JP2003223104A - 貼り合わせラベル - Google Patents

貼り合わせラベル

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JP2003223104A
JP2003223104A JP2002022619A JP2002022619A JP2003223104A JP 2003223104 A JP2003223104 A JP 2003223104A JP 2002022619 A JP2002022619 A JP 2002022619A JP 2002022619 A JP2002022619 A JP 2002022619A JP 2003223104 A JP2003223104 A JP 2003223104A
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Yoshio Shigaraki
義夫 信楽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘着剤層が露出しないため、台紙等の剥離紙が
必要なく省資源になると共に、ロール状に巻回したとき
に粘着剤層がラベル基材の印字面である表面に接着させ
ないための剥離剤層を必要としないので、熱転写印字を
行うことができる貼り合わせラベルを提供する。 【解決手段】本発明の貼り合わせラベル10は、表面に
印字面を有するラベル基材12Aの裏面全体に粘着剤層
12Bを有する第1のラベル12と、表面に印字面を有
するラベル基材14Aの裏面全体に第1のラベル12の
粘着剤層12Aに対して非ブロッキング性の粘着剤層1
4Bを有する第2のラベル14と、の粘着剤層同士を貼
り合わせて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼り合わせラベル
に係り、特に、台紙を必要とせず且つ印字される表面に
剥離剤層が必要のない貼り合わせラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】ラベルの種類には、単葉ラベル、折り仕
様のラベル、ロール状ラベル等があるが、ロール状ラベ
ルとしては、次の2種類に大別される。即ち、剥離性を
有する帯状の台紙の上に裏面に粘着剤層を有するラベル
片を等間隔で仮着し、使用するときにラベル片を台紙か
ら剥がす台紙ありラベルと、帯状のラベル基材の裏面に
粘着剤層を形成すると共に表面にシリコーン樹脂等によ
る剥離剤層を形成し、使用するときにラベル基材を必要
なラベル長さに切断する台紙なしラベルとがある。いず
れもロール状態で流通・保管され、使用するときに繰り
出して使用する。
【0003】台紙ありラベルは、使用した後の台紙は廃
棄されるので、台紙を必要としない台紙なしラベルの方
が省資源の観点からみると好ましい。
【0004】しかし、台紙なしラベルは、ロール状にし
たときに裏面の粘着剤層が表面に貼りついてしまわない
ように、印字を施す表面には前記したように剥離剤層が
形成されているため、熱転写方式の印字が困難であり、
感熱方式の印字装置を使用せざるをえないという問題が
ある。更には、印字装置の搬送路に粘着剤層が貼りつい
てしまわないように、粘着剤層が接触するガイドローラ
等にはテフロン(登録商標)加工等の剥離コーティング
をしなくてはならず装置コストのアップにつながる。
【0005】かかる問題の対策として、図5に示すよう
に、帯状のラベル基材1の裏面に粘着剤層のある部分2
とない部分3とを交互に縞状に形成した帯状ラベルを2
枚形成し、一方の帯状ラベルの粘着剤層のある部分2と
他方の帯状ラベルの粘着剤層のない部分3を合わせるよ
うにして2枚の帯状ラベル同士を貼り合わせることによ
り、再剥離・再粘着可能なようにしたラベルが提案され
ている。このように構成されたラベルの場合、ロール状
にしても印字する表面と粘着剤層を有する裏面が接触す
ることがないので、表面に剥離剤層を設ける必要がな
い。従って、印字方式が限定されないというメリットが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2枚のラベル基材同士を貼り合わせたラベルは、次のよ
うな欠点がある。帯状のラベル基材1の裏面に粘着剤
層のある部分2とない部分3とを交互に縞状に形成しな
くてはならないので、ラベル基材に粘着剤を塗工するた
めの特別な塗工装置を必要とする。帯状のラベル基材
1の裏面に粘着剤層のある部分2とない部分3とがある
ので、再剥離して被貼付物に貼り付ける際に粘着力が弱
くなると共に、被貼付物に貼付したときに段差ができて
見栄えが悪くなる。隣接する粘着剤層同士が固着して
しまわないように、図5に示すように、粘着剤同士の間
に隙間Lを形成するが、この隙間Lがラベル印字の際に
印字不良を引き起こすことがある。ラベル基材1の前
端側又は後端側の何れかは粘着剤層のない部分3になる
ので、使用しないときでもラベル基材同士が剥がれ易い
という欠点もある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、粘着剤層が露出しないため、台紙等の剥離紙
が必要なく省資源になると共に、ロール状に巻回したと
きに粘着剤層がラベル基材の印字面である表面に接着さ
せないための剥離剤層を必要としないので、熱転写印字
を行うことができる貼り合わせラベルを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、表面に印字面を有するラベル基材の裏面全
体に粘着剤層を有する第1のラベルと、表面に印字面を
有するラベル基材の裏面全体に前記第1のラベルの粘着
剤層に対して非ブロッキング性の粘着剤層を有する第2
のラベルと、の粘着剤層同士を貼り合わせて成ることを
特徴とする。
【0009】本発明は、粘着剤層と接触する相手側が、
紙材、プラスチック材、ステンレス材等の場合の粘着強
度と、相手側も粘着剤である場合の粘着強度とは相違
し、接触する粘着剤層同士が強粘同士であっても互いに
ブロッキングを生じない性質同士の接着剤を貼り合わせ
た場合には、再剥離して、被貼付物に貼り付けることが
可能であるとの知見に基づいてなされたものである。
【0010】即ち、本発明の貼り合わせラベルは、互い
に非ブロッキング性を有する接着剤を使用して、第1の
ラベルと第2のラベルの裏面全体に粘着剤層をそれぞれ
形成し、粘着剤層同士を貼り合わせたので、第1と第2
のラベルの粘着剤層同士がラベル未使用時に接触してい
てもブロッキングして接着剤層同士が固着してしまうこ
とがない。これにより、本発明の貼り合わせラベルは、
再剥離・再粘着するために、従来の2枚のラベル基材同
士を貼り合わせたラベルのように、接着剤層のある部分
とない部分とを形成する必要がなくラベル裏面全体に粘
着剤層を形成することができる。従って、従来の欠点で
あった特別な塗工装置を必要とせず、再剥離して被貼付
物に貼り付ける際に粘着力が弱くなることもなく、印字
不良を引き起こすことがなく、未使用時でもラベル基材
同士が剥がれてしまうことがなく、使用時のみ再剥離す
ることができる。
【0011】また、本発明の貼り合わせラベルは、粘着
剤層が露出しないので台紙が必要なく、或いはロール状
に巻回したときに剥離剤層が表面に接着されないための
剥離剤層を表面に形成する必要もない。従って、本発明
の貼り合わせラベルの場合には、多様な種類のラベル基
材を使用可能であり、第1のラベルと第2のラベルとで
同じ種類のラベル基材を使用してもよく、別の種類のラ
ベル基材を使用することも可能である。また、ラベル基
材の表面に剥離剤層を形成する必要がないので、感熱型
に限定されず熱転写型等の多様な印字装置を使用できる
と共に、インクリボンの種類にも限定されない。
【0012】本発明における互いに非ブロッキング性を
有する接着剤同士の組み合わせとしては、ゴム系粘着剤
とアクリル系粘着剤の組み合わせ、又は側鎖にカルボキ
シル基を有するアクリル樹脂をイソシアネートで部分架
橋したアクリル系粘着剤と側鎖に水酸基を有するアクリ
ル樹脂をメラミン樹脂で部分架橋したアクリル系粘着剤
との組み合わせが好適である。
【0013】また、本発明の貼り合わせラベルでは、第
1及び第2のラベルの表面には、印字装置で印字すると
きの基準となる検出マークが、可視部の波長領域に吸収
を持たず可視部以外の波長領域に吸収を持つインクで印
刷されているので、自然光下ではこの検出マークは検出
することができない。従って、本発明の場合には、ラベ
ル基材の表面である印字面に検出マークを印刷せざるを
得ないが、見栄えを損なうことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る貼り合わせラベルの好ましい実施の形態について詳説
する。
【0015】図1は本発明に係る貼り合わせラベルの側
面図であり図2は平面図である。
【0016】これらの図に示すように、貼り合わせラベ
ル10は、表面に印字面を有するラベル基材12Aの裏
面全体に粘着剤層12Bを有する第1のラベル12と、
表面に印字面を有するラベル基材14Aの裏面全体に第
1のラベル12の粘着剤層12Bに対して非ブロッキン
グ性の粘着剤層14Bを有する第2のラベル14と、の
粘着剤層12B、14B同士を貼り合わせて構成され
る。この場合、個々に独立した2枚のラベルを貼り合わ
すことにより、第1のラベル12と第2のラベル14と
が構成されるようにしてもよく、あるいは連続したラベ
ルの真ん中で折り曲げることにより第1のラベル12と
第2のラベル14とが構成されるようにしてもよい。
【0017】また、第1のラベル12と第2のラベル1
4には、単葉ラベル10aの単位で剥離するための剥離
用切り込み16が形成される。この剥離用切り込み16
は図1に示すように、第1のラベル12及び第2のラベ
ル14ともに、ラベル基材12A、14Aの表面から粘
着剤層12B、14Bを貫通して形成されると共に、剥
離用切り込み16の位置が第1のラベル12と第2のラ
ベル14とで一致しないようにズレて形成される。図2
の点線で示した剥離用切り込み16は、第2のラベル1
4側の剥離用切り込み16である。尚、剥離用切り込み
16は、粘着剤層12B、14Bを貫通せずに、ラベル
基材12A、14Aのみに形成されるようにしてもよ
い。
【0018】ラベル基材12A、14Aとしては、紙、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)及びこれらの複合体
等を使用することができ、通常の厚みは25〜200μ
m程度が好適である。また、第1のラベル12と第2の
ラベル14のラベル基材は、同種でも良く異種でもよ
い。
【0019】互いに非ブロッキング性を有する接着剤層
12B、14B同士の組み合わせとしては、ゴム系粘着
剤とアクリル系粘着剤の組み合わせ、又は側鎖にカルボ
キシル基を有するアクリル樹脂をイソシアネートで部分
架橋したアクリル系粘着剤と側鎖に水酸基を有するアク
リル樹脂をメラミン樹脂で部分架橋したアクリル系粘着
剤との組み合わせが好適であり、粘着剤層12B、14
Bの通常の厚みとしては10〜30μm程度が好適であ
る。
【0020】アクリル系粘着剤としては、特に限定され
ず公知のものを使用することができるが、一般にアルキ
ル基の炭素数が2〜14個のアクリル酸アルキルエステ
ル、メタクリル酸アルキルエステルの1種又は2種以上
を主モノマーとして少なくとも50重量%含み、残部を
エステル類と共重合可能な不飽和カルボン酸のような官
能基含有モノマーやスチレン、酢酸ビニル、アクリロニ
トリルなどの改質用モノマーとを共重合させたものが挙
げられ、これらの1種又は2種以上を適宜選択すること
ができる。一方、ゴム系粘着剤も特に限定されず公知の
ものを使用することができるが、例えば、天然ゴム、ス
チレン−ブタジエンゴム、スチレン−イソプレン−スチ
レンゴム等を使用でき、これらを混合して使用してもよ
い。また、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤の組み合わ
せの場合には、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤の少な
くとも一方に、シリコーン系のポリマーを粘着強度調整
剤として配合すると、第1のラベルと第2のラベル1
2、14の剥離性の強弱、剥離した後の被貼付物に対す
る粘着性の強弱を調整することができる。
【0021】このように、本発明の貼り合わせラベル1
0は、第1のラベル12と第2のラベル14における粘
着剤層12B、14Bに使用する粘着剤同士が経日的に
親和してブロッキングしてしまう組み合わせか、親和せ
ずにブロッキングしない組み合わせかを基準に選択され
る。これにより、粘着剤層12B、14B同士の組み合
わせが非ブロッキング性を有する組み合わせであれば、
強粘着剤同士の組み合わせでも、強粘着剤と弱粘着剤と
の組み合わせでも、弱粘着剤同士の組み合わせでも良
い。従って、被貼付物に貼るラベルの目的によって、粘
着剤層12B、14Bを色々な組み合わせをするとよ
い。例えば、第1のラベル12は、被貼付物に一度貼っ
たら剥離する必要のない場合には、強粘着性のものを使
用し、第2のラベル14は被貼付物に一度貼った後、剥
がして他の被貼付物に貼り直す場合には、弱粘着性のも
のを使用し、これらの粘着剤層を貼り合わせて貼り合わ
せラベル10を形成すればよい。
【0022】そして、帯状の貼り合わせラベル10は、
図3のように、ロール状に巻回された状態で流通、保管
等され、使用時に印字装置に貼り合わせラベルを供給す
る供給リールに装着される。しかし、本発明の貼り合わ
せラベル10は、粘着剤層12B、14Bが露出しない
ので台紙が必要なく、或いはロール状に巻回したときに
剥離剤層が表面に接着されないための剥離剤層を表面に
形成する必要もない。
【0023】ところで、印字装置で印字する場合、通称
アイマークと称される検出マークを検出センサで検出
し、印字部ではこの検出を基準に貼り合わせラベル10
の単葉ラベルごとに印字を開始する。従って、本発明の
ように、2枚のラベル12、14の粘着剤層12B、1
4B同士が貼り合わされている場合には、検出マークを
ラベル裏面に印刷できず、そうかと言って表面に印刷す
ると見栄えが悪くなる。そこで、本発明の貼り合わせラ
ベル10では、図2及び図3に示すように、第1及び第
2のラベル12、14の表面に、印字装置で印字すると
きの基準となる検出マーク18が、可視部の波長領域に
吸収を持たず可視部以外の波長領域に吸収を持つインク
で印刷するようにした。この特殊なインクとしは、例え
ば蛍光メジウムインクを使用することができる。蛍光メ
ジウムインクは、例えば、感光性プレポリマー(感光
性オリゴマー)、光重合性ビニル系モノマー、光重
合開始剤からなる紫外線硬化性樹脂組成物に、蛍光顔
料または蛍光染料を加えることで製造される。このよう
に特殊なインクで検出マークを印刷しておけば、自然光
下ではこの検出マークを認識することができないので、
ラベル基材12A、14Aの表面である印字面に印刷し
てもラベルの見栄えを損なうことなく、しかも紫外線を
照射するブラックライトを通常の印字装置に付加するだ
けで使用することができる。
【0024】図4は、本発明の貼り合わせラベルに適用
する印刷装置の一例であり、本発明の場合には、熱転写
式、感熱式のいずれも使用可能であるが、以下に熱転写
式の印字装置の例で説明する。
【0025】図4に示すように、印字装置20は、主と
して、貼り合わせラベル10の搬送方向上流側に配置さ
れた第1の印字部22と、下流側に配置された第2の印
字部24との一対で構成され、第1の印字部22と第2
の印字部24は貼り合わせラベル10を挟んで互いに上
側と下側に配置される。第1及び第2の印字部22、2
4は、ケーシング26内に収納され、供給リール28に
巻回された貼り合わせラベルロール10Aは、繰り出さ
れてケーシング26の供給口26Aからガイドローラ3
0を介して、印字部22、24に供給される。尚、図4
では、印字装置20に対して供給リール28を別設する
タイプで示したが、供給リール28を含めた形で印字装
置を構成してもよい。
【0026】第1及び第2の印字部22、24は同じ構
造をしており、主として、サーマルヘッド32、プラテ
ンローラ34、インクリボン装置36で構成され、貼り
合わせラベル10とインクリボン38とがサーマルヘッ
ド32とプラテンローラ34との間に導入される。イン
クリボン装置36は、インクリボン38を供給するリボ
ン供給リール40とリボン巻取リール42を備えてお
り、リボン巻取リール42には巻取モータ(図示せず)
が設けられる。また、第1の印字部22の上流位置及び
第2の印字部24の上流位置には、それぞれ紫外線を照
射する照射器(図示せず)を備えた第1の検出センサ4
4と第2の検出センサ46とが設けられ、貼り合わせラ
ベル10に蛍光メジウムインクで印刷された検出マーク
18を検出する。これにより、第1及び第2の印字部2
2、24のプラテンローラ34の順回転によって貼り合
わせラベル10を順フィード方向に搬送しながら、サー
マルヘッド32とインクリボン38により貼り合わせラ
ベル10の第1ラベル12と第2ラベル14の表面に順
次印字を行い、排出ガイドローラ46を介してケーシン
グ26の排出口26Bから排出される。印字済みの貼り
合わせラベル10は、剥離用切り込み16により一枚ず
つ単葉ラベル10aとして剥離し、商品やダンボール等
の被貼付物に貼付される。
【0027】尚、本実施の形態では、貼り合わせラベル
の第1のラベルと第2のラベルの表面に、単葉ラベル単
位の剥離用切り込みを予め形成した場合で説明したが、
剥離用切り込みを入れずに、印字装置の第2の印字部の
下流側に切断部を設け、この切断部で単葉ラベル単位に
切断してもよい。また、第1の印字部と第2の印字部を
それぞれ分離可能なように構成すると、通常の片面印字
の場合にも使用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る貼り
合わせラベルによれば、粘着剤層が露出しないため、台
紙等の剥離紙が必要なく省資源になると共に、ロール状
に巻回したときに粘着剤層がラベル基材の印字面である
表面に接着されないための剥離剤層を形成する必要もな
いので、熱転写印字を行うことができる。
【0029】また、本発明の貼り合わせラベルは、粘着
剤層の段差による印字不良を発生せず、使用するときの
み再剥離・再粘着可能が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貼り合わせラベルの構造を説明する側
面図
【図2】本発明の貼り合わせラベルの平面図
【図3】本発明の貼り合わせラベルをロール状に巻回し
た斜視図
【図4】本発明の貼り合わせラベルに適用する印字装置
の一例を示した概念図
【図5】従来のラベルを説明する説明図
【符号の説明】
10…貼り合わせラベル、12…第1のラベル、14…
第2のラベル、12A、14A…ラベル基材、12B、
14B…粘着剤層、16…剥離用切り込み、18…検出
マーク、20…印字装置、22…第1の印字部、24…
第2の印字部、26…ケーシング、28…供給リール、
32…サーマルヘッド、34…プラテンローラ、36…
インクリボン装置、38…インクリボン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に印字面を有するラベル基材の裏面全
    体に粘着剤層を有する第1のラベルと、表面に印字面を
    有するラベル基材の裏面全体に前記第1のラベルの粘着
    剤層に対して非ブロッキング性の粘着剤層を有する第2
    のラベルと、の粘着剤層同士を貼り合わせて成ることを
    特徴とする貼り合わせラベル。
  2. 【請求項2】前記第1のラベルと前記第2のラベルに使
    用される粘着剤は、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤の
    組み合わせ、又は側鎖にカルボキシル基を有するアクリ
    ル樹脂をイソシアネートで部分架橋したアクリル系粘着
    剤と側鎖に水酸基を有するアクリル樹脂をメラミン樹脂
    で部分架橋したアクリル系粘着剤との組み合わせである
    ことを特徴とする請求項1の貼り合わせラベル。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2のラベルの表面には、印
    字装置で印字するときの基準となる検出マークが、可視
    部の波長領域に吸収を持たず可視部以外の波長領域に吸
    収を持つインクで印刷されていることを特徴とする請求
    項1又は2の貼り合わせラベル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315910A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 General Kk 受像ラベル
JP2006009133A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Nippon Mining & Metals Co Ltd 金属アノード又は鋳返し金属アノードの管理方法、金属製錬における物量管理方法、及びラベル

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