JP2003227007A - 靴下の装着補助具 - Google Patents

靴下の装着補助具

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JP2003227007A
JP2003227007A JP2002030219A JP2002030219A JP2003227007A JP 2003227007 A JP2003227007 A JP 2003227007A JP 2002030219 A JP2002030219 A JP 2002030219A JP 2002030219 A JP2002030219 A JP 2002030219A JP 2003227007 A JP2003227007 A JP 2003227007A
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JP
Japan
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sock
guide plate
foot guide
socks
foot
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JP2002030219A
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English (en)
Inventor
Kazuko Obata
かずこ 小畑
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SUMIKURA DAIICHI KANAGATA KK
Original Assignee
SUMIKURA DAIICHI KANAGATA KK
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Abstract

(57)【要約】 腰を深く曲げることができない人であったとしても、独
りで、簡単且つ迅速に靴下を履くことができる靴下の装
着補助具を提供すること。 【解決手段】 下側に膨れるように湾曲した足案内板10
と、前記足案内板10の先端側の両側部に設けられ且つ外
側に膨れるように湾曲した左右の靴下引上板11,12とを
具備する補助具本体1と、前記補助具本体1を手前に引
き寄せるための紐2とから構成されており、前記補助具
本体1のうち少なくとも靴下引上板11, 12が弾性部材で
形成してあり、少なくとも靴下引上板11, 12及びこれら
が設けられた足案内板10の先端部分を靴下内に挿入する
ようにして使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴下の装着補助
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者及び腰痛や身体障害等で腰を深く
曲げることができない人にとっては、靴下を履く際に相
当の苦痛と労力を伴うものである。
【0003】したがって、上記した人達の間では、助者
に頼ることなく、独りで且つ楽に靴下を履くことができ
るような靴下の装着補助具が市場に出回ることを待ち望
んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、腰を深く曲げることができない人であったとして
も、独りで、簡単且つ迅速に靴下を履くことができる靴
下の装着補助具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明)
この発明の靴下の装着補助具は、下側に膨れるように湾
曲した足案内板10と、前記足案内板10の先端側の両側部
に設けられ且つ外側に膨れるように湾曲した左右の靴下
引上板11, 12とを具備する補助具本体1と、前記補助具
本体1を手前に引き寄せるための紐2とから構成されて
おり、前記補助具本体1のうち少なくとも靴下引上板1
1, 12が弾性部材で形成してあり、少なくとも靴下引上
板11, 12及びこれらが設けられた足案内板10の先端部分
を靴下内に挿入するようにして使用される。 (請求項2記載の発明)この発明の靴下の装着補助具
は、上記請求項1記載の発明に関し、靴下引上板11, 12
は足案内板10よりも薄肉に設定してある。 (請求項3記載の発明)この発明の靴下の装着補助具
は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、足案内板10
は、手前側から先端側に向かって徐々に先細になってい
る。 (請求項4記載の発明)この発明の靴下の装着補助具
は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関
し、足案内板10の手前部分は、厚肉にして強度を大きく
してある。 (請求項5記載の発明)この発明の靴下の装着補助具
は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関
し、紐2は、足案内板10の手前部の左右上端部に取り付
けられている。
【0006】なお、上記発明の靴下の装着補助具の作用
・効果については以下の発明の実施の形態の欄で説明す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態として
示した図面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1〜図3はこの発明の実施形態の靴下
の装着補助具Aを示す説明図、図5は前記装着補助具A
を靴下に装着し、足の爪先を足案内板上に載せた状態を
示す断面図。 (この靴下の装着補助具Aの構成について)この靴下の
装着補助具Aは、図1〜図3に示すように、補助具本体
1とこれの手前部に繋がれた紐2とから構成されてい
る。
【0008】補助具本体1は、図1〜図3に示すよう
に、下側に膨れるように湾曲した足案内板10と、前記足
案内板10の先端側の両側部に設けられ且つ外側に膨れる
ように湾曲した左右の靴下引上板11, 12とを具備し、前
記足案内板10の先端には踵抜き凹み部13を形成してあ
る。ここで、この補助具本体1はポリプロピレン製の板
材により構成されており、足案内板10は基本的には厚み
1.5mmであるが手前部の15mm程度のみを厚み5
mm(強度を上げるために厚くしている)に、また、靴
下引上板11, 12を厚み1.0mmに、さらに、足案内板
10と靴下引上板11,12との接続部は靴下引上板11, 12を
厚みより僅かに薄く、それぞれ設定してある。 足案内
板10は、図1に示すように、手前側から先端側に向かっ
て徐々に先細になっている。なお、この実施形態では足
案内板10は展開状態において、手前部の幅:約190m
m、先端部の幅:約75mm、手前から先端までの長
さ:約185mmに設定した略台形状に形成されてお
り、完成状態において、手前部の湾曲半径:約50m
m、先端部の湾曲半径:約60mmとしてある。したが
って、完成状態において、足案内板10は図1に示すよう
に、手前部が高く先端部側が徐々に低くなる形状になっ
ている。
【0009】靴下引上板11, 12は、図1に示すように、
補助部本体1の先端側側部に一体成型されており、その
形状は接続部から先端に向かって先細となると共にその
先端をR状に形成してある。なお、この実施形態では展
開状態において、靴下引上板11, 12の先端部相互間距
離:約260mm、足案内板10との接続部の幅:約70
mmとしてあり、完成状態において靴下引上板11, 12の
湾曲半径:約60mmとしてある。
【0010】他方、紐2は、図1や図5に示すように、
足案内板10の手前部の左右上端部に取り付けられてい
る。 (この靴下の装着補助具Aを使用して靴下を履く場合に
ついて)この靴下の装着補助具Aを使用して靴下を履く
場合、以下の〜に示す順序で行えばよい。 .靴下引上板11, 12を左右から手で押し込んで、靴下
引上板11, 12と足案内板10がなす湾曲半径を小さくし、
靴下9の足挿入口90から靴下引上板11, 12及びこれを設
けた足案内板10の先端部を挿入する(図5参照)。そし
て、靴下9の踵部付近が靴下引上板11, 12の先端側位置
までくるように靴下9を手繰りよせ、図5に示すよう
に、靴下9の足挿入口90から一定の範囲シャバラ状(シ
ャバラ状の部分を図5において符号Jで示す)にする。
【0011】ここで、上述した如く足案内板10は手前側
から先端側に向かって徐々に先細としてあるから、この
挿入時の補助具本体1は、先端先細のコーン形状に近い
形状となり、靴下引上板11, 12を靴下9内に挿入する作
業は容易である。また、靴下引上板11, 12は靴下9の内
部に挿入されると、略円形状に少し広がった状態に弾性
復帰し、靴下9の内面に圧接している。 .図4に示すように、足を伸ばした状態に座り、靴下
9を履く側の足の膝を曲げ、図4や図5に示すように足
挿入口90に足の爪先を挿入させる。このとき、足案内板
10には小径にしようとする力が靴下側から作用している
が、足案内板10の手前部は強度を大きくすべく厚肉に形
成されているから、足の爪先が十分に載せ置くことがで
きる幅が維持されている。したがって、爪先を確実に足
案内板10の手前部に載せ置くことができ、紐2を引っ張
れば図4や図5に示すように爪先を靴下9の足挿入90内
に導くことができる。 .上記の状態から、紐2をさらに手前に引っ張る。
このとき、靴下引上板11, 12が靴下9のジャバラ部Jの
内面と係止状態となり、紐2を手前に引き寄せるにした
がい、図6や図7に示すように足の靴下9への挿入度合
いが増していく。この状態においては、靴下引上板11,
12が成す形状は足の指の付け根部の断面形状に倣った横
長円形状に広がっている。 .上記の状態から更に紐2を手前に引っ張ると、靴
下9は靴下引上板11, 12とジャバラ部Jとの係止により
移動し、図8に示すように靴下9の先部内面が爪先に接
触した状態となる。この状態からは靴下9の先端側は移
動しなくなるので、補助具本体1が手前側に引き寄せら
れるべく移動すこととなり、靴下引上板11, 12により図
12に示すように、ジャバラ部Jは靴下引上板11, 12によ
り引き上げられる。これにより、靴下を履く作業は完了
する。
【0012】なお、補助具本体1が、図8の状態から図
9の状態に移動するときには、踵抜き凹み部13を通じて
踵は抜けることになる。 .〜に示したように、この靴下の装着補助具Aを
使用すると、腰を深く曲げることができない人であった
としても、独りで、簡単且つ迅速に靴下を履くことがで
きる。
【0013】また、この靴下の装着補助具Aを使用する
と、女性が着用する膝下までの長いソックスでも同様に
独りで、簡単且つ迅速に履くことができる。 〔他の実施形態〕 .上記実施形態1における靴下の装着補助具Aの数値
は標準的なものを示しているが、この数値に限定される
ものではない。その人に適切な大きさに寸法を設定すれ
ばよい。 .上記実施形態1にかえて、靴下引上板11, 12は足案
内板10と同じ肉厚に設定することができる。 .上記実施形態1にかえて、足案内板10は、手前側と
先端側とが同じ幅とすることができる。 .上記実施形態1にかえて、足案内板10は全域にわた
って同じ厚みとすることができる。 .上記実施形態1にかえて、足案内板10と靴下引上板
11, 12との接続部分は薄肉にしなくてもよい。 .上記実施形態1にかえて、補助具本体1をポリプロ
ピレン製ではなく別の種類の弾性合成樹脂板で形成する
ことができる。 .上記実施形態1にかえて、靴下引上板11, 12のみを
弾性合成樹脂板で形成することができる。 .上記実施形態1では、靴下引上板11, 12及びこれら
が設けられた足案内板10の先端部分を靴下内に挿入する
ようにして使用するものとしたが、比較的足先を自由に
動かせる人の場合はこれに限定されることなく、補助具
本体1全体を靴下9内に挿入し、この状態で爪先を足挿
入口90を入れるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
【0015】発明の実施の形態の欄の内容から明らかな
ように、腰を深く曲げることができない人であったとし
ても、独りで、簡単且つ迅速に靴下を履くことができる
靴下の装着補助具を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1における靴下の装着補助
具の斜視図。
【図2】前記靴下の装着補助具の上面図。
【図3】前記靴下の装着補助具の下面図。
【図4】座った状態において、前記靴下の装着補助具を
装着した靴下の足挿入口に足の爪先を挿入し、紐を手前
に引っ張ろうとしている状態を示す説明図。
【図5】前記靴下の装着補助具を靴下に装着した状態、
及び足の爪先を足案内板の手前部に載せた状態を示す断
面図。
【図6】座った状態において、図4の状態から紐を引っ
張り、足への靴下の挿入度合いが増加した状態を示す説
明図。
【図7】図5の状態から紐を引っ張り、足の靴下への挿
入度合いが増加した状態を示す断面図。
【図8】図7の状態からさらに紐を引っ張り、足の靴下
への挿入度合いが増加して靴下の内端と爪先とが接触し
た状態を示す断面図。
【図9】靴下が完全に履けた状態となり、紐への引張力
により補助具本体が靴下から抜け出た状態を示す断面
図。
【符号の説明】
A 靴下の装着補助具 1 補助具本体1 2 紐 10 足案内板 11 靴下引上板 12 靴下引上板 9 靴下 90 足挿入口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側に膨れるように湾曲した足案内板10
    と、前記足案内板10の先端側の両側部に設けられ且つ外
    側に膨れるように湾曲した左右の靴下引上板11, 12とを
    具備する補助具本体1と、前記補助具本体1を手前に引
    き寄せるための紐2とから構成されており、前記補助具
    本体1のうち少なくとも靴下引上板11, 12が弾性部材で
    形成してあり、少なくとも靴下引上板11, 12及びこれら
    が設けられた足案内板10の先端部分を靴下内に挿入する
    ようにして使用されることを特徴とする靴下の装着補助
    具。
  2. 【請求項2】 靴下引上板11, 12は足案内板10よりも薄
    肉に設定してあることを特徴とする請求項1記載の靴下
    の装着補助具。
  3. 【請求項3】 足案内板10は、手前側から先端側に向か
    って徐々に先細になっていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の靴下の装着補助具。
  4. 【請求項4】 足案内板10の手前部分は、厚肉にして強
    度を大きくしてあることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の靴下の装着補助具。
  5. 【請求項5】 紐2は、足案内板10の手前部の左右上端
    部に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の靴下の装着補助具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760587B1 (ko) * 2007-07-30 2007-10-04 주식회사 미도물산 양말
WO2009113405A1 (ja) * 2008-03-10 2009-09-17 Higuchi Yoshimasa 靴下装着補助具
JP6127310B1 (ja) * 2016-03-18 2017-05-17 武憲 藤田 靴下装着補助具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100760587B1 (ko) * 2007-07-30 2007-10-04 주식회사 미도물산 양말
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