JP2003220731A - インクジェット記録装置および該装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および該装置の制御方法

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JP2003220731A JP2002021773A JP2002021773A JP2003220731A JP 2003220731 A JP2003220731 A JP 2003220731A JP 2002021773 A JP2002021773 A JP 2002021773A JP 2002021773 A JP2002021773 A JP 2002021773A JP 2003220731 A JP2003220731 A JP 2003220731A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本のノズル列を並列に配置した記録ヘッド
を用いた記録装置において、各ノズルに対応して記録デ
ータを処理する場合、ノズル列方向に並んでいるデータ
を所定の単位で読み出し、2本のノズル列に配分し、各
ノズルに割り当てる処理を行うため、実際のノズル配置
に対応したデータ単位でヌルスキップを行うため、記録
データの処理が複雑になってしまう。 【解決手段】 第1、2,3DMA手段と、ワークバッ
ファに保存された第1画像データを第2画像データに変
換するデータ変換手段と、第2画像データを保存する記
録バッファと、転送バッファへ格納するためのラッチ手
段と、バッファ読み出し管理テーブルと、ワークバッフ
ァに格納されている画像データを転送バッファに転送す
る際に、バッファ読出し管理テーブルのフラグに基づい
て第1、第2、第3DMA手段の転送処理を実行させる
DMA制御手段と備えることで記録データの処理の効率
を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドを搭載したキャリッジをその
移動方向(主走査方向)に移動させながら記録動作を行
う従来のシリアルタイプのインクジェット記録装置(イ
ンクジェットプリンタ)は、主走査方向には被記録媒体
の幅以上の、被記録媒体の搬送方向(副走査方向)には
記録ヘッドの幅と同じ幅、或いは記録ヘッドの幅以上の
サイズをもつバッファメモリを持っていた。
【0003】そして、そのバッファメモリに格納された
記録データを記録ヘッドに転送しながら、同時に記録ヘ
ッドを主走査方向に走査して、被記録媒体へ印刷を行っ
ている。
【0004】また、記録データが被記録媒体の搬送方向
に連続してヌルデータが存在する場合に、そのヌルデー
タを記録バッファに保存せずに記録データを詰めて保存
するいわゆる「ヌルスキップ」制御を行うここで、副走
査方向の所定の記録密度(例えば600dpi)の記録
ヘッドを用いて記録する画像の記録密度を向上させる方
法の1つとして、互いのノズルが千鳥状に配置される
(互いのノズルが補間する)ように主走査方向に並んだ
2本のノズル列を配置する方法がある。例えば600d
piの記録ヘッドを二つ、1200dpiずらして配置
した場合、ノズル配置は、副走査方向に千鳥状に120
0dpiを実現する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この2
本のノズル列を並列に配置した場合には、各ノズルに対
応して記録データをバッファメモリに格納する場合、複
雑な制御になってしまう。
【0006】これは、ノズル列方向に並んでいるデータ
を所定の単位(例えば32ラスター単位)で読み出し、
これらのデータを2本のノズル列に16ラスターづつ配
分し、配分したデータを各ノズルに割り当てる処理を行
うためである。
【0007】また、実際のノズル配置に対応したデータ
単位でヌルスキップを行うためである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインクジェット記録装置は記録ヘッドを用
いて記録を行うために上位装置から受信した第1画像デ
ータを格納するワークバッファと前記記録ヘッドへ転送
するための第2画像データを格納する転送バッファとを
有するインクジェット記録装置であって、ワークバッフ
ァに保存された第1画像データを第2画像データに変換
するデータ変換手段と、ワークバッファからデータ変換
手段に第1画像データを転送する第1DMA手段と、第
2画像データを保存する記録バッファと、データ変換手
段から記録バッファに第2画像データを転送する第2D
MA手段と、転送バッファへ格納するために第2画像デ
ータを格納するラッチ手段と、記録バッファからラッチ
手段に第2画像データを転送する第3DMA手段と、ワ
ークバッファのデータに対応したフラグを書き込み可能
なワークバッファに対応したバッファ読み出し管理テー
ブルと、ワークバッファに格納されている画像データを
転送バッファに転送する際に、フラグに基づいて第1、
第2、第3DMA手段の転送処理を実行させるDMA制
御手段と、を有することを特徴とするインクジェット記
録装置である。
【0009】本発明のインクジェット記録装置の制御方
法は、記録ヘッドを用いて記録を行うために上位装置か
ら受信した第1画像データを格納するワークバッファ
と、第2画像データを保存する記録バッファと、記録ヘ
ッドへ転送するための第2画像データを格納する転送バ
ッファと、ワークバッファのデータに対応したフラグを
書き込み可能なワークバッファに対応したバッファ読み
出し管理テーブルと、を有するインクジェット記録装置
の制御方法であって、ワークバッファから第1画像デー
タを読み出す第1DMA工程と、ワークバッファに保存
された第1画像データを第2画像データに変換するデー
タ変換工程と、データ変換工程で変換した第2画像デー
タを記録バッファに転送する第2DMA工程と、転送バ
ッファに格納するために、記録バッファから第2画像デ
ータを読み出す第3DMA工程と、第3DMA工程で読
み出した第2画像データを格納するラッチ工程と、ワー
クバッファに格納されている画像データを転送バッファ
に転送する際に、フラグに基づいて第1、第2、第3D
MA工程を実行させるDMA制御工程とを有することを
特徴とするインクジェット記録装置の制御方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は以下に説明する実施例におけるイ
ンクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)の外
観斜視図である。このインクジェットプリンタは、カラ
ープリント、白黒モノカラープリントの両方が可能な構
成を示しているが、白黒モノカラープリント専用装置と
して考える場合には、以下の説明で示すブラックインク
を収容したインクカートリッジのみを記録ヘッドに装着
した構成となる。
【0011】図1に示すように、キャリッジ101には
記録ヘッド102とカートリッジガイド103とが搭載
される。記録ヘッド102がモノクロタイプ(ブラック
専用)であればブラック(K)のインクを吐出する。ま
た、記録ヘッド102がカラータイプであれば、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)のインクをそれぞれ吐出する。モノクロタイプ、
カラータイプとも、各色のノズル列は千鳥状に配置され
ている。この実施例では1色のノズル列として偶数ノズ
ルを配列させた偶数ノズル列と奇数ノズルを配列させた
偶数ノズル列との2列で構成されている。この2列構成
により、互いのノズルを補間できるようになっている。
【0012】記録ヘッド102がカラータイプであれ
ば、記録ヘッド102にはブラックインクを収容したイ
ンクカートリッジ110と他の3色のインクを収容した
インクカートリッジ111が装着されている。そして、
それぞれのインクカートリッジからシアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のインク
が供給される。また、多数の導線を配列したフレキシブ
ルケーブル(不図示)を介して記録ヘッド各ノズルの駆
動信号が供給される。
【0013】キャリッジ101は2本のガイドレール1
04〜105上に搭載されており、キャリッジ101に
連結した無端ベルト109をキャリアモータ(後述)で
駆動することによりキャリッジ101をX方向(以下、
このX方向を主走査方向という)に往復走行させる。ま
た、搬送ローラ108は搬送モータ(後述)によって駆
動され、被記録媒体106をY方向(以下、このY方向
を副走査方向という)に搬送する。
【0014】図2はインクジェットプリンタの制御回路
を示すブロック図である。図2において、170はイン
ターフェースで、ホストコンピュータなどの外部装置か
らの記録データを受ける。171はMPU、172はM
PU171が実行する制御プログラム(必要によっては
文字フォントを含む)を格納するROM、173は各種
データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を一時的に保存しておくRAMであり、例えばDR
AMが使用される。174は記録ヘッド102に対する
記録制御を行うゲートアレイであり、インターフェース
170、MPU171、RAM173間のデータ転送の
制御を行う。179は記録ヘッド102を主走査方向に
移動させるためのキャリアモータ、178は被記録媒体
搬送のための搬送モータである。175は記録ヘッドを
駆動するヘッドドライバ、176〜177はそれぞれ搬
送モータ178、キャリアモータ179を駆動するため
のモータドライバである。
【0015】図8はRAM173とゲートアレイ174
との間のデータ転送の説明図で、記録データの転送をさ
らに説明する。
【0016】RAM173にはワークバッファ173A
と記録バッファ173Bを有し、ゲートアレイ174に
はHV変換回路174A、ラッチ174B、転送バッフ
ァ174Cを有する。
【0017】801〜803はDMAバスであり、16
ビット単位のデータをDMA転送する。このDMAバス
801〜803のための専用のDMA手段は1本であ
る。従って、あるタイミングにおいてDMAバス801
〜803は同時にデータを転送できず、いずれか1つの
バスがデータを転送できる。804はラッチに格納した
データを転送バッファに転送するためのデータ線であ
る。
【0018】これによって、ワークバッファ173Aの
データがDMA転送でHV変換回路174Aへ転送さ
れ、ラスター形式のデータがカラム形式のデータに変換
される。そしてこのデータがDMA転送で記録バッファ
173Bに転送される。そして、記録バッファ173B
に格納されたデータはDMA転送でラッチ174Bに転
送され、転送バッファ174Cに送られる。そして転送
バッファ174Cから記録ヘッドへ転送される。
【0019】なお、ラッチ174Bは転送バッファ17
4Cにデータを転送した後、必ずラッチ174B内のデ
ータをゼロクリアして、次のデータの転送に備える。
【0020】また、ラッチ174BはDMAバス803
で16ビットのデータが転送されるが、転送された16
ビット単位のデータを8ビット単位でラッチする。この
ラッチは後述するヘッド書き込み管理テーブルに基づい
ておこなう。
【0021】ラッチ手段の処理フローについて図9を参
照して説明する。この処理は記録バッファからデータ転
送を受けた場合に行われる。
【0022】ステップS901で転送されたデータをラ
ッチする。ステップS902でラッチしたデータを転送
バッファに格納する。そしてステップS903でラッチ
したデータをクリアする。
【0023】以上、インクジェットプリンタ動作概要を
説明すると、インターフェース170を介した記録デー
タはDRAM173のワークバッファに格納され、ゲー
トアレイ174に有するデータ変換回路でデータ変換さ
れる。そして、変換されたデータは記録バッファ、転送
バッファと順に転送される。そして、モータドライバ1
76、177が駆動されると共に、ヘッドドライバ17
5にデータが送られ、記録ヘッドからインクが吐出され
る。この記録ヘッドを搭載したキャリッジが主走査方向
に移動して被記録媒体に記録が行われる。
【0024】<第1実施例>この実施例ではモノクロタ
イプの記録ヘッドを用い、インクジェットプリンタがモ
ノクロプリント専用装置とし、この装置によって被記録
媒体106にモノクロの画像やキャラクタを記録する場
合について説明する。
【0025】図3は被記録媒体106における印刷可能
領域201と記録ヘッドを主走査方向に1回の走査で記
録される領域(1走査記録領域)202との関係につい
て示した図である。1走査記録領域への記録のために、
本実施例では被記録媒体に記録されるデータを一時格納
する記録バッファ(詳細は後述)を複数用いるが、その
複数の記録バッファを管理するために、図3に示すよう
な記録バッファ読み出し管理テーブル203を用いる。
【0026】この記録バッファ読み出し管理テーブル2
03の各欄204には、記録バッファ有りフラグ(値は
“1”)または記録バッファ無しフラグ(値は“0”)
が格納されている。本実施例では、1走査領域の記録に
20ブロックの記録バッファ領域を用い、バッファ読み
出し管理テーブル203には41個の欄がある。バッフ
ァ読み出し管理テーブルはリング構造をもたせて繰り返
して使用する。
【0027】また、被記録媒体に記録されるデータを記
録ヘッドに転送する管理をするためにヘッドデータ書き
込み管理テーブル205を用いる。ヘッドデータ書き込
み管理テーブル205の各欄206には、ヘッドデータ
有りフラグ(値は“1”)またはヘッドデータ無しフラ
グ(値は“0”)が格納されている。本実施例では、1
走査領域の記録に40ブロックのヘッドデータ領域を用
い、ヘッドデータ書き込み管理テーブル205には40
個の欄がある。ヘッドデータ書き込み管理テーブル20
5はストレート構造で1スキャン毎に使用する。ヘッド
データ書き込み管理テーブル205の各欄206は記録
ヘッドの各ノズルブロックに対応する。
【0028】記録ヘッドには320個のノズルが副走査
方向に備えられているので、バッファ読み出し管理テー
ブル203は記録ヘッドの2走査分に必要な記録バッフ
ァの管理ができる。
【0029】図4は記録バッファの内部構成を示す図で
ある。1走査記録領域に必要な記録バッファ領域は副走
査方向に16ビット(1ワード)のデータを主走査方向
に記録密度600DPIでA4サイズ(記録幅210m
m)に記録するために必要なメモリ容量、即ち、10K
バイトのデータ書き込み領域303を備えている。
【0030】また、各記録バッファ領域には各々固有の
バッファID番号(0、1、2、・・・、N)をつけられ
ている。図4に示すように、記録バッファはDRAM1
73のメモリアドレス“800000(H:16進表
現)”を開始アドレスとし、連続的にDRAM173の
メモリ領域を分割して、1つの記録バッファ領域として
割り当てられる。このようなメモリ割当を上記開始アド
レスから連続して行う場合、RAM173における任意
のID番号をもつ記録バッファの先頭アドレスは、80
0000(H)+ID番号×2(H)となる。
【0031】RAM173には使用する記録バッファの
位置を管理するために、次に使用する記録バッファのI
D番号を管理する先頭バッファID番号格納領域を設け
る。この先頭バッファID番号格納領域に格納されるI
D番号は記録バッファに記録データを書き込むことによ
り順次更新され、常に任意の時点における次に用いる記
録バッファのID番号がセットされる。このようにし
て、記録動作中には常にどの記録バッファにデータを書
き込めば良いかが管理されることになる。そして、一連
の記録動作中はこの情報が保持され、記録バッファは周
期的に何度も用いられる。
【0032】図5は被記録媒体106にプリント出力し
た場合の、バッファ読み出し管理テーブルとヘッド書き
込み管理テーブルに基づいた記録データの処理について
の説明図である。
【0033】この図は、ラスター形式の記録データをノ
ズル列方向(副走査方向)に16ビット単位で保存する
ワークバッファ、記録ヘッドのノズル列に対応したカラ
ム形式で奇数ノズルに対応した記録データと偶数ノズル
に対応した記録データをそれぞれノズル列方向(副走査
方向)に8ビット単位で保存する2本の記録バッファ、
そして奇数ノズルに対応した記録データと偶数ノズルに
対応した記録データをそれぞれノズル列方向(副走査方
向)に8ビット単位で保存する2本の転送バッファを示
している。
【0034】この図において、ワークバッファは8つの
ブロック、記録バッファは6つのブロック、転送バッフ
ァは8つのブロックが副走査方向にそれぞれ並んでい
る。ここでワークバッファ<0>、<1>にデータが格
納されていないので、データは記録バッファに2ブロッ
ク分詰めて格納されている。
【0035】記録バッファから転送バッファに転送され
る際には、不図示のラッチ手段で一旦ラッチされる。
【0036】ここで、ワークバッファからのデータの読
み出し単位は16ビット、各記録バッファへの書き込み
単位は8ビット、転送バッファへのデータ転送単位は8
ビットである。ワークバッファから読み出された16ビ
ットの記録データは、記録バッファに書き込む前に変換
処理が行われノズル列に対応した形式の記録データとな
る。そして、偶数アドレスと奇数アドレスのデータの2
グループ分けされて、それぞれ8ビットデータとして偶
数(even)アドレス用の記録バッファと奇数(od
d)アドレス用の記録バッファに保存される。なお、偶
数アドレスのデータに応じて記録ヘッドの偶数ノズル列
からインクが吐出され、奇数アドレスのデータは記録ヘ
ッドの奇数ノズル列からインクが吐出される。
【0037】バッファ読み出し管理テーブルのデータを
所定単位(ここでは所定単位=2)でチェックしてすべ
て“0”であれば、ワークバッファから読み出し処理を
行わないし、記録バッファに書き込みも行わない。つま
りワークバッファから転送処理をスキップする(転送処
理を省く)。
【0038】ワークバッファ<0>と<1>に保存され
ているデータはすべてヌルデータ(すべてゼロ)である
ので、バッファ読み出し管理テーブルの値は2つとも
“0”である。このため、ワークバッファ<0>、<1
>からデータの読み出しは行われないし、記録バッファ
への保存もされない。また、ヘッド書き込み管理テーブ
ルは“00”となり、記録バッファから転送バッファへ
のデータの転送は行われない。
【0039】ワークバッファ<2>に保存されているデ
ータはすべてヌルデータ(すべてゼロ)であり、ワーク
バッファ<3>にはデータがあるのでバッファ読み出し
管理テーブルは“0”、“1”となっている(ヘッド書
き込み管理テーブルの値は“01”となる)。バッファ
読み出し管理テーブルが“0”であるので、ワークバッ
ファ<2>からはデータの読み出しは行われないが、バ
ッファ読み出し管理テーブルが“1”であるので、ワー
クバッファ<3>からはデータの読み出しが行われ、ワ
ークバッファ<3>のデータは転送される。
【0040】そして、ワークバッファ<3>のデータを
DATA3とすると、奇数(odd)アドレス用の記録
バッファのブロック2にDATA3ODDが、偶数(e
ven)アドレス用の記録バッファのブロック2にDA
TA3EVENが保存される。そして、DATA3
ODDは奇数(odd)アドレス用の転送バッファのブ
ロック4に転送され、DATA3ODDが偶数(eve
n)アドレス用の転送バッファのブロック4に送られ、
各転送バッファのデータに対応してノズル列のノズルか
らインクが吐出される。
【0041】ワークバッファ<4>はデータがあり、<
5>は保存されているデータはすべてヌルデータ(すべ
てゼロ)であるのでバッファ読み出し管理テーブルの
“1”“0”となり、ヘッド書き込み管理テーブルの値
は“10”となる。この場合は、ワークバッファ<2>
の場合と同様に、ワークバッファ<5>から記録バッフ
ァへのデータ転送は行われない。またワークバッファ<
3>の場合と同様に、このワークバッファ<4>からは
データの読み出しが行われ、DATA4ODDとDAT
A4EVENが記録バッファのブロック3に送られ、転
送バッファのブロック5に送られる。
【0042】ワークバッファ<6>と<7>については
ともにデータがあるのでバッファ読み出し管理テーブル
の“1”“1”となっている。ヘッドデータ管理テーブ
ルの値は“11”となり、ワークバッファ<6><7>
からデータの読み出しが行われる。
【0043】このワークバッファ<6>からはデータの
読み出しが行われ、DATA6OD とDATA6
EVENが記録バッファのブロック5に送られ、転送バ
ッファのブロック7に送られ、ワークバッファ<7>か
らはデータの読み出しが行われ、DATA7ODDとD
ATA7EVENが記録バッファのブロック6に送ら
れ、転送バッファのブロック8に送られる。
【0044】このように、バッファ読み出し管理テーブ
ルのデータを所定単位(ここでは所定単位=2)でチェ
ックしてすべて“0”であれば、ワークバッファから読
み出しも行わず、記録バッファに格納もしない。したが
って、記録バッファにはデータが詰めて格納されること
になる。この処理によって、むだなデータ処理を省くこ
とができる。
【0045】なお、この実施例では図9に示したラッチ
手段によって、奇数(odd)アドレス用の記録バッフ
ァから奇数(odd)アドレス用の転送バッファへ転送
され、次に偶数(even)アドレス用の記録バッファ
から偶数(even)アドレス用の転送バッファに対し
て順に行われる。
【0046】このように、バッファ読み出し管理テーブ
ルの値とヘッドデータ管理テーブルの値に基づいて、記
録ヘッドへ記録データの転送をおこなうことで、無駄な
転送処理もなくなり、その結果ヌルスキップ処理が容易
におこなうことができる。
【0047】<第2実施例>この実施例ではカラータイ
プの記録ヘッドを用い、インクジェットプリンタがカラ
ープリント専用装置とし、この装置によって被記録媒体
106にカラーの画像やキャラクタを記録する場合につ
いて説明する。
【0048】図6は本実施例に従うカラープリント可能
な記録ヘッド102を被記録媒体106側から眺めた外
観斜視図である。図6において、601はイエローイン
クを吐出するヘッド(以下、Yヘッドという)、602
はマゼンタインクを吐出するヘッド(以下、Mヘッドと
いう)、603はシアンインクを吐出するヘッド(以
下、Cヘッドという)、604はブラックインクを吐出
するヘッド(以下、Kヘッドという)である。上記ヘッ
ド群は主走査方向に並んで配置され、各ヘッドは同時に
インク滴を吐出して被記録媒体上にカラーの文字および
画像を形成することが可能である。また、Cヘッド、M
ヘッド、Yヘッドには128個、Kヘッドには320個
のインク滴を吐出するノズルがそれぞれ設けられてい
る。
【0049】図7は被記録媒体106における印刷可能
領域201と記録ヘッドを1回主走査方向へ走査するこ
とによってシアン、マゼンタ、イエローインクで記録さ
れる領域(1走査記録領域)702と黒インクで記録さ
れる領域(1走査記録領域)202との関係について示
した図である。1走査記録領域への記録のために本実施
例では被記録媒体に記録されるデータを一時格納する記
録バッファを複数用いるが、その複数の記録バッファを
管理するために、図7に示すように、Yヘッド、Mヘッ
ド、Cヘッド、Kヘッドに対応して4つのバッファ読み
出し管理テーブル704Y、704M、704C、70
4Kを用いる。これら4つのバッファ読み出し管理テー
ブル各々の各欄704Y、704M、704C、704
Kには、実施例1と同様に、記録バッファ有りフラグま
たは記録バッファ無しフラグのいずれかが格納されてい
る。本実施例では、カラーインク(シアンインク、マゼ
ンタインク、イエローインク)のバッファ読み出し管理
テーブルにはそれぞれ17個の欄があり、黒インクのバ
ッファ読み出し管理テーブルには41個の欄がある。ま
た、バッファ読み出し管理テーブルにはリング構造をも
たせサイクリックに使用する。
【0050】シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応
するヘッドには128個のノズルが、黒のヘッドには3
20個のノズルが副走査方向に備えられているので、バ
ッファ読み出し管理テーブル704Y、704M、70
4C、704Kは記録ヘッドの2走査分に必要な記録バ
ッファの管理ができる。
【0051】また、被記録媒体に記録されるデータを記
録ヘッドに転送する管理をするためにヘッドデータ書き
込み管理テーブル705Y、705M、705C、70
5Kを用いる。ヘッドデータ書き込み管理テーブル70
5Y、705M、705C、705Kの各欄706Y、
706M、706C、706Kには、実施例1と同様に
ヘッドデータ有りフラグかヘッドデータ無しフラグが格
納されている。
【0052】本実施例では、1走査領域の記録に16ブ
ロックのヘッドデータ領域を用い、ヘッドデータ書き込
み管理テーブル705Y、705M、705C、705
Kには16個の欄がある。ヘッドデータ書き込み管理テ
ーブル705Y、705M、705C、705Kはスト
レート構造で1スキャン毎に使用する。ヘッドデータ書
き込み管理テーブル705Y、705M、705C、7
05Kの各欄706Y、706M、706C、706K
は記録ヘッドの各ノズルブロックに対応する。
【0053】また、各記録バッファには各々固有のバッ
ファID番号(0、1、2、・・・、N)をつける。図4
に示すように、記録バッファはRAM173のメモリア
ドレス“800000(H:16進表現)”を開始アド
レスとし、10Kバイト単位に、次々にRAM173の
メモリ領域を分割して1つの記録バッファとして割り当
てていく。このようなメモリ割当を上記開始アドレスか
ら連続するアドレスに対して行うならば、RAM173
における任意のID番号をもつ記録バッファの先頭アド
レスは、例えば、シアンは800000(H)+ID番
号×2(H)となり、マゼンタは900000(H)+
ID番号×2(H)となり、イエローはA00000
(H)+ID番号×2(H)となり、黒はB00000
(H)+ID番号×2(H)となる。
【0054】第1の実施例と同様に、RAM173には
使用する記録バッファの順番を管理するために、色毎に
次に使用する記録バッファのID番号を管理する先頭バ
ッファID番号格納領域を設ける。第1の実施例と同様
の処理が行われるので、説明を省く。
【0055】また、バッファ読み出し管理テーブルとヘ
ッド書き込み管理テーブルに基づいた記録データの処理
については、本実施例においても第1の実施例(図5を
参照)と同様に行う。第1の実施例では記録ヘッドがモ
ノクロタイプであり、本実施例では記録ヘッドがカラー
タイプであるが、1色についてのノズル列は2列であ
り、色毎に記録バッファ、転送バッファを有するので色
ごとに処理が行われる。
【0056】また、ラッチ手段の処理についても、第1
の実施例で述べた処理が同様に行われる。本実施例で
は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色につ
いて奇数(odd)アドレス用の転送バッファへの転送
と偶数(even)アドレス用の転送バッファへの転送
が順に行われる。ただし、ラッチ手段は各色データを処
理する際には共通して用いられる。例えばイエローのデ
ータが最初に転送され、次にマゼンタのデータ、シアン
のデータ、ブラックのデータについて順に転送される。
【0057】以上、第2の実施例において、カラータイ
プの記録ヘッドを用いる場合においても、バッファ読み
出し管理テーブルの値とヘッドデータ管理テーブルの値
に基づいて、記録ヘッドへ記録データの転送をおこなう
ことで、無駄な転送処理もなくなり、その結果ヌルスキ
ップ処理が容易におこなうことができる。
【0058】以上、第1、第2の実施例でインクジェッ
トプリンタの説明をしたが、画像データの処理単位とし
て16ビットおよび8ビットについての例を説明した
が、このデータ単位に限定するものではない。例えば、
MPUからのアクセスが容易な単位で、ヌルスキップ制
御が最適に行うことができれば他のビット数でも構わな
い。
【0059】また、バッファ読み出し管理テーブルやヘ
ッド書き込み管理テーブルにおいてフラグを有する数も
実施例で説明した数に限定しない。フラグの数も2回の
走査分を満足する数の管理テーブルをもつように構成さ
れているが、2回を超える走査分(例えば1ページ分の
走査回数)のフラグ数をもつように構成しても構わな
い。
【0060】また、印字バッファの数や、印字バッファ
サイズについても実施例で挙げた数値によって限定され
るものではなく、装置構成等によって変更可能であるこ
とは言うまでもない。
【0061】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0062】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0063】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0064】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0065】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0066】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0067】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0068】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0069】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0070】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0071】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズル列の配置に適合したデータ単位でデータ処理をおこ
なうことにより、ヌルスキップ制御を含め効率の良い記
録データの処理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いられるインクジェット記
録装置の外観斜視図。
【図2】インクジェット記録装置の制御回路の構成を示
すブロック図。
【図3】第1実施例での印刷可能領域201と1回の走
査で記録される領域と管理テーブルの関係について示し
た図。
【図4】第1実施例での記録バッファの内部構成を示す
図。
【図5】第1実施例での記録ヘッドの使用ノズルグルー
プと管理テーブルを示した図。
【図6】第2実施例でのカラープリント可能な記録ヘッ
ドを被記録媒体側から眺めた外観斜視図。
【図7】第2実施例での被記録媒体における印刷可能領
域と記録ヘッドを1回走査することによってシアン、マ
ゼンタ、イエローインクで記録される領域と黒インクで
記録される領域と管理テーブルの関係について示した
図。
【図8】RAMとゲートアレイとの間のデータ転送の説
明図。
【図9】ラッチ手段の処理フロー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沼 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 田中 壮平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鈴木 範之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 綿谷 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EC07 EC28 FA03 FA10 2C057 AG15 AM28 AM40 AN01 BA03 BA13 2C087 AA11 AC07 BA03 BC02 BC03 BD24 BD41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを用いて記録を行うために上
    位装置から受信した第1画像データを格納するワークバ
    ッファと前記記録ヘッドへ転送するための第2画像デー
    タを格納する転送バッファとを有するインクジェット記
    録装置であって、 前記ワークバッファに保存された前記第1画像データを
    前記第2画像データに変換するデータ変換手段と、 前記ワークバッファから前記データ変換手段に前記第1
    画像データを転送する第1DMA手段と、 第2画像データを保存する記録バッファと、 前記データ変換手段から前記記録バッファに前記第2画
    像データを転送する第2DMA手段と、 前記転送バッファへ格納するために前記第2画像データ
    を格納するラッチ手段と、 前記記録バッファから前記ラッチ手段に前記第2画像デ
    ータを転送する第3DMA手段と、 前記ワークバッファのデータに対応したフラグを書き込
    み可能な前記ワークバッファに対応したバッファ読み出
    し管理テーブルと、 前記ワークバッファに格納されている画像データを前記
    転送バッファに転送する際に、前記フラグに基づいて前
    記第1、第2、第3DMA手段の転送処理を実行させる
    DMA制御手段とを有することを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1DMA手段が転送処理を行う際
    に、前記ワークバッファに対応した所定数の前記フラグ
    がすべてデータ無しフラグがあれば、前記DMA制御手
    段は前記フラグに対応した前記ワークバッファからの転
    送処理を省くことを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記DMA制御手段は前記フラグの値と
    前記フラグ数に基づいて前記第3DMA手段の転送処理
    を行わせることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ラッチ手段は前記転送バッファに前
    記データ格納した後、ラッチしたデータをゼロクリアす
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記ワークバッファは第1データ単位の
    ブロックを複数有し、前記記録バッファと前記ラッチ手
    段と転送バッファはそれぞれ第2データ単位のブロック
    を複数有することを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは複数のノズルが配列さ
    れたノズル列が、前記記録ヘッドの走査方向に複数配列
    されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インクジェット記録装置は前記ノズ
    ル列に対応して複数の記録バッファと複数の転送バッフ
    ァとを有することを特徴とする請求項6に記載のインク
    ジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ラッチ手段は前記記録バッファに格
    納された前記第2データを順にラッチすることを特徴と
    する請求項7に記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 記録ヘッドを用いて記録を行うために
    上位装置から受信した第1画像データを格納するワーク
    バッファと、第2画像データを保存する記録バッファ
    と、前記記録ヘッドへ転送するための第2画像データを
    格納する転送バッファと、前記ワークバッファのデータ
    に対応したフラグを書き込み可能な前記ワークバッファ
    に対応したバッファ読み出し管理テーブルと、を有する
    インクジェット記録装置の制御方法であって、 前記ワークバッファから前記第1画像データを読み出す
    第1DMA工程と、 前記ワークバッファに保存された前記第1画像データを
    前記第2画像データに変換するデータ変換工程と、 前記データ変換工程で変換した前記第2画像データを前
    記記録バッファに転送する第2DMA工程と、 前記記録バッファから前記第2画像データを読み出す第
    3DMA工程と、前記転送バッファに格納するために、
    前記第3DMA工程で読み出した前記第2画像データを
    格納するラッチ工程と、 前記ワークバッファに格納されている画像データを前記
    転送バッファに転送する際に、前記フラグに基づいて前
    記第1、第2、第3DMA工程を実行させるDMA制御
    工程とを有することを特徴とするインクジェット記録装
    置の制御方法。
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