JP2003225145A - 育児器具 - Google Patents

育児器具

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JP2003225145A JP2002027972A JP2002027972A JP2003225145A JP 2003225145 A JP2003225145 A JP 2003225145A JP 2002027972 A JP2002027972 A JP 2002027972A JP 2002027972 A JP2002027972 A JP 2002027972A JP 2003225145 A JP2003225145 A JP 2003225145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 育児領域に対して揺動機構および昇降機構を
備える育児器具において、揺動機構および昇降機構を安
全に操作することが可能な育児器具を提供する。 【解決手段】 揺動ロックボタン213を、矢印P方向
に移動させ、第1の位置から第2の位置へ移動させる。
これにより、係合片214が、ロックプレート402,
403の間に形成される空間Sに入り込み、ベッド部2
00の揺動が禁止される状態が選択される。ロックレバ
ー210をU1方向に回転させ、第4の位置から第3の
位置に移動させる。これにより、当接片211によりロ
ッド501をD方向に押し下げることになる。その結
果、ロックブロック510がS方向に移動し、ロックピ
ン513,514が係合孔4aから引抜かれ、ロックピ
ン513,514によるロック状態が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新生児期、乳児
期および幼児期における赤ちゃんの育児器具に関し、よ
り特定的には、育児器具の昇降機構と揺動機構との構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】赤ちゃんの育児を行なうために、ベッド
部や座部等の育児領域を備える育児器具には、育児領域
を支持するための脚部が設けられる。また、赤ちゃんに
心地好さを与えるため、脚部に対して育児領域を揺動可
能とするための揺動機構や、床面に対する育児領域の高
さを調節するための昇降機構等が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、揺動機構、昇
降機構等は、いずれも育児器具には必要な機構である
が、操作の容易性、安全性の観点からは、昇降機構の操
作時には揺動機構は機能しないほうが好ましい。
【0004】したがって、この発明の目的は、育児領域
に対して揺動機構および昇降機構を備える育児器具にお
いて、揺動機構および昇降機構を安全に操作することが
可能な育児器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に基いた育児器具においては、赤ちゃんを育児す
るための育児領域と、上記育児領域を支持するための脚
部と、上記脚部に対して上記育児領域を揺動させるため
の揺動手段と、床面からの上記育児領域の高さ位置を調
節するための高さ位置調節手段とを備える育児器具であ
って、上記揺動手段は、上記育児領域の揺動を禁止する
ための揺動ロック手段を有し、上記高さ位置調節手段
は、上記育児領域の高さ位置を固定するための高さロッ
ク手段を有し、上記揺動ロック手段と上記高さロック手
段との間には、上記育児領域の揺動が許容状態にあると
きは、上記高さロック手段の操作を不可能とし、上記揺
動ロック手段により上記育児領域の揺動が禁止状態にあ
るときは、上記高さロック手段の操作を可能とする機構
が設けられる。
【0006】この機構を採用することにより、揺動ロッ
ク手段により育児領域の揺動が禁止状態にあるときにの
み、高さロック手段の操作を可能とすることにより、安
全に育児領域の高さ位置を調節することを可能としてい
る。一方、育児領域の揺動が許容状態にあるときは、高
さロック手段の操作を不可能とすることで、不注意にお
ける操作を防止し、事故等を未然に防止することを可能
とする。
【0007】上記機構の一例として、上記揺動ロック手
段は、上記揺動手段による育児領域の揺動を許容する第
1の位置と、上記育児領域の揺動を禁止する第2の位置
との間を移動可能に設けられ、上記高さロック手段は、
上記高さ位置調節手段による上記育児領域の高さ位置調
節を可能とする第3の位置と、上記高さ位置調節手段に
よる上記育児領域の高さ位置調節を禁止する第4の位置
との間を移動可能に設けられ、上記揺動ロック手段が第
1の位置にあるときは、上記高さロック手段の第4の位
置から第3の位置への移動を阻止し、上記揺動ロック手
段が第2の位置にあるときは、上記高さロック手段の第
4の位置から第3の位置への移動を許容する。
【0008】また、より好ましい態様としては、上記揺
動ロック手段は、押しボタン形式の揺動ロックボタンを
有し、上記高さロック手段は、上端側に回動中心を有す
る高さロックレバーを有し、上記揺動ロックボタンは上
記高さロックレバーの下方位置に配置され、上記育児領
域の揺動の禁止状態を選択するために、上記揺動ロック
ボタンを押し込むことにより、上記高さロック手段のロ
ック解除操作を可能とするために、上記高さロックレバ
ーを上方に向けて回動させるための操作スペースが形成
される。
【0009】これにより、高さロック手段のロック解除
操作を可能とする操作スペースが形成される状態におい
ては、育児領域の揺動の禁止状態を選択する状態が選択
され、また、育児領域の揺動が可能な状態においては、
操作スペースが形成されないため、高さロック手段のロ
ック解除操作を行なうことはできない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基づいた実施の形
態における育児器具の構造について、図1から図7を参
照して説明する。なお、以下の説明においては、育児器
具の一例としてハイロー&ベッドに適用した場合につい
て説明する。なお、図1は、本実施の形態におけるハイ
ロー&ベッドの全体構造を示す全体斜視図であり、図2
は、本実施の形態におけるハイロー&ベッドに適用され
る揺動機構400の構造を示す図であり、図3は、本実
施の形態におけるハイロー&ベッドに適用される昇降機
構500の構造を示す図であり、図4〜図7は、揺動機
構400および昇降機構500による揺動および昇降の
動作関連を示す図である。
【0011】(ハイロー&ベッドの概略構造)まず、図
1を参照して、本実施の形態におけるハイロー&ベッド
の概略構造について説明する。このハイロー&ベッド
は、赤ちゃんを育児するための育児領域を構成するベッ
ド部200と、このベッド部200を下方側から支持す
るための支持部材を構成する脚部100とを有する。な
お、図示においては、ベッド部200はベッド状態のみ
を示しているが、背もたれ部を起こすことにより、座席
状態にする機構を適用することも可能である。
【0012】次に、脚部100の概略構成について説明
する。なお、図1においては、脚部100の構造が明確
になるように、ベッド部200については、一部2点鎖
線で図示している。脚部100は、所定の間隔を隔てて
左右1対に設けられる、上方に凸となる湾曲形状を有す
る下部フレーム1,2と、この下部フレーム1,2から
上方に延びるように設けられる支柱3,4と、左右に位
置する下部フレーム1,2を横方向に連結する下部連結
フレーム9,10とを備える。支柱3,4には、ベッド
部200を支持し、ベッド部200の床面からの高さ位
置を調節するため、上下方向に移動可能な摺動支柱5,
6が設けられ、昇降機構500を構成する。また、ベッ
ド部200を前後方向に揺動させるための揺動機構40
0も設けられている。この揺動機構400および昇降機
構500の詳細については、後述する。
【0013】下部フレーム1,2の両端部には、転動体
としてのキャスタ8がそれぞれ設けられている。また、
支柱3,4の下端部近傍には、このハイロー&ベッドの
移動を阻止するためのストッパ機構300Aおよび30
0Bが設けられている。
【0014】ベッド部200は、赤ちゃんを下面側から
支持する背面部201と、頭部を保護するヘッドガード
202、上半身の側部を保護するアッパガード204、
下半身領域を保護するロアーガード205とを備え、ア
ッパガード204とロアーガード205との両側面の外
側には、操作壁203がそれぞれ設けられている。この
操作壁203のカバー203Aには、ベッド部200の
昇降操作を可能にする高さロックレバー210と、高さ
ロックレバー210の下方に配置され、ベッド部200
の揺動を禁止するための揺動ロックボタン213と、揺
動ロックボタン213の解除ボタン215が設けられて
いる。なお、この高さロックレバー210、揺動ロック
ボタン213、および、解除ボタン215の詳細につい
ては後述する。
【0015】(揺動機構400の構成)次に、図2を参
照して、揺動機構400の構成について説明する。この
揺動機構400は、操作壁203の内部に設けられ、図
2は、カバー203Aを取外した内部構造を示してい
る。摺動支柱5,6のいずれにも同様の機構が設けられ
ているが、ここでは、摺動支柱6に設けられる揺動機構
400の構造について説明する。
【0016】摺動支柱6の上端部には、リンクバー支持
プレート401が固定されている。リンクバー支持プレ
ート401は、摺動支柱6の両側の下方に張り出すウイ
ングプレート401a,401bを有している。このウ
イングプレート401a,401bの下端部には、紙面
垂直方向に延びるロックプレート402,403が設け
られている。ロックプレート402,403の間には、
所定の空間Sが形成されている。
【0017】また、ウイングプレート401aには、逆
ハット形状(凹形状)の第1リンクバー404の一端4
06が回転可能に軸支持されている。第1リンクバー4
04の他端は、摺動支柱5に同様に設けられるウイング
プレートに、回転可能に軸支持される(図示省略)。第
1リンクバー404の下辺部408は、揺動プレート2
03aの下端に設けられた、スリット410a〜410
eのいずれかに嵌められる(図においては、下辺部40
8はスリット410aに嵌められている)。
【0018】同様に、ウイングプレート401bには、
逆ハット形状(凹形状)の第2リンクバー405の一端
407が回転可能に軸支持されている。第2リンクバー
405の他端は、摺動支柱5に同様に設けられるウイン
グプレートに、回転可能に軸支持される(図示省略)。
第2リンクバー405の下辺部409は、揺動プレート
203aの下端に設けられた、凹部411a,411b
のいずれかに嵌められる(図においては、下辺部409
は凹部411aに嵌められている)。なお、操作壁20
3のカバー203Aは、揺動プレート203aに固定さ
れる。
【0019】揺動機構400の動作については、第1リ
ンクバー404および第2リンクバー405により揺動
プレート203aを含むベッド部200が、下辺部40
8,409を支持支点にして保持されることにより、図
中矢印に示す方向に(ベッド部200の前後方向)に揺
動可能となる。なお、揺動プレート203aに対して、
下辺部408,409の位置を適宜変更することによ
り、ベッド部200の揺動形態を変更することができ、
たとえば、第1リンクバー404と第2リンクバー40
5を平行に配置することで、ベッド部200は水平状態
を維持しながら揺動し、第1リンクバー404と第2リ
ンクバー405をハの字状に配置することで、ベッド部
200が曲面を描くように揺動する。なお、摺動支柱6
の中には、昇降機構500を構成するロッド501が設
けられているが、これについては、後述の昇降機構50
0において説明する。
【0020】(昇降機構500の構成)次に、図3を参
照して、昇降機構500の構成について説明する。な
お、図3(a)は、図2中のIII線矢視に対応する断
面図であり、図3(b)は、支柱4および摺動支柱6を
内側から見た図である。なお、反対側の支柱3および摺
動支柱5に設けられる昇降機構も、同じ構造を有してい
る。
【0021】まず、支柱4内に摺動支柱6は上下方向に
摺動可能に収容され、摺動支柱6の上部領域は、支柱4
から突出するように設けられている。摺動支柱6の下端
部には、ベッド部200の昇降動作を容易にするため、
摺動支柱6を上方に向けて付勢するコイルバネ520が
配置されている。
【0022】摺動支柱6の内部には、上方が摺動支柱6
の上部から突出するロッド501がと、このロッド50
1の下端に取付けられる門型のガイド部材502と、こ
のガイド部材502の内部に設けられるロックブロック
510とが設けられている。また、ガイド部材502と
ロックブロック510との間には、ガイド部材502を
上方に付勢するコイルバネ515が配置されている。
【0023】ロックブロック510の内面側には、高さ
方向の異なる位置に、ロックピン513,514が設け
られ、摺動支柱6には、このロックピン513,514
を通過させるための孔6aが設けられ、また、支柱4に
は、このロックピン513,514が係合することによ
り、ベッド部200の昇降位置を適宜変更可能とするた
めの、係合孔4aが縦方向に複数設けられている。この
係合孔4aは、紙面左側に向かって傾斜する長孔が採用
されているが、これは、摺動支柱6を長孔の傾斜下方側
に付勢することにより、摺動支柱6の支柱4内での振れ
を防止するためである(がたつき防止)。
【0024】また、ロックブロック510のロックピン
513,514が設けられる面に対して90度回転した
面には、紙面垂直方向に延びるガイドピン511,51
2が設けられ、ガイド部材502には、このガイドピン
511,512を受け入れるガイド孔503,504が
形成されている。このガイド孔503,504は、ロッ
クピン513,514から遠ざかるにしたがって徐々に
上方に向かって傾斜する長孔形状を有している。
【0025】ここで、操作壁203に設けられる高さロ
ックレバー210、揺動ロックボタン213、および、
解除ボタン215の構造、揺動機構400のロックプレ
ート403(402)およびロッド501に対する、高
さロックレバー210、揺動ロックボタン213、およ
び、解除ボタン215の配置関係について説明する。
【0026】揺動ロックボタン213は、ベッド部20
0の揺動の禁止状態または許容状態を選択するためもの
であり、高さロックレバー210は、ベッド部200の
高さ位置調節の禁止状態または許容状態を選択するため
ものである。
【0027】揺動ロックボタン213は、押しボタン形
式からなり、図3に示す第1の位置と、図4に示す第2
の位置との間を移動可能に設けられている。揺動ロック
ボタン213が第1の位置に位置する場合には、ベッド
部200は揺動可能な状態にあり、揺動ロックボタン2
13が第2の位置に位置する場合には、揺動ロックボタ
ン213の先端部に設けられる係合片214が、ロック
プレート402,403の間に形成される空間Sに入り
込むことにより、係合片214がロックプレート40
2,403に当接する状態となり、ベッド部200の揺
動が禁止される状態となる。なお、揺動ロックボタン2
13は、回転中心216を有し、この回転中心216の
反対側には、解除ボタン215が設けられる。したがっ
て、揺動ロックボタン213が第2の位置に位置する場
合において、解除ボタン215を押し込むことにより、
揺動ロックボタン213は第1の位置に復帰することに
なる。
【0028】次に、高さロックレバー210は、その上
端側に回転中心212を有し、この回転中心212の反
対側に、当接片211が設けられている。高さロックレ
バー210は、図3および図4に示す第3の位置と、図
5に示す第4の位置との間を移動可能に設けられてい
る。高さロックレバー210が第3の位置に位置する場
合には、ベッド部200の高さ調節が禁止される状態で
あり、高さロックレバー210が第4の位置に位置する
場合には、ベッド部200の高さ調節が許容される状態
となる。
【0029】(揺動機構400と昇降機構500とのロ
ック動作、およびロック解除動作)次に、上記構成から
なる揺動機構400と昇降機構500とのロック動作、
およびロック解除動作について、図3から図6を参照し
て説明する。まず、図3に示す状態は、揺動ロックボタ
ン213が第1の位置に位置し、ロックレバー210が
第4の位置に位置する。この状態においては、ベッド部
200の揺動動作が許容され、高さ調節が禁止される。
なお、ロックレバー210の下方に揺動ロックボタン2
13が設けられているため、揺動ロックボタン213が
第1の位置に位置する場合、ロックレバー210を第4
の位置から第3の位置へ移動させる操作はできない。
【0030】次に、図4を参照して、揺動ロックボタン
213を、矢印P方向に移動させ、第1の位置から第2
の位置へ移動させる。これにより、係合片214が、ロ
ックプレート402,403の間に形成される空間Sに
入り込み、ベッド部200の揺動が禁止される状態が選
択される。このとき、ロックレバー210の下方には、
揺動ロックボタン213が移動した結果、操作空間Aが
形成されることになる。
【0031】次に、図5を参照して、操作空間Aが形成
されることにより、ロックレバー210の操作が可能と
なる。よって、ロックレバー210をU1方向に回転さ
せ、第4の位置から第3の位置に移動させる。これによ
り、当接片211によりロッド501をD方向に押し下
げることになる。その結果、ロックブロック510がS
方向に移動し、ロックピン513,514が係合孔4a
から引抜かれ、ロックピン513,514によるロック
状態が解除されることになる。
【0032】これにより、図6に示すように、支柱4に
対して、摺動支柱6を上下方向に摺動させることが可能
になり、ベッド部200の昇降位置を適宜変更可能とな
る。その後、図7を参照して、ベッド部200の昇降位
置を選択した後、解除ボタン215をB3方向に押し込
むことにより、揺動ロックボタン213が第2の位置か
ら第1の位置に移動し(B4方向)、さらに、ロックレ
バー210を第3の位置から第4の位置へ移動させる
(B2方向)。これにより、揺動が許容され、高さ調節
が禁止される状態となる。
【0033】なお、ガイド部材502は常にコイルバネ
515により上方(B1方向)に付勢されている結果、
ロッド501も上方に付勢されていることになる。その
ため、ロックレバー210の第3の位置へ移動させる力
を解除すると、ロッド501によりロックレバー210
は第3の位置から第4の位置へ移動させられることにな
る。
【0034】(作用効果)以上、本実施の形態における
ハイロー&ベッドによれば、揺動ロック手段によりベッ
ド部200の揺動が禁止状態にあるときにのみ、高さロ
ック手段の操作を可能とすることにより、安全にベッド
部200の高さ位置を調節することを可能としている。
一方、ベッド部200の揺動が許容状態にあるときは、
高さロック手段の操作を不可能とすることで、不注意に
おける操作を防止し、事故等を未然に防止することを可
能とする。
【0035】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではない。本発明の範
囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって画
定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
【0036】
【発明の効果】本発明に基づいた育児器具によれば、揺
動機構および昇降機構を安全に操作することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるハイロー&ベッドの全
体構造を示す全体斜視図である。
【図2】 本実施の形態におけるハイロー&ベッドに適
用される揺動機構400の構造を示す図である。
【図3】 本実施の形態におけるハイロー&ベッドに適
用される昇降機構500の構造を示す図である。
【図4】 揺動機構400および昇降機構500による
揺動および昇降の動作関連を示す第1図である。
【図5】 揺動機構400および昇降機構500による
揺動および昇降の動作関連を示す第2図である。
【図6】 揺動機構400および昇降機構500による
揺動および昇降の動作関連を示す第3図である。
【図7】 揺動機構400および昇降機構500による
揺動および昇降の動作関連を示す第4図である。
【符号の説明】
1,2 下部フレーム、3,4 支柱、4a 係合孔、
5,6 摺動支柱、6a 孔、8 キャスタ、9,10
下部連結フレーム、100 脚部、200ベッド部、
201 背面部、202 ヘッドガード、204 アッ
パガード、205 ロアーガード、203 操作壁、2
03A カバー、210 高さロックレバー、213
揺動ロックボタン、215 解除ボタン、300A,3
00Bストッパ機構、400 揺動機構、401 リン
クバー支持プレート、401a,401b ウイングプ
レート、402,403 ロックプレート、404第1
リンクバー、406,407 一端、408,409
下辺部、203a揺動プレート、410a〜410e
スリット、405 第2リンクバー、411a,411
b 凹部、500 昇降機構、501 ロッド、502
ガイド部材、503,504 ガイド孔、510 ロ
ックブロック、511,512 ガイドピン、513,
514 ロックピン、515,520 コイルバネ、S
空間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤ちゃんを育児するための育児領域と、
    前記育児領域を支持するための脚部と、前記脚部に対し
    て前記育児領域を揺動させるための揺動手段と、床面か
    らの前記育児領域の高さ位置を調節するための高さ位置
    調節手段と、を備える育児器具であって、 前記揺動手段は、前記育児領域の揺動を禁止するための
    揺動ロック手段を有し、 前記高さ位置調節手段は、前記育児領域の高さ位置を固
    定するための高さロック手段を有し、 前記揺動ロック手段と前記高さロック手段との間には、
    前記育児領域の揺動が許容状態にあるときは、前記高さ
    ロック手段の操作を不可能とし、前記揺動ロック手段に
    より前記育児領域の揺動が禁止状態にあるときは、前記
    高さロック手段の操作を可能とする機構が設けられる、
    育児器具。
  2. 【請求項2】 前記揺動ロック手段は、前記揺動手段に
    よる育児領域の揺動を許容する第1の位置と、前記育児
    領域の揺動を禁止する第2の位置との間を移動可能に設
    けられ、 前記高さロック手段は、前記高さ位置調節手段による前
    記育児領域の高さ位置調節を可能とする第3の位置と、
    前記高さ位置調節手段による前記育児領域の高さ位置調
    節を禁止する第4の位置との間を移動可能に設けられ、 前記揺動ロック手段が第1の位置にあるときは、前記高
    さロック手段の第4の位置から第3の位置への移動を阻
    止し、前記揺動ロック手段が第2の位置にあるときは、
    前記高さロック手段の第4の位置から第3の位置への移
    動を許容する、請求項1に記載の育児器具。
  3. 【請求項3】 前記揺動ロック手段は、押しボタン形式
    の揺動ロックボタンを有し、 前記高さロック手段は、上端側に回動中心を有する高さ
    ロックレバーを有し、 前記揺動ロックボタンは前記高さロックレバーの下方位
    置に配置され、前記育児領域の揺動の禁止状態を選択す
    るために、前記揺動ロックボタンを押し込むことによ
    り、前記高さロック手段のロック解除操作を可能とする
    ために、前記高さロックレバーを上方に向けて回動させ
    るための操作スペースが形成される、請求項2に記載の
    育児器具。
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