JP2003221156A - シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2003221156A
JP2003221156A JP2002024833A JP2002024833A JP2003221156A JP 2003221156 A JP2003221156 A JP 2003221156A JP 2002024833 A JP2002024833 A JP 2002024833A JP 2002024833 A JP2002024833 A JP 2002024833A JP 2003221156 A JP2003221156 A JP 2003221156A
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image forming
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Nobuyuki Uchiyama
信行 内山
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを確実に画像形成装置本体の排紙部又
はシート処理装置に搬送することのできるシート搬送装
置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートPを画像形成装置400に設けら
れた排紙部521に向わせる第1搬送路R1と、シート
処理装置内部に向わせる第2搬送路R2との分岐点に切
り替え手段523を設け、シートPを選択的に画像形成
装置400の排紙部521又はシート処理装置内部に向
わせるようにする。そして、画像形成装置400に設け
られた第2制御手段403により、第1搬送検知手段4
07がシートPの先端を検知した時点でシート処理装置
402側の第1制御手段404に対してシートPの搬送
予告を行い、第1制御手段404は搬送予告を受け取る
と切り替え手段523を第2搬送路側に切り替え、第2
搬送検知手段409がシートPを検知した時点で切り替
え手段523を第1搬送通路側に切り替えるように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置及
びこれを備えた画像形成装置に関し、特に画像が形成さ
れた後のシートを画像形成装置本体に設けられた排紙
部、或はシート処理装置に選択的に搬送するようにした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、画像が
形成された後のシートに対してステープル、パンチ等の
処理を行うシート処理装置を備えたものがあり、さらに
このような画像形成装置としては、画像形成後のシート
を例えば画像形成装置本体に設けられた排紙部、或はシ
ート処理装置に選択的に搬送するシート搬送装置を備え
たものがある。
【0003】図5は、このようなシート処理装置を備え
た従来の画像形成装置のブロック図である。同図におい
て、400は画像形成装置、401は画像形成装置本
体、402はシート処理装置である。また、403は画
像形成装置本体側のCPUであり、このCPU403は
シートの搬送及び画像形成動作を制御するものである。
さらに、404はシート処理装置側のCPUであり、こ
のCPU404はシートの搬送及びステープル、パンチ
等の処理動作を制御するものである。なお、これら各C
PU403,404は通信ライン405によって接続さ
れ、相互にシリアル通信を行っている。
【0004】一方、406は画像形成装置本体401内
のシートを搬送するための駆動源であるモータであり、
407は搬送したシートの先端が不図示の定着装置を抜
けたことを検知するための第1排紙検知センサである。
【0005】また、408はシート処理装置402内の
シートを搬送するための駆動源であるモータであり、4
09は画像形成装置本体401から搬送されたシートが
シート処理装置402内に搬送されてきたことを検知す
るための搬入検知センサ、410は定着装置を抜けたシ
ートを選択的に画像形成装置本体側の排紙部、もしくは
シート処理装置本体内部に向わせるフラッパを制御する
ためのソレノイドである。
【0006】そして、このような構成の画像形成装置本
体401及びシート処理装置402を備えた画像形成装
置において、画像が形成されたシートをシート処理装置
402に搬送する際、定着装置を抜けたシートの先端を
第1排紙検知センサ407が検知すると、画像形成装置
本体側のCPU403は、シート処理装置側のCPU4
04に対しシートを搬送することをシリアル通信によっ
て予告する。
【0007】一方、シートの搬送予告を受け取ったシー
ト処理装置側のCPU404は、所定のタイミングでソ
レノイド410をオンとしてフラッパを切り替え、シー
トをシート処理装置402内に導くようにしている。
【0008】ところで、このような従来の画像形成装置
において、複数のジョブを連続して行う場合、例えば最
初のジョブとして画像形成されたシートを画像形成装置
本体側の不図示の排紙部に排出させ、次のジョブとして
シートをシート処理装置に向わせるようにする場合があ
る。
【0009】この場合、最初のジョブの最後のシートは
画像形成装置本体側の排紙部に向かい、次のジョブの最
初のシートはシート処理装置に向うようになる。そし
て、このシートの排出方向の切替をフラッパの切替によ
り行うようにしている。
【0010】次に、図6及び図7を用いて、このように
最初のジョブの最後のシートを画像形成装置本体側の排
紙部に向わせた後、次のジョブの最初のシートをシート
処理装置に向わせる場合におけるフラッパの切り替え動
作につい説明する。
【0011】なお、図6及び図7において、426はフ
ラッパであり、このフラッパ426は、第1排紙検知セ
ンサ407が最初のジョブの最後のシート(以下、先行
シートという)P1の先端を検知し、この検知に基づき
通信コマンドによって画像形成装置本体側のCPU40
3からシート処理装置側のCPU404に搬送予告(コ
マンド)が送信されるまでは、図6の(a)に示すよう
にシートを画像形成装置本体側に分配する状態になって
いる。
【0012】一方、シートの搬送予告を受け取ると、シ
ート処理装置側のCPU404は、先行シートP1を画
像形成装置本体側の排紙部に向わせた後、同図の(b)
に示すようにフラッパ426を上方回動させる。なお、
フラッパ426は、先行シートP1の後端がフラッパ5
23を抜けるタイミングで上方回動させる。
【0013】これにより、図7の(a)に示すように次
のジョブの最初のシート(以下、後続シートという)P
2はシート処理装置側に向うようになる。なお、このよ
うなフラッパ426の上方回動により、シート処理装置
に搬送されてきた後続シートP2は、やがて図7の
(b)に示すように搬入検知センサ409により検知さ
れる。
【0014】そして、このように搬入検知センサ409
により後続シートP2が検知されると、シート処理装置
側のCPU404は、画像形成装置本体側のCPU40
3からの搬送予告があるか否かを判断し、搬送予告があ
ればフラッパ426を上方回動させたままとし、搬送予
告がなければフラッパ426を下方回動させ、図6の
(a)に示す状態に戻す。
【0015】なお、このタイミングでフラッパ426を
下方回動させると、後続シートP2の上面にフラッパ4
26が当接するようになるが、フラッパ426は非常に
軽量に設計されているため、後続シートP2の搬送の妨
げになることはない。これにより、後続シートP2がフ
ラッパ426を抜けきるまで、フラッパ426は図7の
(b)に示すように後続シートP2と接するような状態
で保たれ、後端がフラッパ426を抜けた時点で図6の
(a)の状態に戻るようになっている。
【0016】図8は、このようなフラッパ426の制御
を示すフローチャートである。次に、同図を用いてフラ
ッパ426の制御を説明する。
【0017】まず、シート処理装置側のCPU404
は、搬送予告(コマンド)が画像形成装置本体側のCP
U403から送信されてくるまで待機する(S70
1)。次に、搬送予告が送信されると(S701の
Y)、タイマをセットする(S702)。ここで、セッ
トするタイマの値は、搬送予告と同時、あるいは別に送
信されてくるシートサイズ情報に基づき、先行シートが
あったとしても、そのシートの後端が確実にフラッパ4
26を抜けきることができる時間である。
【0018】次に、タイマの値が0になるまで待機し
(S703)、タイマの値が0になると(S703の
Y)、即ちシートの後端がフラッパ426を抜けきる
と、ソレノイド410をオンとしてフラッパ426を上
方回動させる(S704)。そして、このフラッパの上
方回動を、搬入検知センサ409がシート処理装置40
2に搬入したシートPの先端を検知してオンとなるまで
続け(S705)、搬入検知センサ409がオンとなる
と(S705のY)、この後、所定時間次の搬送予告コ
マンドを待ち受け、所定時間内に搬送予告コマンドが送
信されない場合には、ソレノイド410をオフとしてフ
ラッパ426を下方回動させ(S706)、本ルーチン
を抜ける。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成の従来のシート搬送装置を備えた画像形成装置にお
いて、シート処理装置側にフラッパ426を切り替える
タイミングは、先行シートの後端がフラッパ426を抜
けきった後であるため、フラッパ426が上方回動を開
始してから後続シートP2がシート処理装置に搬入され
るまでの時間的な余裕がなかった。
【0020】このため、画像形成装置の高速化に伴い搬
送速度がある程度の速度に達すると、先行シートの後端
と後続シートの先端の狭間を狙ってフラッパの制御を行
うには、この間の距離のバラツキが非常に大きく、ま
た、時間的にも非常に短くなってきているため、制御不
可能な状態になってきていた。
【0021】この結果、シート処理装置内に搬送すべき
シートが画像形成装置の排紙部に排紙されてしまう、ま
たはその逆の状態、あるいはシートがフラッパ付近でジ
ャムしてしまうなどの問題が発生していた。
【0022】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シートを確実に画像形成装置の排
紙部又はシート処理装置に搬送することのできるシート
搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
するシート搬送装置において、前記シートを搬送する第
1搬送路と、前記第1搬送路から分岐した第2搬送路
と、前記第1搬送路及び第2搬送路の分岐点に設けられ
た切り替え手段と、前記切り替え手段の切替を制御する
第1制御手段と、前記切り替え手段の上流側に設けられ
た第1搬送検知手段と、前記切り替え手段の下流側で、
かつ前記第2搬送路に設けられた第2搬送検知手段と、
前記第1搬送検知手段がシートの先端を検知した時点で
前記第1制御手段に対してシートの搬送予告を行う第2
制御手段と、を有し、前記第1制御手段は前記搬送予告
を受け取った時点で切り替え手段を前記第2搬送路側に
切り替え、かつ前記第2搬送検知手段がシートを検知し
た時点で前記切り替え手段を前記第1搬送路側に切り替
えるように制御することを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、シート処理装置及びシート
を前記シート処理装置、或は画像形成装置本体に設けら
れた排紙部に搬送するシート搬送装置を備えた画像形成
装置において、前記シートを画像形成装置本体に設けら
れた排紙部に向わせる第1搬送路と、前記第1搬送路か
ら分岐し、前記シートを前記シート処理装置に向わせる
第2搬送路と、前記第1搬送路及び第2搬送路の分岐点
に設けられ、前記シートを選択的に前記画像形成装置本
体の排紙部又は前記シート処理装置に向わせる切り替え
手段と、前記シート処理装置に設けられ、前記切り替え
手段の切替を制御する第1制御手段と、前記切り替え手
段の上流側に設けられた第1搬送検知手段と、前記切り
替え手段の下流側で、かつ前記第2搬送路に設けられた
第2搬送検知手段と、前記画像形成装置本体に設けら
れ、前記第1搬送検知手段がシートの先端を検知した時
点で前記第1制御手段に対してシートの搬送予告を行う
第2制御手段と、を有し、前記第1制御手段は前記搬送
予告を受け取った時点で切り替え手段を前記第2搬送路
側に切り替え、かつ前記第2搬送検知手段がシートを検
知した時点で前記切り替え手段を前記第1搬送路側に切
り替えるように制御することを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、前記第2制御手段は、前記
シート処理装置に向わせるシートが第1搬送検知手段に
より検知されたときに前記搬送予告を送信することを特
徴とするものである。
【0026】また本発明は、前記第2制御手段は前記第
1搬送検知手段がシートの先端を検知した時点で前記シ
ートの搬送予告と、シート間隔に関する情報を前記第1
制御手段に出力し、該第1制御手段は、前記シート間隔
に関する情報に基づいて切り替え手段の切替タイミング
を制御することを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
シート搬送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す
図である。なお、同図において、図5と同一符号は、同
一又は相当部分を示している。
【0029】同図において、501は矢印で示す方向に
回転する像担持体である感光ドラムであり、この感光ド
ラム501の上面には感光ドラム501の表面を一様に
帯電させる帯電ローラ502が当接している。また、感
光ドラム501の、帯電ローラ502の当接位置よりも
回転方向下流側の帯電された表面には、発光手段504
Aによって光ビーム503が照射されるようになってい
る。
【0030】ここで、この発光手段504Aは、光ビー
ム503を発する半導体レーザ504と、半導体レーザ
504からの光ビーム503を平行光に偏光するコリメ
ータレンズ505と、スキャナモータ508によって定
速制御されて光ビーム503を感光ドラム501の表面
上に走査せしめるポリゴンミラー506と、光ビーム5
03が感光ドラム表面でスポットを形成するように調整
する光学レンズ507とを備えている。
【0031】そして、このような構成の発光手段504
Aにより、画像データに基づいて光ビーム503を照射
することにより、感光ドラム501の表面に静電潜像が
形成されるようになっている。なお、この静電潜像は、
光ビーム503の照射位置よりもさらに感光ドラム50
1の回転方向下流側に配設された現像装置509によっ
てトナー像として現像される。
【0032】一方、同図において、Pはカセット511
内に収納されているシートであり、このシートPは給紙
ローラ513によりカセット511から送り出された
後、レジストローラ515により斜行が補正され、この
後、感光ドラム501と感光ドラム501に対向するよ
うに配設された転写ローラ510とにより形成される転
写部に、レジストローラ515により感光ドラム501
上のトナー像と同期をとって搬送される。
【0033】なお、512は手差し給紙部であり、この
手差し給紙部512により手差しされたシートPも、給
紙ローラ513及びレジストローラ515により転写部
に搬送される。また、514はレジストローラ515と
給紙ローラ513の間に設けられたレジスト紙有無検知
センサであり、このレジスト紙有無検知センサ514に
よりシートPの有無を検知するようになっている。
【0034】そして、このように転写部にシートPが搬
送されると、転写ローラ510により感光ドラム501
上のトナー像がシートPに転写される。さらに、このよ
うにトナー像が転写されたシートPは、この後、定着装
置516Aに搬送される。
【0035】ここで、この定着装置516Aは内部に不
図示のハロゲンヒータもしくはセラミックヒータを有す
る定着ローラ516と、この定着ローラ516に圧接す
るように配設された加圧ローラ517とで構成されてお
り、転写部から搬送されてきたシートPを定着ローラ5
16と加圧ローラ517の圧接部にて加圧しながら加熱
することにより、未定着トナー像がシート上に定着され
る。
【0036】そして、このように未定着トナー像が定着
されたシートPは第1排紙ローラ518を通過した後、
後述するフラッパ523の切替により第1搬送路である
第1排紙通路R1を経て画像形成装置本体401の上面
に設けられた排紙部である排紙トレイ521に、或いは
第2搬送路である第2排紙通路R2を経てシート処理装
置内部に排出される。
【0037】なお、同図において、420はこのような
構成のシート搬送装置である。また、520は第2排紙
ローラ、522は排紙トレイ521に積載したシートP
の満載を検知するための満載検知センサであり、この満
載検知センサ522がシートPの満載を検知すると第2
制御手段である画像形成装置本体401のCPU403
は、それ以降の画像形成動作を行わないように制御す
る。
【0038】また、シート処理装置402は、画像形成
装置401で画像形成したシートPをシート処理装置本
体内部に順次搬送し、そのまま多数のビンに分配する単
純積載に加え、パンチ、ステープル、折り曲げ等の後処
理を施すように構成されている。なお、単に排出トレイ
に排出する構成でもよい。さらに、本実施の形態におい
て、このシート処理装置402は、画像形成装置本体4
01に取り外し可能な構成になっている。
【0039】また、407は定着装置516Aの後方に
配設され、定着装置516Aから排出されたシートPを
検知する第1搬送検知手段である第1排紙検知センサ、
519は第1排紙通路R1に配設された第2排紙検知セ
ンサ、409は第2排紙通路R2に配設され、シート処
理装置402側にシートPが搬入したことを検知するた
めの第2搬送検知手段である搬入検知センサである。
【0040】一方、523は第1及び第2排紙通路R
1,R2の分岐点に設けられた切り替え手段であるフラ
ッパであり、このフラッパ523を、第1制御手段であ
るシート処理装置側のCPU404によって切り替える
ことにより、画像形成装置本体401の第1排紙ローラ
518から搬送されたシートPを画像形成装置本体40
1の排紙トレイ521、もしくはシート処理装置本体内
部へ搬送するようにしている。
【0041】なお、本実施の形態において、既述したよ
うにシート処理装置402は取り外し可能となっている
ため、このようにシート処理装置402を取り外した
際、シート処理装置402と一体でフラッパ523も取
り外されるが、この場合でも、画像形成装置本体401
は、シートPを画像形成装置本体401の排紙トレイ5
21に搬送する第1排紙通路R1は確保される構成とな
っている。
【0042】例えば、既述したように複数のジョブを連
続して行う場合、例えば最初のジョブとしてシートを排
紙トレイ521に排出させ、次のジョブとしてシートを
シート処理装置内部に向わせるようにする場合には、フ
ラッパ523を切り替えることにより、最初のジョブの
最後のシートを排紙トレイ521へ搬送し、次のジョブ
の最初のシートを装置内部に搬送するようにしている。
【0043】次に、このようなフラッパ523の切替に
ついて図2を用いて説明する。
【0044】フラッパ523は、先行シートP1を画像
形成装置本体側の排紙トレイ521に向わせるときに
は、図2の(a)に示すように下方回動している。
【0045】一方、後続シートP2が第1排紙検知セン
サ407に到達すると、画像形成装置本体側のCPU4
03からシート処理装置側のCPU404に搬送予告コ
マンドが送信され、この搬送予告コマンドに基づきシー
ト処理装置側のCPU404はソレノイド(図5参照)
をオンとする。これにより、フラッパ523は図2の
(b)に示すように上方回動する。
【0046】なお、このようにフラッパ523が上方回
動すると、フラッパ523は先行シートP1の下面に圧
接し、これに伴い先行シートP1はフラッパ523に擦
りながら搬送されていくようになる。
【0047】ここで、本実施の形態において、このよう
にフラッパ523に擦りながら搬送されて行くときに
も、フラッパ523が先行シートP1の負荷となること
が無いよう、フラッパ523の先行シートP1に与える
負荷(メカ負荷)は僅かな量となるように構成してい
る。
【0048】次に、このようなフラッパ523の制御動
作について図3に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0049】まず、シート処理装置側のCPU404は
画像形成装置本体401のCPU403からの搬送予告
(コマンド)を持ちうける(S201)。そして、搬送
予告コマンドを受けると(S201のY)、ソレノイド
をオンとして図2の(b)に示すようにフラッパ523
を上方回動させる(S202)。なお、この状態におい
ては、先行シートがあったとしても、先行シートはフラ
ッパ523の表面を滑りながら画像形成装置本体401
の排紙トレイ521に排紙される。
【0050】一方、このようにフラッパ523を上方回
動させることにより、先行シートP1の後端がフラッパ
523を抜ける時点では、フラッパ523は後続シート
P2を誘導するに十分な開口量を確保しており、これに
より後続シートP2はシート処理装置402に確実に搬
入される。
【0051】次に、後続シートP2の先端が搬入検知セ
ンサ409に達したことを検知し、搬入検知センサ40
9がオンとなると(S203のY)、ソレノイドをオフ
としてフラッパ523を下方回動させる(S204)。
なお、このときのフラッパ523の戻り量(負荷)を小
さい値で設計しておくことで、フラッパ523は後続シ
ートP2を図の上側から軽く抑える程度の状態になり、
後続シートP2にダメージを与えずに済む。
【0052】そして、このような構成をとることで、図
2の(b)に示すように、後続シートP2の後端がフラ
ッパ523を抜けきる時点では、フラッパ523は後続
シートP2をシート処理装置402側に案内するために
必要な開口量を稼ぐことができ、画像形成装置401か
ら搬送されるシートPのシート間バラツキが大きく、間
隔が短くなった場合でも、後続シートP2を確実にシー
ト処理装置側に搬送することができる。
【0053】このように、第1排紙検知センサ407が
後続シートP2を検知すると、画像形成装置本体側のC
PU403からシート処理装置側のCPU404に搬送
予告コマンドが送信され、この搬送予告を受け取った時
点でフラッパ523を切り替えることにより、フラッパ
523の切替タイミングを早くすることができ、これに
より後続シートP2を確実にシート処理装置本体内部に
搬送することができる。
【0054】また、搬入検知センサ409が後続シート
P2を検知した時点でフラッパ523を切り替えること
により、フラッパ523の切替タイミングを早くするこ
とができ、これにより次のジョブとしてシートを画像形
成装置本体401の排紙トレイ521に排紙するジョブ
を行う場合、このジョブの最初のシートを確実に排紙ト
レイ521に搬送することができる。
【0055】これにより、画像形成装置400の高速化
に伴い搬送速度がある程度の速度に達し、先行シートの
後端と後続シートの先端との間隔が非常に短くなったと
しても、シートを画像形成装置400の排紙トレイ52
1又はシート処理装置本体内部に確実に振り分けて搬送
することができる。
【0056】ところで、これまでの説明においては、画
像形成装置本体側のCPU403からシート処理装置側
のCPU404に搬送予告コマンドが送信されると同時
にフラッパ523を回動させることで後続シートの搬入
準備を開始する場合について説明してきたが、本発明は
これに限らず、画像形成装置本体側のCPU403から
送信されるシート間隔情報を利用して、さらにきめ細か
いフラッパ制御を行うようにすることもできる。
【0057】次に、このような本発明の第2の実施の形
態について説明する。
【0058】図4は、本実施の形態に係るフラッパ制御
を説明するフローチャートである。
【0059】本実施の形態においては、フラッパ523
の制御を行うシート処理装置側のCPU404は、まず
画像形成装置本体側のCPU403からの搬送予告(コ
マンド)を待ち受けし(S301)、搬送予告コマンド
が有ると(S301のY)、次に搬送予告コマンドと一
緒に送られてきたシート間隔情報(以下、紙間情報とい
う)の内容を判定する(S302)。なお、本実施の形
態において、画像形成装置本体側のCPU403から送
信されてくる紙間情報としては、紙間が大、中、小の3
段階の情報がある。
【0060】ここで、紙間情報として紙間が小であると
いう情報が送られてきた場合には(S302のY)、タ
イマ値に0をセットする(S303)。これにより、直
ちにフラッパ523は上方回動する(S308)。
【0061】一方、紙間情報が小でない場合は(S30
2のN)、次に紙間情報が中であるかを判断する(S3
04)。そして、紙間情報として紙間が中であるという
情報が送られてきた場合には(S304のY)、タイマ
値として0ではなく、中程度の間隔で搬送されてくるシ
ートを確実にシート処理装置内部に搬入することのでき
るような中の値をセットする(S305)。
【0062】さらに、紙間情報が中でない場合(S30
4のN)、即ち紙間情報として紙間が大であるという情
報が送られてきた場合には、タイマ値として大の間隔で
搬送されてくるシートを確実にシート処理装置側に搬入
することのできるような大の値をセットする(S30
6)。
【0063】そして、S303、305、306でそれ
ぞれセットしたタイマ値の時間分待機し(S307)、
タイマが終了した時点で(S307のY)、ソレノイド
をオンとしてフラッパ523を上方回動させる(S30
8)。そして、このようにフラッパを上方回動させるこ
とで、画像形成装置本体401からシート処理装置内部
にシートPが搬入されてくる。
【0064】次に、シート処理装置402内に搬入した
後続シートP2の先端が搬入検知センサ409に到達す
るまで待機し(S309)、後続シートP2の先端が搬
入検知センサ409に達し、これにより搬入検知センサ
409がオンとなると(S309のY)、ソレノイドを
オフとしてフラッパ523を下方回動させ(S31
0)、本ルーチンを抜ける。
【0065】以上説明したように、画像形成装置本体側
のCPU403から送信される紙間情報を利用すること
で、紙間が短いときでも所望のシートを確実にシート処
理装置内に導くことが可能になる。また、フラッパ52
3の切替タイミングをシート間隔に基づいた最適な状態
で制御できるため、フラッパ523を駆動するためのソ
レノイド等の駆動電流を最適な状態で制御することがで
きる。
【0066】なお、本実施の形態では、3段階の紙間情
報に基づいてフラッパ523の切替タイミングを制御す
る場合について述べてきたが、それ以上の紙間情報を用
いることにより、さらに細かいフラッパ制御が可能なこ
とは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、切り替え手段の上流に配された第1搬送検知手段が
シートの先端を検知した時点で切り替え手段をシート処
理装置側に切り替え、さらに切り替え手段の下流側に設
けられた第2搬送検知手段がシートを検知した時点で切
り替え手段を画像形成装置の排紙部側に切り替えること
により、切り替え手段が切り換わるタイミングを早くす
ることができ、これによりシートを確実に画像形成装置
の排紙部又はシート処理装置に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の概略構成を示す図。
【図2】上記画像形成装置に設けられたシート搬送装置
のフラッパの動作を示す図。
【図3】上記シート搬送装置のフラッパの制御動作を説
明するフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装
置のフラッパの制御動作を説明するフローチャート。
【図5】従来の画像形成装置の構成の一部を示すブロッ
ク図。
【図6】上記画像形成装置に設けられたシート搬送装置
のフラッパの動作を示す第1の図。
【図7】上記画像形成装置に設けられたシート搬送装置
のフラッパの動作を示す第2の図。
【図8】上記シート搬送装置のフラッパの制御動作を説
明するフローチャート。
【符号の説明】
401 画像形成装置本体 402 シート処理装置 403 CPU 404 CPU 407 第1排紙検知センサ 409 搬入検知センサ 410 ソレノイド 420 シート搬送装置 521 排紙トレイ 523 フラッパ R1 第1排紙通路 R2 第2排紙通路 P シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートを搬送する第1搬送路と、 前記第1搬送路から分岐した第2搬送路と、 前記第1搬送路及び第2搬送路の分岐点に設けられた切
    り替え手段と、 前記切り替え手段の切替を制御する第1制御手段と、 前記切り替え手段の上流側に設けられた第1搬送検知手
    段と、 前記切り替え手段の下流側で、かつ前記第2搬送路に設
    けられた第2搬送検知手段と、 前記第1搬送検知手段がシートの先端を検知した時点で
    前記第1制御手段に対してシートの搬送予告を行う第2
    制御手段と、 を有し、 前記第1制御手段は前記搬送予告を受け取った時点で切
    り替え手段を前記第2搬送路側に切り替え、かつ前記第
    2搬送検知手段がシートを検知した時点で前記切り替え
    手段を前記第1搬送路側に切り替えるように制御するこ
    とを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 シート処理装置及びシートを前記シート
    処理装置、或は画像形成装置本体に設けられた排紙部に
    搬送するシート搬送装置を備えた画像形成装置におい
    て、 前記シートを画像形成装置本体に設けられた排紙部に向
    わせる第1搬送路と、 前記第1搬送路から分岐し、前記シートを前記シート処
    理装置に向わせる第2搬送路と、 前記第1搬送路及び第2搬送路の分岐点に設けられ、前
    記シートを選択的に前記画像形成装置本体の排紙部又は
    前記シート処理装置に向わせる切り替え手段と、 前記シート処理装置に設けられ、前記切り替え手段の切
    替を制御する第1制御手段と、 前記切り替え手段の上流側に設けられた第1搬送検知手
    段と、 前記切り替え手段の下流側で、かつ前記第2搬送路に設
    けられた第2搬送検知手段と、 前記画像形成装置本体に設けられ、前記第1搬送検知手
    段がシートの先端を検知した時点で前記第1制御手段に
    対してシートの搬送予告を行う第2制御手段と、 を有し、 前記第1制御手段は前記搬送予告を受け取った時点で切
    り替え手段を前記第2搬送路側に切り替え、かつ前記第
    2搬送検知手段がシートを検知した時点で前記切り替え
    手段を前記第1搬送路側に切り替えるように制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2制御手段は、前記シート処理装
    置に向わせるシートが第1搬送検知手段により検知され
    たときに前記搬送予告を送信することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2制御手段は前記第1搬送検知手
    段がシートの先端を検知した時点で前記シートの搬送予
    告と、シート間隔に関する情報を前記第1制御手段に出
    力し、該第1制御手段は、前記シート間隔に関する情報
    に基づいて切り替え手段の切替タイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002753A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013023310A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Canon Inc 画像形成システム

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