JP2003229150A - 燃料電池ボックスの換気口構造 - Google Patents
燃料電池ボックスの換気口構造Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料電池車両の燃料電池において、自然換気
により通気性能を確保した上で保護性能を維持でき、換
気システムを複雑とすることがない燃料電池ボックスの
換気口構造を提供する。 【解決手段】 燃料電池車両の燃料電池2を収納し、内
部の換気を行う燃料電池ボックス10の換気口構造にお
いて、燃料電池ボックス10の換気用の開口部20aに
防水透湿部材25と、防爆フィルター26と、カバー3
1とを設けたことを特徴とする。
により通気性能を確保した上で保護性能を維持でき、換
気システムを複雑とすることがない燃料電池ボックスの
換気口構造を提供する。 【解決手段】 燃料電池車両の燃料電池2を収納し、内
部の換気を行う燃料電池ボックス10の換気口構造にお
いて、燃料電池ボックス10の換気用の開口部20aに
防水透湿部材25と、防爆フィルター26と、カバー3
1とを設けたことを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料電池車両に
おいて、保護性能と通気性能とを有する燃料電池ボック
スの換気口構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】
近年、燃料電池を電源とした電動機を動
力源とする燃料電池車両の開発が進められている。この
ような車両は、従来の車体をベースにしながら大型の燃
料電池を搭載するために、その搭載場所としてフロアパ
ネル下等の車室外空間を利用したものがある。フロアパ
ネル下等に燃料電池を配置する場合には、雨水、火気、
飛び石等から燃料電池を保護するために、通常、燃料電
池ボックス等に燃料電池を収納して車載している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】燃料電池ボックス等に
は、燃料電池から発生する反応済みガスや水蒸気を排出
するための換気口を設けなければならない。換気口を設
けるにあたって、ファン等を用いて強制的に換気する場
合、ダクト等を用いて燃料電池ボックス自体を外部と遮
断して、雨水、火気、飛び石等への配慮を不要にできる
が、部品点数が増加し換気システムが複雑となるという
問題がある。そこで、この発明は、自然換気により換気
性能を確保した上で保護性能を維持でき、換気システム
を複雑とすることがない燃料電池ボックスの換気口構造
を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、燃料電池車両(例えば
実施形態における燃料電池車両1)の燃料電池(例えば
実施形態における燃料電池2)を収納し、内部の換気を
行う燃料電池ボックスの換気口構造において、燃料電池
ボックス(例えば実施形態における燃料電池ボックス1
0)の換気用の開口部(例えば実施形態における開口部
20a)に防水透湿部材(例えば実施形態における防水
透湿部材25)と、防爆フィルター(例えば実施形態に
おける防爆フィルター26)と、開口部保護板(例えば
実施形態におけるカバー31)とを設けたことを特徴と
する。このように構成することで、換気用の開口部に設
けられた防水透湿部材と、防爆フィルターと、開口部保
護板とにより、燃料電池ボックス内外の空気の流通を確
保した上で、燃料電池ボックス内への雨水等の浸入を防
水透湿部材によって防止し、火気の侵入を防爆フィルタ
ーによって防止し、飛び石等の侵入を開口部保護板によ
って防止することが可能となる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1は本発明に係る燃料電池車両1の
概略側面図である。同図に示すように、燃料電池車両1
は、車室9前方に配置されるモータ6によって駆動輪6
a(この実施形態においては前輪)を駆動させて走行す
るものである。モータ6は燃料電池2が発生する電力に
よって作動し、その燃料電池2は燃料電池ボックス10
に収納された状態でフロアパネル3下に配置されてい
る。リアシート8の背後には、充放電可能なエネルギー
ストレージとしてキャパシタ7が設けられており、この
キャパシタ7によって車両加速時にはモータ6に補助電
力を供給すると共に、車両減速時にはモータ6を発電機
として機能させて回生電力を回収している。リアシート
8の下方には、燃料電池2の燃料ガス(例えば水素)を
貯蔵するための燃料タンク5が設けられている。 【0006】前記燃料電池ボックス10は、フロアパネ
ル3下に配置される燃料電池2を雨水、火気、飛び石等
から保護するためのものであり、例えばプレス成型され
た薄板鋼板で形成されている。燃料電池ボックス10の
前壁11及び両側壁12には、燃料電池2から発生する
反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボックス10から自然
排出させるための換気口20が設けられている。具体的
には、燃料電池ボックス10の前壁11に3箇所(図示
略)、両側壁12に各々3箇所の換気口20が設けられ
ている。尚、燃料電池ボックス10の後壁13には、燃
料タンク5の配置位置との関係で換気口を設けていな
い。そして、図中矢印で示すように、燃料電池ボックス
10の排気口20から排出された反応済みガスや水蒸気
は、車室9外面に沿って外部に拡散される。 【0007】図2は、図1のA−A線に沿う断面図であ
る。燃料電池ボックス10は、フロアパネル3下の空間
に収まるように、平面積が広く、高さが抑えられた略立
方体に形成され、その内部に燃料電池2が収納されてい
る。図2に示すように、燃料電池ボックス10の上半部
は、フロアパネル3下面両側に接合された2本のサイド
フレーム4間に配置されている。燃料電池ボックス10
の下半部は、車幅方向で上半部より幅広に形成され、こ
こに段差部14が形成されている。燃料電池ボックス1
0は、ボックス上部10A、ボックス下部10Bに分割
して構成されており、それらによって燃料電池2の両端
部を挟持している。そして、燃料電池2を挟持した部分
に下方からボルト15を貫通させ、サイドフレーム4に
設けられたナット16にボルト15を締め込み、段差部
14の上面をサイドフレーム4の下面に当接させること
によって、サイドフレーム4に燃料電池2及び燃料電池
ボックス10を固定している。尚、燃料電池2と燃料電
池ボックス10とには、各上下面間にゴム等の弾性部材
17が介装されており、振動音を防止すると共に、燃料
電池2に伝わる衝撃を緩和させている。 【0008】図3は、換気口20の構成を示す分解斜視
図である。同図に示すように、換気口20は、燃料電池
ボックス10に設けられた円形状の開口部20aと、開
口部20aに取り付けられ、換気口20のベースとなる
ベース部材21と、ベース部材21の内側に取り付けら
れる防水透湿部材25と、同じくベース部材21の内側
に取り付けられる防爆フィルター26と、これらを覆う
ように取り付けられるカバー31とから構成されてい
る。 【0009】ベース部材21は、例えば合成樹脂等によ
って環状に形成されたものであり、その環状部22の内
周には、防水透湿部材25及び防爆フィルター26の位
置決めとなるリブ23が設けられ、また、環状部22の
外周には、ベース部材21を燃料電池ボックス10に固
定するためのフランジ24が設けられている。環状部2
2の外側下部には、内周から外周に渡って水抜き溝24
Aが設けられており、また、フランジ24には、開口部
20aの周囲に設けられたバーリング孔20bに対応す
る位置に、ビス孔24Bが複数箇所(この実施形態にお
いては4箇所)設けられている。 【0010】防水透湿部材25は、例えば多孔性構造の
フッ素系樹脂を、ベース部材21の内周径に対応した円
形状に成形したものである。防爆フィルター26は、例
えば多孔性構造のセラミックを、防水透湿部材25と同
様の円形状に成形したものである。 【0011】カバー31は、前記ベース部材21の環状
部22の外周径に対応した円形状で且つ複数の水平方向
のスリット35を有する保護壁32と、この保護壁32
の外周縁に設けられる外周壁33と、その外周壁33の
開口縁に設けられるフランジ部34とを有しており、例
えばプレス成型された薄板鋼板によって形成されたもの
である。保護壁32の各スリット35は、庇36を外側
に切り起こして形成したものであり、庇36は雨水等の
浸入を防止するように外側下向きに傾斜して形成されて
いる。保護壁32の下部には、ベース部材21に設けら
れた水抜き溝24Aに対応する位置に水抜き孔34Aが
設けられており、また、フランジ部34には、ベース部
材21のフランジ24に設けられたビス孔24Bに対応
する位置にビス孔34Bが設けられている。 【0012】図4は、図3のB−B線に沿う換気口20
の取り付け状態での断面図である。同図に示すように、
燃料電池ボックス10の開口部20aから順に、ベース
部材21、防水透湿部材25、防爆フィルター26、カ
バー31が取り付けられ、ベース部材21,カバー31
の各ビス孔24B,34Bにビス37を取り付けて燃料
電池ボックス10のバーリング孔20bに締結すること
で、各部品が燃料電池ボックス10に固定されている。
つまり、換気口20の空気の流路は、防水透湿部材2
5、防爆フィルター26、スリット35を有するカバー
31の3層構造に構成されている。 【0013】燃料電池2から発生する反応済みガスや水
蒸気は、図中矢印50Aに示すように、防水透湿部材2
5及び防爆フィルター26を透過してカバー31のスリ
ット35より外部に排出される。 【0014】燃料電池ボックス10に降り掛かる雨水等
の水分は、カバー31のスリット35から換気口20に
入り込み防爆フィルター26を透過しても、防水透湿部
材25を透過できず燃料電池ボックス10内に浸入でき
ないため、図中矢印50Bに示すように、カバー31の
スリット35から排出されるか、又は、防爆フィルター
26から自然滴下して水抜き溝24A及び水抜き孔24
Bより換気口20の外部に排出される。 【0015】燃料電池ボックス10が火の粉等の火気に
晒され、カバー31のスリット35から火種が入り込も
うとしても、防爆フィルター26が火種を遮断するた
め、図中矢印50Cに示すように跳ね返されてカバー3
1のスリット35から外部に排出され、内部には侵入し
ない。 【0016】燃料電池ボックス10に衝突する飛び石等
は、大きなものはカバー31によって図中矢印50Dに
示すように跳ね返され、小さなもの(砂利等)はカバー
31のスリット35から入り込もうとしても、上記火気
の場合と同様に跳ね返されてカバー31のスリット35
から外部に排出される。 【0017】上記実施形態によれば、燃料電池ボックス
10の前壁11及び両側壁12に設けられた換気口20
に防水透湿部材25を装着することで、燃料電池2から
発生する反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボックス10
外部に逃がすと共に、燃料電池ボックス10外部からの
雨水等の浸入を防止できるため、自然換気性能を確保し
た上で、燃料電池2及び燃料電池ボックス10の防錆、
防腐性を維持できる。 【0018】また、前記換気口20に防爆フィルター2
6を装着することで、燃料電池2から発生する反応済み
ガスや水蒸気を燃料電池ボックス10外部に逃がすと共
に、燃料電池ボックス10外部からの火気の侵入を防止
できるため、自然換気性能を確保した上で、燃料電池2
の安全性能を維持できる。ここで、防爆フィルター26
が防水透湿部材25の外側に装着されていることによ
り、火気による防水透湿部材25の損傷を防止できる。
また、防爆フィルター26が水に濡れても、その水分は
防水透湿部材25によって燃料電池ボックス10内には
浸入せず自然滴下して、ベース部材21の水抜き溝24
A及びカバー31の水抜き孔34Aによって外部に排出
される。 【0019】更に、前記換気口20に庇36付きのスリ
ット35を設けたカバー31を装着することで、燃料電
池2から発生する反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボッ
クス10外部に逃がすと共に、燃料電池ボックス10外
部からの飛び石等による燃料電池2の破損を防止できる
ため、自然換気性能を確保した上で、燃料電池2の保護
性能を維持できる。 【0020】尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、換気口20の形状、配置位置及び
配置数等については、車両に応じて変更され得る。ま
た、防爆フィルター26を多孔性構造のセラミックでは
なく、例えば多孔性構造の難燃性樹脂としても良い。同
様に、換気口20のベース部材21を合成樹脂ではな
く、例えば燃料電池ボックス10と同一の鋼板によるプ
レス成型部品としても良い。このように、燃料電池ボッ
クス10とベース部材21とが同一材料で形成される場
合には、燃料電池ボックス10と一体に構成することも
可能である。 【0021】更に、カバー31に設けられる庇36は、
カバー31に付着した水滴が換気口20に浸入しないよ
う、外側下向きに傾斜して形成されているが、車両によ
っては、例えば庇36を外側上向きに傾斜するように形
成し、下方からの水はねの浸入や飛び石の侵入防止を図
ることもできる。尚、防爆フィルター26がより多く水
気にさらされる場合は、水はけを良くするために、防爆
フィルター26の材料を多孔性構造のセラミックとする
ことが望ましい。 【0022】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、通気性能を確保した上で、燃料電
池ボックス内への雨水の浸入及び火気、飛び石等の侵入
を防止することが可能となるため、通気性能と、防錆、
防腐性及び安全性を含む保護性能とを両立でき、換気シ
ステムを複雑とすることがないという効果がある。
おいて、保護性能と通気性能とを有する燃料電池ボック
スの換気口構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】
近年、燃料電池を電源とした電動機を動
力源とする燃料電池車両の開発が進められている。この
ような車両は、従来の車体をベースにしながら大型の燃
料電池を搭載するために、その搭載場所としてフロアパ
ネル下等の車室外空間を利用したものがある。フロアパ
ネル下等に燃料電池を配置する場合には、雨水、火気、
飛び石等から燃料電池を保護するために、通常、燃料電
池ボックス等に燃料電池を収納して車載している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】燃料電池ボックス等に
は、燃料電池から発生する反応済みガスや水蒸気を排出
するための換気口を設けなければならない。換気口を設
けるにあたって、ファン等を用いて強制的に換気する場
合、ダクト等を用いて燃料電池ボックス自体を外部と遮
断して、雨水、火気、飛び石等への配慮を不要にできる
が、部品点数が増加し換気システムが複雑となるという
問題がある。そこで、この発明は、自然換気により換気
性能を確保した上で保護性能を維持でき、換気システム
を複雑とすることがない燃料電池ボックスの換気口構造
を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、燃料電池車両(例えば
実施形態における燃料電池車両1)の燃料電池(例えば
実施形態における燃料電池2)を収納し、内部の換気を
行う燃料電池ボックスの換気口構造において、燃料電池
ボックス(例えば実施形態における燃料電池ボックス1
0)の換気用の開口部(例えば実施形態における開口部
20a)に防水透湿部材(例えば実施形態における防水
透湿部材25)と、防爆フィルター(例えば実施形態に
おける防爆フィルター26)と、開口部保護板(例えば
実施形態におけるカバー31)とを設けたことを特徴と
する。このように構成することで、換気用の開口部に設
けられた防水透湿部材と、防爆フィルターと、開口部保
護板とにより、燃料電池ボックス内外の空気の流通を確
保した上で、燃料電池ボックス内への雨水等の浸入を防
水透湿部材によって防止し、火気の侵入を防爆フィルタ
ーによって防止し、飛び石等の侵入を開口部保護板によ
って防止することが可能となる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1は本発明に係る燃料電池車両1の
概略側面図である。同図に示すように、燃料電池車両1
は、車室9前方に配置されるモータ6によって駆動輪6
a(この実施形態においては前輪)を駆動させて走行す
るものである。モータ6は燃料電池2が発生する電力に
よって作動し、その燃料電池2は燃料電池ボックス10
に収納された状態でフロアパネル3下に配置されてい
る。リアシート8の背後には、充放電可能なエネルギー
ストレージとしてキャパシタ7が設けられており、この
キャパシタ7によって車両加速時にはモータ6に補助電
力を供給すると共に、車両減速時にはモータ6を発電機
として機能させて回生電力を回収している。リアシート
8の下方には、燃料電池2の燃料ガス(例えば水素)を
貯蔵するための燃料タンク5が設けられている。 【0006】前記燃料電池ボックス10は、フロアパネ
ル3下に配置される燃料電池2を雨水、火気、飛び石等
から保護するためのものであり、例えばプレス成型され
た薄板鋼板で形成されている。燃料電池ボックス10の
前壁11及び両側壁12には、燃料電池2から発生する
反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボックス10から自然
排出させるための換気口20が設けられている。具体的
には、燃料電池ボックス10の前壁11に3箇所(図示
略)、両側壁12に各々3箇所の換気口20が設けられ
ている。尚、燃料電池ボックス10の後壁13には、燃
料タンク5の配置位置との関係で換気口を設けていな
い。そして、図中矢印で示すように、燃料電池ボックス
10の排気口20から排出された反応済みガスや水蒸気
は、車室9外面に沿って外部に拡散される。 【0007】図2は、図1のA−A線に沿う断面図であ
る。燃料電池ボックス10は、フロアパネル3下の空間
に収まるように、平面積が広く、高さが抑えられた略立
方体に形成され、その内部に燃料電池2が収納されてい
る。図2に示すように、燃料電池ボックス10の上半部
は、フロアパネル3下面両側に接合された2本のサイド
フレーム4間に配置されている。燃料電池ボックス10
の下半部は、車幅方向で上半部より幅広に形成され、こ
こに段差部14が形成されている。燃料電池ボックス1
0は、ボックス上部10A、ボックス下部10Bに分割
して構成されており、それらによって燃料電池2の両端
部を挟持している。そして、燃料電池2を挟持した部分
に下方からボルト15を貫通させ、サイドフレーム4に
設けられたナット16にボルト15を締め込み、段差部
14の上面をサイドフレーム4の下面に当接させること
によって、サイドフレーム4に燃料電池2及び燃料電池
ボックス10を固定している。尚、燃料電池2と燃料電
池ボックス10とには、各上下面間にゴム等の弾性部材
17が介装されており、振動音を防止すると共に、燃料
電池2に伝わる衝撃を緩和させている。 【0008】図3は、換気口20の構成を示す分解斜視
図である。同図に示すように、換気口20は、燃料電池
ボックス10に設けられた円形状の開口部20aと、開
口部20aに取り付けられ、換気口20のベースとなる
ベース部材21と、ベース部材21の内側に取り付けら
れる防水透湿部材25と、同じくベース部材21の内側
に取り付けられる防爆フィルター26と、これらを覆う
ように取り付けられるカバー31とから構成されてい
る。 【0009】ベース部材21は、例えば合成樹脂等によ
って環状に形成されたものであり、その環状部22の内
周には、防水透湿部材25及び防爆フィルター26の位
置決めとなるリブ23が設けられ、また、環状部22の
外周には、ベース部材21を燃料電池ボックス10に固
定するためのフランジ24が設けられている。環状部2
2の外側下部には、内周から外周に渡って水抜き溝24
Aが設けられており、また、フランジ24には、開口部
20aの周囲に設けられたバーリング孔20bに対応す
る位置に、ビス孔24Bが複数箇所(この実施形態にお
いては4箇所)設けられている。 【0010】防水透湿部材25は、例えば多孔性構造の
フッ素系樹脂を、ベース部材21の内周径に対応した円
形状に成形したものである。防爆フィルター26は、例
えば多孔性構造のセラミックを、防水透湿部材25と同
様の円形状に成形したものである。 【0011】カバー31は、前記ベース部材21の環状
部22の外周径に対応した円形状で且つ複数の水平方向
のスリット35を有する保護壁32と、この保護壁32
の外周縁に設けられる外周壁33と、その外周壁33の
開口縁に設けられるフランジ部34とを有しており、例
えばプレス成型された薄板鋼板によって形成されたもの
である。保護壁32の各スリット35は、庇36を外側
に切り起こして形成したものであり、庇36は雨水等の
浸入を防止するように外側下向きに傾斜して形成されて
いる。保護壁32の下部には、ベース部材21に設けら
れた水抜き溝24Aに対応する位置に水抜き孔34Aが
設けられており、また、フランジ部34には、ベース部
材21のフランジ24に設けられたビス孔24Bに対応
する位置にビス孔34Bが設けられている。 【0012】図4は、図3のB−B線に沿う換気口20
の取り付け状態での断面図である。同図に示すように、
燃料電池ボックス10の開口部20aから順に、ベース
部材21、防水透湿部材25、防爆フィルター26、カ
バー31が取り付けられ、ベース部材21,カバー31
の各ビス孔24B,34Bにビス37を取り付けて燃料
電池ボックス10のバーリング孔20bに締結すること
で、各部品が燃料電池ボックス10に固定されている。
つまり、換気口20の空気の流路は、防水透湿部材2
5、防爆フィルター26、スリット35を有するカバー
31の3層構造に構成されている。 【0013】燃料電池2から発生する反応済みガスや水
蒸気は、図中矢印50Aに示すように、防水透湿部材2
5及び防爆フィルター26を透過してカバー31のスリ
ット35より外部に排出される。 【0014】燃料電池ボックス10に降り掛かる雨水等
の水分は、カバー31のスリット35から換気口20に
入り込み防爆フィルター26を透過しても、防水透湿部
材25を透過できず燃料電池ボックス10内に浸入でき
ないため、図中矢印50Bに示すように、カバー31の
スリット35から排出されるか、又は、防爆フィルター
26から自然滴下して水抜き溝24A及び水抜き孔24
Bより換気口20の外部に排出される。 【0015】燃料電池ボックス10が火の粉等の火気に
晒され、カバー31のスリット35から火種が入り込も
うとしても、防爆フィルター26が火種を遮断するた
め、図中矢印50Cに示すように跳ね返されてカバー3
1のスリット35から外部に排出され、内部には侵入し
ない。 【0016】燃料電池ボックス10に衝突する飛び石等
は、大きなものはカバー31によって図中矢印50Dに
示すように跳ね返され、小さなもの(砂利等)はカバー
31のスリット35から入り込もうとしても、上記火気
の場合と同様に跳ね返されてカバー31のスリット35
から外部に排出される。 【0017】上記実施形態によれば、燃料電池ボックス
10の前壁11及び両側壁12に設けられた換気口20
に防水透湿部材25を装着することで、燃料電池2から
発生する反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボックス10
外部に逃がすと共に、燃料電池ボックス10外部からの
雨水等の浸入を防止できるため、自然換気性能を確保し
た上で、燃料電池2及び燃料電池ボックス10の防錆、
防腐性を維持できる。 【0018】また、前記換気口20に防爆フィルター2
6を装着することで、燃料電池2から発生する反応済み
ガスや水蒸気を燃料電池ボックス10外部に逃がすと共
に、燃料電池ボックス10外部からの火気の侵入を防止
できるため、自然換気性能を確保した上で、燃料電池2
の安全性能を維持できる。ここで、防爆フィルター26
が防水透湿部材25の外側に装着されていることによ
り、火気による防水透湿部材25の損傷を防止できる。
また、防爆フィルター26が水に濡れても、その水分は
防水透湿部材25によって燃料電池ボックス10内には
浸入せず自然滴下して、ベース部材21の水抜き溝24
A及びカバー31の水抜き孔34Aによって外部に排出
される。 【0019】更に、前記換気口20に庇36付きのスリ
ット35を設けたカバー31を装着することで、燃料電
池2から発生する反応済みガスや水蒸気を燃料電池ボッ
クス10外部に逃がすと共に、燃料電池ボックス10外
部からの飛び石等による燃料電池2の破損を防止できる
ため、自然換気性能を確保した上で、燃料電池2の保護
性能を維持できる。 【0020】尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、換気口20の形状、配置位置及び
配置数等については、車両に応じて変更され得る。ま
た、防爆フィルター26を多孔性構造のセラミックでは
なく、例えば多孔性構造の難燃性樹脂としても良い。同
様に、換気口20のベース部材21を合成樹脂ではな
く、例えば燃料電池ボックス10と同一の鋼板によるプ
レス成型部品としても良い。このように、燃料電池ボッ
クス10とベース部材21とが同一材料で形成される場
合には、燃料電池ボックス10と一体に構成することも
可能である。 【0021】更に、カバー31に設けられる庇36は、
カバー31に付着した水滴が換気口20に浸入しないよ
う、外側下向きに傾斜して形成されているが、車両によ
っては、例えば庇36を外側上向きに傾斜するように形
成し、下方からの水はねの浸入や飛び石の侵入防止を図
ることもできる。尚、防爆フィルター26がより多く水
気にさらされる場合は、水はけを良くするために、防爆
フィルター26の材料を多孔性構造のセラミックとする
ことが望ましい。 【0022】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、通気性能を確保した上で、燃料電
池ボックス内への雨水の浸入及び火気、飛び石等の侵入
を防止することが可能となるため、通気性能と、防錆、
防腐性及び安全性を含む保護性能とを両立でき、換気シ
ステムを複雑とすることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態における燃料電池車両の
概略側面図である。 【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。 【図3】 この発明の実施形態の換気口の構成を示す分
解斜視図である。 【図4】 図3のB−B線に沿う換気口の取り付け状態
での断面図である。 【符号の説明】 1 燃料電池車両 2 燃料電池 10 燃料電池ボックス 20a 開口部 25 防水透湿部材 26 防爆フィルター 31 開口部保護板(カバー)
概略側面図である。 【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。 【図3】 この発明の実施形態の換気口の構成を示す分
解斜視図である。 【図4】 図3のB−B線に沿う換気口の取り付け状態
での断面図である。 【符号の説明】 1 燃料電池車両 2 燃料電池 10 燃料電池ボックス 20a 開口部 25 防水透湿部材 26 防爆フィルター 31 開口部保護板(カバー)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料電池車両の燃料電池を収納し、内部
の換気を行う燃料電池ボックスの換気口構造において、
燃料電池ボックスの換気用の開口部に防水透湿部材と、
防爆フィルターと、開口部保護板とを設けたことを特徴
とする燃料電池ボックスの換気口構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025376A JP2003229150A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 燃料電池ボックスの換気口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025376A JP2003229150A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 燃料電池ボックスの換気口構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003229150A true JP2003229150A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27747543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002025376A Withdrawn JP2003229150A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 燃料電池ボックスの換気口構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003229150A (ja) |
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- 2002-02-01 JP JP2002025376A patent/JP2003229150A/ja not_active Withdrawn
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |