JP2003220636A - 成形用金型装置 - Google Patents
成形用金型装置Info
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Abstract
虞がなく、冷却効果に優れた成形用金型装置を提供す
る。 【解決手段】 中心部に略円柱形状の孔7を有する冷却
入子4と、孔7よりも径小であって孔7に挿入される管
部材8とから構成する。管部材8の基端から管部材8内
へ圧送された温調用流体が管部材8の先端から管部材8
の外周と孔7との間を通って管部材8の基端に向って流
れるように構成する。管部材8の先端を冷却入子4に固
定することにより管部材8が偏って設けられる虞がな
く、冷却入子4の温度分布が均一となり冷却効果に優れ
る。
Description
出成形などに用いられる成形用金型装置に関する。
形に用いられる金型装置において、製品となる製品キャ
ビティ内の樹脂を冷却して固化させるため、型体に温調
用流体通路が設けられている。例えば、図6に示すよう
に、略円柱形状の温調用流体通路101を下型102に設け、
上型103と下型102との間の製品キャビティ104内の樹脂
を冷却するようにしたものが知られている。この温調用
液体通路101は、下型102に孔部106を穿設し、この孔部1
06に管部材107を遊挿配置し、図6中、下方から管部材1
07内へ圧送した温調用液体が、管部材107の先端から管
部材107の外周と孔部106との間を通って下方へ流れるも
のである。そして、この温調用液体によって下型102が
冷却されるようになっている。
れているために、管部材107と孔部106の中心軸がずれ
て、管部材107が偏って設けられる虞があった。管部材1
07が偏って設けられた場合には、温調用流体通路101中
を温調用流体が偏って流れ、冷却効果が減少してしまう
といった問題があった。
とするもので、温調用液体通路に管部材が偏って設けら
れる虞がなく、冷却効果に優れた成形用金型装置を提供
することを目的とする。
部に略円柱形状の孔部を有する柱部材と、前記孔部より
も径小であって前記孔部に挿入される管部材とから構成
されるとともに、前記管部材の基端から前記管部材内へ
圧送された温調用流体が前記管部材の先端から前記管部
材の外周と前記孔部との間を通って前記管部材の基端に
向って流れるように構成した成形用金型装置において、
前記管部材の先端を前記柱部材に固定した成形用金型装
置である。
り、管部材が偏って設けられる虞がなく、柱部材の温度
分布が均一となり冷却効果に優れる。
装置において、前記管部材の先端に凸部を設け、前記柱
部材の前記凸部に対応する部分に凹部を設け、この凹部
に前記凸部を嵌合することによって前記管部材の先端を
前記柱部材に固定したものである。
材の先端を柱部材に固定することができる。
金型装置において、前記凸部を複数設けたものである。
ることができる。
か1項記載の成形用金型装置において、前記柱部材は入
子であるものである。
金型装置を提供することができる。
か1項記載の成形用金型装置において、前記柱部材はコ
アであるものである。
装置を提供することができる。
施形態について、射出成形機の成形用金型装置を例にと
って、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第
一実施形態を図1から図3に基づいて説明する。1は第
1の型体としての固定型、2は第2の型体としての可動
型で、これら固定型1および可動型2は、図1中、上下
方向(型体開閉方向)へ移動して互いに開閉し、型閉時
に相互間に製品形状の製品キャビティ3を形成するもの
である。この製品キャビティ3に連通して、射出成形機
から成形材料である熱可塑性樹脂が常時溶融状態で送ら
れてくるゲート(図示せず)が設けられている。
ャビティ3内の樹脂を冷却する柱部材たる温調入子たる
冷却入子4を備えている。この冷却入子4は略円柱形状
となっており、可動型2には冷却入子4に対応した凹部
5が設けられている。そして、冷却入子4は凹部5内に
挿脱可能に配置されている。また、前記冷却入子4内に
は温調用液体通路6が設けられている。この温調用液体
通路6は、冷却入子4の中心部に略円柱形状の孔部たる
孔7を穿設することで形成されている。また、この孔7
には、孔7よりも径小の管部材8が挿入、配置され、図
1中、管部材8の基端たる下方から管部材8内へ圧送さ
れた温調用液体が、管部材8の下方から上方へ流れて管
部材8の先端に達した後、管部材8の先端から管部材8
の外周と孔7との間を通って下方に向って流れるように
構成されている。
られるとともに、冷却入子4の孔7内の前記凸部9に対
応する部分に凹部10が設けられている。この凹部10は、
凸部9の先端のみが嵌合するような形状になっている。
そして、凸部9の先端の一部が凹部10に嵌合すること
で、管部材8の先端が冷却入子4に固定され、複数の凸
部9の間に窓部11が形成されている。管部材8の内部を
下方から流れてきた温調用液体はこの窓部11を通過し
て、管部材8の外周と孔7との間へ流れるように構成さ
れている。なお、図示したものは、凸部9が4箇所に設
けられているが、管部材8を冷却入子4に固定できれば
何箇所であってもよい。
度調整手段に接続している。この液体温度調整手段は温
調用液体通路6に流れる液体を冷却又は加熱可能なもの
であって、温調用液体通路6に液体を送り出すポンプな
どの液送手段(図示せず)を備えている。
円柱部分4Aと円盤状の天頂部分4Bとを接合して形成
されている。なお、前記凹部10は天頂部分4Bの下面
(内面)に設けられている。そして、円柱部分4Aと天
頂部分4Bとは、拡散溶接により接合され、温調用液体
通路6の液密性が確保されている。拡散溶接にあたって
は、ニッケル合金、例えばBNiなどからなる溶剤を用
い、この溶剤を加熱して溶融させ、毛細管現象により接
合すべき材料間、つまり接合箇所12において円柱部分4
Aと天頂部分4Bとの間に浸透させる。これにより、接
合部において材料組織が変成を生じ、円柱部分4Aと天
頂部分4Bとが強固に接合される。
向へ延設しており、可動型2には温調用液体の復路とし
ての温調用液体復路14が形成されている。また、15は液
密性を確保するためのOリングである。
明する。成形にあたって、まず、図示しない射出成形機
の型締装置は、一定の型締力で固定型1と可動型2とを
型閉する。型閉めにより、固定型1と可動型2との間に
製品キャビティ3が形成される。そして、射出成形機か
ら製品キャビティ3内に熱可塑性の成形材料である溶融
した熱可塑性樹脂を射出し、製品キャビティ3内に樹脂
を充填する。
度調整手段を調節して温調用液体を冷却し、この冷却し
た温調用液体を管部材8の基端方向から温調用液体通路
6に送り込む。これにより、冷却した温調用液体が温調
用液体通路6の管部材8内部を管部材8の基端側から先
端側へと流れ、管部材8の先端から窓部11を通過して管
部材8の外周へ回り込み、管部材8の外周と孔7との間
を管部材8の先端側から基端側へと流れる。そして、温
調用液体復路14を経由して液体温度調整手段へと循環す
る。このように温調用液体を循環させることにより、冷
却入子4、可動型2を介して製品キャビティ3中の樹脂
が冷却される。
されていることによって管部材8が偏る虞がないので、
冷却した温調用液体が管部材8の先端から管部材8の外
周へ偏ることなく均一に回り込む。したがって、冷却入
子4の温度分布が均一となり、冷却効果に優れる。ま
た、冷却入子4の天頂部分4Bの下面(内面)に予め凹
部10を設け、円柱部分4Aと天頂部分4Bとを接合する
ことで冷却入子4の内面の凹部10の加工が容易となる。
ち製品が冷却して固化した後、固定型1と可動型2とを
型開して、成形された製品を取り出す。その後、再び型
閉が行われて以上の工程が繰り返され、成形が繰り返さ
れる。
応して、中心部に略円柱形状の孔部たる孔7を有する柱
部材たる冷却入子4と、前記孔7よりも径小であって前
記孔7に挿入される管部材8とから構成されるととも
に、前記管部材8の基端から前記管部材8内へ圧送され
た温調用流体が前記管部材8の先端から前記管部材8の
外周と前記孔7との間を通って前記管部材8の基端に向
って流れるように構成した成形用金型装置において、前
記管部材8の先端を前記冷却入子4に固定したから、管
部材8が偏って設けられる虞がなく、冷却入子4の温度
分布が均一となり冷却効果に優れる。
2に対応して、請求項1記載の成形用金型装置におい
て、前記管部材8の先端に凸部9を設け、前記柱部材た
る冷却入子4の前記凸部9に対応する部分に凹部10を設
け、この凹部10に前記凸部9を嵌合することによって前
記管部材8の先端を前記冷却入子4に固定したから、簡
単な構造でかつ確実に管部材8の先端を冷却入子4に固
定することができる。
3に対応して、請求項2記載の成形用金型装置におい
て、前記凸部9を複数設けたから、より確実に管部材8
の先端を冷却入子4に固定することができる。
4に対応して、請求項1〜3のいずれか1項記載の成形
用金型装置において、前記柱部材は入子たる冷却入子4
であるから、冷却効果に優れた冷却入子4を備えた成形
用金型装置を提供することができる。
図5に基づいて説明する。31は第1の型体としての固定
型、32は第2の型体としての可動型で、これら固定型31
および可動型32は、図1中、上下方向(型体開閉方向)
へ移動して互いに開閉し、型閉時に相互間に製品形状の
製品キャビティ33を形成するものである。この製品キャ
ビティ33は、図1に示すように、型体開閉方向に長い筒
体状で、固定型31側で筒体が塞がる形状である。
する第1および第2の固定側型板35,6を備え、この第
2の固定側型板36にはキャビティ形成部37が一体に組み
込まれ、このキャビティ形成部37は製品キャビティ33を
形成する凹部34を有する。また、前記第2の固定側型板
36の裏側(可動型32と反対側)に固定側受け板38を固定
し、この固定側受け板38が図示しない固定側取り付け板
に固定され、この固定側取り付け板が射出成形機の固定
側プラテンにスペーサブロックを介して固定されてい
る。
ある材料通路41が設けられると共に、この材料通路41を
製品キャビティ33に連通するゲート42が設けられてい
る。尚、このゲート42は製品キャビティ33の固定型31側
の端部に位置する。そして、前記材料通路41には、射出
成形機から成形材料である熱可塑性樹脂が常時溶融状態
で送られ、その材料通路41を加熱する図示しない加熱手
段が設けられている。
するゲート開閉手段43が設けられている。このゲート開
閉手段43は、先端部が前記ゲート42に挿脱可能に嵌合し
て該ゲートを開閉するバルブ体たるバルブピン44を備
え、このバルブピン44は型体開閉方向を軸方向としてお
り、駆動手段たる油圧シリンダー装置45のピストン46に
前記バルブピン44の基端部を固着し、油圧シリンダー装
置45によりバルブピン44が型体開閉方向に進退する。
に突き当たる突き出し板51と可動側型板52を備えてお
り、この可動側型板52には、前記製品キャビティ33の内
面を形成する柱部材たるコア53が固定されている。ま
た、可動側型板72における固定型31と反対側の面には図
示しない可動側受け板が固定されており、この可動側受
け板における固定型31と反対側の面には、射出成形機の
可動側プラテンに取り付けられる可動側取り付け板がス
ペーサブロックを介して固定されている。前記突き出し
板51は、可動側型板52から離れる方向に駆動可能であ
り、成形された製品をコア53から突き出すものである。
また、前記コア53内には温調用液体通路54が設けられて
いる。この温調用液体通路54は、コア53の中心部に略円
柱形状の孔部たる孔55を穿設することで形成されてい
る。また、この孔55には、孔55よりも径小の管部材56が
挿入、配置され、図4中、管部材56の基端たる下方から
管部材56内へ圧送された温調用液体が、管部材56の下方
から上方へ流れて管部材56の先端に達した後、管部材56
の先端から管部材56の外周と孔55との間を通って下方へ
流れるように構成されている。
られるとともに、コア53の孔55内の前記凸部57に対応す
る部分に凹部58が設けられている。この凹部58は、凸部
57の先端のみが嵌合するような形状になっている。そし
て、凸部57の先端の一部が凹部58に嵌合することで、管
部材56の先端がコア53に固定され、複数の凸部57の間に
窓部59が形成されている。管部材56の内部を下方から流
れてきた温調用液体はこの窓部59を通過して、管部材56
の外周と孔55との間へ流れるように構成されている。
度調整手段に接続している。この液体温度調整手段は温
調用液体通路54に流れる液体を冷却又は加熱可能なもの
であって、温調用液体通路54に液体を送り出すポンプな
どの液送手段(図示せず)を備えている。
部分53Aと円盤状の天頂部分53Bとを接合して形成され
ている。なお、前記凹部58は天頂部分53Bの下面(内
面)に設けられている。そして、円柱部分53Aと天頂部
分53Bとは、拡散溶接により接合され、温調用液体通路
54の液密性が確保されている。拡散溶接にあたっては、
ニッケル合金、例えばBNiなどからなる溶剤を用い、
この溶剤を加熱して溶融させ、毛細管現象により接合す
べき材料間、つまり接合箇所60において円柱部分53Aと
天頂部分53Bとの間に浸透させる。これにより、接合部
において材料組織が変成を生じ、円柱部分53Aと天頂部
分53Bとが強固に接合される。
し、この雌型体61は中央が貫通孔となった筒状の入子で
あって、その内周面に製品キャビティ33を形成するキャ
ビティ形成面33Aを有する。また、前記雌型体61は、装
着筒体62の装着孔63に装着され、その装着筒体62は固定
側型板35に貫通形成された筒外装着孔64に装着されてお
り、前記装着筒体62は固定側側板5の入子である。
間には、螺旋状をなす温調用液体通路81が、製品キャビ
ティ33を囲んで形成されている。この例では雌型体61の
外周に形成した溝82により温調用液体通路81を構成し、
該温調用液体通路81は製品キャビティ33のほぼ全長に渡
って且つ連続して設けられている。
の外周面と装着筒体62の装着孔63とを、ゲート側接合箇
所91及び反ゲート側接合箇所62において、それぞれ拡散
溶接により接合して液密性を確保している。そして、拡
散溶接にあたっては、ニッケル合金、例えばBNiなど
からなる溶剤を用い、この溶剤を加熱して溶融させ、毛
細管現象により接合すべき材料間、つまり接合箇所91,
62において雌筒体31と装着孔63との間に浸透させる。こ
れにより、接合部において材料組織が変成を生じ、雌筒
体31と装着筒体62の装着孔63とが強固に接合される。
明する。成形にあたって、まず、射出成形機の型締装置
は、一定の型締力で固定型31と可動型32とを型閉する。
型閉めにより、固定型31の凹部34及び雌型体61内に可動
型32のコア53が挿入され、間に製品キャビティ33が形成
される。そして、バルブピン44を可動型32から離れる方
向へ移動させてゲート42を開放する。そして、射出成形
機から固定型31内に熱可塑性の成形材料である溶融した
熱可塑性樹脂を射出する。この樹脂(図示せず)は、材
料通路41を通ってゲート42から製品キャビティ33内に流
入する。このようにして製品キャビティ33内に樹脂が充
填された後、バルブピン13が可動型32の方へ移動し、ゲ
ート42に嵌合してこのゲート42を閉じる。
度調整手段を調節して温調用液体を冷却し、この冷却し
た温調用液体を管部材56の基端方向から温調用液体通路
54に送り込む。これにより、冷却した温調用液体が温調
用液体通路54の管部材56内部を管部材56の基端側から先
端側へと流れ、管部材56の先端から窓部59を通過して管
部材56の外周へ回り込み、管部材56の外周と孔55との間
を管部材56の先端側から基端側へと流れる。そして、液
体温度調整手段へと循環する。このように温調用液体を
循環させることにより、コア53を介して製品キャビティ
33中の樹脂が冷却される。
ていることによって管部材56が偏る虞がないので、冷却
した温調用液体が管部材56の先端から管部材56の外周へ
偏ることなく均一に回り込む。したがって、コア53の温
度分布が均一となり、冷却効果に優れる。また、コア53
の天頂部分53Bの下面(内面)に予め凹部58を設け、円
柱部分53Aと天頂部分53Bとを接合することでコア53の
内面の凹部58の加工が容易となる。
この冷却した液体を温調用液体通路81に送り込む。これ
により、冷却した液体が温調用液体通路81のゲート42側
から反ゲート42側へと流れ、すなわち製品キャビティ33
の温度の高いゲート42側から冷却され、製品キャビティ
33全体を効率よく冷却する。例えば、PETなどの樹脂
を用いる場合、キャビティ33におけるゲート42箇所の樹
脂を急冷し、熱による白濁部分の発生を防止できる。ま
た、温調用液体通路81を螺旋状としたから、複数の独立
した液体通路を形成する場合よりも金型の加工が容易と
なる。
ち製品が冷却して固化した後、固定型31と可動型32とを
型開して、成形された製品を取り出す。その後、再び型
閉が行われて以上の工程が繰り返され、成形が繰り返さ
れる。
応して、中心部に略円柱形状の孔部たる孔55を有する柱
部材たるコア53と、前記孔55よりも径小であって前記孔
55に挿入される管部材56とから構成されるとともに、前
記管部材56の基端から前記管部材56内へ圧送された温調
用流体が前記管部材56の先端から前記管部材56の外周と
前記孔55との間を通って前記管部材56の基端に向って流
れるように構成した成形用金型装置において、前記管部
材56の先端を前記コア53に固定したから、管部材56が偏
って設けられる虞がなく、コア53の温度分布が均一とな
り冷却効果に優れる。
2に対応して、請求項1記載の成形用金型装置におい
て、前記管部材56の先端に凸部57を設け、前記柱部材た
るコア53の前記凸部57に対応する部分に凹部58を設け、
この凹部58に前記凸部57を嵌合することによって前記管
部材56の先端を前記コア53に固定したから、簡単な構造
でかつ確実に管部材56の先端をコア53に固定することが
できる。
3に対応して、請求項2記載の成形用金型装置におい
て、前記凸部57を複数設けたから、より確実に管部材56
の先端をコア53に固定することができる。
5に対応して、請求項1〜3のいずれか1項記載の成形
用金型装置において、前記柱部材はコア53であるから、
冷却効果に優れたコア53を備えた成形用金型装置を提供
することができる。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。
ば、中心部に略円柱形状の孔部を有する柱部材と、前記
孔部よりも径小であって前記孔部に挿入される管部材と
から構成されるとともに、前記管部材の基端から前記管
部材内へ圧送された温調用流体が前記管部材の先端から
前記管部材の外周と前記孔部との間を通って前記管部材
の基端に向って流れるように構成した成形用金型装置に
おいて、前記管部材の先端を前記柱部材に固定したか
ら、管部材が偏って設けられる虞がなく、柱部材の温度
分布が均一となり冷却効果に優れる。
装置において、前記管部材の先端に凸部を設け、前記柱
部材の前記凸部に対応する部分に凹部を設け、この凹部
に前記凸部を嵌合することによって前記管部材の先端を
前記柱部材に固定したものであるから、簡単な構造でか
つ確実に管部材の先端を柱部材に固定することができ
る。
金型装置において、前記凸部を複数設けたものであるか
ら、より確実に管部材の先端を柱部材に固定することが
できる。
か1項記載の成形用金型装置において、前記柱部材は入
子であるから、冷却効果に優れた冷却入子を備えた成形
用金型装置を提供することができる。
か1項記載の成形用金型装置において、前記柱部材はコ
アであるから、冷却効果に優れたコアを備えた成形用金
型装置を提供することができる。
断面図である。
断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 中心部に略円柱形状の孔部を有する柱部
材と、前記孔部よりも径小であって前記孔部に挿入され
る管部材とから構成されるとともに、前記管部材の基端
から前記管部材内へ圧送された温調用流体が前記管部材
の先端から前記管部材の外周と前記孔部との間を通って
前記管部材の基端に向って流れるように構成した成形用
金型装置において、前記管部材の先端を前記柱部材に固
定したことを特徴とする成形用金型装置。 - 【請求項2】 前記管部材の先端に凸部を設け、前記柱
部材の前記凸部に対応する部分に凹部を設け、この凹部
に前記凸部を嵌合することによって前記管部材の先端を
前記柱部材に固定したことを特徴とする請求項1記載の
成形用金型装置。 - 【請求項3】 前記凸部を複数設けたことを特徴とする
請求項2記載の成形用金型装置。 - 【請求項4】 前記柱部材は入子であることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項記載の成形用金型装置。 - 【請求項5】 前記柱部材はコアであることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項記載の成形用金型装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110181781A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-08-30 | 江苏博联硕焊接技术有限公司 | 一种随形冷却模具及其加工方法 |
DE102018132332A1 (de) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | Mht Mold & Hotrunner Technology Ag | Kernkühlsystem für einen Formkern eines Spritzgießwerkzeuges |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002019780A patent/JP3700172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110181781A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-08-30 | 江苏博联硕焊接技术有限公司 | 一种随形冷却模具及其加工方法 |
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JP3700172B2 (ja) | 2005-09-28 |
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