JP2003220006A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2003220006A JP2002019353A JP2002019353A JP2003220006A JP 2003220006 A JP2003220006 A JP 2003220006A JP 2002019353 A JP2002019353 A JP 2002019353A JP 2002019353 A JP2002019353 A JP 2002019353A JP 2003220006 A JP2003220006 A JP 2003220006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】左右どちらでも設置可能なように食器収納用下
かごを左右入れ替え方式とした場合、食器の配置と箸か
ごの位置が変わってしまうため、洗浄性能に差が出てし
てしまう。 【解決手段】下かご収納の食器洗浄用回転ノズルを複数
個設けると共にそのほぼ中央に複数の噴射孔を配設した
棒状固定ノズルを設け、上かご収納の食器洗浄用固定噴
射ノズルをほぼ食器ごとに洗浄槽の天面に配設し、さら
に該固定噴射ノズルの形状を変えたものを複数列に配設
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機に係
り、特に食器洗い機の洗浄性能向上を図る噴射ノズルの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の製品により、本発明の必要
性について図2,図3,図4を引用して説明する。食器
洗い機の一連の行程は、「加熱洗い」、「水すすぎ」、
「温水すすぎ」、「乾燥」の順で行われるのが一般的で
あり、「加熱洗い」は、温度と加圧水の水圧・水量によ
り洗浄力が左右される。また、「温水すすぎ」は、抗菌
及び次行程の「乾燥」を行うための予熱行程でもあり、
最高温度70〜80℃まで加熱している。
【0003】また、食器洗い機1において、加圧水供給
手段である洗浄ポンプ2に空気を巻き込んだ場合、加圧
水量が減りかつ騒音が大きくなるため、各行程の供給水
量は、加圧水量とのバランスにより決定されている。加
圧水供給手段である洗浄ポンプ2は通常一定出力のた
め、加圧水量は各行程とも一定量となり、「加熱洗い」
における加圧水量とのバランスにより決定した供給水量
が各行程の供給水量となる。この供給水量を洗浄ポンプ
2により循環させ、回転ノズル3,スイングノズル4,
ロータリーノズル5,上シャワー固定噴射ノズル6,ス
ポットノズル7の小孔から噴射水を食器に当て洗浄工程
で汚れを落とし、すすぎ行程で食器をすすぐ。
【0004】すすぎ行程終了後、PTCヒータに送風フ
ァンにて風を送り、送風口8から温風を洗浄槽9内に送
り込み食器を乾燥する。上記、従来製品は狭いスペース
でも設置可能な奥行き23.5cmの薄形卓上食器洗い
機である。薄形であるため、食器の配置は、図3の上か
ご10と図4の下かご11の2箇所にセットする構成を
有している。今回の開発製品においては、図3の上かご
10のセット位置を変えられる構造とした。
【0005】即ち、図2のレール12に図3の上かご1
0一体のローラ13を差し込む構造であるが、このロー
ラ13部を2段にすることで天面と上かご10とのスペ
ースを変更可能(32mmの上下差とした。)とし、食
器収納用上かごを上下2段階にセットできるようにし、
大きい食器でもセットできる構造としたものである。
【0006】しかし、現状構造のままでは、上記スペー
スを大きくした場合、上かご10を下げると上かご10
とロータリーノズル5(洗浄槽のほぼ中央に配設した竿
状の回転ノズル)が当たり洗浄不可能となる。本体の高
さを高くすれば、ロータリーノズル5を使用できるが、
キッチンの設置スペースから高さは現状が限界であり、
ロータリーノズル5を取り除く構造とした。しかし、ロ
ータリーノズル5を取り除くと、特に図4に示す、食器
収納用下かご11に配置された食器の洗浄性能が低下し
た。さらに、今回、食器収納用下かご11は、左右どち
らでも設置可能な構造とした、左右入れ替え方式を採用
しているため、食器の配置、箸かご14の位置が変わる
ため、特に、箸かご14の位置を向かって右側に配置さ
せると箸かご14の洗浄性能が大幅に低下してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した種
々の問題を考慮し、食器収納上かごが上下2段階にセッ
トされても、また、食器収納下かごが左右入れ替えられ
ても、ノズルからの噴射水が食器に当たるように洗浄槽
内の回転ノズル、固定ノズルの配置および固定ノズル形
状を食器配置に合わせた構造にすることで、洗浄・すす
ぎ性能を向上させた食器洗い機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段として、まず、食器収納用上かご内の食器洗浄におい
ては、食器の配置に合せ2列の固定ノズルを配置させ
る。奥の列には、向かって左より汁碗6個、茶碗6個の
食器に合せ、固定ノズルを配置させる。この固定ノズル
において、向かって最左端のノズルは、縦方向に3個の
噴射孔を設け、そして、その他の固定ノズルは食器の配
列方向にそれぞれ2個の噴射孔を設ける構造として食器
全体に洗浄水もしくはすすぎ水をかけるような構成とし
た。手前の列には、小皿10個の食器に合せ6個の固定
ノズルを配置させる。そしてそれぞれの固定ノズルに2
個の噴射孔を設ける構造としている。以上のノズルによ
り、上かごを上下に32mmずらしても食器表面に噴射
水を当てる構成としている。
【0009】次に食器収納用下かごの食器洗浄について
説明する。食器収納用下かごへの食器セットは、大皿、
中皿、コップそして、箸かご内にセットする箸、スプー
ン、フォーク、ナイフ等である。また、フライパン、鍋
等の調理器具も入れられる構造である。食器収納用下か
ごは、本体の配置により、左右を入れ替えられる構成に
していることより、左右に回転ノズルをそして、中央に
V型に噴射する固定ノズルを配設して対応する。本体を
狭いスペースでも設置可能なサイズ(薄形23.5cm
の奥行き、幅55cm、高さ61cmのサイズ)として
いるため、回転ノズルを3個設けることができない構造
であるため、中央にV型噴射固定ノズルの設置は必須で
ある。以上の各種ノズル配設によりデットスペースのな
い噴射水の散水を可能とした。これにより洗浄性能の向
上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例、構成及
びその作用、効果について、図1、図5、図6、図7、
図8、図9、図10を引用して詳細に説明する。まず、
図1、図5より説明に入る。図1は、本発明の卓上食器
洗い機の内部構造を示す斜視図である。図5は、本発明
の卓上食器洗い機の外観を示す斜視図である。
【0011】食器洗い機1は、箱型の外枠21を有して
いる。外枠21内には、洗浄槽9が配置されており、そ
の手前に前方に開口するドア22が設けられている。ド
ア22は、上ドア22aと下ドア22bからなってい
る。ドア22の中央には、取っ手23とロックボタン2
4が設けられている。ドア22の開放は、ロックボタン
24を押し、ロックを解除して取っ手23を手前に引く
とア−ム25により開放できる。下ドア22bには、蓋
スイッチ26のON−OFF動作を連動させるためのラ
ッチ27が設置してある。洗浄槽9には、段部28が設
けられており、図6に示す食器収納用下かご29を設置
する構造である。該下かご29は、本体を右置き・左置
きのどちらの場合でも食器を入れやすくするために、左
右入れ替えを可能としている。また、食器収納用下かご
29の中央部には、箸かご30を配置できる構造として
いる。食器収納用下かご29は、大皿、中皿、フライパ
ン、鍋、ボール、グラス等をセットして洗浄することが
できる。図7に食器収納用上かご31を示す。該上かご
31は、洗浄槽9の左右側面に設けられたレール32に
上ガイド33または下ガイド34を挿入することでセッ
トする。上ガイド33をレール32に挿入した場合、直
径14cmの大きな茶碗もセットできる。また、下ガイ
ド34をレール32に挿入した場合、食器収納用下かご
29に直径27cmまでの大皿をセットできる。
【0012】洗浄槽9の下方には、図5に示すように、
洗浄ポンプ36、排水ポンプ35、送風装置37が配置
されており、洗浄ポンプ36は、ポンプモータ38を有
している。残菜フィルター39の下には、水を温水に変
えるためのシーズヒータ40が配置されている。食器収
納用下かご29の真下には、中央部を支点として回転す
る回転ノズル41が左右に設けられている。回転ノズル
41の上面には、複数個の小孔42が設けられている。
洗浄槽9の下方前面には、操作パネル43が取付けら
れ、この裏に各電気部品を制御するコントローラが配置
されている。44は、電源スイッチである。
【0013】ここで前記構成よりなる食器洗い機1の洗
浄、水すすぎ、温水すすぎ、乾燥動作について説明す
る。まず、洗浄動作は、図1の電源スイッチ44を押
し、操作パネル43のコース設定ボタンを押し、そし
て、スタートボタン45を押すことにより、給水電磁弁
(図示せず)に通電し、給水口46から洗浄槽9内に水
を給水して、シーズヒータ40に通電した状態でポンプ
モータ38に通電し、洗浄ポンプ36内のランナーを回
転させて、洗浄槽9の底部に配置されている水溜め部よ
り水を吸い込み、ポンプ吐出し口47より、圧力水供給
配管101を介して、食器収納用下かご29の下方に配
置した2個の回転ノズル42、V型噴射ノズル48に圧
力水を供給する。また、食器収納用上かご31の上方に
配置した上シャワー固定噴射ノズル60、70、80内
に圧力水を供給する。そして、それぞれのノズルの小孔
42から食器収納用下かご29、食器収納用上かご31
内の食器に圧力水を直接噴射することにより、これら
に、付着している汚れを剥離、分散させる。この時、温
水の温度は、60℃程度なで上げられる。一定時間洗浄
が行なわれたならば、シーズヒータ40の通電を停止し
て洗浄動作を終了させ、排水ポンプ35を駆動させ、洗
浄槽9内の洗浄水を機外に排出させる。
【0014】次に、水すすぎ動作は、前記洗浄動作と同
じ動作をシーズヒータ40をOFFした状態で1〜2分
程度、数回繰り返して行なう。温水すすぎ動作時には、
また、シーズヒータ40への通電を行ない、洗浄工程と
同じ工程で進む。温水は、80℃程度まで上げられる。
最後に、乾燥動作は、送風装置37に通電して送風装置
37内のファンを回転させ、PTCヒータ(図示せず)
に風をあて、温風にして送風通路50を介して送風口5
1から洗浄槽9内に送風する。
【0015】この温風により、洗浄槽9内に付着してい
る水滴、及び残水、さらには、食器収納用下かご29や
食器収納用上かご31内に収納されている食器に付着し
ている水滴を蒸気に変え、排気口52を介して機外に排
出する。そして、一定時間乾燥動作が行なわれたなら
ば、食器洗い機1の運転が終了する。
【0016】次に、本発明の主要構成である各ノズルの
配置構成、形状について、図8、図9、図10、図11
を引用して説明する。図8は本発明を具備した食器洗い
機の棒状固定ノズルの構造を示す断面図と正面図であ
る。図9は、棒状固定ノズルの構造を示す上面図であ
る。このノズル60は、食器収納用上かごの上下移動3
2mmに対応した本体正面より向かって左先端の食器洗
浄・すすぎにおける噴射水を食器の大きさが変わっても
万遍なく水をかける構造を有するものである。棒状の筒
に傾斜をつけ、3個の噴射孔62a、62b、62cを
設けてある。それぞれの噴射孔62a、62b、62c
の最下端には、ベロ63a、63b、63cを設け噴射
水がベロに沿って拡散するような構造としている。棒状
の筒の角度を約35°として、噴射水の吐き出し位置を
変え、食器の上下移動、サイズに対応する構造を有して
いる。61は爪であり、洗浄槽の天面の角穴に固定する
構造となっている。
【0017】次に、図10、図11、図12により汁
碗、茶碗への噴射水対応の固定ノズルについて説明す
る。図10は、本発明の2段噴射拡散固定ノズルの縦断
面である。図11は、本発明の2段噴射拡散固定ノズル
の下面図である。図12は、本発明の2段噴射拡散固定
ノズルの横断面図である。2段噴射拡散固定ノズル70
は、2箇所の噴射孔72a、72bを配設してある。後
の噴射孔72aは、傾斜が約35°に設定されている。
これは、上かごを30mm下にセットして小さな茶碗を
洗浄する場合でも食器の内側面に噴射水がスムーズに入
るようにしている。74a、74bは、噴射孔の上部出
口に設けられた幅、深さ共に0.5mm程度の溝であ
る。この溝を設けることで噴射水の拡散を容易にしてい
る。本発明においては、この2段噴射拡散固定ノズルを
複数個で、爪61を洗浄槽側の角穴に挿入、固定する構
造である。
【0018】図13は、本発明のV型噴射固定ノズルの
上面図および右側面図である。このV型噴射固定ノズル
は、洗浄槽の下方部に設けられた圧力水供給配管のほぼ
中央部にガイド95をはめ込み、93のストッパーの位
置まで回転させることで固定する。94は圧力水の水漏
れを防止する円筒ラビリンスである。円筒の筒状の周部
に千鳥状に突起92を出し、そのほぼ先端部に噴射孔9
1を配設する構造である。噴射水は対抗する噴射孔から
放出される水がクロスしながらV型に放水され、洗浄槽
の天面まで上がる。洗浄の狙いは、箸かごにセットされ
た箸、スプーン、フォーク、ナイフ等に洗浄である。本
発明の製品においては、下かごが左右どちらにも配置で
きる構成を有しているため、箸かごの位置が、下かごの
右置きと左置きで変わるのとを考慮して、V型に噴射さ
せることで双方に対応する構造としている。
【0019】図14は、本発明の半球噴射固定ノズルの
斜視図である。このノズルは、洗浄槽天面前方に設け、
小皿、小鉢等の洗浄に使用する。上カゴが30mmほど
上下することより、噴射水の出る方向をほぼ天面と平行
にそして、天面に対し45°の角度下方に、さらに天面
と垂直に噴射水を放水し、食器にあてる構造である。ノ
ズルを半球突起82にすることで複数の噴射孔に対応し
た形状である。横噴射孔84a、斜め噴射孔84b、下
噴射孔84cの3方向より噴射水を出すノズルである。
81は拡散用のスリットである。61の爪により、洗浄
槽天面に固定される。
【0020】図15は、本発明の圧力水供給配管101
噴射ノズルの上面図および拡大上面図と拡大断面図であ
る。この噴射孔は、箸かご内の洗浄に使用される。各2
個の噴射孔で2箇所に設けてある。この2箇所は、下か
ごを左右に取り付け可能な本体に対し、箸かごの場所が
変わっても対応できる構造としたものである。外径3m
mの孔4個によりデットスペースである洗浄槽奥を洗浄
する。108の流入口から入った圧力水は、回転ノズル
固定軸102、104そして、固定ノズル固定軸103
および圧力水供給配管101からの噴射孔105、10
7等4箇所から噴射される。この噴射においては、噴射
孔105に繋がったスリット106に傾斜108を設け
ることで垂直に噴射する圧力水に角度(θ)をつける構
造である。
【0021】
【発明の効果】以上のことより、前記構成よりなる本発
明によれば、洗浄槽内全体に噴射水を万遍なく散布させ
ることができ、洗浄槽内の洗浄に対するデットスペース
をなくし、洗浄ムラの少ない、食器の洗浄を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備した卓上食器洗い機の内部構造を
示す斜視図である。
【図2】従来の卓上食器洗い機の構造を示す斜視図であ
る。
【図3】上かごの斜視図である。
【図4】下かごの斜視図である。
【図5】本発明を具備した卓上食器洗い機の外観を示す
斜視図である。
【図6】本発明を具備した卓上食器洗い機の食器収納用
下かごの斜視図である。
【図7】本発明を具備した卓上食器洗い機の食器収納用
上かごの斜視図である。
【図8】本発明の棒状固定噴射ノズルの縦断面図と正面
図である。
【図9】本発明の棒状固定噴射ノズルの上面図である。
【図10】本発明の2段噴射拡散固定ノズルの縦断面図
である。
【図11】本発明の2段噴射拡散固定ノズルの下面図で
ある。
【図12】本発明の2段噴射拡散固定ノズルの横断面図
である。
【図13】本発明のV型噴射固定ノズルの上面図および
右側面図である。
【図14】本発明の半球噴射固定ノズルの斜視図であ
る。
【図15】本発明の圧力水供給配管噴射ノズルの上面図
および拡大上面図と拡大断面図である。
【符号の説明】
1…食器洗い機、2…洗浄ポンプ、3…回転ノズル、4
…スイングノズル、5…ロータリーノズル、6…上シャ
ワー固定噴射ノズル、7…スポットノズル、8…送風
口、9…洗浄槽、10…上かご、11…下かご、12…
レール、13…ローラ、14…箸かご、21…外枠、2
2…ドア、22a…上ドア、22b…下ドア、29…食
器収納用下かご、30…箸かご、31…食器収納用上か
ご、32…レール、33…上ガイド、34…下ガイド、
35…排水ポンプ、 36…洗浄ポンプ、37…送風装
置、38…ポンプモータ、39…残菜フィルター、40
…シーズヒータ、41…回転ノズル、42…小孔、43
…操作パネル、44…電源スイッチ、45…スタートボ
タン、46…給水口、47…ポンプ吐出し口、48…V
型噴射ノズル、50…送風通路、51…送風口、52…
排気口、60…棒状固定噴射ノズル、70…2段噴射拡
散固定ノズル、80…半球突起噴射固定ノズル、81…
スリット、82…半球突起、84a…横噴射孔、84b
…斜め噴射孔、84c…下噴射孔、91…噴射孔、92
…突起 93…ストッパー、94…円筒ラビリンス、
95…ガイド、100…噴射水、101…圧力水供給配
管、102…回転ノズル固定軸、103…固定ノズル固
定軸、104…回転ノズル固定軸、105…噴射孔、1
06…スリット、107…噴射孔、108…傾斜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 勝宝 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3B082 BL02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器収納槽を有し、前記食器収納槽を覆い
    外郭を構成した本体と、食器洗浄用の加圧水供給手段
    と、水を温水へ変え、また、前記食器収納槽内の温度を
    上昇させるためのヒータと、前記食器収納槽内の洗浄水
    を機外へ排出する排水ポンプを有し、食器の洗浄行程、
    水すすぎ行程、温水すすぎ行程及び、乾燥の行程を実行
    する制御装置を備えた食器洗い機において、 下かご収納の食器洗浄用回転ノズルを複数個設けると共
    にそのほぼ中央に複数の噴射孔を配設した棒状固定ノズ
    ルを設け、さらに上かご収納の食器洗浄用固定噴射ノズ
    ルをほぼ食器ごとに洗浄槽の天面に配設し、該固定噴射
    ノズルの形状を変えたものを複数列に配設したことを特
    徴とする食器洗い機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 下かごの下方部に位置する固定噴射ノズルを本体のほぼ
    中央に配設すると共に、該ノズルの噴射孔を二列にし、
    噴射孔を千鳥状に設けたを特徴とする食器洗い機。
  3. 【請求項3】請求項2において、 噴射孔からの噴射水がクロスし、V型に噴射する構成と
    したことを特徴とする食器洗い機。
  4. 【請求項4】請求項1において、 洗浄槽天面に3種類以上の形状を有する噴射ノズルを配
    設すると共に、それぞれの形状の違う噴射ノズルにおい
    て、複数の噴射孔を配置させ、該噴射孔の噴射角度を変
    えた構造としたことを特徴とする食器洗い機。
  5. 【請求項5】請求項4において、 それぞれの噴射孔の噴射水出口の上部もしくは下部の外
    周部にスリットもしくは溝を設け、噴射水の拡散させる
    構造としたことを特徴とする食器洗い機。
  6. 【請求項6】請求項2において、取り付けを圧力水供給
    配管部にし、該配管との固定において、ガイドを挿入し
    回転させて固定すると共に、水漏れ防止用の円筒ラビリ
    ンスを取り付け部に設けたことを特徴とする食器洗い
    機。
  7. 【請求項7】請求項1において、 天面に配置させた固定ノズルを半球状の突起形状とし、
    その半球面に複数個の噴射孔を設けると共に、該噴射孔
    の一部にスリットを設けたことを特徴とする食器洗い
    機。
  8. 【請求項8】食器収納槽を有し、前記食器収納槽を覆い
    外郭を構成した本体と、食器洗浄用の加圧水供給手段
    と、水を温水へ変え、また、前記食器収納槽内の温度を
    上昇させるためのヒータと、前記食器収納槽内の洗浄水
    を機外へ排出する排水ポンプを有し、食器の洗浄行程、
    水すすぎ行程、温水すすぎ行程及び、乾燥の行程を実行
    する制御装置を備えた食器洗い機において、圧力水供給
    配管部の一部に複数個の噴射孔を設けると共に、該噴射
    孔の孔に繋がった一部あるいは複数部に角度をもった溝
    部あるいはスリットを設け、噴射する水の方向に角度を
    つけたことを特徴とする食器洗い機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219788A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Corp 食器洗浄機
JP2019503771A (ja) * 2016-01-05 2019-02-14 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 衣類処理装置
JP2019080601A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機

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