JP2002071753A - ハンドラ - Google Patents

ハンドラ

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JP2002071753A
JP2002071753A JP2000261072A JP2000261072A JP2002071753A JP 2002071753 A JP2002071753 A JP 2002071753A JP 2000261072 A JP2000261072 A JP 2000261072A JP 2000261072 A JP2000261072 A JP 2000261072A JP 2002071753 A JP2002071753 A JP 2002071753A
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inspection
mounting table
handler
cassette
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JP2000261072A
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English (en)
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Toshihiko Omachi
敏彦 大町
Toru Ishigame
徹 石亀
Hiroshi Satake
博 佐竹
Takashi Sonobe
孝 園部
Fumie Osumi
文江 大隅
Toshio Adachi
俊雄 足立
Akira Oishi
明 大石
Katsuro Tashiro
克郎 田代
Nobuhiro Okazaki
信弘 岡崎
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスタの検査効率を向上させることができ、
しかも省スペース化を実現できるハンドラを実現する。 【解決手段】 カセットから検査前のデバイスを取り出
し、取り出したデバイスを取付台まで搬送して位置決め
し、位置決めしたデバイスをテスト部で検査し、検査後
のデバイスを所定の場所まで搬送するハンドラにおい
て、デバイスの搬送経路に複数のハンドと1個以上の取
置台とを設け、複数のハンドでデバイスをリレー方式に
搬送する。また、位置決めしたデバイスの検査と他のデ
バイスの画像計測を並行して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットから検査
前のデバイスを取り出し、取り出したデバイスを取付台
まで搬送して位置決めし、位置決めしたデバイスをテス
ト部で検査し、検査後のデバイスを所定の場所まで搬送
するハンドラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、デバイスの電気的特性の検査
に当たっては、ハンドラがデバイスをテスト装置のテス
トヘッドに搬送し、デバイスのリードをテストヘッドの
コンタクト部に接触させる。リードがコンタクト部に接
触すると、テスト装置は電流または電圧信号をデバイス
に与え、このときのデバイスの出力電流値または電圧値
を測定することにより電気的特性を検査する。検査が終
了すると、ハンドラはデバイスをテスト結果に応じて複
数の分類、例えば、良品、不良品、再検査品等に分類
し、分類毎に収納する。
【0003】半導体産業の活況に伴って様々なハンドラ
が開発されている。ここで、従来におけるハンドラの問
題点を説明する。 (問題点1)ハンドラは次の手順で処理を行う。 検査後のデバイスをカセットへ戻し、新たに検査前の
デバイスをカセットから取り出す工程。これをワーク入
替工程とする。 取り出したデバイスを取置台に載せ、載せられたデバ
イスの位置を画像計測し、デバイスの基準位置からのず
れを求め、位置ずれを補正するための補正データを求め
る工程。これをアライメント工程とする。 取付台上に載せられたデバイスを補正データに基づい
て位置決めし、位置決めしたデバイスをテスト部で検査
する工程。これを検査工程とする。
【0004】従来のハンドラでは、ワーク入替工程、ア
ライメント工程、検査工程をシリアルに実行していた。
このため、これらの工程に費やす処理時間が長くなり、
テスタの検査効率が低下するという問題点があった。
【0005】(問題点2)従来のハンドラには、ロボッ
トアームでデバイスの搬送を行うものがあった。しか
し、このハンドラでは、ロボットアームが動作するとき
に周囲の物体と衝突すると危険である。このため、ロボ
ットアームの旋回スペースを確保しなければならない。
これによって、ハンドラの占有スペースが大きくなると
いう問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、テスタの検査
効率を向上させることができ、しかも省スペース化を実
現できるハンドラを実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になったハンドラである。
【0008】(1)カセットから検査前のデバイスを取
り出し、取り出したデバイスを取付台まで搬送して位置
決めし、位置決めしたデバイスをテスト部で検査し、検
査後のデバイスを所定の場所まで搬送するハンドラにお
いて、デバイスの搬送経路に複数のハンドと1個以上の
取置台とを設け、前記複数のハンドでデバイスをリレー
方式に搬送し、ハンド間でデバイスを受け渡すときは前
記取置台にデバイスを一旦載せることを特徴とするハン
ドラ。
【0009】(2)搬送経路でデバイスの配置状態を画
像計測するカメラと、画像計測データと予め定めた基準
データとを比較し、デバイスの位置ずれを補正するため
の補正データを求める演算手段と、前記取付台上に載せ
られたデバイスを前記補正データに基づいて位置決めす
る位置決め装置と、を具備し、位置決めしたデバイスの
検査と他のデバイスの画像計測を並行して行うことを特
徴とする(1)記載のハンドラ。
【0010】(3)カセットから検査前のデバイスを取
り出し、取り出したデバイスを取付台まで搬送して位置
決めし、位置決めしたデバイスをテスト部で検査し、検
査後のデバイスを所定の場所まで搬送するハンドラにお
いて、検査前のデバイスをカセットから取り出して第1
の取置台に載せる第1のハンドと、第1の取置台に載せ
られたデバイスを搬送して第2の取置台に載せる第2の
ハンドと、第2の取置台に載せられたデバイスを取付台
に搬送する第3のハンドと、第3のハンドに載せられた
デバイスの配置状態を画像計測するカメラと、画像計測
データと予め定めた基準データとを比較し、デバイスの
位置ずれを補正するための補正データを求める演算手段
と、取付台上のデバイスを前記補正データに基づいて位
置決めする位置決め装置と、を具備し、位置決めしたデ
バイスの検査と他のデバイスの画像計測を並行して行う
ことを特徴とするハンドラ。
【0011】(4)検査後のデバイスを取付台上から取
り除くハンドAと、検査前のデバイスを取付台上に載せ
るハンドBと、各ハンドを制御する制御手段と、取付台
をZ軸方向に移動する移動手段とを設け、前記ハンドB
はハンドAより上方に位置し、各ハンドは2本の腕が生
えたフォーク状に形成されていて、前記取付台の幅は前
記2本の腕の間隔よりも小さい寸法になっていて、前記
移動手段は、検査後のデバイスがハンドAとBの間にく
るように取付台の高さを調整し、この状態でハンドAと
Bは、取付台に向かって移動し、ハンドBは取付台の上
方に位置し、ハンドAは2本の腕で取付台を挟み込み、
取付台は下方に移動して検査後のデバイスをハンドAに
載せ、ハンドAは取付台から離れる方向に移動して検査
後のデバイスを取り除き、取付台は上方に移動し、ハン
ドBにある2つの腕の間を潜り抜け、検査前のデバイス
を持ち上げて取付台に載せ、ハンドBは取付台から離れ
る方向に移動することによって、デバイスの入替を行う
ことを特徴とする(2)または(3)記載のハンドラ。
【0012】(5)2つのハンドC,Dが設けられ、ハ
ンドCは直進移動をし、ハンドDは、旋回可能で、向き
を変えて異なる方向に直進移動し、ハンドDはカセット
に向かって移動し、検査前のデバイスをカセットから取
り出してもとの位置へ戻り、ハンドDはハンドCに向け
て移動し、検査前のデバイスをハンドCに渡し、ハンド
Cは受け取ったデバイスを画像計測する位置まで搬送
し、検査後のデバイスを保持したハンドCはハンドDに
向けて移動し、デバイスをハンドDに渡し、ハンドDは
カセットに向かって移動し、検査後のデバイスをカセッ
トに収納することを特徴とする(2)または(3)のハ
ンドラ。
【0013】(6)前記カメラはデバイスの搬送方向と
交わる方向に複数のセンサを配列したラインセンサで構
成していて、搬送されたデバイスが前記ラインセンサを
よぎることによりデバイスの配置状態を画像計測するこ
とを特徴とする(2)または(3)記載のハンドラ。
【0014】(7)前記カメラと位置決め装置は同じ筐
体に取り付けられていることを特徴とする(2)または
(3)記載のハンドラ。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す構成
図である。図1は搬送系の概略構成図、図2はハンドラ
の正面図である。図2のA方向から搬送系が見える。
【0016】図1及び図2で、カセット10は検査前の
デバイスと検査後のデバイスを格納する。検査前のデバ
イスと検査後のデバイスはカセット10の異なる位置に
格納されている。デバイスは、例えばCSP(Chip Si
ze Package)、BGA(Ball Grid Array)等であ
る。ハンド11は、検査前のデバイス12をカセット1
0から取り出して取置台13に載せる。ハンド14は、
取置台13に載せられたデバイスを搬送して取置台15
に載せる。ハンド19は、取置台15に載せられたデバ
イスを搬送する。搬送の途中で画像計測が行われる。ハ
ンド19は、画像計測後のデバイスを取付台20に載せ
る。カメラ16は、ハンド19に載せられたデバイスの
配置状態を画像計測する。カメラ16は、例えばCCD
カメラである。
【0017】オプトブリッジ17は、Y軸方向に移動し
てカメラ16のY軸方向の位置決めをする。カメラ16
がY軸方向に移動し、ハンド19がデバイスをX軸方向
に搬送することにより、カメラ16はハンド19に載せ
られたデバイスを画像計測する位置に位置決めされる。
演算手段18は、カメラ16の計測結果からデバイスの
位置ずれの補正データを生成する。補正データは、予め
用意した基準データと画像計測により得られたデータを
比較して求める。例えば、デバイスには基準マークが付
けられている。基準マークの正規の位置データを基準デ
ータとして用意しておく。計測した画像から基準マーク
の位置を算出する。算出した位置と基準データとを比較
して補正データを求める。補正データは、X軸方向の位
置ずれ、Y軸方向の位置ずれ、Z軸まわりの回転ずれを
補正するためのデータである。
【0018】取付台20はチャック部201とZθ移動
部202からなる。チャック部201は、真空圧を利用
してデバイスを吸着し、位置固定する。Zθ移動部20
2は、チャック部201をZ軸方向(上下方向)とZ軸
まわりの回転方向に移動する。位置決め装置21は、取
付台20上のデバイスを演算手段18で求めた補正デー
タに基づいて位置決めする。位置決め装置21は、取付
台20のX軸方向の位置、Y軸方向の位置、Z軸まわり
の回転位置を制御可能な装置である。この位置決め装置
21によって、デバイスのX軸方向の位置ずれ、Y軸方
向の位置ずれ及びZ軸まわりの回転ずれが補正される。
【0019】位置決め装置21は、例えば本出願人によ
る特開2000−65970号公報または特願平11−
308797号の出願明細書に記載された装置である。
位置決め装置21は、平板状のプラテン211上にスラ
イダ部212を浮揚させ、X軸方向とY軸方向に推力を
発生するモータをフィードバック制御することによりス
ライダ部212を2次元方向に位置決めする。スライダ
部212は圧縮空気により浮揚させる。スライダ部21
2に取付台20が固定されている。X軸方向に推力を発
生するモータは2つ設けられていて、これらのモータに
異なる位置指令を与えることによりZ軸まわりの回転位
置を制御する。取付台20上に位置決めしたデバイスに
対してテストヘッドが検査を行う。デバイスがウエハで
あるときは、テストヘッドはウエハの各チップに対して
順番に検査を行う。
【0020】なお、ハンド14は取付台20にアクセス
可能な移動範囲になっている。取置台15、カメラ1
6、オプトブリッジ17、ハンド19、取置台20及び
位置決め装置21は筐体22に取り付けられている。ハ
ンド11,14と取置台13は筐体23に取り付けられ
ている。
【0021】電源24は、位置決め装置21にある2次
元位置決め用モータに電力を供給する。ドライバ25
は、2次元位置決め用モータを駆動する。リニアモータ
用ドライバ26は、ハンド11,14,19とオプトブ
リッジ17を移動するリニアモータ(図示せず)を駆動
する。シーケンサ27は、デバイスの搬送、画像計測、
検査の手順を制御する。キーボード28とジョイスティ
ック29は、必要な入力を行うために設けられている。
キーボード28とジョイスティック29でデータ入力し
てハンドラへティーチングを行う。例えば、プロービン
グの位置データをハンドラに教示する。
【0022】電力制御ユニット(PCU)30は、ハン
ドラ電源のオン/オフや、非常停止を行う。モーション
制御ユニット(MCU)31は、位置決め装置21にあ
る2次元位置決め用モータ以外のモータを駆動する。パ
ソコン(PC)32は、ハンドラのメインコントローラ
となっていると共に、テスタとのインタフェイスとして
も機能する。ディスプレイ33は、ハンドラのマン・マ
シン・インタフェイスになっている。表示器34は、ハ
ンドラの稼働状態を表示する。
【0023】このようなハンドラの動作を説明する。ハ
ンドラは次の手順でデバイスを搬送する。 取付台20で検査を終了したデバイスは、ハンド1
4、取置台13の順に搬送される。 ここで、ハンド11は取置台13にある検査後のデバ
イスをカセット10へ格納し、新たに検査前のデバイス
をカセット10から取り出して取置台13に載せる。 取置台13に載せられた検査前のデバイスは、ハンド
14で搬送されて取置台15に載せられ、ハンド19が
受け取る。 カメラ16はハンド19に載せたままデバイスの配置
状態を画像計測する。画像計測の結果、位置の補正デー
タが求められる。 ハンド19は、画像計測後のデバイスを取付台20に
載せる。位置決め装置21は、取付台20上のデバイス
を補正データに基づいて位置決めする。ここで、テスト
ヘッドが取付台20上のデバイスを検査する。
【0024】〜の工程をワーク入れ替え工程、の
工程をアライメント工程、の工程を検査工程とする。
ハンド11,14,19と取置台13,15で構成され
る搬送系をローダ/アンローダとする。図3は従来のハ
ンドラと本発明実施例のハンドラの処理を示したタイム
チャートである。
【0025】図3に示すように、従来のハンドラでは、
ワーク入替工程、アライメント工程、検査工程がシリア
ルに実行される。これに対して、本発明実施例のハンド
ラでは、検査工程と並行してワーク入替工程とアライメ
ント工程が実行される。すなわち、あるデバイスの検査
を行っている間に、他のデバイスのワーク入替とアライ
メントを行う。そして、検査が終わると、アライメント
済の新たなデバイスの検査に直ちにとりかかる。このよ
うに本発明実施例では、検査工程と並行してワーク入替
工程とアライメント工程が実行することによって、テス
タの検査効率を向上させることができる。一般に、検査
に要する時間はワーク入替とアライメントの時間よりも
長くなっている。
【0026】図4は図1及び図2に示したハンドラの構
成斜視図である。図4で前出の図と同一のものは同一符
号を付ける。図4では、搬送系の構成を見やすくするた
め、カセット10とオプトブリッジ17を省いた構成を
示している。
【0027】図5はハンドの構成例を示した図である。
この例では2つのハンド40,41が設けられている。
ハンド40は検査後のデバイス121を取付台20上か
ら取り除くために設けられている。ハンド41は検査前
のデバイス122を取付台20上に載せるために設けら
れている。ハンド41はハンド40よりも上方に位置す
る。モーション制御ユニット31は各ハンドの動作を制
御する。Zθ移動部202は取付台20をZ軸方向(上
下方向)に移動する。ハンド40は2本の腕401,4
02が生えたフォーク状に形成されている。取付台20
の幅は2本の腕401,402の間隔よりも小さい寸法
になっている。ハンド41についても同様である。
【0028】デバイスの入替は次の手順で行う。図6
(a)に示すように、Zθ移動部202は、検査後のデ
バイス121がハンド40と41の間にくるように取付
台20の高さを調整する。この状態でハンド40と41
は、取付台20に向かって移動する。ハンド41は取付
台20の上方に位置し、ハンド40は2本の腕401,
402で取付台20を挟み込む。
【0029】図6(b)に示すように、取付台20は下
方に移動すると、検査後のデバイス121はハンド40
に載せられる。
【0030】図6(c)に示すように、ハンド40は取
付台20から離れる方向に移動する。これによって、検
査後のデバイス121が取り除かれる。
【0031】図6(d)に示すように、取付台20は上
方に移動し、ハンド41にある2つの腕の間を潜り抜
け、検査前のデバイス122を持ち上げる。これによっ
て、検査前のデバイス122が取付台20に載せられ
る。
【0032】図6(e)に示すように、ハンド41は取
付台20から離れる方向に移動する。これによって、デ
バイスの入替が完了する。
【0033】図7はハンドの他の構成例を示した図であ
る。2つのハンド50,51が設けられている。ハンド
50は直進移動をする。ハンド51は、旋回可能で、向
きを変えて異なる方向に直進移動する。
【0034】このような構成では、ハンド51はカセッ
ト10に向かって移動し(a方向に移動し)、検査前の
デバイスをカセット10から取り出す。ハンド51はも
との位置へ戻る。次に、ハンド51はハンド50に向け
て移動し(b方向に移動し)、検査前のデバイスをハン
ド50に渡す。ハンド50は受け取ったデバイスを画像
計測する位置まで搬送する。
【0035】検査後のデバイスを保持したハンド50
は、ハンド51に向けて移動し、デバイスをハンド51
に渡す。ハンド51はカセット10に向かって移動し、
検査後のデバイスをカセットに収納する。このようにし
て2つのハンドでデバイスを入れ替える。
【0036】図8は図1及び図2のカメラの構成例を示
した図である。カメラはデバイスの搬送方向と交わる方
向に複数のセンサを配列したラインセンサ60で構成さ
れている。ハンド19により搬送されたデバイス12が
ラインセンサをよぎることによりデバイスの配置状態を
画像計測する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0038】請求項1記載の発明では、デバイスの搬送
経路に複数のハンドと1個以上の取置台とを設け、複数
のハンドでデバイスをリレー方式に搬送しているため、
ロボットハンドの旋回スペースのような領域が不要にな
る。これによって、省スペース化したハンドラを実現で
きる。
【0039】請求項2及び請求項3記載の発明では、位
置決めしたデバイスの検査と他のデバイスの画像計測を
並行して実行しているため、テスタの検査効率を向上さ
せることができる。すなわち、テスタが単位時間当たり
に検査できるデバイスの個数を増加させることができ
る。
【0040】請求項4記載の発明では、2つのハンドを
用いてデバイスを入れ替えているため、入替に要する時
間を短縮できる。また、画像計測をしたときにデバイス
を載せたハンドが取付台まで移動する。この間はデバイ
スの載せ替えは行わない。そして、取付台が検査前のデ
バイスを持ち上げることによって、デバイスを取付台に
載せている。これによって、デバイスを取付台に載せる
ときの位置ずれを低減できる。
【0041】請求項5記載の発明では、直進移動をする
ハンドと、向きを変えて異なる方向に直進移動するハン
ドとの間でデバイスを受け渡すことにより搬送を行って
いるため、搬送系に要するハンドの数を減らすことがで
きる。
【0042】請求項6記載の発明では、デバイスの搬送
方向と交わる方向に複数のセンサを配列したラインセン
サを用いて画像計測をしているため、オプトブリッジを
用いてカメラを位置決めする制御系が不要になる。これ
によって、構成を簡略化できる。カメラが画像計測でき
る場所にオプトブリッジを位置決めするためのティーチ
ングをハンドラに対して行うことが不要になる。
【0043】請求項7記載の発明では、カメラと位置決
め装置は同じ筐体に取り付けられている。これによっ
て、カメラと位置決め装置相互の位置関係が変わりにく
くなるため、デバイスを高精度に取付台上に位置決めで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図3】従来のハンドラと本発明実施例のハンドラの処
理を示したタイムチャートである。
【図4】本発明実施例のハンドラの構成斜視図である。
【図5】ハンドの構成例を示した図である。
【図6】デバイスの入替手順を示した説明図である。
【図7】ハンドの他の構成例を示した図である。
【図8】図1及び図2のカメラの構成例を示した図であ
る。
【符号の説明】
10 カセット 11,14,19,40,41,50,51 ハンド 12,121,122 デバイス 13,15 取置台 16 カメラ 18 演算手段 20 取付台 21 位置決め装置 22.23 筐体 401,402 腕 60 ラインセンサ 202 Zθ移動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園部 孝 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 大隅 文江 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 足立 俊雄 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 大石 明 東京都武蔵野市中町1丁目19番18号 横河 エム・エー・ティー株式会社内 (72)発明者 田代 克郎 東京都武蔵野市中町1丁目19番18号 横河 エム・エー・ティー株式会社内 (72)発明者 岡崎 信弘 東京都武蔵野市中町1丁目19番18号 横河 エム・エー・ティー株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA00 AG11 AG12 AG13 AG16 AH04 4M106 AA01 AA02 AA04 DG02 DG03 DG08 DG16 DH03 DJ04 DJ06 DJ07 DJ18 5F031 CA17 FA01 FA05 FA11 FA12 FA15 GA38 JA04 JA22 JA27 LA08 MA33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットから検査前のデバイスを取り出
    し、取り出したデバイスを取付台まで搬送して位置決め
    し、位置決めしたデバイスをテスト部で検査し、検査後
    のデバイスを所定の場所まで搬送するハンドラにおい
    て、 デバイスの搬送経路に複数のハンドと1個以上の取置台
    とを設け、前記複数のハンドでデバイスをリレー方式に
    搬送し、ハンド間でデバイスを受け渡すときは前記取置
    台にデバイスを一旦載せることを特徴とするハンドラ。
  2. 【請求項2】 搬送経路でデバイスの配置状態を画像計
    測するカメラと、 画像計測データと予め定めた基準データとを比較し、デ
    バイスの位置ずれを補正するための補正データを求める
    演算手段と、 前記取付台上に載せられたデバイスを前記補正データに
    基づいて位置決めする位置決め装置と、を具備し、位置
    決めしたデバイスの検査と他のデバイスの画像計測を並
    行して行うことを特徴とする請求項1記載のハンドラ。
  3. 【請求項3】 カセットから検査前のデバイスを取り出
    し、取り出したデバイスを取付台まで搬送して位置決め
    し、位置決めしたデバイスをテスト部で検査し、検査後
    のデバイスを所定の場所まで搬送するハンドラにおい
    て、 検査前のデバイスをカセットから取り出して第1の取置
    台に載せる第1のハンドと、 第1の取置台に載せられたデバイスを搬送して第2の取
    置台に載せる第2のハンドと、 第2の取置台に載せられたデバイスを取付台に搬送する
    第3のハンドと、 第3のハンドに載せられたデバイスの配置状態を画像計
    測するカメラと、 画像計測データと予め定めた基準データとを比較し、デ
    バイスの位置ずれを補正するための補正データを求める
    演算手段と、 取付台上のデバイスを前記補正データに基づいて位置決
    めする位置決め装置と、を具備し、位置決めしたデバイ
    スの検査と他のデバイスの画像計測を並行して行うこと
    を特徴とするハンドラ。
  4. 【請求項4】 検査後のデバイスを取付台上から取り除
    くハンドAと、検査前のデバイスを取付台上に載せるハ
    ンドBと、各ハンドを制御する制御手段と、取付台をZ
    軸方向に移動する移動手段とを設け、 前記ハンドBはハンドAより上方に位置し、各ハンドは
    2本の腕が生えたフォーク状に形成されていて、前記取
    付台の幅は前記2本の腕の間隔よりも小さい寸法になっ
    ていて、 前記移動手段は、検査後のデバイスがハンドAとBの間
    にくるように取付台の高さを調整し、この状態でハンド
    AとBは、取付台に向かって移動し、ハンドBは取付台
    の上方に位置し、ハンドAは2本の腕で取付台を挟み込
    み、 取付台は下方に移動して検査後のデバイスをハンドAに
    載せ、ハンドAは取付台から離れる方向に移動して検査
    後のデバイスを取り除き、 取付台は上方に移動し、ハンドBにある2つの腕の間を
    潜り抜け、検査前のデバイスを持ち上げて取付台に載
    せ、 ハンドBは取付台から離れる方向に移動することによっ
    て、デバイスの入替を行うことを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3記載のハンドラ。
  5. 【請求項5】 2つのハンドC,Dが設けられ、ハンド
    Cは直進移動をし、ハンドDは、旋回可能で、向きを変
    えて異なる方向に直進移動し、 ハンドDはカセットに向かって移動し、検査前のデバイ
    スをカセットから取り出してもとの位置へ戻り、 ハンドDはハンドCに向けて移動し、検査前のデバイス
    をハンドCに渡し、ハンドCは受け取ったデバイスを画
    像計測する位置まで搬送し、 検査後のデバイスを保持したハンドCはハンドDに向け
    て移動し、デバイスをハンドDに渡し、ハンドDはカセ
    ットに向かって移動し、検査後のデバイスをカセットに
    収納することを特徴とする請求項2または請求項3記載
    のハンドラ。
  6. 【請求項6】 前記カメラはデバイスの搬送方向と交わ
    る方向に複数のセンサを配列したラインセンサで構成し
    ていて、搬送されたデバイスが前記ラインセンサをよぎ
    ることによりデバイスの配置状態を画像計測することを
    特徴とする請求項2または請求項3記載のハンドラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラと位置決め装置は同じ筐体に
    取り付けられていることを特徴とする請求項2または請
    求項3記載のハンドラ。
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