JP2003230957A - スポット溶接方法およびスポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接方法およびスポット溶接装置

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JP2003230957A
JP2003230957A JP2002030184A JP2002030184A JP2003230957A JP 2003230957 A JP2003230957 A JP 2003230957A JP 2002030184 A JP2002030184 A JP 2002030184A JP 2002030184 A JP2002030184 A JP 2002030184A JP 2003230957 A JP2003230957 A JP 2003230957A
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welding
spot
steel
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torch
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Hitoshi Ihara
等 伊原
Shinnosuke Takeda
慎之助 武田
Shoichi Kitagawa
彰一 北側
Masami Yamaguchi
正美 山口
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】普通の鋼材である炭素鋼同士を重ね溶接する際
に、コストアップを避け得るスポット溶接方法を提供す
る。 【解決手段】鋼板に鋼製のアングル材をスポット溶接す
る際に、溶接用ワイヤが繰り出されてアーク溶接を行う
溶接トーチから、溶接箇所に向って炭酸ガスが噴出され
る炭酸ガスアーク溶接を用い、且つ上記溶接用ワイヤの
直径が1.6mm以上のものを使用するとともに溶接電
流を400A以上となし、さらに上記溶接トーチを、少
なくとも、270度以上の旋回範囲でもって、円弧状ま
たは渦巻き状に移動させることにより、溶接部での溶け
込みを深くする方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築用壁面
材を構成するパネル材を製作する際に用いられるスポッ
ト溶接方法およびスポット溶接装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建築分野においては、壁面材として、コ
ンクリートの両面に鋼板を組み合わせたサンドイッチ式
のものが注目されている。この建築用壁面材は、鋼板に
より形成された型枠にコンクリートを流し込むことによ
り厚板構造とするもので、鋼板が持つ靭性により高い耐
震性が得られるとともに、コンクリートの型枠不要によ
る製造コストの低減化を図り得るものである。
【0003】型枠となるパネル材の外板としては、軽量
化を図るために薄鋼板が使用されるが、自重またはコン
クリート重量による変形を防止するために、補強材とし
てアングル材を接合し、その剛性を高める必要がある。
【0004】従来、薄鋼板にアングル材を溶接するもの
として、例えば自動車産業の薄鋼板の重ね溶接に用いら
れるアークスポット溶接があるが、2〜3mm程度の薄
鋼板同士の溶接に限られていた。
【0005】この理由としては、電極消耗式のアーク溶
接では、溶加材(溶加金属)が邪魔をして、アークが直
接母材に当たらないので、深い溶け込みが得られないと
ともに、接合強度がそれ程強くないからである。
【0006】このため、5mm以上の厚鋼板同士を溶接
する場合、予め、溶接箇所に下穴を加工して溶接を行う
栓溶接が用いられているが、母材に下穴を加工する必要
があるため、コストが高くついてしまう。
【0007】ところで、ステンレス鋼同士を重ね溶接す
るのに、TIG溶接を用いた例があるが、この溶接方法
によると、溶接用ワイヤすなわち溶加材を使用しないの
で、直接、アークを母材側に当てることができ、したが
って母材に下穴を加工することなく、深い溶け込み量が
得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステンレス鋼
をTIG溶接する場合、母材の表面がクリーンでない
と、電極の傷みが激しく連続して溶接することができ
ず、したがって普通の鋼材である炭素鋼をTIG溶接を
用いてアークスポット溶接する場合、鋼材の表面を覆っ
ている黒皮を完全に除去する必要が生じ、コストアップ
に繋がるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、普通の鋼材である炭素
鋼同士を重ね溶接する際に、コストアップを避け得るス
ポット溶接方法およびスポット溶接装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のパネル材における溶接方法は、鋼製板材に
鋼製アングル材をスポット溶接する際に、溶接用ワイヤ
が繰り出されてアーク溶接を行う溶接トーチから、溶接
箇所に向って炭酸ガスが噴出される炭酸ガスアーク溶接
を用い、且つ上記溶接用ワイヤの直径が1.6mm以上
のものを使用するとともに溶接電流を400A以上とな
し、さらに上記溶接トーチを、少なくとも、270度以
上の旋回範囲でもって、円弧状または渦巻き状に移動さ
せる方法である。
【0011】また、本発明のパネル材の溶接装置は、鋼
製板材に鋼製アングル材を炭酸ガスアーク溶接にてスポ
ット溶接を行うための装置であって、鋼製板材上に仮付
けされたアングル材の帯状部に案内されるガイド部材を
有して当該ガイド部材に沿って走行し得る走行台車と、
この走行台車上に配置されるとともに水平面内で、円弧
状または渦巻き状に移動自在に設けられた可動テーブル
と、この可動テーブルに取り付けられるとともに溶接用
ワイヤが繰り出されてスポット溶接を行う溶接トーチと
から構成し、さらにスポット溶接を行う際に、溶接用ワ
イヤの直径が1.6mm以上のものを使用するとともに
溶接電流を400A以上となし、且つ上記溶接トーチ
を、可動テーブルを介して、少なくとも270度以上の
旋回範囲でもって、円弧状または渦巻き状に移動させる
ようにしたものである。
【0012】上記溶接方法および溶接装置の構成による
と、400A以上の高電流で且つ直径が1.6mm以上
の溶接用ワイヤを用いて溶接を行うとともに、溶接時
に、円弧状にまたは渦巻き状に移動させてスポット溶接
を行うようにしたので、比較的厚い、例えば5mm以上
の鋼製板材同士の重ね合わせ溶接を深い溶け込み量でも
って行うことができ、したがってステンレス鋼における
TIG溶接のように、アークを直接母材に当てて深い溶
け込み量を得る際に必要な母材表面のクリーン度を確保
しなくてもよいので、炭素鋼でしかも5mm以上の中厚
鋼板であっても、安価に、スポット溶接を行い得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
スポット溶接方法およびスポット溶接装置を、図1〜図
7に基づき説明する。
【0014】本実施の形態においては、図1に示すよう
に、スポット溶接の対象となるパネル材1として、2枚
の鋼板(鋼製板材)2の間にコンクリート3を充填する
ことにより形成される、例えば建築用壁面材4の構成部
材として説明する。
【0015】このパネル材1は、図2および図3に示す
ように、例えば2〜3mmの薄い鋼板より少し厚い、少
なくとも5mm以上の中厚の炭素鋼よりなる鋼板2のコ
ンクリート側の表面に、当該鋼板2を補強するための鋼
製のアングル材(等辺山形鋼または不等辺山形鋼)5が
所定間隔おきに配置されて、すなわち一方の帯状部5a
が鋼板2上に載置されて当該帯状部5aがスポット溶接
6にて取り付けられたものであり、本発明の要旨は、こ
のアングル材5を鋼板2に溶接する方法に関するもので
ある。
【0016】まず、この溶接方法を行うための溶接装置
について説明する。図4および図5に示すように、この
溶接装置11は、炭酸ガスアーク溶接を行うもので、4
箇所に走行用車輪12を有して鋼板2上を所定方向に沿
って走行自在にされた走行台車13と、この走行台車1
3の上面に配置されたX−Yテーブル(可動テーブル)
14と、このX−Yテーブル14から走行台車13の外
方に突設されたアーム部材15と、このアーム部材15
の先端に保持具16を介して保持された炭酸ガスアーク
溶接用の溶接トーチ17とが具備されている。なお、走
行用車輪12の駆動モータについては図示していない
が、適所に設けらてれいる。
【0017】上記溶接トーチ17からは、溶接用ワイヤ
Wが自動的に繰り出されるとともに、炭酸ガスGをシー
ルドガスとして噴出し得るように構成されている。な
お、この溶接用ワイヤWとしては、400A以上の高電
流でのアークの安定性を良くするために、直径が1.6
mm以上のものが使用される。
【0018】また、上記X−Yテーブル14は、走行台
車13の上面に、その走行方向に沿って設けられた2本
の第1ガイド部材21と、これら各第1ガイド部材21
にスライド体22を介して移動自在に設けられた第1テ
ーブル部23と、この第1テーブル部23と走行台車1
3との間に設けられて当該第1テーブル部23を走行駆
動させる第1リニア駆動部24と、上記第1テーブル部
23の上面に走行方向と直交する方向で設けられた2本
の第2ガイド部材25と、これら第2ガイド部材25に
スライド体26を介して移動自在に設けられた第2テー
ブル部27と、この第2テーブル部27と上記第1テー
ブル部23との間に設けられて当該第2テーブル部27
を走行駆動させる第2リニア駆動部28とから構成され
ている。
【0019】そして、上記走行台車13側には、両リニ
ア駆動部24,28を駆動させて、第2テーブル部27
を、すなわち溶接トーチ17を、所定半径でもって円弧
状に移動[図6の(a)参照]させ、且つ半径を変化さ
せて渦巻き状に移動[図6の(b)および(c)参照]
させるための制御部(図示せず)が設けられている。な
お、(a)は所定半径(r1)でもって、少なくとも2
70度以上の回転角度でもって移動させる場合を示し、
(b)は小さい半径(r1)から大きい半径(r2)に少
なくとも630度以上の回転角度でもって移動させる場
合を示し、(c)は所定半径(r1)から小さい半径
(r3)に少なくとも630度以上の回転角度でもって
移動させる場合を示している。上記両リニア駆動部2
4,28は、リニアガイドと、このリニアガイドに沿っ
て走行するリニアモータとから構成されている。
【0020】そして、上記走行台車13には、鋼板2上
に仮付けされたアングル材5の他方の帯状部(鋼板に対
して垂直方向の帯状部)5bに案内されて、溶接位置を
自動的に位置決めするためのガイド部材31が設けられ
ている。
【0021】このガイド部材31は、走行台車13の前
面の左右位置にてそれぞれブラケット32を介して設け
られるとともにそれぞれガイド溝33を有する左右一対
の逆U字形状のガイド板34と、これら各ガイド板34
の垂直部34aにそれぞれ取り付けられてアングル材5
の帯状部5bを転動し得るガイドローラ35とから構成
されている。勿論、走行台車13には、走行用車輪12
を駆動するためのモータなどの駆動装置が設けられてい
る。
【0022】次に、鋼板2上にアングル材5をスポット
溶接する方法を、具体的に説明する。まず、図4および
図5に示すように、鋼板2の表面の所定位置にアングル
材5を所定方向に配置するとともに、仮溶接にて固定す
る。
【0023】次に、溶接装置11を、すなわち走行台車
13がアングル材5と平行に走行し得るように配置する
とともにアングル材5の立設状態である帯状部5bにガ
イド板34のガイド溝部33を係合させる。
【0024】次に、走行台車13のアーム部材15の先
端の保持具16に溶接トーチ17を保持させるととも
に、溶接用ワイヤWの先端部が帯状部5bの表面に対し
て所定のギャップを有するように調整した後、所定電圧
(例えば35V)で且つ400A以上の高電流、例えば
400Aを供給して溶接トーチ17との間でアークを発
生させるとともに炭酸ガスGを溶接箇所に噴射させなが
らスポット溶接6を行う。
【0025】そして、このスポット溶接時に、X−Yテ
ーブル14を作動させて、すなわち第1および第2リニ
ア駆動部24,28を駆動させて、第2テーブル部27
すなわち溶接トーチ17の先端部を、円弧状または渦巻
き状に移動(運動)させる。
【0026】このようにして、順次、アングル材5を鋼
板2の表面に、所定間隔おきにスポット溶接を行えばよ
い。ここで、上述した本発明に係るスポット溶接と、従
来の移動させない定点でのスポット溶接との溶け込み状
態を、比較した結果を図7の断面図(スポット溶接であ
る溶け込み部分は、ハッチングにて示す)に基づき説明
する。
【0027】図7の(a)は定点状態で溶接した場合を
示し、(b)は円弧状に1回移動させた場合を示し、
(c)は渦巻き状に2回移動(旋回角度としては720
度)させた場合を示している。なお、溶接終了地点にお
いて、凹状部ができないように、溶接電流を一旦低下し
た後上昇させることにより、凹状部での溶着金属量を増
加させて埋める作業であるクレータ処理が行われる。
【0028】この図から分かるように、円弧状に移動さ
せることで、定点状態の溶接に比べて、接合界面が増加
し、明らかに接合強度が強くなっているのが分かる。ま
た、円弧の半径(回転半径)を大きくしながら渦巻き状
に移動させることで、さらに、接合界面が増加し、継手
強度が向上しているのがよく分かる。
【0029】ここで、上記溶接装置11により、厚さが
6mmと4.5mmとの鋼板同士をスポット溶接した重
ね継手部の引張試験を3回行った結果およびそのときの
溶着断面積を、下記の[表1]に示しておく。なお、溶
接電流が420A、電圧が36V、溶接速度が60cm
/minである。
【0030】
【表1】 [表1]から分かるように、3回とも安定した強度を示
しており、ばらつきが少ない溶接となっているのが分か
る。円弧状の移動(円弧運動)を、1回転から2回転に
することで、強度が約1.5倍に増加しているのが分か
る。
【0031】このように、400A以上の高電流で且つ
直径が少なくとも1.6mmの溶接用ワイヤを用いて溶
接を行うとともに、溶接時に、円弧状にまたは渦巻き状
に移動させてスポット溶接を行うようにしたので、比較
的厚い5mm以上の鋼板同士の重ね合わせ溶接を、溶接
用ワイヤを用いて深い溶け込み量でもって行うことがで
き、したがってTIG溶接のように、アークを直接母材
に当てて深い溶け込み量を得る場合に必要な母材表面の
クリーン度を確保しなくてもよいので、炭素鋼でしかも
5mm以上の中厚鋼板であっても、安価にスポット溶接
を行うことができる。
【0032】また、使用する溶接用ワイヤの種類を異な
らせて(合金元素が異なるワイヤを使用して)溶着金属
の成分調整をすることにより、強度のコントロールを行
うこともできる。
【0033】また、シールドガスについては、ステンレ
ス鋼におけるTIG溶接の場合のようにアルゴンガスで
はなく、炭素鋼用として炭酸ガスを用いているため、コ
ストの点でも有利であるとともに、溶け込みが深くなる
という効果も有している。
【0034】さらに、TIG溶接のように溶加材を用い
ない場合には、溶接板材同士間にギャップがあると、表
ビードが凹んでしまうことがあるため、板材の取り付け
精度を厳しく管理する必要があるが、溶接用ワイヤを用
いるために、たとえギャップがあったとしても、溶接用
ワイヤ(溶着金属)により肉盛りが行われるため、表ビ
ードが凹むことはない。
【0035】ところで、上記実施の形態においては、溶
接トーチを円弧状に移動させるのに、X−Yテーブルを
用いたが、例えばX−Yテーブルの替わりに、走行台車
の上面に、アングル材側に対して出退可能にされた移動
部材を設け、且つこの移動部材上に、基端部が鉛直ピン
を介して鉛直軸心回りで揺動自在に支持されるとともに
途中にその長手方向に沿う長穴が形成され且つ先端に溶
接トーチが取り付けられる揺動アームを設けるととも
に、この揺動アームの長穴に係合する係合ピンがその偏
心位置にて立設された円板を回転自在に設けた旋回駆動
体を用いてもよい。上記円板を回転させることにより、
揺動アームの先端に取り付けられた溶接トーチを円弧状
に移動させることができるとともに、この円板の回転と
ともに移動部材をアングル材に向って出退させることに
より、溶接トーチを、渦巻き状に移動させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の溶接方法および溶
接装置の構成によると、400A以上の高電流で且つ直
径が1.6mm以上の溶接用ワイヤを用いて溶接を行う
とともに、溶接時に、円弧状にまたは渦巻き状に移動さ
せてスポット溶接を行うようにしたので、比較的厚い、
例えば5mm以上の鋼製板材同士の重ね合わせ溶接を深
い溶け込み量でもって行うことができ、したがってステ
ンレス鋼におけるTIG溶接のように、アークを直接母
材に当てて深い溶け込み量を得る際に必要な母材表面の
クリーン度を確保しなくてもよいので、炭素鋼でしかも
5mm以上の中厚鋼板であっても、安価に、スポット溶
接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスポット溶接方法の
対象である建築用壁面材の斜視図である。
【図2】同建築用壁面材を構成するパネル材の断面図で
ある。
【図3】同パネル材の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るスポット溶接装置の
側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るスポット溶接装置の
平面図である。
【図6】同スポット溶接における溶接トーチの移動状態
を示す模式平面図である。
【図7】スポット溶接における溶け込み状態を比較した
模式断面図である。
【符号の説明】
1 パネル材 2 鋼板 3 コンクリート 4 壁面材 5 アングル材 6 スポット溶接 11 溶接装置 13 走行台車 14 X−Yテーブル 17 溶接トーチ 23 第1テーブル部 27 第2テーブル部 31 ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北側 彰一 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 山口 正美 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB09 BB12 CC04 DD04 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼製板材に鋼製アングル材をスポット溶接
    する際に、溶接用ワイヤが繰り出されてアーク溶接を行
    う溶接トーチから、溶接箇所に向って炭酸ガスが噴出さ
    れる炭酸ガスアーク溶接を用い、 且つ上記溶接用ワイヤの直径が1.6mm以上のものを
    使用するとともに溶接電流を400A以上となし、 さらに上記溶接トーチを、少なくとも、270度以上の
    旋回範囲でもって、円弧状または渦巻き状に移動させる
    ことを特徴とするスポット溶接方法。
  2. 【請求項2】鋼製板材に鋼製アングル材を炭酸ガスアー
    ク溶接にてスポット溶接を行うための装置であって、 鋼製板材上に仮付けされたアングル材の帯状部に案内さ
    れるガイド部材を有して当該ガイド部材に沿って走行し
    得る走行台車と、この走行台車上に配置されるとともに
    水平面内で、円弧状または渦巻き状に移動自在に設けら
    れた可動テーブルと、この可動テーブルに取り付けられ
    るとともに溶接用ワイヤが繰り出されてスポット溶接を
    行う溶接トーチとから構成し、 さらにスポット溶接を行う際に、溶接用ワイヤの直径が
    1.6mm以上のものを使用するとともに溶接電流を4
    00A以上となし、且つ上記溶接トーチを、可動テーブ
    ルを介して、少なくとも270度以上の旋回範囲でもっ
    て、円弧状または渦巻き状に移動させるようにしたこと
    を特徴とするスポット溶接装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102500869A (zh) * 2011-11-01 2012-06-20 上海交通大学 一种新型的金属材料电弧点焊方法

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