JP2003230511A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003230511A
JP2003230511A JP2002030561A JP2002030561A JP2003230511A JP 2003230511 A JP2003230511 A JP 2003230511A JP 2002030561 A JP2002030561 A JP 2002030561A JP 2002030561 A JP2002030561 A JP 2002030561A JP 2003230511 A JP2003230511 A JP 2003230511A
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章浩 平野
Yoshiaki Onishi
由晃 大西
Toshifumi Miyahara
敏文 宮原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持したアタッチメントが使用時に外れにく
く、アタッチメントを使用する時には外しやすい、ま
た、被掃除面を傷付けにくく、使用性の高い電気掃除機
を提供することを目的としている。 【解決手段】 延長管29などの保持部38に保持した
アタッチメント30が前方に吸込口31を位置させてそ
の長辺面39を延長管29面に対向させ、かつ、吸込口
31端部が延長管29面と当接していることにより、延
長管29面からのアタッチメント30の突出代が小さ
く、掃除中に机や壁などに突っかかったり、あたりにく
いため、アタッチメント30が外れにくいとともに被掃
除面を傷付けることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機本体、ホー
ス、延長管などにアタッチメントを着脱自在に保持した
電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアタッチメントの保持構
成は、特開平6−217906号公報、特開平8−14
0903号公報、特開2001−157651号公報な
どに示されているように保持部に対してアタッチメント
の吸込口の短辺方向を保持する構成が一般的であった。
【0003】以下、図11〜図14に従って説明する。
【0004】1は後部に吸引力を発生させるモーター2
と、前部に吸込んだ塵埃を集積する集塵袋3を着脱自在
に取着する集塵室4を有した掃除機本体(以下本体とい
う)であり、前記集塵室4の前方に形成された吸気口5
と連通してホース6の接続パイプ7、先端パイプ8、延
長管9を介して床ノズル10が接続されている。
【0005】11は一端に吸込口12を、他端に接続口
13を有し、窓のサッシ、家具間の隙間などを掃除する
ために接続口13に対して、吸込口12の開口面積が略
長方形状に細く絞られたアタッチメントである。また、
接続口13の外周は略円形状であり、先端パイプ8、延
長管9の接続部の内周と嵌合するようになっている。
【0006】前記アタッチメント11を使用しない時の
アタッチメント11の保持手段として図12に示すよう
に本体1後面に凹部14を形成し、係合リブA15によ
ってアタッチメント11を保持したり、図13に示すよ
うに本体1天面にホルダー16を取付けられる構成に
し、前記ホルダー16にアタッチメント11を吸込口1
2の短辺面17が本体1側に対向して保持したり、図1
4に示すように先端パイプ8の下方に形成した係合リブ
B18、係合リブC19にアタッチメント11を吸込口
12の短辺面17が先端パイプ8側に対向して保持して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のアタッチメント11の保持構成である本体1後
面凹部14に保持した場合には、アタッチメント11の
着脱時に本体1後面まで手を伸ばす必要があり、着脱操
作がやりにくいものであった。そこでアタッチメント1
1を本体1天面や先端パイプ8部に保持する構成が近年
一般的になっているが、アタッチメント11を吸込口1
2の短辺面17が本体1や先端パイプ8側に対向して保
持しているため、掃除中に机や壁などにアタッチメント
11があたり、机や壁などを傷付ける恐れがあるととも
にアタッチメント11が外れやすい、また、アタッチメ
ント11に指を引掛けにくいため、アタッチメント11
外しにくいなど、使い勝手が悪いという課題を有してい
た。
【0008】本発明は、上記課題を解消するもので、保
持したアタッチメントが使用時に外れにくく、アタッチ
メントを使用する時には外しやすい、また、被掃除面を
傷付けにくく、使用性の高い電気掃除機を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、一端に塵埃を吸引し断面形状が略長方形で
ある吸込口を、他端に掃除機本体側と連通接続される接
続口を有し、前記吸込口を前記接続口に対して開口面積
を小さくし形成したアタッチメントを備え、前記アタッ
チメントの長手方向の長辺面を、掃除機本体、ホース、
延長管の少なくともいずれかの外郭側に位置させて保持
したもので、掃除機本体、ホース、延長管などの外郭か
らのアタッチメントの突出代が小さいため、掃除中に机
や壁などにあたりにくくなり、机や壁などに傷をつける
恐れが少なくなり、また、アタッチメントが保持部から
外れることが少なくなる。さらには、吸込口の長辺面に
指が引掛けやすく、アタッチメントを取り外し易くな
り、使用性の向上が図れるとともに、被掃除面への傷付
き防止が図れるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
一端に塵埃を吸引し断面形状が略長方形である吸込口
を、他端に掃除機本体側と連通接続される接続口を有
し、前記吸込口を前記接続口に対して開口面積を小さく
し形成したアタッチメントを備え、前記アタッチメント
の長手方向の長辺面を、掃除機本体、ホース、延長管の
少なくともいずれかの外郭側に位置させて保持したもの
で、掃除機本体、ホース、延長管などの外郭からのアタ
ッチメントの突出代が小さいため、掃除中に机や壁など
にあたりにくくなり、机や壁などに傷を付ける恐れが少
なくなり、また、アタッチメントが保持部から外れるこ
とが少なくなる。さらには、吸込口の長辺面に指が引掛
けやすく、アタッチメントを取り外し易くなり、使用性
の向上が図れるとともに、被掃除面への傷付き防止が図
れるものである。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、掃除機本
体の前進方向にアタッチメントの吸込口側を位置させて
保持したもので、掃除操作のなかで机や壁などにぶつけ
やすい方向にアタッチメントの吸込口させることによ
り、掃除中によりアタッチメントが机や壁などにあたり
にくくなり、机や壁などに傷を付ける恐れが少なくな
り、またアタッチメントが保持部から外れることが少な
くなり、さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃
除面への傷付き防止が図れるものである。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、アタッチ
メントの吸込口側を、掃除機本体、ホース、延長管の少
なくともいずれかの外郭に略当接させて保持したもの
で、掃除機本体、ホース、延長管などの外郭からのアタ
ッチメントの突出代がより小さくなり、また、外郭とア
タッチメントの吸込口端部の距離がほぼなくなるととも
に、保持状態において外郭とアタッチメントの距離が吸
込口から接続部に向かって徐々に大きくなるため、掃除
中に机や壁などにあたってもアタッチメントが突っかか
りにくく、アタッチメントの長辺面を滑るようにあた
り、机や壁などに傷を付ける恐れが少なくなり、また、
アタッチメントが収納部から外れることが少なくなり、
さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃除面への
傷付き防止が図れるものである。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、アタッチ
メントの吸込口側を、掃除機本体、ホース、延長管の少
なくともいずれかの外郭に圧接させて保持したもので、
アタッチメントの吸込口側の保持が外郭と吸込口との圧
接で行えることにより、吸込口側の保持部の構成が不要
となり、アタッチメントの保持構成が簡素化されるとと
もに被掃除面への傷付き防止が図れるものである。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、アタッチ
メントを保持する保持体を有し、掃除機本体、ホース、
延長管の少なくともいずれかの外郭に、前記保持体を保
持する保持部を形成したもので、アタッチメントを保持
せずに使用する場合には保持体を取り外すことにより、
外郭からの保持部の出代を小さくでき、保持部による突
っかかりや傷付けが防止でき、さらなる使用性の向上が
図れるとともに、被掃除面への傷付き防止が図れるもの
である。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、保持体と
保持部との接続角度によって、アタッチメントの保持角
度を設定するもので、保持体を取り替えることにより、
同一の外郭に形成した保持部に異なったアタッチメント
を保持することができ、使用性の向上が図れるものであ
る。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、保持体に
複数の保持部との接続角度を構成する接続部を形成した
もので、外郭に形成した保持部に保持体に形成した接続
体の一つを取付けることにより、異なったアタッチメン
トを保持することができ、使用性、共用性の向上が図れ
るものである。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、アタッチ
メントの吸込口側を保持する保持部の形状を、保持部を
形成した外郭から保持部にかけて徐々に突出させたもの
で、アタッチメントの吸込口への突っかかりが防止で
き、机や壁などに傷をつける恐れが少なくなり、また、
アタッチメントが保持部から外れることが少なくなり、
さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃除面への
傷付き防止が図れるものである。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、アタッチ
メントを保持する外郭に凹部を形成し、前記凹部に前記
アタッチメントの吸込口先端を位置させて保持したもの
で、アタッチメントの吸込口への突っかかりが防止で
き、机や壁などに傷をつける恐れが少なくなり、また、
アタッチメントが収納部から外れることが少なくなり、
さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃除面への
傷付き防止が図れるものである。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、アタッ
チメントを保持する外郭に凹部を形成し、前記凹部に前
記アタッチメントの吸込口側の保持部を位置させたもの
で、吸込口側の保持部が外郭から突出しないことによ
り、吸込口側の保持部による突っかかりや傷付けが防止
でき、さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃除
面への傷付き防止が図れるものである。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、アタッ
チメントを保持する外郭の投影部内に、アタッチメント
を保持するもので、外郭により掃除中にアタッチメント
に触れにくく、物などにもあたりにくくなり、アタッチ
メントが外れにくく、突っかかりや傷付けが防止でき、
さらなる使用性の向上が図れるとともに、被掃除面への
傷付き防止が図れるものである。
【0021】本発明の請求項12記載の発明は、一端に
塵埃を吸引し断面形状が略長方形である吸込口を、他端
に掃除機本体側と連通接続される接続口を有し、前記吸
込口を前記接続口に対して開口面積を小さくし形成した
アタッチメントを備え、前記アタッチメントの長手方向
の長辺面を、ホースと延長管を連通する湾曲した集塵通
路を形成した先端パイプの湾曲部外郭に位置させて保持
したもので、先端パイプの湾曲部とアタッチメントとの
間に確実に空間が形成でき、前記空間がアタッチメント
を取り外す時の指の挿入空間になり、アタッチメントが
容易に取り外せ、使用性の向上が図れるものである。
【0022】本発明の請求項13記載の発明は、一端に
塵埃を吸引し断面形状が略長方形である吸込口を、他端
に掃除機本体側と連通接続される接続口を有し、前記吸
込口を前記接続口に対して開口面積を小さくし形成した
アタッチメントを備え、前記アタッチメントの長手方向
の長辺面を、ホースと延長管を連通する略直線状の集塵
通路を形成した先端パイプの外郭側に位置させて保持し
たもので、ベッドの下などの掃除で延長管を床面に沿っ
て操作した時に延長管を床面に対して略平行に操作する
ことが可能となり、狭い高さのより奥の掃除が可能とな
り、また、アタッチメントでの床面への傷付きを防止で
き、アタッチメントが外れにくく、さらなる使用性の向
上が図れるとともに、被掃除面への傷付き防止が図れる
ものである。
【0023】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図1〜図4を用いて説明する。
【0024】21は前側に吸引された塵埃を集積する集
塵袋22を配置した集塵室23、後方に塵埃を吸引する
吸引風を発するモーター24などを有する掃除機本体
(以下、本体という)である。25はホース26の接続
パイプ27、先端パイプ28、延長管29を介して前記
本体21の集塵室23と連通した床ノズルである。30
は一端に吸込口31を有し、他端に前記ホース26の先
端パイプ27の接続部A32や延長管28の接続部B3
3に接続される管状の接続口34を形成したアタッチメ
ントであり、このアタッチメント30は吸込口31側を
接続口34に比してその内部断面積を絞り、前記吸込口
31の断面を略長方形として形成している。35は一端
を開口した開口部36を有し、他端に係合リブD37を
形成した保持体であり、前記延長管29の先端パイプ2
8側の下面部に形成した保持部38と係合リブD37が
着脱自在に係合する構成となっている。また、前記開口
部36はアタッチメント30の接続口34を係合して保
持し、延長管29の保持部38に取り付けた時にアタッ
チメント30は吸込口31の長辺面39が延長管29の
外郭に対向し、吸込口31の先端が延長管29の外郭に
当接するように保持部38に対して係合リブD37が一
定の角度(θ1)を有している。
【0025】上記構成による作用は以下の通りである。
【0026】床ノズル25を使用して掃除を行う時に
は、本体21にホース26を接続し、先端パイプ28の
接続部A32に延長管29を接続し、接続部B33に床
ノズル25を接続してモーター24の吸引力によって床
面上の塵埃を床ノズル25から吸込み、延長管29、ホ
ース26を介して本体21の集塵室23に配置した集塵
袋22内に集塵していく。
【0027】この時、アタッチメント30は使用しない
ので延長管29の保持部38に取り付けた保持体35に
保持して収納しておく。アタッチメント30は前方に吸
込口31を位置させてその長辺面39を延長管29面に
対向させ、かつ、吸込口31端部が延長管29面と当接
していることにより、延長管29面からの吸込口31の
突出代(h1)が小さく、掃除中に机や壁などに突っか
かったり、あたりにくいため、アタッチメント30が外
れにくいとともに被掃除面を傷付けることがない。ま
た、掃除中に机や壁などにあたったときにもアタッチメ
ント30の延長管29面からの突出代が前方から徐々に
大きくなることにより、突っかかりにくく、アタッチメ
ント30の長辺面39を滑るように力が働くため、アタ
ッチメント30が外れにくいとともに被掃除面を傷付け
ることがない。さらには、アタッチメント30の幅(W
1)が延長管29の幅(W2)よりも小さいため、横か
らもアタッチメント30に触れにくく、掃除中にアタッ
チメント30が外れるのを防止している。また、延長管
29は略円筒形で構成されており、図4に示すようにア
タッチメント30の吸込口31との間に空間A40が形
成され、アタッチメント30の着脱時に吸込口31の長
辺面39に指を引っ掛けることができ、アタッチメント
30の着脱が容易にできるものである。
【0028】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図5を用いて説明する。なお、上記第1の実施例
と同一構成部品については同一符号を付して、その説明
を省略する。
【0029】保持体35の係合リブD37の角度(θ
2)をアタッチメント30の吸込口31が延長管29面
に圧接するように構成している。
【0030】上記構成による作用は以下の通りである。
【0031】保持体35により吸込口31が延長管29
面に圧接するように取り付けられることにより、吸込口
31が常に延長管29側に押しつけられ、接続口34の
みの保持でも確実に吸込口31の保持が行え、吸込口3
1の保持構成が不要となり、保持構成が簡素化されると
ともに保持部による被掃除面への傷付けを低減すること
ができる。また、延長管29面からの吸込口31の突出
代(h2)がさらに小さくなり、より被掃除面への傷付
けを低減することができる。
【0032】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図6を用いて説明する。なお、上記第1、2の実
施例と同一構成部品については同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0033】保持体35に保持部38と係合する角度が
異なる接続体A41、接続体B42、接続体C43を形
成している。
【0034】上記構成による作用は以下の通りである。
【0035】保持部38と係合する角度が異なる接続体
A41、接続体B42、接続体C43を使い分けること
により、長さや形状などの異なるアタッチメント30が
取り付け可能となり、使用性と共用性の向上が図れるも
のである。
【0036】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついてを図7を用いて説明する。なお、上記第1〜第3
の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0037】保持体35の係合リブD37の角度をアタ
ッチメント30の吸込口31を保持する前保持部44が
延長管29の床ノズル25側に形成されており、前記前
保持部44は床ノズル25側から吸込口31側に向かっ
て徐々に延長管29面から突出して吸込口31を保持す
るように構成されている。
【0038】上記構成による作用は以下の通りである。
【0039】掃除中にアタッチメント30に机や壁など
が当る時には、延長管29の外郭にあたって前保持部4
4の床ノズル25側から吸込口31側にあたるがこの面
がアタッチメント30に向かって徐々に延長管29面か
ら突出する構成になっているため、前保持部44、アタ
ッチメント30ともに突っかかることなく、また、被掃
除面を傷付けにくくなるものである。
【0040】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついてを図8を用いて説明する。なお、上記第1〜第4
の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0041】延長管29のアタッチメント30の吸込口
31が位置する箇所に吸込口31先端の厚さ(H)より
も大きい凹部45が構成されているとともに前記凹部4
5内に吸込口31先端と係合する前保持部44を形成し
ている。
【0042】上記構成による作用は以下の通りである。
【0043】吸込口31先端が延長管29面から突出し
ないことにより、アタッチメント30に突っかかる恐れ
がなく、アタッチメント30が外れにくいとともに被掃
除面を傷付ける恐れがなく、また、前保持部44によっ
て吸込口31先端が保持されることにより、より確実に
アタッチメント30の保持が行えるものである。
【0044】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図9を用いて説明する。なお、上記第1〜第5の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0045】先端パイプの28が延長管29側のパイプ
A46とホース26側パイプB47が一定の角度(θ
3)を持った湾曲形状で形成されており、アタッチメン
ト30の吸込口31と接続口34の係合リブF48、係
合リブG49がそれぞれパイプA46とパイプB47に
形成されている。
【0046】上記構成による作用は以下の通りである。
【0047】先端パイプ28にアタッチメント30取り
付けた時にアタッチメント30とパイプA46、パイプ
B47によって略三角形の空間B50が形成され、この
空間B50に指を入れてアタッチメント30の着脱が行
え、使用性が向上するものである。
【0048】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて図10を用いて説明する。なお、上記第1〜第6
の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0049】先端パイプの28が延長管29側のパイプ
A46とホース26側パイプB47がほぼ直線状に形成
されており、アタッチメント30の吸込口31と接続口
34の係合リブF48、係合リブG49がそれぞれパイ
プA46とパイプB47に形成されている。
【0050】上記構成による作用は以下の通りである。
【0051】パイプA46、パイプB47が略直線状に
形成されており、また、先端パイプ28にアタッチメン
ト30取り付けた時にアタッチメント30とパイプA4
6、パイプB47との隙間が小さため、延長管29をほ
ぼ床面と平行(床面高さ)で操作することが可能にな
り、ベッドの下など狭い高さのより奥の位置まで延長管
29を挿入でき、より操作性の向上が図れるものであ
る。する。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、一端に塵埃を吸引する
吸込口を他端に掃除機本体側と連通接続される接続口を
有し、前記吸込口を前記接続口に対して開口面積を小さ
くしたアタッチメントを掃除機本体、ホース、延長管な
どの外郭に保持する電気掃除機において、前記吸込口の
長辺面を掃除機本体、ホース、延長管などの外郭側に位
置させて保持したもので、掃除機本体、ホース、延長管
などの外郭からのアタッチメントの突出代が小さいた
め、掃除中に机や壁などにあたりにくくなり、机や壁な
どに傷をつける恐れが少なくなり、また、アタッチメン
トが保持部から外れることが少なくなる。さらには、吸
込口の長辺面に指が引掛けやすく、アタッチメントを取
り外し易くなり、使用性の向上が図れるとともに、被掃
除面への傷付き防止が図れ、その効果は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す電気掃除機
の全体斜視図
【図2】同電気掃除機の要部側面図
【図3】同電気掃除機の保持体と保持部の要部斜視図
【図4】図2のA−A断面図
【図5】本発明における第2の実施例を示す電気掃除機
の要部側面図
【図6】本発明における第3の実施例を示す電気掃除機
の保持体の斜視図
【図7】本発明における第4の実施例を示す電気掃除機
の要部側面図
【図8】本発明における第5の実施例を示す電気掃除機
の要部断面図
【図9】本発明における第6の実施例を示す電気掃除機
の要部断面図
【図10】本発明における第7の実施例を示す電気掃除
機の要部側面図
【図11】従来の電気掃除機の全体斜視図
【図12】同電気掃除機のアタッチメント取付け部の斜
視図
【図13】従来の電気掃除機の他のアタッチメント取付
け部の斜視図
【図14】従来の電気掃除機の他のアタッチメント取付
け部の部分断側面図
【符号の説明】
28 先端パイプ 29 延長管 30 アタッチメント 31 吸込口 34 接続口 35 保持体 37 係合リブD 38 保持部 39 長辺面 40 空間A 41 接続体A 42 接続体B 43 接続体C 44 前保持部 45 凹部 46 パイプA 47 パイプB 48 保持リブF 49 保持リブG 50 空間B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮原 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 NA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に塵埃を吸引し断面形状が略長方形
    である吸込口を、他端に掃除機本体側と連通接続される
    接続口を有し、前記吸込口を前記接続口に対して開口面
    積を小さくし形成したアタッチメントを備え、前記アタ
    ッチメントの長手方向の長辺面を、掃除機本体、ホー
    ス、延長管の少なくともいずれかの外郭側に位置させて
    保持した電気掃除機。
  2. 【請求項2】 掃除機本体の前進方向にアタッチメント
    の吸込口側を位置させて保持した請求項1記載の電気掃
    除機。
  3. 【請求項3】 アタッチメントの吸込口側を、掃除機本
    体、ホース、延長管の少なくともいずれかの外郭に略当
    接させて保持した請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 アタッチメントの吸込口側を、掃除機本
    体、ホース、延長管の少なくともいずれかの外郭に圧接
    させて保持した請求項1または2項記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 アタッチメントを保持する保持体を有
    し、掃除機本体、ホース、延長管の少なくともいずれか
    の外郭に、前記保持体を保持する保持部を形成した請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 保持体と保持部との接続角度によって、
    アタッチメントの保持角度を設定する請求項5記載の電
    気掃除機。
  7. 【請求項7】 保持体に複数の保持部との接続角度を構
    成する接続部を形成した請求項6記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 アタッチメントの吸込口側を保持する保
    持部の形状を、保持部を形成した外郭から保持部にかけ
    て徐々に突出させた請求項5〜7のいずれか1項に記載
    の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 アタッチメントを保持する外郭に凹部を
    形成し、前記凹部に前記アタッチメントの吸込口先端を
    位置させて保持した請求項2、5、6、7、8のいずれ
    か1項に記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 アタッチメントを保持する外郭に凹部
    を形成し、前記凹部に前記アタッチメントの吸込口側の
    保持部を位置させた請求項9記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 アタッチメントを保持する外郭の投影
    部内に、アタッチメントを保持する請求項1〜10のい
    ずれか1項に記載の電気掃除機。
  12. 【請求項12】 一端に塵埃を吸引し断面形状が略長方
    形である吸込口を、他端に掃除機本体側と連通接続され
    る接続口を有し、前記吸込口を前記接続口に対して開口
    面積を小さくし形成したアタッチメントを備え、前記ア
    タッチメントの長手方向の長辺面を、ホースと延長管を
    連通する湾曲した集塵通路を形成した先端パイプの湾曲
    部外郭に位置させて保持した電気掃除機。
  13. 【請求項13】 一端に塵埃を吸引し断面形状が略長方
    形である吸込口を、他端に掃除機本体側と連通接続され
    る接続口を有し、前記吸込口を前記接続口に対して開口
    面積を小さくし形成したアタッチメントを備え、前記ア
    タッチメントの長手方向の長辺面を、ホースと延長管を
    連通する略直線状の集塵通路を形成した先端パイプの外
    郭側に位置させて保持した電気掃除機。
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