JP2003230079A - 撮像装置及び撮像画像記録方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像画像記録方法

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JP2003230079A
JP2003230079A JP2002024563A JP2002024563A JP2003230079A JP 2003230079 A JP2003230079 A JP 2003230079A JP 2002024563 A JP2002024563 A JP 2002024563A JP 2002024563 A JP2002024563 A JP 2002024563A JP 2003230079 A JP2003230079 A JP 2003230079A
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JP2002024563A
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Hirohide Fukazawa
博英 深澤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続撮影時においても、画像の欠落を確実に防
止する。 【解決手段】画像処理部22からの画像信号は、夫々ス
イッチ61,62を介して各記録部41,42に供給さ
れる。CPU65は、記録部41,42の残容量を監視
しており、記録中の記録部の残容量が所定の設定容量以
下になると、コントローラ63,64を制御して、スイ
ッチ61,62によって記録中の記録部だけでなく他の
記録部も選択して画像信号を双方の記録部41,42に
記録させる。残容量が0になると、その記録部に対する
記録を停止させる。これにより、連続撮影時の記録が可
能である。また、一方の記録部の記録終了前に他方の記
録部への記録を開始しており、記録先の切換え完了時に
おいて、他方の記録部への記録は安定しており、画像の
欠落は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ一体型記録
装置等に好適な撮像装置及び撮像画像記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子を用いて動画を記録
する撮像装置が種々開発されている。このような従来の
撮像装置においては、携帯性等を考慮して、カメラヘッ
ドとVTR部とを一体化したものが普及している。この
ような一体型の撮像装置に用いる記録媒体としては、小
型軽量で十分な容量を有して長時間記録を可能にするテ
ープ媒体が採用されることが多い。なお、近年、小型で
大容量のハードディスク装置も開発されており、VTR
部の記録媒体として採用されることもある。
【0003】カセット化されたテープ媒体を、VTR部
に着脱自在に装着することにより、テープ媒体への記録
が可能となる。テープカセットの交換時には記録不能な
空白時間が生じる。従って、長時間に亙る連続撮影を可
能とするためには、テープ媒体の大容量化が必要であ
る。しかしながら、大容量のテープ媒体は検索、編集時
等のアクセス性が悪い。しかも、テープ媒体の大容量化
にも限度がある。
【0004】そこで、特開平7−170475号公報に
おいて、これらの問題を解決する発明が提案されてい
る。この提案においては、2台の記録ユニットを備え、
一方の記録ユニットに対する記録がメモリフルによって
終了すると、記録先を他方の記録ユニットに自動的に切
換えて、連続的に記録を行うようになっている。これに
より、記録媒体の交換に伴う記録不能な空白期間を除去
するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の撮像装置においては、記録動作の開始直後、
及び終了直前は、動作が不安定になりやすい。このた
め、記録先の記録ユニットの切換え時点において、記録
映像が欠落してしまうことがあるという問題点があっ
た。また、連続的に記録が行われた複数の記録媒体を再
生しても、再生画像から記録順を判断しにくいという問
題もあった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、記録映像を欠落させることなく長時間に亙
る連続撮影を可能にすることができると共に、連続的に
記録された複数の記録媒体の記録順を容易に判断するこ
とができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
撮像装置は、撮像光学系によって導かれた被写体像から
得た画像信号を、複数の記録手段に選択的に供給するス
イッチ手段と、前記複数の記録手段のうち前記スイッチ
手段によって選択された所定の第1の記録手段に対する
前記画像信号の記録時に、前記所定の第1の記録手段の
残容量が所定の設定容量以下になると、前記スイッチ手
段を制御して前記複数の記録手段のうちの所定の第2の
記録手段を選択し、前記所定の第1の記録手段と共に前
記画像信号を供給して記録させる制御手段とを具備した
ものであり、本発明の請求項3に係る撮像装置は、撮像
光学系と、前記撮像光学系によって導かれた被写体像を
画像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段からの画
像信号を画像処理する画像処理手段と、前記画像処理手
段により画像処理された画像信号を記録する複数の記録
手段と、前記複数の記録手段の個々の記録容量を検知す
る検知手段と、前記複数の記録手段のうち現在画像信号
の記録が行われている所定の第1の記録手段の記録容量
が、予め設定された記録容量に達したとき、前記所定の
第1の記録手段に対する該画像信号の記録と並行して前
記所定の第1の記録手段とは異なる他の記録手段に対し
て該画像信号の記録を開始する制御を行うコントロール
手段とを具備したものであり、本発明の請求項14に係
る撮像画像記録方法は、撮像光学系によって導かれた被
写体像から得た画像信号を、複数の記録手段のうちスイ
ッチ手段によって選択した所定の第1の記録手段に選択
的に供給する手順と、前記スイッチ手段によって選択さ
れた前記所定の第1の記録手段に対する前記画像信号の
記録時に、前記所定の第1の記録手段の残容量が所定の
設定容量以下になると、前記スイッチ手段を制御して前
記複数の記録手段のうちの所定の第2の記録手段を選択
し、前記所定の第1の記録手段と共に前記画像信号を供
給して記録させる手順とを具備したものである。
【0008】本発明の請求項1において、撮像されて得
られた画像信号はスイッチ手段を介して複数の記録手段
に供給される。制御手段は、スイッチ手段を制御して記
録先の記憶手段を決定する。所定の第1の記録手段に対
する記録時に、所定の第1の記録手段の残容量が所定の
設定容量以下になると、制御手段は、スイッチ手段を制
御して所定の第2の記録手段にも画像信号を供給して、
所定の第1,第2の記録手段に同時に撮像画像を記録さ
せる。これにより、所定の第1の記録手段の残容量が0
になった場合でも、所定の第2の記録手段によって継続
して画像信号の記録が行われて、連続撮影が可能とな
る。また、所定の第1の記録手段の残容量が0になった
時点では所定の第2の記録手段によって既に安定した記
録が行われており、画像の欠落が生じることはない。
【0009】本発明の請求項3において、検知手段は、
複数の記録手段の個々の記録手段の記録容量を検知して
いる。コントロール手段は、検知手段によって、所定の
第1の記録手段の記録容量が予め設定された記録容量に
達すると、所定の第1の記録手段と並行して所定の第2
の記録手段による記録を開始させる。
【0010】本発明の請求項14において、撮像光学系
によって導かれた被写体像から得た画像信号は、スイッ
チ手段によって選択されて所定の第1の記録手段に選択
的に供給される。これにより、所定の第1の記録手段に
画像信号が記録される。所定の第1の記録手段の残容量
が所定の設定容量以下になると、スイッチ手段によって
所定の第1の記録手段だけでなく、所定の第2の記録手
段も選択されて、所定の第1,第2の記録手段に画像信
号が供給されて記録が行われる。これにより、記録先の
切換え時にも安定した記録が行われ、連続撮影時にも画
像の欠落が生じることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る撮像装置の外観を示す説明図であ
る。また、図2は図1の撮像装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【0012】本実施の形態は複数の記録部を設け、各記
録部の記録容量及び残容量を監視して記録先となる記録
部を切換えると共に、記録先を切換える場合において切
換え前後の期間には2つの記録部の双方に画像を記録す
ることにより、切換え時における画像の欠落を防止する
ようにしたものである。
【0013】箱状の撮像装置本体2の前面には、レンズ
1が設けられている。レンズ1は、後述する撮像部21
に被写体像を導く撮像光学系を構成する。撮像装置本体
2は、記録部41,42を収納する収納部を有してい
る。記録部41,42は夫々所定の記録メディアが装着
されており、後述する画像処理部22からの画像信号を
各記録メディアに記録することができるようになってい
る。
【0014】なお、記録メディアとしては、ハードディ
スクやフロッピー(R)ディスク、光磁気ディスク等の
種々のものを採用することができる。本実施の形態にお
いては、扱い易さ及び大容量という観点から、ハードデ
ィスクを採用する。即ち、記録部をハードディスクとす
ることで、磁気テープのように巻き上げ、巻き戻しの手
間がなく、頭出しの時間を短くすることができる。ま
た、頭出しがし易いので編集も容易となる。
【0015】また、記録部41,42として可搬型のデ
ィスク,テープ等を記録メディアとするものを採用して
もよい。この場合には、撮像装置本体2の背面に挿入口
を設け、着脱自在の記録メディアを挿入口を介して記録
部41,42に装着するようにする。
【0016】更に、記録部41及び記録部42を各記録
メディアと一体化して、撮像装置本体2に対して電気的
及び機械的に着脱可能に構成してもよい。
【0017】レンズ1を含む撮像光学系を介して入射し
た被写体の光学像は、撮像装置本体2内に構成された撮
像部21に導かれる。撮像部21は、撮像光学系を介し
て導かれた被写体像を光電変換して、画像信号を画像処
理部22に出力する。画像処理部22は、入力された画
像信号に対して、シェーディングやホワイトバランス等
の各種の画像処理を施した後、コントロール部6に出力
する。
【0018】コントロール部6には記録部41及び記録
部42が接続されており、コントロール部6の制御の下
で、記録部41及び記録部42に対して、画像処理部2
2により画像処理が施された画像信号が記録される。
【0019】即ち、画像処理部22からの画像信号はス
イッチ(SW)61を介して記録部41に供給されると
共に、スイッチ(SW)62を介して記録部42に供給
される。スイッチ61,62は夫々コントローラ63,
64によってON/OFF(オン,オフ)制御される。
コントローラ63,64はCPU65に制御されて、ス
イッチ61,62をON/OFFする。
【0020】CPU65は、コントローラ63,64を
制御すると共に、記録部41,42の記録動作を監視す
る。即ち、CPU65は記録部41,42の残記録容量
及び記録容量自体等を監視し、監視結果に基づいてコン
トローラ63,64を制御するようになっている。
【0021】これにより、CPU65は、記録先を切換
える場合には、切換え前後の期間に2つの記録部41,
42の双方に画像を記録することができるようになって
いる。
【0022】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3のタイミングチャートを参照して説明
する。図3(a)はスイッチ61のON/OFFを示
し、図3(b)はスイッチ62のON/OFFを示して
いる。
【0023】レンズ1を介して入射した光学像は、撮像
部21に与えられて光電変換される。撮像部21からの
画像信号は画像処理部22に与えられて、シェーディン
グやホワイトバランス等の画像処理が行われる。
【0024】一方、CPU65は、記録部41,42の
記録容量(残容量)を監視している。いま、記録部4
1,42のいずれも、画像の記録に十分な残容量を有し
ているものとする。この場合には、CPU65は、コン
トローラ63及びコントローラ64を制御して、スイッ
チ61,62のいずれか一方のみをONにさせる。例え
ば、CPU65は、図3に示すように、先ず、スイッチ
61(SW61)をONにさせ、スイッチ62(SW6
2)をOFFにさせる。
【0025】画像処理部22によって画像処理が施され
た画像信号は、オンとなっているスイッチ61を介して
記録部41に与えられる。記録部41は、入力された画
像信号を記録する。こうして、記録部41に撮影画像が
記録される。
【0026】ここで、記録が進み、記録部41の残容量
が所定の設定容量以下になったものとする。CPU65
は、記録部41の残容量が設定容量以下になったことを
検知すると、コントローラ64を制御してスイッチ62
をオンにさせる。この場合には、CPU65は、スイッ
チ61にはON状態を維持させる。こうして、図3の斜
線部に示すように、スイッチ61,62は同時にオン状
態となる。
【0027】そうすると、画像処理部22からの画像信
号はスイッチ61,62を介して同時に記録部41,4
2に供給される。記録部41,42は、入力された画像
信号を記録する。即ち、この場合には、記録部41及び
記録部42の双方に同一の撮影画像が記録される。
【0028】次に、CPU65は、記録部41の残容量
が0になったことを検知すると、コントローラ63を制
御して、スイッチ61をOFFにさせる。これにより、
記録部41への画像信号の供給が停止する。記録部41
は、撮影画像の記録を停止し、以後、記録部42のみに
おいて撮影画像の記録が行われる。
【0029】記録部41自体が着脱自在であるか又は記
録部41の記録メディアが可搬メディアである場合に
は、記録部42への記録を行っていても、記録部41又
はその記録メディアを交換することが可能である。例え
ば、記録部42の記録を継続しながら、十分な残容量の
記録メディアを記録部41にセットすることが可能であ
る。
【0030】次に、記録部42に対する記録が進んで、
記録部42の残容量が所定の設定容量以下になったもの
とする。CPU65は、記録部42の残容量が設定容量
以下になると、コントローラ63を制御して、スイッチ
61をONにする。これにより、図3の斜線部に示すよ
うに、スイッチ61,62は同時にONとなり、記録部
41,42の双方に同時に撮影画像が記録される。
【0031】以後、同様の動作を繰返して、記録部4
1,42の記録メディアに記録を行う。これにより、長
時間に亙る連続撮影が可能となる。
【0032】しかも、この場合には、記録先である記録
メディアの切換え時前後において、双方の記録メディア
に同時に撮影画像を記録し、容量一杯まで記録を行った
後に記録メディアを交換する。従って、記録部41及び
記録部42の時間的に連続した撮影画像を記録する2つ
の記録メディアには、画像のつなぎ部分が重複して記録
されており、各記録メディアに記録された最初と最後の
画像を見るだけで、他の記録メディアとのつながりを容
易に判断することができる。
【0033】また、記録メディアへの安定した記録の途
中において新たな記録メディアへの記録が開始されると
共に、記録メディアへの記録の終了の十分前に新たな記
録メディアへの安定した記録が開始されるので、記録メ
ディアのいずれかには、一連の撮影画像の全てが欠落す
ることなく安定した状態で記録される。従って、再生時
に、複数の記録メディアから安定した状態の記録部分を
つなぎ合わせることで、画像の欠落なく長時間に亙る連
続撮影画像を再生することができる。
【0034】また、記録時における画像の圧縮方式とし
て、フレーム間予測を用いたMPEG(Moving Picture
Expert Group)方式を採用した場合でも、本来の編集
点以前のフレーム間予測の参照画像も同一記録媒体上に
記録されるので、編集作業が容易となるという利点もあ
る。
【0035】なお、上記実施の形態においては、記録部
として2つの撮像部を用いた例を説明したが、3個以上
の記録部を用いて順次切換えながら記録を行うようにし
てよく、また、撮像部が複数のものにも適用可能である
ことは明らかである。
【0036】図4は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。図4において図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0037】本実施の形態は撮像装置を撮像ユニット7
0とこの撮像ユニット70からの撮像画像信号を記録す
る記録部71,72とを別体に構成したものである。
【0038】記録部71,72としては、種々の記録メ
ディアを採用することができる。記録部71,72は撮
像ユニット70と別体に構成し、ケーブルにて接続する
構成であるので、記録部71,72としては比較的携帯
性を考慮する必要がなく、大容量のもの等を採用するこ
とができる。
【0039】撮像ユニット70内の回路構成は図1の撮
像装置本体2内の回路構成と同様である。即ち、スイッ
チ61,62は、夫々コントローラ63,64に制御さ
れて、画像処理部22からの画像信号を記録部71,7
2に供給するようになっている。
【0040】このように構成された実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様に、一方の記録部に対する
記録時に残容量が所定の設定容量以下になると他方の記
録部にも撮像画像信号を与えて記録を開始させ、一方の
記録部の残容量が0になると一方の記録部に対する記録
を終了させる。そして、他方の記録部のみに対する書込
み期間中に、一方の記録部の記録メディアを交換する。
【0041】即ち、本実施の形態においても、記録部7
1又は72は、他方の記録部72又は71の動作状態に
拘わらず、記録メディアの交換が可能であり、撮影を中
断することなく、複数の記録メディアに連続的に記録を
行うことができる。
【0042】また、一方の記録部から他方の記録部への
記録の切換えに際して、両方の記録部に対する書き込み
を所定期間だけ同時に重複して行うので、切換えタイミ
ング前後における撮影画像についても、記録部の安定し
た状態での記録が可能である。
【0043】また、図5は第2の実施の形態の変形例に
係るブロック図である。図5において図2と同一の構成
要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0044】本実施の形態は、撮像装置を記録ユニット
と撮像ユニットとによって構成したものである。記録ユ
ニット75は記録部76及び記録部77を一体に構成し
たものである。記録ユニット75は、撮像ユニット70
に対して着脱自在に構成されている。更に、記録ユニッ
ト75内の記録部76及び77は、記録ユニット75に
対して夫々着脱自在に構成されている。
【0045】このような構成によれば、一方の記録部に
対する記録時に残容量が0になる前に他方の記録部への
撮像画像信号の記録を開始させることで、撮影を中断す
ることなく複数の記録メディアに連続的に記録を行うと
共に、両方の記録部に対する書き込みを所定期間だけ同
時に重複して行うことで、切換えタイミング前後におけ
る撮影画像についても、記録部の安定した状態での記録
を可能にすることができる。
【0046】また、本変形例では、記録ユニット75単
位で、撮像ユニット70に対して着脱を行うことがで
き、複数の記録部を同時に交換することができ、撮影準
備に要する時間を著しく短縮することができる。
【0047】なお、記録ユニット内の記録部の数は2つ
だけでなく、3つ以上であってもよい。
【0048】図6は他の変形例を示すブロック図であ
る。図6において図1と同一の構成要素には同一符号を
付して説明を省略する。
【0049】本変形例は、撮像ユニットと記録ユニット
との範囲を変更したものである。本変形例においては、
撮像ユニット211は、撮像部21及び画像処理部22
を一体化して構成したものである。また、記録ユニット
81は、コントロール部6と複数の記録部41,42と
を一体化して構成したものである。記録ユニット81
は、撮像ユニット211に着脱自在に装着されるように
なっている。また、記録ユニット81内の記録部41,
42も、第1の実施の形態と同様に、記録ユニット81
に対して夫々着脱自在に構成してもよい。
【0050】この場合においても、一方の記録部に対す
る記録時に残容量が0になる前に他方の記録部への撮像
画像信号の記録を開始させ、撮影を中断することなく複
数の記録メディアに連続的に記録を行うと共に、両方の
記録部に対する書き込みを所定期間だけ同時に重複して
行うことで、切換えタイミング前後における撮影画像に
ついても、記録部の安定した状態での記録を可能にする
ことができる。
【0051】図7は他の変形例を示すブロック図であ
る。図7において図1と同一の構成要素には同一符号を
付して説明を省略する。
【0052】本変形例は、図6の変形例における記録ユ
ニット81を、更に、コントロールユニット86と、こ
のコントロールユニット86に対して、着脱自在に構成
した記録部71及び72とに分けて構成したものであ
る。
【0053】他の作用及び効果は上記各変形例と同様で
ある。
【0054】図8は本発明の第3の実施の形態に係る撮
像装置の外観を示す説明図である。図8において図1と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0055】本実施の形態は複数の記録メディアの残容
量を確認する指標を設けたものである。記録部41,4
2として磁気テープを用いた場合には、テープの残量を
目視するための通し窓によって、残容量の確認が可能で
ある。しかしながら、記録メディアとしてハードディス
クを用いた場合には、目視によっては残容量或いは記録
済みの容量を確認することができない。
【0056】また、記録部に時間的なカウンターを設け
ることも考えられる。実記録時間によって記録メディア
の残容量を推測するのである。しかしながら、MPEG
方式のように撮影画像を可変長符号化する場合には、1
枚の画像に要する符号量が異なることから、時間的なカ
ウンターでは正確な残容量を確認することができない。
【0057】これらの理由から、本実施の形態において
は、撮像装置本体2に記録部41,42の記録メディア
の残容量を提示する指標91,92を設けるようにして
いる。指標91,92は、夫々記録部41,42の記録
メディアの残量表示用である。
【0058】図9は図8中の指標91,92の2つの具
体例を示す説明図である。
【0059】図9(a),(b)は、いずれも使用状況
をLED105,106の点灯,非点灯によって表す。
図9(a),(b)はLED105,106の形状が相
互に異なるのみである。LED105,106は、記録
部41又は42の記録メディアの全容量に対する残容量
を4分割し、残容量が4分割のうちのいずれの容量であ
るかによってLEDを点灯,非点灯させることによっ
て、使用状況を表す。この場合、記録中は点滅点灯さ
せ、非記録時には消灯することによって、使用状態の確
認も可能である。
【0060】また、図9(a),(b)に示す指標9
1,92は、上部にビジー(Busy)ランプ103,10
4が設けられている。ビジーランプ103,104は、
記録部41又は42が未記録状態であれば点灯し、現在
書き込み中であれば点滅し、残容量が0の場合には消灯
するようになっている。
【0061】このように構成された実施の形態において
は、指標91,92によって、記録部41,42の記録
メディアの残容量を容易に把握することができる。これ
により、記録メディアの交換時期等の判断に利用するこ
とができ、利便性が高い。
【0062】図10は第3の実施の形態の変形例を示す
説明図である。
【0063】図10の例は、記録部41,42の記録メ
ディアの残容量(使用状況)を表す指標93,94を、
記録部41,42の外筐体自体に設けたものである。指
標93,94としては、例えば図9(a),(b)に示
すものを採用することができる。
【0064】図11及び図12は第3の実施の形態の他
の変形例を示す説明図である。
【0065】図11は変形例に係る撮像装置の外観を示
している。図11の撮像装置は、図1のレンズ1及び撮
像装置本体2と同様の機能を有するレンズ101及び撮
像装置本体102を備え、撮像装置本体102内の回路
構成及び機能は、図2と略同様である。また、撮像装置
本体102には、ファインダー10も設けられている。
【0066】図11は記録部として3つの記録部95,
96,97が内蔵された例を示している。そして、記録
部95乃至97は、記録メディアを着脱自在に構成して
もよく、また、記録部95乃至97を撮像装置本体10
2に対して着脱自在に構成してもよい。なお、記録部と
して3つの記録部を備えているので、図2のコントロー
ル部6において、3つのスイッチ及びコントローラを設
けて記録先を切換えるようになっている。
【0067】内蔵される記録部の数が多い場合等におい
ては、記録部毎に指標を設けることは困難である。そこ
で、本変形例においては、ファインダー10を利用し
て、各記録部の使用状況を切換え表示することにより、
全ての記録部の使用状況を把握可能にしたものである。
【0068】図12は図11中のファインダー10内に
表示する指標9の表示例を示す説明図である。
【0069】ファインダー10内には、記録部41、4
2及び43の記録メディアの残容量を示す指標9が表示
されている。図12の例では、ファインダー10内に1
つの指標9のみを表示する。そして、指標9によって複
数の記録部41、42及び43のうち、現在記録を行っ
ている記録部の記録メディアの残容量を表示する。
【0070】このように構成された実施の形態において
も、CPU65(図1参照)によって、記録先を記録部
95,96,97を変更することで、連続撮影を可能に
する。また、この場合にも、各記録部の残容量が所定の
設定容量以下になると、次の記録部への記録を開始させ
る点は第1の実施の形態と同様である。
【0071】指標9の上部に設けたビジーランプは、記
録中の記録部以外には残容量が0でないメディアを有し
ている記録部が存在しない場合に、記録中の記録部の残
容量が所定の設定容量以下になると、点灯色が緑色から
赤に変化する。これにより、記録メディアの交換作業の
必要性を確認することができる。
【0072】なお、上記第3の実施の形態及びその変形
例においては、指標を使用状況の表示及びビジーランプ
の表示を用いて構成した例について説明したが、ランプ
のみによって残容量の状態を示すように構成してもよ
く、機能的に同等であれば、その他の構成も可能である
ことは言うまでもない。
【0073】図13は本発明の第4の実施の形態に係る
撮像装置の外観を示す説明図である。図13において図
1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0074】本実施の形態は複数の記録部又は記録メデ
ィアを各々着脱して交換する際に発生する画像のブレを
抑制するようにしたものである。
【0075】本実施の形態は記録部41,42又はその
記録メディアの着脱方向が規定された以外は図1の撮像
装置と同様である。即ち、本実施の形態においても、撮
像装置本体2に対して複数の記録部又はその記録メディ
アの各々を着脱可能に構成しており、1つの記録部への
撮影画像の記録中に、記録が完了した他の記録部又はそ
の記録メディアを取り外して、未記録の記録部又は記録
メディアに交換可能である。
【0076】このため、撮影中に記録部又はその記録メ
ディアを着脱する際、着脱に伴う振動が発生し、画像に
ブレが生じる虞がある。この時に生じる振動は、被写体
に対しての前後のブレよりも、左右のブレの方が撮影し
た映像に大きな影響を与える。
【0077】そこで、本実施の形態においては、複数の
記録部又はその記録メディアの各々の着脱方向が、レン
ズ1を含む撮像光学系の光軸方向と平行な方向となるよ
うに構成している。
【0078】図13の太線矢印は各記録部41,42又
はその記録メディアの各々の着脱方向、即ち、レンズ1
を含む撮像光学系の光軸方向と平行な方向111及び1
12を示している。記録部41,42又はその記録メデ
ィアを方向111,112の方向に着脱することによ
り、撮影中であっても、着脱作業に伴う振動が撮影画像
に与える影響は比較的少ない。
【0079】このように、記録部41及び42又はその
記録メディアの着脱方向を、撮像光学系の光軸方向と平
行な方向111及び112となるように構成すること
で、記録部41及び42の着脱時に生じる振動による被
写体像のブレの悪影響を小さくすることができる。
【0080】なお、第2の実施の形態における撮像ユニ
ット70についても、この方向に着脱するように構成し
た方がよいことは明らかである。
【0081】図14は本発明の第5の実施の形態に係る
撮像装置の外観を示す説明図である。図14において図
1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0082】本実施の形態も複数の記録部又は記録メデ
ィアを各々着脱して交換する際に発生する画像のブレを
抑制するようにしたものである。
【0083】本実施の形態は記録部41,42又はその
記録メディアの着脱方向が規定された以外は図1の撮像
装置と同様である。即ち、本実施の形態においても、撮
像装置本体2に対して複数の記録部又はその記録メディ
アの各々を着脱可能に構成しており、1つの記録部への
撮影画像の記録中に、記録が完了した他の記録部又はそ
の記録メディアを取り外して、未記録の記録部又は記録
メディアに交換可能である。
【0084】一般的には、撮影時には、撮影者は画像の
撮影に集中している。このため、撮影者が撮影時に記録
部の残容量の確認や交換は困難であり、これらの作業は
撮影者ではなく撮影アシスタントが行うことが多い。本
実施の形態はこの場合を考慮して、撮影者の邪魔になら
ない交換作業を可能にするものである。
【0085】即ち、本実施の形態においては、複数の記
録部又はその記録メディアの各々の着脱方向が、レンズ
1を含む撮像光学系の光軸方向と交差する方向であっ
て、且つ撮像装置本体2の底面と水平となるように構成
している。
【0086】図14の太線矢印は各記録部41,42又
はその記録メディアの各々の着脱方向、即ち、レンズ1
を含む撮像光学系の光軸方向と交差する方向であって、
撮像装置本体2の底面と水平な方向121及び122を
示している。記録部41,42又はその記録メディア
を、方向121,122の方向に着脱することにより、
撮影者の撮影操作の邪魔になることなく、交換作業が可
能である。
【0087】このように、記録部41及び42又はその
記録メディアの各々の着脱方向を、撮像光学系の光軸方
向と交差する方向であって、かつ撮像装置本体の底面と
水平な方向121及び122となるように構成すること
で、撮影者の邪魔にならずに記録部41,42又はその
記録メディアの交換作業が可能である。
【0088】なお、第2の実施の形態における撮像ユニ
ット70についても、この方向に着脱するように構成し
てもよいことは明らかである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録映像を欠落させることなく長時間に亙る連続撮影を可
能にすることができると共に、連続的に記録された複数
の記録媒体の記録順を容易に判断することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外
観を示す説明図。
【図2】図1の撮像装置の回路構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図5】第2の実施の形態の変形例に係るブロック図。
【図6】第2の実施の形態の他の変形例を示すブロック
図。
【図7】第2の実施の形態の他の変形例を示すブロック
図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の外
観を示す説明図。
【図9】図8中の指標91,92の2つの具体例を示す
説明図。
【図10】第3の実施の形態の変形例を示す説明図。
【図11】第3の実施の形態の他の変形例を示す説明
図。
【図12】第3の実施の形態の他の変形例を示す説明
図。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の
外観を示す説明図。
【図14】本発明の第5の実施の形態に係る撮像装置の
外観を示す説明図。
【符号の説明】
1…撮像装置本体、6…コントロール部、21…撮像
部、22…画像処理部、41,42…記録部、61,6
2…スイッチ、63,64…コントローラ、65…CP
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/781 510C 5/781 5/91 L Fターム(参考) 5C022 AA11 5C052 AA01 AB04 DD04 5C053 FA23 LA01 5D044 AB07 BC01 CC04 CC09 DE03 DE12 DE25 DE45 DE72 DE94 GK05 GK12 HL11 JJ07 5D110 AA13 AA21 AA29 BB16 BB23 DA06 DA08 DA12 DA14 DE04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系によって導かれた被写体像か
    ら得た画像信号を、複数の記録手段に選択的に供給する
    スイッチ手段と、 前記複数の記録手段のうち前記スイッチ手段によって選
    択された所定の第1の記録手段に対する前記画像信号の
    記録時に、前記所定の第1の記録手段の残容量が所定の
    設定容量以下になると、前記スイッチ手段を制御して前
    記複数の記録手段のうちの所定の第2の記録手段を選択
    し、前記所定の第1の記録手段と共に前記画像信号を供
    給して記録させる制御手段とを具備したことを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記スイッチ手段が選
    択中の前記所定の第1及び所定の第2の記録手段に対す
    る前記画像信号の記録時に、前記所定の第1の記録手段
    の残容量が0になると、前記スイッチ手段を制御して前
    記所定の第1の記録手段に対する前記画像信号の供給を
    停止させ、前記所定の第2の記録手段のみに前記画像信
    号を供給して記録させることを特徴とする請求項1に記
    載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 撮像光学系と、 前記撮像光学系によって導かれた被写体像を画像信号に
    変換する撮像手段と、 前記撮像手段からの画像信号を画像処理する画像処理手
    段と、 前記画像処理手段により画像処理された画像信号を記録
    する複数の記録手段と、 前記複数の記録手段の個々の記録容量を検知する検知手
    段と、 前記複数の記録手段のうち現在画像信号の記録が行われ
    ている所定の第1の記録手段の記録容量が、予め設定さ
    れた記録容量に達したとき、前記所定の第1の記録手段
    に対する該画像信号の記録と並行して前記所定の第1の
    記録手段とは異なる他の記録手段に対して該画像信号の
    記録を開始する制御を行うコントロール手段とを具備し
    たことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の記録手段は、着脱自在である
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の記録手段は、可搬デバイスで
    あることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段と前記画像処理手段とは、
    撮像ユニットとして一体化され、 前記複数の記録手段を構成する個々の記録手段は、前記
    撮像ユニットから着脱自在な記録ユニットとして一体化
    され、前記個々の記録手段は前記記録ユニットから夫々
    着脱自在であることを特徴とする請求項3に記載の撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の記録手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1つ
    に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の記録手段の残容量を確認する
    ための指標を更に具備したことを特徴とする請求項3乃
    至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像光学系、前記撮像手段、前記画
    像処理手段、前記複数の記録手段、前記検知手段及び前
    記コントロール手段が内蔵された本体筐体を具備し、 前記指標は、前記本体筐体に設けられることを特徴とす
    る請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の記録手段の個々の記録手段
    を収納する記録筐体を具備し、 前記指標は、前記記録筐体に設けられることを特徴とす
    る請求項8に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段が撮像した画像を表示す
    るファインダを具備し、 前記指標は、前記ファインダ内に表示することを特徴と
    する請求項8に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の記録手段は、前記撮像光学
    系の光軸方向と平行な方向に着脱されるように構成され
    ることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1つに記
    載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記撮像光学系、前記撮像手段、前記
    画像処理手段、前記複数の記録手段、前記検知手段及び
    前記コントロール手段が内蔵された本体筐体を具備し、 前記複数の記録手段は、前記撮像光学系の光軸と交差す
    る方向であって、且つ、前記本体筐体の底面と水平な方
    向に着脱されるように構成されることを特徴とする請求
    項4乃至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 撮像光学系によって導かれた被写体像
    から得た画像信号を、複数の記録手段のうちスイッチ手
    段によって選択した所定の第1の記録手段に選択的に供
    給する手順と、 前記スイッチ手段によって選択された前記所定の第1の
    記録手段に対する前記画像信号の記録時に、前記所定の
    第1の記録手段の残容量が所定の設定容量以下になる
    と、前記スイッチ手段を制御して前記複数の記録手段の
    うちの所定の第2の記録手段を選択し、前記所定の第1
    の記録手段と共に前記画像信号を供給して記録させる手
    順とを具備したことを特徴とする撮像画像記録方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006086809A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Ikegami Tsushinki Co Ltd ビデオカメラ装置
US7603023B2 (en) 2003-12-08 2009-10-13 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and recording method capable of recording series of content data on different recording media

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