JP2003228700A - 画像診断装置 - Google Patents

画像診断装置

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JP2003228700A
JP2003228700A JP2002028213A JP2002028213A JP2003228700A JP 2003228700 A JP2003228700 A JP 2003228700A JP 2002028213 A JP2002028213 A JP 2002028213A JP 2002028213 A JP2002028213 A JP 2002028213A JP 2003228700 A JP2003228700 A JP 2003228700A
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Kazuhiro Mamada
和広 儘田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査予約情報に基づいて、自動的に、検査に
必要なディスク容量を推定して、検査に不要な画像のみ
を選択して、これを削除して、検査に必要とされる最小
限の空き領域を確保する画像診断装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置10のCPU2は、検査予
約情報受信手段1aによって、RISから一定期間分の
検査予約情報を取得し、ディスク空き容量推定手段1f
によって、検査予約情報に含まれる検査部位及び検査プ
ロトコルと該ディスク空き容量推定手段1fが記憶する
画像データ量統計データから“翌日の検査に発生する画
像データ量”を推定する。そして、削除候補ファイル抽
出手段1eによって、一定期間先まで検査予約が入って
いない患者の画像ファイルを削除候補として抽出し、画
像ファイル削除手段1cによって、“翌日の検査に必要
な空き領域”が確保されるまで、削除候補となった画像
ファイルの削除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像診断装置に関
し、特に、大容量の画像データを扱う循環器系のX線画
像診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、循環器系のX線画像診断装置に
おいては、造影剤の流れを観察するために、撮影した一
連の動画像を一時的に磁気ディスクに記録して、これを
繰り返し再生することが要求される場合がある。
【0003】しかしながら、この動画像の記録を行うた
めには、これを記録する磁気ディスクに大容量の空き領
域が必要となるため、従来においては、技師が、検査前
の事前準備として、磁気ディスクに記録された不要な画
像を削除して、その空き領域を確保しておく作業が必要
となっていた。
【0004】この磁気ディスクに記録された不要な画像
を削除する方式としては、順次削除方式(オーバライト
モード)とマニュアル選択方式(リメインモード)の二
つがある。
【0005】先の順次削除方式は、必要に応じて、磁気
ディスクに記録された画像データを、その記録日時の古
い順に順次削除していく方式である。当該順次削除方式
においては、技師が、磁気ディスクに記録された患者リ
ストやファイルリストの中から不要な画像を選択するこ
ともなく、自動的に、不要な画像データが新たな画像デ
ータによって上書きされて消えていくことになるので、
手間がかからないという利点がある。
【0006】一方のマニュアル選択方式は、技師が磁気
ディスクに記録された患者リストやファイルリストの中
から不要な画像を選択して、これを削除していく方式で
ある。当該マニュアル選択方式においては、技師が、不
要な画像データを削除して、必要な画像データのみを磁
気ディスクに残しておくことができるという利点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
説明した二つの方式には、以下のような問題があった。
【0008】例えば、順次削除方式においては、技師
は、画像を削除する手間を省くことができるが、削除し
たくない画像、即ち、検査に必要な画像までもが削除さ
れてしまう場合があった。このような場合には、保管庫
から、この画像データが記録されたデジタルVTRテー
プを探し出して、これを再度、磁気ディスクに記録する
必要があった。また、画像診断装置がネットワークによ
って画像サーバに接続されている場合であっても、所望
の画像データを検索して、これを再度、磁気ディスクに
記録する必要があった。
【0009】一方、マニュアル選択削除方式において
は、検査中に空き領域が不足した場合には、検査を中断
して、磁気ディスクに記録される画像データの削除を行
って、空き領域を確保してからでなければ、それ以降の
撮影を続行することができないという問題があるため
に、技師は、検査が中断しないように、予め、検査予約
に基づいて必要な空き領域を推定し、不要な画像を削除
し、十分な空き領域を確保する必要があった。また、必
要な空き領域は、技師独自の判断によって推定されるた
め、必要以上の画像が削除されてしまう場合があった。
【0010】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、従来、技師のマニュ
アル操作によって行われていた空き領域の確保を、技師
の手を煩わせることなく、自動的に行うために、RIS
から受信される、或いは、手入力される検査予約情報に
基づいて、検査に必要なディスク容量を推定して、検査
に不要な画像のみを選択して、これを削除して、検査に
必要とされる最小限の空き領域を確保する画像診断装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、検査予約に関する情報を取
得する検査予約情報取得手段と、前記検査予約に従って
検査に必要な画像を撮影する画像撮影手段と、該画像撮
影手段によって撮影された画像を一時的に記録する画像
記録手段とを少なくとも含み構成される画像診断装置に
おいて、前記検査予約情報取得手段によって取得された
前記検査予約に関する情報に基づいて、前記画像記録手
段に記録される画像データの中から検査に必要の無いも
のを選択して、これを削除する画像データ削除手段を有
することを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、検査予約に関する情報を取得する検査予約情
報取得手段と、前記検査予約に従って撮影された画像を
モダリティから取得する画像取得手段と、該画像取得手
段によって取得された画像を一時的に記録する画像記録
手段とを少なくとも含み構成される画像診断装置におい
て、前記検査予約情報取得手段によって取得された前記
検査予約に関する情報に基づいて、前記画像記録手段に
記録される画像データの中から検査に必要の無いものを
選択して、これを削除する画像データ削除手段を有する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像診断装置
の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明
する。尚、以下に説明する画像診断装置は、検査予約に
従って、検査に必要な画像を撮影する撮影装置を備え、
また、ネットワークを介してRIS(=放射線部門情報
管理システム;ラジオロジーインフォメーションシステ
ムの略)から検査予約情報を受信するものとする。
【0014】図1に、本実施形態における画像診断装置
の全体構成図を示す。同図に示すように、当該画像診断
装置は、ネットワークNを介して、RIS100と画像
サーバ200とに接続されており、主に、RIS100
から検査予約情報を受信して、この検査予約情報に基づ
いて、翌日の検査に必要の無い画像データを自動的に削
除する画像データ削除手段である画像処理装置10と、
検査予約に従って、検査に必要な画像を撮影する画像撮
影手段である撮影装置20と、この撮影装置20によっ
て撮影された画像を一時的に記録する画像記録手段であ
る画像磁気ディスク30と、この画像磁気ディスク30
に記録された画像を長期間保存する目的で他の記録媒体
(デジタルVTRテープ)へ出力したり、他の記録媒体
(デジタルVTRテープ)から入力した画像をこの画像
磁気ディスク30に記録したりする画像入出力手段であ
るデジタルVTR40とから構成されている。尚、画像
処理装置10は、さらに画像サーバ200から検査に必
要な画像データを取得する画像データ取得手段にもなっ
ている。
【0015】図2に、画像処理装置10の詳細構成図を
示す。同図に示すように、当該画像処理装置10は、主
に、RIS100から検査予約情報を受信する手段であ
る検査予約情報受信手段1aと、撮影装置20が撮影し
た画像を画像データ(以下、画像ファイルと称する。)
として記録する手段である画像ファイル記録手段1b
と、後述説明する削除候補ファイル抽出手段1eによっ
て削除候補とされた画像ファイルを画像磁気ディスク3
0から削除する手段である画像ファイル削除手段1c
と、他の記録媒体(デジタルVTRテープ等)、或いは
記録装置(画像サーバ200)から画像磁気ディスク3
0に画像ファイルを入力したり、この画像磁気ディスク
30から他の記録媒体(デジタルVTRテープ等)、或
いは記録装置(画像サーバ200)へ画像ファイルを出
力したりする手段である画像ファイル入出力手段と、検
査予約情報受信手段1aが受信した検査予約情報に基づ
いて、画像磁気ディスク30から削除候補となる画像フ
ァイルを抽出する手段である削除候補ファイル抽出手段
1eと、検査予約情報受信手段1aが受信した検査予約
情報と、自身が保有するデータベースに記憶される、過
去の検査実績から検査部位別に計算された画像データ量
の統計データである画像データ量統計データに基づい
て、翌日の検査に必要となるディスク空き容量を推定す
る手段であるディスク空き容量推定手段1fと、このデ
ィスク空き容量推定手段1fのデータベースに記録され
る画像データ量統計データを更新する手段である画像デ
ータ量統計データ更新手段1gとを有するメモリ1と、
これらの制御を行う制御手段であるCPU2と、当該画
像処理装置の制御を行うためのシステムデータを記録す
るシステム磁気ディスク3と、その他、撮影装置20と
のインターフェースである撮影装置I/F4と、画像磁
気ディスク30とのインターフェースである画像磁気デ
ィスクI/F5と、デジタルVTR40とのインターフ
ェースであるデジタルVTR入出力I/F6と、同じ
く、ネットワークNとのインターフェースであるネット
ワーク入出力I/F7とから構成されている。
【0016】次に、以上のように構成される当該画像診
断装置の画像処理装置10における画像磁気ディスク3
0の必要な空き領域の確保の仕方について、図2を参照
しつつ説明する。
【0017】(1、翌日の検査に必要な空き領域の推定
方法)まず、CPU2は、検査予約情報受信手段1aに
よって、RIS100から翌日分の検査予約情報を取得
する。但し、この検査予約情報には、検査部位と、検査
種類を包含する検査プロトコルが含まれるものとする。
尚、この検査予約情報の他にも、例えば検査IDのよう
に、検査部位と検査プロトコルに対応付けられる情報が
ある場合には、その情報であっても良い。
【0018】以下においては、この検査予約情報に、検
査部位及び検査種類を包含する検査プロトコルが含まれ
るものとして説明する。
【0019】ディスク空き容量推定手段1fのデータベ
ースには、過去の検査実績から検査部位別に計算された
画像データ量の統計データである検査部位別画像データ
量統計データが予め登録されている。この検査部位別画
像データ量統計データ1f−Aとは、図3に示すような
ものである。同図に示すように、当該検査部位別画像デ
ータ量統計データ1f−Aには、検査部位毎に、その検
査種類(=撮影プロトコル)とその画像データ量が定義
されている。
【0020】CPU2は、ディスク空き容量推定手段1
fによって、検査予約情報に含まれる検査部位及び検査
プロトコルと、この検査部位別画像データ量統計データ
1f−Aから、翌日の検査で発生する画像データ量を推
定する。具体的には、検査部位及び検査プロトコルから
検査の種類と検査部位を特定して、検査部位別画像デー
タ量統計データ1f−Aからその検査について発生する
画像データ量を算出して、これを翌日の検査全てに関し
て行うことで、その合計値を翌日の検査に必要とされる
ディスクの空き領域の容量とする。
【0021】(翌日の検査に必要な空き領域の確保)C
PU2は、次に、検査予約情報受信手段1aによって、
RIS100から一定期間分の検査予約情報を取得す
る。尚、この一定期間分の検査予約情報は、RIS10
0から翌日分の検査予約情報を取得する際に、同時に取
得することにしてもよい。また、以下においては、この
一定期間を一週間として説明する。
【0022】CPU2は、次に、削除候補ファイル抽出
手段1eによって、一週間先までの検査予約リストの中
で、検査予約が入っていない患者に関する画像ファイル
を削除候補として抽出する。
【0023】CPU2は、次に、画像ファイル削除手段
1cによって、ディスク空き容量推定手段1fが推定し
た“翌日の検査に必要な空き領域”が確保されるまで削
除候補になっている画像ファイルの削除を行う。
【0024】但し、この画像ファイルは、撮影日時が古
いものから順次削除していくことにする。また、撮影日
時以外に、画像データにプライオリティが設定されてい
る場合には、プライオリティが低いものから順次削除し
ていくことにする。このプライオリティの設定方法の具
体例としては、例えば、画像磁気ディスク30に記録さ
れている画像ファイルの中でも、既に、画像サーバ20
0やデジタルVTRテープ等に記録されているものに関
しては、そのプライオリティを低く設定すること等が挙
げられる。
【0025】ところで、検査予約は、突然キャンセルさ
れる場合も考えられるので、例えば検査前の段階では画
像ファイルを削除せずに、削除候補を決定しておくに留
める運用もある。このような場合には、検査中に、画像
ファイル削除手段1cによって削除候補の画像ファイル
を削除しつつ、画像磁気ディスク30に撮影した画像の
画像データを記録していくことになる。
【0026】(急患のための準備)また、頻繁に急患が
入るような病院においては、いつ急患が入って来ても良
いように、予め、急患用に所定量の空き領域を確保して
おくことにする。具体的には、CPU2は、画像ファイ
ル削除手段1cによって削除候補の画像ファイルを削除
して、翌日の検査に必要な空き領域に加えて、急患用の
所定量の空き領域を確保する。因みに、削除候補の画像
ファイルは、削除候補ファイル抽出手段1eによって自
動的に抽出されるので、技師は、削除する画像ファイル
を一つ一つ選択する必要はなく、必要とされる容量、即
ち、急患用の所定量の空き領域だけを指定すればよい。
【0027】(検査に必要な画像の準備)また、検査に
必要な画像が画像磁気ディスク30に記録されていない
場合には、保管庫から該当する画像ファイルが記録され
たデジタルVTRテープ等を探し出して、これをデジタ
ルVTR40に挿入して、再度、画像磁気ディスク30
に記録するか、或いは、画像サーバ200から該当する
画像ファイルを検索して、これを再度、画像磁気ディス
ク30に記録することになる。このように、他の記録媒
体、或いは、記録装置に記録された画像ファイルを、再
度、画像磁気ディスク30に記録する際にも、CPU2
は、画像ファイル削除手段1cによって削除候補の画像
ファイルを削除し、翌日の検査で必要となる空き領域を
確保するものとする。
【0028】(検査中の空き領域確保)また、検査中に
画像のデータ量が推定値をオーバーして、画像磁気ディ
スク30の空き領域の容量が不足した場合には、CPU
2は、必要に応じて、画像ファイル削除手段1cによっ
て削除候補の画像ファイルを削除しつつ、撮影中の画像
データを画像磁気ディスク30に記録していくものとす
る。これにより、画像磁気ディスク30の空き領域の容
量の不足を原因として、検査が中断されることを回避す
ることができる。
【0029】(検査後の処理)そして、検査終了後に
は、CPU2は、画像データ量統計データ更新手段1g
によって、今回の検査で発生した新たな画像データ量を
計算して、ディスク空き容量推定手段1fのデータベー
スに記録された検査部位別画像データ量統計データ1f
−Aを更新する。
【0030】次に、以上に説明した、当該画像診断装置
の画像処理装置10における画像磁気ディスク30の必
要な空き領域の確保の仕方について、図4及び図5に示
すフローチャートを用いて、検査前日及び検査当日にお
ける一連の流れに沿って説明する。
【0031】(検査前日の画像ファイル削除の流れ)図
4に示すように、CPU2は、検査予約情報受信手段1
aによって、RIS100から一定期間分、例えば、一
週間分の検査予約情報を取得する(S01)。ディスク
空き容量推定手段1fのデータベースには、過去の検査
実績から検査部位別に計算された画像データ量の統計デ
ータである検査部位別画像データ量統計データが予め登
録されており、CPU2は、ディスク空き容量推定手段
1fによって、検査予約情報に含まれる検査部位及び検
査プロトコルと、この検査部位別画像データ量統計デー
タ1f−Aから、翌日の検査で発生する画像データ量を
推定する(S02)。具体的には、検査部位及び検査プ
ロトコルから検査の種類と検査部位を特定して、検査部
位別画像データ量統計データ1f−Aからその検査につ
いて発生する画像データ量を算出して、これを翌日の検
査全てに関して行うことで、その合計値を翌日の検査に
必要とされるディスクの空き領域の容量とする。ここ
で、CPU2は、翌日の検査に必要な画像ファイルが、
画像磁気ディスク30に記録されているかをチェックし
て(S03)、記録されていない場合には(S03、N
O)、これを画像サーバ200から検索して、画像磁気
ディスク30に記録する。CPU2は、次に、削除候補
ファイル抽出手段1eによって、一週間先までの検査予
約リストの中で、検査予約が入っていない患者に関する
画像ファイルを削除候補として抽出する(S05)。C
PU2は、次に、ディスク空き容量推定手段1fが推定
した“翌日の検査に必要な空き領域”が、現在、画像磁
気ディスク30において確保されているか否かをチェッ
クして(S06)、確保されていない場合には(S0
6、NO)、これが確保されるまで、画像ファイル削除
手段1cによって削除候補になっている画像ファイルの
削除を行う(S07)。但し、この画像ファイルは、撮
影日時が古いものから順次削除していくことにする。ま
た、撮影日時以外に、画像データにプライオリティが設
定されている場合には、プライオリティが低いものから
順次削除していくことにする。また、頻繁に急患が入る
ような病院においては、いつ急患が入って来ても良いよ
うに、予め、急患用の所定量の空き領域も確保しておく
ことにする。具体的には、CPU2は、画像ファイル削
除手段1cによって削除候補の画像ファイルを削除し
て、翌日の検査に必要な空き領域に加えて、この急患用
の所定量の空き領域を確保する。
【0032】(検査当日の画像ファイル削除の流れ)図
5に示すように、検査が開始された以降(S08)、C
PU2は、絶えず画像磁気ディスク30の空き領域の容
量をチェックして(S09)、これが不足した場合には
(S09、NO)、画像ファイル削除手段1cによって
削除候補の画像ファイルを削除しつつ、撮影中の画像デ
ータを画像磁気ディスク30に記録していく(S1
0)。CPU2は、さらに、絶えず検査が終了したか否
かを判断して(S11)、検査が終了した場合には(S
11、YES)、画像データ量統計データ更新手段1g
によって、今回の検査で発生した画像データ量を計算し
て、ディスク空き容量推定手段1fのデータベースに記
録された検査部位別画像データ量統計データ1f−Aを
更新する(S12)。
【0033】このように、本実施形態における画像診断
装置によれば、RISから受信する検査予約情報に基づ
いて、自動的に、翌日の検査に必要なディスク容量が推
定され、検査に不要な画像のみが選択され、これが削除
され、検査に必要とされる最小限の空き領域が確保され
るので、従来のように技師の手を煩わせるようなことも
なく、自動的に、翌日の検査に必要な最小限の空き領域
を確保することができる。
【0034】また、頻繁に急患が入るような病院におい
ては、いつ急患が入って来ても良いように、予め所定の
空き領域の容量を確保しておくことができる。
【0035】また、外部の記録媒体、或いは、記録装置
等から画像を取得した場合にも、自動的に、これに値す
るだけの空き領域の容量が確保され、翌日の検査に必要
な最小限の空き領域を確保することができる。
【0036】さらに、検査途中に空き領域が不足した場
合にも、自動的に、不要な画像ファイルが削除され、検
査を中断することなく、必要とされる空き領域の容量を
確保することができる。
【0037】尚、本実施形態における画像診断装置は、
検査予約に従って検査に必要な画像を撮影する撮影装置
を備え、また、ネットワークを介してRISに接続さ
れ、このRISから検査予約情報を受信するものとした
が、撮影装置は備えられずに、検査に必要な画像はネッ
トワークを介して外部のモダリティから取得される場合
もあり、また、検査予約情報は、技師の手入力によって
当該画像診断装置に入力される場合もある。このような
場合には、当該画像診断装置に、撮影装置に替わって、
画像取得手段が設けられ、また、検査予約情報受信手段
に替わって、或いは、加えて、マウスやキーボード等の
検査予約情報入力手段が設けられることになる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る画
像診断装置によれば、技師によって手入力される、或い
は、RISから取得される検査予約情報に基づいて、自
動的に、翌日の検査に必要なディスク容量が推定され、
検査に不要な画像のみが選択され、これが削除され、検
査に必要とされる最小限の空き領域が確保されるので、
従来のように技師の手を煩わせるようなこともなく、自
動的に、翌日の検査に必要な最小限の空き領域を確保す
ることができる。
【0039】また、頻繁に急患が入るような病院におい
ては、いつ急患が入って来ても良いように、予め所定の
空き領域の容量を確保しておくことができる。
【0040】また、外部の記録媒体、或いは、記録装置
から画像を取得した場合にも、自動的に、これに値する
だけの空き領域の容量が確保され、翌日の検査に必要な
最小限の空き領域を確保することができる。
【0041】さらに、検査途中に空き領域が不足した場
合にも、自動的に、不要な画像が削除され、検査を中断
することなく、必要とされる空き領域の容量を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像診断装置の一実施形態におけ
る全体構成図である。
【図2】図1に示す画像診断装置の画像処理装置におけ
る制御構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す画像処理装置のディスク空き容量推
定手段のデータベースに記憶される検査部位別画像デー
タ量統計データの一例を示す図である。
【図4】本発明に係る画像診断装置の検査前日における
画像ファイル削除の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【図5】本発明に係る画像診断装置の検査当日における
画像ファイル削除の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…メモリ 1a…検査予約情報受信手段 1b…画像ファイル記録手段 1c…画像ファイル削除手段 1d…画像ファイル入出力手段 1e…削除候補ファイル抽出手段 1f…ディスク空き容量推定手段 1f−A…検査部位別画像データ量統計データ 1g…画像データ量統計データ更新手段 2…CPU 3…システム磁気ディスク 4…撮影装置I/F 5…画像磁気ディスクI/F 6…デジタルVTR入出力I/F 7…ネットワーク入出力I/F 10…画像処理装置 20…撮影装置 30…画像磁気ディスク 40…デジタルVTR 100…RIS 200…画像サーバ N…ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61B 6/03 360 A61B 6/00 350Z Fターム(参考) 4C093 AA24 AA30 CA17 CA32 CA50 DA02 FF24 FF50 FH04 FH05 FH06 FH08 5B050 AA02 BA10 BA15 CA07 FA19 GA08 5B082 CA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査予約に関する情報を取得する検査予
    約情報取得手段と、前記検査予約に従って検査に必要な
    画像を撮影する画像撮影手段と、該画像撮影手段によっ
    て撮影された画像を一時的に記録する画像記録手段とを
    少なくとも含み構成される画像診断装置において、 前記検査予約情報取得手段によって取得された前記検査
    予約に関する情報に基づいて、前記画像記録手段に記録
    される画像データの中から検査に必要の無いものを選択
    して、これを削除する画像データ削除手段を有すること
    を特徴とする画像診断装置。
  2. 【請求項2】 検査予約に関する情報を取得する検査予
    約情報取得手段と、前記検査予約に従って撮影された画
    像をモダリティから取得する画像取得手段と、該画像取
    得手段によって取得された画像を一時的に記録する画像
    記録手段とを少なくとも含み構成される画像診断装置に
    おいて、 前記検査予約情報取得手段によって取得された前記検査
    予約に関する情報に基づいて、前記画像記録手段に記録
    される画像データの中から検査に必要の無いものを選択
    して、これを削除する画像データ削除手段を有すること
    を特徴とする画像診断装置。
  3. 【請求項3】 前記検査予約情報取得手段は、前記検査
    予約に関する情報を、ネットワークを介してRISから
    受信する検査予約情報受信手段であって、 前記画像データ削除手段は、前記検査予約情報受信手段
    が受信した検査予約に関する情報に基づいて、前記画像
    記録手段に記録される画像データの中から検査に必要の
    無いものを選択して、これを削除することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の画像診断装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ削除手段は、前記検査予
    約に関する情報から一定期間内における患者毎の検査予
    約状況を取得して、この一定期間内において検査予約の
    入っていない患者に関する画像データを、検査に必要の
    無いものとして削除することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3の何れか一項に記載の画像診断装置。
  5. 【請求項5】 前記検査予約に関する情報と、検査部位
    別の画像データ量統計データとに基づいて、翌日の検査
    に必要とされる空き領域の容量を推定する空き領域推定
    手段をさらに有し、前記画像データ削除手段は、前記空
    き領域推定手段によって推定された空き領域の容量に基
    づいて、前記画像データの削除を行うことを特徴とする
    請求項4記載の画像診断装置。
  6. 【請求項6】 前記空き領域推定手段は、さらに、検査
    によって発生した画像データの容量に基づいて、前記検
    査部位別画像データ量統計データのデータ更新を行うこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像診断装置。
JP2002028213A 2002-02-05 2002-02-05 画像診断装置 Pending JP2003228700A (ja)

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JP2002028213A JP2003228700A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 画像診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004154560A (ja) * 2002-10-17 2004-06-03 Toshiba Corp 医用画像診断システム、医用画像診断システムにおける情報提供サーバ及び情報提供方法
WO2007135891A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 医用画像管理装置及びプログラム
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