JP2003226476A - エレベーターの乗場ボタン点検装置 - Google Patents

エレベーターの乗場ボタン点検装置

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JP2003226476A
JP2003226476A JP2002026074A JP2002026074A JP2003226476A JP 2003226476 A JP2003226476 A JP 2003226476A JP 2002026074 A JP2002026074 A JP 2002026074A JP 2002026074 A JP2002026074 A JP 2002026074A JP 2003226476 A JP2003226476 A JP 2003226476A
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floor
button
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JP2002026074A
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English (en)
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Shigeo Sasaki
茂雄 佐々木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーターの乗場呼びボタンの点検作業の
効率を改善する。 【解決手段】 点検用スイッチ8を操作すると、点検用
リレー9が付勢され、接点9c、9dは開放する。この
状態で例えば乗場呼びボタン5又は6を押すと、乗場呼
び登録リレー10又は11は乗場呼びボタン5又は6を
押している間だけ付勢され、乗場呼びは登録されない。
したがって、乗場呼び登録灯16又は17は乗場呼びボ
タン5又は6を押している間だけ点灯する。これで、1
階床分の乗場呼び登録灯16、17の断線等の点検が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーターの
乗場呼びボタン及び乗場呼び登録灯を点検する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの乗場には、図2に
示すように乗場ボタン4が設置され、乗場ボタン4に
は、この階よりも上方階へ行きたいときに押す乗場上り
呼びボタン5及びこの階よりも下方階へ行きたいときに
押す乗場下り呼びボタン6が設けられていることは周知
である。今、エレベーターが下り運転に設定されてこの
階に停止しているとする。
【0003】乗場の待客が乗場上り呼びボタン5を押す
と、乗場上り呼びが登録され、乗場上り呼びボタン5に
内蔵された乗場上り呼び登録灯が点灯する。しかし、乗
場下り呼びボタン6を押しても、乗場下り呼びは登録さ
れず、乗場下り呼び登録灯は点灯しない。作業員が乗場
ボタンの動作機能や呼び登録灯の断線を点検するとき
は、次の手順で作業する。
【0004】点検する階にエレベーターのかごが停止す
ると、作業員は乗場に降りる。運転方向と逆方向の、例
えば乗場上り呼びボタン5を押し、呼び登録灯が点灯す
ることにより乗場呼びボタン5の動作機能や呼び登録灯
の断線の有無を確認する。なお、このとき乗場上り呼び
は登録される。これで、作業員はかご内へ戻り、かご内
操作盤などに設置された保全作業用のスイッチにより、
呼びの登録と運転方向を解除する。
【0005】作業員は再度乗場に降り、乗場下り呼びボ
タン6を押し、呼び登録灯を点灯させ、動作機能や呼び
登録灯の断線を確認する。そして、再度保全作業用のス
イッチにより、呼びの登録と運転方向を解除する。これ
で、1階床分の乗場呼びボタン5、6の動作機能と呼び
登録灯の断線の点検が完了する。作業員はかご内の行先
呼びボタンで次階へ走行し、同様の点検を続行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの乗場ボタンの点検手順では、作業員はかご
内と乗場とを複数回移動し、かつ保全作業用のスイッチ
を複数回操作しなければならないため、作業時間が長く
なり、エレベーター利用階床が多いほどこれが著しくな
る。また、エレベーターが複数台設置され、かつ乗場ボ
タン4が共通の場合は、乗場呼びボタン5、6の点検に
よりむだな乗場呼びが登録されてしまい、サービスして
いるかごがむだな呼び登録に対して応答することによ
り、エレベーターの運行効率が低下してしまうなどの問
題点がある。
【0007】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたもので、乗場呼びボタンの点検作業の効率を改
善し、かつ点検作業に伴う運行効率の低下を防止できる
ようにしたエレベーターの乗場ボタン点検装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの乗場ボタン点検装置は、点検スイッチ
が操作されると、乗場呼びの登録を阻止するとともに、
乗場呼びボタンを操作している間だけ乗場呼び登録灯を
点灯させるようにしたものである。
【0009】また、第2発明に係るエレベーターの乗場
ボタン点検装置は、第1発明のものを複数台のかごが設
置され、かつ乗場呼びボタンが各かご共通に設置された
場合に適用したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2はこ
の発明の第1発明の一実施の形態を示す図で、図1は回
路図、図2は2階乗場の正面図である。図2において、
1はエレベーター乗場の出入口を構成する三方枠、2は
上記出入口を開閉する乗場戸、3は乗場の壁、4は乗場
の壁3に設置された乗場ボタンで、2階よりも上方階へ
行きたいときに押す乗場上り呼びボタン5及び2階より
も下方階へ行きたいときに押す乗場下り呼びボタン6が
設けられている。
【0011】図1において、P、Nは直流電源、8は作
業員が操作する点検用スイッチ、9は点検用リレーで、
9a、9bはその常開接点、9c、9dは同じく常閉接
点、10は2階の乗場上り呼び登録リレーで、10a、
10bはその常開接点、11は2階の乗場下り呼び登録
リレーで、11a、11bはその常開接点、12はエレ
ベーターのかごが上り運転に設定されたとき開放する上
り方向リレー接点、13は同じく下り運転に設定された
とき開放する下り方向リレー接点である。
【0012】14a、14bはかごが2階にいるとき開
放する位置検出リレー接点、15a、15bはエレベー
ターの通常運転時は閉成し、保全作業の際乗場呼び登録
を阻止する場合などに開放する自動運転リレー接点、1
6は2階の乗場上り呼びボタン5に内蔵された乗場上り
呼び登録灯、17は同じく乗場下り呼びボタン6に内蔵
された乗場下り呼び登録灯である。なお、他の階床につ
いても同様に構成されている。
【0013】次に、この実施の形態の動作を、下り運転
に設定されたかごが2階に停止中の場合について説明す
る。 (1)通常運転 点検用スイッチ8は閉成されないので、点検用リレー9
は付勢されず、接点9a、9bは開放している。また、
通常運転であるので、自動運転リレー接点15a、15
bも閉成している。2階の乗場上り呼びボタン5を押す
と、P−5−12−15a−10−Nの回路で2階の乗
場上り呼び登録リレー10は付勢され、接点10aの閉
成により自己保持され、2階の乗場上り呼びが登録され
る。
【0014】また、接点10bも閉成するので、乗場上
り呼び登録灯16は点灯する。一方、2階の乗場下り呼
びボタン6を押しても、下り方向リレー接点13、位置
検出リレー接点14b及び点検用リレー接点9bはすべ
て開放しているため、2階の乗場下り呼び登録リレー1
1は付勢されず、2階の乗場下り呼びは登録されず、乗
場下り呼び登録灯17は点灯しない。これで、かごは下
り運転を継続することになる。
【0015】(2)点検用運転 作業員が点検用スイッチ8を閉成すると、点検用リレー
9は付勢され、接点9a、9bは閉成し、接点9c、9
dは開放する。次に、2階の乗場上り呼びボタン5を押
すと、P−5−9a−15a−10−Nの回路で2階の
乗場上り呼び登録リレー10は付勢され、接点10aは
閉成するが、接点9cは開放しているので、乗場上り呼
びボタン5から手を離すと、乗場呼び登録リレー10は
自己保持されない。
【0016】すなわち、乗場上り呼びボタン5を押して
いる間だけ、接点10bが閉成して乗場上り呼び登録灯
16は点灯する。一方、乗場下り呼びボタン6を押す
と、同様に乗場下り呼び登録リレー11は乗場下りボタ
ン6を押している間だけ付勢されるが自己保持されな
い。しかし、乗場下り呼びボタン6を押している間だ
け、接点11bが閉成して乗場下り呼び登録灯17は点
灯する。これで、乗場上り呼び及び下り呼びボタン5、
6の動作機能の動作点検や乗場上り呼び及び下り呼び登
録灯16、17の断線等の点検を、以下の手順で実施で
きる。
【0017】作業員は点検する階にかごを停止させて、
かごから乗場に降りる。乗場上り呼びボタン5を押し、
乗場上り呼び登録灯16が点灯することにより、乗場上
り呼びボタン5の動作や登録灯16の断線の有無を確認
する。引き続き乗場下り呼びボタン6についても点検す
る。1階床分の点検が完了したら、かご内に乗り込み、
他階へ走行後同様に点検を実施する。
【0018】ここで、乗場呼びボタン5、6、乗場呼び
登録リレー10、11及び接点10a、11aは乗場呼
び登録手段を、接点9c、9dは乗場呼び登録阻止手段
及び乗場呼び登録灯点灯制限手段を構成している。この
ようにして、点検スイッチ8が操作されると、乗場呼び
ボタン5、6を操作している間だけ、乗場呼び登録灯1
6、17を点灯させるようにしたため、作業員はかご内
と乗場とを1回往復するだけで、1階床分の乗場呼び登
録灯16、17の点検が可能となる。
【0019】また、点検スイッチ8が操作されると、乗
場呼びの登録を阻止するようにしたため、かごが複数台
設置され、かつ乗場呼びボタン5、6が各かご共通の場
合は、乗場呼びボタン5、6の点検によるむだな乗場呼
びの登録が防止され、エレベーターの運行効率を低下さ
せることなく、乗場呼びボタン5、6の点検が可能とな
る。
【0020】上記実施の形態では、リレー及び接点によ
る回路図によって説明したが、マイクロコンピューター
により制御されたエレベーターにおいても、同様の機能
を実現させることができることは明白である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、点検スイッチが操作されると、乗場呼びボタンを
操作している間だけ乗場呼び登録灯を点灯させるように
したので、作業員はかご内と乗場とを1回往復するだけ
で、1階床分の乗場呼び登録灯の点検ができ、乗場呼び
ボタンの点検作業の効率を改善することができる。
【0022】また、点検スイッチが操作されると、乗場
呼びの登録を阻止するようにしたので、かごが複数台設
置され、かつ乗場呼びボタンが各かご共通の場合は、乗
場呼びボタンの点検によるむだな乗場呼びの登録が防止
され、エレベーターの運行効率を低下させることなく、
乗場呼びボタンの点検をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す回路図。
【図2】 この発明及び従来のエレベーターの乗場ボタ
ン点検装置を示す乗場の正面図。
【符号の説明】
4 乗場ボタン、 5 乗場上り呼びボタン、 6 乗
場下り呼びボタン、 8点検用スイッチ、 9 点検用
リレー、 9c、9d 点検用リレー接点、10 乗場
上り呼び登録リレー、 10a、10b 乗場上り呼び
登録リレー接点、 11 乗場下り呼び登録リレー、
11a、11b 乗場下り呼び登録リレー接点、 16
乗場上り呼び登録灯、 17 乗場下り呼び登録灯。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗場呼びボタンと、この乗場呼びボタン
    が操作されると乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段
    と、上記乗場呼びが登録されると点灯する乗場呼び登録
    灯と、点検時操作される点検スイッチと、この点検スイ
    ッチが操作されると上記乗場呼びの登録を阻止する乗場
    呼び登録阻止手段と、上記点検スイッチが操作されると
    上記乗場呼びボタンを操作している間だけ上記乗場呼び
    登録灯を点灯させる乗場呼び登録灯点灯制限手段とを備
    えてなるエレベーターの乗場ボタン点検装置。
  2. 【請求項2】 かごが複数台設置され、かつ乗場呼びボ
    タンが上記各かご共通に設置された場合に適用したこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベーターの乗場ボタン
    点検装置。
JP2002026074A 2002-02-01 2002-02-01 エレベーターの乗場ボタン点検装置 Pending JP2003226476A (ja)

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