JP2003227439A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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Abstract
プと車両のアンダーフロアとの間に必要なクリアランス
を確保し得て、インジェクタ間の空間を有効利用し得
て、よどみにより燃料に温度差が生じることを防止し得
て、エア抜き性の問題を解消することにある。 【構成】 このため、この発明は、複数の各気筒に対応
する複数のインジェクタが組付けられたフューエルデリ
バリパイプの長手方向を気筒列方向に沿って設けた内燃
機関の燃料供給装置において、フューエルデリバリパイ
プの下壁部の下外面に複数のインジェクタを組付けて設
け、これら複数のインジェクタの間にプレッシャレギュ
レータを取付けて設け、このプレッシャレギュレータに
一端側が連絡されるとともに他端側がフューエルデリバ
リパイプ内のデリバリ通路の気筒列方向前端まで延びる
リターンパイプを設け、このリターンパイプの他端側に
上方に向かって開放するリターン開口を設けたことを特
徴とする。
Description
給装置に係り、特に、フューエルデリバリパイプと車両
のアンダーフロアとの間に必要なクリアランスを確保し
得て、インジェクタ間の空間を有効利用し得て、フュー
エルデリバリパイプ内のよどみにより燃料に温度差が生
じることを防止し得て、フューエルデリバリパイプ内の
エア抜き性の問題を解消し得る内燃機関の燃料供給装置
に関する。
を備えた内燃機関には、各気筒毎にインジェクタにより
燃料を供給する燃料供給装置を設けているものがある。
この燃料供給装置は、各気筒に対応する複数のインジェ
クタを設け、これら複数のインジェクタが組付けられた
フューエルデリバリパイプの長手方向を気筒列方向に沿
って設け、各気筒毎にインジェクタにより燃料を供給す
る。
は、図14〜図17に示すものがある。図17におい
て、102は図示しない車両のアンダーフロア、104
はエンジンルームである。車両のアンダーフロア102
下側のエンジンルーム104には、内燃機関(図示せ
ず)のクランク軸線を車両後方に向かって下方傾斜させ
て搭載している。この内燃機関は、複数の気筒を備え、
気筒列方向Dを車両前後方向に指向させている。
燃機関の各気筒に対応する複数のインジェクタ108を
設け、これら複数のインジェクタ108が組付けられた
フューエルデリバリパイプ110の長手方向を気筒列方
向Dである車両前後方向に沿って設けている。
図14〜図16に示す如く、上・下壁部112・114
と右・左壁部116・118と前・後壁部120・12
2とを有する気筒列方向に長い略四角筒体形状に形成さ
れ、内部にデリバリ通路124を形成して設けている。
フューエルデリバリパイプ110は、気筒列方向Dに対
して長手方向前端が高く後端が低くなるように傾斜させ
て設け、下壁部114に設けたデリバリパイプ取付ブラ
ケット126を図示しない内燃機関に取付けて設けてい
る。
部114の下外面114aの接続部128にインジェク
タ108を夫々組付けて設け、右壁部116の右外面1
16a後端に燃料供給ホース(図示せず)が接続される
供給ホース接続パイプ130を設け、上壁部112の上
外面112a前端の取付部132にプレッシャレギュレ
ータ134を取付けて設けている。プレッシャレギュレ
ータ134には、負圧ホース(図示せず)が接続される
負圧ホース接続パイプ136と、燃料戻りホース(図示
せず)が接続される戻りホース接続パイプ138とが設
けられている。
ンクの燃料を燃料ポンプにより燃料供給ホースに圧送
し、フューエルデリバリパイプ110の車両後方側に設
けた供給ホース接続パイプ130からデリバリ通路12
4に供給する。デリバリ通路124の燃料は、車両前方
側に設けたプレッシャレギュレータ134により圧力を
調整されて複数のインジェクタ108に分配され、内燃
機関の各気筒毎に夫々噴射して供給される。余剰の燃料
及び空気は、戻りホース接続パイプ138から燃料戻り
ホースを介して燃料タンクに戻される。
は、特開平11−351087号公報、特開平8−93
594号公報、特許第2694276号公報に開示され
るものがある。
れるものは、エンジンの各気筒に対応するインジェクタ
に燃料を分配するフューエルデリバリパイプを設け、こ
のフューエルデリバリパイプの燃料戻り管側の2つのイ
ンジェクタの間を正面視において山形になるように上方
に持ち上げ、持ち上げた山形の頂点にプレッシャレギュ
レータを取付けたものである。
ものは、フューエルデリバリパイプに近い長さを有し、
かつ、細径のインナーパイプをフューエルデリバリパイ
プの内壁に挿入固定し、インナーパイプで燃料戻し用燃
料流路を形成するとともに、燃料導入口と燃料戻り口と
をフューエルデリバリパイプとインナーパイプとからな
る燃料流路の基部に近接させて接続したものである。
ものは、断面U字形状及び逆U字形状にプレス成形した
長尺状の下ケースと上ケースとを重ね合わせて管状のデ
リバリ本体を形成し、デリバリ本体内を仕切り板により
軸方向に延びた下室及び上室に区画し、デリバリ本体の
基端部にて下室を燃料供給パイプに接続し、かつ上室を
圧力調整弁に接続し、下ケースの幅広部に上室に貫通す
る円筒状の起立部を設け、この起立部に燃料噴射弁を組
付けたものである。
〜図17に示す内燃機関の燃料供給装置106は、アン
ダーフロア102下側のエンジンルーム104に搭載し
た内燃機関の各気筒に対応する複数のインジェクタ10
8を設け、これら複数のインジェクタ108が組付けら
れたフューエルデリバリパイプ110の長手方向を気筒
列方向Dに沿って設け、フューエルデリバリパイプ11
0の右外面116a後端に供給ホース接続パイプ130
を設け、フューエルデリバリパイプ110の上外面11
2a前端にプレッシャレギュレータ134を設けてい
る。
乗降性の向上、荷物の積み下ろし性の向上を考慮して、
アンダーフロア102を下げてエンジンルーム104の
高さを低くしている。
フューエルデリバリパイプ110の車両前方側に設けた
プレッシャレギュレータ134が内燃機関の最高高さに
位置されることから、アンダーフロア102と干渉する
問題があり、フューエルデリバリパイプ110とアンダ
ーフロア102との間に必要なクリアランスを確保する
ことが困難な不都合がある。
フューエルデリバリパイプ110の上外面112a前端
であって、且つフューエルデリバリパイプ110の右外
面116a後端の供給ホース接続パイプ130から離間
して設けられている。
ース接続パイプ130とプレッシャレギュレータ134
の戻りホース接続パイプ138とがフューエルデリバリ
パイプ110の車両前後方向に大きく離間して設けられ
ることから、デリバリ通路124内によどみが発生して
燃料に温度差を生じる不都合があり、また、供給ホース
接続パイプ130に接続される燃料供給ホース(図示せ
ず)に対して戻りホース接続パイプ138に接続される
燃料戻りホース(図示せず)が長くなり、コストの上昇
を招く不都合がある。
述不都合を除去するために、複数の気筒を備えた内燃機
関の各気筒に対応する複数のインジェクタを設け、これ
ら複数のインジェクタが組付けられたフューエルデリバ
リパイプの長手方向を気筒列方向に沿って設けた内燃機
関の燃料供給装置において、前記フューエルデリバリパ
イプの下壁部の下外面に前記複数のインジェクタを組付
けて設け、これら複数のインジェクタの間のフューエル
デリバリパイプの下壁部の下外面にプレッシャレギュレ
ータを取付けて設け、このプレッシャレギュレータに一
端側が連絡されるとともに他端側が前記フューエルデリ
バリパイプ内のデリバリ通路の気筒列方向前端まで延び
るリターンパイプを設け、このリターンパイプの他端側
に前記デリバリ通路の気筒列方向前端において上方に向
かって開放するリターン開口を設けたことを特徴とす
る。
置は、フューエルデリバリパイプの下壁部の下外面に複
数のインジェクタを組付けて設け、これら複数のインジ
ェクタの間のフューエルデリバリパイプの下壁部の下外
面にプレッシャレギュレータを取付けて設けたことによ
り、車両のアンダーフロア下側のエンジンルームに内燃
機関が搭載されている場合にも、プレッシャレギュレー
タを上外面に設けていないことからアンダーフロアと干
渉することがなく、インジェクタ間の未利用空間にプレ
ッシャレギュレータを配置することができるとともに、
プレッシャレギュレータを車両後方側のフューエルデリ
バリパイプ中間に設けたことから燃料戻りホースを短く
することができる。また、この発明の内燃機関の燃料供
給装置は、プレッシャレギュレータに一端側が連絡され
るとともに他端側がフューエルデリバリパイプ内のデリ
バリ通路の気筒列方向前端まで延びるリターンパイプを
設け、このリターンパイプの他端側にデリバリ通路の気
筒列方向前端において上方に向かって開放するリターン
開口を設けたことにより、プレッシャレギュレータをフ
ューエルデリバリパイプ中間に設けたにもかかわわらず
デリバリ通路の気筒列方向前端に向かうように燃料を流
れさせることができ、燃料上部の空気を排出することが
できる。
明する。図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図5において、2は図示しない車両のアンダ
ーフロア、4はエンジンルーム、6は内燃機関である。
車両のアンダーフロア2下側のエンジンルーム4には、
内燃機関6のクランク軸線C1を車両前後方向に指向さ
せ且つ車両後方に向かって下方傾斜させるとともに、シ
リンダ軸線C2をクランク軸線C1回りに傾斜させて搭
載している。
ンダヘッド10とシリンダヘッドカバー12とオイルパ
ンとチェーンカバー14とを有し、複数の気筒(図示せ
ず)を備え、気筒列方向Dを車両前後方向に指向させ設
けている。
燃機関6の各気筒に対応する複数のインジェクタ18を
設け、これら複数のインジェクタ18が組付けられるフ
ューエルデリバリパイプ20を設けている。フューエル
デリバリパイプ20は、長手方向を気筒列方向Dである
車両前後方向に沿って設けている。
4に示す如く、長四角箱型形状の下側ケース22に長四
角蓋型形状の上側ケース24を嵌合させて固着すること
により、図1〜図3に示す如く、上・下壁部26・28
と右・左壁部30・32と前・後壁部34・36とを有
する気筒列方向Dに長い略四角筒体形状に形成され、内
部にデリバリ通路38を形成して設けている。
方向Dに対して長手方向前端が高く後端が低くなるよう
に傾斜させて設け、下壁部26に設けたデリバリパイプ
取付ブラケット40を内燃機関6のシリンダヘッド10
にデリバリパイプ取付ボルト(図示せず)により取付け
て設けている。
28の下外面28aの長手方向に4つの接続部42を設
け、右壁部30の右外面30aの長手方向後端に供給ホ
ース接続パイプ44を設け、下壁部28の下外面28a
の長手方向中間の2つの接続部42間に取付部46を設
けている。
は、夫々インジェクタ18の基端側を夫々組付けて設け
ている。インジェクタ18は、先端側を図示しない吸気
マニホルドの各分岐管に組付けて設けている。右壁部3
0の右外面30aの供給ホース接続パイプ44には、燃
料供給ホース(図示せず)を接続して設ける。
6には、取付プレート48を設け、この取付プレート4
8にプレッシャレギュレータ50のレギュレータプレー
ト52をレギュレータ取付ボルト54により取付けて設
けている。プレッシャレギュレータ50には、負圧ホー
ス(図示せず)が接続される負圧ホース接続パイプ56
と、燃料戻りホース(図示せず)が接続される戻りホー
ス接続パイプ58とが設けられている。
に示す如く、取付部46を貫通してプレッシャレギュレ
ータ50に一端側が連絡されるとともに、中間部位がフ
ューエルデリバリパイプ20内のデリバリ通路38を形
成する下壁部28の下内面28bに沿い、他端側がデリ
バリ通路38の気筒列方向D前端まで延びるリターンパ
イプ60を設けている。
リ通路38の気筒列方向D前端において上方に向かって
開放するリターン開口62を設けている。リターンパイ
プ60内には、リターン開口62からプレッシャレギュ
レータ50に連絡するリターンパイプ通路64を設けて
いる。
ない燃料タンクの燃料を燃料ポンプにより燃料供給ホー
スに圧送し、フューエルデリバリパイプ20の車両後方
側に設けた供給ホース接続パイプ44からデリバリ通路
38に供給する。デリバリ通路38の燃料は、フューエ
ルデリバリパイプ20中間に設けたプレッシャレギュレ
ータ50により圧力を調整されて複数のインジェクタ1
8に分配され、内燃機関6の各気筒毎に夫々噴射して供
給される。余剰の燃料及び空気は、リターンパイプ60
により戻りホース接続パイプ58から燃料戻りホースを
介して燃料タンクに戻される。
バリパイプ20の下壁部28の下外面28aに複数のイ
ンジェクタ18を長手方向に沿って組付けて設け、これ
ら複数のインジェクタ18の間のフューエルデリバリパ
イプ20の下壁部28の下外面28aにプレッシャレギ
ュレータ52を取付けて設けている。
アンダーフロア2下側のエンジンルーム4に内燃機関6
が搭載されている場合にも、プレッシャレギュレータ5
0を上壁部26の上外面26aに設けていないことから
アンダーフロア2と干渉することがなく、インジェクタ
48間の未利用空間にプレッシャレギュレータ50を配
置することができるとともに、プレッシャレギュレータ
50を車両後方側のフューエルデリバリパイプ20中間
に設けたことから燃料戻りホースを短くすることができ
る。
ーエルデリバリパイプ20とアンダーフロア2との間に
必要なクリアランスL1を確保することができ、インジ
ェクタ18間の空間を有効利用することができるととも
に、燃料戻りホースを短くしてコストダウンすることが
できる。
ャレギュレータ50に一端側が連絡されるとともに他端
側がフューエルデリバリパイプ20内のデリバリ通路3
8の気筒列方向D前端まで延びるリターンパイプ60を
設け、このリターンパイプ60の他端側にデリバリ通路
38の気筒列方向D前端において上方に向かって開放す
るリターン開口62を設けている。
レッシャレギュレータ50をフューエルデリバリパイプ
20中間に設けたにもかかわわらず、供給ホース接続パ
イプ44が設けられたデリバリ通路38の気筒列方向D
後端から気筒列方向D前端に向かうように燃料を流れさ
せることができ、燃料上部の空気を排出することができ
る。
ーエルデリバリパイプ20内のよどみにより燃料に温度
差が生じることを防止し得て、フューエルデリバリパイ
プ20内のエア抜き性の問題も解消することができる。
る。この第2実施例において、前述第1実施例と同一機
能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
燃機関6は、第1実施例と同様に、複数の気筒を備え、
車両のアンダーフロア2下側のエンジンルーム4にクラ
ンク軸線C1を車両前後方向に指向させ且つ車両後方に
向かって下方傾斜させるとともに、シリンダ軸線C2を
クランク軸線C1回りに傾斜させて搭載し、気筒列方向
Dを車両前後方向に指向させて設けている(図5参
照)。
エルデリバリパイプ20を気筒列方向Dに対して長手方
向前端が高く後端が低くなるように傾斜させて、下壁部
26のデリバリパイプ取付ブラケット40を内燃機関6
のシリンダヘッド10に取付けて設けている。
部28の下外面28aの長手方向に設けた4つの接続部
42に複数のインジェクタ18の基端側を夫々組付けて
設け、右壁部30の右外面30aの長手方向後端に設け
た供給ホース接続パイプ44に燃料供給ホースを接続し
て設け、上壁部26の上外面26aの長手方向後端に設
けた取付部46の取付プレート48にプレッシャレギュ
レータ50のレギュレータプレート52をレギュレータ
取付ボルト54により取付けて設け、プレッシャレギュ
レータ50に負圧ホース接続パイプ56と戻りホース接
続パイプ58とを設けている。
列方向D後端の取付部46を貫通してプレッシャレギュ
レータ50に一端側が連絡されるとともに、中間部位が
フューエルデリバリパイプ20内のデリバリ通路38を
形成する上壁部26の上内面26bに沿い、他端側がデ
リバリ通路38の気筒列方向D前端まで延びるリターン
パイプ60を設けている。
リ通路38の気筒列方向D前端において上方に向かって
開放するリターン開口62を設けている。リターンパイ
プ62内には、リターン開口62からプレッシャレギュ
レータ52に連絡するリターンパイプ通路64を設けて
いる。
6は、気筒列方向Dに対して長手方向前端が高く後端が
低くなるように傾斜させたフューエルデリバリパイプ2
0の上壁部26の上外面26aの長手方向後端にプレッ
シャレギュレータ50を取付けて設けていることによ
り、車両のアンダーフロア2下側のエンジンルーム4に
内燃機関6が搭載されている場合にも、プレッシャレギ
ュレータ50を上壁部26の上外面26aの低い位置に
設けていることからアンダーフロア2と干渉することが
なく、プレッシャレギュレータ50を車両後方側のフュ
ーエルデリバリパイプ20中間に設けたことから燃料戻
りホースを短くすることができる。
ーエルデリバリパイプ20とアンダーフロア2との間に
必要なクリアランスL2を確保することができ、燃料戻
りホースを短くしてコストダウンすることができる。
ャレギュレータ50に一端側が連絡されるとともに他端
側がフューエルデリバリパイプ20内のデリバリ通路3
8の気筒列方向D前端まで延びるリターンパイプ60を
設け、このリターンパイプ60の他端側にデリバリ通路
36の気筒列方向D前端において上方に向かって開放す
るリターン開口62を設けていることにより、プレッシ
ャレギュレータ50をフューエルデリバリパイプ20後
端に設けたにもかかわわらず、供給ホース接続パイプ4
4が設けられたデリバリ通路38の気筒列方向D後端か
ら気筒列方向D前端に向かうように燃料を流れさせるこ
とができ、燃料上部の空気を排出することができる。
ーエルデリバリパイプ20内のよどみにより燃料に温度
差が生じることを防止し得て、フューエルデリバリパイ
プ20内のエア抜き性の問題も解消することができる。
である。第4実施例の内燃機関6は、第1・第2実施例
と同様に、複数の気筒を備え、クランク軸線C1を車両
後方に向かって下方傾斜させて搭載し、気筒列方向Dを
車両前後方向に指向させて設けている。るように傾斜さ
せて、下壁部26のデリバリパイプ取付ブラケット40
を内燃機関6のシリンダヘッド10に取付けて設けてい
る。
エルデリバリパイプ20を気筒列方向Dに対して長手方
向前端が高く後端が低くなるように傾斜させて、デリバ
リパイプ取付ブラケット40を内燃機関6のシリンダヘ
ッド10に取付けて設け、フューエルデリバリパイプ2
0の後壁部36の後外面36aに取付部46を設け、こ
の取付部46の取付プレート48にプレッシャレギュレ
ータ50のレギュレータプレート52をレギュレータ取
付ボルト54により取付けて設け、プレッシャレギュレ
ータ50に一端側が連絡されるとともに上壁部26の上
内面26bに沿って他端側がフューエルデリバリパイプ
20内のデリバリ通路38の気筒列方向D前端まで延び
るリターンパイプ60を設け、このリターンパイプ60
の他端側にデリバリ通路36の気筒列方向D前端におい
て上方に向かって開放するリターン開口62を設けたも
のである。
エルデリバリパイプ20の後壁部36の後外面36aに
プレッシャレギュレータ50を取付けて設けていること
により、車両のアンダーフロア2下側のエンジンルーム
4に内燃機関6が搭載されている場合にも、プレッシャ
レギュレータ50を後壁部36の後外面36aの低い位
置に設けていることからアンダーフロア2と干渉するこ
とがなく、プレッシャレギュレータ50をフューエルデ
リバリパイプ20後端に設けたことから燃料戻りホース
を短くすることができる。
0に示す如く、フューエルデリバリパイプ20とアンダ
ーフロア2との間に必要なクリアランスL3を確保する
ことができ、燃料戻りホースを燃料供給ホースと同等の
長さに短くしてコストダウンすることができる。
である。第4実施例の内燃機関6は、第1・第2実施例
と同様に、複数の気筒を備え、クランク軸線C1を車両
後方に向かって下方傾斜させて搭載し、気筒列方向Dを
車両前後方向に指向させて設けている。るように傾斜さ
せて、下壁部26のデリバリパイプ取付ブラケット40
を内燃機関6のシリンダヘッド10に取付けて設けてい
る。
エルデリバリパイプ20を気筒列方向Dに対して長手方
向前端が高く後端が低くなるように傾斜させて、デリバ
リパイプ取付ブラケット40を内燃機関6のシリンダヘ
ッド10に取付けて設け、フューエルデリバリパイプ2
0の前壁部34の前外面34aに取付部46を設け、こ
の取付部46の取付プレート48にプレッシャレギュレ
ータ50のレギュレータプレート52をレギュレータ取
付ボルト54により取付けて設け、プレッシャレギュレ
ータ50に一端側が連絡されるとともに取付部46を貫
通して他端側がフューエルデリバリパイプ20内のデリ
バリ通路38の気筒列方向D前端において開放するリタ
ーン通路66を設けたものである。
エルデリバリパイプ20の前壁部34の前外面34aに
プレッシャレギュレータ50を取付けて設けていること
により、車両のアンダーフロア2下側のエンジンルーム
4に内燃機関6が搭載されている場合にも、プレッシャ
レギュレータ50を上壁部26の上外面26aに設けて
いないことからアンダーフロア2と干渉することがな
い。
2に示す如く、フューエルデリバリパイプ20とアンダ
ーフロア2との間に必要なクリアランスL4を確保する
ことができ、リターンパイプ60を不要とすることがで
きる。
供給装置は、車両のアンダーフロア下側のエンジンルー
ムに内燃機関が搭載されている場合にも、プレッシャレ
ギュレータを上外面に設けていないことからアンダーフ
ロアと干渉することがなく、インジェクタ間の未利用空
間にプレッシャレギュレータを配置することができると
ともに、プレッシャレギュレータを車両後方側のフュー
エルデリバリパイプ中間に設けたことから燃料戻しホー
スを短くすることができる。このため、この燃料供給装
置は、フューエルデリバリパイプとアンダーフロアとの
間に必要なクリアランスを確保することができ、インジ
ェクタ間の空間を有効利用することができるとともに、
燃料戻しホースを短くしてコストダウンすることができ
る。また、この内燃機関の燃料供給装置は、プレッシャ
レギュレータをフューエルデリバリパイプ中間に設けた
にもかかわわらずデリバリ通路の気筒列方向前端に向か
うように燃料を流れさせることができ、燃料上部の空気
を排出することができる。このため、この燃料供給装置
は、フューエルデリバリパイプ内のよどみにより燃料に
温度差が生じることを防止し得て、フューエルデリバリ
パイプ内のエア抜き性の問題も解消することができる。
す図2のフューエルデリバリパイプのI−I線による断
面図である。
パイプの平面図である。
パイプの側面図である。
ある。
イプのVI−VI線による断面図である。
パイプの平面図である。
パイプの側面図である。
リパイプのX−X線による断面図である。
リパイプのXII−XII線による断面図である。
イプのXIV−XIV線による断面図である。
リパイプの平面図である。
リパイプの側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の気筒を備えた内燃機関の各気筒に
対応する複数のインジェクタを設け、これら複数のイン
ジェクタが組付けられたフューエルデリバリパイプの長
手方向を気筒列方向に沿って設けた内燃機関の燃料供給
装置において、前記フューエルデリバリパイプの下壁部
の下外面に前記複数のインジェクタを組付けて設け、こ
れら複数のインジェクタの間のフューエルデリバリパイ
プの下壁部の下外面にプレッシャレギュレータを取付け
て設け、このプレッシャレギュレータに一端側が連絡さ
れるとともに他端側が前記フューエルデリバリパイプ内
のデリバリ通路の気筒列方向前端まで延びるリターンパ
イプを設け、このリターンパイプの他端側に前記デリバ
リ通路の気筒列方向前端において上方に向かって開放す
るリターン開口を設けたことを特徴とする内燃機関の燃
料供給装置。 - 【請求項2】 複数の気筒を備えた内燃機関の各気筒に
対応する複数のインジェクタを設け、これら複数のイン
ジェクタが組付けられたフューエルデリバリパイプの長
手方向を気筒列方向に沿って設けた内燃機関の燃料供給
装置において、前記フューエルデリバリパイプを気筒列
方向に対して長手方向前端が高く後端が低くなるように
傾斜させて設け、前記フューエルデリバリパイプの下壁
部の下外面に前記複数のインジェクタを組付けて設け、
前記フューエルデリバリパイプの上壁部の上外面の長手
方向後端にプレッシャレギュレータを取付けて設け、こ
のプレッシャレギュレータに一端側が連絡されるととも
に他端側が前記フューエルデリバリパイプ内のデリバリ
通路の気筒列方向前端まで延びるリターンパイプを設
け、このリターンパイプの他端側に前記デリバリ通路の
気筒列方向前端において上方に向かって開放するリター
ン開口を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002030699A JP3885599B2 (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 内燃機関の燃料供給装置 |
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