第2の実施
の形態で製造したインクジェットヘッドを用いたカラー
フィルタ製造装置を表す図である。図6のカラーフィル
タ製造装置は、製造対象物が異なるので大きさは異なる
が、構成は第2の実施の形態で説明したスポッタとあま
り異なるところはない。作業台101の代わりに設置台
121及び作業台駆動モータ105の代わりに設置台駆
動モータ125が設けられている点である。また、カラ
ーフィルタ製造装置では、カラーフィルタ基板128を
製造対象としている点である。また、インクジェットヘ
ッドを清掃するためのクリーニング機構部129及び照
明の照射によりカラーフィルタ用基板130を加熱し、
インクの蒸発、乾燥等を行うヒータ130を有している
点である。
【0085】ここで、例えば、カラーフィルタの作成工
程においては、赤、青、緑という、いわゆる加法原色の
3原色にフィルタの定められた場所を塗り分ける必要が
ある。これには、例えばリソグラフィー法のように、通
常の方法だと3回の着色工程が必要となる。さらに多く
の色をフィルタに着色しようとすると、さらに着色工程
を経る必要がある。これがインクジェット方式を用いる
と、特にストライプ型の配置の場合には1回で塗り分け
が行える。また、他の方式の配置でも目的の場所に直接
インクを吐出するので、無駄にインクを必要としない。
このように工程が単純で少なく、歩留まりも低く抑える
ことができるし、またコストダウンにもつながる。
【0086】本実施の形態では、インクジェットヘッド
120はY軸方向にしか移動せず、X軸方向については
設置台121が移動するようにした。これを逆にしても
よいし、また、インクジェットヘッド120又は設置台
121のどちらか一方又は双方がX軸方向及びY軸方向
の双方に移動できるようにしてもよい。また、本実施の
形態では、インクジェットヘッド120からカラーフィ
ルタ着色材料となるカラーフィルタ用のインク滴のみを
吐出するものとした。ただ、カラーフィルタの保護層を
インクジェット方式で形成する場合、さらに保護層の材
料を貯蔵するタンクとそれを吐出するノズルとを設けて
行うようにすればよい。また、ITO電極の形成をイン
クジェット方式で行うこともできる。この場合にはIT
O電極の材料を貯蔵するタンクとそれを吐出するノズル
とを設けて行ってもよい。
【0087】以上のように第6の実施の形態によれば、
複数のカラーフィルタ材料を吐出できるカラーフィルタ
製造装置を得ることができる。また、これにより特殊な
カラーフィルタを得ることができる。インクジェットヘ
ッド120は、多種少量に適したものであるが、本実施
の形態のように、大量ではないが、特殊な用途に用いる
カラーフィルタを製造する利用も可能である。また、従
来方法よりも格段に低コストで作成できるので、インク
ジェットヘッドのコストを考えても、コストパフォーマ
ンスがよいカラーフィルタを得ることができる。また、
カラーフィルタ材料を無駄にせず環境によい。
【0088】実施の形態7.本実施の形態では、第1及
び第2の実施の形態のようなインクジェットヘッドを用
いたOEL基板製造装置によりOEL基板を作成する手
順について説明する。この場合のOEL基板製造装置
は、第6の実施の形態で説明したカラーフィルタ製造装
置の構成をほとんど適用することができるので、図番等
は図6と同じものを用いることにする。
【0089】次に、本発明に係る部分のOEL基板の製
造について説明する。OELに発光層等を形成する方法
として、従来では、通常、例えば金属染料等を発光層に
蒸着させる方法が採られる。インクジェット方式でOE
L基板の製造を行うと、電界発光素子となる高分子有機
化合物の塗布とパターニングとが一度で行える。また目
的の位置に直接吐出するので、電界発光素子となる有機
化合物を無駄にせず必要最小限の量を吐出するだけで済
む。
【0090】そこで本実施の形態では、例えばガラス等
の透明基板上にITO電極、正孔注入層及び正孔輸送層
を形成した後、赤、緑、青に発光する発光材料を溶媒に
溶かした溶液をインクジェットヘッド120から基板上
に吐出し、塗布する。そして、その溶液の溶媒を蒸発さ
せて発光層を形成するようにする。ここで赤の発光層と
なる部分には、ローダミンBをドープしたPPV(ポリ
(p・フェニレンビニレン))のキシレン溶液を用い
る。また緑の発光層となる部分にはMEH・PPVのキ
シレン溶液を用いる。さらに青の発光層となる部分には
クマリンをドープしたPPVのキシレン溶液を用いる。
ここで、赤、青又は緑の発光層に用いる有機化合物及び
溶液はさまざまあるので、特に上記に示したものでなく
てもよい。また、中間色を発色するような材料を用いて
もよい。ただ、それぞれの材料によって重量、粘度等が
変わるので、吐出する材料に応じ、第1の実施の形態で
説明したようにインク重量、インクスピードを調整して
おく必要がある。このように、高分子有機化合物の溶液
をインクジェット方式で吐出できるのは、本実施の形態
のインクジェットヘッドが接着剤を使わないで製造した
インクジェットヘッドであるからである。
【0091】そして、電子注入層として例えばPPVを
溶媒に溶かして塗布した後にコーティング乾燥する。そ
の後、例えばアルミニウムリチウム合金の陰極電極をパ
ターニングして、OEL基板を作成する。
【0092】以上のように第7の実施の形態によれば、
インクジェットでOEL基板製造装置を構成したので、
真空蒸着等の高度の技術を用いなくても容易に基板を製
造することができる。また、発光材料を溶媒に溶かした
溶液を複数色分、同時に吐出することができるOEL基
板製造装置を得ることができる。複数のカラーフィルタ
材料を吐出できるカラーフィルタ製造装置を得ることが
できる。また、これにより特殊なOEL基板を得ること
ができる。インクジェットヘッド120は、多種少量に
適したものであるが、本実施の形態のように、大量では
ないが、特殊な用途に用いるOEL基板を製造する利用
も可能である。また、従来方法よりも格段に低コストで
作成できるので、インクジェットヘッドのコストを考え
ても、コストパフォーマンスがよいOEL基板を得るこ
とができる。また、発光材料を無駄にせず環境によい。
ここでは、OEL基板の製造について述べているが、無
機電界発光素子で基板を製造する場合にも適用すること
ができる。
【0093】実施の形態8.図8は第8の実施の形態に
係るインクジェットヘッドの断面図である。上述した第
1の実施の形態は、インクジェットヘッドの側面部分か
らインクを吐出するエッジ方式のインクジェットヘッド
について説明した。しかし、本発明はこれに限定される
ものではなく、いわゆるフェイス方式のインクジェット
ヘッドについても適用することができる。図8では、図
1のガラス基板3の代わりに、Si基板でノズルプレー
ト4を構成して、このノズルプレート4にノズル開口部
11及びノズル12を設けている。また、ガラス基板2
に電極21、リザーバ31及び流路32を設けて構成し
ている。
【0094】実施の形態9.上述した第1の実施の形態
では、静電気力を用いたインクジェットヘッドに用いる
例について示した。ただ、本出願の発明は静電気力を用
いたインクジェットヘッドに特に有効なものではある
が、他のインクジェットヘッドへの適用を特に限定する
ものではない。他の圧電素子(アクチュエータ)を利用
したインクジェットヘッドについても適用することがで
きる。
【0095】実施の形態10.上述の実施の形態では、
第1又は第2の実施の形態のようなインクジェットヘッ
ドを、印刷装置、DNAチップの製造装置、カラーフィ
ルタ製造装置、OEL基板製造装置に利用することにつ
いて説明した。ただ、本発明はこれに限定されるもので
はない。他のあらゆる工業用途、家庭用途に、第1及び
第2の実施の形態のようなインクジェットヘッドを用い
た印刷装置、記録装置を用いることができる。
【0096】実施の形態11.上述の実施の形態インク
ジェットヘッドを複数個並列につないで、ラインインク
ジェットヘッドにすることもできる。また、インクジェ
ットヘッドの側面に穴を空け、リザーバ31を構成する
ようにすれば上下に積層することもできる。
【0097】実施の形態12.上述の実施の形態では、
各ノズル開口部11(ノズル12、吐出室13)に対し
て、各々リザーバ31を設けるようにしたが、例えば、
複数個のノズル開口部11で1つのリザーバ31を共有
するように設けてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上のように本出願に係る発明によれ
ば、それぞれ任意の吐出液体を吐出する複数のノズルを
備えるようにしたので、洗浄、交換等を行わなくても、
多種類の液体を一度に吐出することができるインクジェ
ットヘッドその他そのインクジェットヘッドを使った機
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるエッジ型のインクジェッ
トヘッドを表す図である。
【図2】インクジェットヘッドの断面図である。
【図3】インクジェットヘッドを上側から見た図及び全
体の外観図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る上述の実施の
形態で製造したインクジェットヘッドを用いた装置の例
を表す図である。
【図5】上述した実施の形態で製造したインクジェット
ヘッドを用いたインクジェット印刷装置の主要な構成手
段を表す図である。
【図6】第1及び第2の実施の形態で製造したインクジ
ェットヘッドを用いたカラーフィルタ製造装置を表す図
である。
【図7】第8の実施の形態に係るインクジェットヘッド
の断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2、3 ガラス基板 4 ノズルプレート 11 ノズル開口部 12 ノズル 13 吐出室 14 振動板 21 電極 22 ワイヤ 23 発振回路 31 リザーバ 32 流路 100、112、120 インクジェットヘッド 101 作業台 102、122 Y方向駆動軸 103、123 Y方向駆動モータ 104、124 X方向ガイド軸 105 作業台駆動モータ 106、127 基台 107、128 制御手段 108 チップ群 110 プリント紙 111 ドラム 113 圧着ローラ 114 送りネジ 115 ベルト 116 モータ 117 プリント制御手段 121 設置台 125 設置台駆動モータ 126 クリーニング機構部 129 ヒータ 130 カラーフィルタ用基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 505 Fターム(参考) 2C056 FA04 FA15 FB01 FC01 2C057 AG12 AG32 AG34 AG68 AH07 AJ10 AN07 AP26 AP31 BA03 BA14 2H048 BA02 BA64 BB02 2H091 FA02Y FA02Z FB02 FC12 FC29 FD04 GA01 LA12 (54)【発明の名称】 インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにマイクロアレイ製造装置、その 製造方法及びマイクロアレイ製造方法、インクジェット記録装置、その製造方法及びインクジェ ット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィルタ製造方法並びに電界 発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ任意の吐出液体を吐出する複数
    のノズルを備えることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記任意の吐出液体をそれぞれ貯めるリ
    ザーバを備えることを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記リザーバから前記ノズルに至るまで
    の前記吐出液体の流路を、それぞれ同じでかつ最短の長
    さになるように構成することを特徴とする請求項2記載
    のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記リザーバから前記ノズルに至るまで
    の前記吐出液体の流路の長さをそれぞれの流路で調整す
    ることを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 2種類以上の吐出液体をそれぞれ貯める
    リザーバと、 前記リザーバの前記吐出液体が吐出されるノズルと、 前記吐出液体に力を加える加圧手段とを備えることを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 それぞれ任意の吐出液体を貯めるリザー
    バと、前記リザーバに貯められた前記任意の吐出液体が
    充填され、また外部からの力により少なくとも一部分が
    形状変化する吐出室と、前記吐出室に連通し、前記吐出
    室の形状変化による室内の圧力変化により前記吐出液体
    を吐出するノズルとを複数有し、 さらに、それぞれの又は全ての吐出室に力を加えて形状
    変化させる1又は複数の加圧手段を備えることを特徴と
    するインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 力が加わると形状変化する吐出室となる
    凹部が少なくとも形成された第1の基板と、 それぞれ任意の吐出液体を貯めるリザーバとなる穴及び
    前記各吐出室に前記吐出液体を供給する流路となる溝が
    形成され、前記吐出室に力を加えて形状変化させる加圧
    手段が設けられた第2の基板とを少なくとも接合するこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 陽極接合により接合することを特徴とす
    る請求項7記載のインクジェットヘッド。
  9. 【請求項9】 前記リザーバの径は、前記各ノズルの間
    隔よりも広くすることを特徴とする請求項2〜8のいず
    れかに記載のインクジェットヘッド。
  10. 【請求項10】 吐出の駆動制御を行う駆動制御手段か
    ら着脱可能であることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れかに記載のインクジェットヘッド。
  11. 【請求項11】 複数の前記インクジェットヘッドを積
    層可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれ
    かに記載のインクジェットヘッド。
  12. 【請求項12】 前記吐出液体は生体分子を含む溶液で
    あることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    のインクジェットヘッド。
  13. 【請求項13】 前記吐出液体は核酸を含む溶液である
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のイ
    ンクジェットヘッド。
  14. 【請求項14】 前記核酸は一本鎖であることを特徴と
    する請求項13記載のインクジェットヘッド。
  15. 【請求項15】 前記核酸はデオキシリボ核酸であるこ
    とを特徴とする請求項13又は14記載のインクジェッ
    トヘッド。
  16. 【請求項16】 前記核酸は相補的なデオキシリボ核酸
    (cDNA)であることを特徴とする請求項13又は1
    4記載のインクジェットヘッド。
  17. 【請求項17】 前記吐出液体はヌクレオチドを含む溶
    液であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに
    記載のインクジェットヘッド。
  18. 【請求項18】 前記吐出液体はオリゴヌクレオチドを
    含む溶液であることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れかに記載のインクジェットヘッド。
  19. 【請求項19】 前記吐出液体は蛋白質を含む溶液であ
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の
    インクジェットヘッド。
  20. 【請求項20】 前記吐出液体は印刷用のインク液であ
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の
    インクジェットヘッド。
  21. 【請求項21】 前記吐出液体はカラーフィルタを形成
    させる溶液であることを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれかに記載のインクジェットヘッド。
  22. 【請求項22】 前記吐出液体は発光材料を含む溶液で
    あることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    のインクジェットヘッド。
  23. 【請求項23】 前記発光材料は、有機化合物であるこ
    とを特徴とする請求項22記載のインクジェットヘッ
    ド。
  24. 【請求項24】 力が加わると形状変化する吐出室とな
    る凹部が形成された第1の基板及びそれぞれ任意の吐出
    液体を貯めるリザーバとなる穴及び前記各吐出室に前記
    吐出液体を供給する流路となる溝が形成され、前記吐出
    室に力を加えて形状変化させる加圧手段が設けられた第
    2の基板を作成する工程と、 前記第1の基板と前記第2の基板とを少なくとも接合す
    る工程とを有することを特徴とするインクジェットヘッ
    ドの製造方法。
  25. 【請求項25】 陽極接合により接合することを特徴と
    する請求項24記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  26. 【請求項26】 前記流路となる溝を、それぞれ同じで
    かつ最短の長さになるように形成することを特徴とする
    請求項24記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  27. 【請求項27】 前記流路となる溝の長さをそれぞれ調
    整することを特徴とする請求項24記載のインクジェッ
    トヘッドの製造方法。
  28. 【請求項28】 任意の生体分子を含む液体を各ノズル
    から吐出できるように製造したインクジェットヘッド
    と、 位置制御信号に基づいて前記インクジェットヘッドを移
    動させる走査駆動手段と、 記録対象となるマイクロアレイ基板と前記インクジェッ
    トヘッドとの相対位置を変化させる位置制御手段とを少
    なくとも備えることを特徴とするマイクロアレイ製造装
    置。
  29. 【請求項29】 前記マイクロアレイ基板のプローブの
    配列方向に対し、前記ノズルを角度を付けて配列させる
    ように前記インクジェットヘッドを設置することを特徴
    とする請求項28記載のマイクロアレイ製造装置。
  30. 【請求項30】 請求項24〜27のいずれかに記載し
    たインクジェットヘッドの製造方法により製造したイン
    クジェットヘッドを用いて、任意の生体分子を含む液体
    を各ノズルから吐出できるように製造したことを特徴と
    するマイクロアレイ製造装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 任意の生体分子を含む液体を各ノズル
    から吐出できるように製造したインクジェットヘッドと
    マイクロアレイ基板とを相対的に移動させる工程と、 前記インクジェットヘッドから前記マイクロアレイ基板
    に前記任意の生体分子を含む液体を吐出する工程と前記
    任意の生体分子を含む液体を固化させてプローブを作成
    する工程とを少なくとも有することを特徴とするマイク
    ロアレイ製造方法。
  32. 【請求項32】 任意のインクを各ノズルから吐出でき
    るように製造したインクジェットヘッドと、 位置制御信号に基づいて前記インクジェットヘッドを移
    動させる走査駆動手段と、 記録対象となる記録部材と前記インクジェットヘッドと
    の相対位置を変化させる位置制御手段とを少なくとも備
    えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  33. 【請求項33】 請求項24〜27のいずれかに記載し
    たインクジェットヘッドの製造方法により製造したイン
    クジェットヘッドを用いて、任意のインクを各ノズルか
    ら吐出できるように製造したことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置の製造方法。
  34. 【請求項34】 任意のインクを各ノズルから吐出でき
    るように製造したインクジェットヘッドと記録対象物と
    を相対的に移動させる工程と、 前記インクジェットヘッドから前記記録対象物にインク
    を吐出する工程とを少なくとも有することを特徴とする
    インクジェット記録方法。
  35. 【請求項35】 任意のカラーフィルタを形成させる溶
    液を各ノズルから吐出できるように製造したインクジェ
    ットヘッドと、 位置制御信号に基づいてインクノズルからカラーフィル
    タ基板に向けての前記溶液の吐出を制御する制御手段と
    を少なくとも備えたことを特徴とするカラーフィルタ製
    造装置。
  36. 【請求項36】 請求項24〜27のいずれかに記載し
    たインクジェットヘッドの製造方法により製造したイン
    クジェットヘッドを用いて、任意のカラーフィルタを形
    成させる溶液を各ノズルから吐出できるように製造した
    ことを特徴とするカラーフィルタ製造装置の製造方法。
  37. 【請求項37】 任意のカラーフィルタを形成させる溶
    液を各ノズルから吐出できるように製造したインクジェ
    ットヘッドにより、複数色の溶液を、光透過性のカラー
    フィルタ基板の所定位置にそれぞれ吐出する工程と、 吐出された溶液により着色された色を前記カラーフィル
    タ基板に定着させる工程とを少なくとも有するカラーフ
    ィルタ製造方法。
  38. 【請求項38】 任意の発光材料を含む溶液を各ノズル
    から吐出できるように製造したインクジェットヘッド
    と、 位置制御信号に基づいてインクノズルから電界発光基板
    に向けての前記溶液の吐出を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする電界発光基板製造装置。
  39. 【請求項39】 前記発光材料は、有機化合物であるこ
    とを特徴とする請求項38記載の電界発光基板製造装
    置。
  40. 【請求項40】 請求項24〜27のいずれかに記載し
    たインクジェットヘッドの製造方法により製造したイン
    クジェットヘッドを用いて、任意の発光材料を含む溶液
    を各ノズルから吐出できるように製造したことを特徴と
    する電界発光基板製造装置の製造方法。
  41. 【請求項41】 任意の発光材料を含む溶液を各ノズル
    から吐出できるように製造したインクジェットヘッドに
    より、加法原色の複数色を発光させるための発光材料を
    含む溶液を、電界発光基板の所定位置にそれぞれ吐出す
    る工程と、 吐出された前記溶液を蒸発させ、前記発光材料を前記電
    界発光基板に固化させる工程とを少なくとも有する電界
    発光基板製造方法。
  42. 【請求項42】 前記発光材料は、有機化合物であるこ
    とを特徴とする請求項41記載の電界発光基板製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7237877B2 (en) 2003-11-12 2007-07-03 Seiko Epson Corporation Droplet discharging device
US7240855B2 (en) 2003-05-15 2007-07-10 Seiko Epson Corporation Liquid dispense head and manufacturing method thereof
US7337540B2 (en) 2003-11-18 2008-03-04 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing a structure body bonding with a glass substrate and semiconductor substrate

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