JP2003226622A - カラーシャンプー組成物 - Google Patents

カラーシャンプー組成物

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JP2003226622A JP2002022925A JP2002022925A JP2003226622A JP 2003226622 A JP2003226622 A JP 2003226622A JP 2002022925 A JP2002022925 A JP 2002022925A JP 2002022925 A JP2002022925 A JP 2002022925A JP 2003226622 A JP2003226622 A JP 2003226622A
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Kenichi Sugimoto
憲一 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた染毛
効果と、良好な泡立ち、洗浄性を有するカラーシャンプ
ー組成物を提供する。 【解決手段】(A)塩基性染料、(B)両性界面活性
剤、並びに(C)カチオン性界面活性剤およびカチオン
性高分子化合物からなる群より選ばれる一種又は二種以
上を含有し、pHが4.0〜8.0であるカラーシャン
プー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカラーシャンプー組
成物に関し、さらに詳しくは手や皮膚に染まらず、毛髪
に対して優れた染毛効果と、良好な泡立ち、洗浄性を有
するカラーシャンプー組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、自分の髪のニュアンスを変えた
り、白髪を隠したいという消費者の要望が高まり、毛髪
を染毛する多くの商品が開発されている。最も汎用され
ているものとしては、パラフェニレンジアミン等の酸化
染料を用いた二剤型の酸化染毛剤であり、これは、使用
時にアルカリ性下で過酸化水素を作用させて酸化・発色
せしめるものであり、扱い方によっては、毛髪損傷や皮
膚刺激を引き起こす場合もある。このため、酸化染料を
用いず、酸性染料やニトロ染料等の直接染料を用いた、
頭皮や頭髪に対して影響の少ない半永久染毛料が開発さ
れてきた。半永久染毛剤としては、酸性染料を用いたヘ
アマニキュア等が市販品として挙げられるが、これらの
酸性染料を用いたものは、手や皮膚に染着しやすく、使
用時には専用の手袋を着けて染毛し、また、皮膚に着色
した場合は専用のリムーバー等を使用して落とさなけれ
ばならず、使用時に皮膚や周囲に着かないように注意し
たり、非常に煩雑な操作を強いられるのが現状である。 【0003】また、使用方法をできるだけ簡単にし、通
常の洗髪行為の中で染毛できれば、上記の煩雑さはなく
なることから、カラーシャンプーやカラーリンス等も開
発されている。例えば、特開平8−259426号公
報、特開平5−194159号公報、特開平8−119
838号公報には、酸性染料や塩基性染料等の直接染料
を用いたカラーリングシャンプー組成物が開示されてい
るが、これらについても泡立ちが充分でなくシャンプー
としての機能性が不足していたり、手や皮膚への染着が
高く充分満足するレベルには至っていない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、手や顔等の皮
膚に染着せず、優れた染毛効果を有し、かつシャンプー
として遜色のない良好な毛髪洗浄性を有し、通常の洗髪
行為の中で簡単に染毛できるカラーシャンプー組成物の
開発が強く望まれていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者は、斯かる実情
に鑑み鋭意検討した結果、塩基性染料と、両性界面活性
剤と、カチオン性界面活性剤および/又はカチオン性高
分子化合物とを含有し、pHが4.0〜8.0であるカ
ラーシャンプー組成物が手や皮膚に染まらず、毛髪に対
しては高い染毛効果と良好な洗髪性とを併せ示すことを
見出し、本発明を完成するに至った。 【0006】すなわち、本発明は、(A)塩基性染料、
(B)両性界面活性剤、並びに(C)カチオン性界面活
性剤およびカチオン性高分子化合物からなる群より選ば
れる一種又は二種以上を含有し、pHが4.0〜8.0
であるカラーシャンプー組成物を提供するものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 【0008】本発明に用いられる塩基性染料としては、
BASIC BLUE 3、BASIC BLUE
6、BASIC BLUE 7、BASIC BLUE
9、BASIC BLUE 26、BASIC BL
UE 41、BASIC BLUE 99、BASIC
BROWN 4、BASIC BROWN 16、B
ASIC BROWN 17、BASIC GREEN
1、BASIC GREEN 4、BASIC OR
ANGE 1、BASIC ORANGE 2、BAS
IC RED 1、BASIC RED 2、BASI
C RED 22、BASIC RED 46、BAS
IC RED 76、BASIC RED118、BA
SIC VIOLET 1、BASIC VIOLET
3、BASIC VIOLET 4、BASIC V
IOLET 10、BASICVIOLET 11:
1、BASIC VIOLET 14、BASIC V
IOLET 16、BASIC YELLOW 11、
BASIC YELLOW28、BASIC YELL
OW 57等が挙げられ、これらの塩基性染料は、Co
smetic Ingredient Diction
ary andHandbook(The Cosme
tic,Toiletry,and Fragranc
e Association、第8巻、2000年)に
記載された公知の染料である。これら塩基性染料の中で
も、BASIC BLUE 99、BASIC BRO
WN 16、BASIC BROWN 17、BASI
CRED 76、BASIC YELLOW 57が特
に好ましく、Williams社よりARIANOR
Sienna Brown、ARIANOR Maho
gany、ARIANOR Madder Red、A
RIANOR Steel Blue、ARIANOR
Straw Yellow等の商品名で市販されてい
る。 【0009】本発明のカラーシャンプー組成物におい
て、これらの塩基性染料は、それぞれ単独で用いること
ができるし、また二種以上を組み合わせて用いることも
できる。また、これらの塩基性染料のカラーシャンプー
組成物中への配合量は、好ましくは0.1〜3.0質量
%(以下、単に%と記する)、更に好ましくは、0.3
〜1.0%の範囲である。塩基性染料の配合量が0.1
%未満の場合には充分な染色効果が得られない場合があ
り、2.0%を超えると手や皮膚への染着が激しくなり
使用上問題を生じる場合がある。 【0010】本発明に用いられる両性界面活性剤として
は、通常の洗浄剤及び毛髪化粧料に用いられるものであ
れば特に制限されず、カルボキシベタイン型、アミドベ
タイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイ
ン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、ア
ミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドア
ミン型等が挙げられる。具体例を挙げるならば、 【0011】 【化1】 【0012】(式中、R1は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよい、
アルキル基、アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポ
リエトキシ)エチル基を示し、a及びbは1〜5の数を
示す)の一般的構造式で表されるアミドベタイン型両性
界面活性剤[市販品としてレボン2000(三洋化成
社)、アノンBDF(日本油脂社)等が該当]あるい
は、 【0013】 【化2】 【0014】(式中、R2は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよい、
アルキル基、アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポ
リエトキシ)エチル基を示し、c及びdは1〜5の数を
示す)の一般的構造式で表されるアミドスルフォベタイ
ン型両性界面活性剤[市販品としてロンザイン−CS
(ロンザ社)、ミラタインCBS(ミラノール社)等が
該当]あるいは、 【0015】 【化3】 【0016】(式中、R3は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよい、
アルキル基、アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポ
リエトキシ)エチル基を示し、eは1〜5の数を示す)
の一般的構造式で表されるベタイン型両性界面活性剤
[市販品としてアノンBL(日本油脂社)等が該当]あ
るいは、 【0017】 【化4】 【0018】(式中、R4は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよい、
アルキル基、アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポ
リエトキシ)エチル基を示し、f及びgは1〜5の数を
示す)の一般的構造式で表されるスルフォベタイン型両
性界面活性剤[市販品としてロンザイン12CS(ロン
ザ社)等が該当]あるいは、 【0019】 【化5】 【0020】(式中、R5は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよい、
アルキル基、アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポ
リエトキシ)エチル基を示し、hは1〜5の数を示す)
の一般的構造式で表されるイミダゾリニウム型両性界面
活性剤[市販品としてオバゾリン662(東邦化学
社)、スワノールAM−101(日光ケミカルズ社)、ア
ノンGLM(日本油脂社)等が該当]等が例示される。 【0021】これらのカチオン性界面活性剤のうち、好
ましいものとしては、カルボキシベタイン型、アミドベ
タイン型剤、イミダゾリン誘導体型の両性界面活性剤で
ある。 【0022】本発明のカラーシャンプー組成物におい
て、これらの両性界面活性剤は、それぞれ単独で用いる
ことができるし、また二種以上を組み合わせて用いるこ
ともできる。また、これらの両性界面活性剤のカラーシ
ャンプー組成物中への配合量は、好ましくは5.0〜4
0%、更に好ましくは、10.0〜30.0%の範囲で
ある。両性界面活性剤の配合量が5.0%未満の場合に
は充分な泡立ちや洗浄効果が得られない場合があり、5
0.0%を超えると毛髪への染着が劣る場合があり好ま
しくない。 【0023】本発明で用いるカチオン性界面活性剤とし
ては、通常の毛髪化粧料に用いられるものであれば特に
制限されず、具体例を挙げるならば、 【0024】 【化6】 【0025】(式中、R6、R7、R8及びR9のうち、少
なくとも1個は総炭素数8〜35のアルコキシ基、アル
ケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若しくはアルケ
ノイルアミノ基で置換されていてもよい、アルキル基、
アルケニル基又は脂肪族アシルオキシ(ポリエトキシ)
エチル基を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜5のア
ルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又は合計付加モ
ル数10以下のポリオキシエチレン基を示し、X-はハ
ロゲンイオン又は有機アニオンを示す)で表わされる第
4級アンモニウム塩等が例示される。 【0026】これらのカチオン性界面活性剤のうち、好
ましいものとしては、例えば、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジ
メチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、ジステアロイルエチルヒドロキシエ
チルモニウムメタサルフェート、ジココイルエチルヒド
ロキシエチルモニウムメタサルフェート、ジパルミトイ
ルエチルヒドロキシエチルモニウムメタサルフェート、
及びセチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェート
等を挙げることができる。その中でも更に好ましいもの
としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩
化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジ
メチルアンモニウム、ジステアロイルエチルヒドロキシ
エチルモニウムメタサルフェート、ジココイルエチルヒ
ドロキシエチルモニウムメタサルフェート、ジパルミト
イルエチルヒドロキシエチルモニウムメタサルフェート
並びにこれらの混合物が好ましい。 【0027】また、本発明で使用されるカチオン性高分
子化合物としては、例えば、カチオン化セルロース誘導
体(商品名:ポリマーJR−400[UCC社製]、レ
オガードG[ライオン社製]、カチナールHC−200
[東邦化学工業社製]等)、カチオン化グアーガム誘導
体(商品名:ジャガーC−17及びC−13−S[セラ
ニーズ社製]等)、4級化ポリビニルピロリドン誘導体
(商品名:GAFQUAT734及び755[ISP社
製]等)、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド誘
導体(商品名:MERQUAT100、550及び33
30[カルゴン社製]等)、ポリグリコールポリアミン
縮合物(商品名:ポリコートNH[ヘンケル社製]
等)、カチオン化澱粉、カチオン化ポリペプタイド等が
挙げられる。 【0028】これらのカチオン性界面活性剤及びカチオ
ン性高分子化合物は、それぞれ単独で用いることができ
るし、また2種以上組み合わせて用いることができる。
また、これらのカチオン性界面活性剤及びカチオン性ポ
リマーのカラーシャンプー組成物中への配合量は、好ま
しくは0.05〜5.0%、更に好ましくは、0.1〜
2.0%の範囲である。カチオン性界面活性剤およびカ
チオン性ポリマーの配合量が0.05%未満の場合には
手や皮膚への染着性の点において好ましくない場合があ
り、5.0%を超えると毛髪へ充分な染色効果が得られ
ない場合があり好ましくない。 【0029】本発明のカラーシャンプー組成物において
は、pHを4.0〜8.0にすることが好ましく、より
好ましくは、pH4.5〜7.0である。pHが4.0
よりも低いと毛髪への染毛性に劣り、またシャンプーと
しての起泡性が好ましくない。またpHが8.0を超え
ると、手や皮膚へ染着しやすくなり好ましくない。 【0030】本発明のカラーシャンプー組成物は所望に
より、本発明の効果を損しない範囲で、通常化粧料に一
般に配合される成分、例えばエタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール、ラノリン誘導体、蛋白質誘導体
や、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン等のシリコーン油、ポリエチレングリコールの脂肪
酸エステル油、ツバキ油、オリーブ油等の植物油等の油
性成分、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチ
レングリコール等の保湿成分、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル等の非イオン界面活性剤アルキルスルホン
酸塩等のアニオン界面活性剤、流動パラフィン、ワセリ
ン、スクワラン等の炭化水素、水溶性高分子物質(アニ
オン性、非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属
イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、ビタミン類、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料及び噴射剤等を含む
ことができる。また、剤型としてエアゾール、液状、乳
液状、クリーム状、ゲル状等様々な剤型タイプにするこ
とができ、特に剤型を問わない。 【0031】 【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに具体
的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限
定解釈されるべきものではない。尚、実施例に先立って
各実施例で採用した試験法及び評価法を説明する。 【0032】(1)皮膚への染着性試験 健常人の上腕内側部の3cm×3cmの面積部にシャン
プー液0.5gを塗布し、5分間放置する。その後、温
水で30秒間洗浄して乾燥した後、ミノルタ社製色差計
(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に従っ
て、シャンプー液塗布前との色差(ΔE)を求め、皮膚
への染着性を評価した。尚、ΔEが大きいほど皮膚への
染着性が高いことを示す。 【0033】色差(ΔE)=[(ΔL)+(Δa)
+(Δb)]1/2 ΔL:塗布前後のL値の差 Δa:塗布前後のa値の差 Δb:塗布前後のb値の差 【0034】(2)染毛性試験 市販のヒト白髪毛髪より作成したヘアーピース(10c
m、1g)にシャンプー液0.5gを塗布し、30秒間
泡立てて揉み洗いを行い、温水にて1分間濯ぎ、乾燥し
た。この処理操作を5回繰り返した後、ミノルタ社製色
差計(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に
従って、シャンプー処理前の毛髪との色差(ΔE)を求
め、染毛性を評価した。尚、ΔEが大きいほど染毛性が
高いことを示す。 【0035】色差(ΔE)=[(ΔL)+(Δa)
+(Δb)]1/2 ΔL:塗布前後のL値の差 Δa:塗布前後のa値の差 Δb:塗布前後のb値の差 【0036】(3)泡立ち試験 2500mL容器の攪拌機つき円筒形シリンダーに40
℃の人工硬水(70ppm炭酸カルシウム)を400m
L入れ、被験試料40gを添加後、4500rpmで1
分間攪拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準
を次のように設定した。 ◎:泡立ち極めて良好(泡容積1500mL以上) ○:泡立ち良好(泡容積1200mL以上,1500m
L未満) △:泡立ち普通(泡容積800mL以上,1200mL
未満) ×:泡立ち不良(泡容積800mL未満) 【0037】(4)洗浄性試験 5cm×5cmのウールモスリン布にラノリン7%及び
スダンIII0.005%のクロロホルム溶液0.4m
Lを均一に塗布し、乾燥させ、この汚染布を3%の洗浄
剤溶液40mlが入った約100mLのガラス製シリン
ダー中に入れ、40℃の恒温槽中で15分間振とうし、
汚染布を流水中でよくすすぎ、乾燥させ、反射率を調
べ、次式により洗浄率を求めた。 【0038】洗浄率(%)=100×(洗浄後の反射率
−洗浄前の反射率)/(原布の反射率−洗浄前の反射
率) 【0039】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・洗浄性優秀 洗浄率 85%以上 ○・・・洗浄性良好 洗浄率 70%以上85%未満 △・・・洗浄性普通 洗浄率 55%以上70%未満 ×・・・洗浄性不良 洗浄率 55%未満 【0040】実施例1−5、比較例1−5 表1に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性
を評価した。その結果を併せて表1に示す。 【0041】 【表1】【0042】表1から明らかなように、実施例1〜5の
本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須成分
のいずれかを含まない比較例1〜5と比較して、明らか
に皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性のいずれの項
目においても優れていた。また、塩基性染料でなく酸性
染料(黒色401号)を使用したものは、皮膚に染着し
やすく、毛髪への染毛性が悪かった。 【0043】実施例6−11、比較例6−10 表2に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性
を評価した。その結果を併せて表2に示す。 【0044】 【表2】【0045】表2から明らかなように、実施例6〜11
の本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須成
分のいずれかを含まない比較例6〜10と比較して、明
らかに皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性のいずれ
の項目においても優れていた。 【0046】実施例12−16、比較例11−14 表3に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性
を評価した。その結果を併せて表3に示す。 【0047】 【表3】【0048】表3から明らかなように、実施例12〜1
6の本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須
成分のいずれかを含まない比較例11〜14と比較し
て、明らかに皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性の
いずれの項目においても優れていた。 【0049】実施例17 下記組成のシャンプーを常法により調製した。 組成 配合量% 1)ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(30%溶液) 55.0 2)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 3)カチオン化セルロース 0.5 (商品名:レオガードGP、ライオン社製) 4)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 5)サリチル酸 0.2 6)リン酸二ナトリウム 0.1 7)リン酸一カリウム 0.4 8)香料 0.5 9)BASIC BROWN 16 0.4 10)BASIC RED 76 0.1 11)BASIC BLUE 99 0.1 12)精製水 残 余 (製造方法)成分1〜7及び成分12の一部を70℃に
て均一に混合溶解する。40℃まで冷却後、成分9〜1
1及び成分12の残部を室温にて溶解したものを添加
し、30℃まで冷却しながら混合し、成分8を添加す
る。 【0050】実施例17の本発明のシャンプー組成物
は、皮膚染着性、染毛性、泡立ち及び洗浄性のいずれの
項目においても優れていた。 【0051】尚、以上の実施例、比較例において用いた
香料は下記のものである。 【0052】 【0053】 【発明の効果】本発明のカラーシャンプー組成物は、手
や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた染毛効果と良好
な洗浄効果を与えるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA072 AA122 AB012 AB032 AB282 AC032 AC072 AC152 AC212 AC302 AC342 AC472 AC482 AC532 AC552 AC642 AC692 AC712 AC732 AC842 AC852 AD072 AD132 AD532 BB06 BB07 BB53 CC36 CC38 DD27 DD31 EE07 EE10 EE26 FF05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)塩基性染料、(B)両性界面活性
    剤、並びに(C)カチオン性界面活性剤及びカチオン性
    高分子化合物からなる群より選ばれる一種又は二種以上
    を含有し、pHが4.0〜8.0であるカラーシャンプ
    ー組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019218295A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社ダリヤ カラーシャンプー組成物
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