JP2003227580A - 配管接続構造 - Google Patents
配管接続構造Info
- Publication number
- JP2003227580A JP2003227580A JP2002128495A JP2002128495A JP2003227580A JP 2003227580 A JP2003227580 A JP 2003227580A JP 2002128495 A JP2002128495 A JP 2002128495A JP 2002128495 A JP2002128495 A JP 2002128495A JP 2003227580 A JP2003227580 A JP 2003227580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bridge
- flexible
- connection
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水管橋等における配管作業が容易となり、か
つ配管作業後に不同沈下等による配管の位置ずれが生じ
た場合においても位置ずれ量を吸収することができる配
管接続構造を提供する。 【解決手段】 本発明の配管接続構造は、橋梁1に沿っ
て設置され流体を移送する第1配管2と、橋梁1の端部
を支持する支持部5側の地中から橋梁1側に延出し流体
を移送する第2配管3と、第1配管2と第2配管3とを
接続するフレキシブル接続管4とを備える。
つ配管作業後に不同沈下等による配管の位置ずれが生じ
た場合においても位置ずれ量を吸収することができる配
管接続構造を提供する。 【解決手段】 本発明の配管接続構造は、橋梁1に沿っ
て設置され流体を移送する第1配管2と、橋梁1の端部
を支持する支持部5側の地中から橋梁1側に延出し流体
を移送する第2配管3と、第1配管2と第2配管3とを
接続するフレキシブル接続管4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管接続構造に関
し、より特定的には、橋梁に沿って設置された管と地面
側に配設された管との接続部、水管橋に設置された管と
地中管との接続部、段差部を有する斜面上に配設される
配管の接続部の構造に関する。
し、より特定的には、橋梁に沿って設置された管と地面
側に配設された管との接続部、水管橋に設置された管と
地中管との接続部、段差部を有する斜面上に配設される
配管の接続部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁に添架された水管と、地面側に設置
された水管を接続するには、地面側の水管を橋梁側に延
出させ、たとえば橋梁の袂近傍においてこれらの水管同
士を接続していた。
された水管を接続するには、地面側の水管を橋梁側に延
出させ、たとえば橋梁の袂近傍においてこれらの水管同
士を接続していた。
【0003】ところが、該水管の接続部には支柱等の障
害物があることが多い。そこで、このような障害物を避
けて地面側の配管と橋梁側の配管を接続するために、た
とえば複数の直管を継手で接続した複雑な構造の接続管
を使用していた。
害物があることが多い。そこで、このような障害物を避
けて地面側の配管と橋梁側の配管を接続するために、た
とえば複数の直管を継手で接続した複雑な構造の接続管
を使用していた。
【0004】また水管橋に設置された配管と地中管との
接続部や、段差部を有する斜面上に配設される配管の接
続部においても、障害物が存在した場合には、同様の手
法で対応していた。
接続部や、段差部を有する斜面上に配設される配管の接
続部においても、障害物が存在した場合には、同様の手
法で対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
複数の直管を継手で接続した接続管を使用した場合、次
のような種々の問題があった。
複数の直管を継手で接続した接続管を使用した場合、次
のような種々の問題があった。
【0006】まず、配管作業時に直管の長さが合わない
ことがあり、また接続すべき管同士の位置ずれ量が大き
い場合には配管作業が困難となっていた。また、継手数
が多いと作業が煩雑となり作業時間が増大するという問
題もあった。
ことがあり、また接続すべき管同士の位置ずれ量が大き
い場合には配管作業が困難となっていた。また、継手数
が多いと作業が煩雑となり作業時間が増大するという問
題もあった。
【0007】さらに、橋梁に添架した配管と地面側に設
置された配管との接続部では経時・経年での地盤沈下等
による管の位置ずれが生じ得るが、上記接続管でかかる
ずれ量を吸収することは困難であり、最悪の場合には接
続部が破損することが懸念される。
置された配管との接続部では経時・経年での地盤沈下等
による管の位置ずれが生じ得るが、上記接続管でかかる
ずれ量を吸収することは困難であり、最悪の場合には接
続部が破損することが懸念される。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものである。本発明の目的は、上述の水管橋等に
おける配管作業が容易となり、かつ配管後に地盤沈下等
による配管の位置ずれが生じた場合においても位置ずれ
量を吸収することができる配管接続構造を提供すること
にある。
されたものである。本発明の目的は、上述の水管橋等に
おける配管作業が容易となり、かつ配管後に地盤沈下等
による配管の位置ずれが生じた場合においても位置ずれ
量を吸収することができる配管接続構造を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る配管接続構
造は、1つの局面では、橋梁に沿って設置され流体を移
送する第1配管と、橋梁の端部を支持する支持部側の地
中から橋梁側に延出し流体を移送する第2配管と、第1
配管と第2配管とを接続するフレキシブル接続管とを備
える。ここで、フレキシブル接続管とは、手で自由に曲
げることができる程度の硬度の接続管のことである。
造は、1つの局面では、橋梁に沿って設置され流体を移
送する第1配管と、橋梁の端部を支持する支持部側の地
中から橋梁側に延出し流体を移送する第2配管と、第1
配管と第2配管とを接続するフレキシブル接続管とを備
える。ここで、フレキシブル接続管とは、手で自由に曲
げることができる程度の硬度の接続管のことである。
【0010】このように第1と第2配管を本発明のフレ
キシブル接続管で接続することにより、第1と第2配管
との接続部に障害物が存在していたとしても、フレキシ
ブル接続管を曲げて変形させて障害物を避けることがで
き、障害物を回避しながら第1と第2配管を容易に接続
することができる。また、第1および第2配管との接続
箇所も少なくすることができる。さらに、第1と第2配
管の位置ずれが多少大きくても、フレキシブル接続管を
手などで曲げて容易に対応することができる。したがっ
て、従来よりも格段に容易に接続部の配管作業を行え
る。それに加え、配管後に地盤沈下等により第1と第2
配管の位置ずれが生じた場合においても、フレキシブル
接続管を長めに配設しておくことで、該位置ずれ量をも
吸収することができる。
キシブル接続管で接続することにより、第1と第2配管
との接続部に障害物が存在していたとしても、フレキシ
ブル接続管を曲げて変形させて障害物を避けることがで
き、障害物を回避しながら第1と第2配管を容易に接続
することができる。また、第1および第2配管との接続
箇所も少なくすることができる。さらに、第1と第2配
管の位置ずれが多少大きくても、フレキシブル接続管を
手などで曲げて容易に対応することができる。したがっ
て、従来よりも格段に容易に接続部の配管作業を行え
る。それに加え、配管後に地盤沈下等により第1と第2
配管の位置ずれが生じた場合においても、フレキシブル
接続管を長めに配設しておくことで、該位置ずれ量をも
吸収することができる。
【0011】本発明に係る配管接続構造は、他の局面で
は、水管橋に設置され水を移送する第1配管と、水管橋
の端部を支持する支持部側の地中に埋設され水を移送す
る第2配管と、第1配管と第2配管とを接続するフレキ
シブル接続管とを備える。
は、水管橋に設置され水を移送する第1配管と、水管橋
の端部を支持する支持部側の地中に埋設され水を移送す
る第2配管と、第1配管と第2配管とを接続するフレキ
シブル接続管とを備える。
【0012】上記のように水管橋側の第1配管と地中側
の第2配管とを接続する場合にも、本発明のフレキシブ
ル接続管を用いることにより、フレキシブル接続管を曲
げる等して第1と第2配管の間の高低差を容易に吸収す
ることができ、かつ接続箇所も少なくなる。それによ
り、前述の1つの局面の場合と同様に、第1と第2配管
の接続作業を容易に行える。
の第2配管とを接続する場合にも、本発明のフレキシブ
ル接続管を用いることにより、フレキシブル接続管を曲
げる等して第1と第2配管の間の高低差を容易に吸収す
ることができ、かつ接続箇所も少なくなる。それによ
り、前述の1つの局面の場合と同様に、第1と第2配管
の接続作業を容易に行える。
【0013】本発明に係る配管接続構造は、さらに他の
局面では、斜面上に段差部を間に挟むように配設され流
体を移送する第1と第2配管と、段差部上に配設され第
1と第2配管を接続するフレキシブル接続管とを備え
る。
局面では、斜面上に段差部を間に挟むように配設され流
体を移送する第1と第2配管と、段差部上に配設され第
1と第2配管を接続するフレキシブル接続管とを備え
る。
【0014】上記のように段差部のある斜面上に配設さ
れる第1と第2配管を接続する場合に本発明のフレキシ
ブル接続管を用いることにより、該フレキシブル接続管
を曲げて段差部に沿うように配設することができる。そ
れにより、段差部上に従来のような複雑な構造の接続管
を設置する必要がなくなり、上述の各局面の場合と同様
に、第1と第2配管の接続作業を容易に行える。
れる第1と第2配管を接続する場合に本発明のフレキシ
ブル接続管を用いることにより、該フレキシブル接続管
を曲げて段差部に沿うように配設することができる。そ
れにより、段差部上に従来のような複雑な構造の接続管
を設置する必要がなくなり、上述の各局面の場合と同様
に、第1と第2配管の接続作業を容易に行える。
【0015】上述のフレキシブル接続管は、好ましく
は、接続管本体の一端に回転自在なフランジ部を有し、
該フランジ部と接続管本体の外周との間に、フランジ部
に対し回転可能にスリーブを設置することが好ましい。
は、接続管本体の一端に回転自在なフランジ部を有し、
該フランジ部と接続管本体の外周との間に、フランジ部
に対し回転可能にスリーブを設置することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る配管接続構造を示す図である。図1に示すように、本
実施の形態における配管接続構造は、道路橋などの橋梁
1に沿って設置され水などの流体を移送する第1配管2
と、橋梁1の端部を支持する支持部(たとえばコンクリ
ート製の基礎)5付近の地中から橋梁1側に延出し水な
どの流体を移送する第2配管3と、第1配管2と第2配
管3とを接続するフレキシブル接続管4とを備える。
明の実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る配管接続構造を示す図である。図1に示すように、本
実施の形態における配管接続構造は、道路橋などの橋梁
1に沿って設置され水などの流体を移送する第1配管2
と、橋梁1の端部を支持する支持部(たとえばコンクリ
ート製の基礎)5付近の地中から橋梁1側に延出し水な
どの流体を移送する第2配管3と、第1配管2と第2配
管3とを接続するフレキシブル接続管4とを備える。
【0017】第1配管2は、橋梁1の側面に添架され、
橋梁1の袂付近にまで延設されている。図1の例では、
第1配管2は、橋梁1の端部に設けられた支柱(たとえ
ばコンクリート製)6に達するように設けられている。
橋梁1の袂付近にまで延設されている。図1の例では、
第1配管2は、橋梁1の端部に設けられた支柱(たとえ
ばコンクリート製)6に達するように設けられている。
【0018】第2配管3は、図1の例では、橋梁1の端
部近傍に位置する道路側の地中から支柱6に達するよう
に延出している。この第2配管3および上記の第1配管
2としては、たとえば鋳鉄管を使用可能である。
部近傍に位置する道路側の地中から支柱6に達するよう
に延出している。この第2配管3および上記の第1配管
2としては、たとえば鋳鉄管を使用可能である。
【0019】図1の例では、支柱6のコーナ部が障害と
なるので、第1配管2と第2配管3を直管で接続するこ
とはできない。そこで、支柱6のコーナ部に沿うように
フレキシブル接続管4を手などで曲げ、フレキシブル接
続管4を介して第1配管2および第2配管3を接続す
る。
なるので、第1配管2と第2配管3を直管で接続するこ
とはできない。そこで、支柱6のコーナ部に沿うように
フレキシブル接続管4を手などで曲げ、フレキシブル接
続管4を介して第1配管2および第2配管3を接続す
る。
【0020】ここで、本発明において使用可能なフレキ
シブル接続管4の構造例について図4を用いて説明す
る。図4は、上記のフレキシブル接続管4の部分断面図
である。
シブル接続管4の構造例について図4を用いて説明す
る。図4は、上記のフレキシブル接続管4の部分断面図
である。
【0021】図4に示すように、フレキシブル接続管4
は、ステンレス製のフレキシブルチューブ16と、その
両端に接続されたステンレス製の短管19と、一方の短
管19の端部に取付けられたステンレス製の溶接フラン
ジ12と、他方の短管19の端部に取付けられた鋼製の
ルーズフランジ13と、短管19の外周に取付けられた
ステンレス製のネックリング15と、フレキシブルチュ
ーブ16の外周面に設けられたステンレス製のブレード
17と、ブレード17を覆うように設けられたステンレ
ス製のブレード押え14と、このブレード押え14の外
表面を被覆するゴムチューブ18と、スタブエンド20
とを備える。
は、ステンレス製のフレキシブルチューブ16と、その
両端に接続されたステンレス製の短管19と、一方の短
管19の端部に取付けられたステンレス製の溶接フラン
ジ12と、他方の短管19の端部に取付けられた鋼製の
ルーズフランジ13と、短管19の外周に取付けられた
ステンレス製のネックリング15と、フレキシブルチュ
ーブ16の外周面に設けられたステンレス製のブレード
17と、ブレード17を覆うように設けられたステンレ
ス製のブレード押え14と、このブレード押え14の外
表面を被覆するゴムチューブ18と、スタブエンド20
とを備える。
【0022】ルーズフランジ13にはたとえば0.35
mm〜0.5mm程度の厚みのナイロンコーティングが
施されている。すなわちフレキシブル接続管4の一方の
フランジを絶縁性フランジとしている。
mm〜0.5mm程度の厚みのナイロンコーティングが
施されている。すなわちフレキシブル接続管4の一方の
フランジを絶縁性フランジとしている。
【0023】直流電気鉄道の漏れ電流などの迷走電流が
配管に流れ、管を通じ配管材を腐食させるなどの問題が
生じている。そこで、上記絶縁性フランジを使用するこ
とで、これらの電流を遮断し、電食による配管の腐食を
防止することができる。また異種金属材で製作された管
を接続配管する際に発生する異種金属接触腐食も軽減す
る働きを兼ねる。
配管に流れ、管を通じ配管材を腐食させるなどの問題が
生じている。そこで、上記絶縁性フランジを使用するこ
とで、これらの電流を遮断し、電食による配管の腐食を
防止することができる。また異種金属材で製作された管
を接続配管する際に発生する異種金属接触腐食も軽減す
る働きを兼ねる。
【0024】図1の例では、溶接フランジ12側を第1
配管2側のフランジとボルトなどを用いて接続し、ルー
ズフランジ13側を第2配管3側のフランジとボルトな
どを用いて接続する。
配管2側のフランジとボルトなどを用いて接続し、ルー
ズフランジ13側を第2配管3側のフランジとボルトな
どを用いて接続する。
【0025】接続作業の際には、フレキシブル接続管4
を手で曲げて支柱6に沿うように変形させ、フレキシブ
ル接続管4の両端を上記の第1および第2配管2,3と
接続する。このとき、フレキシブル接続管4の本体であ
るフレキシブルチューブ16としてS字状のアニュラー
チューブを採用することで、手で容易に曲げることがで
きる。
を手で曲げて支柱6に沿うように変形させ、フレキシブ
ル接続管4の両端を上記の第1および第2配管2,3と
接続する。このとき、フレキシブル接続管4の本体であ
るフレキシブルチューブ16としてS字状のアニュラー
チューブを採用することで、手で容易に曲げることがで
きる。
【0026】また、2箇所で接続すればよいので、従来
と比較して配管接続時間を大幅に短縮することができ、
かつ簡単確実に配管接続を行える。さらに、外装に継ぎ
目のない柔軟かつ機械的強度に優れたゴムチューブを採
用することで、防食性にも優れている。
と比較して配管接続時間を大幅に短縮することができ、
かつ簡単確実に配管接続を行える。さらに、外装に継ぎ
目のない柔軟かつ機械的強度に優れたゴムチューブを採
用することで、防食性にも優れている。
【0027】道路側の地面において地盤沈下が発生した
場合には、第2配管3が下方に位置ずれするが、この場
合にもフレキシブル接続管4が曲がることによって位置
ずれを吸収することができる。つまり、配管作業後の位
置ずれを吸収することができる。なお、フレキシブル接
続管4を長め(たとえば通常の配管長よりも数%〜10
%程度長めにしておく)に設置しておくことで、より確
実に位置ずれを吸収することができる。
場合には、第2配管3が下方に位置ずれするが、この場
合にもフレキシブル接続管4が曲がることによって位置
ずれを吸収することができる。つまり、配管作業後の位
置ずれを吸収することができる。なお、フレキシブル接
続管4を長め(たとえば通常の配管長よりも数%〜10
%程度長めにしておく)に設置しておくことで、より確
実に位置ずれを吸収することができる。
【0028】また、第2配管3が位置ずれした場合、同
時にフレキシブル接続管4にねじれを生じさせるような
力が作用する場合がある。この場合には、フレキシブル
接続管4と第1配管2との接続部と、フレキシブル接続
管4と第2配管3との接続部の少なくとも一方を、フレ
キシブル接続管4に加わる力を吸収可能な構造としてお
くことが好ましい。たとえばルーズフランジ13と接続
される第2配管3側のフランジを、フレキシブル接続管
4の外周方向に回転可能な構成とすることが考えられ
る。
時にフレキシブル接続管4にねじれを生じさせるような
力が作用する場合がある。この場合には、フレキシブル
接続管4と第1配管2との接続部と、フレキシブル接続
管4と第2配管3との接続部の少なくとも一方を、フレ
キシブル接続管4に加わる力を吸収可能な構造としてお
くことが好ましい。たとえばルーズフランジ13と接続
される第2配管3側のフランジを、フレキシブル接続管
4の外周方向に回転可能な構成とすることが考えられ
る。
【0029】以下、フレキシブル接続管4の外周方向に
ねじり力が加わった場合に、その力を吸収可能な構造例
について図5を用いて説明する。
ねじり力が加わった場合に、その力を吸収可能な構造例
について図5を用いて説明する。
【0030】管路は、地形、地層の異なる地盤に跨って
埋設される場合が多いため地盤の性状によって様々な影
響を受ける。たとえば不同沈下は、隣接地盤あるいは構
造物との取合い部などとの沈下特性の差によってが生じ
る、地盤は、地下水位、盛土、車両荷重などの後天変化
によって一次即時沈下、圧密等が生じる。このような不
同沈下が生じた場合に、フレキシブル接続管4に上下左
右の力に限定されることなく継手に回転、ねじりの力が
加わり得る。
埋設される場合が多いため地盤の性状によって様々な影
響を受ける。たとえば不同沈下は、隣接地盤あるいは構
造物との取合い部などとの沈下特性の差によってが生じ
る、地盤は、地下水位、盛土、車両荷重などの後天変化
によって一次即時沈下、圧密等が生じる。このような不
同沈下が生じた場合に、フレキシブル接続管4に上下左
右の力に限定されることなく継手に回転、ねじりの力が
加わり得る。
【0031】そこで、図5に示すように、フレキシブル
接続管4の接続管本体の一端であるスタブエンド20の
外周と、回転自在なルーズフランジ(フランジ部)13
との間に、該ルーズフランジ13に対し回転可能にスリ
ーブ21を取付ける。
接続管4の接続管本体の一端であるスタブエンド20の
外周と、回転自在なルーズフランジ(フランジ部)13
との間に、該ルーズフランジ13に対し回転可能にスリ
ーブ21を取付ける。
【0032】このようにスタブエンド20の外周上にス
リーブ21を外嵌することにより、スタブエンド20と
ともにスリーブ21をルーズフランジ13に対し回転さ
せることができる。したがって、不同沈下等によってフ
レキシブル接続管4にねじり力が加わった場合において
も、ルーズフランジ13に対しスタブエンド20および
スリーブ21を回転させることができ、ねじり方向の変
位を吸収することができる。
リーブ21を外嵌することにより、スタブエンド20と
ともにスリーブ21をルーズフランジ13に対し回転さ
せることができる。したがって、不同沈下等によってフ
レキシブル接続管4にねじり力が加わった場合において
も、ルーズフランジ13に対しスタブエンド20および
スリーブ21を回転させることができ、ねじり方向の変
位を吸収することができる。
【0033】スリーブ21は、内周に複数の溝部を有
し、該溝部内にシール用のOリング22が嵌め込まれ
る。また、スリーブ21の開口端側に位置する溝部はス
タブエンド20端部のフランジ部を受け入れ、それによ
りスタブエンド20とスリーブ21とがフレキシブル接
続管4の軸方向に係合する。
し、該溝部内にシール用のOリング22が嵌め込まれ
る。また、スリーブ21の開口端側に位置する溝部はス
タブエンド20端部のフランジ部を受け入れ、それによ
りスタブエンド20とスリーブ21とがフレキシブル接
続管4の軸方向に係合する。
【0034】また、スリーブ21は、その径方向に膨出
するフランジ部を外周に有し、該フランジ部は、フレキ
シブル接続管4の軸方向にルーズフランジ13と係合す
る。なお、図5に示す構造は、後述する全ての実施の形
態に適用可能である。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について
図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2
における配管接続構造を示す部分断面図である。
するフランジ部を外周に有し、該フランジ部は、フレキ
シブル接続管4の軸方向にルーズフランジ13と係合す
る。なお、図5に示す構造は、後述する全ての実施の形
態に適用可能である。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について
図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2
における配管接続構造を示す部分断面図である。
【0035】本実施の形態2では、本発明を水管橋の配
管取り合い調整に適用している。図2に示すように、実
施の形態2における配管接続構造は、水管橋に設置され
水を移送する第1配管2と、水管橋の端部を支持する支
持部5側の地中に埋設され水を移送する第2配管3と、
第1配管2と第2配管3とを接続するフレキシブル接続
管4とを備える。
管取り合い調整に適用している。図2に示すように、実
施の形態2における配管接続構造は、水管橋に設置され
水を移送する第1配管2と、水管橋の端部を支持する支
持部5側の地中に埋設され水を移送する第2配管3と、
第1配管2と第2配管3とを接続するフレキシブル接続
管4とを備える。
【0036】図2に示すように、第1配管2と埋設配管
である第2配管3との間には高低差があるので、この高
低差をフレキシブル接続管4を用いて吸収している。該
フレキシブル接続管4の構成は、実施の形態1と同様で
ある。
である第2配管3との間には高低差があるので、この高
低差をフレキシブル接続管4を用いて吸収している。該
フレキシブル接続管4の構成は、実施の形態1と同様で
ある。
【0037】図2に示す例では、フレキシブル接続管4
を略直角に曲げ、支持部5内を延在させている。支持部
5は、地中に設置されたベース部9上に設けられてお
り、支持部5の下部を地中に埋設している。
を略直角に曲げ、支持部5内を延在させている。支持部
5は、地中に設置されたベース部9上に設けられてお
り、支持部5の下部を地中に埋設している。
【0038】フレキシブル接続管4の一端は、伸縮可撓
管7を介して第1配管2と接続される。より詳しくは、
伸縮可撓管7側のフランジと、フレキシブル接続管4側
のフランジ(たとえば溶接フランジ)とをボルトなどを
用いて接続する。
管7を介して第1配管2と接続される。より詳しくは、
伸縮可撓管7側のフランジと、フレキシブル接続管4側
のフランジ(たとえば溶接フランジ)とをボルトなどを
用いて接続する。
【0039】フレキシブル接続管4の他端側のフランジ
(たとえばルーズフランジ)は、ボルトなどを用いて第
2配管(図2の例では伸縮可撓管)3と接続される。こ
の第2配管3は、鋳鉄管8と接続される。
(たとえばルーズフランジ)は、ボルトなどを用いて第
2配管(図2の例では伸縮可撓管)3と接続される。こ
の第2配管3は、鋳鉄管8と接続される。
【0040】本実施の形態2の場合も、実施の形態1の
場合と同様に、ルーズフランジにナイロンコーティング
を施すことで漏れ電流などの迷走電流を遮断して電食に
よる配管の腐食を防止することができ、また2箇所で接
続すればよいので配管接続時間を大幅に短縮することが
できかつ簡単確実に配管接続を行え、さらに、外装に上
述のゴムチューブを採用することで防食性も向上するこ
とができる。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3について
図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態3
における配管接続構造を示す図である。
場合と同様に、ルーズフランジにナイロンコーティング
を施すことで漏れ電流などの迷走電流を遮断して電食に
よる配管の腐食を防止することができ、また2箇所で接
続すればよいので配管接続時間を大幅に短縮することが
できかつ簡単確実に配管接続を行え、さらに、外装に上
述のゴムチューブを採用することで防食性も向上するこ
とができる。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3について
図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態3
における配管接続構造を示す図である。
【0041】本実施の形態3では、段差を有する斜面上
に配設される配管同士の接続に本発明を適用している。
に配設される配管同士の接続に本発明を適用している。
【0042】図3に示すように、本実施の形態3におけ
る配管接続構造は、斜面10上に段差部11を間に挟む
ように配設され水などの流体を移送する第1と第2配管
2,3と、段差部11上に配設され第1と第2配管2,
3を接続するフレキシブル接続管4とを備える。本実施
の形態3におけるフレキシブル接続管4の構成も、実施
の形態1と同様である。
る配管接続構造は、斜面10上に段差部11を間に挟む
ように配設され水などの流体を移送する第1と第2配管
2,3と、段差部11上に配設され第1と第2配管2,
3を接続するフレキシブル接続管4とを備える。本実施
の形態3におけるフレキシブル接続管4の構成も、実施
の形態1と同様である。
【0043】斜面に段差部がある場合には、段差部に沿
うように配管を設置しなければならない。この場合に、
上述のような構造のフレキシブル接続管4を採用するこ
とにより、フレキシブル接続管4を手などで曲げて容易
に段差部に沿わせることができ、また両側の第1および
第2配管2,3との接続箇所も2箇所ですむ。
うように配管を設置しなければならない。この場合に、
上述のような構造のフレキシブル接続管4を採用するこ
とにより、フレキシブル接続管4を手などで曲げて容易
に段差部に沿わせることができ、また両側の第1および
第2配管2,3との接続箇所も2箇所ですむ。
【0044】そのため、上述の各実施の形態の場合と同
様に、配管接続時間を大幅に短縮することができかつ簡
単確実に配管接続を行える。また、外装に上述したEP
DMゴムチューブを被覆することで防食性も向上するこ
とができる。
様に、配管接続時間を大幅に短縮することができかつ簡
単確実に配管接続を行える。また、外装に上述したEP
DMゴムチューブを被覆することで防食性も向上するこ
とができる。
【0045】以上のように本発明の実施の形態について
説明を行なったが、上述の実施の形態において説明した
以外の場合であっても、接続すべき配管の間に障害物が
ある場合、配管接続時に配管の位置ずれや高低差がある
場合、配管作業後に位置ずれが生ずる可能性がある場
合、段差上に沿って配管を設置する場合などに本発明は
有用である。たとえば、上下付設配管の取り替え工事時
における既設配管の仮説配管においても、本発明の配管
接続構造を採用することができる。
説明を行なったが、上述の実施の形態において説明した
以外の場合であっても、接続すべき配管の間に障害物が
ある場合、配管接続時に配管の位置ずれや高低差がある
場合、配管作業後に位置ずれが生ずる可能性がある場
合、段差上に沿って配管を設置する場合などに本発明は
有用である。たとえば、上下付設配管の取り替え工事時
における既設配管の仮説配管においても、本発明の配管
接続構造を採用することができる。
【0046】また、今回開示した実施の形態はすべての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべ
ての変更が含まれる。
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべ
ての変更が含まれる。
【図1】 本発明の実施の形態1における配管接続構造
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における配管接続構造
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における配管接続構造
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 本発明の配管接続構造において使用可能なフ
レキシブル接続管を示す図である。
レキシブル接続管を示す図である。
【図5】 本発明の配管接続構造において使用可能なフ
レキシブル接続管の他の構造例を示す図である。
レキシブル接続管の他の構造例を示す図である。
1 橋梁、2 第1配管、3 第2配管、4 フレキシ
ブル接続管、5 支持部、6 支柱、7 伸縮可撓管、
8 鋳鉄管、9 ベース部、10 斜面、11段差部、
12 溶接フランジ、13 ルーズフランジ、14 ブ
レード押え、15 ネックリング、16 フレキシブル
チューブ、17 ブレード、18 収縮チューブ、19
短管、20 スタブエンド、21 スリーブ、22
Oリング。
ブル接続管、5 支持部、6 支柱、7 伸縮可撓管、
8 鋳鉄管、9 ベース部、10 斜面、11段差部、
12 溶接フランジ、13 ルーズフランジ、14 ブ
レード押え、15 ネックリング、16 フレキシブル
チューブ、17 ブレード、18 収縮チューブ、19
短管、20 スタブエンド、21 スリーブ、22
Oリング。
Claims (4)
- 【請求項1】 橋梁に沿って設置され流体を移送する第
1配管と、 前記橋梁の端部を支持する支持部側の地中から前記橋梁
側に延出し、流体を移送する第2配管と、 前記第1配管と前記第2配管とを接続するフレキシブル
接続管と、を備えた、配管接続構造。 - 【請求項2】 水管橋に設置され水を移送する第1配管
と、 前記水管橋の端部を支持する支持部側の地中に埋設さ
れ、水を移送する第2配管と、 前記第1配管と前記第2配管とを接続するフレキシブル
接続管と、を備えた、配管接続構造。 - 【請求項3】 斜面上に段差部を間に挟むように配設さ
れ、流体を移送する第1と第2配管と、 前記段差部上に配設され、前記第1と第2配管を接続す
るフレキシブル接続管と、を備えた、配管接続構造。 - 【請求項4】 前記フレキシブル接続管は、接続管本体
の一端に回転自在なフランジ部を有し、 前記フランジ部と前記接続管本体の外周との間に、前記
フランジ部に対し回転可能にスリーブを設置した、請求
項1から請求項3のいずれかに記載の配管接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128495A JP2003227580A (ja) | 2001-11-29 | 2002-04-30 | 配管接続構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-363936 | 2001-11-29 | ||
JP2001363936 | 2001-11-29 | ||
JP2002128495A JP2003227580A (ja) | 2001-11-29 | 2002-04-30 | 配管接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003227580A true JP2003227580A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27759441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002128495A Pending JP2003227580A (ja) | 2001-11-29 | 2002-04-30 | 配管接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003227580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103123016A (zh) * | 2013-02-28 | 2013-05-29 | 浙江国联设备工程有限公司 | 随桥敷设燃气管道施工工法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160908A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-28 | ケイミス・ジヤパン株式会社 | 橋梁添架管の配管施工方法及び配管系支持装置 |
JPH0323277U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-11 | ||
JPH1130376A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-02-02 | Suiken Technol:Kk | 伸縮配管設備とその施工方法 |
JPH11182762A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Showa Rasenkan Seisakusho:Kk | 屈曲自在な管継手装置、及び、その配管方法 |
JP3074303U (ja) * | 2000-06-23 | 2001-01-12 | タイフレックス株式会社 | フレキシブル管継手 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128495A patent/JP2003227580A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160908A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-28 | ケイミス・ジヤパン株式会社 | 橋梁添架管の配管施工方法及び配管系支持装置 |
JPH0323277U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-11 | ||
JPH1130376A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-02-02 | Suiken Technol:Kk | 伸縮配管設備とその施工方法 |
JPH11182762A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Showa Rasenkan Seisakusho:Kk | 屈曲自在な管継手装置、及び、その配管方法 |
JP3074303U (ja) * | 2000-06-23 | 2001-01-12 | タイフレックス株式会社 | フレキシブル管継手 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103123016A (zh) * | 2013-02-28 | 2013-05-29 | 浙江国联设备工程有限公司 | 随桥敷设燃气管道施工工法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5482403A (en) | Sewer construction and pipe encasement therefor | |
CN200986065Y (zh) | 内接式金属波纹涵管 | |
JP2003227580A (ja) | 配管接続構造 | |
JPH04500842A (ja) | 推進技術により地下に敷設された推進パイプ用パイプジョイント | |
KR20140040470A (ko) | 파형 강관의 연결구조 및 그 연결방법 | |
US9551449B2 (en) | Method for creating a seal between pipe liners | |
US20060131872A1 (en) | Reinforced fitting and pipe | |
JPH07310870A (ja) | 流体用配管における管接続構造 | |
CN108253205B (zh) | 管道及其组件 | |
JP2003278493A (ja) | 部分補剛管体構造 | |
CN220851120U (zh) | 一种供水管线的接头安装系统 | |
JP3129400B2 (ja) | 組立用ブロックとその組立方法 | |
CN219530098U (zh) | 管道结构 | |
CN210800449U (zh) | 一种增强hdpe管环刚度的装置 | |
CN219175333U (zh) | 一种用于加强钢柱节点防水的止水结构 | |
JP3927298B2 (ja) | マンホール継手 | |
JPS6115071Y2 (ja) | ||
CN113431080B (zh) | 一种海中导管架与桩基础的水下螺栓连接结构及施工方法 | |
CN213062322U (zh) | 一种排水检查井结构 | |
JP2004324115A (ja) | マンホール用管継手 | |
CN210623826U (zh) | 一种补偿型增韧双壁波纹管 | |
JPH056472Y2 (ja) | ||
CN2573835Y (zh) | 钢管内衬塑料管的连接密封结构 | |
CN117072775A (zh) | 一种供水管线的接头安装方法 | |
JP3185855B2 (ja) | ダクタイル鋳鉄管の防食コアおよびその取り付け方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |