JP2003219689A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2003219689A
JP2003219689A JP2002012553A JP2002012553A JP2003219689A JP 2003219689 A JP2003219689 A JP 2003219689A JP 2002012553 A JP2002012553 A JP 2002012553A JP 2002012553 A JP2002012553 A JP 2002012553A JP 2003219689 A JP2003219689 A JP 2003219689A
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Hiroaki Hayashi
寛明 林
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】瞬時停電後の電動機の運転再開時に、速度検出
器を使用せずに、突入電流の抑制と共に短時間で同期引
き込みができるようにすることにある。 【解決手段】電動機定数設定器30の出力と電圧・電流
からトルク演算器31が演算したトルクと、負荷GD2
設定器35の設定値と速度−負荷トルク特性設定器34
の設定値と電源停電時の出力周波数と時間設定器16で
定める時間から電動機速度演算器33が演算する電動機
速度に対応する周波数を使って、電動機の運転を再開さ
せる。または定常運転周波数領域判別器40は、停電発
生時点の周波数と時間設定器16で定めた時間から、再
始動周波数設定器41が設定している複数の再始動周波
数の中から適切な値を切り換えスイッチ42により選択
し、この選択した周波数を使って、電動機の運転を再開
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機を可変速
運転させるインバータ装置の電源が短時間停電した場合
に自動的に再始動できるインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置は、これが出力する交流
電力の電圧や周波数を所望の値に制御することができる
から、従来は速度制御が困難であった誘導電動機を可変
速運転させることができる。よって誘導電動機でウイン
チを駆動する場合の貨物の昇降速度の変更や、ファンや
ポンプなどを駆動する場合の吐出流体の流量や圧力の変
更が容易に行えるので、インバータ装置による誘導電動
機の可変速運転が多用されている。
【0003】ところでこのインバータ装置は商用電源か
ら電力の供給を受けるので、この商用電源が停電した場
合は運転を停止せざるを得ないが、近年の商用電源は長
時間停電するような事故は殆ど無い。しかし送電線が長
いために、落雷や送電線路の切り換えなどにより極く短
い時間の停電(以下ではこれを瞬時停電と称する)が、
ときには生じることがある。従来のインバータ装置は、
停電が発生すると電動機をインバータ装置から切り離し
て自由回転状態にして一旦停止させた後、あらためて再
始動させていたから、瞬時停電の場合でも電動機は長時
間停止してしまう不都合があった。
【0004】しかしながら、冷却水ポンプや潤滑油ポン
プのように長時間の停止を避けたい負荷を駆動する電動
機は、停電が復旧すれば自由回転中であっても直ちに運
転を再開させたいが、自由回転期間中に電動機の回転速
度がどの程度低下しているかが不明である。よってイン
バータ装置が交流電力の供給を再開する際の電圧と周波
数が、その時点での誘導電動機の回転速度に対応した値
から大きく外れていると、運転再開時に過大な突入電流
が流れてアラームが発生する可能性がある。
【0005】ポンプやファンを駆動する際の電動機回転
速度は精密に制御する必要はないから、このような負荷
を駆動する電動機にはパルスエンコーダなどの速度検出
器は取り付けずに、オープンループでの速度制御を行う
のが一般的であるが、前述の不都合を回避するべく、電
動機に速度検出器を取り付けて運転再開時の回転速度を
検出できるようにすることがある。しかしながら、その
ために電動機の反負荷側軸端に速度検出器を取り付ける
加工を施すことになって、標準型の電動機を使用できな
いことや、ポンプ室に余分なスペースや配線が必要にな
るなどの不都合を生じてしまう。
【0006】図5は再始動装置付きインバータ装置の従
来例を示したブロック回路図である。この図5におい
て、交流−直流変換器10と直流−交流変換器6と直流
中間回路に接続した平滑コンデンサ11とでなるインバ
ータ装置により、商用電源9からの交流電力は、可変電
圧・可変周波数の交流電力に変換されて誘導電動機7を
所望の回転速度で駆動するのであるが、この誘導電動機
7には負荷8が結合されている。
【0007】周波数設定器1が設定する周波数設定値は
周波数/電圧変換器3へ与えられて、これに入力する周
波数設定値に対応した電圧を出力する。これをパルス幅
変調回路4とベース駆動回路5を介して直流−交流変換
器6に与えることで、インバータ装置は周波数設定器1
で設定した周波数に対応した電圧と周波数の交流電力を
誘導電動機7へ出力する。
【0008】商用電源9が停電しても誘導電動機7が運
転を継続すれば、平滑コンデンサ11の電圧が低下す
る。中間電圧検出回路12が検出する平滑コンデンサ1
1の電圧が不足電圧設定器13で設定した遮断値以下に
低下したことを比較器14が検出すれば、タイマ15が
スタートし、ベース駆動回路5を介して直流−交流変換
器6の出力を遮断して誘導電動機7を自由回転状態にす
ると共に、保持回路17に信号を送って、この時点での
周波数値を保持させる。時間設定器16が予め設定して
いる時間が経過すると(このとき瞬時停電は既に復旧し
ている)タイマ15は停止してリセットされると共に、
保持回路17に記憶されていた電力遮断時の周波数値が
周波数/電圧変換器3に与えられ、誘導電動機7は停電
直前の電圧と周波数の交流電力により運転を再開するこ
とになる。なお、時間設定器16で設定する時間は、電
動機の残留電圧の影響が少なくなるまでの時間を目安に
設定する。
【0009】インバータ装置が運転を再開した時点での
出力電力の周波数値と電動機回転速度と差が大きいと大
きな突入電流が流れる。この突入電流は変流器20で検
出される。この突入電流が電流制限レベル検出回路18
で定めた値を越えると、周波数切り換え器19により加
減速演算器2への入力を零ヘルツにすると共にベース駆
動回路5へは直流−交流変換器6の出力を瞬時に遮断さ
せる信号を送ることにより、当該インバータ装置が一定
値以上の電流を流すのを阻止する。但し電流が常時制限
値以上になって、インバータ装置の出力が長時間継続し
て遮断となることはない。この状態が継続することによ
り、インバータ装置の出力周波数と誘導電動機7の回転
速度とがほぼ一致すれば、電流制限レベル検出回路18
の出力は零となり、加減速演算器2の出力は、周波数設
定器1で設定した周波数値,すなわち定常運転速度へ復
帰するべく加速していく。
【0010】図6は図5で既述の従来例回路が停電復旧
時にインバータ装置から出力する交流電力の周波数値を
停電直前と同じ値にした場合の動作を示したタイムチャ
ートであって、図6は商用電源9の電圧状態の変化を
示し、図6は誘導電動機7の回転速度の変化(破線)
とインバータ装置の出力周波数(実線)の変化を示して
いる。この図6において、T1 は瞬時停電期間,T2
停電中の運転継続期間,T3 はインバータ装置の出力遮
断期間,T4 は同期引き込み動作期間,T5 は再加速期
間であって、T6 は定常運転期間を示している。
【0011】図7は停電復旧時にインバータ装置が出力
する交流電力の周波数値を零から徐々に上昇させた場合
の動作を示したタイムチャートであって、図7は商用
電源9の電圧状態の変化を示し、図7は誘導電動機7
の回転速度の変化(破線)とインバータ装置の出力周波
数(実線)の変化を示している。この図7において、T
1 は瞬時停電期間,T2 は停電中の運転継続期間,T3
はインバータ装置の出力遮断期間,T14は同期引き込み
動作期間,T15は再加速期間であってT16は定常運転期
間を示している。
【0012】図8は自由回転中の誘導電動機7に直流を
流すことで得られる電流の周波数から電動機の回転速度
(すなわち周波数値)を推定し、この推定周波数値で運
転を再開させるサーチ方式の動作を示したタイムチャー
トであって、図8は商用電源9の電圧状態の変化を示
し、図8は誘導電動機7の回転速度の変化(破線)と
インバータ装置の出力周波数(実線)の変化を示してい
る。この図8において、T1 は瞬時停電期間,T2 は停
電中の運転継続期間,T23はインバータ装置の出力遮断
期間,T24は速度推定(サーチ)動作期間,T25は再加
速期間を示している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した各タイムチャ
ートから明らかなように、誘導電動機7に速度検出器を
取り付けないで運転する場合において、瞬時停電後に電
動機を停止させることなく再始動をさせた場合に、電動
機速度が低下しているにもかかわらずインバータ装置が
出力する交流電力の周波数値を停電直前の値にすると、
図6に示すように、同期引き込みに長い時間(図6のT
4 )が必要になる。またインバータ装置が出力する交流
電力の周波数値を零からスタートさせた場合も、図7に
示すように同期引き込みに長い時間(図7のT14)が必
要になるし、サーチ方式は残留電圧の影響を受けないよ
うにするために、図8に示すようにインバータ装置の出
力遮断期間(図8のT23)が長くなって、サーチ開始時
期が遅くなる。よっていずれの方法でも同期引き込みに
長い時間が必要になる欠点があった。
【0014】そこでこの発明の目的は、瞬時停電後の電
動機の運転再開時に、速度検出器を使用せずに、突入電
流を抑制すると共に短時間で同期引き込みができるよう
にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のインバータ装置は、所望の電圧と周波
数の交流電力を出力して電動機を可変速運転させ、電源
が停電すれば電動機を自由回転にするインバータ装置
に、電動機と負荷との合計のはずみ車効果を設定するは
ずみ車効果設定器と、回転速度と負荷トルクとの関係を
設定するトルク特性設定器と、電動機の各種定数を設定
する電動機定数設定器と、インバータ装置から検出する
出力電圧指令値または検出値および電流検出値と前記電
動機定数設定値から前記負荷のトルクを演算するトルク
演算器と、前記電源の停電発生時点の前記インバータ装
置の出力周波数を記憶する周波数記憶回路と、前記電源
の停電発生時点から予め定めた時間の経過を計測するタ
イマと、前記はずみ車効果設定器の出力と、前記トルク
特性設定器の出力と、前記トルク演算器の演算値および
前記周波数記憶回路の記憶値とを入力して前記タイマが
計測する時間が経過した時点での前記電動機の回転速度
を演算する電動機速度演算器とを備え、前記インバータ
装置が出力する交流電力の電圧と周波数を前記電動機速
度演算器が演算する回転速度に対応する値にして前記電
動機の運転を再開させる。
【0016】または、前記電源の停電発生時点から予め
定めた時間の経過を計測するタイマと、予め設定された
複数の再始動周波数値を備えた周波数設定器と、前記周
波数記憶回路の記憶値を入力して前記タイマが計測する
時間経過後の前記電動機の回転速度に対応する周波数を
前記周波数設定器から選択する再始動周波数選択回路と
を備え、前記インバータ装置が出力する交流電力の電圧
と周波数を、前記再始動周波数選択回路からの選択値に
対応する値にして前記電動機の運転を再開させる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例を表し
たブロック回路図であるが、この図1の第1実施例回路
は、図5で既述の従来例回路に、一点鎖線で囲んだ部
分,すなわち電動機定数設定器30,トルク演算器3
1,スイッチ32,電動機速度演算器33,速度−負荷
トルク特性設定器34および負荷GD2 設定器35を追
加して構成しているが、この追加部分以外の動作は図5
で既述の従来例回路と同じである。よってここでは追加
部分の動作のみを説明する。
【0018】定常運転時にインバータ装置の出力電圧の
相当値と変流器20が検出する出力電流と電動機定数設
定器30が設定する電動機定数を用いて、トルク演算器
31は負荷トルクを演算している。ここで、インバータ
装置の出力電圧の相当値とは、図1の周波数/電圧変換
器3の出力の如く電圧指令値であっても良く、別途に出
力電圧を検出している場合などは実際値でも良い。
【0019】瞬時停電が発生して比較器14の動作によ
りタイマ15が動作すると、保持回路17とスイッチ3
2により瞬時停電発生時の加減速演算器2が出力する周
波数値とトルク演算器31が演算する負荷トルクがホー
ルドされる。更にインバータ装置の出力が遮断されてい
る期間(すなわちタイマ15の動作中)に、速度−負荷
トルク特性設定器34の出力と時間設定器16の設定値
と負荷GD2 設定器35で得られるはずみ車効果および
ホールドされている前記の負荷トルクと運転周波数とを
用いて、電動機速度演算器33は再始動開始時の電動機
速度とその周波数換算値とを演算しておく。
【0020】ここで、電動機の自由回転(空転)時の速
度N2 (単位 r/min)と,経過時間(単位 s),負荷ト
ルクTL (単位 N・m ),全慣性モーメントJ(単位 k
g ・m 2 ),自由回転開始時(瞬時停電発生時)の電動
機速度N1 (単位 r/min)との関係は、次の数式1で表
される。
【0021】
【数1】 数式1において、経過時間t(単位 s)はタイマ15の
出力,Jは負荷GD2設定器35の出力,N1 は速度指
令値によりそれぞれ既知の値であり、負荷トルクTL
トルク演算器31の出力を用いれば良い。また、負荷ト
ルクを電動機速度の関数としても良い。なお、負荷GD
2 と全慣性モーメントJとは、GD2 =4・Jの関係に
ある。
【0022】タイマ15がタイムアップしてインバータ
装置が出力を再開する際に、前記電動機速度演算器33
で演算した電動機速度の周波数換算値を加減速演算器2
の出力へワンショットで代入する。その結果、誘導電動
機7の空転回転速度に近い周波数値での再始動がなされ
る。図2は図1に図示の第1実施例回路の動作を表した
タイムチャートであって、図2は商用電源9の電圧状
態の変化を示し、図2は誘導電動機7の回転速度の変
化(破線)とインバータ装置の出力周波数(実線)の変
化を示している。この図2において、T1 は瞬時停電期
間,T2 は停電中の運転継続期間,T3 はインバータ装
置の出力遮断期間,T34は同期引き込み動作期間,T35
は再加速期間であってT36は定常運転期間を示してい
る。
【0023】この図2で明らかなように、本発明による
同期引き込み動作期間T34は、図6に図示の従来例回路
での同期引き込み動作期間T4 よりも大幅に短縮されて
いることが分かる。なお、電動機速度演算器33などで
実施される演算にマイクロ・コンピュータなどの高速演
算装置を使用するならば、その計算時間は電動機二次時
定数などで定まる待ち時間よりもはるかに短い。
【0024】図3は本発明の第2実施例を表したブロッ
ク回路図であるが、この図3の第2実施例回路は、図1
で既述の第1実施例回路における一点鎖線で囲んだ部分
を、定常運転周波数領域判別器40と再始動周波数設定
器41および切り換えスイッチ42に置換して構成して
いるが、この置換部分以外の動作は図5で既述の従来例
回路と同じである。よってここでは置換部分の動作のみ
を説明する。
【0025】図3に図示の第2実施例回路では、電動機
定数と負荷トルク特性が予め分かっていれば、時間設定
器16で定めた時間が経過した後の誘導電動機7の回転
速度がどの程度低下しているかを予め算出することが可
能である。よってこの第2実施例回路では、複雑な電動
機定数の設定や速度−負荷トルク特性の設定は行わな
い。すなわち再始動周波数設定器41で予め複数の再始
動周波数を設定しておき、タイマ15の動作開始時での
運転周波数を定常運転周波数領域判別器40で判別し、
これに対応した再始動周波数を切り換えスイッチ42に
より再始動周波数設定器41から選択する。
【0026】図4は図3に図示の第2実施例回路の動作
を表したタイムチャートであって、図4は商用電源9
の電圧状態の変化を示し、図4は定常運転周波数が高
い場合の誘導電動機7の回転速度の変化(破線)とイン
バータ装置の出力周波数(実線)の変化を示し、図4
は定常運転周波数が低い場合の誘導電動機7の回転速度
の変化(破線)とインバータ装置の出力周波数(実線)
の変化を示しているが、この図4において、T1 は瞬時
停電期間,T2 は停電中の運転継続期間,T3はインバ
ータ装置の出力遮断期間,T44は同期引き込み動作期
間,T45は再加速期間であってT46は定常運転期間を示
している。
【0027】この第2実施例回路では、定常運転周波数
の大小に対応して再始動周波数を切り換えるが、周波数
を細かく分割してその設定数を多くすれば、同期引き込
み時間をより一層短縮できる。
【0028】
【発明の効果】従来のインバータ装置では、負荷である
電動機に速度検出器を取り付けていない場合に電源に瞬
時停電が発生すると、再始動の際の同期引き込み時に過
大な突入電流が発生すると共に、同期引き込み時間が長
くなる不具合があったが、本発明では、再始動時の電動
機回転速度に近い周波数の交流電力をインバータ装置か
ら出力させる回路構成にしているので、再始動時の突入
電流を抑制することができるし、電動機を同期状態へ引
き込むまでの時間が従来に比べて大幅に短縮できる効果
が得られる。更に第2の発明では、負荷トルクの演算や
自由回転中の電動機回転速度の演算が不要になるので、
この演算に要する時間を節約できるし、これらの計算に
必要な回路を省略できる効果も合わせて得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表したブロック回路図
【図2】図1に図示の第1実施例回路の動作を表したタ
イムチャート
【図3】本発明の第2実施例を表したブロック回路図
【図4】図3に図示の第2実施例回路の動作を表したタ
イムチャート
【図5】再始動装置付きインバータ装置の従来例を示し
たブロック回路図
【図6】図5で既述の従来例回路が停電復旧時にインバ
ータ装置から出力する交流電力の周波数値を停電直前と
同じ値にした場合の動作を示したタイムチャート
【図7】停電復旧時にインバータ装置が出力する交流電
力の周波数値を零から徐々に上昇させた場合の動作を示
したタイムチャート
【図8】自由回転中の誘導電動機7に直流を流すことで
得られる電流の周波数から電動機の回転速度(すなわち
周波数値)を推定し、この推定周波数値で運転を再開さ
せるサーチ方式の動作を示したタイムチャート
【符号の説明】
1 周波数設定器 2 加減速演算器 3 周波数/電圧変換器 4 パルス幅変調回路 5 ベース駆動回路 6 直流−交流変換器 7 誘導電動機 9 商用電源 12 中間電圧検出回路 13 不足電圧設定器 14 比較器 15 タイマ 16 時間設定器 17 保持回路 18 電流制限レベル検出回路 19 周波数切り換え器 20 変流器 30 電動機定数設定器 31 トルク演算器 32 スイッチ 33 電動機速度演算器 34 速度−負荷トルク特性設定器 35 負荷GD2 設定器 40 定常運転周波数領域判別器 41 再始動周波数設定器 42 切り換えスイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 BB06 CA01 CB02 CB05 CC03 DB01 DC02 DC05 FA03 FA14 FA18 FA19 GA05 5H576 AA05 AA06 AA08 BB02 CC05 DD04 EE04 EE11 EE22 HA02 HB02 JJ03 JJ15 JJ18 JJ28 KK05 LL22 LL24 LL38 MM02 MM13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の電圧と周波数の交流電力を出力して
    電動機を可変速運転させるインバータ装置の電源停電時
    には前記電動機を自由回転とし、該停電の復旧後に該電
    動機を再始動させるインバータ装置において、 前記電動機とその負荷との合計のはずみ車効果を設定す
    るはずみ車効果設定器と、 回転速度と前記負荷のトルクとの関係を設定するトルク
    特性設定器と、 前記電動機の各種定数を設定する電動機定数設定器と、 前記インバータ装置の出力電圧指令値または検出値およ
    び電流検出値と前記電動機定数設定値から前記負荷のト
    ルクを演算するトルク演算器と、 前記電源の停電発生時点の前記インバータ装置の出力周
    波数を記憶する周波数記憶回路と、 前記電源の停電発生時点から予め定めた時間の経過を計
    測するタイマと、 前記はずみ車効果設定器の出力と、前記トルク特性設定
    器の出力と、前記トルク演算器の演算値および前記周波
    数記憶回路の記憶値とを入力して前記タイマが計測する
    時間が経過した時点での前記電動機の回転速度を演算す
    る電動機速度演算器とを備え、 前記インバータ装置が出力する交流電力の電圧と周波数
    を前記電動機速度演算器が演算する回転速度に対応する
    値にして前記電動機の運転を再開させることを特徴とす
    るインバータ装置。
  2. 【請求項2】所望の電圧と周波数の交流電力を出力して
    電動機を可変速運転させるインバータ装置の電源停電時
    には前記電動機を自由回転とし、該停電の復旧後に該電
    動機を再始動させるインバータ装置において、 前記電源の停電発生時点の前記インバータ装置の出力周
    波数を記憶する周波数記憶回路と、 前記電源の停電発生時点から予め定めた時間の経過を計
    測するタイマと、 予め設定された複数の再始動周波数値を備えた周波数設
    定器と、 前記周波数記憶回路の記憶値を入力して前記タイマが計
    測する時間経過後の前記電動機の回転速度に対応する周
    波数を前記周波数設定器から選択する再始動周波数選択
    回路とを備え、 前記インバータ装置が出力する交流電力の電圧と周波数
    を、前記再始動周波数選択回路からの選択値に対応する
    値にして前記電動機の運転を再開させることを特徴とす
    るインバータ装置。
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