JP2003223703A - 磁気ストライプ処理装置及びプリンタ - Google Patents

磁気ストライプ処理装置及びプリンタ

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JP2003223703A
JP2003223703A JP2002020141A JP2002020141A JP2003223703A JP 2003223703 A JP2003223703 A JP 2003223703A JP 2002020141 A JP2002020141 A JP 2002020141A JP 2002020141 A JP2002020141 A JP 2002020141A JP 2003223703 A JP2003223703 A JP 2003223703A
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end position
magnetic stripe
medium
magnetic
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Yasuhiro Morimoto
泰弘 森本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ストライプに対するリード/ライト処理の
時間を短縮する磁気ストライプ処理装置及びそれを有す
るプリンタを提供する。 【解決手段】磁気ストライプ処理装置内部に吸入された
媒体の両端の位置を検出し、媒体に付された磁気ストラ
イプに対するリード/ライト処理する磁気ヘッドをその
可動範囲の一端から他端までの全範囲を移動させず、媒
体の位置する範囲に応じて、その移動範囲を制限するの
で、移動距離が短縮され、磁気ヘッドの無駄な移動がな
くなるので、処理時間の短縮を図ることができる。ま
た、磁気ヘッドをホームポジションに戻す前に、終了情
報が出力されるので、磁気ストライプ処理装置に接続す
る上位装置に通知されるので、上位装置は、磁気ヘッド
がホームポジションに戻る前であっても、次のコマンド
を送信することができるようになり、磁気ストライプ処
理全体の処理時間の短縮に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体に付された磁
気ストライプ(Magnetic Stripe)に対するデータのリ
ード/ライト処理を実行する磁気ストライプ処理装置及
びプリンタに関し、特に、媒体の幅より広い幅を有する
受け入れ口に対して、任意の位置に置かれた媒体を搬送
し、その搬送される方向と直交する方向に位置付けられ
た磁気ストライプに対して、当該方向に可動な磁気ヘッ
ドによりデータのリード/ライト処理を実行する磁気ス
トライプ処理装置及びプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関は、磁気ストライプが付された
通帳などの媒体に印字するための印字装置(プリンタ)
を利用している。このプリンタは、通常、媒体に付され
た磁気ストライプにデータをライトしたり、磁気ストラ
イプにライトされたデータをリードする磁気ストライプ
リード/ライト機能も備え、磁気ストライプ処理装置を
構成する。以下、本明細書では、プリンタを例に、本発
明における磁気ストライプ処理装置について説明する。
【0003】プリンタは、異なる形態の複数種類の媒体
を取り扱い可能であって、オペレータがプリンタの媒体
受け入れ口の任意の位置に媒体をセットできるいわゆる
セットフリータイプのプリンタである。セットフリータ
イプのプリンタの媒体受け入れ口の幅は、取り扱い可能
な媒体のうちの最大幅を有する媒体の幅を有し、オペレ
ータは、その幅より小さい幅の媒体については、例え
ば、媒体の端を受け入れ口の端に合わせるように媒体を
セットする必要はなく、受け入れ口の任意の位置に媒体
をセットすることができる。
【0004】図9は、プリンタにセットされた媒体の搬
送方向、媒体に付された磁気ストライプの配置、及び磁
気ヘッドの移動方向についての関係を示す模式図であ
る。図9に示されるように、第1の方向D1に延びる受
け入れ口1の幅L1は、媒体2の幅L2より広く、受け
入れ口1にセットされた媒体は、第1の方向と直交する
第2の方向D2に搬送され、プリンタ内部に吸入され
る。このとき、媒体2は、それに付される磁気ストライ
プ3が、第1の方向D1になるようにセットされ、搬送
される。
【0005】プリンタ内部に配置される磁気ヘッド4
は、第1の方向D1に可動であって、その移動範囲は、
受け入れ口1の幅L2に対応する。そして、磁気ヘッド
4は、吸入された磁気ストライプ3に対し、第1の方向
D1に移動しながら、データのライト(書き込み)やデ
ータのリード(読み込み)を実行する。
【0006】さらに、プリンタは、第1の方向D1に可
動な印字ヘッド5を有し、吸入された媒体に対する印字
を行う。印字ヘッド5は、反射型光センサなどで構成さ
れる位置センサ6を備え、位置センサ6を第1の方向D
1に移動させることで、媒体の端を検出することができ
る。
【0007】磁気ヘッド4及び印字ヘッド5は、例え
ば、可動範囲における一方の端位置(図9では左端)を
基準位置(ホームポジション)とし、印字ヘッド5に備
えられた位置センサ6により、媒体の左端位置を検出し
てからホームポジションから媒体の左端位置まで移動
し、そこからデータのリード/ライト処理を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、位置センサ6により、搬送された媒体の左端位置し
か検出していないため、次のような問題があった。すな
わち、媒体の右端位置を検出しておらず、その位置が不
明なため、磁気ヘッドを、媒体の左端位置から第1の方
向D1方向に移動させながら、リード/ライト処理を開
始すると、媒体の右端位置を超えて、磁気ヘッドの可動
範囲の右端位置まで移動させていた。従って、媒体の右
端位置を過ぎても、磁気ヘッドが移動するので、磁気ヘ
ッドの無駄な移動がある。
【0009】また、磁気ヘッドがその可動範囲の右端位
置まで移動した後、逆方向に移動して、ホームポジショ
ンに戻るまで、上位装置に終了情報が通知されないの
で、上位装置からの次のコマンドの出力が遅れるという
問題があった。
【0010】さらに、リード/ライト処理にエラーが発
生した場合でも、ホームポジションに戻ってから、再
度、同じ処理をやり直すので、処理時間が遅いという問
題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、磁気ストライプ
に対するリード/ライト処理の時間を短縮する磁気スト
ライプ処理装置及びそれを有するプリンタを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の磁気ストライプ処理装置の構成は、第1の方
向に媒体の幅より広い幅を有する受け入れ口と、前記受
け入れ口に対して、任意の位置に置かれた前記媒体を、
前記第1の方向と直交する第2の方向に搬送する搬送手
段と、前記第1の方向に少なくとも前記受け入れ口の幅
に対応する長さ分可動であって、前記媒体に対して前記
第1の方向に付される磁気ストライプに少なくともデー
タを記録する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを駆動する
駆動手段と、前記媒体の幅の両端に対応する前記第1の
方向における第1の端位置及び第2の端位置を検出する
検出手段とを備え、前記駆動手段は、所定の基準位置に
位置する前記磁気ヘッドを、前記第1の端位置から所定
距離にある磁気ストライプの端位置に移動させ、さら
に、当該端位置から前記第2の端位置まで移動させなが
ら、前記磁気ヘッドにより磁気ストライプに対するデー
タのリード又はライト処理を実行し、前記第2の端位置
に到達後、前記第2の端位置から前記基準位置に戻すこ
とを特徴とする。
【0013】本構成により、磁気ストライプ処理装置内
部に吸入された媒体の両端の位置を検出し、媒体に付さ
れた磁気ストライプに対するリード/ライト処理する磁
気ヘッドをその可動範囲の一端から他端までの全範囲を
移動させず、媒体の位置する範囲に応じて、その移動範
囲を制限するので、移動距離が短縮され、磁気ヘッドの
無駄な移動がなくなるので、処理時間の短縮を図ること
ができる。
【0014】さらに好ましくは、上記磁気ストライプ処
理装置は、上位装置からのコマンドを受信し、当該コマ
ンドに基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段を有
し、前記駆動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位
置に到達後、前記第2の端位置から前記基準位置に前記
磁気ヘッドを戻す前に、前記制御手段に、終了情報を通
知することを特徴とする。
【0015】これにより、磁気ヘッドをホームポジショ
ンに戻す前に、終了情報が出力されるので、磁気ストラ
イプ処理装置に接続する上位装置に通知されるので、上
位装置は、磁気ヘッドがホームポジションに戻る前であ
っても、次のコマンドを送信することができるようにな
り、磁気ストライプ処理全体の処理時間の短縮に寄与す
る。
【0016】また、上記本発明の磁気ストライプ処理装
置を含むプリンタが提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0018】図1は、本発明の実施の形態における磁気
ストライプ処理装置を構成するプリンタの概略外観図で
ある。プリンタは、その内部に磁気ヘッド及び印字ヘッ
ドを備え(図示せず)、接続する上位装置(図示せず)
からのコマンドに従って、受け入れ口1から内部に吸入
された媒体に付された磁気ストライプ(MS)のリード
/ライト及び記帳などの処理を実行する。なお、磁気ヘ
ッド、印字ヘッド及び磁気ストライプの位置関係及び移
動方向は、図9と同様である。ここで、再度、図9を参
照して説明する。第1の方向D1に延びる受け入れ口1
の幅L1は、媒体2の幅L2より広く、受け入れ口1に
セットされた媒体は、第1の方向と直交する第2の方向
D2に搬送され、プリンタ内部に吸入される。このと
き、媒体2は、それに付される磁気ストライプ3が、第
1の方向D1になるようにセットされ、搬送される。
【0019】プリンタ内部に配置される磁気ヘッド4
は、第1の方向D1に可動であって、その可動範囲は、
受け入れ口1の幅L1に対応する。そして、磁気ヘッド
4は、吸入された磁気ストライプ3に対し、第1の方向
D1に移動しながら、データの記録(書き込み)やデー
タの読み出しを実行する。
【0020】さらに、第1の方向D1に可動な印字ヘッ
ド5は、吸入された媒体に対する印字を行う。磁気ヘッ
ド4及び印字ヘッド5は、例えば、可動範囲における一
方の端位置(図9では左端)を基準位置(ホームポジシ
ョン)とし、その位置から移動を開始する。また、印字
ヘッド5に設けられる位置センサ6を第1の方向D1に
移動させることで、媒体の端を検出することができる。
後述するように、本実施の形態例では、位置センサ6
は、媒体の両端の位置を検出する。
【0021】図2は、本発明の実施の形態におけるプリ
ンタの制御ブロック図である。プリンタは、媒体に付さ
れた磁気ストライプに対するリード/ライトを行う磁気
ヘッド4、印字のための印字ヘッド5、印字ヘッド5に
設けられる位置センサ6、媒体を搬送するローラ8、そ
れらを駆動する磁気ヘッド駆動部11、印字ヘッド駆動
部12、ローラ駆動部13、さらに、上位装置からのコ
マンドに基づいて各駆動部を制御する主制御部10を備
える。
【0022】図3は、本発明の実施の形態におけるプリ
ンタの第1の磁気ストライプ処理フローチャートであ
る。第1の磁気ストライプ処理は、磁気ストライプへの
データのライト処理(ベリファイなし)である。また、
図7(a)は、第1の磁気ストライプ処理に対応する磁
気ヘッドの移動を説明する図である。図7(a)を参照
しながら、図4に沿って説明する。なお、ベリファイ処
理のないライト処理の場合、ベリファイ(確認読込)処
理は、別途リード処理により行われてもよい。
【0023】図3において、プリンタ100の主制御部
10は、プリンタ100と接続する上位装置(コンピュ
ータ装置)200から、磁気ストライプへのライトコマ
ンドを受信すると(S100)、プリンタの主制御部1
0の制御に基づいて、ローラ駆動部13は、ローラ8を
駆動し、受け入れ口1にセットされた媒体をプリンタ内
部の所定位置まで吸入する(S101)。具体的には、
ローラ8は、媒体2の磁気ストライプ3が磁気ヘッド4
の可動範囲に位置づけされるように、受け入れ口1にセ
ットされた媒体2を搬送する。このとき、磁気ヘッド4
は、初期位置(ホームポジション)、すなわち、可動範
囲の左端(図7(a)の位置P1)に位置する。
【0024】続いて、主制御部10の制御に基づいて、
印字ヘッド駆動部12は、印字ヘッド5を第1の方向D
1に走査させ、印字ヘッド5に設けられた位置センサ6
により、媒体2の左端位置と右端位置を検出する(S1
02)。印字ヘッド5すなわち位置センサ6は、その可
動範囲の左端から右端まで移動し、その移動の間に、位
置センサ6は、媒体2の左右両端位置を検出する。
【0025】主制御部10は、磁気ヘッド駆動部11に
制御信号を送信し(S103)、磁気ヘッド駆動部11
は、その制御信号を受信すると(S104)、それに基
づいて、磁気ヘッドを以下に説明するように駆動する。
【0026】磁気ヘッド駆動部11は、まず、ホームポ
ジションP1に位置する磁気ヘッド4を磁気ストライプ
(MS)の左端位置P3(図7(a)参照)まで移動さ
せる(S105)。後に説明するように、磁気ストライ
プは、媒体に対する添付位置が規格化されており、添付
位置の媒体の左端及び下端からの距離は既知の情報であ
る。従って、上記ステップS102で検出した媒体の左
端位置P2と、既知である媒体の左端位置からの距離と
から、磁気ストライプの左端位置P3を求めることがで
きる。
【0027】磁気ヘッド駆動部11は、磁気ストライプ
左端位置P3から、磁気ヘッド4を第1の方向D1に移
動させながら、ライト処理を開始する(S106)。そ
して、磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4が、媒体
の右端位置P5に達すると(S107)、終了情報を主
制御部10に送信し(S108)、その後、磁気ヘッド
4を、媒体の右端位置P5から反対方向に移動させ、ホ
ームポジションP1に戻す(S109)。磁気ストライ
プは、その種類によってその長さが異なるので、磁気ス
トライプの右端位置P4は特定できないが、最大でも、
媒体の右端位置P5までである。従って、磁気ヘッド4
を媒体の右端位置P5まで移動させることで、磁気スト
ライプ全体へのライト処理は確保できる。そこで、本実
施の形態例では、媒体の右端位置P5を検出し、磁気ヘ
ッド4の移動を、可動範囲の右端位置P6まででなく、
その手前の媒体の右端位置P5までとする。これによ
り、磁気ヘッド4の移動距離が短縮され、すなわち、磁
気ヘッド4の無駄な移動が減り、処理時間の短縮を図る
ことができる。
【0028】また、磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッ
ド4をホームポジションP1に戻す前に、終了情報を主
制御部10に送信し、主制御部10は、それを上位装置
に通知するので、上位装置は、磁気ヘッド4がホームポ
ジションP1に戻る前であっても、次のコマンドを主制
御部10に送信することができるようになり、磁気スト
ライプ処理全体の処理時間の短縮に寄与する。
【0029】従来においては、磁気ヘッド駆動部11
は、磁気ヘッド4をホームポジションP1に戻してか
ら、終了情報を送信していたので、上位装置へ終了情報
の通知タイミングが比較的遅くなり、上位装置からの次
のコマンドの発信が遅れるという事態が生じていた。し
かしながら、上述の本実施の形態例のように、磁気ヘッ
ド駆動部11が、磁気ヘッド4をホームポジションP1
に戻す前に終了情報を送信することで、上位装置からの
次のコマンドの送信タイミングを早めることが可能とな
る。
【0030】図3に戻って、主制御部10は、終了情報
を受信すると(S110)、それを上位装置に通知し
(S111)、磁気ヘッド4がホームポジションに戻っ
たことを確認して(S112)、次のコマンド処理に移
行する。上述のように、従来は、この段階で、上位装置
に終了情報を通知し、上位装置からの次のコマンドを受
信していたが、本実施の形態例では、磁気ヘッド4がホ
ームポジションに戻ったのを確認するまでに、上位装置
から次のコマンドを受信することができ、ホームポジシ
ョンに戻ったのを確認後すぐに、次のコマンド処理に移
行することができるようになる。
【0031】図4は、本発明の実施の形態におけるプリ
ンタの第2の磁気ストライプ処理フローチャートであ
る。第2の磁気ストライプ処理は、磁気ストライプへの
データのライト処理(ベリファイあり)である。また、
図7(b)は、第2の磁気ストライプ処理に対応する磁
気ヘッドの移動を説明する図である。図7(b)を参照
しながら、図4に沿って説明する。
【0032】図4において、図3同様に、プリンタ10
0の主制御部10は、プリンタ100と接続する上位装
置(コンピュータ装置)200から、磁気ストライプへ
のライトコマンドを受信すると(S200)、プリンタ
の主制御部10の制御に基づいて、ローラ駆動部13
は、ローラ8を駆動し、受け入れ口1にセットされた媒
体をプリンタ内部の所定位置まで吸入する(S20
1)。
【0033】続いて、主制御部10の制御に基づいて、
印字ヘッド駆動部12は、印字ヘッド5を第1の方向D
1に走査させ、印字ヘッド5に設けられた位置センサ6
により、媒体2の左端位置と右端位置を検出する(S2
02)。さらに、主制御部10は、磁気ヘッド駆動部1
1に制御信号を送信し(S203)、磁気ヘッド駆動部
11は、その制御信号を受信すると(S204)、それ
に基づいて、磁気ヘッドを以下に説明するように駆動す
る。
【0034】磁気ヘッド駆動部11は、上記第1の磁気
ストライプ処理同様に、ホームポジションP1に位置す
る磁気ヘッド4を磁気ストライプの左端位置P3(図7
(b)9参照)まで移動させる(S205)。
【0035】磁気ヘッド駆動部11は、磁気ストライプ
左端位置P3から、磁気ヘッド4を第1の方向D1に移
動させながら、ライト処理を開始する(S206)。そ
して、磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4が、媒体
の右端位置P5に達すると(S207)、その右端位置
P5から逆方向に移動させ、磁気ストライプのベリファ
イ(確認読込)処理を開始する(S208)。磁気スト
ライプ(MS)の右端位置P4までの距離は未知である
が、磁気ヘッド4が媒体の右端位置P5から磁気ストラ
イプの右端位置P4まで移動すると、その位置P4から
磁気ストライプのデータ信号を受信開始するので、デー
タの始まりを識別でき、磁気ヘッド4を逆方向に移動さ
せても、磁気ストライプからのデータのリードは可能で
ある。
【0036】磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4
が、磁気ストライプの左端位置P3に達すると(S20
9)、リードされたデータをベリファイし、エラーの有
無を判定する(S210)。エラーが発生してない場合
は、終了情報を主制御部10に送信し(S212)、そ
の後、磁気ヘッド4を、媒体の右端位置P5から反対方
向に移動させ、ホームポジションP1に戻す(S21
3)。
【0037】一方、エラーが発生している場合は、リト
ライ回数が規定回数以内であれば(S211)、ステッ
プS206に戻って、ライト処理をやり直す。
【0038】また、主制御部10は、終了情報を受信す
ると(S214)、上記第1の磁気ストライプ処理と同
様に、その終了情報を上位装置に通知し(S215)、
磁気ヘッド4がホームポジションに戻ったことを確認し
て(S216)、次のコマンド処理に移行する。
【0039】従って、第2のストライプ処理において
も、第1のストライプ処理と同様に、磁気ヘッド4の移
動を、可動範囲の右端位置P6まででなく、その手前の
媒体の右端位置P5までとする。これにより、磁気ヘッ
ド4の移動距離が短縮され、磁気ヘッド4の無駄な移動
が減るので、処理時間の短縮を図ることができる。
【0040】また、ベリファイ処理も、磁気ヘッドの移
動は、媒体の右端位置P5から逆方向への移動となるの
で、可動範囲の右端位置P6から移動開始する場合よ
り、移動時間が短縮され、処理時間も短縮される。
【0041】さらに、第1のストライプ処理と同様に、
磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4をホームポジシ
ョンP1に戻す前に、終了情報を主制御部10に送信
し、主制御部10は、それを上位装置に通知するので、
上位装置は、磁気ヘッド4がホームポジションP1に戻
る前であっても、次のコマンドを主制御部10に送信す
ることができるようになり、磁気ストライプ処理全体の
処理時間の短縮に寄与する。
【0042】図5及び図6は、本発明の実施の形態にお
けるプリンタの第3の磁気ストライプ処理フローチャー
トである。第3の磁気ストライプ処理は、磁気ストライ
プへのデータのリード処理である。また、図7(c)
は、第3の磁気ストライプ処理に対応する磁気ヘッドの
移動を説明する図である。図7(c)を参照しながら、
図5及び図6に沿って説明する。
【0043】図5において、図3同様に、プリンタ10
0の主制御部10は、プリンタ100と接続する上位装
置(コンピュータ装置)200から、磁気ストライプへ
のライトコマンドを受信すると(S300)、プリンタ
の主制御部10の制御に基づいて、ローラ駆動部13
は、ローラ8を駆動し、受け入れ口1にセットされた媒
体をプリンタ内部の所定位置まで吸入する(S30
1)。
【0044】続いて、主制御部10の制御に基づいて、
印字ヘッド駆動部12は、印字ヘッド5を第1の方向D
1に走査させ、印字ヘッド5に設けられた位置センサ6
により、媒体2の左端位置と右端位置を検出する(S3
02)。さらに、主制御部10は、磁気ヘッド駆動部1
1に制御信号を送信し(S303)、図6において、磁
気ヘッド駆動部11は、その制御信号を受信すると(S
304)、それに基づいて、磁気ヘッドを以下に説明す
るように駆動する。
【0045】磁気ヘッド駆動部11は、上記第1の磁気
ストライプ処理同様に、ホームポジションP1に位置す
る磁気ヘッド4を磁気ストライプの左端位置P3まで移
動させる(S305)。
【0046】磁気ヘッド駆動部11は、磁気ストライプ
左端位置P3から、磁気ヘッド4を第1の方向D1に移
動させながら、リード処理を開始する(S306)。そ
して、磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4が、媒体
の右端位置P5に達すると(S307)、リードされた
データにエラーがあるかどうか判定し(S308)、エ
ラーがある場合は、リトライ回数が規定回数以内であれ
ば(S309)、媒体の右端位置P5から、逆方向に移
動させて、再度、リード処理を開始する(S310)。
【0047】媒体の右端位置P5から逆方向にリードす
る場合は、上述の第2の磁気ストライプ処理におけるベ
リファイ処理同様に、磁気ヘッド4のデータ信号の受信
開始により、データの始まりを認識する。
【0048】そして、磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘ
ッド4が、磁気ストライプの左端位置P3に達すると
(S311)、上記同様に、リードされたデータにエラ
ーがあるかどうか判定する(S312)。さらにエラー
がある場合は、リトライ回数が規定回数以内であれば
(S313)、ステップS306に戻って、磁気ストラ
イプの左端位置P3からのリード処理を繰り返す。
【0049】一方、ステップS308、ステップS31
2において、エラーがない場合は、終了情報を主制御部
10に送信し(S314)、その後、磁気ヘッド4を、
媒体の右端位置P5又は磁気ストライプの左端位置P3
から反対方向に移動させ、ホームポジションP1に戻す
(S315)。
【0050】図5に戻って、主制御部10は、終了情報
を受信すると(S316)、上記第1の磁気ストライプ
処理と同様に、その終了情報を上位装置に通知し(S3
17)、磁気ヘッド4がホームポジションに戻ったこと
を確認して(S318)、次のコマンド処理に移行す
る。
【0051】従って、第3のストライプ処理において
も、第1又は第2の磁気ストライプ処理と同様に、磁気
ヘッド4の移動を、可動範囲の右端位置P6まででな
く、その手前の媒体の右端位置P5までとする。これに
より、磁気ヘッド4の移動距離が短縮され、磁気ヘッド
4の無駄な移動が減るので、処理時間の短縮を図ること
ができる。
【0052】また、リード処理にエラーが発生した場合
でも、媒体の右端位置P5から、逆方向に移動させるこ
とで、リード処理を行うので、リトライ処理の処理時間
の短縮が図られる。
【0053】従来は、一旦、磁気ヘッド4をホームポジ
ションP1に戻してから、上記ステップS305乃至S
309の処理を繰り返していたので、磁気ヘッド4をホ
ームポジションに戻す時間がかかり、処理時間の遅延を
招いていた。しかしながら、第3の磁気ストライプ処理
では、磁気ヘッド4をホームポジションP1に戻すこと
なく、再度リード処理を行うので、処理時間の短縮が可
能となる。
【0054】さらに、第1のストライプ処理と同様に、
磁気ヘッド駆動部11は、磁気ヘッド4をホームポジシ
ョンP1に戻す前に、終了情報を主制御部10に送信
し、主制御部10は、それを上位装置に通知するので、
上位装置は、磁気ヘッド4がホームポジションP1に戻
る前であっても、次のコマンドを主制御部10に送信す
ることができるようになり、磁気ストライプ処理全体の
処理時間の短縮に寄与する。
【0055】図8は、媒体に付される磁気ストライプの
規格例について説明する図である。磁気ストライプは、
図8(a)に示されるように、媒体(例えば、通帳)の
左端及び下端から所定長さの位置を基準に第1の方向D
1に沿って付される。なお、磁気ストライプの長さは、
その種類によって異なり不定である。
【0056】図8(b)には、磁気ストライプに書き込
まれるデータフォーマット例である。データフォーマッ
トは、両端に、消去データ、ダミーデータ部分が設定さ
れ、その間は、図8(b)の例では、2つのブロックに
分割される。各ブロックは、スタートビット(ST
X)、データ、エンドビット(ETX)、パリティビッ
ト(LRC)で構成される。ブロック間にもダミーデー
タが設定される。
【0057】上述の本発明の実施の形態において、磁気
ストライプの付される媒体は、例示された通帳の他に、
小切手なども含まれる。
【0058】(付記1)第1の方向に媒体の幅より広い
幅を有する受け入れ口と、前記受け入れ口に対して、任
意の位置に置かれた前記媒体を、前記第1の方向と直交
する第2の方向に搬送する搬送手段と、前記第1の方向
に少なくとも前記受け入れ口の幅に対応する長さ分可動
であって、前記媒体に対して前記第1の方向に付される
磁気ストライプに少なくともデータを記録する磁気ヘッ
ドと、前記磁気ヘッドを駆動する駆動手段と、前記媒体
の幅の両端に対応する前記第1の方向における第1の端
位置及び第2の端位置を検出する検出手段とを備え、前
記駆動手段は、所定の基準位置に位置する前記磁気ヘッ
ドを、前記第1の端位置から所定距離にある磁気ストラ
イプの端位置に移動させ、さらに、当該端位置から前記
第2の端位置まで移動させながら、前記磁気ヘッドによ
り磁気ストライプに対するデータのリード又はライト処
理を実行し、前記第2の端位置に到達後、前記第2の端
位置から前記基準位置に戻すことを特徴とする磁気スト
ライプ処理装置。
【0059】(付記2)付記1において、上位装置から
のコマンドを受信し、当該コマンドに基づいて、前記駆
動手段を制御する制御手段を有し、前記駆動手段は、前
記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達後、前記第2の
端位置から前記基準位置に前記磁気ヘッドを戻す前に、
前記制御手段に、終了情報を通知することを特徴とする
磁気ストライプ記録装置。
【0060】(付記3)付記1又は2において、磁気ス
トライプに対するデータのライト処理において、ライト
されたデータのベリファイが実行される場合、前記駆動
手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達後、
前記磁気ヘッドを前記第2の端位置から前記磁気ストラ
イプの端位置まで逆方向に移動させながら、ベリファイ
処理を実行することを特徴とする磁気ストライプ処理装
置。
【0061】(付記4)付記1又は2において、磁気ス
トライプに対するデータのリード処理において、前記駆
動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達
後、前記リード処理のエラーを判定すると、前記磁気ヘ
ッドを前記第2の端位置から前記磁気ストライプの端位
置まで逆方向に移動させながら、再度リード処理を実行
することを特徴とする磁気ストライプ処理装置。
【0062】(付記5)第1の方向に媒体の幅より広い
幅を有する受け入れ口と、前記受け入れ口に対して、任
意の位置に置かれた前記媒体を、前記第1の方向と直交
する第2の方向に搬送する搬送手段と、前記媒体に印字
する印字ヘッドと、前記第1の方向に少なくとも前記受
け入れ口の幅に対応する長さ分可動であって、前記媒体
に対して前記第1の方向に付される磁気ストライプに少
なくともデータを記録する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッ
ドを駆動する駆動手段と、前記媒体の幅の両端に対応す
る前記第1の方向における第1の端位置及び第2の端位
置を検出する検出手段とを備え、前記駆動手段は、所定
の基準位置に位置する前記磁気ヘッドを、前記第1の端
位置から所定距離にある磁気ストライプの端位置に移動
させ、さらに、当該端位置から前記第2の端位置まで移
動させながら、前記磁気ヘッドにより磁気ストライプに
対するデータのリード又はライト処理を実行し、前記第
2の端位置に到達後、前記第2の端位置から前記基準位
置に戻すことを特徴とするプリンタ。
【0063】(付記6)付記5において、上位装置から
のコマンドを受信し、当該コマンドに基づいて、前記駆
動手段を制御する制御手段を有し、前記駆動手段は、前
記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達後、前記第2の
端位置から前記基準位置に前記磁気ヘッドを戻す前に、
前記制御手段に、終了情報を通知することを特徴とする
プリンタ。
【0064】(付記7)付記5又は6において、磁気ス
トライプに対するデータのライト処理において、ライト
されたデータのベリファイが実行される場合、前記駆動
手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達後、
前記磁気ヘッドを前記第2の端位置から前記磁気ストラ
イプの端位置まで逆方向に移動させながら、ベリファイ
処理を実行することを特徴とするプリンタ。
【0065】(付記8)付記5又は6において、磁気ス
トライプに対するデータのリード処理において、前記駆
動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に到達
後、前記リード処理のエラーを判定すると、前記磁気ヘ
ッドを前記第2の端位置から前記磁気ストライプの端位
置まで逆方向に移動させながら、再度リード処理を実行
することを特徴とするプリンタ。
【0066】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0067】
【発明の効果】以上、本発明によれば、磁気ストライプ
処理装置内部に吸入された媒体の両端の位置を検出し、
媒体に付された磁気ストライプに対するリード/ライト
処理する磁気ヘッドをその可動範囲の一端から他端まで
の全範囲を移動させず、媒体の位置する範囲に応じて、
その移動範囲を制限するので、移動距離が短縮され、磁
気ヘッドの無駄な移動がなくなるので、処理時間の短縮
を図ることができる。磁気ヘッドをホームポジションに
戻す前に、終了情報が出力されるので、磁気ストライプ
処理装置に接続する上位装置に通知されるので、上位装
置は、磁気ヘッドがホームポジションに戻る前であって
も、次のコマンドを送信することができるようになり、
磁気ストライプ処理全体の処理時間の短縮に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における磁気ストライプ処
理装置を構成するプリンタの概略外観図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプリンタの第1の
磁気ストライプ処理フローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態におけるプリンタの第2の
磁気ストライプ処理フローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態におけるプリンタの第3の
磁気ストライプ処理フローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるプリンタの第3の
磁気ストライプ処理フローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における磁気ストライプ処
理に対応する磁気ヘッドの移動を説明する図である。
【図8】媒体に付される磁気ストライプの規格例につい
て説明する図である。
【図9】プリンタにセットされた媒体の搬送方向、媒体
に付された磁気ストライプの配置、及び磁気ヘッドの移
動方向についての関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1 受け入れ口 2 媒体 3 磁気ストライプ 4 磁気ヘッド 5 印字ヘッド 6 位置センサ 10 主制御部 11 磁気ヘッド駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 EE00 EE03 HH00 HH02 3E040 AA07 BA16 FK05 5B072 AA01 BB00 CC05 CC27 JJ01 JJ05 KK01 5D031 AA06 BB02 GG02 GG07 GG08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向に媒体の幅より広い幅を有する
    受け入れ口と、 前記受け入れ口に対して、任意の位置に置かれた前記媒
    体を、前記第1の方向と直交する第2の方向に搬送する
    搬送手段と、 前記第1の方向に少なくとも前記受け入れ口の幅に対応
    する長さ分可動であって、前記媒体に対して前記第1の
    方向に付される磁気ストライプに少なくともデータを記
    録する磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを駆動する駆動手段と、 前記媒体の幅の両端に対応する前記第1の方向における
    第1の端位置及び第2の端位置を検出する検出手段とを
    備え、 前記駆動手段は、所定の基準位置に位置する前記磁気ヘ
    ッドを、前記第1の端位置から所定距離にある磁気スト
    ライプの端位置に移動させ、さらに、当該端位置から前
    記第2の端位置まで移動させながら、前記磁気ヘッドに
    より磁気ストライプに対するデータのリード又はライト
    処理を実行し、前記第2の端位置に到達後、前記第2の
    端位置から前記基準位置に戻すことを特徴とする磁気ス
    トライプ処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上位装置からのコマンドを受信し、当該コマンドに基づ
    いて、前記駆動手段を制御する制御手段を有し、 前記駆動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に
    到達後、前記第2の端位置から前記基準位置に前記磁気
    ヘッドを戻す前に、前記制御手段に、終了情報を通知す
    ることを特徴とする磁気ストライプ記録装置。
  3. 【請求項3】第1の方向に媒体の幅より広い幅を有する
    受け入れ口と、 前記受け入れ口に対して、任意の位置に置かれた前記媒
    体を、前記第1の方向と直交する第2の方向に搬送する
    搬送手段と、 前記媒体に印字する印字ヘッドと、 前記第1の方向に少なくとも前記受け入れ口の幅に対応
    する長さ分可動であって、前記媒体に対して前記第1の
    方向に付される磁気ストライプに少なくともデータを記
    録する磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを駆動する駆動手段と、 前記媒体の幅の両端に対応する前記第1の方向における
    第1の端位置及び第2の端位置を検出する検出手段とを
    備え、 前記駆動手段は、所定の基準位置に位置する前記磁気ヘ
    ッドを、前記第1の端位置から所定距離にある磁気スト
    ライプの端位置に移動させ、さらに、当該端位置から前
    記第2の端位置まで移動させながら、前記磁気ヘッドに
    より磁気ストライプに対するデータのリード又はライト
    処理を実行し、前記第2の端位置に到達後、前記第2の
    端位置から前記基準位置に戻すことを特徴とするプリン
    タ。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上位装置からのコマンドを受信し、当該コマンドに基づ
    いて、前記駆動手段を制御する制御手段を有し、 前記駆動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に
    到達後、前記第2の端位置から前記基準位置に前記磁気
    ヘッドを戻す前に、前記制御手段に、終了情報を通知す
    ることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、 磁気ストライプに対するデータのライト処理において、
    ライトされたデータのベリファイが実行される場合、 前記駆動手段は、前記磁気ヘッドが前記第2の端位置に
    到達後、前記磁気ヘッドを前記第2の端位置から前記磁
    気ストライプの端位置まで逆方向に移動させながら、ベ
    リファイ処理を実行することを特徴とするプリンタ。
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