JP2003227197A - スクリーン - Google Patents
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- JP2003227197A JP2003227197A JP2002024673A JP2002024673A JP2003227197A JP 2003227197 A JP2003227197 A JP 2003227197A JP 2002024673 A JP2002024673 A JP 2002024673A JP 2002024673 A JP2002024673 A JP 2002024673A JP 2003227197 A JP2003227197 A JP 2003227197A
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- screen according
- recess
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Abstract
ある天板を有した家具及びこの家具を配した空間をもフ
レキシブルなものにすることができる有用なスクリーン
を提供する。 【解決手段】スクリーン本体11と、このスクリーン本
体11を自立可能に支持するベース部12を具備してな
るスクリーンS1のスクリーン本体に、天板D2を有す
るデスクDの天板D2に対して挿入可能な高さ位置に一
方に開口を有しこの開口からスクリーン本体11に沿っ
て設けられ、天板D2の厚み幅に対応した開口幅を有し
た切欠部Kを設けた。
Description
に対して好適に用いられるスクリーンに関するものであ
る。
を整えるために、目的に応じてパーテーション機能を備
えたものを適宜箇所に配備してあることが多い。
の者が並んだ状態で仕事を行う場合には、各個人が個人
ワークに集中するために、隣接するデスクとの間にパー
テーション機能を備えたサイドパネルなどを取り付けて
おくことがある。そして、このようなサイドパネルは、
デスクの側端部に直接的にネジ止めすることで取り付け
られたり、専用の取付構造によって取り付けらるなどし
ている。
たり、来客用や会議のためのエリアを形成するために、
エリアを区切るパーテーションパネルを設置されること
も多い。
パネルは、個人ワークを行う際には、集中力を高めるた
め隣接する者との間には配設されるのが望ましいもの
の、例えば、隣り合った2、3人で打ち合わせなどを行
いたい場合や、近隣に着座している者から情報を収集し
たい場合などには、視野や会話を妨げるものとなってし
まう。しかし、取り付けられたサイドパネルを外すため
には、工具などを使用して面倒な取り外し作業を行わね
ばならないため、実質わざわざスクリーンを取り外すよ
うなことはなく、別の場所に移動するなどしなければな
らない。
異なる企業と協働してプロジェクトを進めるようなコラ
ボレーションが盛んになっており、会議室などを使用し
て大人数で行われるようなもののみならず、2、3人と
いった少人数によってひらめいたことを口々に言い合う
ようなミニコラボレーションが行われる機会も多くなっ
てきた。ところが、このような場合においても、前記サ
イドパネルが妨げとなり、また、サイドパネルによって
仕切られた一人分のデスクスペースは、複数の者が集ま
るには小さすぎるため、ミニコラボレーションを行うこ
とは難しく、別の場所に移動するなどしなければならな
い。
ョンパネルは、それ専用のものとして使用されるものが
多く、必要に応じていつでも簡単にサイドパネルとして
も利用できるようなものは考えられていない。
オフィス用のデスクなど天板を有する家具に簡単に取り
付け及び取り外しを行うことができて、さらにこの天板
を有する家具、さらに、この家具を備えた空間をも、複
数の使用態様に対応させ得るフレキシブルなスクリーン
を提供する。
板を有する家具の天板を挿入可能な凹部を設けたスクリ
ーンである。
を天板に対して差し込んでことで、天板を有する家具に
対して取り付けことができ、差し込み方向に沿ったパー
テーションとして機能させることができるようになる。
そして、凹部を抜き差しすることで、工具など使用する
ことなく簡単に取り付けることができるとともに取り外
すことができるようになる。すなわち、必要な場合に取
り付けて不必要な場合に取り外すことが簡単に行えるよ
うになる。また、天板を有する家具に対して取り付けて
いない状態においては、例えばエリアを区切るパーテー
ションパネルなどに使用することもできるようになる。
すなわち、このように多様な使い方ができる使用者にと
って有用なスクリーンを提供することができる。
象である天板を有する家具、さらにこの家具を配した空
間をも、種々の目的に対応した態様へと、すばやく変更
することができるフレキシブルなものとすることができ
るようになる。例えば、オフィスにおいて、複数のデス
クを隣設して構成したデスクエリアにこのスクリーンを
使用するようにすれば、各デスク間にスクリーンを配置
することで個人ワークに集中しやすい個人ワークエリア
を形成することができるようになり、また、このスクリ
ーンを適宜取り外してパーテーションパネルなどとして
使用することで、隣接するデスクに着座する者との情報
交換や打ち合わせや少人数で行うミニコラボレーション
等に使用可能な共同ワークエリアを形成することができ
るようになる。
みならず、学校の教室や食堂、個人宅の食堂や書斎など
に配置されたものであり、これらの場所に本発明のスク
リーンを使用するば、勿論フレキシブルな空間にするこ
とができるようになる。
有さないもの、すなわち起立のための別部材や起立させ
るための機構によって起立させるようなものを含むもの
である。
は、スクリーン本体と、自立可能に支持するベース部を
具備してなるものであって、前記スクリーン本体に天板
を有する家具の天板を挿入することができる凹部を設け
るようにしたものも挙げられる。このようなものであれ
ば、凹部を天板に差し込んだ状態でスクリーン自体が自
立するため、天板を有する家具に対して、従来のような
取付構造を設けることなく、また取り付けのための作業
を施すこともなく簡単に取り付けることができる。そし
て、同様に取り外す場合においても、工具などを必要と
せず簡単に取り外せるようになる。このため、レイアウ
ト変更時などにも極めて扱いやすいものとすることがで
きるようになる。そして、このようなものであれば、上
述したエリアを区別するパーテーションパネルとして機
能させるためには特に有効である。
な、具体的な態様としては、スクリーン部と、このスク
リーン部を保持する保持部とを具備して構成したものが
挙げられる。このようなものであれば、スクリーン本体
に強度を付与することができ、スクリーン部として布や
紙製など柔らかい素材によるものを採用することも可能
にする。
り外し時などに、スクリーンの移動を簡単に行うために
は、脚部に、スクリーンを移動可能にする移動手段を備
えていることが望ましい。このような移動手段として
は、例えばキャスタや車輪などが挙げられる。また、床
面に設け摩擦を小さくしたレールに嵌まり合うスライド
片などであってもよい。このようなものであれば、さら
に、レイアウト変更時などにも非常に便利なものとな
る。
天板の高さ位置及び天板の厚み幅に対応可能なものとす
るためには、凹部の高さが変更可能であることが望まし
い。具体的には、凹部の少なくとも上端位置を変更可能
に構成したものや、保持部を内部が空洞の筒形状のもの
を重ねて構成した上下動可能なテレスコープ式にのもの
にして、この保持部のスクリーン部を保持する高さを変
えることによって凹部の高さを変更可能にしたものが挙
げられる。
て、スクリーン本体の具体的態様としては、スクリーン
部が、板状のものであり、保持部が、このスクリーン部
の周囲の少なくとも一部を保持させるようにしたフレー
ムであるものが挙げられる。なお、スクリーン部の素材
としては、木製のもの、金属製のもの、ガラス製のもの
など種々挙げられるが、アクリル樹脂など樹脂製のよう
なものであれば、軽くて比較的コストを抑えたスクリー
ンを提供することが可能となる。一方、フレームの素材
も種々挙げられるが、スクリーン部が軽いものなどであ
れば、剛性を有するフレームによって保持させることで
有効に補強することができるようになる。フレームとし
ては、剛性を有する素材によるものが望ましく、例えば
スチール製のものなどが挙げられる。
板状のスクリーン部に対して貫通させた孔のようなもの
も、挙げられるが、凹部の好適な具体的な態様として
は、スクリーンの一方の側縁側に開口を設け、その開口
からスクリーン本体を切り欠いて設けたものが挙げられ
る。
には、フレームの一部を凹部の開口縁部に渡って設ける
ようにすることが望ましい。すなわち、天板に対して差
し込む際に障害物などに対して当たる可能性がある凹部
を、有効に保護することができるようになる。
ために、凹部を、天板と略同じ高さ位置に設け、この天
板の厚み幅と略同じ開口幅に設けるようにする。なお、
天板の厚み幅とは、天板の上下方向の寸法のことを指
す。
て、スクリーン本体の別の具体的な態様としては、保持
部を、支柱とこの支柱の一部から突出させて設けた支持
桿とを具備して構成し、スクリーン部を、この支持桿に
支持させて支柱に沿って伸縮可能なものに構成したもの
が挙げられる。そしてこのような伸縮可能なスクリーン
部としては、蛇腹状のものなどがあるが、より簡素な構
成とするには、支持桿に対して又はその近傍で選択的に
巻き取り可能なロールクリーンを採用することが望まし
い。
としては、支持桿を支柱の上端から水平に突出させてL
字形状をなすように構成したものが挙げられる。スクリ
ーンは、比較的軽いものが多く、このような構成の保持
部であっても、充分支持させることができる。そして、
このようなものであれば、L字形状の開口した部分(支
柱と対向した部分)を利用して保持部に何ら加工を施す
ことなく簡単に天板に対して差し込むことができるよう
になる。
記支持桿を、取り付けようとする家具の天板よりも上方
位置に設けるようにする。
ベース部の間に形成させるようにすると、極めて簡単に
凹部が形成されることとなる。
リーンを有用なものにするためには、スクリーンを取り
外し可能に構成することが望ましい。このようなもので
あれば、スクリーン部を取り外し、保持部又はベース部
に対して、別のオプション物を取り付けるようにして、
様々な物として使用すること可能なスクリーンとするこ
とができるようになる。例えば、電灯を取り付けて照明
として使用するようにしたもの、マガジンラックを取り
付けるようにしたものが挙げられる。また、付属のテー
ブルなどを傍に配し、オフィスにおいて支店や支社の者
が立ち寄りで利用するタッチダウンの場として構成する
ようにしてもよい。
一実施形態を、図1から図7を参照して説明する。
家具たるデスクDの前記天板D2を挿入可能な凹部たる
切欠部Kを備えたものである。
クDは、左右の脚体D1に、天板D2を支持させること
により構成されるものである。天板D2は、メラミン化
粧板を具備してなるものであり、本実施形態では、図示
例のように平面視略矩形をなし、着座位置に対応させて
使用縁D2a側から反使用縁D2b側に向けて窪ませた
凹所D2cを設けたものとするが、このような凹所D2
cが設けられていないものであってもよい。
ーン本体11と、このスクリーン本体11を自立可能に
支持するベース部12とからなる。
と、これを保持する保持部たる保持フレーム14とを具
備してなるものである。
て、天板D2の最大の奥行き寸法と略一致した奥行き寸
法と、通常このデスクDに着座した者の頭部が少し出る
程度(例えば120センチメートル、図4参照)の高さ
寸法とを有する側面視略小判型の板状に成形したもので
ある。なお、この側面視の「側面」としているのは、デ
スクに取り付けた状態において当該デスクの側面に対応
する面を指しており、図3に示した面のことである。す
なわち、ここでいうスクリーン部13の奥行き寸法と
は、この側面視における左右幅に相当する。また、素材
としては、軽くて比較的安価に手に入れることができる
アクリル樹脂を使用し、半透明のものを採用している。
なお、形状は、本実施形態においては、角を有さない側
面視小判型のようにすることで安全性を保持し、また、
デザイン的にも優しい印象を与えるものとしているが、
このような形状に限らず、その側面視を、矩形状や逆三
角形をなすものとしてもよい。
3の周囲の少なくとも一部を保持するように成形したも
のである。具体的には、前記スクリーン部3の側面視に
おいて、その周囲の下半分の左右どちらか略半分を占め
る部分を、一定幅に覆うように設けたものである。そし
て、本実施形態においては、この保持フレーム14の素
材としてスチールを用いている。
に連続して設けられこの保持フレーム14と同素材によ
る支基15と、この支基15の下端から放射状に延ばし
た脚羽根を備えた脚部16とを具備してなり、さらに、
この脚羽根61の各下端に移動手段たるキャスタC1を
備えたものである。支基15は、角柱状や円柱状などに
形成させたものである。なお、スクリーン本体11の高
さを調整することで切欠部Kの高さを変更可能にするた
めに、このベース部12と前記保持フレーム14とを別
体に設けておいて、保持フレーム14の下端から鉛直下
方に延出する柱状の接続部分を設けるとともに、前記支
柱15と、前記接続部分とを、どちらか一方を他方に対
して上下動可能に挿入したテレスコープ式に構成してお
くとよい。このようなものに構成すれば、種々の高さの
天板D2に対して差し込むことができるようになる。さ
らに、このスクリーンS1を、設置場所に対応しやすい
ように、この支基15を脚部16に対して回転可能なも
のとしておくと望ましい。
部Kは、一方向に開口を有し、その開口からスクリーン
本体11を切り欠いて設けたものである。具体的には、
開口を保持フレーム部14の側面視において左右端のど
ちらかに位置するように設けて、その開口から奥行き方
向に沿って設けられたものである。さらに、この切欠部
Kは、デスクDの天板D2と略同じ高さ位置に設けら
れ、天板D2の厚み幅と、略同じ開口幅を有している。
また、この切欠部Kを、スクリーンS1の奥行き方向に
沿って略中央位置まで設けて、このスクリーンS1とほ
ぼ同じ奥行き寸法を有する天板D2に対して最も奥まで
挿入した場合に、ちょうど天板D2の奥行き寸法に対応
できるようにしている。さらに、本実施の形態において
は、この切欠部Kの開口縁部Kaに渡って、前記保持フ
レーム14の一部を設けるようにしている。
用する場合について説明する。
行き方向にそって移動させて、切欠部K内にデスクDの
天板D2を挿入するようにして差し込み、デスクD間を
区切るためのサイドパネルとして使用する。この際、ス
クリーンS1を、図4に示すように、着座者Pを隠蔽す
るように天板D2より少し手前側に位置するようにして
もよいし、天板D2の使用縁D2aから反使用縁D2c
に渡った領域を、隠蔽するように奥方に配置してもよ
く、適宜の位置に配置させて使用する。そして、隣接す
る者と情報交換などしたい場合や、スクリーンS1を必
要としない場合には、このスクリーンS2を移動して取
り外すようにすればよい。
ーンS1を、今度はエリアを区切るパーテーションパネ
ルとして使用したい場合には、キャスタC1によって移
動させることでデスクから外して、所望位置まで移動さ
せてそのまま使用する。
たようなデスクDを複数並列させたデスクエリアDA
に、本実施形態のスクリーンS1を複数配置させるよう
な場合においては、例えば以下のように使用する。
ワークに専念させるような態様としたい場合には、図5
に示したように、個人ワークエリア(図中W1)を作る
べくスクリーンS1を各個人それぞれのデスクDの間に
位置するように配置する。さらに、このデスクエリアD
Aを他のエリアから区別するためや、さらに集中度を向
上させるために、これらデスクエリアDAの後位置など
にもパーテーションパネルとして配置してもよい。
打ち合わせやミニコラボレーションを行えるような態様
としたい場合には、各デスクD間を仕切るように配置さ
せたスクリーンS1を、図6に示したように必要位置に
のみ配置させるように取り外して、例えば2つのデスク
Dを使用して、2、3人による打ち合わせやミニコラボ
レーションなどを行う共同エリア(図中W2)を作り出
す。そして、周囲とある程度隔離することで、このよう
な打ち合わせやコラボレーションを行いやすくするため
に、デスクエリアDAの後位置には、取り外したスクリ
ーンS1や別場所に保管していたスクリーンS1などを
配置させる。
スクリーンS1は、デスクDの天板D2を挿入可能な凹
部たる切欠部Kを設けたので、工具などを用いることな
くこの切欠部Kを天板D2に差し込むだけで、デスクD
2間のサイドパネルとして機能させることができる。ま
た、当該スクリーンS1が不必要な場合や無い方が望ま
しい場合にも同様に、工具などを用いることなく簡単に
取り外すことができる。
スタC1を取り付けたので、スクリーンS1の移動を簡
単にし、デスクDに対する取り付け作業及び取り外し作
業を極めて簡単化することができる。
の周囲の一部(略4分の1部分)を、保持フレーム14
によって保持させたので、このスクリーンS1を補強す
ることができる。しかも、この保持フレーム14をスチ
ール製としているので、有効に強度を与えることができ
る上、比較的安価で手に入るためコストを抑えることも
期待できる。
部Kの開口縁部Kaに渡って設けているので、天板D2
に対して差し込む際に障害物などに対して当たる可能性
があるこの切欠部Kを、有効に保護することができる。
は、上記実施形態に限られるものではなく、特に、スク
リーン部11の形状は、パーテンション機能を有するよ
うな形状であれば適宜のものであってよい。また、その
他、ベース部12に、キャスタC1のような移動手段を
具備しないようなものであってもよい。その他、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
形態を、図7から図13を参照して説明する。
において説明したデスクDの天板D2を挿入可能な凹部
Oを備えたものである。
したものと同じ構造を有するものであるので、ここでは
説明を省略する。なお、図中においても、第1実施形態
におけるデスクDの各部構成に用いた符号をそのまま使
用している。
と、このスクリーン本体21を自立可能に支持するベー
ス部22とからなる。
ロールスクリーン23と、これを保持する保持体たる保
持フレーム24とを具備してなるものである。
の保持フレーム24は、例えばスチールなどを素材とし
た支柱241とこの支柱の一部から突出させて設けた支
持桿たる水平桿242とを備えてなるものである。支柱
241は、ベース部22の中央から差し込み方向に偏位
させた場所より起立させたもので、本実施形態において
は、1本のものである。水平桿は、前記支柱の上端か
ら、水平方向に突出させたもので、この水平桿242
と、支柱241とによってL字形状を形成しているもの
である。この水平桿242は、その長手方向の長さ寸方
を、天板D2の奥行き寸法で最も長い天板D2の両端部
分の奥行き寸法と略一致かまたは若干大きく設定してい
る。なお、この保持フレーム24は、図示例では、角柱
状のものであるが、円柱状のものなどであっても構わな
い。
2に支持され、この近傍で選択的に巻き取り可能なもの
である。具体的には、布など曲げ折り可能な柔軟な素材
によって、L字形状をなす前記支柱241と水平桿24
2とよって囲まれる内部空間を略覆うような略矩形状を
成すように成形されたもので、水平桿242に備えた図
示しない適宜の取付手段によって取り付けられ、支柱2
41に沿って伸縮するようになっている。なお、このロ
ールスクリーン23を、前記水平桿242に対して、直
接巻き取るように構成したものであってもよい。
5と、その下端に設けられた移動手段たるキャスタC2
とを備えたものである。ベース板25は、少なくとも前
記スクリーン本体21を支持させることが可能な大きさ
有した板状のもので、図示例においては平面視略楕円形
状をなすものである。
水平桿242を少なくとも天板Dより上方位置となるよ
うに設定して、デスクDの天板D2を挿入可能な凹部O
が、前記ロールスクリーン23を巻き取った場合におい
てこのロールスクリーン23の下端23aとベース部2
4との間の空間部分に形成されるようにしている。そし
て、天板Dに差し込む際には、上記L字形状をなす保持
フレームの支柱と対向する側の開口した部分から、差し
込んでいくようにしている。
用する場合について説明する。
ネルとして使用する場合には、ロールスクリーン23を
取り付けた状態で、このロールスクリーン23を巻き取
っていき、その下端23aがデスクDの天板D2より上
方位置に配置されるようにする。そして、キャスタC2
によってスクリーンS2移動させて、L字形状をなす保
持フレーム24の開口した部分から、凹部Oを形成する
ローススクリーン23の下端23aとベース部22との
間の空間部分に対してデスクDの天板D2に差し込んで
いく。この際、必要に応じて支柱241の高さ調整をす
るようにする。そして、隣接する者と情報交換などした
い場合や、スクリーンS2を必要としない場合には、こ
のスクリーンS2を移動させたり、ロールスクリーン2
3を巻き取るなどするようにすればよい。
ーンS2を、今度はエリアを区切るパーテーションパネ
ルとして使用したい場合には、まず、キャスタC2によ
って移動させることで、デスクDから離す。そして、所
定高さ位置に巻き取った状態にしていたロールスクリー
ン23を、引っ張って適宜の長さとなるようにする。
スクリーン23を取り外して種々オプション物を取り付
けて別の機能を有する様なものに構成して使用するよう
にしている。
どの電灯を取り付けて照明として機能するように構成す
る。(以下この仕様態様を、B態様とする)また、図1
0に示したように、ロールスクリーン23を取り外し
て、このロールスクリーン23の半分程度の幅を有する
ロールスクリーン23’を水平支柱241と離反する側
に付け替え、空いたスペースに支柱241を利用して雑
誌などを差し込み可能なラックケースRCを複数取り付
けて、マガジンラックとして機能するように構成する。
(以下この仕様態様を、C態様とする)さらに、図11
に示したように、別体の簡易テーブルTなどを傍らに配
置して、支店や支社の人が立ち寄れるいわゆる「タッチ
ダウン」として機能するスペースを作り出すものとして
構成する。この場合、例えば、図示例のようにタッチダ
ウンスペースであることを周囲の者に知らしめるライト
Lなどを取り付けておくと望ましい。(以下この仕様態
様を、D態様とする)そして、オフィスにおいて、図1
2、図13に示したようなデスクDを並列させたデスク
エリアDAに、本実施形態のスクリーンS2を複数配置
させるような場合においては、例えば以下のように使用
する。
クに専念させるような態様としたい場合には、図12に
示したように、個人ワークエリア(図中W1’)を作るべ
くスクリーンS2を各個人それぞれのデスクDの間に位
置するように配置する。この際、図示例のように、所定
箇所に手元を照らす照明として機能させる上記B態様に
構成したスクリーンを配置するようにしてもよい。一
方、ロールスクリーン23を下ろした状態のスクリーン
S2を、このデスクエリアDAを他のエリアから区別す
るために又は個人ワークへの集中度をさらに向上させる
ために、これらデスクエリアDAの後位置などにも配置
する。
打ち合わせやミニコラボレーションを行えるような態様
としたい場合には、図13に示したように、各個人間を
仕切るように配置させたスクリーンS2を、必要位置に
のみ配置させるようにして、例えば2つのデスクを使用
して、2、3人による打ち合わせやミニコラボレーショ
ンなどを行う共同エリアを作り出す(図中W2’)。そ
して、周囲とある程度隔離することで、このような打ち
合わせやコラボレーションを行いやすくするために、デ
スクエリアの後位置には、取り外したスクリーンや別場
所に保管していたスクリーンS2をロールスクリーンを
下ろした状態にして配置させる。その他、取り外したス
クリーンや別場所に保管していたスクリーンなどを、マ
ガジンラックとして機能する上述したC態様やタッチダ
ウンスペース用のD態様に構成した上で、それらを適宜
場所に配置させる。
スクリーンS2は、デスクDの天板D2を挿入可能な凹
部Oが形成されるように構成したので、工具などを用い
ることなく当該凹部Oに天板D2を挿入するように差し
込むだけで、デスクD間のサイドパネルとして機能させ
ることができる。また、当該スクリーンS2が不必要な
場合や無い方が望ましい場合にも同様に、工具などを用
いることなく簡単に取り去ることができる。
を取り付けたので、デスクに対する取り付け及び取り外
しを極めて簡単化することができる。
保持部たる保持フレーム24を、支柱241と、この支
柱241の上端から突出する水平桿242とによってL
字形状をなすように構成したので、保持フレーム24に
天板D2を差し込むための加工を施すことなく、このL
字形状の開口した部分(支柱241と対向する部分)か
ら簡単に天板D2に対して差し込むことができる。
23を用いて構成したので、このロールスクリーン23
の下端23aとベース部24との間に、天板D2を挿入
するための凹部Oを簡単に形成することができる。さら
に、ロールスクリーン23を巻き取ることで、スクリー
ンS2を配置させたままパーテーションとしての機能を
除外することができる。また、微妙な長さ調整も可能で
ある。さらに、ロールスクリーン23の巻き取りを調整
することで凹部Oの上端位置を簡単に変更することがで
きるため、天板の高さ位値や厚み幅が異なる家具に対し
ても、好適に対応させることができる。
能なものにしたので、これを取り外し種々のオプション
物を付け替えるようにすることで、上述した照明、マガ
ジンラック、タッチダウン用スペースなど、オフィスに
とって必要な多種多様なものに構成することができ、さ
らに、これらを複数組み合わせることによって、オフィ
スにおけるデスクエリアDAを目的に応じて変化する極
めてフレキシブルなものとすることができる。
ない。
や可視光線を吸収するような樹脂製の素材を保ちして構
成し、ブラインドとしての有効な機能を持たせてたもの
としてもよい。
縮可能なスクリーンを採用しても良い。
しては、その形状を本実施形態のような平板状のものに
限らず物置として機能するような形状にするなど、別機
能を付与させるようなものであってもよい。
たようなL字形状のものに限らず、さらに水平桿242
の他方の縁部側にも支柱を設けて、コ字形状をなすよう
に形成したようなものであってもよい。
施形態に限られるものではない。例えば、天板を有する
家具の天板を挿入可能な凹部を有し、ベース部を備えず
凹部を天板に対して差し込み、その凹部の面を天板に当
てることによって、起立させて使用するようなスクリー
ンものであってもよい。また、このスクリーンを起立さ
せるための別部材によって天板に立て掛けるようにした
ようなものでもよい。
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
天板に対して差し込むことで、天板を有する家具に対し
て取り付けて、差し込み方向に沿ったパーテーションと
して機能させることができる。そして、凹部を抜き差し
することで、工具などを使用することなくまた家具に対
して取り付けのための加工を施すことなく、簡単に取り
付け及び取り外すこともできる。すなわち、必要な場合
に取り付けて不必要な場合に取り外すことが簡単に行う
ことができる。また、天板を有する家具に対して取り付
けていない状態においても使用可能なものとして構成す
ることもでき、多様な使い方ができる。
となる天板を有する家具及びこの家具を配した空間を
も、種々の使用態様に応じたフレキシブルなものとする
ことができる。
図。
図。
Claims (15)
- 【請求項1】天板を有する家具の天板を挿入可能な凹部
を設けているスクリーン。 - 【請求項2】スクリーンが、スクリーン本体と、このス
クリーン本体を自立可能に支持するベース部とからなる
ものであり、天板を有する家具の天板を挿入可能な凹部
を前記スクリーン本体に設けている請求項1記載のスク
リーン。 - 【請求項3】スクリーン本体が、スクリーン部と、この
スクリーン部を保持する保持部とを具備してなる請求項
2記載のスクリーン。 - 【請求項4】ベース部に、スクリーンを移動可能にする
移動手段を備えている請求項3記載のスクリーン。 - 【請求項5】凹部の高さを変更可能に構成した請求項3
又は4記載のスクリーン。 - 【請求項6】スクリーン部が、板状のものであり、保持
部が、このスクリーン部の周囲の少なくとも一部を保持
するフレームである請求項3乃至5記載のスクリーン。 - 【請求項7】凹部が、少なくとも一方向に開口を有し、
この開口からスクリーン部を切り欠いて形成されたもの
である請求項6記載のスクリーン。 - 【請求項8】フレームの一部を、凹部の開口縁部に渡っ
て設けている請求項6又は7記載のスクリーン。 - 【請求項9】凹部が、天板と略同じ高さ位置に設けら
れ、この天板の厚み幅と略同じ開口幅を有したものであ
る請求項6乃至8記載のスクリーン。 - 【請求項10】保持部が、支柱とこの支柱の一部から突
出させて設けた支持桿とを備えてなり、スクリーン部
が、この支持桿に支持され支柱に沿って伸縮可能なもの
である請求項3乃至5記載のスクリーン。 - 【請求項11】スクリーン部が、支持桿に対して又はそ
の近傍で選択的に巻き取り可能なロールクリーンである
請求項10記載のスクリーン。 - 【請求項12】支持桿を、支柱の上端から支持桿を水平
に突出させて保持部をL字形状に構成した請求項10又
は11記載のスクリーン。 - 【請求項13】支持桿を、天板より上方位置に設けた請
求項10乃至12記載のスクリーン。 - 【請求項14】凹部が、スクリーン部の下端とベース部
の間に形成されるものである請求項10乃至13記載の
スクリーン。 - 【請求項15】スクリーン部が、取り外し可能なもので
ある請求項10乃至14記載のスクリーン。
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JP2002024673A JP3913562B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | スクリーン |
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JP (1) | JP3913562B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010116713A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Kokuyo Co Ltd | オフィス構成用設備 |
IT202100019133A1 (it) * | 2021-07-20 | 2023-01-20 | Elan Innovation 4 0 S R L S | Dispositivo di protezione per tatuatori |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002024673A patent/JP3913562B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010116713A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Kokuyo Co Ltd | オフィス構成用設備 |
IT202100019133A1 (it) * | 2021-07-20 | 2023-01-20 | Elan Innovation 4 0 S R L S | Dispositivo di protezione per tatuatori |
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