JP2003226152A - 農用作業車の前後進切替レバーの仮止め装置 - Google Patents

農用作業車の前後進切替レバーの仮止め装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレータが、前進走行時の切替操作を確実に
体感することができて、安心して農作業を行うことがで
きるようにすること。 【解決手段】前後進切替レバーと前後進切替機構とを連
動連結機構を介して連動連結し、同連動連結機構の中途
部に仮止め装置を設けると共に、同仮止め装置は、前後
進切替レバーを少なくとも前進切替位置に固定・保持す
べく仮止め作動するようにした。さらには、中立位置と
後進切替位置の間で固定・保持すべく仮止め作動するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農用作業車におけ
る前後進切替レバーの仮止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農作業車には前後進切替レバーを
設けており、同前後進切替レバーはレバーガイド溝に沿
って操作することにより、前進切替操作と中立操作と後
進切替操作が行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した農
作業車の前後進切替レバーでは、前進切替操作と中立操
作と後進切替操作をそれぞれ体感することができないた
めに、切替操作を行うオペレータにとって、確実に切替
操作が行えているかどうかの一抹の不安を与えているの
が現状である。
【0004】また、農作業中に機体の振動により前後進
切替レバーが中立位置に不意に切り替わるという不具合
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
後進切替レバーと前後進切替機構とを連動連結機構を介
して連動連結し、同連動連結機構の中途部に仮止め装置
を設けると共に、同仮止め装置は、前後進切替レバーを
少なくとも前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動
することを特徴とする農用作業車における前後進切替レ
バーの仮止め装置を提供するものである。
【0006】また、本発明は、以下の構成にも特徴を有
する。
【0007】(1)仮止め装置は、前後進切替レバーを
前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動すると共
に、中立位置と後進切替位置の間で固定・保持すべく仮
止め作動するようにしたこと。
【0008】(2)前後進切替レバーに長さ調整自在の
連結機構を介して仮止め装置を連結したこと。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】すなわち、本発明に係る農用作業車では、
前後進切替レバーと前後進切替機構とを連動連結機構を
介して連動連結し、同連動連結機構の中途部に仮止め装
置を設けると共に、同仮止め装置は、前後進切替レバー
を少なくとも前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作
動するようにしている。
【0011】しかも、前後進切替レバーに長さ調整自在
の連結機構を介して仮止め装置を連結している。
【0012】また、仮止め装置は、前後進切替レバーを
前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動すると共
に、中立位置と後進切替位置の間で固定・保持すべく仮
止め作動するようにすることもできる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0014】図1に示すAは、本発明に係る農用作業車
であり、同農用作業車Aは、走行車体Bの後部に昇降機
構Cを設けて、同昇降機構Cに作業装置としての耕耘装
置(図示せず)を連結するようにしている。
【0015】走行車体Bは、図1に示すように、左右一
対のクローラ式の走行部1,1の間に車体フレーム2を
介設し、同車体フレーム2上において、前部に運転部3
を配設し、後部に原動機部4とミッション部5とを上下
に重ねて配設すると共に、原動機部4に走行部1,1
を、ミッション部5を介して連動連結している。
【0016】走行部1は、前後方向に伸延する走行フレ
ーム10の前端部に前側従動輪11を、アイドラフォーク12
を介して取り付ける一方、後端部に後側従動輪13を取り
付け、さらに、これら前・後従動輪11,13間で、かつ、
走行フレーム10の上方位置にミッション部5に連動連結
した駆動輪15を配置して、これら動輪11,13,15の周りに
履帯16を巻回しており、走行フレーム10の下側には、前
後方向に間隔を開けて四個の第1・第2・第3・第4転動輪17
a,17b,17c,17dを取り付けている。11aは前側従動輪支
軸、13aは後側従動輪支軸、15aは駆動軸である。
【0017】そして、左右一対の走行フレーム10,10の
前部と後部には、それぞれ前・後部支持フレーム18,18,
19,19を上方へ立ち上がり状に形成して、左右方向に対
向する前部支持フレーム18,18同士間と、左右方向に対
向する後部支持フレーム19,19同士間とに、それぞれ左
右方向に伸延して車体フレーム2の一部を形成する前・
後部連結フレーム20,21を横架すると共に、両連結フレ
ーム20,21に左右一対の前・後部支持フレーム18,18,19,
19を左右方向にスライド位置調節自在に連結して、左右
一対の走行部1,1の左右方向の間隔を拡縮自在となして
いる。
【0018】車体フレーム2は、前記した前・後部連結
フレーム20,21と、両連結フレーム20,21間に前・後部ガ
ードフレームステー28,29を介して横架したガードフレ
ーム22とから形成している。35は安全フレームである。
【0019】運転部3は、ガードフレーム22の前半部に
床部23を張設して、同床部23の前部にハンドルコラム24
を立設し、同ハンドルコラム24の上端部に回動式のハン
ドル(ステアリングホイール)25をハンドル支軸26を介
して取り付けると共に、ハンドルコラム24の左側壁に前
後進切替レバー36を取り付け、上記ハンドル25の後方位
置に座席27を配設して、同座席27の左側方位置に変速操
作レバー37を配設する一方、右側方位置に昇降操作レバ
ー38を配設している。
【0020】原動機部4は、図1及び図2に示すよう
に、前記した座席27の後方位置にエンジンEを配設し、
同エンジンEの出力軸30にミッション部5を第一伝動機
構31と第二伝動機構32とを介して連動連結すると共に、
同出力軸30にPTO軸33を、第三伝動機構34を介して連
動連結している。
【0021】そして、図2に示すように、ミッション部
5には静油圧式無段変速装置である旋回用HST40を連
動連結して無段階に車速の変速操作が行えるようにして
おり、ミッション部5には、第二伝動機構32に連動連結
したミッション入力軸41に前進切替クラッチ42を設ける
一方、ミッション入力軸41の近傍に配置したカウンター
軸43に後進切替クラッチ44を設けて、両前・後進切替ク
ラッチ42,44との間に前後進切替機構45を介設し、同前
後進切替機構45に前記した前後進切替レバー36を連動連
結機構46を介して連動連結している。
【0022】このようにして、前後進切替レバー36を前
方に回動操作すると、連動連結機構46と前後進切替機構
45とを介して前進切替クラッチ42が接続状態となると共
に、後進切替クラッチ44が切断状態となる一方、前後進
切替レバー36を後方に回動操作すると、連動連結機構46
と前後進切替機構45とを介して前進切替クラッチ42が切
断状態となると共に、後進切替クラッチ44が接続状態と
なり、また、前後進切替レバー36を中立位置に回動操作
すると、両前・後進切替クラッチ42,44が切断状態とな
るようにしている。
【0023】この際、前後進切替機構45には前進切替位
置と中立位置と後進切替位置とでそれぞれ仮止めする仮
止め機構(図示せず)を内蔵させており、本発明では、
かかる仮止め機構による前後進切替レバー36への操作荷
重を小さくして、その分、後述する仮止め装置60により
仮止め機能をアシストするようにしている。
【0024】また、ミッション部5には、前記したミッ
ション入力軸41とカウンター軸43に連動連結した第1軸
47を設け、同第1軸47に前記した旋回用HST40の入力
軸40aを連動連結すると共に、同旋回用HST40の出力
軸40bに旋回用動力伝達機構48を連動連結する一方、上
記第1軸47に直進用動力伝達機構49の入力軸を形成する
第2軸50を連動連結している。
【0025】そして、旋回用動力伝達機構48は、出力端
部を左右一対の遊星歯車機構51,51の一部を形成するリ
ングギヤ51a,51aに連動連結する一方、直進用動力伝達
機構49は出力端部を両遊星歯車機構51,51の一部を形成
するサンギヤ51b,51bに、両サンギヤ51b,51bを支持する
サンギヤ支軸52を介して連動連結し、これらリングギ
ヤ51a,51aとサンギヤ51b,51bとの間には各遊星歯車機構
51,51の一部を形成するプライマリーギヤ51c,51cを介設
し、各プライマリーギヤ51c,51cを支持するケージ51d,5
1dに駆動軸15a,15aを介して駆動輪15,15を取り付けてい
る。53は副変速機構、54は駐車ブレーキ、55はチャージ
ポンプ駆動用動力取出軸、Pはチャージポンプである。
【0026】このようにして、前記した旋回用動力伝達
機構48から左右の遊星歯車機構51,51の一部を形成する
リングギヤ51a,51aに動力を伝達すると共に、直進用動
力伝達機構49から左右の遊星歯車機構51,51の一部を形
成するサンギヤ51b,51bに動力を伝達して、これらの動
力をプライマリーギヤ51c,51cにより合成して、その合
成した動力をケージ51d,51dを介して駆動軸15a,15aに伝
達し、各駆動軸15a,15aより各駆動輪15,15に出力するよ
うにしている。
【0027】上記のような構成において、本発明の要旨
は、連動連結機構46の中途部に仮止め装置60を設けると
共に、同仮止め装置60は、前後進切替レバー36を少なく
とも前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動するよ
うにしたことにあり、以下に図3を参照しながら説明す
る。
【0028】すなわち、仮止め装置60は、前後進切替レ
バー36に連動連結機構46を介して連動連結した仮止めシ
ャフト61の周面に、複数(本実施例では三個)の仮止め
用凹部62,63,64を軸線に沿って間隔を開けて形成し、同
仮止めシャフト61を筒状のシャフトケース65中に挿通
し、同シャフトケース65の中途部にボール収容ケース66
を連通連設して、同ボール収容ケース66内に仮止め用ボ
ール67を収容すると共に、同仮止め用ボール67をシャフ
トケース65内に突出状となるように弾性手段としての押
圧スプリング68により弾性付勢し、同仮止め用ボール67
を仮止めシャフト61に形成したいずれかの仮止め用凹部
62,63,64に係合させて、同仮止めシャフト61を介して前
後進切替レバー36を仮止め可能としている。
【0029】そして、本実施例では、仮止めシャフト61
を上下方向に伸延させて形成し、同仮止めシャフト61の
周面に軸線に沿って形成した三個の仮止め用凹部62,63,
64の内、最下段の仮止め用凹部62は前進切替位置にて仮
止めするための凹部となし、また、中間の仮止め用凹部
63は中立切替位置にて仮止めするための凹部となし、ま
た、最上段の仮止め用凹部64は後進切替位置にて仮止め
するための凹部となしている。
【0030】また、シャフトケース65は、前記したハン
ドルコラム24内にて左右方向に軸線を向けた枢支ピン70
に上端部を枢支しており、同枢支ピン70はピン支持体71
を介して支持パイプ72に支持させ、同支持パイプ72はハ
ンドルコラム24内に横架している。
【0031】このようにして、仮止め装置60を構造的に
簡易にかつコンパクトにすることができて、細長いハン
ドルコラム24の中にも装着することができて、農用作業
車自体のコンパクト化と製造コストの軽減化を図ること
ができる。
【0032】ここで、前後進切替レバー36は、図3に示
すように、上下方向に伸延するレバー本体36aの下端部
を右側方へ略直角に折曲して下端枢支片36bを形成し、
同下端枢支片36bをハンドルコラム24の左側壁に設けた
枢支体73に枢支している。
【0033】そして、下端枢支片36bには前後方向に伸
延する連動アーム74の前端部を一体的に連設し、同連動
アーム74の後端部に連動連結機構46の一部を形成する上
下摺動連結片75の上部に連結している。76は連結ピンで
ある。aは連動アーム74の前進切替作動位置、bは連動
アーム74の中立切替作動位置、cは連動アーム74の後進
切替作動位置である。
【0034】しかも、上下摺動連結片75の上端部に連結
機構77を介して前記した仮止めシャフト61の下端部を連
結しており、同連結機構77は、上下摺動連結片75の上端
部に枢支・連結ピン78を介して連結した雄ネジ片79と、
同雄ネジ片79に軸線方向に進退調節自在に螺着すると共
に、仮止めシャフト6 1の下端部に上端部を取り付けた
雌ネジ片80とを具備している。
【0035】このようにして、連結機構77は、雌ネジ片
80を進退調節することにより上下方向に長さ調整するこ
とができるようにして、前後進切替レバー36の前進・中
立・後進切替操作位置と、仮止めシャフト61に形成した
仮止め用凹部62,63,64が仮止め用ボール67と係合する位
置とを適正に整合させることができるようにしている。
【0036】従って、前後進切替レバー36を切替操作し
た際には、同前後進切替レバー36に連動連結した仮止め
装置60が、同前後進切替レバー36の切替操作に連動し
て、同前後進切替レバー36を前進切替位置、中立位置、
後進切替位置のいずれかに固定・保持すべく仮止め作動
するため、オペレータは、前進走行時の切替操作を確実
に体感することができて、安心して農作業を行うことが
できる。
【0037】しかも、前後進切替レバー36は、下端枢支
片36bから先端把持部36cまでの長さが長いために、慣性
力により先端把持部36cが振れて、前進切替位置から中
立位置に切り替わるという不測の事態が生じる虞がある
が、仮止め装置60によりかかる不具合の発生を確実に防
止することができる。
【0038】さらには、仮止め装置60は、ミッション部
5の仮止め機構に内蔵させた仮止め機構をミッション部
5の外部においてアシストするようにしているため、前
後進切替レバー36への操作荷重を小さくして、同前後進
切替レバー36の操作性を良好に確保することができる。
【0039】図4は、第2実施例としての仮止め装置60
を示しており、同仮止め装置60は、前後進切替レバー36
を前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動すると共
に、中立位置と後進切替位置の間で固定・保持すべく仮
止め作動するようにしている。
【0040】すなわち、第2実施例としての仮止め装置
60は、前記した第1実施例としての仮止め装置60と基本
的構造を同じくしているが、仮止めシャフト61に形成し
た中間の仮止め用凹部63と最上段の仮止め用凹部64を連
通させた一体の仮止め用凹部81となしている点において
異なる。
【0041】このようにして、前後進切替レバー36を後
進切替操作して、機体を後進操作している際には、前後
進切替レバー36を速やかに中立位置に戻すことにより、
機体を緊急停止させることができる。
【0042】すなわち、機体を後進操作するのは、機体
を格納させる場合や機体を所要の位置に移動させる場合
等のように、実質的に農作業を行っている場合ではな
く、実質的な農作業以外の場合であることが多く、しか
も、オペレータはハンドル25と前後進切替レバー36を把
持したまま後方を視認しながら機体を微妙に移動操作す
ることが多いことから、このような場合に把持している
前後進切替レバー36を中立位置に戻す操作をするだけで
機体を緊急停止させることができるため、操作性と安全
性とを向上させることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0044】(1)請求項1記載の本発明では、前後進
切替レバーと前後進切替機構とを連動連結機構を介して
連動連結し、同連動連結機構の中途部に仮止め装置を設
けると共に、同仮止め装置は、前後進切替レバーを少な
くとも前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動する
ようにしている。
【0045】このようにして、前後進切替レバーを切替
操作した際には、同前後進切替レバーに連動連結した仮
止め装置が、同前後進切替レバーの切替操作に連動し
て、同前後進切替レバーを少なくとも前進切替位置に固
定・保持すべく仮止め作動するため、オペレータは、前
進走行時の切替操作を確実に体感することができて、安
心して農作業を行うことができる。
【0046】また、前後進切替レバーは、仮止め装置に
より前進切替位置に仮止めされて固定・保持されるた
め、農作業中に機体の振動により前後進切替レバーが前
進切替位置から中立位置に不意に切り替わるという不具
合の発生も防止することができる。
【0047】(2)請求項2記載の本発明では、仮止め
装置は、前後進切替レバーを前進切替位置に固定・保持
すべく仮止め作動すると共に、中立位置と後進切替位置
の間で固定・保持すべく仮止め作動するようにしてい
る。
【0048】このようにして、前後進切替レバーを後進
切替操作して、機体を後進操作している際には、前後進
切替レバーを速やかに中立位置に戻すことにより、機体
を緊急停止させることができる。
【0049】すなわち、機体を後進操作するのは、機体
を格納させる場合や機体を所要の位置に移動させる場合
等のように、実質的に農作業を行っている場合ではな
く、実質的な農作業以外の場合であることが多く、しか
も、オペレータはハンドルと前後進切替レバーを把持し
たまま後方を視認しながら機体を微妙に移動操作するこ
とが多いことから、このような場合に把持している前後
進切替レバーを中立位置に戻す操作をするだけで機体を
緊急停止させることができるため、操作性と安全性とを
向上させることができる。
【0050】(3)請求項3記載の本発明では、前後進
切替レバーに長さ調整自在の連結機構を介して仮止めシ
ャフトを連結している。
【0051】このようにして、長さ調整自在の連結機構
を介して仮止めシャフトの中立位置調整を楽に行うこと
ができるため、各構成部材の組立時の中立調整作業を楽
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる農用作業車の側面図。
【図2】動力伝達説明図。
【図3】第1実施例としての仮止め装置の断面側面図。
【図4】第2実施例としての仮止め装置の断面側面図。
【符号の説明】
A 農用作業車 1 走行部 2 車体フレーム 3 運転部 4 原動機部 5 ミッション部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後進切替レバー(36)と前後進切替機構
    (45)とを連動連結機構(46)を介して連動連結し、同連動
    連結機構(46)の中途部に仮止め装置(60)を設けると共
    に、同仮止め装置(60)は、前後進切替レバー(36)を少な
    くとも前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動する
    ことを特徴とする農用作業車における前後進切替レバー
    の仮止め装置。
  2. 【請求項2】 仮止め装置(60)は、前後進切替レバー(3
    6)を前進切替位置に固定・保持すべく仮止め作動する
    と共に、中立位置と後進切替位置の間で固定・保持すべ
    く仮止め作動することを特徴とする請求項1記載の農用
    作業車における前後進切替レバーの仮止め装置。
  3. 【請求項3】 前後進切替レバー(36)に長さ調整自在の
    連結機構(77)を介して仮止め装置(60)を連結したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の農用作業車における前
    後進切替レバーの仮止め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007141947A1 (ja) * 2006-06-08 2007-12-13 Pascal Engineering Corporation 要素間支持機構、この要素間支持機構を備えた自動工具交換装置、搬送装置およびアクチュエータ
JP2017007582A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社ミツバ 操作装置及び手押し移動体

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