JP2003229951A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

Info

Publication number
JP2003229951A
JP2003229951A JP2002028364A JP2002028364A JP2003229951A JP 2003229951 A JP2003229951 A JP 2003229951A JP 2002028364 A JP2002028364 A JP 2002028364A JP 2002028364 A JP2002028364 A JP 2002028364A JP 2003229951 A JP2003229951 A JP 2003229951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
state
incoming
incoming call
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002028364A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Yoshinaga
勇和 吉永
Norihisa Okuhara
功久 奥原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2002028364A priority Critical patent/JP2003229951A/ja
Publication of JP2003229951A publication Critical patent/JP2003229951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信側移動局の着信通知状態や留守番電話機
能の設定を、発信側移動局から指定して設定することが
できるようにする。 【解決手段】 ROM19には、通信相手移動局の着信
状態(鳴音やバイブレータによる呼び出しや留守番電話
機能の設定)を指定するための着信状態コードが記憶さ
れており、表示部17と入力部18とを用いてそのいず
れかを指定すると、この指定された着信状態に対する着
信状態コードがROM19から読み出され、アンテナ1
0から送信される。また、かかる着信状態コードを受信
すると、制御部16は、この着信状態コードで指定され
た着信状態、例えば、呼び出しに鳴音が指定されている
ときには、スピーカ14から読み出し音を発生させ、バ
イブレーションが指定されているときには、バイブレー
タ21を動作させて使用者に着信があったことを知らせ
る。留守番電話機能も、同様に設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話や携帯
電話,PHS,システムコードレス電話などの移動局間
で、基地局や移動通信交換機などからなる固定局を介し
て、双方向無線通信を行なうことができるようにした移
動体通信システムに関する。 【0002】 【従来の技術】図1は一般的な移動体通信システムの構
成を概略的に示すブロック図であって、1は移動局、2
は基地局、3は制御装置、3’は処理装置、4は交換
機、4’はサーバ・制御装置、5は制御装置、5’は処
理装置、6は基地局、7は移動局、8は固定局である。 【0003】同図において、基地局2,制御装置3,交
換機4,制御装置5及び基地局6は固定局8を構成し、
この固定局8を介して移動局1,7同士の双方向無線通
信(通話やメールなど)が行なわれる。移動局1から無
線送信された情報(通話の音声信号やメール情報,発呼
などのための制御信号など)は基地局2で受信され、固
定局8で処理された後、相手先の移動局7が存在する通
信エリアの基地局6からこの移動局7に無線送信され
る。この場合、この送信される情報が通話によるもので
ある場合、固定局8では、制御装置3,交換機4及び制
御装置6が機能するが、パケット通信が行なわれるメー
ルの場合には、これら制御装置3,交換機4及び制御装
置6の代わりに、処理装置3’,サーバ・制御装置4’
及び処理装置5’によってパケット通信網が形成され
る。 【0004】図8は移動局間で通信が行なわれる場合の
かかる移動体通信システムの動作の流れを示すフローチ
ャートであって、同図(a)は通話である場合の動作を
示し、同図(b)はメール(パケット通信)である場合
の動作を示している。 【0005】まず、通話が行なわれる場合の動作につい
て説明する。 【0006】図8(a)において、通話やメールを発信
する側の一方の移動局(発信側移動局)1でこれが着信
された他方(相手)側の移動局(着信移動局)7の電話
番号を入力して発呼操作を行なうと、発信側移動局1の
電話番号や着信側移動局7の電話番号などからなる発信
制御信号による発呼の設定要求と発信無線状態報告の情
報が発信側移動局1から送信される(イ)。この情報は
基地局2で受信されて制御装置3に送られる。制御装置
3は、この情報が供給されると、発呼の要求を受け付け
て発信制御信号を保存し、受け付けた旨を基地局2を介
して発信側移動局1に通知する(ロ)。このようにして
発呼の設定要求が許可されると、発信側移動局1はそれ
固有の番号を、上記のようにして、制御装置3に送って
認証をして貰い(ハ)、この認証が終了すると、制御装
置3から発信側移動局1に使用する無線チャンネルの指
定がある(ニ)。発信側移動局1では、この指定された
無線チャンネルが設定され、相手の着信側移動局7の呼
び出し要求を送信する。これにより、固定局8では、こ
の呼び出し要求を受信すると、交換機4が制御装置3で
保存している発信制御信号の着信側移動局7の電話番号
などをもとに、この着信側移動局7と通信可能な基地局
6を探索し、基地局6を介してこの着信側移動局7の呼
び出しを行なう(ホ)。 【0007】そこで、着信側移動局7では、基地局6に
その着信無線状態を送信し(ヘ)、これが制御装置5で
確認されると、制御装置5はこの着信側移動局7の認証
を行ない(ト)、次いで、着信側移動局7に無線チャン
ネルを指定し(チ)、着呼の設定を行なう(リ)。これ
により、着信側移動局7では、発音手段による鳴音やバ
イブレータによる振動,発光手段による発光などによ
り、使用者に着信があったことを知らせる(ヌ)。使用
者が操作部(入力部)を操作してこれに応答すると、そ
の応答信号が固定局8を介して発信側移動局1に送信さ
れ(ル)、また、制御装置5は、この応答の確認を着信
側移動局7に通知する(オ)。これにより、移動局1,
7間が指定された無線チャンネルで通話可能となる
(ワ)。 【0008】以上のようにして、発信側移動局1から呼
び出しがあると、これら発信側移動局1と着信側移動局
7との間で通話が可能となる。かかる動作は、移動局7
を発信側、移動局1を着信側とする場合も同様である。 【0009】次に、メール通信が行なわれる場合の動作
について説明する。ここでも、移動局1を発信側、移動
局7を着信側とする。 【0010】図8(b)において、発信側移動局1でメ
ール情報や着信側移動局の電話番号などを入力し、その
送信操作が行なわれると、発信側移動局1からかかる電
話番号などを含む発信制御信号の送信がなされてパケッ
ト通信登録の要求が固定局8に対してなされる(1)。
固定局8では、この発信制御信号を基地局2で受信する
と、処理装置3’がサーバ・制御装置4’に対して発信
制御信号を送るとともにパケット通信情報の読み出しを
要求する(2)。この発信制御信号は、サーバ・制御装
置4’に保管される。この要求に応答してサーバ・制御
装置4’からパケット送信情報が読み出されると
(3)、これに基づいてパケット通信のための動作を行
なう。即ち、処理装置3’は、発信側移動局1にパケッ
ト認証を要求し(4)、発信側移動局1がこれに応答し
て認証が完了すると(5)、発信側移動局1からのパケ
ット通信登録要求を受けてその旨をこの発信側移動局1
に通知する(6)。これにより、発信側移動局1から固
定局8にメール情報が、相手先の着信側移動局7の電話
番号などの制御信号とともに、送信され、基地局2で受
信されたこのメール情報は処理装置3’を介してサーバ
・制御装置4’に保持される(7)。 【0011】サーバ・制御装置4’は、かかるメール情
報と発信制御信号とを取得し終わると、次いで、この発
信制御信号での電話番号の着信側移動局7と通信可能な
基地局6を探索し、この基地局6を介して着信側移動局
7の呼び出し(ページング)を行なう(8)。この呼び
出しを受けた着信側移動局7と固定局8との間で、発信
側移動局1がメールを送信する場合の上記の動作(1)
〜(6)と同様に、パケット通信登録要求(9),パケ
ット通信情報読み出し要求(10),パケット通信情報
読み出し応答(11),パケット認証要求(12),パ
ケット認証応答(13),パケット通信登録応答(1
4)が行なわれ、着信側移動局7と固定局8との間でメ
ール通信(パケット通信)が可能となって、サーバ・制
御装置4’に格納されているメール情報が基地局6から
着信側移動局7に送信される。 【0012】以上のようにして、発信側移動局1からメ
ール送信の要求があると、この移動局1を送信側、移動
局7を受信側としてこれら間のメール通話が可能とな
る。かかる動作は、移動局7を発信側、移動局1を着信
側とする場合も同様である。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】ところで、移動局で
は、着信があったことをその使用者に知らせる手段(以
下、着信通知手段という)として、着信音を鳴音させる
発音手段や移動局本体を振動させるバイブレータなどを
備えており、また、かかる着信通知手段が動作して使用
者に着信があったことを通知しても、使用者がこれに応
答しない場合には、通話の音声メッセージを移動局内部
に保存する留守番電話機能も備えている。そして、かか
る着信通知手段については、発音手段とバイブレータと
いずれを使用するかは、この移動局でもって選択設定さ
れるようにしている。また、留守番電話の機能は、上記
のように、着信通知手段による通知に対して使用者が応
答しないときに動作するようにしている。 【0014】このように、従来の移動局では、着信側の
選択によって着信通知の方法や留守番電話機能が実行さ
れるのであって、発信側でこれを決めることができず、
このため、以下に説明するような問題があった。 【0015】即ち、発信側としては、着信側の周囲環境
を配慮して、着信側に音声メッセージやメール情報を送
りたい場合でも、着信側で着信通知の状態が発音手段に
よる状態による状態に設定されている場合には、発信側
の配慮にかかわらず、着信音が鳴音してしまうし、ま
た、重要な電話をしたい場合やメール情報を送りたい場
合には、着信側でその着信に気付いて貰いたいものであ
るが、バイブレータによる着信通知状態が設定されてい
たり、着信音が鳴音しない状態に設定されていると、使
用者はこの着信に気が付かない場合もある。 【0016】また、着信側でも、会議などの場におい
て、重要な電話やメールの着信があると、直ちにそれに
気が付くようにするために、あるいはうっかり忘れて、
着信通知状態を発音手段による着信音の鳴音状態にして
おくと、重要でなく、また、緊急を要しない電話やメー
ルがあったときも、着信音が鳴音してその場の中で響き
渡るなどの不具合が生ずることになる。 【0017】本発明の目的は、かかる問題を解消し、着
信側の着信通知状態や留守番電話機能の実行を発信側で
設定することができるようにした移動体通信システムを
提供することにある。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、移動局は夫々、各種着信状態と着信状態
コードとの対応情報が格納されて、所望とする着信状態
の指定によって該当する該着信状態コードを読み取る手
段を有し、発信側の移動局から着信状態コード番号を発
信制御信号に付加して送信し、着信側の移動局で、発信
制御信号を着信制御信号として受信することにより、着
信制御信号での着信状態コードに応じた着信状態が設定
されるものである。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。本発明による移動体通信システムの実
施形態の全体の概略構成は、図1に示す構成と同様であ
る。 【0020】図2はかかる実施形態での移動局1,7の
一具体例を示すブロック図であって、10は送受信アン
テナ、11は送受信部、12は変復調部、13は音声符
号化/復号部、14はスピーカ、15はマイクロホン、
16は制御部、17は表示部、18は入力部、19はR
OM(Read Only Memory)、20はRAM(Randam Acce
ss Memory)、21はバイブレータである。 【0021】同図において、移動局には、着信通知手段
として、発音手段としてのスピーカ14とバイブレータ
21とを備えており、かかる着信通知手段の選択は、液
晶パネルなどからなる表示部17で表示されるメニュー
をもとに、操作部などからなる入力部18での操作によ
って行なうことができる。なお、このスピーカ14は通
話時での受話器として機能するものであり、これが上記
の発音手段に兼用される。 【0022】基地局2または6(図1)から送信された
発呼信号が送受信アンテナ10から送受信部11に受信
されると、この発呼信号は変復調部12で復調され、制
御部16に供給される。このとき、着信通知手段とし
て、スピーカ14が選択されているときには、制御部1
6が着信音信号を音声符号化/復号部13に供給し、こ
れを復号させてスピーカ14に供給する。これにより、
スピーカ14から着信音が出力される。また、着信通知
手段として、バイブレータ21が選択されているときに
は、制御部16がこのバイブレータ21を動作させ、移
動局本体(図示せず)を振動させる。 【0023】かかる着信通知があって、使用者が入力部
18を操作してこれに応答すると、制御部16が動作し
て音声符号化/復号部13などの通話手段を動作状態と
し、上記の従来例と同様にして、通話の場合には、送受
信部11で音声メッセージ信号が受信され、変復調部1
2で復調され、音声符号化/復号部13で復号されてス
ピーカ14に供給される。これにより、スピーカ14か
ら音声メッセージが出力される。また、マイクロホン1
5から入力された音声メッセージは、音声符号化/復号
部13で符号化され、変復調部12で変調された後、送
受信部11によって送受信アンテナ10から送信され
る。このようにして、移動局間で通話が行なわれる。 【0024】また、メールの場合には、送受信部11で
受信されたメール情報が、変復調部12で復調された
後、制御部16の制御のもとに、一旦RAM20に記憶
され、次いで、これが読み出されて表示部17に供給さ
れる。これにより、表示部17にメールが表示される。 【0025】次に、相手側の移動局(着信側移動局)と
通話する場合やメール送信を行なう場合には、使用者は
表示部17に表示されるメニューをもとに、入力部18
で着信側移動局の電話番号の入力などの操作、あるいは
RAM20に格納されている着信側移動局の電話番号の
読み出し操作を行なうことにより、発呼操作を行なう。
この発呼に対する着信側移動局からの応答を受信する
と、通話の場合、制御部16は音声符号化/復号部13
などの通話のための手段を動作状態とする。これによ
り、着信側移動局との通話ができるようになる。また、
メールを送信する場合には、同様の着信側移動局からの
応答後、表示部17のメニューに従って、使用者が入力
部18を操作することにより、メールを入力すると、そ
のメール情報が、制御部16の制御のもとに、表示部1
7に表示されるとともに、RAM20に記憶される。そ
して、使用者がその送信操作を行なうと、制御部16は
RAM20からこのメール情報を読み取る。このメール
情報は、変復調部12で変調された後、送受信部11に
よって送信される。 【0026】また、発信側移動局からの音声着信があっ
た場合、この着信側移動局では、上記のような着信通知
に対して使用者が応答操作を行なわない場合には、この
着信側移動局で留守番電話機能が設定されているなら
ば、所定時間の着信通知の後、留守番電話機能に切り換
わる。この場合には、着信側移動局内のRAM20に音
声メッセージを、制御部16の制御のもとに、保存して
おく(但し、その保存件数には、制限がある)。また、
着信側移動局では、表示部17で留守番電話があったこ
とがアイコンなどによって表示される。 【0027】以上は従来の移動体通信システムの場合と
同様であるが、この実施形態では、着信側移動局での着
信通知手段による着信通知状態や留守番電話機能された
状態(以下、これらを総称して着信状態という)のうち
のいずれかの選択を発信側移動局からも行なうことがで
きるようにしたものである。つまり、発信側移動局か
ら、着信側移動局での着信通知を鳴音で行なうようにす
るか、振動で行なうようにするか、あるいは留守番電話
とするかを指定できるようにする。これを図3〜図7を
用いて説明する。 【0028】このために、移動局のROM19には、送
信相手となる移動局での着信通知手段を指定したり、留
守番電話機能設定の指定したりといった着信状態指定の
ための情報(以下、着信状態指定情報という)が格納さ
れており、使用者は、通話やメールの発信をする際に
は、かかる着信状態指定情報が表示部17に表示され、
それらのいずれかを選択して着信状態を指定するするこ
とにより、着信側移動局での着信状態を鳴音か、振動
か、留守番電話機能かのいずれかに設定することができ
る。 【0029】図3はROM19に格納されている着信状
態指定情報の一具体例を示す図である。 【0030】同図において、ここでは、着信状態とし
て、上記のように、「鳴音」,「バイブレーション(振
動)」,「留守番電話」の3種類のものを指定すること
ができるものとしており、例えば、「鳴音」に着信状態
コード“1”が、「バイブレーション」に着信状態コー
ド“2”が、「留守番電話」に着信状態コード“3”が
夫々設定されている。また、着信状態を指定しない場合
の着信状態コードとして、“0”が設定されている。勿
論、これら以外の着信状態も指定できるようにしてもよ
い。 【0031】発信側移動局の発信制御信号を送信するま
での動作を、図4を参照して、説明する。 【0032】図2及び図4において、入力部18で通話
またはメールの送信モードの設定操作をすると、制御部
16はROM19から図3に示すテーブルから着信状態
の名称「鳴音」,「バイブレーション」,「留守番電話」
や「選択せず」が読み出され、表示部17に表示される
(ステップ100)。そこで、使用者が入力部18を操
作してそのいずれかを選択すると(ステップ101)、
制御部16はこの選択された着信状態に対する着信状態
コードをROM19から読み出して保持する。かかる状
態で、通話やメール送信のために、入力部18を操作す
ることにより、相手先の移動局の電話番号を入力して
(以下では、上記のように、RAM20から相手先移動
局の電話番号を選択する場合も、電話番号の入力とい
う)発呼操作を行なうと、制御部16でこの電話番号な
どの発信制御信号に、保持されている着信状態コードが
付加され、変復調部12で変調されて送受信部11から
送信される(ステップ102)。図5はかかる発信制御
信号のフォーマットの一具体例を示すものであって、こ
れは、例えば、送信相手側(着信側)の電話番号などで
表わされる着識別番号と送信元側(発信側)の電話番号
などで表わされる発識別番号に、着信状態コードが付加
されたフォーマットとなっている。 【0033】また、表示部17に表示される着信状態の
名称のうちの「指定せず」を選択すると(図4のステッ
プ101)、図5において、着信状態コードとして番号
“0”が発信制御信号に付加される(図4のステップ1
03)。 【0034】なお、表示部17で表示される着信状態の
いずれをも選択しない状態が所定時間経過すると、表示
されている着信状態の名称「指定せず」を選択したもの
と同等とすることもできるし、また、「指定せず」の場
合には、制御部16は発信制御信号に着信状態コードを
付加しないで送信するようにしてもよい。 【0035】図6はこの実施形態での移動局1,7間で
通信が行なわれる場合の動作の流れを示すフローチャー
トであって、同図(a)は通話である場合の動作を示
し、同図(b)はメール(パケット通信)である場合の
動作を示している。ここでは、図8(a),(b)に対
応する動作には、同一符号を付けている。 【0036】まず、通話が行なわれる場合の動作につい
て説明すると、図4で説明したように、発信制御信号に
着信状態コードが付加されて送受信部11(図2)から
送信されるが、これが図6(a)における動作(イ)で
あり、ここで、「着信コード+呼設定」が上記の着信状
態コードが付加された発信制御信号である。この着信状
態コードが付加された発信制御信号(着信コード+呼設
定)は、制御装置3で保持される。 【0037】それ以降の動作(ロ)〜(ニ)は図8
(a)での動作(ロ)〜(ニ)と同様であり、発信側の
移動局1から着信側移動局7の呼び出し要求があると
(ホ)、上記の従来のシステムと同様に、着信側の移動
局7と通信可能な基地局6を介して、着信状態コードが
付加された発信制御信号をこの移動局7に送信し、この
移動局7の呼び出しを行なう(ホ)’。 【0038】移動局7は、かかる発信制御信号を着信制
御信号として受信し、図8で示した従来システムと同様
に、動作(ヘ)〜(リ)を行ない、次いで、使用者に着
信通知などを行なうのであるが、これを図2及び図7を
用いて説明する。 【0039】発信側の移動局1から着信状態コードが付
加された着信制御信号が送受信部11で受信されると、
この着信制御信号は変復調部12で復調されて制御部1
6に供給される(ステップ200)。制御部16は、供
給された着信制御信号から着信状態コードを抽出し、こ
の着信状態コードから指定された着信状態を判定し、そ
の判定結果に基づいて着信状態を設定する(ステップ2
01)。 【0040】いま、着信状態コードが“1”とすると、
図3により、「鳴音」の着信状態が指定されたことにな
り、制御部16は着信信号を音声符号化/復号部13に
供給し、これを復号させてスピーカ14に供給する。こ
れにより、スピーカ14から着信音が出力される。ま
た、着信状態コードが“2”とすると、図3により、
「バイブレーション」の着信状態が指定されたことにな
り、制御部16はバイブレータ21を動作させ、移動局
本体(図示せず)を振動させる。さらに、着信状態コー
ドが“3”とすると、図3により、「留守番電話」の着
信状態が指定されたことになり、制御部16は留守番電
話のモードとする(ステップ203)。また、受信した
着信制御信号付加されている着信状態コードが「指定せ
ず」に対するものである場合には(ステップ201)、
この着信側移動局7で使用者によって設定されている着
信状態が用いられることになる(ステップ202)。 【0041】図6(b)に示すメール通信の場合も、図
8(b)に示した従来のシステムでのメール通信の場合
と基本的には同様であるが、発信側から着信側の移動局
での着信状態を指定して設定できるようにしたため、動
作(1)で発信側の移動局1から着信状態コードも送信
し、動作(2)でかかる着信状態コードもサーバ・制御
装置4’で保存する点、着信側の移動局7を呼び出す
(ページング)際に、この着信状態コードもこの移動局
に送信し、この送信される着信状態コードによって着信
側移動局7の着信状態が設定される点が、図8(b)に
示した従来のシステムのメール通信の動作と異なる。 【0042】以上のようにして、発信側移動局からその
相手側となる着信側移動局の着信状態を指定することが
でき、この着信側移動局では、発信元で指定された着信
状態が設定され、鳴音やバイブレーションによる着信通
知や留守番電話が発信側の指定に基づいて行なわれるこ
とになる。従って、緊急を要するような、あるいは重要
な通話を必要とする場合やメールを送る場合には、発信
側で着信側の着信状態を「鳴音」と指定することによ
り、例え送信先の着信側移動局で着信状態が「バイブレ
ーション」と設定されていても、通話の着呼やメールの
受信は鳴音で使用者に通知されることになり、使用者は
これらを確実に認識することができる。また、 着信側
移動局の使用者が会議や図書館,コンサートなどの静か
な環境が要求される場に居り、このことを発信側の移動
局の使用者がしっていて、いつでもよいからしって貰い
たいような内容の通話やメールを送る場合には、発信側
で着信側の着信状態を「バイブレーション」と指定する
ことにより、例え送信先の着信側移動局で着信状態が
「鳴音」と設定されていても、着信側の移動局で通話の
着呼やメールの受信の受信の際には、鳴音による使用者
への通知がなされることになく、使用者の周囲環境を損
ねることがない。 【0043】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発信側の移動局から着信側の移動局の着信状態を指定す
ることができるから、着信側移動局でその使用者によっ
て設定された着信状態にかかわらず、着信側移動局の使
用者の周囲環境や通信内容に応じて着信状態を設定する
ことができ、
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による移動体通信システムの一実施形態
の概略構成を示すブロック図である。 【図2】図1における移動局の一具体例を示すブロック
図である。 【図3】図2におけるROMに格納されている着信状態
指定情報の一具体例を示す図である。 【図4】図2における移動局での発信の際の着信状態コ
ードの処理動作を示すフローチャートである。 【図5】図2における移動局での発信の際に用いる発信
制御信号のフォーマットの一具体例を示す図である。 【図6】図1に示す実施形態の通話とメール通信とでの
動作を示すフローチャートである。 【図7】図2における移動局での着信の際の着信状態コ
ードによる着信状態の設定動作を示すフローチャートで
ある。 【図8】従来の移動体通信システムの通話とメール通信
とでの動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1 移動局 2 基地局 3 制御装置 3’ 処理装置 4 交換機 4’ サーバ・制御装置 5 制御装置 5’ 処理装置 6 基地局 7 移動局 10 送受信アンテナ 11 送受信部 12 変復調部 13 音声符号化/復号部 14 スピーカ 15 マイクロホン 16 制御部 17 表示部 18 入力部 19 ROM(Read Only Memory) 20 RAM(Randam Access Memory) 21 バイブレータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 AA12 AA16 BB01 CC08 FF22 FF25 5K039 BB05 BB06 CC01 JJ06 JJ08 5K067 AA21 BB04 EE02 EE10 EE25 FF02 GG01 GG11 HH23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定局を介して移動局間の双方向通信を
    可能として、着信側の移動局では、設定された着信状態
    で着信動作を行なうようにした移動体通信システムにお
    いて、 該移動局は夫々、各種着信状態と着信状態コードとの対
    応情報が格納されて、所望とする着信状態の指定によっ
    て該当する該着信状態コードを読み取る手段を有し、 発信側の該移動局から該着信状態コード番号を発信制御
    信号に付加して送信し、着信側の該移動局で、該発信制
    御信号を着信制御信号として受信することにより、該着
    信制御信号での該着信状態コードに応じた着信状態が設
    定されることを特徴とする移動体通信システム。
JP2002028364A 2002-02-05 2002-02-05 移動体通信システム Pending JP2003229951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028364A JP2003229951A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 移動体通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028364A JP2003229951A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 移動体通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003229951A true JP2003229951A (ja) 2003-08-15

Family

ID=27749605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002028364A Pending JP2003229951A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 移動体通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003229951A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7421270B2 (en) Method of remotely changing operating characteristics of a communications device
US8036363B2 (en) Communication terminal apparatus, communication method, and recording medium for establishing communications with a plurality of persons in a plurality of communication manners
KR20060058589A (ko) 이동통신 단말기에서 착신알림 설정방법
JP2002247144A (ja) 携帯電話装置およびその着信方法
JP2004363999A (ja) 携帯電話機、携帯電話基地局サーバ及びip電話装置と電子メールシステム
JP2002369257A (ja) 携帯端末装置の着信通知方法及びその携帯端末装置
JP2001025062A (ja) 携帯電話装置
KR20010011055A (ko) 이동무선 단말기에서 문자메시지 자동전송방법
KR20030056470A (ko) 이동통신단말기에 있어서 통화중 알림 기능 제공 방법
JP2003229951A (ja) 移動体通信システム
JP3214359B2 (ja) 携帯無線電話装置
JP2000332677A (ja) 移動体通信端末
JP2002290503A (ja) 無線通信端末
KR100565837B1 (ko) 이동통신 단말기의 링백톤 서비스 방법
KR20020069987A (ko) 단문 메시지 서비스를 이용하여 개인 비서 기능을 갖는이동 통신 단말기 및 그 구현 방법
JPH10108256A (ja) 通信端末
KR20000044489A (ko) 이동통신단말시스템의 단문메시지 서비스 방법
JP2001045563A (ja) 基地局及び携帯通信端末
KR20050017447A (ko) 회의모드 기능을 제공하는 이동통신 단말기 및 방법
JP2004179884A (ja) 通話機能付き通信装置および通信システム
KR20020021474A (ko) 회의 모드시 휴대폰과 이동교환국의 착신 호 처리방법
JP2002315054A (ja) 通信方法、通信装置および通信プログラム
JP2003319030A (ja) 電話端末
JP2003087358A (ja) 移動無線端末装置
JP2006287608A (ja) サーバ装置、通信システムおよび鳴動制御方法