JP2003219358A - 撮像装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム

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JP2003219358A
JP2003219358A JP2002017443A JP2002017443A JP2003219358A JP 2003219358 A JP2003219358 A JP 2003219358A JP 2002017443 A JP2002017443 A JP 2002017443A JP 2002017443 A JP2002017443 A JP 2002017443A JP 2003219358 A JP2003219358 A JP 2003219358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画像を容易に且つ効率的に印刷処理で
き、且つ良好な印刷結果が得られる撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 動画撮影モードでの動作による動画情報
の取得、及び静止画撮影モードでの動作による静止画情
報の取得が可能であり、静止画情報を印刷処理する印刷
手段300を接続可能な撮像装置100において、制御
手段150は、印刷手段300の接続を検出した場合、
本装置100の動作モードを静止画撮影モードに切り換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像を印
刷出力するプリンタを接続可能な装置或いはシステム
や、画像印刷モードを有する装置或いはシステム等に用
いられる、撮像装置、画像処理システム、画像処理方
法、それを実施するためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、ビデオカメラとして
は、画像を印刷出力することが可能なプリンタ(ビデオ
プリンタ等)を接続可能なものがある。このようなビデ
オカメラでは、被写体を撮影して取得した映像(複数フ
レームからなる動画)から任意のフレーム画像を切り出
し、これを静止画として直接プリンタに対して出力する
ように構成されている。
【0003】一方、静止画を主に扱うディジタルカメラ
は、一般的に多くの画素数を有する撮像素子を備えてお
り、その機能としては、当該撮像素子で得られる静止画
を記録媒体に記録する際に、そのときの画像サイズを選
択可能な機能や、画像圧縮率を変えて画質を選択可能な
機能等が挙げられる。このようなディジタルカメラで得
られた画像をプリンタで印刷出力する場合、通常では例
えば、ディジタルカメラ内の画像をパーソナルコンピュ
ータ(パソコン)に一旦転送し、その後、当該パソコン
から、当該パソコンに接続されたプリンタに転送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなビデオカメラやディジタルカメラ等の従来の画
像処理装置では、次のような問題点があった。
【0005】例えば、従来のビデオカメラでは、被写体
の撮影により取得した動画から任意のフレーム画像を切
り出し、これを静止画としてプリンタに対して出力する
ことで、プリンタでの印刷が可能となるが、このとき、
プリンタで印刷する画像(フレーム画像)を動画の中か
ら探し出す作業は非常に面倒な作業である。また、プリ
ンタで印刷する画像についても、通常撮影により得られ
た動画の中のフレーム画像(静止画)であるため、例え
ば、静止画専用のディジタルカメラ等で得られる静止画
と比較して、その画質が劣る。
【0006】したがって、従来のビデオカメラで得られ
た画像をプリンタで印刷出力する場合、非常に面倒な作
業が必要であると共に、その印刷結果として、良好な画
質のものを得ることはできなかった。
【0007】一方、従来のディジタルカメラでは、パソ
コン等の端末装置を介してプリンタでの印刷が可能であ
るが、単にプリンタに対して、印刷対象の画像を転送す
るだけでは、所望のサイズ、且つ所望の画質での印刷結
果は得られない。
【0008】したがって、プリンタで所望の印刷結果を
得るためには、例えば、端末装置(パソコン等)での表
示画面上、又はプリンタに設けられた操作部により、元
の画像のサイズ及び解像度と共に、印刷結果として所望
する画像サイズ(印刷出力する用紙サイズ)及び印刷解像
度(DPIの指定の解像度)等を設定する必要がある。ま
た、場合によっては、印刷出力する用紙の種類や、印刷
時の色バランス、或いは輪郭補正の度合い等のような、
種々の設定が必要となる。
【0009】すなわち、従来では、ディジタルカメラで
得られた画像をプリンタで印刷する場合、その印刷結果
として、所望するものを得るためには、非常に面倒な設
定操作が必要であった。
【0010】そこで、上記の問題点を解決する方法の1
つとして、例えば、画像印刷用のアプリケーションソフ
トウェアやプリンタドライバに対して、ユーザから選択
された印刷目的に対応した印刷に関する設定を自動的に
行なうような構成を設けることが考えられる。これによ
り、印刷に関する設定操作を簡易化することができる。
【0011】しかしながら、上記の構成では、ユーザ
は、どのような印刷結果を得たいのか(印刷目的)を選
択することはできるが、実際に撮影時に当該印刷目的に
適した撮影が行なわれていない場合、所望する印刷結果
は得られない。すなわち、上記の構成は、印刷対象とす
る画像データを印刷用に加工する際の処理を簡易化して
いるにすぎない。
【0012】例えば、撮影時の画像サイズが印刷サイズ
に比べて小さすぎる場合、印刷時には拡大印刷する必要
があるが、非常に画質が荒れた状態の印刷結果が得られ
ることになる。このように場合には、撮影時から大きめ
の画像サイズでの撮影を行なう必要ある。しかしなが
ら、どのぐらいの画像サイズで撮影するのが適切かどう
かは、一般的なユーザには非常にわかりにくい。
【0013】また、例えば、名刺上に顔写真を印刷する
場合、顔写真部分の画像の印刷サイズ1.2cm角程度
で良いが、顔写真の撮影の際、カメラ側において、どの
くらいの画素で、また、どのくらいの圧縮率で撮影すれ
ば適切な顔写真が得られるかどうかに関しては、一般的
なユーザにはわかりにくい。通常、できるだけ良好な画
質での撮影を行なった方が安心であるので、例えば、3
00万画素/最高画質での設定により撮影を行なうこと
が多い。また、例えば、1人の顔写真を撮影し、1回のみ
の印刷である場合は問題ないが、複数人の顔写真を撮影
して印刷する場合、画像サイズが大きすぎることにより
多くの処理時間が必要となり、さらに、画像用の記録媒
体の容量が不足することにより記録媒体を頻繁に交換す
る必要がある。
【0014】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、撮影画像を容易に且つ効率的に
印刷処理でき、且つ良好な印刷結果が得られる、撮像装
置、画像処理システム、画像処理方法、それを実施する
ためのプログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記
憶媒体、及び当該プログラムを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、撮像手段を備え、動画撮影モードでの動
作による動画情報の取得、及び静止画撮影モードでの動
作による静止画情報の取得が可能であり、静止画情報を
印刷処理する印刷手段を接続可能な撮像装置であって、
上記印刷手段の接続を検出した場合、上記静止画撮影モ
ードに切り換える制御手段を備えることを特徴とする。
【0016】第2の発明は、上記第1の発明において、
撮像手段から取得した動画情報及び静止画情報の少なく
とも何れかを保持する保持手段と、上記保持手段で保持
された画像情報について、任意の記録媒体へ圧縮して記
録するための処理、及び上記印刷手段で用紙上へ印刷出
力するための処理の少なくとも何れかの処理を施す処理
手段を備え、上記制御手段は、上記印刷手段の接続を検
出した場合、上記処理手段を上記静止画撮影モードで動
作制御することを特徴とする。
【0017】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記制御手段は、上記印刷手段に関する情報に基づい
て、上記処理手段の処理に関する設定を行うことを特徴
とする。
【0018】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記制御手段は、処理対象の画像情報に関して、画像サ
イズ、圧縮処理する際の圧縮率、及び画像のアスペクト
比の少なくとも何れかを設定することを特徴とする。
【0019】第5の発明は、上記第3の発明において、
上記印刷手段に関する情報は、ユーザから入力された印
刷目的情報、及び上記印刷手段の属性情報の少なくとも
何れかの情報を含むことを特徴とする。
【0020】第6の発明は、上記第3の発明において、
上記印刷手段は、伝送路を介して上記本装置と接続さ
れ、上記制御手段は、上記伝送路を介して上記印刷手段
より上記印刷手段に関する情報を得ることを特徴とす
る。
【0021】第7の発明は、上記第3の発明において、
上記制御手段は、上記印刷手段に関する情報に基づい
て、上記撮像手段における撮像素子からの画像情報の読
み出し範囲を設定することを特徴とする。
【0022】第8の発明は、動画撮影モードと静止画撮
影モードとを有する撮像装置であって、撮像手段と、上
記撮像手段により得られた画像信号を処理する画像処理
手段と、プリンタが接続可能であり、上記画像処理手段
により処理された画像信号を上記プリンタに出力する出
力手段と、上記画像処理手段により処理された画像信号
を記録媒体に記録する記録手段と、上記出力手段に上記
プリンタが接続されたことに応じて上記撮像装置のモー
ドを上記静止画撮影モードに切り換える制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0023】第9の発明は、撮像手段と、上記撮像手段
により得られた画像信号を処理する画像処理手段と、プ
リンタが接続可能であり、上記画像処理手段により処理
された画像信号を上記プリンタに出力すると共に上記プ
リンタより上記プリンタの印刷動作に係る属性情報を入
力する入出力手段と、上記入出力手段により得られた属
性情報に基づいて上記画像処理手段の処理動作を制御す
る制御手段と、上記画像処理手段により処理された画像
信号を記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特
徴とする。
【0024】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記画像処理手段は、上記画像信号の情報量を圧縮
する圧縮手段を有し、上記制御手段は、上記属性情報に
応じて上記圧縮手段による圧縮率または圧縮方式を設定
することを特徴とする。
【0025】第11の発明は、上記第9の発明におい
て、上記制御手段は更に、上記属性情報に応じて上記撮
像手段における撮像素子からの画像情報の読み出し範囲
を設定することを特徴とする。
【0026】第12の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる画像処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
11の何れかに記載の撮像装置の機能を有することを特
徴とする。
【0027】第13の発明は、動画撮影モードでの動作
により動画情報を取得する動画取得ステップと、静止画
撮影モードでの動作により静止画情報を取得する静止画
取得ステップと、静止画情報を印刷処理する印刷手段の
接続を検知する検知ステップと、上記検知ステップによ
り上記印刷手段の接続が検知された場合、自動的に上記
静止画撮影モードに切り換える制御ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0028】第14の発明は、撮像素子による撮影動作
で得られる画像情報を一時的にメモリへ保持する保持ス
テップと、上記メモリ内の画像情報から動画情報を生成
する動画生成ステップと、上記メモリ内の画像情報から
静止画情報を生成する静止画生成ステップと、上記動画
情報を圧縮する動画圧縮ステップと、上記静止画情報を
圧縮する静止画圧縮ステップと、静止画情報を印刷処理
する印刷手段の接続を検知した場合に、少なくとも上記
静止画生成ステップ及び上記静止画圧縮ステップを実行
する静止画撮影モードで動作制御を行う制御ステップと
を含むことを特徴とする。
【0029】第15の発明は、撮像素子による撮影動作
で得られる画像情報を一時的にメモリへ保持する保持ス
テップと、上記メモリ内の画像情報から動画情報又は静
止画情報を生成する生成ステップと、上記動画情報又は
静止画情報を圧縮する圧縮ステップと、静止画情報を印
刷処理する印刷手段に関する情報を入力する入力ステッ
プと、上記印刷手段の接続を検知した場合に、上記入力
ステップにより入力された印刷情報に基づいて、上記撮
像素子から上記メモリへの取込画像サイズ、上記圧縮ス
テップでの圧縮率、及び上記圧縮ステップで圧縮する画
像のアスペクト比の少なくとも何れかを制御する制御ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0030】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記印刷情報は、ユーザの印刷目的情報を含むこと
を特徴とする。
【0031】第17の発明は、上記第15の発明におい
て、上記圧縮する画像のアスペクト比は、上記印刷手段
で印刷する画像のアスペクト比に対応したものであるこ
とを特徴とする。
【0032】第18の発明は、請求項1〜11の何れか
に記載の撮像装置の機能、又は請求項12記載の画像処
理システムの機能をコンピュータに実現させるためのプ
ログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録した
ことを特徴とする。
【0033】第19の発明は、請求項13〜17の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムをコンピュータ読出可能
な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0034】第20の発明は、請求項1〜11の何れか
に記載の撮像装置の機能、又は請求項12記載の画像処
理システムの機能をコンピュータに実現させるためのプ
ログラムであることを特徴とする。
【0035】第21の発明は、請求項13〜17の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムであることを特徴とす
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0037】本発明は、例えば、図1に示すような撮像
装置100に適用される。本実施の形態の撮像装置10
0は、動画及び静止画の撮影動作、当該撮影動作により
取得した画像データの記録媒体133又は200への記
録、及びプリンタ300の接続が可能な装置であり、特
に、次のような機能(1)〜(4)を有する。 (1)プリンタ300の接続を検出すると、自動的に静
止画撮影モードで動作する。 (2)プリンタ300に関する情報(プリンタ情報)に
基づいて、撮像素子114の信号読出範囲を設定する。 (3)プリンタ300のプリンタ情報に基づいて、撮影
動作により取得した画像の圧縮率を設定する。 (4)プリンタ300から、プリンタ300のプリンタ
情報(印刷動作に関する情報等)を取得し、当該プリン
タ情報に基づいて、撮影動作又は処理動作を制御するこ
とで取得した画像データを記録媒体133又は200に
記録する。以下、本実施の形態の撮像装置100の構成
及び動作について具体的に説明する。
【0038】<撮像装置100の構成>上記図1に示す
撮像装置100において、まず、110は、撮影レンズ
であり、撮像素子114に対して被写体光を導く。11
2は、絞りやシャッター等を含む露光量制御部材であ
り、撮影レンズ110を介した被写体光が、この露光量
制御部材112を介して撮像素子114に対して入射す
る。114は、撮影レンズ110及び露光量制御部材1
12を介した被写体光(光学像)を電気信号に変換して
出力する撮像素子である。
【0039】116は、撮像素子114の出力信号(ア
ナログ)をディジタル化して出力するA/D変換器であ
る。118は、撮像素子114、A/D変換器116、
D/A変換器126に対して、クロック信号や制御信号
を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路
122及びシステム制御回路150により制御される。
【0040】120は、画像処理回路であり、A/D変
換器116の出力データ(ディジタル画像データ)、或
いはメモリ制御回路122からのデータに対して、所定
の画素補間処理や色変換処理等の画像処理を施す。ま
た、画像処理回路120は、A/D変換器116の出力
データ(ディジタル画像データ)に基づいて、露光量制
御や測距制御のための演算処理処理等をも実行する。
【0041】122は、データフロー制御回路であり、
A/D変換器116、タイミング発生回路118、画像
処理回路120、画像表示メモリ124、D/A変換器
126、メモリ130、及び圧縮/伸長回路132等の
間でのデータの入出力を制御する。このようなデータフ
ロー制御回路122により、例えば、撮影記録動作時に
は、A/D変換器116の出力データが画像処理回路1
20及びデータフロー制御回路122を介して、或いは
A/D変換器116の出力データが直接データフロー制
御回路122を介して、画像表示メモリ124或いはメ
モリ130に書き込まれる。
【0042】124は画像表示メモリであり、126は
D/A変換器である。画像表示メモリ124に書き込ま
れた表示用の画像データは、データフロー制御回路12
2により、D/A変換器126を介して画像表示部12
8に対して出力される。128は、TFT LCD等を
用いた画像表示部であり、D/A変換器126からの画
像データを表示する。この画像表示部128により、撮
影動作により取得した画像データを逐次表示するように
構成すれば、電子ファインダー機能を実現することが可
能である。
【0043】130は、撮影動作により取得した静止画
像データや動画像データを格納するメモリであり、所定
枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを処理
するために一時的に格納するのに十分な記憶容量を有す
る。このようなメモリ130は、システム制御回路15
0の作業領域等としても使用することが可能である。1
32は、画像データを圧縮或いは伸長する圧縮/伸長回
路であり、メモリ130に格納された画像データを読み
込んで圧縮処理或いは伸長処理を実行し、当該処理後の
画像データを再びメモリ130に書き込む。
【0044】133は、テープ状記録媒体やデイスク状
記録媒体等の第1の記録媒体である。この第1の記録媒
体133に対しては、テープの走行やテープドラムの回
転等を制御する制御駆動手段(不図示)、或いはデイス
ク回転やヘッドに位置等を制御する制御駆動手段(不図
示)による適切な制御により、画像データの記録或いは
再生が行われる。131は、記録媒体133に対して画
像データを記録するための処理を実行する処理回路であ
り、例えば、記録媒体133がビデオテープの場合、記
録対象の画像データを、ディジタルビデオのフォーマッ
ト形式に対応するデータに変換し、必要に応じて、所定
の情報を付加する。
【0045】140は、絞りやシャッタ等を含む露光量
制御部材112を制御する露光制御部である。142
は、撮影レンズ110のフォーカシングを制御する測距
制御部であり、144は、撮影レンズ110のズーミン
グを制御するズーム制御部である。露光制御部140及
び測距制御部142は、TTL方式を用いて制御され
る。例えば、ステム制御回路150は、撮影動作により
取得した画像データを画像処理回路120で演算処理し
た結果に基づいて、露光制御部140及び測距制御部1
42を制御する。
【0046】150は、撮像装置100全体の動作制御
を司るシステム制御回路であり、152は、システム制
御回路150での動作制御用の定数、変数、及び処理プ
ログラム等を記憶するFLASH ROM等を用いたメ
モリである。154は、文字や画像、或いは音声等を用
いて、撮像装置100の動作状態やメッセージ等をユー
ザに対して提示する液晶表示部やスピーカ等を含む表示
部であり、システム制御回路150での処理プログラム
の実行により機能する。このような表示部154は、撮
像装置100本体の操作部170等の近辺の、ユーザが
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置される。ま
た、表示部154としては、例えば、LCDやLED、
或いは発音素子等の組み合わせにより構成するようにし
てもよい。156は、各種調整値等の情報を記憶する、
電気的に消去及び記録が可能なEEPROM等の不揮発
性メモリである。
【0047】160、162、164、及び170はそ
れぞれ、システム制御回路150に対して各種の動作指
示を入力するための、モードダイヤル、トリガースイッ
チ、及び操作部である。これらのモードダイヤル16
0、トリガースイッチ162,164、及び操作部17
0は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知に
よるポインティング、或いは音声認識機能等の単数或い
は複数の組み合わせで構成される。
【0048】具体的には例えば、モードダイアルスイッ
チ160は、電源オフ、撮影記録モード、再生モード、
消去モード、PC(パーソナルコンピュータ)の接続モ
ード、及びプリンタやキーボード等のアクセサリの接続
モード等の各種機能モードを切り替え設定することが可
能である。トリガースイッチ162は、静止画の撮影用
のトリガースイッチであり、トリガースイッチ164
は、動画の撮影用のトリガースイッチである。操作部1
70は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、例え
ば、ズームスイッチ、メニューボタン、セットボタン、
メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マ
イナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再
生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、及
び露出補正ボタン等を含んでいる。
【0049】180は、電源制御部であり、DC−DC
コンバータや、通電するブロックを切り替えるスイッチ
回路等を含んでおり、電池検知部187を介して、電源
186(電池)の装着の有無、電源186の種類、及び
電池残量の検出を行い、当該検出結果及びシステム制御
回路150からの指示に基づいて、DC−DCコンバー
タを制御することで、必要な電圧を必要な期間、記録媒
体133,200を含む各構成部(ブロック)へ供給す
る。182及び184は、電池検知部187と電源18
6を接続するためのコネクタである。
【0050】186は、電源であり、次のような種々の
電源を適用可能である。 ・アルカリマンガン電池等の充電できない一時電池。 ・リチウムイオン電池等の充電可能な二次電池。 ・AC電源をDC電源に変換して撮像装置100本体に
直流電源として供給するAC−DCアダプター。
【0051】187は、電池検知部であり、電源186
の接続を検知すると共に、その種類を判別する。具体的
には例えば、電池検知部187は、次のような機能を有
する。 ・電源186の形状を機械的に判別する。 ・電源186が、所定量の電流を流した時と流さない時
の電圧差により、電源186の内部抵抗を測定し、当該
測定結果により、電源186の種類や消耗度を判別す
る。 ・電源186自体に通信手段が設けられてい場合、当該
通信手段を介して、電源186の種類や消耗度等を判別
する。
【0052】190は、メモリカード等の記録媒体20
0とのインタフェースであり、192は、記録媒体20
0と接続を行うためのコネクタである。198は、コネ
クタ192に対して記録媒体200が装着されているか
否かを検知する記録媒体着脱検知部である。199は、
コネクタ192に対して装着された記録媒体200の誤
消去防止爪の状態を検知する誤消去防止爪検知部であ
る。
【0053】101は、USB通信制御部であり、具体
的には、スレーブとしてのインターフェース(IF)部
である。102は、USB通信制御部であり、具体的に
は、ホストとしてのインターフェース(IF)部であ
る。103は、USBスレーブ端子であり、具体的に
は、通信制御部101により撮像装置100を他のUS
Bホスト機器とケーブル(不図示)で通信可能なように
接続するためのコネクタある。104は、USBホスト
端子であり、具体的には、通信制御部101により撮像
装置100を他のUSBスレーブ機器とケーブル(不図
示)で通信可能なように接続するためのコネクタある。
【0054】200は、メモリカード等の記録媒体であ
る。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等
を含む記録部202と、撮像装置100とのインタフェ
ース204と、撮像装置100との接続のためのコネク
タ206とを備えている。300は、コネクタ103又
は104を介して撮像装置100と通信することで、撮
像装置100で得られた画像の印刷出力するプリンタで
ある。
【0055】<撮像装置100の動作>ここでは、撮像
装置100における通常の画像記録動作の一例について
説明する。
【0056】例えば、ユーザは、撮像装置100のモー
ドダイアル160を操作することで、撮像装置100を
カメラモード(動画撮影モード及び静止画撮影モードを
含む撮影モード)に設定する。撮像装置100がカメラ
モードに設定されると、システム制御回路150は、以
下に説明するような動画像記録のための動作制御を実行
する。
【0057】データフロー制御部122は、撮像素子1
14により得られた画像データ(動画像データ)をA/
D変換器116を介して取得し、これをD/A変換器1
26を介して画像表示部128へ供給する。画像表示部
128は、データフロー制御部122により供給された
動画像データに係る動画像を表示する。
【0058】ユーザは、この状態で動画撮影トリガース
イッチ164を操作することで、動画像データの記録開
始を指示する。この指示に従って、撮像素子114から
出力された動画像データは、A/D変換器116、画像
処理回路120、及びデータフロー制御部122を介し
てメモリ130に記憶される。
【0059】圧縮/伸長回路132は、メモリ130に
記憶された動画像データに対して、当該動画像データに
適した所定の符号化処理(MPEG等の符号化処理)を
施すことで、その情報量を圧縮して出力する。データフ
ロー制御部122は、圧縮/伸長回路132の出力デー
タ(符号化後の動画像データ)を記録処理回路131へ
供給する。
【0060】記録処理回路131は、データフロー制御
部122からの符号化後の動画像データに対して、同期
及びIDデータ等の付加処理や、エラー訂正符号化やデ
ィジタル変調処理等を施すことで、当該動画像データを
記録媒体133へ記録するのに適した形態のデータに変
換し、当該変換後のデータを記録媒体133に記録す
る。
【0061】上述のようにして動画像の記録が行なわれ
る。そして、動画像記録中に、再びユーザが動画撮影ト
リガースイッチ164を操作すると、システム制御回路
150は、当該動画像記録動作を停止させる。
【0062】また、動画像記録動作が停止している状態
で、ユーザが静止画撮影トリガースイッチ162を操作
すると、システム制御回路150は、以下に説明するよ
うな静止画像記録のための動作制御を実行する。
【0063】データフロー制御部122は、A/D変換
器116から出力される動画像データ(複数フレームの
画像データからなる動画像データ)中から、静止画撮影
トリガースイッチ162の操作タイミングに対応した1
フレームの画像データを抽出し、これをメモリ130に
記憶する。
【0064】圧縮/伸長回路132は、メモリ130に
記憶された1フレームの画像データ(静止画像データ)
に対して、これに適した符号化処理(例えば、JPEG
やJPEG2000等の処理)を施し、当該処理後の画
像データ(符号化後の1フレームの画像データ)を再び
メモリ130に記憶する。
【0065】メモリI/F190は、メモリ130に記
憶された符号化後の1フレームの画像データを読み出
し、これを静止画像データとして、コネクタ192、及
びメモリカード200内のコネクタ206及びI/F2
04を介して記録部202に記録する。
【0066】上述のようにして、動画像記録動作が停止
している状態で静止画撮影トリガースイッチ162が操
作された場合には静止画像の記録が行なわれるが、動画
像記録動作が続行している状態で静止画撮影トリガース
イッチ162が操作された場合、システム制御回路15
0は、データフロー制御部122を制御することで、動
画像記録動作を続行しながら、静止画撮影トリガースイ
ッチ162に対応した1フレームの画像データを、A/
D変換器116から出力される動画像データ中から抽出
してメモリ130に記憶する。その後、メモリ130に
記憶された1フレームの画像データは、上述した静止画
記録動作と同様にして処理され、メモリカード200に
記憶される。
【0067】<撮像装置100の特徴とする動作>本実
施の形態の撮像装置100は、撮影動作により取得した
画像データを、撮像装置100本体に接続されたプリン
タ300で印刷処理する場合の動作に特徴がある。図2
は、この場合の撮像装置100の動作をフローチャート
により示したものである。
【0068】ステップS401:プリンタ接続検知シス
テム制御回路150は、撮像装置100本体にプリンタ
300が接続されているか否か(プリントモードである
か否か)を判別する。具体的には例えば、プリンタ30
0はコネクタ103又は104を介して撮像装置100
本体に接続されている。システム制御回路150は、通
信制御部101又は102を介してプリンタ300と通
信を行い、この結果、プリンタ300側から所定の応答
があった場合に、撮像装置100本体にプリンタ300
が接続されている、と判別する。このような判別の結
果、プリンタ300が接続されている場合にはステップ
S403からのプリンタモード撮影シーケンスへ進み、
プリンタ300が接続されていない場合にはステップS
402の通常撮影シーケンスへ進む。
【0069】尚、プリンタ300の接続検知方法につい
ては、上述したような方法に限られることはなく、例え
ば、機械的なスイッチ手段等で検知する方法等のよう
な、様々な任意の方法が適用可能である。
【0070】ステップS402:ステップS401の判
別の結果、プリントモード(印刷モード)でない場合、
システム制御回路150は、通常の撮影動作を行うため
の各種設定(通常カメラ設定)を行う。すなわち、シス
テム制御回路150は、この場合は印刷が目的ではない
ことを認識し、動画撮影或いは静止画撮影のためにユー
ザからモードダイヤル160により選択されたモード等
に従った設定処理を行う。具体的には例えば、モードダ
イヤル160により静止画撮影のためのモードが選択さ
れた場合、さらに操作部170により所定の画像サイズ
や圧縮率等が設定されるが、システム制御回路150
は、これらのユーザ設定に基づいた動作を実施するため
のカメラ設定を行う。その後、後述するステップSS4
09へ進み、ステップS409〜ステップS412の一
連の撮影動作が実施されることになる。
【0071】ステップS403:プリンタモード撮影シ
ーケンス ステップS401の判別の結果、プリントモード(印刷
モード)である場合、システム制御回路150は、通信
制御部101又は102を介して、プリンタ300から
プリンタ300の属性(プリンタ属性)を取得する。こ
こでのプリンタ属性は、プリンタ300において、印刷
可能な用紙サイズ(A4、はがきサイズ、名刺サイズ
等)、印刷可能な用紙の質(普通紙、写真専用光沢紙、
再生紙等)、印刷レイアウトとしてINDEXプリント
(1枚の用紙上に複数の画像を印刷すること)が可能であ
るか否か、及び縁無し/縁有りの印刷が可能であるか否
か等を示す属性を含む。
【0072】ステップS404:プリント方法の指定 システム制御回路150は、ステップS403で取得し
たプリンタ属性に基づいて、ユーザが選択すべき項目に
関してプリント方法の指定を行う。
【0073】例えば、プリンタ300が、次のような機
能を有するものとする。 ・印刷可能な用紙サイズは「はがきサイズ」のみであ
る。 ・印刷可能な用紙の質は「写真専用光沢紙」のみであ
る。 ・印刷レイアウトとしてINDEXプリントが可能であ
り、この場合、1枚の用紙上に出力する画像枚数を、1
画像、2画像、4画像の3つのパターンの中から選択が
可能である。 ・「縁有り印刷」のみ可能である。
【0074】この場合、システム制御回路150は、I
NDEXプリント時の1枚当りの画像数を選択するよう
ユーザに促す。例えば、システム制御回路150は、画
像表示部128や表示部154に対して、操作部170
の操作により選択可能な項目を表示する。これにより、
ユーザは、画像表示部128や表示部154に表示され
た選択項目の中から所望する項目を選択設定することが
できる。
【0075】ここでは説明のため、ユーザから次のよう
な設定がなされたものとする。 用紙の種類:写真専用光沢紙 用紙サイズ:はがきサイズ 印刷レイアウト:2分割 縁有り
【0076】ステップS405:システム制御回路15
0は、ステップS404によるプリント方法の設定に基
づいて、実際に印刷すべき画像のサイズ、縦横比、画質
(圧縮率)、及び圧縮方式の切り換えを行うために、先
ず、撮像素子114からの信号読出に関する設定を行
う。
【0077】ステップS406:圧縮方式の切り換え システム制御回路150は、圧縮方式の設定を行う。例
えば、撮像装置100において、動画撮影モードが設定
されており、動画圧縮方式としてMPEG2方式が採用
されていた場合は、システム制御回路150は、圧縮方
式をMotionJPEG方式に切り換える。
【0078】具体的には、まず、MPEG2方式は元々
動画用の圧縮方式であるため、動画中の1フレームを抽
出し、当該フレーム画像を圧縮した場合、その画質の品
位は高いものでない。また、画面の縦横比(アスペクト
比)に関しても、テレビジョンモニタで再生するのが前
提であることにより2:3等で固定されているが、印刷
出力する用紙サイズや、印刷時の縦横比が2:3等とは
限らないため、本実施の形態で述べているような印刷目
的には適さない。
【0079】そこで、システム制御回路150は、用紙
サイズや縦横比の設定の自由度が高い静止画用の圧縮方
式であるJPEG方式や、連続静止画としてのMoti
onJPEG方式、或いはMPEG4方式やJPEG2
000等のような、適切な圧縮方式に切り換える。
【0080】上述のような切り換え対象となる圧縮方式
としては、さらに自由度の高い圧縮方式を用いるように
してもよい。JPEG方式や、MotionJPEG方
式、或いはJPEG2000等に切り換えた場合、MP
EG2方式での同じフレームレート(秒間60コマ)で
は、撮影の単位時間当りのデータ量が増えすぎてシステ
ムで処理しきれなくなるため、フレームレートを落とす
ようにしてもよい。また、完全に静止画撮影モードとし
て、シャッターボタン等のトリガースイッチ162,1
64の操作の瞬間のみの画像データを記録し、その他の
部分に関しては、画像表示部128に対して簡易動画像
を表示するようにすれば、処理すべき画像データ量を削
減できる。このような構成は、撮像装置100におい
て、メモリ容量、CPU、信号処理回路の処理能力、及
び電源容量の余裕度等に基づき適用可能である。
【0081】ステップS407:アスペクト指定 システム制御回路150は、圧縮前(符号化前)の画像
サイズ及びアスペクト比を設定する。
【0082】具体的には、まず、ここでは一例として、
ステップS404において、はがきサイズの用紙に対し
て、2画面分割のサイズで画像を印刷出力するプリント
方法が設定されている。したがって、はがきサイズを1
4.8cm×10.0cmとした場合、画像全体のアス
ペクト比は148:100となるので、システム制御回
路150は、撮像素子114から取り込める最大の画像
が2048×1536画素分あるとすると、実際に圧縮
して保存する画像は1024×768画素で十分である
として、撮像素子114から1024×768画素分の
みをメモリ130上に読み出し、アスペクト比を調整す
るために、当該読出画像から目的とするアスペクト比の
画像を切り出し、これを圧縮するような動作制御を実行
する。
【0083】このとき、撮像素子114(CCD)の種
類や、撮像素子114の制御方法によっては、撮像素子
114からの画素の読出範囲がある程度設定できる場合
がある。この場合、システム制御回路150は、ステッ
プS405において、大まかに撮像素子114からの読
出範囲を設定しておく。これにより、メモリ130に
は、撮像素子114の全体画素に対して、ある範囲の画
素を切り出した画像が一時保存されることになる。
【0084】尚、撮像素子114からの読出範囲が、例
えば、ラージサイズとノーマルサイズの2種類程度しか
選択できない場合、メモリ130に画像が保持された段
階では、未だ印刷の目的に適したサイズ及びアスペクト
ではないことが多い。このような場合、ステップS40
7において、システム制御回路150は、実際に圧縮す
べき画像のサイズ及びアスペクトを、より詳細に指定
(設定)する。これにより、メモリ130からは、該当
する適切なサイズ及びアスペクトの画像が読み出される
ことになる。
【0085】ステップS408:画質/圧縮率の指定 システム制御回路150は、画像の圧縮率を設定する。
具体的には、まず、ここでは一例として、ステップS4
04において、印刷出力する用紙が写真用光沢紙であ
り、これの2画面分割のサイズで画像を印刷出力するプ
リント方法が設定されている。したがって、システム制
御回路150は、通常画質の圧縮率で圧縮を行うような
設定を行う。このとき、例えば、別のプリンタが撮像装
置100に接続され、プリンタ300の場合と比較し
て、さらに大きなサイズの用紙、例えば、A4サイズの
用紙全体に1つの画像を印刷をするように設定された場
合、システム制御回路150は、高画質の圧縮率で圧縮
を行うような設定を行う。
【0086】上述のようにして、プリント方法の指定に
基づき、実際に印刷すべき画像の圧縮方式の切り換え、
サイズ、縦横比、及び画質(圧縮率)が設定される。その
後のステップS409以降は、実際の撮影シーケンスと
なる。
【0087】ステップS409:システム制御回路15
0は、動画撮影トリガースイッチ164がユーザから操
作されるのを待つ。すなわち、ユーザが動画撮影トリガ
ースイッチ164を操作したタイミング(シャッターボ
タンの押下のタイミング)を撮影トリガーとして、次の
ステップS410へ移行する。
【0088】ステップS410:システム制御回路15
0は、ステップS405による撮像素子114の読出範
囲の設定に基づいて、撮像素子114からメモリ130
に対して、撮影動作により取得した画像データを転送さ
せ保持させる。 ステップS411:システム制御回路150は、メモリ
130内の画像データを圧縮/伸張回路132へ転送さ
せる。これにより、圧縮/伸張回路132は、当該画像
データに対して、ステップS406〜S408での設定
(圧縮範囲、アスペクト、及び圧縮率の設定)に基づい
た画像圧縮処理を施す。
【0089】ステップS412:システム制御回路15
0は、圧縮/伸張回路132での処理後の画像データを
記録媒体200の記録部202に記録する。記録部20
2への画像データの記録方法に関しては、例えば、ディ
ジタルカメラの所定の仕様(DCFディジタルカメラフ
ォーマット)に従ってファイル化して記録する方法を適
用可能である。この場合、印刷情報が、ディジタルカメ
ラの所定の仕様(DPOF等)に準じて保存される。こ
こでの印刷情報としては、複数毎の画像を記録部202
に記録する場合、それぞれの画像データのファイルに対
して、印刷するか否か、印刷する場合には何枚印刷する
か等を示す情報が挙げられる。
【0090】ステップS413:システム制御回路15
0は、ステップS401と同様にして、プリントモード
であるか否かを判別する。この判別の結果、プリントモ
ードである場合にはステップS414へ進み、プリント
モードでない場合にはステップS402へと進む。
【0091】ステップS414:ステップS413の判
別の結果、プリントモードの場合、システム制御回路1
50は、記録媒体200の記録部202へ一旦記録した
画像データを再度、圧縮/伸張回路132に対して読み
出す。 ステップS415:圧縮/伸張回路132は、システム
制御回路150により与えられた画像データ、すなわち
圧縮状態にある画像データを伸張し、これをメモリ13
0に一時的に保持する。
【0092】ステップS416:システム制御回路15
0は、メモリ130に保持された画像データを、通信制
御部101又は102を介してプリンタ300に対して
転送する。これにより、プリンタ300では、当該画像
データの印刷処理が実行される。具体的には、プリンタ
300には印刷対象の画像データが転送されるが、この
画像データに対しては、ステップS412において印刷
情報(DPOF、印刷時の用紙に対する画像位置や印刷
枚数等の情報)が付加されている。したがって、プリン
タ300は、当該印刷情報に基づいて、用紙上の適切な
位置に必要な枚数の画像の印刷出力を行う。
【0093】ステップS417:システム制御回路15
0は、通信制御部101又は102を介してプリンタ3
00と通信することで、プリンタ300での印刷処理が
終了したか否かを判別し、印刷終了となった場合に、本
処理の一連のシーケンスを終了する。
【0094】尚、上述したような本実施の形態の撮像装
置100において、次のような構成(1)〜(5)とす
るようにしてもよい。
【0095】構成例(1):撮像装置100において、
プリンタ300で印刷処理する際の印刷サイズや紙質等
の各種設定の組み合わせは、本実施の形態で述べた設定
内容に限られるものではない。例えば、撮影装置100
の構成や、プリンタ300での印刷目的等によっては、
上記の設定内容が適切なものでない場合がある。したが
って、撮像装置100における印刷処理に関する各種設
定の組み合わせは、撮像装置100の構成や、撮像装置
100を含むシステム構成等に応じて十分に検討し、最
適な設定を行うことが好ましい。但し、この場合におい
ても、ユーザは、印刷目的を指定するだけでよい。例え
ば、同じ用紙サイズであっても印刷目的によって異なる
圧縮率や画像処理パラメータを設定したテーブルを用意
し、ユーザにより指定された撮影目的に従い圧縮率など
を自動的に選択し、当該選択設定に基づいた撮影動作を
行う。
【0096】構成例(2):本実施の形態では、撮像装
置100において、プリントモードであるか否かの判断
を、プリンタ300が接続された状態であるか否かの判
別結果により行うように構成したが、例えば、モードダ
イヤル160や操作部170等により、ユーザが任意に
プリントモードを設定可能なように構成してもよい。こ
れにより、プリンタ300が撮像装置100に接続され
た状態でなくても、プリントモードを任意に設定でき
る。例えば、プリンタ300が撮像装置100に接続さ
れていない状態で、ユーザからプリントモードを設定さ
れた場合、撮像装置100において、上記図2に示した
ステップS403〜S412の処理を実行することで、
記録媒体200に一旦画像データを記録して取り敢えず
本処理終了し、その後にプリンタ300が接続されたと
きに、ステップSS414〜S417の処理を実行すれ
ばよい。このような場合においても、上述したように印
刷情報(印刷情報ファイル(DPOF))は記録媒体2
00に記録されているため、撮像装置100は、当該印
刷情報を読み出し、これに基づき印刷対象の画像を設定
枚数分プリンタ300で印刷処理すればよい。これによ
り、例えば、プリンタ300が撮影の邪魔になる場合で
あっても、簡単な操作で印刷に適した設定及び撮影が可
能となる。
【0097】構成例(3):本実施の形態では、撮影動
作により得られた画像の印刷を一度終了しないと、次の
撮影は行えないシーケンスとなっているが、例えば、印
刷処理に時間がかかる場合等、その印刷中に、次の撮影
開始指示を受け付けるように構成してもよい。この場
合、撮影開始指示により、印刷を中断するようにしても
よいが、電源186の容量の余裕や、CPUの処理能力
に余裕がある場合、印刷処理を実行しながら、撮影動作
を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、撮影
のチャンスを逃すことなく、所望する撮影を行うことが
できる。
【0098】構成例(4):本実施の形態では、撮影動
作により取得した画像データを圧縮した後に一旦記録媒
体200へ記録し、その後再び記録媒体200から画像
データ(圧縮状態の画像データ)を読み出し、当該画像
データを伸張して印刷処理するように構成したが、例え
ば、記録媒体200へ記録する前で、且つ圧縮処理する
前に、印刷処理を行うようにしてもよい。これにより、
記録媒体200が撮像装置100に接続されていない場
合、或いは記録媒体200は撮像装置100に接続され
ているが空き容量が不足している場合であっても、印刷
処理が可能となる。また、印刷処理終了後に、記録媒体
200へ記録するようにしてもよい。これにより、ユー
ザが印刷結果を見て、それが所望するものであった場合
のみに記録媒体200に記録することができるため、記
録媒体200を有効に使用(記録容量の節約等)するこ
とができる。
【0099】構成例(5):本発明の目的は、本実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の
機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構
成することとなる。プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード
等を用いることができる。また、コンピュータが読みだ
したプログラムコードを実行することにより、本実施の
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているO
S等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によ
って本実施の形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出され
たプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張
機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニッ
トに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユ
ニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷目的で撮影する際の操作性向上と適正画質の提供を図
ることが可能になる。具体的には例えば、次のような効
果(1)〜(6)が得られる。
【0101】(1)動画撮影及び静止画撮影が可能であ
り、また、動画情報及び静止画情報の記録が可能であ
り、さらに、プリンタ(印刷手段)の接続が可能な撮像
装置に対して本発明を適用した場合、撮像装置は、プリ
ンタが接続されると(印刷モードとなると)、自動的に
静止画撮影モードで動作する。このような構成により、
印刷を目的とする撮影の場合には、ユーザは、プリンタ
を接続するだけで、動画撮影モードではなく静止画撮影
モードでの撮影を行うことができる。このため、従来の
ように、誤って動画モードの状態で撮影を行ってしま
い、その後に印刷するために必要なシーンを動画から探
し出す手間が生じる、ということはない。
【0102】(2)静止画撮影モードでの撮影動作にお
いて、静止画用の圧縮処理を実行するように構成した場
合、従来のように、動画用の圧縮処理が実行されたこと
により、これを印刷すると満足できる高画質が得られな
い、という失敗を避けることできる。
【0103】(3)プリンタ(印刷手段)に関する情報
に基づいて、記録媒体への記録処理や、印刷手段での印
刷処理のための設定を行うように構成した場合、自動的
に適切な設定がなされるため、ユーザは、印刷や撮影に
関して詳細な知識が無くても、印刷時の用紙の質や画像
サイズに対して最適な撮影(適切な画像サイズや圧縮率
等の設定に基づいた撮影動作)を行うことができる。し
たがって、ユーザは、わずらわしい設定に悩むことなく
撮影に集中でき、適切な画質の印刷結果を得ることがで
きる。
【0104】(4)プリンタ(印刷手段)に関する情報
(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、撮像素子
から取り込む画像サイズを制御(変更制御等)するよう
に構成した場合、印刷目的等に応じて、撮像素子から取
り込む最適な画像サイズが自動的に設定されるので、無
駄なデータ処理を省くことができ、全体的に処理時間の
削減が可能となる。また、ユーザにとっても、各種設定
を行う必要がないため、操作性の向上と共に、撮影チャ
ンスの増加を期待できる。
【0105】(5)プリンタ(印刷手段)に関する情報
(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、圧縮率を
制御(変更制御等)するように構成した場合、印刷を目
的とする時の撮影動作による画像情報の圧縮後のデータ
量が、自動的に適切に設定されるので、無駄なデータ処
理を省くことができ、全体的に処理時間の削減が可能と
なる。また、ユーザにとっても、各種設定を行う必要が
ないため、操作性の向上と共に、撮影チャンスの増加を
期待できる。
【0106】(6)プリンタ(印刷手段)に関する情報
(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、一旦保持
した画像情報のうち、圧縮すべき画像の範囲や、その縦
横比(アスペクト比)を制御(変更制御等)するように
構成した場合、印刷時の画像サイズや縦横比に最適な画
像サイズや縦横比が、自動的に適切に設定されるので、
無駄なデータ処理を省くことができ、全体的に処理時間
の削減が可能となる。また、ユーザにとっても、各種設
定を行う必要がないため、操作性の向上と共に、撮影チ
ャンスの増加を期待できる。例えば、画像の印刷時に用
紙の縦横比に当該画像をあわせるためのトリミング指定
が不要となる。さらに、メモリカード等の記録媒体への
無駄なデータの記録が無くなるので、記録媒体を有効に
使用することができる。例えば、記録可能なメモリカー
ド枚数が増大し、ユーザが余計にメモリカードを用意し
なくても良い。これは、ユーザのメモリカードの管理や
メモリカードを購入するコスト削減の効果にもつなが
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮像装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記撮像装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 撮像装置 101,102 通信制御部 103,104 コネクタ 110 撮影レンズ 112 露光量制御部材 114 撮像素子 116 A/D変換器 118 タイミング制御回路 120 画像処理回路 122 データフロー制御回路 124 画像表示メモリ 126 D/A変換器 128 画像表示部 130 メモリ 132 圧縮/伸長回路 131 記録処理回路 133 記録媒体 140 露光制御部 142 測距制御部 144 ズーム制御部 150 システム制御回路 152 メモリ 154 表示部 156 不揮発性メモリ 160 モードダイアルスイッチ 162 静止画撮影トリガースイッチ 164 動画撮影トリガースイッチ 170 操作部 180 電源制御部 182,184 コネクタ 186 電源 190 インタフェース 192 コネクタ 198 記録媒体着脱検知部 199 誤消去防止爪検知部 200 記録媒体 202 記録部 204 インターフェース 206 コネクタ 300 プリンタ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を備え、動画撮影モードでの動
    作による動画情報の取得、及び静止画撮影モードでの動
    作による静止画情報の取得が可能であり、静止画情報を
    印刷処理する印刷手段を接続可能な撮像装置であって、 上記印刷手段の接続を検出した場合、上記静止画撮影モ
    ードに切り換える制御手段を備えることを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 上記撮像手段から取得した動画情報及び
    静止画情報の少なくとも何れかを保持する保持手段と、 上記保持手段で保持された画像情報について、任意の記
    録媒体へ圧縮して記録するための処理、及び上記印刷手
    段で用紙上へ印刷出力するための処理の少なくとも何れ
    かの処理を施す処理手段を備え、 上記制御手段は、上記印刷手段の接続を検出した場合、
    上記処理手段を上記静止画撮影モードで動作制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記印刷手段に関する
    情報に基づいて、上記処理手段の処理に関する設定を行
    うことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、処理対象の画像情報に
    関して、画像サイズ、圧縮処理する際の圧縮率、及び画
    像のアスペクト比の少なくとも何れかを設定することを
    特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記印刷手段に関する情報は、ユーザか
    ら入力された印刷目的情報、及び上記印刷手段の属性情
    報の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする請
    求項3記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記印刷手段は、伝送路を介して上記本
    装置と接続され、 上記制御手段は、上記伝送路を介して上記印刷手段より
    上記印刷手段に関する情報を得ることを特徴とする請求
    項3記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記印刷手段に関する
    情報に基づいて、上記撮像手段における撮像素子からの
    画像情報の読み出し範囲を設定することを特徴とする請
    求項3記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 動画撮影モードと静止画撮影モードとを
    有する撮像装置であって、 撮像手段と、 上記撮像手段により得られた画像信号を処理する画像処
    理手段と、 プリンタが接続可能であり、上記画像処理手段により処
    理された画像信号を上記プリンタに出力する出力手段
    と、 上記画像処理手段により処理された画像信号を記録媒体
    に記録する記録手段と、 上記出力手段に上記プリンタが接続されたことに応じて
    上記撮像装置のモードを上記静止画撮影モードに切り換
    える制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 撮像手段と、 上記撮像手段により得られた画像信号を処理する画像処
    理手段と、 プリンタが接続可能であり、上記画像処理手段により処
    理された画像信号を上記プリンタに出力すると共に上記
    プリンタより上記プリンタの印刷動作に係る属性情報を
    入力する入出力手段と、 上記入出力手段により得られた属性情報に基づいて上記
    画像処理手段の処理動作を制御する制御手段と、 上記画像処理手段により処理された画像信号を記録媒体
    に記録する記録手段とを備えることを特徴とする撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 上記画像処理手段は、上記画像信号の
    情報量を圧縮する圧縮手段を有し、 上記制御手段は、上記属性情報に応じて上記圧縮手段に
    よる圧縮率または圧縮方式を設定することを特徴とする
    請求項9記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は更に、上記属性情報に
    応じて上記撮像手段における撮像素子からの画像情報の
    読み出し範囲を設定することを特徴とする請求項9記載
    の撮像装置。
  12. 【請求項12】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜11の何れかに記載の撮像装置の機能を有すること
    を特徴とする画像処理システム。
  13. 【請求項13】 動画撮影モードでの動作により動画情
    報を取得する動画取得ステップと、 静止画撮影モードでの動作により静止画情報を取得する
    静止画取得ステップと、 静止画情報を印刷処理する印刷手段の接続を検知する検
    知ステップと、 上記検知ステップにより上記印刷手段の接続が検知され
    た場合、自動的に上記静止画撮影モードに切り換える制
    御ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 撮像素子による撮影動作で得られる画
    像情報を一時的にメモリへ保持する保持ステップと、 上記メモリ内の画像情報から動画情報を生成する動画生
    成ステップと、 上記メモリ内の画像情報から静止画情報を生成する静止
    画生成ステップと、 上記動画情報を圧縮する動画圧縮ステップと、 上記静止画情報を圧縮する静止画圧縮ステップと、 静止画情報を印刷処理する印刷手段の接続を検知した場
    合に、少なくとも上記静止画生成ステップ及び上記静止
    画圧縮ステップを実行する静止画撮影モードで動作制御
    を行う制御ステップとを含むことを特徴とする画像処理
    方法。
  15. 【請求項15】 撮像素子による撮影動作で得られる画
    像情報を一時的にメモリへ保持する保持ステップと、 上記メモリ内の画像情報から動画情報又は静止画情報を
    生成する生成ステップと、 上記動画情報又は静止画情報を圧縮する圧縮ステップ
    と、 静止画情報を印刷処理する印刷手段に関する情報を入力
    する入力ステップと、 上記印刷手段の接続を検知した場合に、上記入力ステッ
    プにより入力された印刷情報に基づいて、上記撮像素子
    から上記メモリへの取込画像サイズ、上記圧縮ステップ
    での圧縮率、及び上記圧縮ステップで圧縮する画像のア
    スペクト比の少なくとも何れかを制御する制御ステップ
    とを含むことを特徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 上記印刷情報は、ユーザの印刷目的情
    報を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方
    法。
  17. 【請求項17】 上記圧縮する画像のアスペクト比は、
    上記印刷手段で印刷する画像のアスペクト比に対応した
    ものであることを特徴とする請求項15記載の画像処理
    方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜11の何れかに記載の撮像
    装置の機能、又は請求項12記載の画像処理システムの
    機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項13〜17の何れかに記載の画
    像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項1〜11の何れかに記載の撮像
    装置の機能、又は請求項12記載の画像処理システムの
    機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項13〜17の何れかに記載の画
    像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させる
    ためのプログラム。
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