JP2003229339A - 集積回路素子の処理装置 - Google Patents

集積回路素子の処理装置

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JP2003229339A
JP2003229339A JP2002029034A JP2002029034A JP2003229339A JP 2003229339 A JP2003229339 A JP 2003229339A JP 2002029034 A JP2002029034 A JP 2002029034A JP 2002029034 A JP2002029034 A JP 2002029034A JP 2003229339 A JP2003229339 A JP 2003229339A
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circuit element
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Shinkichi Furubiki
伸吉 古曳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、集積回路の処理装置に関し、少な
くとも試験工程からマーキング、梱包工程までの一連の
処理を、1台で処理することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、搬送ユニット2、3、4、5
に測定ステージS4、マーキングステージS7を設け、
この搬送ユニット2、3、4、5により搬送される集積
回路素子を梱包する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の処理装
置に関し、例えばCSP(Chip Size Package )、SO
P(Small Outline Package )、QFP(Quad Flat Pac
kage)、BGA(Ball Grid Array )等の各種パッケー
ジによる集積回路素子の製造装置に適用することができ
る。本発明は、搬送ユニットに測定ステージ、マーキン
グステージを設け、この搬送ユニットにより搬送される
集積回路素子を梱包することにより、少なくとも試験工
程からマーキング、梱包工程までの一連の処理を、1台
で処理することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路素子においては、半導体
チップを樹脂によりモールディングした後、測定装置に
より種々の特性を試験し、その後、マーキング、梱包さ
れて出荷されるようになされている。
【0003】集積回路素子の製造工程において、マーキ
ング工程及び梱包工程においては、ほぼ同一のタクトに
より各種の集積回路素子を処理することができる。これ
によりマーキング工程及び梱包工程については、例えば
特許2667712号公報に開示されているように、1
台の処理装置により処理できるようになされている。こ
れに対して測定装置による試験工程においては、製品に
よって種々に試験項目が異なり、またマーキング工程等
に比して、一般的にタクトが長くなる。なおここでタク
トは、製品を連続して処理する際の製品1個当たりの処
理時間である。
【0004】このため集積回路素子の製造工程において
は、モールディング工程の後、バッチ処理により集積回
路素子の特性を試験した後、同様のバッチ処理によりマ
ーキング、梱包するようになされ、測定装置、マーキン
グ及び梱包の装置においては、このようなバッチ処理に
対応できるように、パーツフィダー、トレイ等により集
積回路素子が供給されるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなバ
ッチ処理により集積回路素子を処理する場合、パーツフ
ィダー、トレイ等による搬送過程で、リードフレームの
形状が変形して不良品となったり、異物が混入する場合
等の、各種不具合を完全に防止することが困難な問題が
ある。
【0006】これにより少なくとも試験工程からマーキ
ング、梱包工程までの一連の処理を、1台の処理装置に
より処理することができれば、その分、この種のバッチ
処理に伴う搬送過程による各種の不具合を防止すること
ができると考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、少なくとも試験工程からマーキング、梱包工程まで
の一連の処理を、1台で処理することができる集積回路
素子の処理装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、集積回路素子を順次供給
する供給ユニットと、ターンテーブルの周縁部に所定の
角間隔で設けられた集積回路素子の収納部に供給ユニッ
トより供給される集積回路素子を保持し、ターンテーブ
ルの間欠的な回転により、集積回路素子を順次搬送する
搬送ユニットと、ターンテーブルの間欠的な回転による
一時停止の位置において、集積回路素子の特性を試験す
る測定ステージと、ターンテーブルの間欠的な回転によ
る一時停止の位置において、集積回路素子をマーキング
するマーキングステージと、搬送ユニットにより搬送さ
れる集積回路素子を梱包する梱包ユニットとを備えるよ
うにする。
【0009】また請求項2の発明においては、請求項1
の構成において、マーキングステージに対して、測定ス
テージが複数設けられ、複数の測定ステージは、同一の
試験を同時並列的に実行する。
【0010】請求項1の構成によれば、集積回路素子を
順次供給する供給ユニットと、ターンテーブルの周縁部
に所定の角間隔で設けられた集積回路素子の収納部に供
給ユニットより供給される集積回路素子を保持し、ター
ンテーブルの間欠的な回転により、集積回路素子を順次
搬送する搬送ユニットと、ターンテーブルの間欠的な回
転による一時停止の位置において、集積回路素子の特性
を試験する測定ステージと、ターンテーブルの間欠的な
回転による一時停止の位置において、集積回路素子をマ
ーキングするマーキングステージと、搬送ユニットによ
り搬送される集積回路素子を梱包する梱包ユニットとを
備えることにより、供給ユニットによる集積回路素子を
供給して、測定ステージにより特性を測定し、マーキン
グステージにより型番等を印刷した後、梱包ユニットに
より集積回路素子を梱包することができる。これにより
試験工程からマーキング、梱包工程までの一連の処理
を、1台で処理することができる。
【0011】また請求項2の構成によれば、請求項1の
構成において、マーキングステージに対して、測定ステ
ージが複数設けられ、複数の測定ステージは、同一の試
験を同時並列的に実行することにより、測定ステージに
おける試験時間が長い場合でも、各ステージにおける無
駄な待ち時間を少なくして効率良く装置を運転すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0013】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係る集積回路素子の処理
装置を示す平面図である。処理装置1は、CSP、SO
P、QFP又はBGAによる集積回路素子が供給ユニッ
ト2から供給され、これら集積回路素子の特性を測定ユ
ニット3で試験した後、マーキングユニット4、外観検
査ユニット5で順次マーキング、外観検査し、テーピン
グ梱包ユニット6によりテーピング梱包する。
【0014】ここで処理装置1において、供給ユニット
2、測定ユニット3、マーキングユニット4、外観検査
ユニット5は、それぞれ集積回路素子を搬送するターン
テーブル2A、3A、4A、5Aと、各ユニットの処理
に必要な後述する周辺機構とにより構成され、各ターン
テーブル2A、3A、4A、5Aには、交換可能に、処
理対象のパッケージ形状に応じた集積回路素子の収納機
構7が設けられるようになされている。これにより処理
装置1は、処理対象の集積回路素子に応じて、この収納
機構7を交換し、また必要に応じてターンテーブル2
A、3A、4A、5A間の搬送機構、外観検査プログラ
ム、試験プログラムを交換することにより、各種パッケ
ージ形状、各種製品の集積回路素子を広く処理すること
ができるようになされている。
【0015】処理装置1は、これら供給ユニット2、測
定ユニット3、マーキングユニット4、外観検査ユニッ
ト5が図示しないコントローラの制御により連動して動
作するようになされ、これにより集積回路素子を順次処
理して出荷できるようになされている。
【0016】ここで供給ユニット2は、トレイに整列さ
れて、又は所定の収納ケースにバラ詰めされて、集積回
路素子が供給される。収納ケースにバラ詰めされて集積
回路素子が供給される場合、供給ユニット2は、パーツ
フィダー8が接続され、このパーツフィダー8により集
積回路素子を整列してガイド9によりターンテーブル2
Aに導くようになされている。これに対してトレイに整
列されて集積回路素子が供給される場合、供給ユニット
2は、パーツフィダー8に代えて、このトレイより集積
回路素子をターンテーブル2Aに導くようになされてい
る。
【0017】供給ユニット2は、ターンテーブル2Aの
周縁部に、収納機構7による集積回路素子の収納部であ
る凹部10が所定の角間隔により形成され、この処理装
置1のタクトにより、この図においては矢印Aにより示
すように反時計方向に所定の角度だけ間欠的に回転し、
順次、ガイド9の先端に凹部10が停止するようになさ
れている。供給ユニット2は、集積回路素子をガイド9
よりこの凹部10に自然落下させ、これによりターンテ
ーブル2Aに集積回路素子を順次供給するようになされ
ている。
【0018】供給ユニット2は、このようにして集積回
路素子が供給されてなるターンテーブル2Aの次の回転
停止位置が位置ずれ検出ステージS1に設定される。す
なわち供給ユニット2は、この回転停止位置に撮像装置
12が配置され、この撮像装置12により凹部10に供
給された集積回路素子を撮像するようになされている。
処理装置1では、図示しない画像処理装置により、この
撮像装置12による撮像結果を処理することにより、集
積回路素子の位置ずれを検出するようになされている。
【0019】供給ユニット2は、この撮像装置12が配
置されてなる回転停止位置より1つ間を挟んで、続く2
つの回転停止位置が搬送ステージS2に設定され、この
搬送ステージで測定ユニット3に集積回路素子を搬送す
る。これにより処理装置1では、測定ユニット3に対し
て集積回路素子を2個づつ供給することができるように
なされ、またこの供給に対応して測定ユニット3では集
積回路素子を2個づつ同時並列的に処理できるようにな
されている。
【0020】すなわち測定ユニット3において、ターン
テーブル3Aは、供給ユニット2のターンテーブル2A
に対して、周長が約2倍となるように形成され、収納機
構7により集積回路素子を保持する凹部13が供給ユニ
ット2のターンテーブル2Aに対応するように形成され
る。測定ユニット3は、図示しない搬送機構により、供
給ユニット2のターンテーブル2Aに保持された集積回
路素子を吸着した後、ターンテーブル3Aに搬送する。
【0021】測定ユニット3は、この図において矢印B
により示すように、反時計方向に、2つの凹部13に対
応する一定の角度によりターンテーブル3Aが間欠的に
回転し、これにより集積回路素子を2個づつ搬送する。
測定ユニット3は、このように集積回路素子が供給され
てなる回転停止位置より、続く回転停止位置が第1の位
置決めステージS3に設定される。すなわち測定ユニッ
ト3は、この第1の位置決めステージS3に、集積回路
素子の向きを補正する位置決め機構14が配置され、供
給ユニット2の撮像装置12より得られた撮像結果の処
理結果に応じて、この位置決め機構14により集積回路
素子を位置決めするようになされている。
【0022】測定ユニット3は、さらに続く回転停止位
置が測定ステージS4に設定され、この測定ステージS
4において、2つの集積回路素子に対して同一の試験を
同時並列的に試験する。すなわち測定ユニット3は、こ
の回転停止位置にテストヘッド16が配置され、このテ
ストヘッド16を介して集積回路素子の各端子に図示し
ない測定装置が接続されるようになされている。測定ユ
ニット3は、この測定装置において、2つの集積回路素
子の特性を試験するためのテストパターンを共通に生成
し、各集積回路素子に印加する。またこのテストパター
ンの応答を各集積回路素子より得、この応答を判定して
集積回路素子を試験する。また必要に応じて、耐圧試
験、漏れ電流等の試験項目をこの測定装置により実施す
る。また必要に応じて加熱等により集積回路素子を所定
の試験温度に保持してこれらの試験を実施するようにな
されている。
【0023】測定ユニット3は、さらに続く回転停止位
置が第2の位置決めステージS5に設定される。測定ユ
ニット3は、この第2の位置決めステージS5に、それ
ぞれ撮像装置を有する位置決め機構17が配置され、こ
れらの撮像装置による撮像結果の画像処理により集積回
路素子の位置ずれを検出し、この検出結果により集積回
路素子を位置決めする。
【0024】測定ユニット3は、さらに続く回転停止位
置が搬送ステージS6に設定され、この搬送ステージS
6において、2個の集積回路素子を同時並列的にマーキ
ングユニット4に搬送する。なお処理装置1では、この
場合も、供給ユニット2から測定ユニット3への搬送の
場合と同様に、所定の搬送機構による吸着により集積回
路素子を搬送するようになされている。
【0025】マーキングユニット4は、矢印Cにより示
すターンテーブル4Aの間欠的な回転により集積回路素
子を1個づつ搬送する。すなわちマーキングユニット4
は、搬送ステージS6に続く回転停止位置がマーキング
ステージS7に設定され、このマーキングステージS7
に配置された印刷機構により集積回路素子の上面に集積
回路素子の型番等を印刷する。
【0026】さらにマーキングユニット4は、1つ間を
置いて、続く回転停止位置が特性NGステージS8に設
定され、測定ステージS4による試験結果に応じて、こ
の特性NGステージS8に配置された直交ロボット19
により、特性NGトレイTに不良品の集積回路素子を選
択的に搬送し、これにより不良品を除去する。
【0027】さらにマーキングユニット4は、続く回転
停止位置が搬送ステージS9に設定され、この搬送ステ
ージS9に配置された搬送機構により続く外観検査ユニ
ット5に1個づつ集積回路素子を搬送するようになされ
ている。なおマーキングユニット4におけるターンテー
ブル4Aは、測定ユニット3において集積回路素子を加
温した場合、全体が冷却ステージとして機能するよう
に、十分に熱伝導率の高い材料により、また蓄熱しない
ように形成される。
【0028】外観検査ユニット5は、矢印Dにより示す
ターンテーブル4Aの間欠的な回転により集積回路素子
を1個づつ搬送する。外観検査ユニット5は、搬送ステ
ージS9に続く回転停止位置が位置決めステージS10
に設定され、この位置決めステージS10に設けられた
撮像機構による撮像結果に基づいて、集積回路素子が位
置決めされる。
【0029】外観検査ユニット5は、続く回転停止位置
が外観検査ステージS11に設定され、この外観検査ス
テージS11に設けられた撮像機構による撮像結果の処
理により、集積回路素子の外観検査が実施される。なお
この外観検査は、マーキングの不良、リードピッチ、リ
ード浮き等の検査である。外観検査ユニット5は、2つ
間を置いて、続く回転停止位置が搬送ステージS12に
設定され、この搬送ステージS12に設けられた搬送機
構によりテーピング梱包ユニット6に集積回路素子が搬
送されるようになされている。なお外観検査ユニット5
は、この搬送ステージS12において、外観検査ステー
ジS11で良品と判断された集積回路素子だけを選択的
に搬送し、外観検査ステージS11で不良品と判断され
た集積回路素子については、図示しない続くステージに
配置した搬送機構によりリペアー用のトレイに搬送する
ようになされている。
【0030】テーピング梱包ユニット6は、供給リール
から巻き取りリールに搬送用テープ20が巻き取られ、
外観検査ユニット5の搬送ステージS12から集積回路
素子を搬送してこの搬送用テープ20にテーピングす
る。テーピング梱包ユニット6は、この搬送用テープ2
0の巻き取りリール側に、撮像機構21が配置され、こ
の撮像機構21による撮像結果の画像処理によりテーピ
ングの異常を検出し、さらにテーピングが異常の場合に
は、該当する集積回路素子を搬送用テープ20より取り
外し、所定位置に搬送する。
【0031】これにより処理装置1において、測定ユニ
ット3、マーキングユニット4、外観検査ユニット5
は、ターンテーブル3A、4A、5Aの周縁部に所定の
角間隔で設けられた集積回路素子の収納部に供給ユニッ
ト2より供給される集積回路素子を保持し、これらター
ンテーブル3A、4A、5Aの間欠的な回転により、こ
の集積回路素子を順次搬送する搬送ユニットを構成する
ようになされている。
【0032】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、この処理装置1においては、処理
対象である各種パッケージの集積回路素子がトレイに整
列されて供給ユニット2より供給され、この集積回路素
子が順次測定ユニット3、マーキングユニット4、外観
検査ユニット5を順次搬送され、テーピング梱包ユニッ
ト6によりテーピングされる。また所定の収納ケースに
バラ詰めされて集積回路素子が供給される場合には、パ
ーツフィダー8を介して供給ユニット2に集積回路素子
が供給され、同様に、順次搬送されてテーピングされ
る。
【0033】集積回路素子は、このような搬送過程で、
測定ユニット3の測定ステージS4において特性が試験
され、マーキングユニット4のマーキングステージS7
においてマーキングされ、外観検査ユニット5の外観検
査ステージS11において外観検査され、その後、テー
ピング梱包ユニット6によりテーピングされる。これに
よりこの処理装置1においては、試験工程からマーキン
グ、梱包工程までの一連の処理を、1台で処理すること
ができる。
【0034】このようにして処理するにつき、集積回路
素子は、供給ユニット2から1個づつ供給された後、測
定ユニット3に2個づつ供給されて搬送され、この測定
ユニット3の2つの測定ステージS4において、2つの
集積回路素子が同時並列的に試験される。さらにこの測
定ユニット3からマーキングユニット4に2個づつ搬送
され、この測定ユニット3において1個づつ搬送され
る。また続く外観検査ユニット5、テーピング梱包ユニ
ット6に順次1個づつ搬送され、このテーピング梱包ユ
ニット6で1個づつテーピングされる。
【0035】これによりこの処理装置1においては、測
定ステージS4における試験に時間を要する場合でも、
マーキングステージS10等における無駄な待ち時間を
少なくして効率良く装置を運転することができるように
なされている。
【0036】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、搬送ユニットに測定ステージ、マ
ーキングステージを設け、この搬送ユニットにより搬送
される集積回路素子を梱包することにより、少なくとも
試験工程からマーキング、梱包工程までの一連の処理
を、1台で処理することができる。
【0037】(2)第2の実施の形態 図2は、本発明の第2の実施の形態に係る処理装置を示
す平面図である。この処理装置31においては、測定ユ
ニット33において、4個の集積回路素子を同時並列的
に試験する。なおこの処理装置31において、図1につ
いて上述した処理装置1と同一の構成は、対応する符号
を付して示し、重複した説明は省略する。
【0038】この処理装置31において、供給ユニット
32は、パレット35に整列して集積回路素子が供給さ
れ、この集積回路素子をガイド36によりガイドし、自
然落下により測定ユニット33のターンテーブル33A
に導く。
【0039】測定ユニット33は、ターンテーブル33
Aの周縁部に所定の角間隔で集積回路素子の収納部であ
る凹部が形成され、供給ステージS31において、供給
ユニット32より供給される集積回路素子をこの凹部に
保持する。さらに測定ユニット33は、このターンテー
ブル33Aの間欠的な回転により、この凹部に収納した
集積回路素子を搬送し、連続する4つの回転停止位置に
それぞれ測定ステージS32が形成されるようになされ
ている。測定ユニット33は、この4つの測定ステージ
S32で同時並列的に集積回路素子を試験する。さらに
続く搬送ステージS33において、続くマーキングユニ
ット34に集積回路素子を1個づつ搬送する。
【0040】マーキングユニット34は、測定ユニット
33より搬送される集積回路素子をターンテーブル34
Aにより1個づつ搬送する。マーキングユニット34
は、搬送ステージS33に続くステージがマーキングス
テージS34に設定され、このマーキングステージS3
4において集積回路素子に型番等を印刷する。マーキン
グユニット34は、搬送ステージS35によりこのよう
にしてマーキングした集積回路素子を続く外観検査ユニ
ット5に搬送する。
【0041】外観検査ユニット5は、外観検査ステージ
S11と搬送ステージS12との間に、特性NGステー
ジS36が設けられる点を除いて、第1の実施の形態に
係る処理装置1と同一に構成される。この外観検査ユニ
ット5は、この特性NGステージS36により試験、外
観検査等により不良品と判定された集積回路素子が取り
除かれ、各不良内容毎に、専用のトレイ39A〜39H
に収納されるようになされている。
【0042】図2に示す構成のように、マーキングステ
ージに対して測定ステージを4個所設けるようにして
も、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0043】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、マーキングステージ
に対して測定ステージを2個所及び4個所設ける場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、マーキングス
テージに対して測定ステージを複数設けるようにしても
よく、また測定ステージにおける測定時間が実用上十分
な場合には、マーキングステージに対して測定ステージ
を1個所設けるようにしてもよい。
【0044】また上述の実施の形態においては、トレ
イ、パーツフィーダーにより集積回路素子を供給する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば切
断前のリードフレームに保持されて集積回路素子を供給
する場合等にも広く適用することができる。
【0045】また上述の実施の形態においては、測定、
マーキング、外観検査毎にターンテーブルを設ける場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば1つ
のターンテーブルにこれら各処理用のステージを設ける
場合等、搬送ユニットの構成においては必要に応じて種
々の形態を広く適用することができる。
【0046】また上述の実施の形態においては、テーピ
ングにより集積回路素子を梱包する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、カートリッジ等に梱包して
出荷する場合等にも広く適用することができる。
【0047】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、搬送ユニ
ットに測定ステージ、マーキングステージを設け、この
搬送ユニットにより搬送される集積回路素子を梱包する
ことにより、少なくとも試験工程からマーキング、梱包
工程までの一連の処理を、1台で処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る集積回路素子
の処理装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る集積回路素子
の処理装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、31……処理装置、2、32……供給ユニット、
3、33……測定ユニット、4、34……マーキングユ
ニット、5……外観検査ユニット、6……テーピング梱
包ユニット、2A、3A、4A、5A、33A、34A
……ターンテーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路素子を順次供給する供給ユニット
    と、 ターンテーブルの周縁部に所定の角間隔で設けられた集
    積回路素子の収納部に前記供給ユニットより供給される
    前記集積回路素子を保持し、前記ターンテーブルの間欠
    的な回転により、前記集積回路素子を順次搬送する搬送
    ユニットと、 前記ターンテーブルの間欠的な回転による一時停止の位
    置において、前記集積回路素子の特性を試験する測定ス
    テージと、 前記ターンテーブルの間欠的な回転による一時停止の位
    置において、前記集積回路素子をマーキングするマーキ
    ングステージと、 前記搬送ユニットにより搬送される前記集積回路素子を
    梱包する梱包ユニットとを備えることを特徴とする集積
    回路素子の処理装置。
  2. 【請求項2】前記マーキングステージに対して、前記測
    定ステージが複数設けられ、 前記複数の測定ステージは、 同一の試験を同時並列的に実行することを特徴とする請
    求項1に記載の集積回路素子の処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111776719A (zh) * 2020-06-09 2020-10-16 温州职业技术学院 一种芯片自动打标检测包装一体机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111776719A (zh) * 2020-06-09 2020-10-16 温州职业技术学院 一种芯片自动打标检测包装一体机

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