JP2003228671A - 地域情報提供方法および地域情報提供装置 - Google Patents

地域情報提供方法および地域情報提供装置

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JP2003228671A
JP2003228671A JP2002027257A JP2002027257A JP2003228671A JP 2003228671 A JP2003228671 A JP 2003228671A JP 2002027257 A JP2002027257 A JP 2002027257A JP 2002027257 A JP2002027257 A JP 2002027257A JP 2003228671 A JP2003228671 A JP 2003228671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのイメージに近似した地域情報を提供
することができ、信頼性の高い評価情報を提供すること
ができ、利用の向上を図ることが可能な地域情報提供方
法および地域情報提供装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ユーザ端末からユーザ識別情報を受信す
る受信段階(S110)と、ユーザ識別情報,店舗,該
店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗評価テーブル
を参照し、受信したユーザ識別情報に対応づけられた店
舗および該店舗の評価情報を特定する店舗特定段階(S
111)と、評価情報に基づいて店舗の表示形態を決定
する表示形態決定段階(S112〜S123)と、表示
形態の店舗を表示した地域情報を作成してユーザ端末に
提供する地域情報提供段階(S124)とを有すること
により上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域情報提供方法
および地域情報提供装置に係り、特にユーザから要求の
あった地域の地域情報を提供する地域情報提供方法およ
び地域情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のコンピュータ
ネットワークの普及に伴い、所定の地域に存在する店
舗,施設等(以下、店舗と総称する)の情報を地域情報
として提供する地域情報提供サービスが開始されてい
る。このような地域情報提供サービスは、例えばユーザ
と店舗とを仲介する地域情報提供サイトにより提供され
る。
【0003】地域情報提供サイトは、ユーザに店舗を検
索させ、その検索結果に応じた店舗の情報をユーザに提
供するものである。また、地域情報提供サイトは一人以
上のユーザから店舗に関する感想や評価を取得し、取得
した店舗に関する感想や評価を集計してユーザに提供す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が所望する地域情報は、そのユーザの属性(例えば、性
別,年代など)に応じて異なるものである。例えば同じ
地域であっても、20代の女性が考える地域のイメージ
と50代の男性が考える地域のイメージとは異なること
も多い。したがって、従来の地域情報提供サイトでは、
検索結果に応じた店舗の情報がユーザのイメージと異な
ることも多いという問題があった。
【0005】また、従来の地域情報提供サイトでは、例
えばWEBページ等に登録させることでユーザから店舗
に関する感想や評価を取得するため、ユーザから取得し
た店舗に関する感想や評価の信頼度が低かった。したが
って、店舗は地域情報提供サイトが取得した店舗に関す
る感想や評価を信頼して利用することができないという
問題があった。
【0006】その結果、従来の地域情報提供サイトはユ
ーザおよび店舗の双方にとって不便なものであるため、
利用の向上を図ることが難しいという問題があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ユーザのイメージに近似した地域情報を提供するこ
とができ、信頼性の高い評価情報を提供することがで
き、利用の向上を図ることが可能な地域情報提供方法お
よび地域情報提供装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、コンピュータを用いて、ユーザ端
末に店舗を表示した地域情報を提供する地域情報提供方
法であって、前記コンピュータが、前記ユーザ端末から
ユーザ識別情報を受信する受信段階と、前記コンピュー
タが、ユーザ識別情報,店舗,該店舗の評価情報を対応
づけて記録する店舗評価テーブルを参照し、受信した前
記ユーザ識別情報に対応づけられた店舗および該店舗の
評価情報を特定する店舗特定段階と、前記コンピュータ
が、前記評価情報に基づいて前記店舗の表示形態を決定
する表示形態決定段階と、前記コンピュータが、前記表
示形態の店舗を表示した地域情報を作成して前記ユーザ
端末に提供する地域情報提供段階とを有することを特徴
とする。
【0009】このような地域情報提供方法では、ユーザ
識別情報,店舗,該店舗の評価情報を対応づけて記録す
る店舗評価テーブルからユーザ識別情報に対応づけられ
た店舗および該店舗の評価情報を特定することにより、
ユーザのイメージに近似した地域情報を提供すると共
に、各店舗を評価情報に応じた表示形態で表すことがで
きる。
【0010】この結果、ユーザにとって魅力のある地域
情報を提供することができ、ユーザの利用を向上するこ
とができるので、ユーザの店舗に対する評価情報を効率
良く収集することが可能となる。
【0011】また、本発明は、コンピュータを用いて、
ユーザ端末に店舗を表示した地域情報を提供する地域情
報提供方法であって、前記コンピュータが、前記ユーザ
端末からユーザ識別情報を受信する受信段階と、前記コ
ンピュータが、ユーザ識別情報と属性とを対応づけて記
録するユーザ属性テーブルを参照し、前記受信段階で受
信したユーザ識別情報の属性を識別し、該属性と同一の
属性を対応づけられた他のユーザ識別情報を抽出する同
一属性ユーザ抽出段階と、前記コンピュータが、ユーザ
識別情報,店舗,該店舗の評価情報を対応づけて記録す
る店舗評価テーブルを参照し、前記受信したユーザ識別
情報および前記抽出された他のユーザ識別情報に対応づ
けられた店舗を識別し、該ユーザ識別情報各々の該店舗
の評価情報に基づき、前記属性全体の該店舗の総合評価
情報を算出する店舗特定段階と、前記コンピュータが、
前記総合評価情報に基づいて前記店舗の表示形態を決定
する表示形態決定段階と、前記コンピュータが、前記表
示形態の店舗を表示した地域情報を作成して前記ユーザ
端末に提供する地域情報提供段階とを有することを特徴
とする。
【0012】このような地域情報提供方法では、ユーザ
と同一の属性を持つ他のユーザの平均的な地域情報を提
供すると共に、各店舗を評価情報に応じた表示形態で表
すことができる。
【0013】また、本発明は、前記地域情報提供段階
が、店舗と該店舗の位置情報とを対応づけて記録する店
舗管理テーブルを参照し、前記店舗特定段階で特定され
た店舗を地図上に表示した地域情報を作成してユーザ端
末に提供することを特徴とする。
【0014】このような地域情報提供方法では、店舗と
該店舗の位置情報とを対応づけて記録する店舗管理テー
ブルから店舗の位置を読み出すことにより、地図上に店
舗が表示された地域情報を提供すると共に、各店舗を評
価情報に応じた表示形態で表すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、地域像の一例について説明する図
を示す。ここで、地域像とはユーザが持つ地域のイメー
ジをいう。図1中、個人別の地域像3は各ユーザが個別
に持つ地域のイメージである。個人別の地域像3は、例
えばユーザが利用する店舗の集合体で表すことができ
る。
【0017】属性別の地域像2は、ユーザの属性(例え
ば学生,主婦,シニアなど)に応じて個人別の地域像3
を分類した属性別の平均的な地域のイメージをいう。属
性別の地域像2は、例えばある属性のユーザが利用する
平均的な店舗の集合体で表すことができる。また、全体
の地域像1は、全ユーザの平均的な地域のイメージをい
う。全体の地域像1は、例えば全ユーザが利用する平均
的な店舗の集合体で表すことができる。
【0018】本発明では、個人別の地域像3および属性
別の地域像2を使い分けることにより、ユーザのイメー
ジに近似した地域像(地域情報)やユーザにとって有用
な地域像(地域情報)を提供している。
【0019】図2は、本発明による地域情報提供システ
ムの一実施例の構成図を示す。図2の地域情報提供シス
テム10は、サービスプロバイダに設置された地域情報
提供装置20,店舗が利用する情報端末(以下、店舗端
末という)30,サービス利用者が利用する情報端末
(以下、ユーザ端末という)40,インターネット等の
ネットワーク50を含むように構成される。
【0020】地域情報提供装置20は、地域情報提供部
21,利用状況分析部22,店舗利用状況DB23,地
域像DB24,管理DB25,利用者行動DB26を含
むように構成される。なお、地域情報提供装置20,店
舗端末30およびユーザ端末40は、ネットワーク50
を介して接続されている。
【0021】店舗端末30およびユーザ端末40は、地
域情報提供装置20との間で情報の送受信を行うための
例えばブラウザプログラムや電子メールプログラムを有
している。地域情報提供部21は、利用店舗の登録処
理,利用店舗の参照処理,利用店舗の共有処理,地域像
の参照処理などを行い、処理結果を店舗端末30又はユ
ーザ端末40に供給する。また、利用状況分析部22は
利用者行動の分析処理を行う。なお、利用店舗の登録処
理,利用店舗の参照処理,利用店舗の共有処理,地域像
の参照処理および利用者行動の分析処理の詳細は後述す
る。
【0022】店舗利用状況DB23は、利用顧客テーブ
ル,サマリーテーブル,購買履歴テーブルおよび感想テ
ーブルを含む。地域像DB24は、店舗ランクテーブ
ル,利用頻度テーブルおよび相関係数テーブルを含む。
管理DB25は、利用者登録テーブル,店舗管理テーブ
ル,地域テーブルおよびアイコンテーブルを含む。利用
者行動DB26は、利用店舗テーブル,共有テーブルお
よびアクセスログテーブルを含む。なお、店舗利用状況
DB23,地域像DB24,管理DB25および利用者
行動DB26が有する各テーブルの詳細は後述する。
【0023】地域情報提供装置20は、例えば図3のよ
うな構成のコンピュータにより実現される。図3は、本
発明の地域情報提供装置を実現するコンピュータの一実
施例の構成図を示す。
【0024】図3のコンピュ−タは、それぞれバスBで
相互に接続されている入力装置61と,表示装置62
と,ドライブ装置63と,記録媒体64と,補助記憶装
置65と,メモリ装置66と,演算処理装置67と,イ
ンターフェース装置68と,DB(データベース)69
とを含むように構成される。
【0025】入力装置61は、コンピュータの利用者が
操作するキーボード及びマウスなどで構成され、コンピ
ュータに各種操作信号を入力するために用いられる。表
示装置62は、コンピュータを操作するのに必要な各種
ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装
置68は、コンピュータをネットワーク50に接続する
為のインターフェースであり、例えばモデム,ルータ等
で構成される。
【0026】DB69は、地域情報の提供を行う為に必
要な情報、例えば店舗利用状況DB23,地域像DB2
4,管理DB25および利用者行動DB26が有するテ
ーブル等を格納する。
【0027】なお、地域情報提供プログラムは、CD−
ROM等の記録媒体64によって提供される。地域情報
提供プログラムを記録した記録媒体64は、ドライブ装
置63にセットされ、地域情報提供プログラムが記録媒
体64からドライブ装置63を介して補助記憶装置65
にインストールされる。補助記憶装置65は、インスト
ールされた地域情報提供プログラムを格納すると共に、
地域情報提供プログラムの実行に必要なファイル,デー
タ等を格納する。
【0028】メモリ装置66は、コンピュータの起動時
に補助記憶装置65から地域情報提供プログラムを読み
出して格納する。演算処理装置67は、メモリ装置66
に読み出され格納された地域情報提供プログラムに従っ
て、地域情報提供装置20に係る処理を実行する。
【0029】以下、地域情報提供システム10の処理に
ついて図面を参照しつつ説明していく。図4は、地域情
報提供システムの処理の一例のフローチャートを示す。
ステップS1−1では、サービス利用者がユーザ端末4
0を利用して会員登録の要求を行う。また、ステップS
2−1では、店舗の店員などが店舗端末30を利用して
会員登録の要求を行う。
【0030】ユーザ端末40または店舗端末30から会
員登録の要求があると、地域情報提供装置20はステッ
プS1に進み、会員登録処理を行う。地域情報提供装置
20は、ユーザ端末40または店舗端末30から供給さ
れた会員登録情報から図5,図6のような利用者登録テ
ーブル,店舗管理テーブルを作成する。
【0031】図5は、利用者登録テーブルの一例の構成
図を示す。図6は、店舗管理テーブルの一例の構成図を
示す。利用者登録テーブルは、利用者ID,電子メール
アドレス,性別,生年月日,郵便番号,職業などの項目
を含む。また、店舗管理テーブルは、店舗ID,店舗
名,郵便番号,住所,電話番号,電子メールアドレス,
ジャンル,地域IDなどの項目を含む。
【0032】地域情報提供装置20は会員登録処理が終
了すると、ユーザ端末40または店舗端末30に登録完
了の通知を行う。ステップS1−2では、サービス利用
者がユーザ端末40を利用して登録完了の通知を受信す
る。また、ステップS2−2では、店舗の店員などが店
舗端末30を利用して登録完了の通知を受信する。
【0033】ステップS1−3では、サービス利用者が
ユーザ端末40を利用して利用店舗の登録要求を行う。
ここで、利用店舗とは、ユーザが実際に利用した又は利
用したいと所望する店舗をいう。
【0034】ユーザ端末40から利用店舗の登録要求が
あると、地域情報提供装置20はステップS2に進み、
後述する利用店舗登録処理を行う。地域情報提供装置2
0は利用店舗登録処理が終了すると、ユーザ端末40に
登録完了の通知を行う。ステップS1−4では、サービ
ス利用者がユーザ端末40を利用して登録完了の通知を
受信する。
【0035】ステップS1−5では、サービス利用者が
ユーザ端末40を利用して利用店舗の参照要求を行う。
ユーザ端末40から利用店舗の参照要求があると、地域
情報提供装置20はステップS3に進み、後述する利用
店舗参照処理を行う。地域情報提供装置20は利用店舗
参照処理が終了すると、ユーザ端末40に利用店舗の情
報を送信する。ステップS1−6では、サービス利用者
がユーザ端末40を利用して利用店舗の情報を受信す
る。このように、サービス利用者は利用店舗の情報を参
照する。
【0036】ステップS2−3では、店舗の店員などが
店舗端末30を利用して店舗情報の更新要求を行う。店
舗端末30から店舗情報の更新要求があると、地域情報
提供装置20はステップS4に進み、店舗情報更新処理
を行う。地域情報提供装置20は、店舗端末30から供
給された更新情報を用いて図6の店舗管理テーブルを更
新する。
【0037】地域情報提供装置20は店舗情報更新処理
が終了すると、店舗端末30に更新完了の通知を行う。
ステップS2−4では、店舗の店員などが店舗端末30
を利用して更新完了の通知を受信する。このように、店
舗の店員などは店舗情報を更新する。
【0038】ステップS1−7では、サービス利用者が
ユーザ端末40を利用して地域情報の参照要求を行う。
ここで、地域情報とは、他のユーザが登録した利用店舗
の情報のうち所定の条件(例えば、地域,サービス利用
者の属性など)で検索される利用店舗の情報をいう。
【0039】ユーザ端末40から地域情報の参照要求が
あると、地域情報提供装置20はステップS5に進み、
後述する地域情報参照処理を行う。地域情報提供装置2
0は地域情報参照処理が終了すると、ユーザ端末40に
地域情報を送信する。ステップS1−8では、サービス
利用者がユーザ端末40を利用して地域情報を受信す
る。このように、サービス利用者は地域情報を参照す
る。
【0040】ステップS2−5では、店舗の店員などが
店舗端末30を利用して利用者情報の参照要求を行う。
店舗端末30から利用者情報の参照要求があると、地域
情報提供装置20はステップS6に進み、利用者行動分
析処理を行う。
【0041】地域情報提供装置20は利用者行動分析処
理が終了すると、店舗端末30に利用者情報を送信す
る。ステップS2−6では、店舗の店員などが店舗端末
30を利用して利用者情報を受信する。このように、店
舗の店員などは利用者情報を参照する。
【0042】ステップS1−9では、サービス利用者が
ユーザ端末40を利用して利用店舗の共有要求を行う。
ここで、利用店舗の共有とは、登録した利用店舗の情報
を複数のサービス利用者で共有することをいう。ユーザ
端末40から利用店舗の共有要求があると、地域情報提
供装置20はステップS7に進み、後述する利用店舗共
有処理を行う。
【0043】地域情報提供装置20は利用店舗共有処理
が終了すると、ユーザ端末40に共有完了の通知を行
う。ステップS1−10では、サービス利用者がユーザ
端末40を利用して共有完了の通知を受信する。このよ
うに、サービス利用者は他のサービス利用者との間で利
用店舗の共有を行う。
【0044】次に、ステップS2の利用店舗登録処理に
ついて更に説明する。図7は、利用店舗登録処理の一例
のフローチャートを示す。ステップS10では、地域情
報提供装置20がユーザ端末40を操作するサービス利
用者から利用者ID,地域IDおよび店舗IDを取得す
る。
【0045】ステップS10に続いてステップS11に
進み、地域情報提供装置20はステップS10で取得し
た利用者ID,地域IDおよび店舗IDをキー情報とし
て図8のような利用店舗テーブルを検索し、利用者ID
に対応するサービス利用者が店舗IDに対応する店舗を
利用したことがあるか否かを判定する。
【0046】図8は、利用店舗テーブルの一例の構成図
を示す。利用店舗テーブルは、利用者ID,地域ID,
店舗ID,登録済みフラグ,登録日,賞味期限,更新ま
での期間,アイコンID,アイコンF値,アイコンG
値,アイコンT値,購買履歴,購買回数,アクセス数,
共有,最新評点,前回評点,前々回評点,感想IDなど
の項目を含む。
【0047】項目「登録済みフラグ」は、利用者IDに
対応するサービス利用者の利用店舗として登録済みか否
かを表すものである。例えば項目「登録済みフラグ」
は、登録済みを「T」で表し、未登録を「F」で表す。
また、項目「購買履歴」は、利用者IDに対応するサー
ビス利用者が店舗IDに対応する利用店舗を利用したこ
とがあるか否かを表すものである。例えば項目「購買履
歴」は、購買履歴ありを「T」で表し、購買履歴なしを
「F」で表す。
【0048】利用者IDに対応するサービス利用者が店
舗IDに対応する店舗を利用したことがあると判定する
と(S11においてYES)、地域情報提供装置20は
ステップS12に進む。一方、利用者IDに対応するサ
ービス利用者が店舗IDに対応する店舗を利用したこと
がないと判定すると(S11においてNO)、地域情報
提供装置20はユーザ端末40にエラー画面を表示させ
る。即ち、ステップS11の処理では、実際に店舗を利
用していないサービス利用者が利用店舗を登録できない
ようにしている。
【0049】ステップS12では、地域情報提供装置2
0がステップS10で取得した利用者ID,地域IDお
よび店舗IDをキー情報として図8のような利用店舗テ
ーブルを検索し、利用者IDに対応するサービス利用者
の利用店舗として登録済みか否かを判定する。
【0050】利用者IDに対応するサービス利用者の利
用店舗として登録済みでないと判定すると(S12にお
いてYES)、地域情報提供装置20はステップS13
に進み、利用店舗の新規登録処理を行う。一方、利用者
IDに対応するサービス利用者の利用店舗として登録済
みであると判定すると(S12においてNO)、地域情
報提供装置20はステップS14に進み、利用店舗の更
新登録処理を行う。
【0051】なお、ステップS10では、例えば図9の
ような画面をユーザ端末40の画面に表示することによ
り、サービス利用者から利用者ID,地域IDおよび店
舗IDを取得する。
【0052】図9は、利用店舗登録処理におけるユーザ
端末の一例の画面遷移図を示す。例えばユーザ端末40
が接続されると、地域情報提供装置20はユーザ端末4
0の画面に利用者ID入力画面71を表示する。サービ
ス利用者が利用者ID入力画面71に利用者IDを入力
すると、地域情報提供装置20はユーザ端末40から利
用者IDを取得する。
【0053】利用者IDを取得すると、地域情報提供装
置20はユーザ端末40の画面に地域選択画面72を表
示する。サービス利用者が地域選択画面72から地域を
選択すると、地域情報提供装置20はユーザ端末40か
ら地域IDを取得する。地域IDを取得すると、地域情
報提供装置20はユーザ端末40の画面に利用店舗参照
画面73を表示する。例えば図9の利用店舗参照画面7
3は、利用店舗が登録されていない為に店舗を表すアイ
コンが表示されていない。
【0054】サービス利用者が利用店舗参照画面73の
メニューを選択すると、地域情報提供装置20はユーザ
端末40の画面にメニュー画面74を表示する。サービ
ス利用者がメニュー画面74の「1.お気に入り店登
録」を選択すると、地域情報提供装置20はユーザ端末
40の画面に利用店舗登録画面75を表示する。
【0055】サービス利用者が利用店舗登録画面75か
ら利用店舗を選択すると、地域情報提供装置20はユー
ザ端末40から店舗IDを取得する。例えば図9の利用
店舗登録画面75では、プルダウンメニューにより利用
店舗を選択できる。
【0056】図10は、利用店舗の新規登録処理の一例
のフローチャートを示す。ステップS20では、地域情
報提供装置20がユーザ端末40を操作するサービス利
用者から感想および評価を取得し、評価から評価点数を
決定する。
【0057】例えば地域情報提供装置20は、図9の利
用店舗登録画面75をユーザ端末40の画面に表示する
ことにより、サービス利用者に利用店舗の感想および評
価を登録させる。サービス利用者は、図9の利用店舗登
録画面75に利用店舗の感想をテキストで登録し、利用
店舗の評価をプルダウンメニューにより登録する。な
お、ステップS20の処理の詳細は後述する。
【0058】ステップS20に続いてステップS21に
進み、地域情報提供装置20はステップS20で決定し
た評価点数に対応するアイコンIDを取得する。なお、
ステップS21の処理の詳細は後述する。
【0059】ステップS21に続いてステップS22に
進み、地域情報提供装置20はステップS21で取得し
たアイコンIDに応じた1つ以上のアイコンをユーザ端
末40の画面に表示する。ここでアイコンとは、店舗を
視覚的に表すものである。例えばユーザ端末40は、図
9のようなアイコン選択画面76が画面上に表示され
る。図9のアイコン選択画面76は、店舗のタイプが異
なる2つのアイコンを含んでいる。サービス利用者は、
ユーザ端末40を操作してアイコン選択画面76からア
イコンを選択する。
【0060】ステップS22に続いてステップS23に
進み、地域情報提供装置20はステップS22でサービ
ス利用者に選択されたアイコンのアイコンIDを利用店
舗テーブルに格納する。また、地域情報提供装置20
は、ユーザ端末40の画面にステップS22で選択され
たアイコンを含む利用店舗参照画面77を表示する。
【0061】ステップS23に続いてステップS24に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗の登録日を取得
する。ステップS24に続いてステップS25に進み、
地域情報提供装置20は更新までの期間を例えば30日
に設定する。また、ステップS25に続いてステップS
26に進み、地域情報提供装置20はステップS24で
取得した登録日とステップS25で設定した更新までの
期間とを加算して賞味期限を設定する。ここで賞味期限
とは、利用店舗テーブルに含まれる各レコードの更新日
をいう。
【0062】ステップS26に続いてステップS27に
進み、地域情報提供装置20はステップS24で取得し
た登録日,ステップS25で設定した更新までの期間,
ステップS26で設定した賞味期限を利用店舗テーブル
に格納する。
【0063】図11は、利用店舗の更新登録処理の一例
のフローチャートを示す。ステップS30では、地域情
報提供装置20がユーザ端末40を操作するサービス利
用者から感想および評価を取得し、評価から評価点数を
決定する。なお、ステップS30の処理の詳細は後述す
る。
【0064】ステップS30に続いてステップS31に
進み、地域情報提供装置20は図8の利用店舗テーブル
の項目「前々回評点」,「前回評点」,「最新評点」を
ステップS30で決定した評価点数に応じて更新すると
共に、項目「購買回数」を更新する。なお、図11のフ
ローチャートでは、前々回評点をBB,前回評点をB,
最新評点をNで表している。
【0065】ステップS31に続いてステップS32に
進み、地域情報提供装置20はステップS31で更新し
た前々回評点,前回評点,最新評点および購買回数に応
じてアイコンID更新処理を行う。なお、ステップS3
2のアイコンID更新処理の詳細は後述する。
【0066】ステップS32に続いてステップS33に
進み、地域情報提供装置20は図12のような利用頻度
テーブルを参照することにより該当する利用店舗の平均
訪問間隔を取得し、取得した平均訪問間隔を更新までの
期間とする。図12は、利用頻度テーブルの一例の構成
図を示す。利用頻度テーブルは、店舗ID,平均訪問間
隔,評点差などの項目を含む。
【0067】また、ステップS33に続いてステップS
34に進み、地域情報提供装置20は現在日とステップ
S33で設定した更新までの期間とを加算して賞味期限
を設定する。ステップS34に続いてステップS35に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗テーブルの項目
「アクセス数」,「購買回数」をリセットする。
【0068】ステップS35に続いてステップS36に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗テーブルをステ
ップS33で設定した更新までの期間,ステップS34
で設定した賞味期限を用いて更新する。
【0069】次に、ステップS20およびステップS3
0の感想取得・評価点数決定処理について更に説明す
る。図13は、感想取得・評価点数決定処理の一例のフ
ローチャートを示す。図14は、利用店舗登録画面の一
例のイメージ図を示す。
【0070】地域情報提供装置20は、ユーザ端末40
の画面に図14のような利用店舗登録画面75を表示
し、サービス利用者に利用店舗の感想および利用店舗の
評価を入力させる。なお、図14の利用店舗登録画面7
5では、利用店舗の雰囲気,品質,値段,接客の夫々に
ついて、店舗の感想をテキストで入力させ、店舗の評価
をプルダウンメニューにより入力させる例を表してい
る。
【0071】ステップS40では、地域情報提供装置2
0が利用店舗登録画面75に入力された店舗の感想を取
得する。また、ステップS40に続いてステップS41
に進み、地域情報提供装置20は利用店舗登録画面75
に入力された店舗の評価を取得する。
【0072】ステップS41に続いてステップS42に
進み、地域情報提供装置20は店舗の評価が全て入力さ
れているか否かを判定する。店舗の評価が全て入力され
ていると判定すると(S42においてYES)、地域情
報提供装置20はステップS43に進む。一方、入力さ
れていない店舗の評価があると判定すると(S42にお
いてNO)、地域情報提供装置20はユーザ端末40に
エラー画面を表示し、入力されていない店舗の評価をサ
ービス利用者に入力させる。
【0073】ステップS43では、地域情報提供装置2
0が図15のような感想テーブルに感想IDを格納す
る。図15は、感想テーブルの一例の構成図を示す。感
想テーブルは、利用者ID,店舗ID,感想ID,評価
点数,TEXT1〜4,生成日時などの項目を含む。
【0074】ステップS43に続いてステップS44に
進み、地域情報提供装置20はステップS10で取得し
た利用者IDを感想テーブルに格納する。また、ステッ
プS44に続いてステップS45に進み、地域情報提供
装置20はステップS10で取得した店舗IDを感想テ
ーブルに格納する。ステップS45に続いてステップS
46に進み、地域情報提供装置20は感想テーブルを生
成した生成日時を感想テーブルに格納する。
【0075】ステップS46に続いてステップS47に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗の雰囲気,品
質,値段,接客についての感想を取得し、取得した感想
を感想テーブルに格納する。例えば図14の利用店舗登
録画面75の場合、入力欄80a〜80dにテキストで
入力された感想を感想テーブルの項目「TEXT1」〜
「TEXT4」として入力する。
【0076】ステップS47に続いてステップS48に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗の雰囲気,品
質,値段,接客についての評価を取得し、取得した評価
を図16のような感想ポイント対応表を用いてポイント
に変換する。そして、地域情報提供装置20は、変換さ
れたポイントの総計を評価点数として算出する。
【0077】図16は、感想ポイント対応表の一例の構
成図を示す。図16の感想ポイント対応表は、利用店舗
登録画面75のプルダウンメニューに表示される利用店
舗の評価,その評価の識別番号,その評価のポイントな
どの項目を含む。例えば図16の利用店舗登録画面75
の場合、利用店舗の雰囲気,品質,値段,接客について
のポイントが5,5,5,5となり、評価点数が20と
なる。そして、ステップS48に続いてステップS49
に進み、地域情報提供装置20はステップS48で算出
した評価点数を感想テーブルに格納する。
【0078】次に、アイコンおよびアイコンIDについ
て説明する。図17は、アイコンおよびアイコンIDの
一例について説明する図を示す。アイコンおよびアイコ
ンIDは、フレッシュネス(Freshness),グレード(G
rade),タイプ(Type)の組み合わせで表される。
【0079】フレッシュネスとは、図18のように、利
用店舗の評価を表すものである。グレードとは、図19
のように、利用店舗の利用頻度又はアクセス回数を表す
ものである。タイプとは、図20のように、利用店舗の
タイプを表すものである。
【0080】例えば図18では、フレッシュネスFをF
1〜F7の7段階に分け、F1からF7に向かってアイ
コンのイメージを豪華にしている。図19では、グレー
ドGをG1〜G5の5段階に分け、G1からG5に向か
ってアイコンの規模のイメージを大きくしている。ま
た、図20では、タイプTをT1〜T5に分け、アイコ
ンのタイプのイメージを異ならせている。したがって、
フレッシュネス,グレードおよびタイプの組み合わせに
応じて一つのアイコンおよびアイコンIDが取得され
る。
【0081】次に、ステップS21のアイコンID取得
処理について更に説明する。図21は、アイコンID取
得処理の一例のフローチャートを示す。図22は、評価
点数とフレッシュネスとの関係について説明する一例の
図を示す。
【0082】ステップS50では、地域情報提供装置2
0が図22の評価点数とフレッシュネスとの関係に基づ
き、評価点数からフレッシュネスの値(以下、F値とい
う)を取得する。ステップS50に続いてステップS5
1に進み、地域情報提供装置20は予め設定されている
グレードの値(以下、G値という)とタイプの値(以
下、T値という)とを取得し、ステップS50で取得し
たF値と共に利用店舗テーブルに格納する。図21のフ
ローチャートでは、予めG値が3,T値が1に設定され
ている。
【0083】ステップS51に続いてステップS52に
進み、地域情報提供装置20はステップS50で取得し
たF値,ステップS51で取得したG値およびT値から
アイコンIDを取得する。ステップS52に続いてステ
ップS53に進み、地域情報提供装置20はステップS
52で取得したアイコンIDを表示アイコンIDのリス
トに追加してステップS54に進む。
【0084】ステップS54では、地域情報提供装置2
0がT値に1を加算する。ステップS54に続いてステ
ップS55に進み、地域情報提供装置20はT値が上限
に達したか否かを判定する。T値が上限に達していれば
(S55においてYES)、地域情報提供装置20はス
テップS56に進む。一方、T値が上限に達していなけ
れば(S55においてNO)、地域情報提供装置20は
ステップS52に進む。
【0085】即ち、ステップS52〜S55の処理によ
り、T値のみが異なるアイコンIDが表示アイコンID
のリストに追加される。そして、ステップS56では、
地域情報提供装置20が、表示アイコンIDのリストを
ユーザ端末40に送信する。
【0086】次に、ステップS32のアイコンID更新
処理について更に説明する。図23は、アイコンID更
新処理の一例のフローチャートを示す。なお、図23の
アイコンID更新処理のフローチャートでは、前々回評
点をBB,前回評点をB,最新評点をNで表している。
【0087】ステップS60では、地域情報提供装置2
0が利用店舗テーブルを参照し、前回評点Bと前々回評
点BBとの評価点数の差BB−Bを算出する。ステップ
S60に続いてステップS61に進み、地域情報提供装
置20は利用店舗テーブルを参照し、最新評点Nと前回
評点Bとの評価点数の差N−Bを算出する。
【0088】ステップS61に続いてステップS62に
進み、地域情報提供装置20は利用店舗テーブルを参照
し、購買回数が5回以上であるか否かを判定する。購買
回数が5回以上であると判定すると(S62においてY
ES)、地域情報提供装置20はステップS63に進
み、後述するアイコン種変更処理を行う。一方、購買回
数が5回以上でないと判定すると(S62においてN
O)、地域情報提供装置20はステップS64に進む。
【0089】ステップS64では、地域情報提供装置2
0が、ステップS61で算出した評価点数の差N−Bが
0より大きいか否かを判定する。評価点数の差N−Bが
0より大きいと判定すると(S64においてYES)、
地域情報提供装置20はステップS65に進む。
【0090】ステップS65では、地域情報提供装置2
0が、ステップS60で算出した評価点数の差B−BB
およびステップS61で算出した評価点数の差N−Bが
0より大きいか否かを判定する。評価点数の差B−BB
および評価点数の差N−Bが0より大きいと判定すると
(S65においてYES)、地域情報提供装置20はス
テップS66に進み、後述するアイコン2段階上昇処理
を行う。一方、評価点数の差B−BBおよび評価点数の
差N−Bが0より大きくないと判定すると(S65にお
いてNO)、地域情報提供装置20はステップS67に
進む。
【0091】ステップS67では、地域情報提供装置2
0が、ステップS61で算出した評価点数の差N−Bが
5点以上であるか否かを判定する。評価点数の差N−B
が5点以上であると判定すると(S67においてYE
S)、地域情報提供装置20はステップS66に進み、
後述するアイコン2段階上昇処理を行う。一方、評価点
数の差N−Bが5点以上でないと判定すると(S67に
おいてNO)、地域情報提供装置20はステップS68
に進み、後述するアイコン1段階上昇処理を行う。
【0092】また、評価点数の差N−Bが0より大きく
ないと判定すると(S64においてNO)、地域情報提
供装置20はステップS69に進む。ステップS69で
は、地域情報提供装置20が、ステップS61で算出し
た評価点数の差N−Bが0より小さいか否かを判定す
る。
【0093】評価点数の差N−Bが0より小さいと判定
すると(S69においてYES)、地域情報提供装置2
0はステップS71に進む。一方、評価点数の差N−B
が0より小さくないと判定すると(S69においてN
O)、地域情報提供装置20はステップS70に進み、
アイコンIDの更新を行わない。
【0094】ステップS71では、地域情報提供装置2
0が、ステップS60で算出した評価点数の差B−BB
およびステップS61で算出した評価点数の差N−Bが
0より小さいか否かを判定する。評価点数の差B−BB
および評価点数の差N−Bが0より小さいと判定すると
(S71においてYES)、地域情報提供装置20はス
テップS73に進み、後述するアイコン2段階下降処理
を行う。一方、評価点数の差B−BBおよび評価点数の
差N−Bが0より小さくないと判定すると(S71にお
いてNO)、地域情報提供装置20はステップS72に
進む。
【0095】ステップS72では、地域情報提供装置2
0が、ステップS61で算出した評価点数の差N−Bが
−5点以下であるか否かを判定する。評価点数の差N−
Bが−5点以下であると判定すると(S72においてY
ES)、地域情報提供装置20はステップS73に進
み、後述するアイコン2段階下降処理を行う。一方、評
価点数の差N−Bが−5点以下でないと判定すると(S
72においてNO)、地域情報提供装置20はステップ
S74に進み、後述するアイコン1段階下降処理を行
う。
【0096】図23のアイコンID変更処理は、利用店
舗の評価が前々回から連続して上昇しているとき、或い
は利用店舗の評価が前回から大きく上昇しているときに
アイコン2段階上昇処理を行い、利用店舗の評価が前回
から若干上昇しているときにアイコン1段階上昇処理を
行うものである。
【0097】また、図23のアイコンID変更処理は、
利用店舗の評価が前々回から連続して下降していると
き、或いは利用店舗の評価が前回から大きく下降してい
るときにアイコン2段階下降処理を行い、利用店舗の評
価が前回から若干下降しているときにアイコン1段階下
降処理を行うものである。更に、図23のアイコンID
変更処理は、購買回数が所定回数以上であるときにアイ
コン種変更処理を行うものである。
【0098】次に、ステップS63のアイコン種変更に
ついて更に説明する。図24は、アイコン種変更処理の
一例のフローチャートを示す。ステップS80では、地
域情報提供装置20が、利用店舗テーブルからアイコン
のT値,G値およびF値を取得する。ステップS80に
続いてステップS81に進み、地域情報提供装置20は
ステップS80で取得したG値に1を加算する。
【0099】ステップS81に続いてステップS82に
進み、地域情報提供装置20はG値が上限を越えたか否
かを判定する。G値が上限を越えたと判定すると(S8
2においてYES)、地域情報提供装置20はステップ
S83に進む。一方、G値が上限を越えていないと判定
すると(S82においてNO)、地域情報提供装置20
はステップS84に進む。
【0100】ステップS83では、地域情報提供装置2
0がG値を上限に設定してステップS84に進む。そし
て、ステップS84では、地域情報提供装置20がアイ
コンのT値,G値およびF値からアイコンIDを取得す
る。
【0101】次に、ステップS66,S68のアイコン
n段階上昇処理について更に説明する。図25は、アイ
コンn段階上昇処理の一例のフローチャートを示す。ス
テップS90では、地域情報提供装置20が、利用店舗
テーブルからアイコンのT値,G値およびF値を取得す
る。
【0102】ステップS90に続いてステップS91に
進み、地域情報提供装置20はステップS90で取得し
たF値にn(n=1,2)を加算する。例えばアイコン
2段階上昇処理ではF値に2を加算し、アイコン1段階
上昇処理ではF値に1を加算する。
【0103】ステップS91に続いてステップS92に
進み、地域情報提供装置20はF値が上限を越えたか否
かを判定する。F値が上限を越えたと判定すると(S9
2においてYES)、地域情報提供装置20はステップ
S93に進む。一方、F値が上限を越えていないと判定
すると(S92においてNO)、地域情報提供装置20
はステップS94に進む。
【0104】ステップS93では、地域情報提供装置2
0がF値を上限に設定してステップS94に進む。そし
て、ステップS94では、地域情報提供装置20がアイ
コンのT値,G値およびF値からアイコンIDを取得す
る。
【0105】次に、ステップS73,S74のアイコン
n段階下降処理について更に説明する。図26は、アイ
コンn段階下降処理の一例のフローチャートを示す。ス
テップS100では、地域情報提供装置20が、利用店
舗テーブルからアイコンのT値,G値およびF値を取得
する。
【0106】ステップS100に続いてステップS10
1に進み、地域情報提供装置20はステップS100で
取得したF値からn(n=1,2)を減算する。例えば
アイコン2段階下降処理ではF値から2を減算し、アイ
コン1段階下降処理ではF値から1を減算する。
【0107】ステップS101に続いてステップS10
2に進み、地域情報提供装置20はF値が下限を越えた
か否かを判定する。F値が下限を越えたと判定すると
(S102においてYES)、地域情報提供装置20は
ステップS103に進む。一方、F値が下限を越えてい
ないと判定すると(S102においてNO)、地域情報
提供装置20はステップS106に進む。
【0108】ステップS103では、地域情報提供装置
20が、F値が下限−1を越えたか否かを判定する。F
値が下限−1を越えたと判定すると(S103において
YES)、地域情報提供装置20はステップS105に
進む。一方、F値が下限−1を越えていないと判定する
と(S103においてNO)、地域情報提供装置20は
ステップS105に進み、F値を下限に設定してステッ
プS106に進む。
【0109】ステップS105では、地域情報提供装置
20がアイコンのグレードを格下げる。具体的には、地
域情報提供装置20は、G値から1を減算し、F値を3
に設定してステップS106に進む。例えば図18の場
合、ステップS105の処理はF値が0となったとき、
G値から1を減算することによりアイコンのグレードを
格下る。そして、ステップS106では、地域情報提供
装置20がアイコンのT値,G値およびF値からアイコ
ンIDを取得する。
【0110】次に、ステップS3の利用店舗参照処理に
ついて更に説明する。図27は、利用店舗参照処理の一
例のフローチャートを示す。ステップS110では、地
域情報提供装置20がユーザ端末40を操作するサービ
ス利用者から利用者IDおよび地域IDを取得する。例
えば利用者IDおよび地域IDの取得は、図9の利用者
ID入力画面71および地域選択画面72を用いて行わ
れる。
【0111】ステップS110に続いてステップS11
1に進み、地域情報提供装置20はステップS110で
取得した利用者IDおよび地域IDをキー情報として利
用店舗テーブルを検索し、店舗IDを一つ読み出す。そ
して、ステップS111に続いてステップS112に進
み、地域情報提供装置20はステップS111で読み出
した店舗IDと同一のレコードから賞味期限を取得す
る。
【0112】ステップS112に続いてステップS11
3に進み、地域情報提供装置20はステップS112で
取得した賞味期限が過ぎているか否かを判定する。賞味
期限を過ぎていると判定すると(S113においてYE
S)、地域情報提供装置20はステップS115に進
む。一方、賞味期限が過ぎていないと判定すると(S1
13においてNO)、地域情報提供装置20はステップ
S114に進む。
【0113】ステップS115では、地域情報提供装置
20が、ステップS111で読み出した店舗IDと同一
のレコードからアイコンIDを取得する。ステップS1
15に続いてステップS116に進み、地域情報提供装
置20はアイコン1段階下降処理を行う。
【0114】ステップS116に続いてステップS11
7に進み、地域情報提供装置20は現在日に更新までの
期間を加算した賞味期限を設定し、利用店舗テーブルの
賞味期限を更新する。ステップS117に続いてステッ
プS118に進み、地域情報提供装置20は利用店舗テ
ーブルのアクセス数をリセットしてステップS122に
進む。
【0115】ステップS114では、地域情報提供装置
20が、ステップS111で読み出した店舗IDと同一
のレコードからアクセス数を取得し、アクセス数が所定
回数(例えば、15回)を超えているか否かを判定す
る。
【0116】アクセス数が所定回数を超えていると判定
すると(S114においてYES)、地域情報提供装置
20はステップS119に進む。一方、アクセス数が所
定回数を超えていないと判定すると(S114において
NO)、地域情報提供装置20はステップS123に進
む。
【0117】ステップS119では、地域情報提供装置
20が、ステップS111で読み出した店舗IDと同一
のレコードからアイコンIDを取得する。ステップS1
19に続いてステップS120に進み、地域情報提供装
置20はアイコン1段階上昇処理を行う。ステップS1
20に続いてステップS121に進み、地域情報提供装
置20は現在の賞味期限を7日間延長し、ステップS1
22に進む。
【0118】そして、ステップS122では、地域情報
提供装置20がステップS116またはステップS12
0で取得したアイコンIDを利用店舗テーブルに格納し
てステップS123に進む。
【0119】ステップS123では、地域情報提供装置
20がステップS110で取得した利用者IDおよび地
域IDをキー情報として利用店舗テーブルを検索し、ま
だ読み出していない店舗IDがあるか否かを判定する。
まだ読み出していない店舗IDがあると判定すると(S
123においてYES)、地域情報提供装置20はステ
ップS111に進む。
【0120】一方、まだ読み出していない店舗IDがな
いと判定すると(S123においてNO)、地域情報提
供装置20はステップS124に進み、後述するアイコ
ンの表示処理を行う。ステップS124のアイコン表示
処理により、地域情報提供装置20は利用店舗参照画面
77をユーザ端末40の画面に表示する。
【0121】図27の利用店舗参照処理は、賞味期限内
に所定回数(例えば、15回)以上のアクセスを行って
いるときにアイコン1段階上昇処理を行い、賞味期限を
過ぎているときにアイコン1段階下降処理を行うもので
ある。
【0122】次に、ステップS124のアイコン表示処
理について更に説明する。図28は、アイコン表示処理
の一例のフローチャートを示す。ステップS130で
は、図27のステップS110で取得した利用者IDお
よび地域IDをキー情報として利用店舗テーブルを検索
し、アイコンIDを一つ読み出す。
【0123】ステップS130に続いてステップS13
1に進み、地域情報提供装置20は図44のようなアイ
コンテーブルを参照し、ステップS130で読み出した
アイコンIDに対応する画像ファイルを読み出す。図4
4は、アイコンテーブルの一例の構成図を示す。アイコ
ンテーブルは、アイコンID,画像IDなどの項目を含
む。画像IDは、アイコンを表示するための画像ファイ
ルを表している。
【0124】ステップS131に続いてステップS13
2に進み、地域情報提供装置20はステップS131で
取得した画像ファイルを利用してユーザ端末40の画面
にアイコンを表示する。
【0125】そして、ステップS132に続いてステッ
プS133に進み、地域情報提供装置20はステップS
110で取得した利用者IDおよび地域IDをキー情報
として利用店舗テーブルを検索し、まだ読み出していな
いアイコンIDがあるか否かを判定する。まだ読み出し
ていないアイコンIDがあると判定すると(S133に
おいてYES)、地域情報提供装置20はステップS1
30に進む。一方、まだ読み出していないアイコンID
がないと判定すると(S133においてNO)、地域情
報提供装置20はアイコン表示処理を終了する。
【0126】図28のアイコン表示処理により例えば図
29のような利用店舗参照画面85がユーザ端末40の
画面に表示される。図29は、利用店舗参照処理におけ
るユーザ端末の一例の画面遷移図を示す。
【0127】利用店舗参照画面85は、例えば利用店舗
に新しい情報が登録されると、ポップアップ88により
その旨が表示される。また、利用店舗参照画面85に表
示されるアイコンは、利用店舗の評価,利用頻度又はア
クセス回数,タイプに応じてその利用店舗を視覚的に表
したものである。
【0128】サービス利用者が利用店舗参照画面85の
メニューを選択すると、地域情報提供装置20はユーザ
端末40の画面にメニュー画面86を表示する。また、
サービス利用者が利用店舗参照画面85に表示されてい
るアイコンの番号を選択すると、地域情報提供装置20
はユーザ端末40の画面に利用店舗メニュー画面87を
表示する。サービス利用者は、利用店舗メニュー画面8
7の番号を選択することにより、利用店舗の更に詳細な
情報をユーザ端末40の画面で確認できる。
【0129】なお、ステップS124のアイコン表示処
理は、図30のフローチャートでも実現できる。図30
は、アイコン表示処理の他の一例のフローチャートを示
す。
【0130】ステップS140では、ステップS110
で取得した地域IDをキー情報として図31のような地
域別白地図テーブルを検索し、その地域IDに対応する
白地図IDを取得する。図31は、地域別白地図テーブ
ルの一例の構成図を示す。地域別白地図テーブルは、地
域ID,白地図IDなどの項目を含む。なお、白地図I
Dは、白地図を表示するための白地図ファイルを表して
いる。
【0131】ステップS140に続いてステップS14
1に進み、地域情報提供装置20はステップS110で
取得した利用者IDおよび地域IDをキー情報として利
用店舗テーブルを検索し、店舗IDおよびアイコンID
を一つ読み出す。ステップS141に続いてステップS
142に進み、地域情報提供装置20はステップS14
1で取得した店舗IDをキー情報として図6のような店
舗管理テーブルを検索し、利用店舗の位置情報(例え
ば、住所など)を取得する。
【0132】ステップS142に続いてステップS14
3に進み、地域情報提供装置20は図44のようなアイ
コンテーブルを参照し、ステップS141で読み出した
アイコンIDに対応する画像ファイルを読み出す。ステ
ップS143に続いてステップS144に進み、地域情
報提供装置20はステップS140で読み出した白地図
ファイルに応じて白地図をユーザ端末40の画面に表示
すると共に、ステップS142で取得した位置情報に応
じてアイコンを白地図上に表示する。
【0133】そして、ステップS144に続いてステッ
プS145に進み、地域情報提供装置20はステップS
110で取得した利用者IDおよび地域IDをキー情報
として利用店舗テーブルを検索し、まだ読み出していな
いアイコンIDがあるか否かを判定する。まだ読み出し
ていないアイコンIDがあると判定すると(S145に
おいてYES)、地域情報提供装置20はステップS1
41に進む。一方、まだ読み出していないアイコンID
がないと判定すると(S145においてNO)、地域情
報提供装置20はアイコン表示処理を終了する。
【0134】図30のアイコン表示処理は、サービス利
用者が選択した地域の白地図を表示すると共に、利用店
舗が実在する位置に応じて各アイコンをその白地図上の
該当位置に表示するようにしている。例えば図30のア
イコン表示処理により、地域情報提供装置20はユーザ
端末40の画面に図32のような利用店舗参照画面90
を表示する。図32は、利用店舗参照画面の他の一例の
イメージ図を示す。
【0135】次に、ステップS5の地域情報参照処理に
ついて更に説明する。地域情報参照処理は、他のユーザ
の平均的な地域情報を例えば属性別に集計し、サービス
利用者に提供するものである。
【0136】図33は、地域情報参照処理におけるユー
ザ端末の一例の画面遷移図を示す。例えばサービス利用
者が利用店舗参照画面85,90などのメニューを選択
すると、地域情報提供装置20はユーザ端末40の画面
にメニュー画面92を表示する。サービス利用者がメニ
ュー画面92の「2.地域像をみる」を選択すると、地
域情報提供装置20はユーザ端末40の画面に地域像メ
ニュー画面93を表示する。
【0137】サービス利用者が地域像メニュー画面93
から「属性別」を選択すると、地域情報提供装置20は
ユーザ端末40の画面に属性選択画面94を表示する。
サービス利用者が属性選択画面94から「学生たちの蒲
田」を選択すると、地域情報提供装置20はユーザ端末
40の画面に利用店舗参照画面95又は96を表示す
る。
【0138】地域像メニュー画面93から「属性別」が
選択されると、地域情報提供装置20は図34の分析処
理を開始する。図34は、分析処理の第1実施例のフロ
ーチャートを示す。
【0139】なお、地域情報提供装置20は、図35の
ような利用顧客テーブルと,図36のような利用者サマ
リテーブルと,図37のような属性別順位テーブルとを
有している。
【0140】図35は、利用顧客テーブルの一例の構成
図を示す。利用顧客テーブルは、利用者ID,登録状
態,年代,最新評点,前回評点,最近利用日,前回利用
日,購買回数などの項目を含む。利用顧客テーブルは利
用店舗ごとに設けられ、会員登録処理により登録された
サービス利用者の情報が格納されている。
【0141】図36は、利用者サマリテーブルの一例の
構成図を示す。利用者サマリテーブルは、年代,登録済
み人数,平均評点などの項目を含む。利用者サマリテー
ブルは、利用顧客テーブルの更新に応じて更新される。
利用顧客テーブルは利用店舗および属性(男性,女性,
総合など)毎に設けられ、会員登録処理により登録され
たサービス利用者の情報が格納されている。
【0142】また、図37は属性別順位テーブルの一例
の構成図を示す。属性別順位テーブルは、店舗ID,登
録人数,平均評点,人数ランク,評点ランクなどの項目
を含む。属性別順位テーブルは、次のように作成され
る。
【0143】地域情報提供装置20は、全ての利用店舗
のサマリテーブルから属性別(例えば、年代,など)に
登録済み人数と平均評点とを取得する。そして、地域情
報提供装置20は、取得した登録済み人数および平均評
点に応じて利用店舗の人数ランクおよび評点ランクを設
定している。
【0144】ステップS150では、サービス利用者が
属性選択画面94から選択した属性に応じて年代および
性別を特定し、特定した年代および性別に応じた属性別
順位テーブルを読み出す。ステップS150に続いてス
テップS151に進み、地域情報提供装置20はステッ
プS150で読み出した属性別順位テーブルから店舗I
Dを1つ取得する。
【0145】ステップS151に続いてステップS15
2に進み、地域情報提供装置20はステップS151で
取得した店舗IDの人数ランクおよび評点ランクを取得
し、人数ランクおよび評点ランクが上位から所定順位
(例えば、20位)に含まれているか否かを判定する。
【0146】人数ランクおよび評点ランクが上位から所
定順位(例えば、20位)に含まれていると判定すると
(S152においてYES)、地域情報提供装置20は
ステップS153に進む。一方、人数ランクおよび評点
ランクが上位から所定順位に含まれていないと判定する
と(S152においてNO)、地域情報提供装置20は
ステップS151に進む。
【0147】ステップS153では、地域情報提供装置
20が、人数ランクおよび評点ランクが上位から所定順
位に含まれる店舗IDの平均評点を属性別順位テーブル
から取得する。ステップS153に続いてステップS1
54に進み、地域情報提供装置20はステップS153
で取得した平均評点に対応するアイコンIDを取得す
る。
【0148】ステップS153に続いてステップS15
4に進み、地域情報提供装置20は人数ランクおよび評
点ランクが上位から所定順位に含まれる店舗IDおよび
ステップS154で取得したアイコンIDを対応付けて
表示リストに格納する。
【0149】ステップS155に続いてステップS15
6に進み、地域情報提供装置20は属性別順位テーブル
から全ての店舗IDを読み出したか否かを判定する。属
性別順位テーブルから全ての店舗IDを読み出したと判
定すると(S156においてYES)、地域情報提供装
置20はステップS157に進む。一方、属性別順位テ
ーブルから全ての店舗IDを読み出していないと判定す
ると(S156においてNO)、地域情報提供装置20
はステップS151に進む。
【0150】ステップS157では、地域情報提供装置
20が表示リストに応じてユーザ端末40の画面にアイ
コンを表示する。図34の分析処理は、人数ランクおよ
び評点ランクが上位から所定順位の利用店舗を選択し、
その利用店舗のアイコンをユーザ端末40の画面に表示
するものである。したがって、サービス利用者は一人以
上の他のユーザの平均的な地域情報を属性毎に取得でき
る。
【0151】地域像メニュー画面93から「お勧めを教
えて」が選択されると、地域情報提供装置20は図38
の相関係数算出処理を開始する。図38は、相関係数算
出処理の一例のフローチャートを示す。
【0152】ステップS160では、地域情報提供装置
20が、取得した地域IDをキー情報として図6のよう
な店舗管理テーブルを検索し、その地域にある全ての利
用店舗の店舗IDを取得する。ステップS160に続い
てステップS161に進み、地域情報提供装置20はス
テップS160で取得した店舗IDのうち2つを読み出
す。なお、図38の相関係数算出処理では、店舗Aおよ
び店舗Bの店舗IDを読み出したものとする。
【0153】ステップS161に続いてステップS16
2に進み、地域情報提供装置20は店舗Aの店舗IDを
キー情報として図5の利用者登録テーブルを検索し、利
用者IDを取得する。また、ステップS162に続いて
ステップS163に進み、地域情報提供装置20は店舗
Bの店舗IDをキー情報として図5の利用者登録テーブ
ルを検索し、利用者IDを取得する。
【0154】ステップS163に続いてステップS16
4に進み、地域情報提供装置20はステップS162で
取得した利用者IDとステップS163で取得した利用
者IDとを比較し、両方の利用店舗で購買履歴のあるサ
ービス利用者の利用者IDおよびその人数(Num)を取
得する。
【0155】ステップS164に続いてステップS16
5に進み、地域情報提供装置20はステップS164で
取得した両方の利用店舗で購買履歴のあるサービス利用
者の利用者IDを一つ取得する。そして、ステップS1
65に続いてステップS166に進み、地域情報提供装
置20はステップS165で取得した利用者IDに応じ
て利用顧客テーブルから店舗Aおよび店舗Bの評価点数
を取得する。図38の相関係数算出処理では、利用者I
Dに応じて利用顧客テーブルから取得した店舗Aおよび
店舗Bの評価点数をXNum=(店舗Aの評価点数,店舗
Bの評価点数)で表す。
【0156】ステップS166に続いてステップS16
7に進み、地域情報提供装置20は両方の利用店舗で購
買履歴のある全てのサービス利用者の利用者IDを読み
出したか否かを判定する。全てのサービス利用者の利用
者IDを読み出したと判定すると(S167においてY
ES)、地域情報提供装置20はステップS168に進
む。一方、全てのサービス利用者の利用者IDを読み出
していないと判定すると(S167においてNO)、地
域情報提供装置20はステップS165に進む。
【0157】ステップS168では、地域情報提供装置
20が、ステップS165〜S167の処理により算出
されたXNumに基づき相関係数を算出する。相関係数
は、店舗Aの評価点数と店舗Bの評価点数との関係に応
じて算出される。例えば店舗Aの評価点数が高いときに
店舗Bの評価点数が高ければ、店舗Aと店舗Bとは相関
があると判断する。また、店舗Aと店舗Bとは相関が高
ければ、相関係数は大きくなる。
【0158】ステップS168に続いてステップS16
9に進み、地域情報提供装置20は算出した相関係数を
図39のような相関係数テーブルに格納する。図39
は、相関係数テーブルの一例の構成図を示す。相関係数
テーブルは、各店舗間の相関係数が格納されている。そ
して、ステップS169に続いてステップS170に進
み、地域情報提供装置20はステップS160で取得し
た全ての店舗IDのうち2つを読み出す全ての組み合わ
せが完了したか否かを判定する。
【0159】全ての組み合わせが完了していないと判定
すると(S170においてNO)、地域情報提供装置2
0はステップS161に進む。一方、全ての組み合わせ
が完了したと判定すると(S170においてYES)、
地域情報提供装置20はステップS38の相関係数算出
処理を終了する。
【0160】図38の相関係数算出処理が終了すると、
地域情報提供装置20は図40のアイコン表示処理を開
始する。図40は、アイコン表示処理の一例のフローチ
ャートを示す。
【0161】ステップS172では、地域情報提供装置
20が利用者IDを取得する。ステップS172に続い
てステップS173に進み、地域情報提供装置20は利
用店舗テーブルから店舗IDを1つ読み出す。ステップ
S173に続いてステップS174に進み、地域情報提
供装置20はステップS173で読み出した店舗IDを
キー情報として相関係数テーブルから1つ以上の相関係
数を読み出す。
【0162】ステップS174に続いてステップS17
5に進み、地域情報提供装置20はステップS174で
読み出した1つ以上の相関係数から相関係数が高い利用
店舗の店舗IDを1つ取得する。例えば図40のアイコ
ン表示処理では、相関係数が0.6以上であれば相関係
数が高いと判断している。
【0163】ステップS175に続いてステップS17
6に進み、地域情報提供装置20はステップS175で
取得した店舗IDが既にサービス利用者の利用店舗とし
て利用店舗テーブルに格納されているか否かを判定す
る。既にサービス利用者の利用店舗として利用店舗テー
ブルに格納されていると判定すると(S176において
YES)、地域情報提供装置20はステップS175に
進む。
【0164】一方、サービス利用者の利用店舗として利
用店舗テーブルに格納されていないと判定すると(S1
76においてNO)、地域情報提供装置20はステップ
S177に進む。
【0165】ステップS177では、地域情報提供装置
20が、ステップS175で取得した店舗IDをお勧め
店舗IDとして記録する。そして、ステップS177に
続いてステップS178に進み、地域情報提供装置20
は相関係数が高い店舗が残っているか否かを判定する。
相関係数が高い店舗が残っていると判定すると(S17
8においてYES)、地域情報提供装置20はステップ
S175に進む。一方、相関係数が高い店舗が残ってい
ないと判定すると(S178においてNO)、地域情報
提供装置20はステップS179に進む。
【0166】ステップS179では、地域情報提供装置
20が利用店舗テーブルから全ての店舗IDを読み出し
たか否か,言い替えれば利用店舗テーブルに次の店舗I
Dがあるか否かを判定する。
【0167】利用店舗テーブルに次の店舗IDがあると
判定すると(S179においてYES)、地域情報提供
装置20はステップS173に進む。一方、利用店舗テ
ーブルに次の店舗IDがないと判定すると(S179に
おいてNO)、地域情報提供装置20はステップS18
0に進む。ステップS180では、地域情報提供装置2
0が、お勧め店舗IDを読み出してユーザ端末40の画
面にアイコンを表示する。
【0168】地域像メニュー画面93から「たまにいく
ならこんな店」が選択されると、地域情報提供装置20
は図41の分析処理を開始する。図41は、分析処理の
第2実施例のフローチャートを示す。
【0169】ステップS182では、地域情報提供装置
20が、取得した地域IDをキー情報として図6のよう
な店舗管理テーブルを検索し、その地域にある全ての利
用店舗の店舗IDを取得する。ステップS182に続い
てステップS183に進み、地域情報提供装置20はス
テップS182で取得した店舗IDのうち1つを取得
し、その店舗IDに対応する利用顧客テーブルを読み出
す。
【0170】ステップS183に続いてステップS18
4に進み、地域情報提供装置20は利用顧客テーブルか
ら最近利用日と前回利用日との間隔について平均値(平
均訪問間隔)を算出する。ステップS184に続いてス
テップS185に進み、地域情報提供装置20は最新評
点と前回評点との差に関する平均値を算出する。
【0171】ステップS185に続いてステップS18
6に進み、地域情報提供装置20はステップS184で
算出した平均訪問間隔およびステップS185で算出し
た最新評点と前回評点との差に関する平均値を図12の
利用頻度テーブルに格納する。
【0172】ステップS186に続いてステップS18
7に進み、地域情報提供装置20は平均訪問間隔が所定
日数(例えば、180日)以上であるか否かを判定す
る。平均訪問間隔が所定期間以上であると判定すると
(S187においてYES)、地域情報提供装置20は
ステップS188に進む。一方、平均訪問間隔が所定期
間以上でないと判定すると(S187においてNO)、
地域情報提供装置20はステップS183に進む。
【0173】ステップS188では、地域情報提供装置
20が、最新評点と前回評点との差に関する平均値が0
以上であるか否かを判定する。最新評点と前回評点との
差に関する平均値が0以上であると判定すると(S18
8においてYES)、地域情報提供装置20はステップ
S189に進む。一方、最新評点と前回評点との差に関
する平均値が0以上でないと判定すると(S188にお
いてNO)、地域情報提供装置20はステップS139
に進む。
【0174】ステップS189では、地域情報提供装置
20が店舗IDを表示リストに格納する。ステップS1
89の処理は、平均訪問間隔が所定期間以上かつ最新評
点と前回評点との差に関する平均値が0以上である店舗
の店舗IDを表示リストに格納するものである。
【0175】ステップS189に続いてステップS19
0に進み、地域情報提供装置20はステップS182で
取得した全ての店舗IDについて処理が終了したか否か
を判定する。全ての店舗IDについて処理が終了したと
判定すると(S190においてYES)、地域情報提供
装置20はステップS191に進む。一方、全ての店舗
IDについて処理が終了していないと判定すると(S1
90においてNO)、地域情報提供装置20はステップ
S183に進む。ステップS191では、地域情報提供
装置20が、表示リストから店舗IDを読み出してユー
ザ端末40の画面にアイコンを表示する。
【0176】図41の分析処理では、他のサービス利用
者の利用店舗から日常的に利用する店舗ではないが、た
まに行くのに適していると思われる店舗を検索してサー
ビス利用者に紹介することができる。
【0177】利用店舗メニュー画面87から「共有す
る」が選択されると、地域情報提供装置20は図42の
共有処理を開始する。図42は、共有処理の一例のフロ
ーチャートを示す。
【0178】ステップS200では、地域情報提供装置
20が、共有先利用者の利用者IDと共有する店舗ID
とを取得する。ステップS200に続いてステップS2
01に進み、地域情報提供装置20は共有先利用者の利
用者IDで利用店舗テーブルを検索し、共有する店舗I
Dが共有先利用者の店舗IDとして既に登録されている
か否かを判定する。
【0179】共有する店舗IDが共有先利用者の店舗I
Dとして既に登録されていると判定すると(S201に
おいてYES)、地域情報提供装置20はステップS2
03に進む。一方、共有する店舗IDが共有先利用者の
店舗IDとして登録されていないと判定すると(S20
1においてNO)、地域情報提供装置20はステップS
202に進む。
【0180】ステップS203では、地域情報提供装置
20が共有元利用者の利用店舗に対する評価点数を取得
すると共に、共有先利用者の利用店舗に対する評価点数
とを取得する。そして、地域情報提供装置20は、一方
の評価点数が他方の評価点数の50%以下であるか否か
を判定する。
【0181】一方の評価点数が他方の評価点数の50%
以下であると判定すると(S203においてYES)、
地域情報提供装置20はユーザ端末40の画面に共有不
可のメッセージを表示する。また、一方の評価点数が他
方の評価点数の50%以下でないと判定すると(S20
3においてNO)、地域情報提供装置20はステップS
205に進む。
【0182】ステップS205では、地域情報提供装置
20が、共有元利用者の利用店舗に対する評価点数と共
有先利用者の利用店舗に対する評価点数との大小関係を
判定する。共有元利用者の利用店舗に対する評価点数が
共有先利用者の利用店舗に対する評価点数より小さけれ
ば(S205においてYES)、地域情報提供装置20
はステップS207に進み、共有元利用者のアイコンを
1段階上昇させる。
【0183】一方、共有元利用者の利用店舗に対する評
価点数が共有先利用者の利用店舗に対する評価点数より
大きければ(S205においてNO)、地域情報提供装
置20はステップS206に進み、共有先利用者のアイ
コンを1段階上昇させる。
【0184】ステップS202では、地域情報提供装置
20が、共有元利用者の利用者IDおよび共有する店舗
IDをキー情報として利用店舗テーブルを検索し、該当
するレコードの項目「共有」に共有フラグ「T」を立て
る。ステップS202に続いてステップS208に進
み、地域情報提供装置20は共有元利用者の利用者ID
および共有する店舗の店舗IDをキー情報として利用店
舗テーブルを検索し、該当するレコードの情報をコピー
する。
【0185】そして、ステップS208に続いてステッ
プS209に進み、地域情報提供装置20はステップS
208でコピーしたレコードの情報を共有先利用者の利
用者IDおよび共有する店舗の店舗IDに対応付けて利
用店舗テーブルに格納する。ステップS206,S20
7およびS209に続いてステップS210に進み、地
域情報提供装置20は図43のような共有テーブルに共
有元利用者の利用者ID,共有する店舗の店舗IDおよ
び共有先利用者の利用者IDを格納する。
【0186】図43は、共有テーブルの一例の構成図を
示す。図43の共有テーブルは、共有元利用者の利用者
ID,共有する店舗の店舗ID,共有先利用者の利用者
ID(共有者ID),メッセージなどの項目を含む。
【0187】このように、本発明の地域情報提供装置2
0を利用することで、サービス利用者が利用店舗を登録
するときに、その利用店舗の感想や評価を併せて登録さ
せることにより、感想や評価を利用した付加価値の高い
サービスをサービス利用者に提供できる。
【0188】また、本発明の地域情報提供装置20は購
買履歴のあるサービス利用者により登録された感想や評
価を利用店舗に提供することにより、信頼性の高い感想
や評価を利用店舗に供給することができる。
【0189】この結果、本発明の地域情報提供装置20
はサービス利用者および利用店舗の双方にとって便利な
ものとなり、利用の向上を図ることが可能となる。
【0190】本発明は、以下に記載する付記のような構
成が考えられる。 (付記1) コンピュータを用いて、ユーザ端末に店舗
を表示した地域情報を提供する地域情報提供方法であっ
て、前記コンピュータが、前記ユーザ端末からユーザ識
別情報を受信する受信段階と、前記コンピュータが、ユ
ーザ識別情報,店舗,該店舗の評価情報を対応づけて記
録する店舗評価テーブルを参照し、受信した前記ユーザ
識別情報に対応づけられた店舗および該店舗の評価情報
を特定する店舗特定段階と、前記コンピュータが、前記
評価情報に基づいて前記店舗の表示形態を決定する表示
形態決定段階と、前記コンピュータが、前記表示形態の
店舗を表示した地域情報を作成して前記ユーザ端末に提
供する地域情報提供段階とを有することを特徴とする地
域情報提供方法。 (付記2) 前記ユーザ端末から前記ユーザ識別情報,
前記店舗,前記評価情報を取得する取得段階と、前記店
舗を利用したユーザ識別情報を管理する利用履歴テーブ
ルを参照し、前記ユーザ識別情報が該利用履歴テーブル
に含まれるか否かを判定する判定段階と、前記判定の結
果、前記ユーザ識別情報が含まれるときに、該ユーザ識
別情報および、取得した前記店舗および前記評価情報を
対応づけて前記店舗評価テーブルに格納する格納段階と
を更に有することを特徴とする付記1記載の地域情報提
供方法。 (付記3) コンピュータを用いて、ユーザ端末に店舗
を表示した地域情報を提供する地域情報提供方法であっ
て、前記コンピュータが、前記ユーザ端末からユーザ識
別情報を受信する受信段階と、前記コンピュータが、ユ
ーザ識別情報と属性とを対応づけて記録するユーザ属性
テーブルを参照し、前記受信段階で受信したユーザ識別
情報の属性を識別し、該属性と同一の属性を対応づけら
れた他のユーザ識別情報を抽出する同一属性ユーザ抽出
段階と、前記コンピュータが、ユーザ識別情報,店舗,
該店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗評価テーブ
ルを参照し、前記受信したユーザ識別情報および前記抽
出された他のユーザ識別情報に対応づけられた店舗を識
別し、該ユーザ識別情報各々の該店舗の評価情報に基づ
き、前記属性全体の該店舗の総合評価情報を算出する店
舗特定段階と、前記コンピュータが、前記総合評価情報
に基づいて前記店舗の表示形態を決定する表示形態決定
段階と、前記コンピュータが、前記表示形態の店舗を表
示した地域情報を作成して前記ユーザ端末に提供する地
域情報提供段階とを有することを特徴とする地域情報提
供方法。 (付記4) コンピュータを用いて、ユーザ端末に店舗
を表示した地域情報を提供する地域情報提供方法であっ
て、前記コンピュータが、前記ユーザ端末からユーザ識
別情報を受信する受信段階と、前記コンピュータが、ユ
ーザ識別情報と属性とを対応づけて記録するユーザ属性
テーブルを参照し、前記受信段階で受信したユーザ識別
情報の属性を識別し、該属性と同一の属性を対応づけら
れた他のユーザ識別情報を抽出する同一属性ユーザ抽出
段階と、前記コンピュータが、ユーザ識別情報,店舗,
該店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗評価テーブ
ルを参照し、前記抽出された他のユーザ識別情報に対応
づけられた店舗のうち、所定以上に評価の高い評価情報
を有する高評価店舗を識別し、さらに、前記店舗を利用
したユーザ識別情報および利用日を管理する利用履歴テ
ーブルを参照して、該高評価店舗のうち、所定以上の利
用間隔となっている高評価かつ低利用頻度の注目店舗を
特定する店舗特定段階と、前記コンピュータが、前記注
目店舗を表示した地域情報を作成してユーザ端末に提供
する地域情報提供段階とを有することを特徴とする地域
情報提供方法。 (付記5) 前記地域情報提供段階は、店舗と該店舗の
位置情報とを対応づけて記録する店舗管理テーブルを参
照し、前記店舗特定段階で特定された店舗を地図上に表
示した地域情報を作成してユーザ端末に提供することを
特徴とする付記1,3又は4何れか一項記載の地域情報
提供方法。 (付記6) 前記店舗特定段階で特定された店舗は、ユ
ーザの店舗に対する評価,ユーザの店舗利用頻度,店舗
種類のうちの少なくとも一つに応じて決定されることを
特徴とする付記1又は3記載の地域情報提供方法。 (付記7) ユーザ端末に店舗を表示した地域情報を提
供する地域情報提供装置であって、前記ユーザ端末から
ユーザ識別情報を受信する受信手段と、ユーザ識別情
報,店舗,該店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗
評価テーブルを参照し、受信した前記ユーザ識別情報に
対応づけられた店舗および該店舗の評価情報を特定する
店舗特定手段と、前記評価情報に基づいて前記店舗の表
示形態を決定する表示形態決定手段と、前記表示形態の
店舗を表示した地域情報を作成して前記ユーザ端末に提
供する地域情報提供手段とを有することを特徴とする地
域情報提供装置。 (付記8) コンピュータに、前記ユーザ端末からユー
ザ識別情報を受信する受信手順と、ユーザ識別情報,店
舗,該店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗評価テ
ーブルを参照し、受信した前記ユーザ識別情報に対応づ
けられた店舗および該店舗の評価情報を特定する店舗特
定手順と、前記評価情報に基づいて前記店舗の表示形態
を決定する表示形態決定手順と、前記表示形態の店舗を
表示した地域情報を作成して前記ユーザ端末に提供する
地域情報提供手順とを実行させるための地域情報提供プ
ログラム。 (付記9) コンピュータに、前記ユーザ端末からユー
ザ識別情報を受信する受信手順と、ユーザ識別情報,店
舗,該店舗の評価情報を対応づけて記録する店舗評価テ
ーブルを参照し、受信した前記ユーザ識別情報に対応づ
けられた店舗および該店舗の評価情報を特定する店舗特
定手順と、前記評価情報に基づいて前記店舗の表示形態
を決定する表示形態決定手順と、前記表示形態の店舗を
表示した地域情報を作成して前記ユーザ端末に提供する
地域情報提供手順とを実行させるための地域情報提供プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
【0191】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ユーザに
とって魅力のある地域情報を提供することができ、ユー
ザの利用を向上することができるので、ユーザの店舗に
対する評価情報を効率良く収集することが可能となる。
【0192】
【図面の簡単な説明】
【図1】地域像の一例について説明する図である。
【図2】本発明による地域情報提供システムの一実施例
の構成図である。
【図3】本発明の地域情報提供装置を実現するコンピュ
ータの一実施例の構成図である。
【図4】地域情報提供システムの処理の一例のフローチ
ャートである。
【図5】利用者登録テーブルの一例の構成図である。
【図6】店舗管理テーブルの一例の構成図である。
【図7】利用店舗登録処理の一例のフローチャートであ
る。
【図8】利用店舗テーブルの一例の構成図である。
【図9】利用店舗登録処理におけるユーザ端末の一例の
画面遷移図である。
【図10】利用店舗の新規登録処理の一例のフローチャ
ートである。
【図11】利用店舗の更新登録処理の一例のフローチャ
ートである。
【図12】利用頻度テーブルの一例の構成図である。
【図13】感想取得・評価点数決定処理の一例のフロー
チャートである。
【図14】利用店舗登録画面の一例のイメージ図であ
る。
【図15】感想テーブルの一例の構成図である。
【図16】感想ポイント対応表の一例の構成図である。
【図17】アイコンおよびアイコンIDの一例について
説明する図である。
【図18】アイコンとF値との関係を説明する一例の図
である。
【図19】アイコンとG値との関係を説明する一例の図
である。
【図20】アイコンとT値との関係を説明する一例の図
である。
【図21】アイコンID取得処理の一例のフローチャー
トである。
【図22】評価点数とフレッシュネスとの関係について
説明する一例の図である。
【図23】アイコンID更新処理の一例のフローチャー
トである。
【図24】アイコン種変更処理の一例のフローチャート
である。
【図25】アイコンn段階上昇処理の一例のフローチャ
ートである。
【図26】アイコンn段階下降処理の一例のフローチャ
ートである。
【図27】利用店舗参照処理の一例のフローチャートで
ある。
【図28】アイコン表示処理の一例のフローチャートで
ある。
【図29】利用店舗参照処理におけるユーザ端末の一例
の画面遷移図である。
【図30】アイコン表示処理の他の一例のフローチャー
トである。
【図31】地域別白地図テーブルの一例の構成図であ
る。
【図32】利用店舗参照画面の他の一例のイメージ図で
ある。
【図33】地域情報参照処理におけるユーザ端末の一例
の画面遷移図である。
【図34】分析処理の第1実施例のフローチャートであ
る。
【図35】利用顧客テーブルの一例の構成図である。
【図36】利用者サマリテーブルの一例の構成図であ
る。
【図37】属性別順位テーブルの一例の構成図である。
【図38】相関係数算出処理の一例のフローチャートで
ある。
【図39】相関係数テーブルの一例の構成図である。
【図40】アイコン表示処理の一例のフローチャートで
ある。
【図41】分析処理の第2実施例のフローチャートであ
る。
【図42】共有処理の一例のフローチャートである。
【図43】共有テーブルの一例の構成図である。
【図44】アイコンテーブルの一例の構成図である。
【符号の説明】
1 全体の地域像 2 属性別の地域像 3 個人別の地域像 10 地域情報提供システム 20 地域情報提供装置 21 地域情報提供部 22 利用情報分析部 23 店舗利用状況データベース(DB) 24 地域像DB 25 管理DB 26 利用者行動DB 30 店舗端末 40 ユーザ端末 50 ネットワーク 61 入力装置 62 表示装置 63 ドライブ装置 64 記録媒体 65 補助記憶装置 66 メモリ装置 67 演算処理装置 68 インターフェース装置 69 DB 73,77,85,90,95,96 利用店舗参照
画面 75 利用店舗登録画面 88 ポップアップ 93 地域像メニュー画面 94 属性選択画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小棹 学 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PQ22 PR04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて、ユーザ端末に店
    舗を表示した地域情報を提供する地域情報提供方法であ
    って、 前記コンピュータが、前記ユーザ端末からユーザ識別情
    報を受信する受信段階と、 前記コンピュータが、ユーザ識別情報,店舗,該店舗の
    評価情報を対応づけて記録する店舗評価テーブルを参照
    し、受信した前記ユーザ識別情報に対応づけられた店舗
    および該店舗の評価情報を特定する店舗特定段階と、 前記コンピュータが、前記評価情報に基づいて前記店舗
    の表示形態を決定する表示形態決定段階と、 前記コンピュータが、前記表示形態の店舗を表示した地
    域情報を作成して前記ユーザ端末に提供する地域情報提
    供段階とを有することを特徴とする地域情報提供方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータを用いて、ユーザ端末に店
    舗を表示した地域情報を提供する地域情報提供方法であ
    って、 前記コンピュータが、前記ユーザ端末からユーザ識別情
    報を受信する受信段階と、 前記コンピュータが、ユーザ識別情報と属性とを対応づ
    けて記録するユーザ属性テーブルを参照し、前記受信段
    階で受信したユーザ識別情報の属性を識別し、該属性と
    同一の属性を対応づけられた他のユーザ識別情報を抽出
    する同一属性ユーザ抽出段階と、 前記コンピュータが、ユーザ識別情報,店舗,該店舗の
    評価情報を対応づけて記録する店舗評価テーブルを参照
    し、前記受信したユーザ識別情報および前記抽出された
    他のユーザ識別情報に対応づけられた店舗を識別し、該
    ユーザ識別情報各々の該店舗の評価情報に基づき、前記
    属性全体の該店舗の総合評価情報を算出する店舗特定段
    階と、 前記コンピュータが、前記総合評価情報に基づいて前記
    店舗の表示形態を決定する表示形態決定段階と、 前記コンピュータが、前記表示形態の店舗を表示した地
    域情報を作成して前記ユーザ端末に提供する地域情報提
    供段階とを有することを特徴とする地域情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記地域情報提供段階は、店舗と該店舗
    の位置情報とを対応づけて記録する店舗管理テーブルを
    参照し、前記店舗特定段階で特定された店舗を地図上に
    表示した地域情報を作成してユーザ端末に提供すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の地域情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記店舗特定段階で特定された店舗は、
    ユーザの店舗に対する評価,ユーザの店舗利用頻度,店
    舗種類のうちの少なくとも一つに応じて決定されること
    を特徴とする請求項1又は2記載の地域情報提供方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末に店舗を表示した地域情報を
    提供する地域情報提供装置であって、 前記ユーザ端末からユーザ識別情報を受信する受信手段
    と、 ユーザ識別情報,店舗,該店舗の評価情報を対応づけて
    記録する店舗評価テーブルを参照し、受信した前記ユー
    ザ識別情報に対応づけられた店舗および該店舗の評価情
    報を特定する店舗特定手段と、 前記評価情報に基づいて前記店舗の表示形態を決定する
    表示形態決定手段と、 前記表示形態の店舗を表示した地域情報を作成して前記
    ユーザ端末に提供する地域情報提供手段とを有すること
    を特徴とする地域情報提供装置。
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