JP2003220362A - 水系中塗塗料を利用する樹脂鋼板一体塗装工法及び積層塗膜 - Google Patents

水系中塗塗料を利用する樹脂鋼板一体塗装工法及び積層塗膜

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JP2003220362A
JP2003220362A JP2002022543A JP2002022543A JP2003220362A JP 2003220362 A JP2003220362 A JP 2003220362A JP 2002022543 A JP2002022543 A JP 2002022543A JP 2002022543 A JP2002022543 A JP 2002022543A JP 2003220362 A JP2003220362 A JP 2003220362A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂部材と鋼板部材を効率的に一体塗装で
き、塗膜の密着性が優れている塗膜を得ることができる
塗装工法、およびそれを利用することにより得られる積
層塗膜を提供する。 【解決手段】 溶解性パラメーターが9.0〜9.5で
ある低極性アルキッド樹脂を含む基体樹脂を全樹脂固形
分に対し65〜90質量%含有する水系中塗塗料を用い
て、ポリフェニレンオキサイドとポリアマイドのアロイ
から成る樹脂部材と鋼板部材を一体塗装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車車体塗装等
に利用でき、樹脂部材と鋼板部材を効率的に一体塗装で
き、塗膜の密着性が優れている塗膜を得ることができる
塗装工法、およびそれを利用することにより得られる積
層塗膜に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、バンパー、フェンダー、フー
ド、その他の部品などのように樹脂部材で構成されてい
る部品や車体パネルなどのように鋼板部材により構成さ
れている部品で造られている。それらの部品は、耐候
性、耐食性などを目的として、塗料で塗装されることが
多い。従来、フェンダー、フード等機械的強度が要求さ
れる部品においては、通常ポリフェニレンオキサイドと
ポリアマイドとのアロイからなる変性ポリフェニレンエ
ーテル樹脂製のものが多く用いられている。変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂に適する塗料と、鋼板に適する塗
料は異なるので、樹脂製部品と鋼板製部品は、それぞれ
別々に塗装を行い、塗装後に各々の部品を組み込むこと
が行われていた。しかし、樹脂部材の部品と鋼板部材の
部品を別々に塗装し、その後組み込むことは、塗装回数
が多くなり、効率的な塗装、組み立てが行えないという
問題があった。
【0003】そこで、樹脂部材の部品と鋼板部材の部品
を組み込んだ後、両者を一緒に塗装する、いわゆる一体
塗装により効率的に塗装できる塗装工法が望まれてい
る。一般的な自動車車体塗装工程は電着塗装、中塗塗
装、上塗塗装の順に行われているので、一体塗装を行う
場合、樹脂部材の部品は鋼板部材の部品の電着塗装前ま
たは電着塗装後に組み入れることが考えられるが、前者
の方法でも導電性の点で樹脂部材の部品上に電着塗膜は
形成されない。したがって、中塗塗料は上記樹脂部材表
面と電着塗装された鋼板部材表面に塗装されることにな
り、両部材上で中塗塗料として要求される性能、主とし
て密着性、塗膜硬度、耐チッピング性などを満足させる
ことが求められている。一方、近年、環境への配慮か
ら、有機溶剤排出量を削減する目的で、溶剤系塗料から
水系塗料への転換が進んでいる。自動車車体の塗装に使
用される中塗塗料についても同様である。しかしなが
ら、従来の水系中塗塗料を、変性ポリフェニレンエーテ
ル樹脂から成る樹脂部材に適用する場合、十分な密着性
が得られない問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記従来
技術の問題点に鑑み、水系中塗塗料で機械的強度に優れ
た樹脂部材と鋼板部材を一体塗装でき、両部材への密着
性に優れていると共に、さらに塗膜硬度及び耐チッピン
グ性に優れている塗膜を形成することができる塗装工
法、及びそれにより得られる積層塗膜を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、鋼板部材と一体塗
装可能な特定の樹脂部材と、その一体塗装に適する特定
の水系中塗塗料を見出し、本願発明を完成するに至っ
た。すなわち、本願発明は、溶解性パラメーターが9.
0〜9.5である低極性アルキッド樹脂を含む基体樹脂
を全樹脂固形分に対し65〜90質量%含有する水系中
塗塗料を用いて、ポリフェニレンオキサイドとポリアマ
イドのアロイから成る樹脂部材と鋼板部材を一体塗装す
ることを特徴とする塗装工法を提供する。また、本願発
明は、上記塗装工法において、水系中塗塗料が、溶解性
パラメーターが9.0〜9.5、酸価が20〜40mg
KOH/g、水酸基価が60〜140mgKOH/gで
あり、油脂類を基体樹脂固形分に対し14〜30質量%
含有する低極性アルキッド樹脂を含む基体樹脂を全樹脂
固形分に対し65〜90質量%、及びアミノプラスト樹
脂とブロックイソシアネートから選ばれる少なくとも1
種類の架橋剤を全樹脂固形分に対して10〜35質量%
含有する水系中塗塗料である塗装工法を提供する。ま
た、本願発明は、上記塗装工法で得られた塗膜上に上塗
塗料を塗装することを特徴とする塗装工法を提供する。
さらに、本願発明は、上記塗装工法により得られた積層
塗膜を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に使用する水系中塗塗料
は、溶解性パラメーターが9.0〜9.5の範囲内にあ
る低極性アルキッド樹脂を基体樹脂の必須成分として配
合されたものである。ここで、溶解性パラメーターは、
樹脂のノルマルヘキサントレランスと水トレランスを測
定し、計算により算出した値であり、具体的には次のよ
うに求められる。樹脂サンプル0.50gを透明なガラ
ス製ビーカーに採取し、アセトン24.50gを加え、
完全に溶解させた後、ノルマルヘキサンを攪拌下、滴下
していき、白濁が始まる時のノルマルヘキサン質量A
(g)を測定する。次に、ノルマルへキサンの代わりに
蒸留水を用いる以外は同様にして蒸留水質量B(g)を
測定する。測定は20℃で行い、得られた質量Aと質量
Bから、樹脂の溶解性パラメーターを下記の式により算
出する。
【0007】 溶解性パラメーター=(SPI+SPA)/2 SPI=(DI+PI+HI1/2 SPA=(DA+PA+HA1/2 DI=(469.83+22.42×A)/(61.9
8+3.1×A) PI=316.1/(61.98+3.1×A) HI=210.73/(61.98+3.1×A) DA=(469.81+12.25×B)/(61.9
8+2.04×B) PA=(316.1+31.23×B)/(61.98
+2.04×B) DA=(210.73+34.09×B)/(61.9
8+2.04×B)
【0008】低極性アルキッド樹脂の溶解性パラメータ
ーが9.0未満では上塗塗膜の密着性が不足し、9.5
を超えると、ポリフェニレンオキサイドとポリアマイド
のアロイから成る樹脂部材に対する密着性が不足する。
低極性アルキッド樹脂は水溶性または水分散性樹脂であ
り、酸価は20〜40mgKOH/gが好ましく、水酸
基価は60〜140mgKOH/gが好ましい。酸価が
20mgKOH/g未満の場合は、水に安定に溶解また
は分散させる能力が低下し、40mgKOH/gを越え
る場合は、樹脂の溶解性パラメーターが増加し前記範囲
内の樹脂を得ることが困難となる。また、水酸基価が6
0mgKOH/g未満の場合には、架橋剤との反応点が
不足し十分な塗膜硬度が得られない。140mgKOH
/gを越える場合は、樹脂の溶解性パラメーターが増加
し前記範囲内の樹脂を得ることが困難となる。
【0009】基体樹脂である低極性アルキッド樹脂は通
常のアルキッド樹脂を構成する多価アルコール、多塩基
酸及び油脂類等の樹脂原料から公知のエステル化反応に
よって容易に得ることができる。前記多価アルコールと
しては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、トリエチレングリコール、水素化ビスフェノール
A、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリトリット、ジペンタエリトリッ
ト等が挙げられる。これらの多価アルコールは、それぞ
れ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよ
い。
【0010】また多塩基酸としては、例えば無水フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無水コハク酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、無水トリメリット酸等を挙げる
ことできる。これらの多塩基酸はそれぞれ単独で用いて
もよいし、2種以上を組み合わせてもよい。油脂類とし
ては、例えば大豆油、椰子油、サフラワー油、ぬか油、
ひまし油、きり油、あまに油、トール油、及びこれから
得られる脂肪酸および脂肪酸ダイマーおよびそれらの水
添化物を挙げることができる。これらの油脂類はそれぞ
れ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよ
い。油脂類は基体樹脂の樹脂固形分中に14〜30質量
%の範囲で含有することが好ましい。油脂類の含有量が
14質量%未満では、ポリフェニレンオキサイドとポリ
アマイドのアロイから成る樹脂部材に対する密着性が低
下する。一方、30質量%を越えると、上塗塗膜の密着
性が低下する。
【0011】低極性アルキッド樹脂を含む基体樹脂の含
有割合は全樹脂固形分に対して65〜90質量%が好ま
しく、70〜85質量%が特に好ましい。低極性アルキ
ッド樹脂を含む基体樹脂の含有割合が全樹脂固形分中に
65質量%未満の場合、ポリフェニレンオキサイドとポ
リアマイドのアロイから成る樹脂部材に対する密着性が
不足し、90質量%を超える場合は十分な架橋剤を配合
することができないため、塗膜硬度が不足する。基体樹
脂として、その他の樹脂成分を含有してもよい。その他
の樹脂成分としては、低極性アルキッド樹脂と相溶性が
良好なものが好ましく、具体的には、親水性アクリル樹
脂、親水性ポリウレタン樹脂および親水性エポキシ樹脂
などが挙げられる。その他の樹脂成分は、1種単独又は
2種以上を組合せて用いることができる。基体樹脂中の
低極性アルキッド樹脂の含有割合は、40質量%以上が
好ましく、50質量%以上がより好ましく、60質量%
以上が特に好ましい。
【0012】基体樹脂は、水性化して他の成分と混合す
ることが好ましい。基体樹脂を水性化して水系基体樹脂
を得るには、例えば、基体樹脂を塩基性物質で中和した
後に水を加えることによって行うことができる。この
際、塩基性物質は基体樹脂に含まれている酸性基の60
モル%以上を中和するのに必要な量を用いるのが好まし
い。その使用量が60モル%未満では安定に水中に溶解
または分散させることが難しい。上記の塩基性物質とし
ては、例えばアンモニア、ジメチルアミン、トリメチル
アミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピル
アミン、トリエタノールアミン、N―メチルエタノール
アミン、N―エチルエタノールアミン、N―メチルジエ
タノールアミン、モルホリン、モノイソプロパノールア
ミン、ジイソプロパノールアミン、ジメチルエタノール
アミン等を挙げることができる。
【0013】本発明に使用する水系中塗塗料には架橋剤
を含有させることが好ましい。架橋剤としてはアミノプ
ラスト樹脂またはブロックイソシアネート類から選ばれ
る少なくとも1種類が挙げられる。アミノプラスト樹脂
としては、尿素、メラミンまたはベンゾグアナミンなど
と、ホルムアルデヒドとの縮合物などがある。また、こ
れら縮合物などの炭素数4以下のアルコールによるエー
テル化物なども用いることができる。これらのうち、特
にメラミン樹脂の使用が好ましい。ブロックイソシアネ
ート類としては、1分子中に2個以上のイソシアネート
基を有するポリイソシアネート化合物、例えばヘキサメ
チレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート等のポリイソシアネートをアセト酢酸メチル、
マロン酸ジメチル等の活性メチレン系、オキシム系等の
ブロック剤でブロックしたイソシアネート化合物を挙げ
ることができる。架橋剤の含有割合は、全樹脂固形分
中、10〜35質量%が好ましく、15〜30質量%が
特に好ましい。10質量%未満では架橋性が乏しくな
り、塗膜硬度が不足する。一方、35質量%を超える場
合は過度に架橋が進み、塗膜の可とう性が損なわれ、耐
チッピング性が低下するので好ましくない。添加方法と
しては、水溶性または水分散性の架橋剤は直接塗料に添
加する方法、非水溶性または非水分散性の架橋剤は前述
した基体樹脂としての低極性アルキッド樹脂を用いて乳
化する方法などが挙げられる。
【0014】水系中塗塗料は、媒体としての水を含有す
るが、水の含有量は塗装し易いように適宜選定すればよ
いが、通常30〜90質量%程度にすればよい。また、
水系中塗塗料には、上記樹脂成分以外に通常の水系中塗
塗料に使用される材料、すなわち着色顔料、充填剤、中
和剤、さらに必要に応じて表面調整剤、有機溶剤、硬化
触媒等を加えることができる。水系中塗塗料には、上記
成分を適宜配合することにより製造することができる。
各成分の配合方法は、公知の方法で行うことができる。
【0015】水系中塗塗料は、ポリフェニレンオキサイ
ドとポリアマイドのアロイから成る樹脂部材と、鋼板部
材とを一体塗装する。ポリフェニレンオキサイドとポリ
アマイドとのアロイから成る樹脂部材における、ポリフ
ェニレンオキサイドとポリアマイドの配合割合は、特に
限定はされないが、質量比で3:7〜7:3程度が好ま
しい。ポリフェニレンオキサイドとポリアマイドとのア
ロイから成る樹脂部材には、他の成分を含有させてもよ
い。他の成分としては、天然ゴム、各種合成ゴム、ガラ
ス繊維、炭素繊維等の各種の充填剤、可塑剤、難燃剤な
どが挙げられる。
【0016】中塗塗装する前に、ポリフェニレンオキサ
イドとポリアマイドのアロイから成る樹脂部材の表面
は、予め表面処理されていてもよい。表面処理として
は、イソプロピルアルコールを含ませた布でワイピング
する等の脱脂処理などが挙げられるが、特に限定される
ものではない。中塗塗装する前に、鋼板部材は、予め表
面処理されていてもよい。表面処理としては、例えば、
リン酸亜鉛処理、電着塗装などが好ましく挙げられる。
本発明において、水系中塗塗料の塗装にはエア霧化また
は回転霧化方式が利用でき、塗着効率の点でこれら霧化
方式による静電塗装が好ましい。
【0017】水系中塗塗料の塗布量は、乾燥膜厚が通常
10〜40μmとなるようにすることが好ましい。水系
中塗塗料を塗装して得られる塗膜上には、通常上塗塗料
を塗装するが、その前に焼付けることが好ましい。中塗
塗料による塗膜の焼付けは、130〜160℃で15〜
60分間行うことが好ましい。中塗塗料による塗膜の焼
付ける前に乾燥することが好ましい。乾燥は、40〜8
0℃で1〜30分間乾燥することが好ましい。上塗塗料
を塗装して得られる塗膜は、一層でもよいし、2層以上
でもよい。上塗塗料は、エナメル塗料であってもよい
し、クリヤー塗料であってもよい。また、上塗塗料を塗
装して得られる塗膜が2層以上である場合、下層がエナ
メル塗料を塗装して得られる塗膜にし、最上層がクリヤ
ー塗料を塗装して得られる塗膜が好ましい。上塗塗料と
しては焼付け型の溶剤系塗料および水系塗料が使用でき
る。上塗塗料には、着色顔料、充填剤、中和剤、さらに
必要に応じて表面調整剤、有機溶剤、硬化触媒等を加え
ることができる。上塗塗料の塗装にはエア霧化または回
転霧化方式が利用でき、上記中塗と同様に塗着効率の点
でこれら霧化方式による静電塗装が好ましい。上塗塗料
の焼付け条件は120〜160℃で15〜60分間が好
ましい。本発明の塗装工法は、自動車車体塗装に特に好
ましく適用される。例えば、鋼板部材の部品の電着塗装
前に、樹脂部材の部品を組み入れ、鋼板部材の部品の電
着塗装を行い、一体塗装を行う方法や、または鋼板部材
の部品の電着塗装後に樹脂部材の部品を組み入れ、一体
塗装を行う方法などが挙げられる。
【0018】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて、本発明を更
に詳細に説明する。各例中、部は質量部、%は質量%で
ある。樹脂製造例1 :水系アルキッド樹脂(A−1) かくはん機、温度計、還流冷却機、及び窒素導入管を取
り付けた4つ口フラスコに、イソフタル酸22.0部、
無水トリメリット酸6.0部、アジピン酸18.0部、
大豆油脂肪酸15.0部、1,6−ヘキサンジオール2
4.0部、トリメチロールプロパン15.0部を仕込
み、窒素気流下で加熱、かきまぜながら220℃で2時
間、ついで190℃でエステル化反応を行い、樹脂酸価
が33mgKOH/gに下がった時点で反応を終了し
た。得られた反応生成物を100℃まで冷却した後、ブ
チルセロソルブ10.0部を加えて希釈し、数平均分子
量1630、樹脂酸価33mgKOH/g、樹脂水酸基
価80mgKOH/g、固形分90%のアルキッド樹脂
を得た。このアルキッド樹脂の溶解性パラメーターを測
定した結果、9.4であった。次にこの樹脂溶液を60
℃に保ちながら、攪拌下、樹脂中のカルボキシル基0.
75モル当量に相当するジメチルエタノールアミン3.
5部を加えて均一に中和し、続いて脱イオン水146.
0部を加えて固形分36.0%の水系アルキッド樹脂
(A−1)を得た。
【0019】樹脂製造例2:水系アルキッド樹脂(A−
2) 樹脂製造例1と同様のフラスコに、イソフタル酸13.
0部、無水トリメリット酸18.0部、大豆油脂肪酸3
0.0部、アジピン酸2.0部、1,6−ヘキサンジオ
ール15.0部、トリメチロールプロパン22.0部を
仕込み、窒素気流下で加熱、かきまぜながら220℃で
2時間、ついで190℃でエステル化反応を行い、樹脂
酸価が31mgKOH/gに下がった時点で反応を終了
した。得られた反応生成物を100℃まで冷却した後、
ブチルセロソルブ10.3部を加えて希釈し、数平均分
子量1370、樹脂酸価31mgKOH/g、樹脂水酸
基価130mgKOH/g、固形分90%のアルキッド
樹脂を得た。このアルキッド樹脂の溶解性パラメーター
を測定した結果、9.1であった。次にこの樹脂溶液を
60℃に保ちながら、攪拌下、樹脂中のカルボキシル基
0.75モル当量に相当するジメチルエタノールアミン
3.4部を加えて均一に中和し、続いて脱イオン水15
0.5部を加えて固形分36.0%の低極性アルキッド
樹脂(A−2)を得た。
【0020】樹脂製造例3:水系アルキッド樹脂(A−
3) 樹脂製造例1と同様のフラスコに、イソフタル酸22.
0部、無水トリメリット酸14.0部、あまに油脂肪酸
20.0部、アジピン酸5.0部、1,6−ヘキサンジ
オール23.0部、トリメチロールプロパン16.0部
を仕込み、窒素気流下で加熱、かきまぜながら220℃
で2時間、ついで190℃でエステル化反応を行い、樹
脂酸価が30mgKOH/gに下がった時点で反応を終
了した。得られた反応生成物を100℃まで冷却した
後、ブチルセロソルブ10.1部を加えて希釈し、数平
均分子量1670、樹脂酸価30mgKOH/g、樹脂
水酸基価100mgKOH/g、固形分90%のアルキ
ッド樹脂を得た。このアルキッド樹脂の溶解性パラメー
ターを測定した結果、9.3であった。次にこの樹脂溶
液を60℃に保ちながら、攪拌下、樹脂中のカルボキシ
ル基0.75モル当量に相当するジメチルエタノールア
ミン3.3部を加えて均一に中和し、続いて脱イオン水
148.5部を加えて固形分36.0%の水系アルキッ
ド樹脂(A−3)を得た。
【0021】樹脂製造例4:水系アルキッド樹脂(B−
1) 樹脂製造例1と同様のフラスコに、イソフタル酸22.
0部、無水トリメリット酸10.0部、アジピン酸1
7.0部、大豆油脂肪酸10.0部、1,6−ヘキサン
ジオール25.0部、トリメチロールプロパン16.0
部を仕込み、窒素気流下で加熱、かきまぜながら220
℃で2時間、ついで190℃でエステル化反応を行い、
樹脂酸価が48mgKOH/gに下がった時点で反応を
終了した。得られた反応生成物を100℃まで冷却した
後、ブチルセロソルブ10.0部を加えて希釈し、数平
均分子量1410、樹脂酸価48mgKOH/g、樹脂
水酸基価100mgKOH/g、固形分90%のアルキ
ッド樹脂を得た。このアルキッド樹脂の溶解性パラメー
ターを測定した結果、9.7であった。次にこの樹脂溶
液を60℃に保ちながら、攪拌下、樹脂中のカルボキシ
ル基0.75モル当量に相当するジメチルエタノールア
ミン5.1部を加えて均一に中和し、続いて脱イオン水
145.0部を加えて固形分36.0%の水系アルキッ
ド樹脂(B−1)を得た。
【0022】樹脂製造例5:水系アルキッド樹脂(B−
2) 樹脂製造例1と同様のフラスコに、イソフタル酸22.
0部、無水トリメリット酸10.0部、大豆油脂肪酸3
5.0部、1,6−ヘキサンジオール12.0部、トリ
メチロールプロパン21.0部を仕込み、窒素気流下で
加熱、かきまぜながら220℃で2時間、ついで190
℃でエステル化反応を行い、樹脂酸価が28mgKOH
/gに下がった時点で反応を終了した。得られた反応生
成物を100℃まで冷却した後、ブチルセロソルブ1
0.2部を加えて希釈し、数平均分子量1300、樹脂
酸価28mgKOH/g、樹脂水酸基価100mgKO
H/g、固形分90%のアルキッド樹脂を得た。このア
ルキッド樹脂の溶解性パラメーターを測定した結果、
8.8であった。次にこの樹脂溶液を60℃に保ちなが
ら、攪拌下、樹脂中のカルボキシル基0.75モル当量
に相当するジメチルエタノールアミン3.0部を加えて
均一に中和し、続いて脱イオン水150.4部を加えて
固形分36.0%の水系アルキッド樹脂(B−2)を得
た。
【0023】塗料製造例1:水系中塗塗料(a−1) 水系アルキッド樹脂(A−1)30.0部、酸化チタン
60.0部、脱イオン水9.9部、ジメチルエタノール
アミン0.1部の配合比のもとに1時間分散し、白色ペ
ーストを調整した。次いで、水系アルキッド樹脂(A−
1)55.8部、ジメチルエタノールアミン0.1部、
メラミン樹脂(サイメル254,三井サイテック(株)
製、商品名、固形分80.0%)5.63部を加え、均
一に攪拌後,上記白色ペースト50部を加えて1時間攪
拌し、固形分53.8%、水系アルキッド樹脂(A−
1)が全樹脂固形分中85%、メラミン樹脂架橋剤が全
樹脂固形分中15%の水系中塗塗料(a−1)を得た。
【0024】塗料製造例2:水系中塗塗料(a−2) 水系アルキッド樹脂(A−2)30.0部、酸化チタン
60.0部、脱イオン水9.9部、ジメチルエタノール
アミン0.1部の配合比のもとに1時間分散し、白色ペ
ーストを調整した。 次いで、水系アルキッド樹脂(A
−2)47.5部、ジメチルエタノールアミン0.2
部、メラミン樹脂(サイメル327,三井サイテック
(株)製、商品名、固形分90.0%)8.34部を加
え、均一に攪拌後,上記白色ペースト50部を加えて1
時間攪拌し、固形分56.6%、水系アルキッド樹脂
(A−2)が全樹脂固形分中75%、メラミン樹脂架橋
剤が全樹脂固形分中25%の水系中塗塗料(a−2)を
得た。
【0025】塗料製造例3:水系中塗塗料(a−3) 水系アルキッド樹脂(A−2)30.0部、酸化チタン
60.0部、脱イオン水9.9部、ジメチルエタノール
アミン0.1部の配合比のもとに1時間分散し、白色ペ
ーストを調整した。次いで、水系アルキッド樹脂(A−
2)26.7部、水系ウレタン樹脂(ネオレッツR96
0、アビシア(株)製、商品名、固形分33%)27.
3部、ジメチルエタノールアミン0.2部、メラミン樹
脂(サイメル202,三井サイテック(株)製、商品
名、固形分80.0%)5.6部、ブロックイソシアネ
ート(バイヒジュールTPLS2186、住友バイエル
ウレタン(株)製、商品名、固形分67%)2.2部を
加え、均一に攪拌後、上記白色ペースト50部を加えて
1時間攪拌し、固形分53.6%、水系アルキッド樹脂
(A−2)が全樹脂固形分中50%、水系ウレタン樹脂
が全樹脂固形分中30%、メラミン樹脂架橋剤が全樹脂
固形分中15%、ブロックイソシアネート架橋剤が全樹
脂固形分中5%の水系中塗塗料(a−3)を得た。
【0026】塗料製造例4:水系中塗塗料(a−4) 水系アルキッド樹脂(A−2)のかわりに水系アルキッ
ド樹脂(A−3)を用いる以外は塗料製造例2と同様に
して固形分56.6%、水系アルキッド樹脂(A−3)
が全樹脂固形分中75%、メラミン樹脂架橋剤が全樹脂
固形分中25%の水系中塗塗料(a−4)を得た。
【0027】塗料製造例5:水系中塗塗料(b−1) 水系アルキッド樹脂(A−2)のかわりに水系アルキッ
ド樹脂(B−1)を用いる以外は塗料製造例2と同様に
して固形分56.6%、水系アルキッド樹脂(B−1)
が全樹脂固形分中75%、メラミン樹脂架橋剤が全樹脂
固形分中25%の水系中塗塗料(b−1)を得た。
【0028】塗料製造例6:水系中塗塗料(b−2) 水系アルキッド樹脂(B−2)30.0部、酸化チタン
60.0部、脱イオン水9.9部、ジメチルエタノール
アミン0.1部の配合比のもとに1時間分散し、白色ペ
ーストを調整した。次いで、水系アルキッド樹脂(B−
2)35.0部、ジメチルエタノールアミン0.2部、
メラミン樹脂(サイメル202,三井サイテック(株)
製、商品名、固形分80.0%)15.0部を加え、均
一に攪拌後,上記白色ペースト50部を加えて1時間攪
拌し、固形分59.9%、水系アルキッド樹脂(B−
2)が全樹脂固形分中60%、メラミン樹脂架橋剤が全
樹脂固形分中40%の水系塗料を得た。
【0029】実施例1 リン酸亜鉛処理を施した厚さ0.8mmのダル鋼板に、カ
チオン電着塗料(アクアNo.4200、日本油脂ビー
エーエスエフコーティングス(株)製、商品名)を乾燥
塗膜厚20μmとなるように電着塗装し、170℃で2
5分間焼付けし、電着塗装された鋼板部材を用意した。
塗料製造例1の水系中塗塗料(a−1)を脱イオン水で
希釈してフォードカップ#4粘度50秒(20℃)に調
整した後、塗装に供した。ポリフェニレンオキサイドと
ポリアマイドのアロイから成る樹脂部材(GTX970
0W、日本ジーイープラスチックス(株)製、商品名)
と上記電着塗装された鋼板部材を並べて同条件下で、希
釈した水系中塗塗料(a−1)を乾燥塗膜厚が25μm
となるように回転霧化方式により静電塗装を行った。塗
装後、室温で5分間放置してから60℃で3分間乾燥さ
せ、150℃で20分間焼付けを行った。これら中塗塗
膜に上塗塗料として、溶剤系エナメル塗料(ベルコート
No.6010、日本油脂ビーエーエスエフコーティン
グス(株)製、商品名)、次いで、溶剤系クリヤー塗料
(ベルコートNo.6200、日本油脂ビーエーエスエ
フコーティングス(株)製、商品名)を乾燥塗膜厚がそ
れぞれ15μm、30μmとなるように回転霧化方式によ
り静電塗装し、140℃で20分間焼付け、完成塗膜を
得た。
【0030】実施例2〜4 実施例1で使用した水系中塗塗料(a−1)を、実施例
2では水系中塗塗料(a−2)、実施例3では水系中塗
塗料(a−3)、実施例4では水系中塗塗料(a−4)
に変更した以外は実施例1と同様の方法で完成塗膜を得
た。
【0031】実施例5 水系中塗塗料(a−2)を脱イオン水で希釈してフォー
ドカップ#4粘度50秒(20℃)に調整した。実施例
1と同様の電着塗装された鋼板部材とポリフェニレンオ
キサイドとポリアマイドのアロイから成る樹脂部材を用
意し、これら部材を並べて同条件下で、希釈した水系中
塗塗料(a−2)を乾燥塗膜厚が30μmとなるように
回転霧化方式により静電塗装を行った。塗装後、室温で
5分間放置し40℃で3分間乾燥させた。次に水系エナ
メル塗料(アクアBC−3、日本油脂ビーエーエスエフ
コーティングス(株)製、商品名)を乾燥塗膜厚が10
μmとなるように回転霧化方式で静電塗装し、室温で5
分間放置した後,60℃で3分間乾燥させた。さらに溶
剤系クリヤー塗料(ベルコートNo.6200、日本油
脂ビーエーエスエフコーティングス(株)製、商品名)
を乾燥塗膜厚が30μmとなるように回転霧化方式で静
電塗装し、140℃で20分間焼付け、完成塗膜を得
た。
【0032】比較例1〜2 実施例1で使用した水系中塗塗料(a−1)を比較例1
では水系中塗塗料(b−1)、比較例2では水系中塗塗
料(b−2)に変更した以外は実施例1と同様の方法で
完成塗膜を得た。
【0033】(評価方法) 密着性試験 試験塗板を40℃の温水に10日間浸漬した後、20℃
で24時間放置して、碁盤目法(JIS K5400、
すきま間隔2mm、ます目の数25)により密着性を評価
した。塗膜の剥離が認められないものを良好とした。剥
離が認められたものは不良とし、剥離部位を記した。 塗膜硬度 上記作成塗板のうち,電着塗装された鋼板部材上に塗装
された試験塗板を鉛筆引っかき試験法(JIS K54
00、手かき法)により、評価を行った。 耐チッピング性評価 上記作成塗板のうち,電着塗装された鋼板部材上に塗装
された試験塗板を- 20℃の雰囲気下でグラベロメータ
(スガ試験機(株)社製)にセットし、7号砕石500
gを試験塗板に対して直角にエアー圧4kg/cm
噴射して塗膜表面に衝突させた。試験塗板を取り出し、
塗膜表面に粘着テープを貼り付け、はがれかけた塗膜片
を取り除き、塗膜の剥離状態を目視で評価した。剥離程
度の良好なものを〇、不良なものを×とした。評価結果
を表1〜2に示す。この結果より、実施例1〜5から得
られた塗膜はポリフェニレンオキサイドとポリアマイド
のアロイから成る樹脂部材と電着塗装された鋼板部材に
対して良好な密着性を有し、上塗塗膜の密着性も良好で
ある。また塗膜硬度および耐チッピング性も良好であ
る。実施例に対し、比較例1で得られた塗膜は中塗塗料
の基体樹脂であるアルキッド樹脂の溶解性パラメーター
が9.5を超えるため、上記樹脂部材に対する密着性が
劣っている。比較例2で得られた塗膜は中塗塗料の基体
樹脂であるアルキッド樹脂の溶解性パラメーターが9.
0未満のため上塗塗膜の密着性が劣っており、中塗塗料
中の架橋剤配合量が35%を超えるため、耐チッピング
性に劣っている。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【 発明の効果 】本願発明の塗装工法は、ポリフェニレ
ンオキサイドとポリアマイドのアロイから成る樹脂部材
上および鋼板部材を効率的に一体塗装できる。本願発明
の塗装工法によって得られる塗膜は、ポリフェニレンオ
キサイドとポリアマイドのアロイから成る樹脂部材上お
よび鋼板部材上で良好な密着性を有し、塗膜硬度および
耐チッピング性が良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 161/20 C09D 161/20 167/08 167/08 175/04 175/04 (72)発明者 野本 健 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 白神 洋志 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 太田 資良 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA02 CA04 CA13 CA32 CA33 DA06 DB02 DB05 DB53 DB55 DB64 DC11 EA06 EA07 EB22 EB32 EB33 EB36 EB38 EB45 EB54 EB55 EB56 4F100 AA21 AB03A AH03B AJ02B AK35B AK36 AK41 AK41B AK46A AK54A AL05A BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C CA02B CC00B CC00C EH462 EJ65C GB32 JB05B JB08B JK06 JK12 JL02 JL11 YY00B 4J038 DA112 DD121 DG302 MA08 MA10 NA12 PB07 PC02 PC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶解性パラメーターが9.0〜9.5であ
    る低極性アルキッド樹脂を含む基体樹脂を全樹脂固形分
    に対し65〜90質量%含有する水系中塗塗料を用い
    て、ポリフェニレンオキサイドとポリアマイドのアロイ
    から成る樹脂部材と鋼板部材を一体塗装することを特徴
    とする塗装工法。
  2. 【請求項2】水系中塗塗料が、溶解性パラメーターが
    9.0〜9.5、酸価が20〜40mgKOH/g、水
    酸基価が60〜140mgKOH/gであり、油脂類を
    基体樹脂固形分に対し14〜30質量%含有する低極性
    アルキッド樹脂を含む基体樹脂を全樹脂固形分に対し6
    5〜90質量%、及びアミノプラスト樹脂とブロックイ
    ソシアネートから選ばれる少なくとも1種類の架橋剤を
    全樹脂固形分に対して10〜35質量%含有する水系中
    塗塗料である請求項1記載の塗装工法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の塗装工法で得られた塗膜
    上に上塗塗料を塗装することを特徴とする塗装工法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の塗装工法により得られた
    積層塗膜。
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JP2017145374A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 関西ペイント株式会社 塗料組成物
CN113683313A (zh) * 2021-07-30 2021-11-23 中建材(合肥)新能源有限公司 一种强附着型光伏组件背板玻璃反射膜的加工方法

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