JP2002311758A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002311758A
JP2002311758A JP2001116807A JP2001116807A JP2002311758A JP 2002311758 A JP2002311758 A JP 2002311758A JP 2001116807 A JP2001116807 A JP 2001116807A JP 2001116807 A JP2001116807 A JP 2001116807A JP 2002311758 A JP2002311758 A JP 2002311758A
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Hiroaki Takagishi
宏彰 高岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常使用時の稼動音を上げることなく、定着後
のOHPシートを冷却しガイドとのこすれ傷の発生を防
止する。 【解決手段】転写材の種類を入力する入力手段により特
定の転写材を選択、入力した場合に、定着手段108と
排出口115との間に設けられた転写材冷却ファン13
1を動作させ、外装カバー121に備えられた外気吸入
口120から外気を導入し、搬送ガイド部材130上を
通過するOHPシート310に吹き付け冷却すること
で、OHPシート310の表面硬度の低下を抑え、こす
れ傷の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンター等の定着装置を備えた画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体外部に設置した排紙トレ
イに転写材を排出することが主流であった画像形成装置
に対し、近年、図6に示すように設置スペースを小さく
することを目的として、原稿自動読取装置100の原稿
読取部101と、画像形成部103との間のスペース
に、排紙トレイ部102を設けて転写材を排出する装置
機内排出方式が提案されている。
【0003】ここで、排紙トレイ部102は画像形成部
103の上カバーもかねている。画像形成装置の下部に
は転写用の紙束を入れておく紙カセット(以下カセット
という)104が設けられている。画像形成装置の側面
には手差し給紙のための手差しトレイ300が設けられ
ている。
【0004】また、定着手段108から排出口115ま
での紙搬送パスは、機内排出のため、屈曲ガイド117
に示すように屈曲型になっている。この屈曲ガイドは、
本体高さを抑えるために、できる限り大きい曲率で曲げ
られる。
【0005】コピー動作時には、ユーザーは操作部11
6(図7参照)での不図示の転写材選択手段によって、
コピー前に転写材のサイズや種類を選択してからコピー
スタートスイッチをONする。
【0006】図6において、給紙部106は、カセット
104からのピックアップ部、搬送紙分離機構、搬送ロ
ーラーなどによって構成され、紙等の転写材を現像部1
07に給送する。現像部107は、レジローラー、現像
器、感光体、転写機構などによって構成され、不図示の
露光手段により形成された潜像を現像剤により現像し転
写材に転写することで所望の画像を得る。ここで画像
は、読取部で読取った後でデジタル処理された画像信
号、又は、パソコンなどから送られた画像信号で、レー
ザービームの発光タイミングを決定し、感光体表面に、
不図示のレーザースキャナーユニットからレーザービー
ムにより露光した潜像を反転現像したものである。
【0007】定着手段108は、ヒーターなどによって
構成され、転写材に転写された現像剤を定着する。定着
後の転写材を排出口115まで搬送する搬送手段は、主
に切り換えフラッパー109、搬送ローラー113、排
紙ローラー114から構成される。切り換えフラッパー
109は、転写材の搬送経路を切り換えるためのもので
あり、搬送ローラー113、排紙ローラー114は不図
示の駆動機構にて正回転、逆回転の切り換えが可能とな
っており、これら搬送手段により定着後の転写材を排出
口115まで搬送、排出し、排出トレイ部102に転写
材が積載される。
【0008】両面搬送部111は、両面出力時におい
て、第1面目に現像剤を転写し定着した後の転写材を再
び現像部107へ送り出すためのものである。ここで、
レジローラーによってレジストあわせ後に、感光体へ送
られ、現像剤の転写が行われる。その後、定着手段10
8において転写材に転写された現像剤が定着される。
【0009】定着後の転写材は、切り換えフラッパー1
09をはね除けながら、搬送ローラー113を通過し
て、屈曲ガイド117に搬送され、排紙ローラー114
によって、排出口115から排紙トレイ部102に排出
される。
【0010】両面出力時の反転動作について詳述する
と、第一面転写時のカセット104からの転写材の流れ
は、片面時と同じで、フラッパー109まで達する。
【0011】次に、不図示の駆動装置によって、排紙ロ
ーラー114と搬送ローラー113の回転方向をあらか
じめきめたタイミングで反転することにより、転写材
を、両面搬送部111まで送り込む。
【0012】また、反転時には、第一面転写材の先端が
排出口115から突出し、再び画像形成装置内に搬送さ
れていくような動作をする。
【0013】次に、両面搬送部111によって再給紙さ
れた転写材は、片面転写時と同過程を経て、第二面を転
写後に、排出口115から、排紙トレイ部102に排出
される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の説
明図より明らかなように、屈曲ガイドを通過して機内に
排出するときは、転写材が、屈曲ガイドの上部に押し付
けられながら搬送されるため、摩擦抵抗が、従来のスト
レート排紙に対して大きくなることは明白である。
【0015】特に、近年、コスト削減のため、耐熱プラ
スチックなどにてガイド板が構成されているため、含有
されているフィーラーの析出などによって、ガイド板表
面の荒さは、悪化する傾向にあり、摩擦抵抗はさらに増
加している。
【0016】このため、定着後、すぐに、上記した屈曲
ガイドを通過すると以下のような問題点を発生してい
た。
【0017】例えば、オーバーヘッドプロジェクト用シ
ート(以下「OHPシート」)等は定着器通過後は高温
で表面硬度が低下しているため、屈曲ガイドとのこすれ
によるキズが発生してしまうという問題があり、また、
高温のまま定着後の画像が安定していない状態で屈曲ガ
イドに搬送されると、特に、定着性の悪い厚紙などを使
用した場合、屈曲ガイドとのこすれによる画像はがれが
発生してしまうという問題があった。
【0018】上記の問題を回避する手段として、ガイド
の屈曲率を小さくする手段が考えられるが、排紙パスが
大型化するため、本体が大型化するという問題が残る。
【0019】また、定着後の転写材を冷却するファンを
設置し、画像形成装置動作中に常に回転させると、傷な
どの問題が発生しない普通紙等の転写材使用時の稼動音
までが上昇する。
【0020】本発明は、上記の従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、普
通紙等による画像形成動作時の稼動音を上げることな
く、OHPシート等の一定の種類の転写材の場合にのみ
転写材を冷却することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、転写材の種類を入力する入力手段
と、転写材にトナー像を熱により定着させる定着手段
と、前記定着手段によりトナー像が定着された転写材を
前記定着手段から転写材排出口まで搬送する搬送手段
と、前記搬送手段による搬送途中の転写材に空気を吹き
付けるための送風手段と、前記入力手段により所定の転
写材の種類が入力された場合に、前記送風手段を動作さ
せる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】あるいは、転写材の種類を検知する検知手
段と、転写材にトナー像を熱により定着させる定着手段
と、前記定着手段によりトナー像を定着させた転写材を
前記定着手段から転写材排出口まで搬送する搬送手段
と、前記搬送手段による搬送途中の転写材に空気を吹き
付けるための送風手段と、前記検知手段により所定の転
写材の種類を検知した場合に、前記送風手段を動作させ
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0023】前記搬送手段は、前記定着手段から転写材
排出口までの間に転写材の搬送方向を変更するガイドを
有していてもよい。
【0024】前記検知手段が光学式検知センサーである
ことが好適である。
【0025】前記画像形成装置は、転写材に画像を形成
する画像形成部の上部に転写材を排出してもよい。
【0026】また、前記画像形成部と、前記画像形成部
の上方位置に配置された原稿を読取る原稿読取部と、の
間に転写材を排出してもよい。
【0027】前記所定の転写材がOHPシートでもよ
い。
【0028】画像形成装置本体の側面外装カバーと前記
搬送手段との間に前記送風手段を配置したことが好適で
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、
この実施の形態に記載されている構成物品の寸法、材
質、形状、その相対配置などは、特に特徴的な記載がな
い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではない。
【0030】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、第1の実施の形態について説明する。
【0031】図2は第1の実施の形態に係る画像形成装
置の斜視図である。尚、従来技術と同一部品又は類似す
る部品には同じ符号を付することとして説明は省略す
る。
【0032】図2において、操作部116は原稿読取部
101近傍に設けられており、外気吸入口120は画像
形成部103の側面の外装カバー121に設けられてい
る。
【0033】図3は、本実施の形態に係る手差し給紙部
の断面図であり、図4は、本実施の形態における画像形
成装置の制御ブロック図である。
【0034】手差しトレイ300は、手差し時に転写材
をセットするための手差しトレイで、セットした転写材
の横サイドを規制するための規制板300aを備えてい
る。中板部材311は、使用者が転写材をセットすると
きは破線の位置にあり、使用者が本体のスタートスイッ
チ119を押すことで、不図示の動作機構にて実線の位
置にあって転写材を給紙ローラー303に加圧する方向
に押し上げるように動作する。
【0035】給紙ローラー303は、給紙クラッチ20
9(図4参照)によって駆動をON、OFFされるよう
に構成されている。分離パッド保持部材302は、多数
枚の転写材が重送した時に一番上の転写材のみを給送さ
せるための分離パッド302aを備え、加圧ばね312
によって給紙ローラー303に加圧されている。
【0036】レジ前上ガイド304、レジ前下ガイド3
05は、給送された転写材をレジストローラー306ま
でガイドする。レジ前センサー307は、給送された転
写材が、あらかじめ規定された時間内でレジローラー近
傍まで達したことを検知する。転写材310は特に紙に
限定されることはなく、画像を転写できるものであれば
構わない。
【0037】以上の各部は、図4に示すように、画像形
成装置本体の制御手段であるCPU(中央処理装置)2
03にて動作の制御が行われている。
【0038】図1において、排紙トレイ部102は排出
した転写材を積載し、画像形成部の上カバーもかねてい
る。
【0039】排紙センサー139は排紙中の転写材を検
知するためのものであり、定着手段108は、ヒーター
などによって構成され、現像後の転写材を定着する。切
り換えフラッパー109は、転写材の搬送経路を切り換
えるためのものである。搬送ローラー113、排紙ロー
ラー114は不図示の駆動機構にて正回転、逆回転の切
り換えが可能となっており、排出口115より転写材が
排出される。
【0040】両面搬送部111は、両面出力時、第1面
目を転写した後の転写材を再び、潜像形成及び現像部へ
送り出すためのものである。
【0041】外気吸入口120は画像形成部103の側
面の外装カバー121に設けられている。
【0042】搬送手段の一部を構成する搬送ガイド部材
130は、転写材310に外気を吹き付けるための風穴
133を備えており、外気が転写材310にまんべんな
くあたるように、この穴は、図示していないが、紙面奥
行き方向に数ヶ所あけてあり、転写材310を冷却する
ための冷却部材の一種として、転写材冷却ファン131
が外装カバー121に設けられた外気吸入口120の近
傍に備えられている。
【0043】本実施の形態では、転写材に吹き付けるの
は外気であるが、特に外気に限定されるわけではなく、
装置内の循環している空気を転写材に吹き付けても構わ
ない。
【0044】尚、本実施の形態では、OHPシートの給
紙を、手差しトレイ300から行うものについて詳述す
るが、もちろんカセット104から給紙しても構わな
い。
【0045】次に、OHPシートを転写材とするときの
動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0046】まず、使用者は、操作部116で不図示の
転写材種類入力手段によりOHPシートを選択する。
【0047】使用者が本体のスタートボタンを押すこと
で(S500)、装置本体が稼動され、不図示の中板動
作機構がONになり、中板部材311がシートを給紙ロ
ーラー303に向けて加圧され、同時に給紙モーターが
ONになる(S501)。
【0048】ここで、CPUが、使用者が選択した転写
材種類入力手段の信号によりOHPシートの選択を確認
すると(S502)、転写材冷却ファン131を稼動す
る(S503)。その後、給紙クラッチがONとなり、
シートは給紙ローラー303と分離パッド302aとの
ニップに送られていくと同時に、CPUに内蔵されたタ
イマー204がONとなる(S504)。
【0049】そして、CPUが、タイマー204により
カウントした時間T1と所定の時間Pを比較し、T1>
Pの関係を満たしたと判断した場合に(S505)、中
板部材311の加圧が解除され、タイマー204もOF
Fとなる(S506)。
【0050】給紙ローラー303にて給紙されたシート
は、レジ前上ガイド304又はレジ前下ガイド305に
沿って進行することで、レジ前センサー307がONと
なり、CPU203に内蔵されたタイマー204もON
となる(S507)。
【0051】シート310がレジストローラーニップ3
08に達した後、CPU203が、タイマー204によ
りカウントした時間T2とループ作成のために必要な時
間Qを比較し、T2>Qの関係を満たした場合に(S5
08)、給紙クラッチ及びタイマー204がOFFとな
り、現像動作の待機状態となる(S509)。
【0052】現像動作が開始されると(S510)、レ
ジローラークラッチ208がONになると同時に、給紙
ローラークラッチ209がONとなり、感光体309に
向けてシートが給送されていく。更には、CPUに内蔵
されたタイマー204がONとなる(S511)。
【0053】CPU203は、タイマー204によりカ
ウントした時間T3と所定の時間Rを比較し(S51
2)、T3>Rの関係を満たしたと判断した場合に、排
紙モーターがONとなり(S513)、給紙クラッチが
OFFとなる(S514)。
【0054】その後順次シートが送られ、シート後端が
レジ前センサー307を抜けると、レジ前センサーがO
FFとなると同時に、CPUに内蔵されたタイマー20
4がONとなる(S515)。
【0055】CPU203が、タイマー204によりカ
ウントした時間T4と現像動作が完了するのに必要な時
間Mを比較し(S516)、T4>Mの関係を満たした
場合に、レジクラッチ208及びタイマー204がOF
Fとなり、現像動作が終了する(S517)。
【0056】次に、定着手段108を通過したOHPシ
ート310は、フラッパー109を跳ね除け、搬送ガイ
ド部材130に沿って、搬送ローラー113のニップを
通過し、屈曲ガイド117に押し付けられることで進路
を変更しながら搬送され、排紙センサー139及びタイ
マー204がONとなる(S518)。
【0057】このとき、図1に示すように、転写材冷却
ファン131が外気吸入口120から吸引した外気が、
搬送ガイド部材130の風穴133から矢印のように吹
き付けられ、OHPシートが直接冷却された後、屈曲ガ
イド117に搬送される。
【0058】その後、OHPシート後端が排紙センサー
139から抜け、排紙センサーがOFFとなると(S5
19)、CPU203が、タイマー204によりカウン
トした時間T5と所定の時間Hを比較し(S520)、
T5>Hの関係を満たした場合に、定着モーター20
3、転写材冷却ファン131、排紙モーター205をO
FFとして動作が終了する(S521)。
【0059】尚、本実施の形態では、冷却部材である転
写材冷却ファン131が動作を開始するタイミングはS
503の時点であるが、冷却効果、騒音、消費電力等の
観点から、転写材が転写材冷却ファン131近傍に来る
直前から転写材冷却ファン131の動作が開始するよう
制御するようにしてもよい。
【0060】これにより、例えば、転写材がOHPシー
トである場合にOHPシートが直接冷却され、OHPシ
ートは表面硬度を下げることなく屈曲ガイド117に押
し付けられる。そのため、屈曲ガイド117とのこすれ
による傷が発生しにくくなる。
【0061】また、転写材が厚紙等である場合において
も、厚紙等が直接冷却され、定着後の画像が安定してい
ない状態で屈曲ガイド117とこすれることがないた
め、画像はがれの発生を防止することができる。
【0062】更には、上記の問題が発生しないような普
通紙や薄紙等においても、定着後に熱によるカールが発
生しやすい特定の転写材に対して、直接冷却することで
カールの発生を防止し、排紙時の積載性を良好とするこ
とができる。
【0063】従って、冷却ファンの動作を、あらかじめ
定められた転写材の種類を選択入力した場合に動作させ
ることで、それ以外の転写材に対する通常動作時の稼動
音を上昇させないため騒音等の発生を防止することがで
きる。
【0064】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態について説明する。本実施の形態では、第1
の実施の形態において使用者が転写材の種類を入力する
代わりに、給紙部や搬送路に不図示の透過型センサーや
反射型センサー等の光学式センサーの検出結果から冷却
部材の動作を制御する点が異なるものであり、その他の
構成は第1の実施の形態と同じである。なお、第1の実
施の形態と同じ若しくは相当する構成には同じ符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0065】上記センサーによりOHPシートや厚紙等
の光の透過度や反射率が異なることを利用し転写材の種
類を検知することが可能となる。
【0066】その検知結果がCPU203に入力され、
CPU203において所定の転写材であることを検知し
た場合には冷却部材の一種である転写材冷却ファン13
1の動作が開始することになる。
【0067】これにより、例えば、転写材がOHPシー
トである場合にOHPシートが直接冷却され、OHPシ
ートは表面硬度を下げることなく屈曲ガイド117に押
し付けられる。そのため、屈曲ガイド117とのこすれ
による傷が発生しにくくなる。
【0068】また、転写材が厚紙等である場合において
も、厚紙等が直接冷却され、定着後の画像が安定してい
ない状態で屈曲ガイド117とこすれることがないた
め、画像はがれの発生を防止することができる。
【0069】更には、上記の問題が発生しないような普
通紙や薄紙等においても、定着後にカールが発生しやす
い特定の転写材に対して、直接冷却することでカールの
発生を防止し、排紙時の積載性を良好とすることができ
る。
【0070】従って、冷却ファンの動作を、あらかじめ
定められた転写材を検知した場合に動作させることで、
通常動作時の稼動音を上昇させないため騒音等の発生を
防止することができるという効果に加え、本実施の形態
によれば、転写材種類を選択し入力するという作業者の
手間が省け、また選択のミスによるこすれによる傷の発
生、画像はがれ等のトラブルの低減も図ることが可能と
なる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像形
成装置本体の制御手段が、特定の転写材が使われている
ことを検知した場合に、定着後の転写材に前記冷却部材
により空気を吹き付けて冷却するので、転写材の傷や画
像はがれの発生を防止しつつ通常使用時の稼動音の上昇
を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置の定着器
周辺の断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る画像形成装置方式の斜
視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る手差し給紙部の断面図
である。
【図4】第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御ブ
ロック図である。
【図5】第1の実施の形態に係る画像形成装置において
手差し給紙した場合の動作を表したフローチャートであ
る。
【図6】従来技術に係る画像形成装置の概略断面図であ
る。
【図7】従来技術に係る画像形成装置の斜視図である。
【符号の説明】
100 原稿自動読取装置 101 原稿読取部 102 排紙トレイ部 103 画像形成部 104 カセット 106 給紙部 107 現像部 108 定着手段 109 フラッパー 111 両面搬送部 113 搬送ローラー 114 排紙ローラー 115 排出口 116 操作部 117 屈曲ガイド 119 スタートボタン 120 外気吸入口 121 外装カバー 130 搬送ガイド部材 131 送風手段(転写材冷却ファン) 133 風穴 139 排紙センサー 300 手差しトレイ 302 分離パッド 303 給紙ローラー 304 レジ前上ガイド 305 レジ前下ガイド 309 感光体 310 転写材(OHPシート、厚紙) 311 中板部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/20 G03G 21/00 534 Fターム(参考) 2H027 DC02 DC11 DE02 DE07 DE10 EC06 EC09 ED19 ED25 FA30 GA01 JA11 JB16 JB23 JB24 JC13 2H033 AA14 AA46 AA47 BA08 BA10 BE03 CA16 CA27 CA35 CA53 2H072 FB01 HA08 HB05 JA02 JC02 JC06 3F049 AA01 FA05 LA02 LA07 LB08 3F101 FA01 FB11 FC07 LA02 LA07 LB07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写材の種類を入力する入力手段と、 転写材にトナー像を熱により定着させる定着手段と、 前記定着手段によりトナー像が定着された転写材を前記
    定着手段から転写材排出口まで搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による搬送途中の転写材に空気を吹き付け
    るための送風手段と、 前記入力手段により所定の転写材の種類が入力された場
    合に、前記送風手段を動作させる制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】転写材の種類を検知する検知手段と、 転写材にトナー像を熱により定着させる定着手段と、 前記定着手段によりトナー像を定着させた転写材を前記
    定着手段から転写材排出口まで搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による搬送途中の転写材に空気を吹き付け
    るための送風手段と、 前記検知手段により所定の転写材の種類を検知した場合
    に、前記送風手段を動作させる制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記搬送手段は、前記定着手段から転写材
    排出口までの間に転写材の搬送方向を変更するガイドを
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】前記検知手段が光学式検知センサーである
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】転写材に画像を形成する画像形成部の上部
    に転写材を排出することを特徴とする請求項1乃至4に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像形成部と、前記画像形成部の上方
    位置に配置された原稿を読取る原稿読取部と、の間に転
    写材を排出することを特徴とする請求項1乃至4に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記所定の転写材がOHPシートであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】画像形成装置本体の側面外装カバーと前記
    搬送手段との間に前記送風手段を配置したことを特徴と
    する請求項3に記載の画像形成装置。
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