JP2003226101A - 作業車の車輪 - Google Patents

作業車の車輪

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製作することのできるディスク型の車
輪を強度を高いものにする。 【解決手段】 金属板からなるホイール本体53の中心
部に車軸連結部53bを形成するとともに、前記ホイー
ル本体53に、前記車軸連結部653bと外周部とに亘
る複数本の放射状プレスリブ57を形成するとともに、
複数本の放射状プレスリブ57を、車軸連結部53bを
中心とする環状プレスリブ58で繋いである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として乗用田植
機や水田直播機などの水田用の作業車に装着して使用さ
れる車輪に関する。
【0002】
【従来の技術】作業車の車輪にはディスク車輪とスポー
ク車輪とがあり、乗用田植機において、操向前輪は後輪
に比べて小径で、かつ、作用する負荷も後輪に比べて小
さいので、例えば、特開2000−38002号公報に
開示されているように、円板状に形成した板金製のホイ
ール本体の外周部にタイヤ部を焼き付け形成した、いわ
ゆるディスク車輪を利用することが知られている。ま
た、乗用田植機において、後輪は大径の主推進車輪であ
るので、特開平8−154437号公報に開示されてい
るように、車軸連結部と外周リムとを複数本のスポーク
で連結した剛性の高い、いわゆるスポーク車輪が多用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスク車輪は、同径
のスポーク車輪に比べて構成部品が少なく、安価に製作
できる利点があるが、その反面、スポーク車輪に比べて
強度の面で劣っており、強度の高いディスク型の車輪が
望まれている。特に、水田作業車では、操向前輪をディ
スク型にした場合、車体操向時に操向前輪が泥を掻くこ
とで大きい側圧が作用することがあり、このような場合
にホイール本体がひねり変形しないだけの強度が必要と
なるものである。
【0004】また、後輪に用いられるスポーク車輪とし
ては、図12に示すように、車軸連結ハブ62を板金製
のディスクで構成して、その中心部に膨出形成した車軸
連結部62aを車軸61のフランジ部61aにボルト連
結するよう構成するとともに、車軸連結ハブ62の内側
面にスポーク64を配置し、スポーク64の偏平プレス
部64bを車軸連結部62aに溶接連結するとともに、
スポーク64のパイプ状本体64aを、車軸連結ハブ6
2における外周縁に起立形成した周壁部62cに切欠き
凹部68に係入して溶接連結する構造が考えられたが、
後車軸を支承した伝動ケース25の減速ケース部25a
の下端部とスポークの偏平プレス部64bとの間隙cが
狭くなって、この間隙cに石などの異物が挟まって、減
速ケース部25aやスポーク64自体を損傷するおそれ
があり、このようなトラブルなく使用することのできる
スポーク型の車輪が望まれている。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、補強部品を用いることなく剛性の高い
ディスク型の車輪を得ること、および、伝動ケースと車
軸連結部との間に異物の挟まるおそれの少ないスポーク
型の車輪を得ることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用、および効果〕
【0007】請求項1に係る発明の作業車の車輪は、金
属板からなるホイール本体の中心部に車軸連結部を形成
するとともに、前記ホイール本体に、前記車軸連結部と
外周部とに亘る複数本の放射状プレスリブを形成してあ
ることを特徴とする。
【0008】上記構成によると、複数本の放射状プレス
リブの形成によってホイール本体の剛性が増大し、大き
い側圧に対しても十分な強度を発揮することになる。
【0009】従って、請求項1の発明によると、特別な
補強部材を付設することなくホイール本体自体の剛性を
高めることができるので、安価に製作することができる
ディスク車輪の特徴を活かしながら強度の高いディスク
型の車輪を構成することができた。特に、水田作業車の
操向前輪のように泥からの側圧を受ける車輪に特に有効
に使用することができる。
【0010】〔請求項2に係る発明の構成、作用、およ
び効果〕
【0011】請求項2に係る発明の作業車の車輪は、請
求項1の発明において、複数本の前記放射状プレスリブ
を環状プレスリブで車輪周方向に繋いであるものであ
る。
【0012】上記構成によると、放射状プレスリブ同士
を環状プレスリブで周方向に繋ぐことで、ホイール本体
の剛性が一層増大することになり、ホイール本体の素材
を薄い板材ですますことが可能となり、軽量化に有効に
なるとともに、プレス加工も容易となる。
【0013】〔請求項3に係る発明の構成、作用、およ
び効果〕
【0014】請求項3に係る発明の作業車の車輪は、請
求項1または2の発明において、前記ホイール本体を一
枚の金属板で構成してあるものである。
【0015】上記構成によると、プレスリブを形成した
ホイール本体は一枚の金属板でも十分な強度を発揮する
ことになり、軽量で強度の高い車輪を構成することがで
きる。
【0016】〔請求項4に係る発明の構成、作用、およ
び効果〕
【0017】請求項4に係る発明の作業車の車輪は、車
軸連結ハブと外周リムとをパイプ材からなる複数本のス
ポークで連結した作業車の車輪であって、前記車軸連結
ハブを板材でディスク状に構成するとともに、この車軸
連結ハブの中心側部位に、車輪内面がわに向けて隆起す
る車軸連結部を膨出形成し、前記スポークの車輪中心側
部分に偏平プレス部を形成し、前記車軸連結ハブにおけ
る外周部の内側面に前記偏平プレス部を当て付けて連結
するとともに、この偏平プレス部を正面視でスポークの
パイプ状主部に対して車軸連結ハブ側に偏位させてある
ことを特徴とする。
【0018】上記構成によると、板金製ディスクからな
る車軸連結ハブにおける外周部の内側面にスポークの偏
平プレス部を当て付け連結するので、例えば溶接で連結
する場合、偏平プレス部の長い周縁を使って十分長い溶
接を行うことができる。また、伝動ケースの車軸の端部
に車輪の車軸連結ハブを連結した状態では、スポークの
パイプ状主部に対して偏位された偏平プレス部と伝動ケ
ースとの間隔は広いものとなる。
【0019】従って、請求項4の発明によると、板金デ
ィスク状の車軸連結ハブの内側面にスポークの偏平プレ
ス部を強固に連結することができるとともに、偏平プレ
ス部と伝動ケースとの間に形成された大きい間隔に、石
などの異物がかみ込むようなことがなくなり、水田作業
車の後輪のように、圃場内に沈下して大きい推力を発揮
させる車輪に有効に利用できるものである。
【0020】〔請求項5に係る発明の構成、作用、およ
び効果〕
【0021】請求項5に係る発明の作業車の車輪は、請
求項4の発明において、前記車軸連結ハブの外周縁部
に、車輪内面がわに向けて起立する周壁部を連設し、こ
の周壁部に形成した切欠き凹部に前記スポークを係入し
てあるものである。
【0022】上記構成によると、車軸連結ハブからスポ
ークへの回転トルクの伝達が、車軸連結ハブとスポーク
の偏平プレス部との連結部位のみならず、周壁部の切欠
き凹部とスポークのパイプ状主部との係合によっても強
力に行われることになり、水田作業車の後輪のように、
大きいな推力をもたらす車輪に有効に利用できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る車輪を備えた
作業車の一例である乗用田植機の全体側面が、図2にそ
の全体平面がそれぞれ示されている。この乗用田植機
は、操向自在な前車輪1と操向不能な後車輪2を備えた
4輪駆動型の走行車体3の後部に、油圧シリンダ4によ
って駆動される昇降リンク機構5を介して4条植え仕様
の苗植付け装置6が昇降自在に連結された構造となって
いる。
【0024】苗植付け装置6は、前記昇降リンク機構5
の後端下部にローリング自在に連結されており、走行機
体3からの作業用動力を受けるフィードケース10、苗
を載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ台1
1、フィードケース10から後ろ向き片持ち状に延出さ
れた左右一対の植付けケース12、各植付けケース11
の後端部に左右一対づつ装備されたクランク式の植付け
機構13、田面の植付け予定箇所を均平化する3個の整
地フロート14、次行程の走行基準線を田面に引っ掻き
形成してゆく起伏揺動自在な左右一対の線引きマーカ1
5、等を備えて構成されている。
【0025】走行機体3における主フレーム20の前部
には、前記前輪1を操向自在に支持したミッションケー
ス21が連結され、このミッションケース21から前方
に突設した前フレーム22の上部に、空冷式のガソリン
エンジン23が防振支持されてボンネット24で覆われ
ている。主フレーム20の後部には後車輪2を備えた後
部伝動ケース25がローリング自在に連結支持され、ま
た、主フレーム20上部には運転ステップ26および後
車輪フェンダ27が配備され、この後車輪フェンダ27
の上部中央に運転座席28が備えられている。
【0026】ミッションケース21の左側面には、前後
進を無段に変速する走行用主変速装置としての油圧式の
無段変速装置(HST)30が連結されている。そし
て、エンジン23と無段変速装置30とは、主クラッチ
として機能するテンションクラッチ31を備えたベルト
伝動機構32を介してに連動連結されている。この無段
変速装置30からの変速動力はミッションケース21内
で走行系と作業系とに分岐され、走行系の分岐動力は、
内装されたギヤ式の副変速装置で2段に変速されてミッ
ションケース21に軸支した左右の前車輪1に伝達され
るとともに、副変速装置からの出力の一部が後部伝動ケ
ース25に軸伝達されて、左右の後車輪2が前車輪1と
同調した速度で駆動される。また、分岐された作業系動
力のうちの正転動力のみが一方向クラッチを介してミッ
ションケース21ぼ後部から取出され、苗植付け装置6
に軸伝達されるようになっている。
【0027】なお、無段変速装置30を操作する主変速
レバー33と、ケース内のギヤ式副変速装置を切換え操
作する副変速レバー34は、ボンネット24後方に設け
られたステアリングハンドル35の左脇にそれぞれ前後
揺動操作可能に配備されている。また、エンジン23に
連係したアクセルレバー39がステアリングハンドル3
5の右脇に前後揺動操作可能に備えられている。
【0028】運転ステップ26の右側前方には走行停止
用のペダル36が配備されており、このペダル36を踏
み込むことで、前記テンションクラッチ31を切り操作
してエンジン23から無段変速装置30への動力伝達を
断つとともに、ミッションケース内装のブレーキを操作
して走行系に制動をかけるようになっている。また、運
転ステップ26の右側後方には前車輪用のデフロックペ
ダル37が配備されており、このペダル37を踏み込む
ことで、左右の前車輪1に対するデフ装置をデフロック
し、左右の前車輪1を等速で駆動することができるよう
になっている。また、運転座席28の右脇には苗植付け
装置6を昇降する油圧シリンダ4を操作する昇降用レバ
ー38が配備されている。
【0029】走行機体3の前端部には、パイプ材をアー
チ形に屈曲して形成した押え込みアーム41がその基端
部の支点aを中心に前後に起伏揺動可能に装着されると
ともに、この押え込みアーム41の上端部に、前記線引
きマーカ15で形成した走行基準線に対する照準となる
センターマスコット42が装着されている。また、機体
前部の左右には、予備苗を積載収容しておく予備苗のせ
台43が立設配備されている。
【0030】この押え込みアーム41は、前方へ大きく
突出する作用姿勢と起立格納姿勢とに亘る一定範囲で起
伏揺動可能に枢支されるとともに、その枢支基部に与え
られた摩擦によって任意の揺動位置で摩擦保持すること
も可能となっており、畦越えや運搬車両の荷台への田植
機の積み下ろしなどにおいて、走行機体3を微速で走行
させながら作業者が地上に降りて操縦する場合に、前方
に大きく倒して作用姿勢に倒して使用する。作用姿勢に
倒伏された押え込みアーム41を地上の作業者が押え込
むことで、機体前部が浮上るのを阻止することができる
とともに、押え込みアーム41を左右に振って機体を引
きずることで多少は機体の向きを強制的に修正すること
もできる。
【0031】上記のように構成された乗用田植機におい
て、本発明では、作業車の車輪の一例である前記前車輪
1と後車輪2を以下のように構成しており、前車輪1お
よび後車輪2の詳細な構造を以下に説明する。
【0032】図3〜図5に示すように、前記ミッション
ケース21から左右に延出された前車軸ケース部21a
の端部に、ステアリングハンドル35の回動操作によっ
て縦向き軸心(キングピン軸心)P周りに回動される回
動ケース51が装着され、この回動ケース51に駆動回
動自在に水平支承した車軸52に前車輪1が脱着自在に
ボルト連結されている。
【0033】この前車輪1は、一枚の金属板を円板状に
打ち抜きプレス成形したホイール本体53の外周縁を全
周に亘って外側方に屈曲して環状屈曲部53aを形成
し、この環状屈曲部53aにゴム製のタイヤ部54を焼
き付け形成し、また、ホイール本体53の中心部位に、
車輪内面がわに向けて突出する車軸連結部53bを膨出
成形したディスク型の車輪に構成されており、前記車軸
52の端部に一体形成したフランジ部52aの外端面に
車軸連結部53bを同芯状に当て付けて、車軸連結部5
3bに形成した連結孔55に3本のボルト56を挿通し
て締付け連結するようになっている。なお、前記タイヤ
部54には、周方向に等ピッチで小幅の直進用ラグ54
aが形成されるとともに、直進用ラグ1個おきにタイヤ
幅と同幅の推進ラグ54bが形成されている。
【0034】ホイール本体53は、全体には若干外方に
膨れた湾曲面をなすよう形成され、かつ、車軸連結部5
3bと外周部とに亘る6本の放射状プレスリブ57が外
向きに膨出形成されるとともに、車軸連結部53bとタ
イヤ部54との間において、放射状プレスリブ57群を
繋ぐ環状プレスリブ58が外向きに膨出形成され、もっ
て、1枚の金属板からなるホイール本体53の剛性が高
いものに構成されている。なお、6本の放射状プレスリ
ブ57のうちの一つおきの3本は、前記連結孔55と同
位相に設けられている。
【0035】図6〜図10に示すように、前記後部伝動
ケース25の左右両端には減速ケース部25aが連結さ
れ、この減速ケース部25aの下端部に水平支承された
車軸61に後車輪2が脱着自在に連結されている。
【0036】この後車輪2は、車軸連結ハブ62と丸パ
イプ製のだリム部63とをパイプ材からなる3本のスポ
ーク64で溶接連結し、リム部63にゴム製のタイヤ部
65を焼き付け形成したスポーク型の車輪に構成されて
おり、前記車軸61の端部に一体形成したフランジ部6
1aの外端面に車軸連結ハブ62を同芯状に当て付け
て、車軸連結ハブ62に形成した連結孔66に3本のボ
ルト67を挿通して締付け連結するようになっている。
なお、前記タイヤ部65には、周方向に等ピッチで小幅
の直進用ラグ65aが形成されるとともに、直進用ラグ
2個おきにタイヤ幅より幅広の推進ラグ65bが形成さ
れている。
【0037】前記車軸連結ハブ62は、一枚の金属板を
円盤状に打ち抜きプレス成形したものであり、その中心
部位には車軸61のフランジ部61aにボルト連結する
車軸連結部62aが、車輪内面がわに向けて円形に隆起
するよう膨出成形されるとともに、この車軸連結部62
aの周りに偏平な外周部62bが環状に形成され、さら
に、車軸連結ハブ62の外周縁が車輪内面がわに起立さ
れて環状の周壁部62cが形成されている。また、この
周壁部62cの周方向3個所にはスポーク係入用の切欠
き凹部68が形成されている。
【0038】他方、前記スポーク64の車輪中心側はプ
レス加工されて、所定長さの偏平プレス部64bが形成
されるとともに、この偏平プレス部64bは、プレスさ
れていないパイプ状主部64aの車輪外面がわの端面と
面一になるよう、つまり、車軸連結ハブ62側に偏位し
て形成されている。そして、スポーク64における偏平
プレス部64bとパイプ状主部64aとの境目の半プレ
ス部分64cを車軸連結ハブ64における周壁部62c
の切欠き凹部68に係入するとともに、偏平プレス部6
4bを車軸連結ハブ62における外周部62bおよび車
軸連結部62aの隆起周面sに当て付けた状態で、偏平
プレス部64bおよび半プレス部とが車軸連結ハブ62
の内外面に図中w部位においてに溶接固定されている。
【0039】このように、スポーク64の偏平プレス部
64bを車輪外面がわに偏らせることで、後部伝動ケー
ス25の減速ケース部25aの下部との間隔cが広いも
のとなり、ここへの石や異物のかみこみが防止されるよ
うになっている。
【0040】〔別実施形態〕 (1)前車輪1に用いたディスク型の車輪において、例
えば車輪径が大きい場合などには、環状プレスリブ58
を2本以上形成して実施することもできる。 (2)図11に示すように、前車輪1に用いたディスク
型の車輪を、放射状プレスリブ57のみを形成したもの
として実施することもできる。 (3)特に大きい荷重のかかるディスク型の車輪におい
ては、ホイール本体53を2枚の金属円板を中空状に重
合連結した中空ディスク車輪にするとともに、ホイール
本体53の内外面を構成する2枚の金属板の少なくとも
一方に、前記放射状プレスリブ57のみ、あるいは、放
射状プレスリブ57と環状プレスリブ58を形成して実
施することもできる。 (4)本発明に係る車輪は田植機に代表される水田用の
作業車に特に有効に利用できるが、これ以外の作業車、
例えば畑作用の各種の移植機や収穫機、あるいは、小型
のトラクタや草刈機などに利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図
【図2】乗用田植機の全体平面図
【図3】前車輪の縦断正面図
【図4】前車輪の側面図
【図5】図4におけるAー A断面図
【図6】後車輪の縦断正面図
【図7】後車輪の側面図
【図8】後車輪のスポーク組付け状態を示す車輪外側か
ら見た側面図
【図9】後車輪のスポーク連結部を示す車輪内側から見
た側面図
【図10】後車輪のスポーク連結部の要部を拡大した縦
断正面図
【図11】別実施形態の前車輪を示す側面図
【図12】スポーク型車輪の比較構造例を示す縦断正面
【符号の説明】
53 ホイール本体 53b 車軸連結部 57 放射状プレスリブ 58 環状プレスリブ 62 車軸連結ハブ 62a 車軸連結部 62b 外周部 62c 周壁部 63 リム部 64 スポーク 64a パイプ状主部 64b 扁平プレス部 68 切欠き凹部
フロントページの続き (72)発明者 奥山 幹夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板からなるホイール本体の中心部に
    車軸連結部を形成するとともに、前記ホイール本体に、
    前記車軸連結部と外周部とに亘る複数本の放射状プレス
    リブを形成してあることを特徴とする作業車の車輪。
  2. 【請求項2】 複数本の前記放射状プレスリブを環状プ
    レスリブで車輪周方向に繋いである請求項1記載の作業
    車の車輪。
  3. 【請求項3】 前記ホイール本体を一枚の金属板で構成
    してある請求項1または2に記載の作業車の車輪。
  4. 【請求項4】 車軸連結ハブと外周リムとをパイプ材か
    らなる複数本のスポークで連結した作業車の車輪であっ
    て、 前記車軸連結ハブを板材でディスク状に構成するととも
    に、この車軸連結ハブの中心側部位に、車輪内面がわに
    向けて隆起する車軸連結部を膨出形成し、前記スポーク
    の車輪中心側部分に偏平プレス部を形成し、前記車軸連
    結ハブにおける外周部の内側面に前記偏平プレス部を当
    て付けて連結するとともに、この偏平プレス部を正面視
    でスポークのパイプ状主部に対して車軸連結ハブ側に偏
    位させてあることを特徴とする作業車の車輪。
  5. 【請求項5】 前記車軸連結ハブの外周縁部に、車輪内
    面がわに向けて起立する周壁部を連設し、この周壁部に
    形成した切欠き凹部に前記スポークを係入してある請求
    項4記載の作業車の車輪。
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