JP2003219098A - オンライン会議システム、会議システム制御用プログラム並びにオンライン会議方法 - Google Patents

オンライン会議システム、会議システム制御用プログラム並びにオンライン会議方法

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JP2003219098A
JP2003219098A JP2002016123A JP2002016123A JP2003219098A JP 2003219098 A JP2003219098 A JP 2003219098A JP 2002016123 A JP2002016123 A JP 2002016123A JP 2002016123 A JP2002016123 A JP 2002016123A JP 2003219098 A JP2003219098 A JP 2003219098A
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Seishu Kitada
成秀 北田
透 ▲高▼橋
Toru Takahashi
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン会議における、会議参加者の状態
を明確化し、且つ、スムーズに会議を進行させるのに好
適なオンライン会議システム、このシステムにおける会
議システム制御用プログラム並びにオンライン会議方法
を提供する。 【解決手段】 オンライン会議システム1を、第1の電
子黒板システム10と、第2の電子黒板システム11
と、会議進行管理用端末12と、ユーザ管理端末13と
を、含み、ネットワーク20によって、それぞれがデー
タ通信可能に接続された構成とし、電子黒板システムに
おける会議状況反映装置によって、会議情報の表示制
御、情報入力中の効果音の出力、会議情報の入力順番情
報の表示等を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれが離れた
場所に居る複数の会議参加者が、通信回線を介して共通
の会議を行うのに好適なオンライン会議システム、この
システムにおける会議システム制御用プログラム並びに
オンライン会議方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドローアプリケーション(電子黒
板等)の手書き情報の共有による遠隔会議等の、会議参
加者がそれぞれ離れた場所に居ながら、通信回線を介し
て共通の会議を行うことを可能にするシステムがある。
しかし、ドローアプリケーションの手書き情報の共有に
よる遠隔会議においては、筆記者の特性をあまり特徴づ
けていないなど、誰が筆記したか解りづらいといった問
題がある。
【0003】更に、ある発言や筆記と同時に別の人が発
言したり、筆記したり、ジェスチャや電子黒板へ書き込
もうとしているといった状況が伝わらず、会議が錯綜し
やすくなる問題がある。そこで、上記各問題を解決する
ものとして、特開平8−307842号公報に示される
発明がある。この発明は、電子会議システムにおいて、
複数の共有ウィンドウに対して所有権を視覚的に明示す
るもので、画面上に複数の共有ウィンドウにそれぞれ対
応させたマークを表示し、このマークに参加者を表すマ
ークを移動させることで、書き込み要求権・放棄を行う
ことで、参加者の誰が所有権を持ち誰が所有権を持たな
いかが視覚的に明確になるものである。
【0004】この公報例の他にも、従来技術として、議
長の指名により書き込み権が移動する議長指名モード、
書き込み権保有者が権利を放棄した時に、書き込み権を
要求している人の内、もっとも早く要求した人に移行す
る要求順モード、現在の書き込み権保有者が次の書き込
み者を指名できるバトンモード、全ての人が常に操作で
きる非制御モードの4つのモードが用意された電子会議
システムもある。このシステムにおいては、色情報や名
前の表示等によって、誰が書き込んだかを区別するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、複数人が電子黒板に同時に書き込みを行った
ときに、誰がどの場所にどのような情報を書き込んでい
るのかを視覚的に判別することは困難である。また、複
数人が電子黒板への書き込み要求をしたときに、書き込
みを行う会議参加者の順番が視覚的に表示されず、自分
の順番が何番目かを把握しにくいといった問題もある。
【0006】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、オンライン会議における、会議参加者の状態を明確
化し、且つ、円滑に会議を進行させるのに好適なオンラ
イン会議システム、このシステムにおける会議システム
制御用プログラム並びにオンライン会議方法を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に記載のオンライン会議システムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムであっ
て、それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒
板と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力
手段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記
会議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上
の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、
会議参加者が前記電子黒板に前記会議情報を入力すると
きに、その入力位置近傍に当該会議情報を入力している
前記会議参加者を示す識別情報を表示する識別情報表示
手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、電子黒板に会
議参加者が会議情報の入力を行うときに、識別情報表示
手段によって、その入力位置近傍に情報入力を行ってい
る会議参加者を示す識別情報を表示することが可能であ
る。
【0009】従って、オンライン会議において、電子黒
板に同時に複数人の会議参加者が情報を入力をおこなて
いるときなど、入力された情報の近傍に識別情報が表示
されるようになっているので、誰が、電子黒板のどこ
に、どのような情報を入力しているのかを視覚的に容易
に知ることが可能となる。また、本発明に記載のオンラ
イン会議システムは、上記のオンライン会議システムに
おいて、前記識別情報は、前記会議情報を入力している
前記会議参加者の顔画像であることを特徴としている。
【0010】つまり、会議参加者を示す識別情報とし
て、その会議参加者の顔画像を表示するようにしたもの
である。また、本発明に記載のオンライン会議システム
は、上記のオンライン会議システムにおいて、前記会議
参加者が、前記電子黒板に前記会議情報入力手段によっ
て前記会議情報の入力中に、その入力中の会議情報を強
調表示する会議情報強調手段を更に備えることを特徴と
している。
【0011】つまり、オンライン会議において、会議情
報強調手段によって、電子黒板に入力中の会議情報を強
調表示するようにしたもので、これにより、現在入力さ
れている情報が明確になる。また、本発明に記載のオン
ライン会議システムは、上記のオンライン会議システム
において、前記会議参加者が、前記電子黒板に前記会議
情報入力手段によって前記会議情報の入力中に、その入
力に合わせて所定の効果音を鳴らす効果音出力手段を更
に備えることを特徴としている。
【0012】つまり、効果音出力手段によって、会議参
加者が、電子黒板に会議情報を入力中に、所定の効果音
を鳴らすことが可能となっているので、他の会議参加者
が、現在、誰かが会議情報の入力中であることを簡易に
知ることが可能となり、且つ、実際の書き込み音を出力
することで、会議の臨場感を増すことも可能である。ま
た、本発明に記載のオンライン会議システムは、上記の
オンライン会議システムにおいて、前記電子黒板に前記
会議情報の入力を可能にする権利である会議情報入力権
を有している会議参加者のみが、前記情報入力手段によ
って前記電子黒板に前記会議情報を入力できるようにな
っていることを特徴としている。
【0013】つまり、会議参加者が電子黒板に会議情報
を入力するときに、会議情報入力権を有さない会議情報
入力手段では、電子黒板に会議情報の入力を行えないよ
うにするといったものである。この権利によって、会議
参加者がむやみやたらと電子黒板に会議情報を入力しな
いようにすることが可能になる。また、本発明に記載の
オンライン会議システムは、上記のオンライン会議シス
テムにおいて、前記会議参加者全員の前記識別情報を前
記2以上の電子黒板のそれぞれの所定位置に表示するよ
うになっており、前記会議情報入力権を有している会議
参加者が、前記会議情報入力手段によって、前記電子黒
板に表示された前記識別情報を選択することで、その識
別情報に対応する会議参加者に、前記会議情報入力権を
譲渡することを可能にする入力権譲渡手段を更に備える
ことを特徴としている。
【0014】つまり、会議参加者全員の識別情報を会議
に用いられる電子黒板の所定位置に共有表示するように
なっており、会議情報入力権を有している会議参加者
が、会議情報入力手段によって、その識別情報を選択す
ることで、入力権譲渡手段によって、その情報に対応し
た会議参加者に会議情報入力権が譲渡されるものであ
る。これにより、会議参加者を明確化した識別情報に対
して行われる簡易な操作で、会議情報入力権の譲渡を行
うことが可能になる。
【0015】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前記
会議情報入力権を有する会議参加者のみが発言を行うこ
とが可能となっていることを特徴としている。つまり、
会議情報入力権を有した会議参加者のみに発言を行うこ
とを許可するもので、他の会議参加者からの余計な発言
を抑えることが可能となる。また、本発明に記載のオン
ライン会議システムは、上記のオンライン会議システム
において、前記複数の会議参加者が前記会議情報の入力
要求を行ったときに、前記電子黒板の所定位置に、前記
会議情報の入力順番を待つ会議参加者を示す順番情報を
表示する順番情報表示手段を更に備えることを特徴とし
ている。
【0016】つまり、電子黒板への複数の会議参加者が
入力要求を行ったときに、順番情報表示手段によって、
会議参加者の順番待ちの状態情報を電子黒板の所定位置
に表示するようにしたものである。従って、順番を待つ
会議参加者が、自分の順番が何番目かを簡易に知ること
が可能である。また、本発明に記載のオンライン会議シ
ステムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前
記順番情報表示手段は、前記入力要求を行った順番が早
い順に、その入力要求を行った会議参加者の前記識別情
報を前記電子黒板の所定位置に並べて表示するようにな
っていることを特徴としている。
【0017】つまり、順番情報表示手段は、入力要求を
行った時間が早い順に、会議参加者を示す識別情報を電
子黒板の所定位置に並べて表示するようになっている。
これにより、誰が、どの順番で並んでいるのかを把握し
易くなる。また、本発明に記載のオンライン会議システ
ムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前記会
議情報の入力順番を待っている会議参加者に、その順番
が来たことを通知する順番通知手段を更に備えることを
特徴としている。
【0018】つまり、順番通知手段によって、会議情報
の入力順番を待つ会議参加者に順番が来たことを知らせ
るもので、これにより、会議参加者は、順番待ちを意識
せずに発表の準備などを行うことが可能となる。但し、
この機能は、電子黒板への複数の会議参加者による情報
の同時入力が禁止されている場合に有効なものである。
また、本発明に記載のオンライン会議システムは、前記
順番通知手段は、前記通知を、前記会議参加者の有する
所定の機器に行わせることが可能となっていることを特
徴としている。
【0019】つまり、順番通知手段は、会議参加者の有
する所定の機器に、順番が来たことを知らせるようにな
っているものである。これにより、PDA等の画面にそ
の通知をしたり、PDAに音を出力させて通知するなど
が可能となる。また、本発明に記載のオンライン会議シ
ステムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前
記所定の機器は、携帯電話であることを特徴としてい
る。つまり、順番通知手段は、会議参加者の有する携帯
電話に、順番が来たことを通知させるようになってい
る。これにより、携帯電話の呼び出し音を鳴らして通知
するようにしたり、携帯電話のバイブレーション機能に
よって通知したりするなどが可能となる。
【0020】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、上記のオンライン会議システムにおいて、会議
の進行手順を設定可能な進行手順設定手段と、当該進行
手順設定手段によって設定された前記進行手順に基づき
前記会議を進行する会議進行手段と、を更に備えること
を特徴としている。つまり、進行手順設定手段によっ
て、どのように会議を進行させるか等の手順を設定する
ことが可能であり、会議進行手段は、設定された進行手
順に基づいて、例えば、どの場所に居る会議参加者に会
議情報入力権を与えるかなどを制御しながら会議を進行
する。従って、会議の進行を円滑にすることが可能とな
る。
【0021】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前記
進行手順設定手段は、前記会議中の所定の時間に特定の
会議参加者に前記会議情報入力権を与える進行手順を設
定可能であり、前記会議進行手段は、この進行手順に基
づき、設定された時間になると前記特定の会議参加者に
会議情報入力権を与えるようになっていることを特徴と
している。つまり、進行手順として、所定の時間に特定
の会議参加者に会議情報入力権を与えるといった設定が
可能であるもので、例えば、予定時間に、課長や部長な
どの会社の重役に会議情報入力権を与えるように設定す
ることで、予定時間になると会議のまとめを行ってもら
うといった会議の進行が可能となる。
【0022】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者
が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議シ
ステムであって、それぞれが異なる場所に配設された2
以上の電子黒板と、当該電子黒板に会議情報を入力する
会議情報入力手段と、当該会議情報入力手段によって入
力された前記会議情報を共有し、この共有した会議情報
を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報
共有手段と、前記会議参加者が、前記電子黒板に前記会
議情報入力手段によって前記会議情報の入力中に、その
入力中の会議情報を強調表示する会議情報強調手段と、
を備えることを特徴としている。
【0023】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、会議情報強調
手段によって、電子黒板に入力中の会議情報を強調表示
することが可能となり、これにより、現在入力されてい
る会議情報が明確になる。また、本発明に記載のオンラ
イン会議システムは、それぞれが異なる場所に居る複数
の会議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオン
ライン会議システムであって、それぞれが異なる場所に
配設された2以上の電子黒板と、当該電子黒板に会議情
報を入力する会議情報入力手段と、当該会議情報入力手
段によって入力された前記会議情報を共有し、この共有
した会議情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示
する会議情報共有手段と、前記会議参加者が、前記電子
黒板に前記会議情報入力手段によって前記会議情報の入
力中に、当該会議情報の入力に合わせて所定の効果音を
鳴らす効果音出力手段と、を備えることを特徴としてい
る。
【0024】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、効果音出力手
段によって、会議参加者が、電子黒板に会議情報を入力
中に、所定の効果音を鳴らすことが可能となっているの
で、他の会議参加者が、現在、誰かが会議情報の入力中
であることを簡易に知ることが可能となり、且つ、実際
の書き込み音を出力することで、会議の臨場感を増すこ
とも可能である。
【0025】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者
が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議シ
ステムであって、それぞれが異なる場所に配設された2
以上の電子黒板と、当該電子黒板に会議情報を入力する
会議情報入力手段と、当該会議情報入力手段によって入
力された前記会議情報を共有し、この共有した会議情報
を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報
共有手段と、を備え、前記会議情報の入力を可能にする
権利である会議情報入力権を有している会議参加者のみ
が、前記情報入力手段によって前記電子黒板に前記会議
情報を入力できるようになっていると共に、前記会議参
加者全員の各会議参加者を示す識別情報を前記2以上の
電子黒板の所定位置にそれぞれ表示するようになってお
り、前記会議情報入力権を有している会議参加者が、前
記会議情報入力手段によって前記電子黒板に表示された
前記識別情報を選択することで、その識別情報に対応す
る会議参加者に、前記会議情報入力権を譲渡することを
可能にする入力権譲渡手段を備えることを特徴としてい
る。
【0026】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、会議参加者が
電子黒板に会議情報を入力するときに、会議情報入力権
を有さない会議参加者は、会議情報入力手段によって電
子黒板に会議情報の入力を行えないようにすると共に、
会議参加者全員分の同参加者を示す識別情報を電子黒板
の所定位置に表示する。更に、会議情報入力権を有した
会議参加者が、会議情報入力手段によって識別情報を選
択することで、会議情報入力権をその識別情報に対応し
た会議参加者に譲渡することが可能となっている。
【0027】会議参加者を視覚的に明確化した識別情報
に対して行われる簡易な操作で、会議情報入力権の譲渡
を行うことが可能になる。また、本発明に記載のオンラ
イン会議システムは、上記のオンライン会議システムに
おいて、前記会議情報入力権を有する会議参加者のみが
発言を行うことが可能となっていることを特徴としてい
る。つまり、会議情報入力権を有した会議参加者のみに
発言を行うことを許可するもので、他の会議参加者から
の余計な発言を抑えることが可能となる。
【0028】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者
が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議シ
ステムであって、それぞれが異なる場所に配設された2
以上の電子黒板と、当該電子黒板に会議情報を入力する
会議情報入力手段と、当該会議情報入力手段によって入
力された前記会議情報を共有し、この共有した会議情報
を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報
共有手段と、前記複数の会議参加者が前記会議情報の入
力要求を行ったときに、前記電子黒板の所定位置に、前
記会議情報の入力順番を待つ会議参加者を示す順番情報
を表示する順番情報表示手段と、を備えることを特徴と
している。
【0029】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、複数の会議参
加者が電子黒板への入力要求を行ったときに、その入力
待ちの順番を示す情報を、順番情報表示手段によって、
電子黒板の所定位置に表示するようにしたものである。
【0030】従って、オンライン会議において、順番を
待つ会議参加者が、自分の順番が何番目かを簡易に知る
ことが可能である。また、本発明に記載のオンライン会
議システムは、上記のオンライン会議システムにおい
て、前記順番情報表示手段は、前記電子黒板の所定位置
に、前記入力順番の早いもの順に前記会議参加者を示す
識別情報を並べて表示するようになっていることを特徴
としている。
【0031】つまり、順番情報表示手段は、入力要求を
行った時間が早い順に、会議参加者を示す識別情報を電
子黒板の所定位置に並べて表示するようになっている。
これにより、誰が、どの順番で並んでいるのかを把握し
易くなる。また、本発明に記載のオンライン会議システ
ムは、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者が
通信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議シス
テムであって、それぞれが異なる場所に配設された2以
上の電子黒板と、当該電子黒板に会議情報を入力する会
議情報入力手段と、当該会議情報入力手段によって入力
された前記会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共
有手段と、前記会議情報の入力順番を待っている会議参
加者に、その順番が来たことを通知する順番通知手段
と、を備えることを特徴としている。
【0032】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、順番通知手段
によって、会議情報の入力順番を待つ会議参加者に順番
が来たことを知らせることが可能となる。これにより、
オンライン会議において、会議参加者は、順番待ちを意
識せずに発表の準備などを行うことが可能となる。そし
て、順番通知手段によって、会議情報の入力順番を待つ
会議参加者に順番が来たことを通知することが可能であ
る。これにより、オンライン会議において、会議参加者
は、順番待ちを意識せずに発表の準備などを行うことが
可能となる。
【0033】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前記
順番通知手段は、前記通知を、前記会議参加者の有する
所定の機器に行わせることが可能となっていることを特
徴としている。つまり、オンライン会議において、PD
A等の画面に順番が来たことを知らせる通知を表示した
り、PDAに音を出力させて通知を行うなどが可能とな
る。また、本発明に記載のオンライン会議システムは、
上記のオンライン会議システムにおいて、前記所定の機
器は、携帯電話であることを特徴としている。
【0034】つまり、順番通知手段は、会議参加者の有
する携帯電話に、順番が来たことを通知させるようにな
っている。これにより、携帯電話の呼び出し音を鳴らし
て通知するようにしたり、携帯電話のバイブレーション
機能によって通知したりするなどが可能となる。また、
本発明に記載のオンライン会議システムは、それぞれが
異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介して
共通の会議を行うオンライン会議システムであって、そ
れぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板と、
当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手段
と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会議
情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の電
子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、会議
の進行手順を設定可能な進行手順設定手段と、当該進行
手順設定手段によって設定された前記進行手順に基づき
会議を進行する会議進行手段と、を備えることを特徴と
している。
【0035】このような構成であれば、会議参加者は、
会議情報入力手段によって電子黒板に会議情報を入力す
ることができると共に、共有表示手段によって、電子黒
板に入力された会議情報を他の全ての電子黒板において
共有表示することが可能となる。そして、進行手順設定
手段によって、どのように会議を進行させるか等の手順
を設定することが可能であり、会議進行手段によって、
設定された進行手順に基づいて、例えば、どの場所に居
る会議参加者に会議情報入力権を与えるかなどを制御し
ながら会議を進行することが可能となる。従って、オン
ライン会議において、会議の進行を円滑にすることが可
能となる。
【0036】また、本発明に記載のオンライン会議シス
テムは、上記のオンライン会議システムにおいて、前記
進行手順設定手段は、前記会議中の所定の時間に特定の
会議参加者に前記会議情報入力権を与える進行手順を設
定可能であり、前記会議進行手段は、この進行手順に基
づき、設定された時間になると前記特定の会議参加者に
会議情報入力権を与えるようになっていることを特徴と
している。つまり、進行手順として、所定の時間に特定
の会議参加者に会議情報入力権を与えるといった設定が
可能であるもので、例えば、所定の時間になると、課長
や部長などの会社の重役に会議情報入力権を与えるよう
に設定することで、会議のまとめを行ってもらうといっ
たことが可能となる。
【0037】また、本発明に記載の会議システム制御用
プログラムは、それぞれが異なる場所に居る複数の会議
参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン
会議システムにおける会議システム制御用プログラムで
あって、2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配
設されており、前記電子黒板に会議情報を入力する会議
情報入力ステップと、入力された会議情報を共有し、こ
の共有した会議情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれ
に表示する会議情報表示ステップと、前記会議参加者が
前記電子黒板に前記会議情報を入力するときに、その入
力位置近傍に当該会議情報を入力している前記会議参加
者を示す識別情報を表示する識別情報表示ステップと、
を備えることを特徴としている。
【0038】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されており、前記電
子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、
入力された会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表
示ステップと、前記会議参加者が、前記電子黒板に前記
会議情報を入力中に、その入力中の会議情報を強調表示
する会議情報強調ステップと、を備えることを特徴とし
ている。
【0039】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されており、前記電
子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、
入力された会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表
示ステップと、前記会議参加者が、前記電子黒板に前記
会議情報入力手段によって前記会議情報の入力中に、当
該会議情報の入力に合わせて所定の効果音を鳴らす入力
音出力ステップと、を備えることを特徴としている。
【0040】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されていると共に、
前記会議情報の入力を可能にする権利である会議情報入
力権を有している会議参加者のみが、前記電子黒板に前
記会議情報を入力できるようになっており、前記電子黒
板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、入力
された会議情報を共有し、この共有した会議情報を前記
2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表示ス
テップと、前記会議参加者全員の各会議参加者を示す識
別情報を前記2以上の電子黒板にそれぞれ表示する参加
者情報表示ステップと、前記会議情報入力権を有してい
る会議参加者が、会議情報入力手段によって、前記電子
黒板に表示された前記識別情報を選択することで、その
識別情報に対応する会議参加者に、前記会議情報入力権
を譲渡する入力権譲渡ステップと、を備えることを特徴
としている。
【0041】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されており、前記電
子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、
入力された会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表
示ステップと、複数の前記会議参加者が前記会議情報の
入力要求を行ったときに、前記電子黒板の所定位置に、
前記会議情報の入力順番を示す情報を表示する順番情報
表示ステップと、を備えることを特徴としている。
【0042】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、上記の
会議システム制御用プログラムにおいて、前記順番情報
表示ステップにおいては、前記電子黒板の所定位置に、
前記入力順番の早いもの順に前記会議参加者を示す識別
情報を並べて表示するようになっていることを特徴とし
ている。
【0043】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されており、前記電
子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、
入力された会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表
示ステップと、前記会議情報の入力順番を待っている会
議参加者に、その順番が来たことを通知する順番通知ス
テップと、を備えることを特徴としている。
【0044】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、上記の
会議システム制御用プログラムにおいて、前記順番通知
ステップにおいては、前記通知を、前記会議参加者の有
する所定の機器に行わせることを特徴としている。
【0045】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載の会議システム制御用プログラムは、それぞ
れが異なる場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介
して共通の会議を行うオンライン会議システムにおける
会議システム制御用プログラムであって、2以上の電子
黒板が、それぞれ異なる場所に配設されており、前記電
子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステップと、
入力された会議情報を共有し、この共有した会議情報を
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議情報表
示ステップと、会議の進行手順を設定可能な進行手順設
定ステップと、当該進行手順設定ステップにおいてて設
定された前記進行手順に基づき会議を進行する会議進行
ステップと、を備えることを特徴としている。
【0046】ここで、本発明に記載の会議システム制御
用プログラムは、本発明に記載のオンライン会議システ
ムにおける、システムを制御するためのプログラムであ
り、その効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に記載のオンライン会議方法は、それぞれが異なる
場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介して共通の
会議を行うオンライン会議方法であって、2以上の電子
黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、会議情報入力手
段によって前記電子黒板に入力された前記会議情報を共
有し、この共有した会議情報を、前記2以上の電子黒板
のそれぞれに表示し、会議参加者が前記電子黒板に前記
会議情報を入力するときに、前記電子黒板上の前記会議
情報の入力位置近傍に当該会議情報を入力している前記
会議参加者を示す識別情報を表示することを特徴として
いる。
【0047】つまり、オンライン会議において、電子黒
板に情報を入力している会議参加者に対して、誰が、電
子黒板のどこに、どのような情報を入力しているのかを
視覚的に容易に知ることが可能となる。また、本発明に
記載のオンライン会議方法は、それぞれが異なる場所に
居る複数の会議参加者が通信回線を介して共通の会議を
行うオンライン会議方法であって、2以上の電子黒板
を、それぞれ異なる場所に配設し、会議情報入力手段に
よって前記電子黒板に入力された前記会議情報を共有
し、この共有した会議情報を、前記2以上の電子黒板の
それぞれに表示し、前記会議参加者が、前記電子黒板に
前記会議情報を入力中に、その入力中の会議情報を強調
表示することを特徴としている。
【0048】つまり、オンライン会議において、会議参
加者によって電子黒板に入力中の会議情報を強調表示す
るようにしたもので、これにより、現在入力されている
情報が明確になる。また、本発明に記載のオンライン会
議方法は、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加
者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議
方法であって、2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場
所に配設し、会議情報入力手段によって前記電子黒板に
入力された前記会議情報を共有し、この共有した会議情
報を、前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示し、前記
会議参加者が、前記電子黒板に前記会議情報入力手段に
よって前記会議情報の入力中に、当該会議情報の入力に
合わせて所定の効果音を鳴らすことを特徴としている。
つまり、オンライン会議において、会議参加者が、電子
黒板に会議情報を入力中に、所定の効果音を鳴らすこと
が可能となっているので、他の会議参加者が、現在、誰
かが会議情報の入力中であることを簡易に知ることが可
能となり、且つ、実際の書き込み音を出力することで、
会議の臨場感を増すことも可能である。
【0049】また、本発明に記載のオンライン会議方法
は、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者が通
信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議方法で
あって、2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配
設し、前記会議情報の入力を可能にする権利である会議
情報入力権を有している会議参加者のみが、前記情報入
力手段によって前記電子黒板に前記会議情報を入力でき
るようになっており、会議情報入力手段によって前記電
子黒板に入力された前記会議情報を共有し、この共有し
た会議情報を、前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示
し、前記会議情報入力権を有している会議参加者が、前
記会議情報入力手段によって、前記電子黒板に表示され
た前記識別情報を選択することで、その識別情報に対応
する会議参加者に、前記会議情報入力権を譲渡可能とす
ることを特徴としている。
【0050】つまり、会議参加者全員の識別情報を会議
に用いられる電子黒板の所定位置に共有表示するように
なっており、会議情報入力権を有している会議参加者
が、会議情報入力手段によって、その識別情報を選択す
ることで、その情報に対応した会議参加者に会議情報入
力権が譲渡されるものである。これにより、会議参加者
を視覚的に明確化した識別情報に対して行われる簡易な
操作で、会議情報入力権の譲渡を行うことが可能にな
る。
【0051】また、本発明に記載のオンライン会議方法
は、それぞれが異なる場所に居る複数の会議参加者が通
信回線を介して共通の会議を行うオンライン会議方法で
あって、2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配
設し、会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力さ
れた前記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、
前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示し、複数の前記
会議参加者が前記会議情報の入力要求を行ったときに、
前記電子黒板の所定位置に、前記会議情報の入力順番を
示す情報を表示することを特徴としている。
【0052】つまり、複数の会議参加者が電子黒板への
入力要求を行ったときに、その入力待ちの順番を示す情
報を、電子黒板の所定位置に表示するようにしたので、
オンライン会議において、順番を待つ会議参加者が、自
分の順番が何番目かを簡易に知ることが可能である。ま
た、本発明に記載のオンライン会議方法は、上記のオン
ライン会議方法において、前記入力順番の早いもの順に
前記会議参加者を示す識別情報を並べて表示するように
なっていることを特徴としている。
【0053】つまり、入力要求を行った時間が早い順
に、会議参加者を示す識別情報を電子黒板の所定位置に
並べて表示するようにしたので、誰が、どの順番で並ん
でいるのかを把握し易くなる。また、本発明に記載のオ
ンライン会議方法は、それぞれが異なる場所に居る複数
の会議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオン
ライン会議方法であって、2以上の電子黒板を、それぞ
れ異なる場所に配設し、会議情報入力手段によって前記
電子黒板に入力された前記会議情報を共有し、この共有
した会議情報を、前記2以上の電子黒板のそれぞれに表
示し、前記会議情報の入力順番を待っている会議参加者
に、その順番が来たことを当該会議参加者の有する所定
の機器を用いて通知することを特徴としている。
【0054】つまり、会議情報の入力順番を待つ会議参
加者に順番が来たことを通知するようにしたので、オン
ライン会議において、会議参加者は、順番待ちを意識せ
ずに発表の準備などを行うことが可能となる。また、本
発明に記載のオンライン会議方法は、それぞれが異なる
場所に居る複数の会議参加者が通信回線を介して共通の
会議を行うオンライン会議方法であって、2以上の電子
黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、会議情報入力手
段によって前記電子黒板に入力された前記会議情報を共
有し、この共有した会議情報を、前記2以上の電子黒板
のそれぞれに表示し、予め設定しておいた進行手順に基
づき、会議中の所定の時間に特定の会議参加者に前記会
議情報の入力を可能にする権利である会議情報入力権を
与えて会議を進行することを特徴としている。
【0055】つまり、どのような手順で会議を進行させ
るか等の手順を設定することが可能であり、設定された
進行手順に基づいて、例えば、どの場所に居る会議参加
者に会議情報入力権を与えるかなどを制御しながら会議
を進行するようにしたので、オンライン会議において、
会議の進行を円滑にすることが可能となる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図15は、本発明に係る
オンライン会議システムの実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るオンライン会議システムの構成を図
1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明に係る
オンライン会議システムの全体構成を示す図であり、図
2は、本発明に係るオンライン会議システムの一部構成
の詳細を示すブロック図である。
【0057】図1に示すように、オンライン会議システ
ム1は、第1の電子黒板システム10と、第2の電子黒
板システム11と、会議進行管理用端末12と、ユーザ
管理端末13とを、含み、ネットワーク20によって、
それぞれがデータ通信可能に接続された構成となってい
る。第1の電子黒板システム10は、会議情報入力装置
100と、第1の電子黒板101と、第1の会議状況反
映装置102と、を含んだ構成となっており、会議室A
に配設されている。
【0058】会議情報入力装置100は、図1に示すよ
うに、ペン型の装置となっており、第1の電子黒板10
1の情報入力領域103における自装置100の位置情
報を会議状況反映装置102に知らせるための超音波発
信装置を内蔵している。なお、電子黒板への会議情報の
入力は、情報入力領域103内の板面を自装置100の
ペン先部でなぞることによって行われ、その動きに追随
して、第1の会議情報反映装置102がその入力内容を
プロジェクタ機能によって表示することで行われる。
【0059】第1の電子黒板101は、会議参加者全員
の情報を表示する参加者情報表示領域106と、会議情
報を入力する情報入力領域103と、後述する排他入力
モード時に入力待ちの順番情報を表示する順番情報表示
領域104と、を備え、更に、図示しない超音波センサ
が、黒板の対角の二隅に配設されており、第1の会議情
報入力装置100から出力される超音波を受信して、同
装置100の情報入力領域103における板面上の位置
情報を逐次検出する機能を有している。また、第1の会
議情報反映装置102から投写される映像を表示するス
クリーンとしての役割も有している。
【0060】第1の会議情報反映装置102は、第1の
電子黒板101の備える超音波センサによって逐次検出
される第1の会議情報入力装置100の情報入力領域1
03内の板面上の位置情報から同装置100の移動軌跡
を読み取り、それを描画データに変換して図示しない表
示部に表示し、第1の電子黒板101の情報入力領域1
03にプロジェクタ機能によってその表示画面をスクリ
ーンに投写すると共に、描画データをネットワーク20
を介して会議進行管理用端末12に伝送する。
【0061】また、同端末12から他の会議室(ここで
は、会議室B)の電子黒板に入力された会議情報の描画
データを受信すると、その描画内容を前記表示部に表示
し、その画面をプロジェクタ機能によってスクリーンに
投写する。ここで、会議進行管理用端末12から伝送さ
れる描画データには、電子黒板上の座標情報が含まれて
おり、第1の会議状況反映装置102の前記表示部に
は、当該表示部に表示された会議室Bにおける描画内容
をプロジェクタ機能により第1の電子黒板101に投写
したときに、第2の電子黒板111上の情報入力位置と
同じ第1の電子黒板101上の座標位置に投写するよう
になっている。つまり、第1の電子黒板101の座標情
報と第2の電子黒板111の座標情報とは一致するよう
に管理されており、更に、描画内容をプロジェクタで投
写したときに、電子黒板上の実座標に対応した位置に投
写されるように表示部の実座標と対応した位置に描画内
容を表示するようになっている。このようにして、第1
の電子黒板101には、第1の会議情報入力装置100
による入力情報と、プロジェクタから投写される会議室
Bにおける第2の電子黒板111への入力情報とが表示
されることになる。
【0062】その他にも、プロジェクタ機能によって表
示される入力情報を光らせる、太字にする等の方法で強
調表示したり、その入力情報の側に、書き込みを行って
いる会議参加者を示す識別情報を表示するなど、電子黒
板に入力される会議情報の表示制御も行う。なお、会議
情報の入力は、会議情報入力権を有する会議情報入力装
置でなくては出来ないようになっている。従って、この
ような制御を行うため、本実施の形態においては、各情
報入力装置に固有のIDを設け、更に、同入力装置によ
る第1の電子黒板101への直接の書き込みを出来ない
ようにしている。
【0063】会議進行管理用端末12は、互いに異なる
位置に配設されている電子黒板のそれぞれに入力された
会議情報を共有し、その情報を、互いの電子黒板に入力
動作とほぼ同時にそれぞれ表示できるように制御を行う
他、会議情報の入力順番の調停や、議長権限を有する会
議参加者によって設定された会議の進行手順に基づい
て、会議情報入力権の特定の会議参加者への割り振り等
の処理など、会議の進行を助ける処理を各会議状況反映
手段に行わせる処理をするものである。
【0064】ユーザ管理端末13は、会議参加者全員の
情報を登録し、各電子黒板システムにその登録内容を配
信するもので、会議参加者のプロフィールの他、会議参
加者を電子黒板上で識別するための顔画像も登録され
る。第2の電子黒板システム11は、第2の会議情報入
力装置110と、第2の電子黒板111と、第2の会議
状況反映装置112と、を含んだ構成となっており、会
議室Bに配設されている。
【0065】ここで、第2の電子黒板システム11の各
装置の役割や処理内容等は、上記第1の電子黒板システ
ム10と同様であるので記載を省略する。更に、第1の
電子黒板システム10における第1の会議状況反映装置
102、会議進行管理用端末12及びユーザ管理端末1
3の各詳細構成を、図2に基づいて説明する。図2に示
すように、第1の会議状況反映装置102は、表示情報
制御部102aと、音声出力制御部102bと、入力情
報制御部102cと、入力順番通知部102dと、進行
手順設定部102eと、第1のデータ通信部制御部10
2fと、会議情報表示部102gと、第1のバス102
hと、を含んだ構成となっている。 表示情報制御部1
02aは、入力中の会議情報を電子黒板上に視覚的に把
握しやすいように表示制御するもので、会議情報の入力
位置近傍に入力を行っている会議参加者の顔画像を表示
したり、入力中の会議情報を光らせる、太字にするなど
の強調表示処理を行う他、会議情報の入力待ちをしてい
る会議参加者の状態が視覚的に解るように、その順番情
報を順番情報表示領域104に表示する処理なども行
う。
【0066】音声出力制御部102bは、会議情報入力
権を有する会議参加者の発言を全ての会議室で聞こえる
ようにするために、対象の会議参加者の音声データを取
得して、それを会議進行管理用端末12に伝送したり、
情報の入力に合わせて、効果音を鳴らしたりする処理な
ど、会議における音声データを扱うものである。入力情
報制御部102cは、超音波センサによって取得された
第1の会議情報入力装置100の位置情報から、その入
力情報を認識し、描画データに変換して図示しない表示
部に描画内容を表示すると共に、その描画データを会議
進行管理用端末12に、ネットワーク20を介して伝送
する。
【0067】入力順番通知部102dは、会議進行管理
用端末12からの指示に従って、対応する会議参加者
に、入力順番の来たことを通知するものである。ここ
で、入力順番の通知は、順番の来た会議参加者の音声に
よる呼び出しや、会議参加者の有する携帯電話による呼
び出し等によって行われる。進行手順設定部102e
は、議長権限のある会議参加者によって会議の進行手順
を設定するためのものである。
【0068】第1のデータ通信制御部102fは、第1
の電子黒板101の超音波センサによって取得された第
1の会議情報入力装置100の位置情報を無線で取得し
たり、ネットワーク20を介して、会議進行管理用端末
12、ユーザ情報管理端末13との間のデータ通信を制
御するなど、各装置間のデータ通信の制御を行うための
ものである。会議情報表示部102gは、液晶のプロジ
ェクタであり、図示しない表示部に表示された内容を第
1の電子黒板101の板面に投写するものである。
【0069】第1のバス102hは、上記各部間のデー
タの送受信を行うためのデータ通信路である。ここで、
第1の会議状況反映装置102は、図示しない、CPU
と、上記各部の処理を制御するための制御プログラムの
記憶されたROMと、プログラムの実行に必要なデータ
を記憶するためのRAMと、を備え、CPUによってR
OMに記憶された制御プログラムを実行することで、上
記各部の処理を行う。
【0070】なお、第2の会議状況反映装置112は、
表示情報制御部112aと、音声出力制御部112b
と、入力情報制御部112cと、入力順番通知部112
dと、進行手順設定部112eと、第1のデータ通信部
制御部112fと、会議情報表示部112gと、第1の
バス112hと、を含んだ構成となっている。ここで、
各部の処理内容は、上記第1の会議状況反映装置102
と同様であるので記載を省略する。
【0071】更に、会議進行管理用端末12は、会議情
報共有部12aと、会議進行制御部12bと、第2のデ
ータ通信制御部12cと、進行手順実行部12dと、第
2のバス12eと、を含んだ構成となっている。会議情
報共有部12aは、第1の会議状況反映装置102及び
第2の会議状況反映装置112から伝送された会議情報
を受信し、その情報を互いの会議状況反映装置に共有さ
せ、それぞれの電子黒板に表示させるためのものであ
る。
【0072】会議進行制御部12bは、会議参加者から
の会議情報の入力要求を取得して、会議情報の入力順番
の決定や、会議情報の入力状況の管理及び適切な会議参
加者への会議情報入力権付与の制御などを行うものであ
る。第2のデータ通信制御部12cは、ネットワーク2
0を介して、各会議室の会議状況反映装置、ユーザ情報
管理端末13との間のデータ通信を制御するためのもの
である。
【0073】進行手順実行部12dは、会議状況反映装
置の進行手順設定部において設定された進行手順に基づ
き、会議の進行を手助けするものである。第2のバス1
2eは、上記各部間のデータの送受信を行うためのデー
タ通信路である。ここで、会議進行管理用端末12は、
図示しない、CPUと、上記各部の処理を制御するため
の制御プログラムの記憶されたROMと、プログラムの
実行に必要なデータを記憶するためのRAMと、を備
え、CPUによってROMに記憶された制御プログラム
を実行することで、上記各部の処理を行う。
【0074】ユーザ情報管理端末13は、ユーザ情報管
理部13aと、第3のデータ通信制御部13bと、を含
んだ構成となっている。ユーザ情報管理部13aは、会
議参加者の情報を登録管理するためのもので、各会議室
の会議状況反映装置からの取得要求に応じて、会議参加
者の情報を提供する処理を行う。第3のデータ通信制御
部13bは、ネットワーク20を介して、各会議室の会
議状況反映装置、会議進行管理用端末12との間のデー
タ通信を制御するためのものである。
【0075】ここで、ユーザ情報管理端末13は、図示
しない、CPUと、上記各部の処理を制御するための制
御プログラムの記憶された記憶装置と、プログラムの実
行に必要なデータを記憶するためのRAMと、を備え、
CPUによって記憶装置に記憶された制御プログラムを
実行することで、上記各部の処理を行う。次に、オンラ
イン会議システム1のより具体的な動作を、図3乃至図
に基づき説明する。図3(a)〜(c)は、本発明の第
1〜第3の実施の形態を示す図であり、図4(a)〜
(c)は、本発明の第4〜第6の実施の形態を示す図で
あり、図5は、本発明の第7の実施の形態を示す図であ
る。
【0076】まず、オンライン会議を行う前段階の準備
として、各電子黒板システムから会議に参加する会議参
加者の情報及び会議状況反映装置の情報がユーザ情報管
理部13及び会議進行管理用端末12にそれぞれ伝送さ
れる。なお、本実施の形態においては、各電子黒板シス
テムにおいて、会議情報入力装置を2つまで登録可能と
しており、本システム1においては、会議室A及びBに
おける第1及び第2の電子黒板システム10及び11が
その対象となり、最大で4つの会議情報入力装置が登録
されることになる。
【0077】そして、図3(a)の第1の実施の形態に
示すように、会議室Bに配設された第2の電子黒板11
1の会議参加者表示領域116には、会議参加者全員
(会議参加者a〜c)の顔画像が表示される。この顔画
像の表示は、会議が開始される前準備の段階で、各会議
状況反映装置からの取得要求に応じて、ユーザ情報管理
端末13が登録されたユーザ情報を要求元に伝送するこ
とによって、各会議状況反映装置における表示情報制御
部によって行われる処理である。ここで、ユーザ情報に
は、会議参加者を示す識別情報として各会議参加者の顔
画像が含まれている。なお、会議室Aの第1の電子黒板
101の会議参加者表示領域106においても同様に会
議参加者a〜cの顔画像が表示される。
【0078】図3(a)に基づき、第1の実施の形態を
説明すると、図3(a)の状況としては、会議室Aにお
いて、第1の電子黒板101における会議情報入力領域
103には、会議参加者aとbが会議情報の入力を行っ
ており、会議室Bにおいて、第2の電子黒板111にお
ける会議情報入力領域113には、会議参加者cが会議
情報の入力を行っている。従って、会議参加者a〜cは
それぞれの電子黒板に同時に会議情報の入力を行ってい
る状態となっており、更に、入力された会議情報の近く
には、それぞれ情報入力を行っている会議参加者の顔画
像が対応する入力位置近傍にそれぞれ表示されている。
【0079】上記状況に至るまでの具体的な処理内容を
説明すると、例えば、会議参加者a〜cから会議情報の
入力要求が、同時に、あるいは、連続して行われたとす
ると、その入力要求は、まず、それぞれ対応する会議参
加者の居る会議室に配設された会議状況反映装置に伝送
され、そこから会議進行管理用端末12に伝送される。
なお、本実施の形態において、会議情報の入力要求は、
会議情報入力装置における図示しない操作部の操作によ
って行われる。会議進行管理用端末12は、入力要求を
受信すると、会議進行制御部12bにおいて電子黒板へ
の同時入力が可能なモードに設定されていることを確認
し、設定が確認されると、現在、誰かが電子黒板に会議
情報の入力を行っていたとしても、入力要求のあった会
議参加者に会議情報入力権を発行して、これを第2のデ
ータ通信制御部12cによって、対応する会議状況反映
装置にそれぞれ伝送し、要求元の会議参加者の電子黒板
への会議情報の入力を許可する。ここで、会議情報入力
装置は、上記したように最大で4つの登録となるので、
この場合の同時入力モードにおいては、最大で4人の会
議参加者による同時入力が可能となっている。
【0080】各会議状況反映装置は、会議情報入力権を
受信すると、各入力情報制御部において、対応する会議
情報入力装置に対して電子黒板への情報入力を許可す
る。つまり、会議情報の入力要求には、会議情報入力装
置の固有IDが含まれており、会議進行管理用端末12
は、それら固有IDに対応付けて、会議情報入力権を発
行する。従って、対応していない会議情報入力装置によ
る会議情報の入力は許可しないように処理される。
【0081】会議情報の入力が許可されると、入力要求
を行った会議参加者は、会議情報の入力を電子黒板の会
議情報入力領域に対して行う。入力された情報は、電子
黒板の備える超音波センサによって位置情報として取得
され、入力情報制御部において移動軌跡が解析され、描
画情報として認識される。この認識されたデータは、会
議状況反映装置の表示部に描画され、この描画内容がプ
ロジェクタ機能によって電子黒板に投写される。このと
き、会議状況反映装置における表示情報制御部は、図3
(a)に示すように、描画内容の表示と共に、その入力
位置近傍に、入力を行っている会議参加者の顔画像を表
示するように処理を行う。この入力情報近傍に顔画像が
表示される処理は、特に、複数の会議参加者による電子
黒板への同時入力が可能な設定になっているときに有効
であり、これにより、複数の会議参加者が電子黒板に会
議情報を同時に入力していても、誰が、どこに、何を入
力しているのかを視覚的に容易に知ることが可能であ
る。
【0082】更に、図3(b)に基づき、第2の実施の
形態の説明を行う。図3(b)に示すように、会議室A
において、会議情報入力権を取得した会議参加者aが会
議情報を入力中に、その入力中の会議情報が、会議室B
の第2の電子黒板111における情報表示領域113上
に光りながら表示されることによって強調表示されてい
る。この表示情報の発光処理は、各会議状況反映装置に
おける表示情報制御部において行われるもので、他の会
議室からの入力情報も含め、会議情報入力装置によって
入力された会議情報を示す描画データの表示部への表示
時に行われる。従って、会議状況反映装置の会議情報表
示部は、表示部に表示された描画内容を電子黒板に投写
するので、発光状態の描画内容が表示されることにな
る。この発光処理は、会議データの入力中に、ほぼ同時
に電子黒板への表示に反映されるように行われ、これに
より、会議参加者によって、電子黒板のどの位置に情報
の入力が行われているのかを視覚的に容易に把握するこ
とが可能となる。
【0083】更に、図3(c)に基づき、第3の実施の
形態の説明を行う。図3(c)に示すように、会議室A
において、会議参加者bが、会議情報入力領域103に
会議情報の入力を行っているときに、会議室Bにおいて
は、会議情報表示部112gによって、第2の電子黒板
111に投写され、且つ、会議参加者bの情報入力に応
じて変化する表示内容に合わせて、所定の効果音(例え
ば、書き込み音)が図示しないスピーカから出力されて
いる。この音声出力処理は、第2の会議状況反映装置1
12における音声出力制御部112bにおいて行われる
もので、会議進行管理用端末12から共有情報を取得
し、会議情報表示部112gによってその共有情報を第
2の電子黒板111に表示する際に、所定の効果音を出
力する。なお、本実施の形態において、音声出力処理
は、会議室Aの第1の電子黒板システム10において
は、会議室Bで入力された会議情報を表示するときに、
第1の会議状況反映装置102における音声出力制御部
102bによって行われ、一方、会議室Bの第2の電子
黒板システム11においては、会議室Aで入力された会
議情報を表示するときに、第2の会議状況反映装置11
2における音声出力制御部112bによって行われる。
つまりは、別の会議室における情報入力に合わせて音を
出力することで、現在、誰かが情報を入力中であること
を明確にし、また、効果音の種類によっては会議におけ
る臨場感を出すことが可能となる。
【0084】更に、図4(a)に基づき第4の実施の形
態の説明を行う。図4(a)に示す状況は、会議参加者
aが、会議室Aの第1の電子黒板システム10における
会議参加者表示領域106に表示された会議参加者bを
示す顔画像を、会議情報入力権を有する第1の会議情報
入力装置100によって直接触れることで、会議室Bに
居る会議参加者bに会議情報入力権が譲渡されているも
のである。この前提条件として、会議室Aには、会議参
加者aが居て、会議室Bには、会議参加者b及びcが居
ることになり、更に、会議参加者には、それぞれに対応
した会議情報入力装置が用意されることになる。つまり
は、会議情報入力権の譲渡は、会議参加者表示領域に表
示された会議参加者の識別情報である顔画像に、会議情
報入力装置で触れることで行われ、それぞれの会議参加
者に割り当てられた専用の会議情報入力装置に対して譲
渡されることになる。従って、第2の会議情報入力装置
110が会議参加者bに割り当てられたものであれば、
会議室Aにおいて、会議情報入力権を有した会議参加者
aが、会議参加者bの顔画像に触れることで第2の会議
情報入力装置110に対して会議情報入力権が譲渡され
ることになる。
【0085】この処理は、会議情報入力権を有する会議
情報入力装置が顔画像に触れたことを、まず、会議状況
反映装置が検出し、それを会議進行管理用端末12に知
らせることで、同端末12における会議進行制御部12
bによって制御される。会議進行制御部12bは、登録
された会議情報入力装置の固有IDと会議参加者とを対
応付けて管理しており、会議情報入力権の譲渡の際に
は、譲渡する側とされる側の会議情報入力装置の固有I
Dに対応付けられた会議情報入力権の破棄及び発行処理
を行うことになる。つまり、譲渡する側の固有IDに対
応した会議情報入力権を破棄し、譲渡される側の固有I
Dに対応付けた会議情報入力権を発行して対応する会議
状況反映装置に伝送する。これにより、会議情報入力権
の譲渡を簡易に行うことができ、会議の円滑な進行を行
うのに役立つ。
【0086】更に、図4(b)に基づき第5の実施の形
態の説明を行う。図4(b)に示すように、会議室Aの
第1の電子黒板101における順番情報表示領域104
に、会議情報の入力待ちをしている会議参加者の情報が
表示されている。この場合には、本実施の形態において
は、会議参加者が3人であるので、同時入力モードの設
定ではなく、排他入力モードの設定になっており、電子
黒板への会議情報の入力は、一人しかできないようにな
っている。これは、会議室A及びBの両方合わせて一人
ということであり、会議室Aで誰かが情報入力を行って
いると、会議室Aの他の会議参加者だけでなく、会議室
Bにおける会議参加者も情報入力ができないような制御
が行われる。
【0087】従って、会議情報の入力を複数の会議参加
者が同時に要求した場合は、その内の誰か一人が入力を
行っている間は、情報の入力待ちの状態が発生する。そ
の入力待ちをしている会議参加者の顔画像を、順番情報
表示領域104に、入力を行う順番に並べて表示するの
である。図4(b)に示すように、現在は会議参加者c
が情報の入力を行っており、会議参加者aとbとが入力
の順番待ちをしている状態となっている。この並び方で
あると、次に会議情報の入力を行うのは会議参加者bと
なる。本実施の形態において、入力する順番は、入力要
求を行った時間が早いもの順に順番が決定し、その順番
決定及び調停処理等は、会議進行管理用端末12におけ
る会議進行制御部12bによって行われる。
【0088】処理の流れとしては、まず、会議参加者に
より会議情報入力装置の操作によって会議情報の入力要
求、または、会議情報入力権の破棄要求が行われること
になる。次に、この入力要求、あるいは、破棄要求は会
議状況反映装置を介して、会議進行管理用端末12に伝
送され、そして、同端末12における会議進行制御部1
2bによって、現在の会議情報の入力状態や順番待ちの
状態に基づき処理される。
【0089】つまり、受信した要求が入力要求である場
合で、且つ、会議情報を入力している会議参加者が一人
もいない場合は、すぐに会議情報入力権が発行され、対
応する会議状況反映装置に伝送される。一方、受信した
要求が入力要求であり、且つ、会議情報を入力している
会議参加者が居る場合は、会議情報入力権を発行せず
に、順番待ち情報を更新して、その情報を各会議状況反
映装置に伝送する。そして、会議状況反映装置は、この
順番待ち情報を取得すると、表示情報制御部において、
順番待ちリストを更新して、表示部に再表示する。更
に、会議情報入力権の破棄要求を受信した場合は、対応
する会議情報入力装置の会議情報入力権を破棄する命令
を会議状況反映装置に伝送し、その要求元の会議情報入
力装置の情報入力を受け付けないようにする。以上、現
在順番を待っている会議参加者は、自分の順番や、どれ
だけ順番待ちをしている会議参加者がいるかを視覚的に
簡易に把握することが可能となる。
【0090】更に、図4(c)に基づき第6の実施の形
態の説明を行う。図4(c)は、第5の実施の形態にお
いて、順番待ちをしている会議参加者bに順番が来たこ
とを、会議参加者bの所持している携帯電話105に電
話をかけることで、その呼び出し音、又は、バイブレー
ション機能によって通知している様子を示すものであ
る。この機能は、会議を始める前段階で、ユーザ情報管
理端末13に、会議参加者の情報として、会議参加者の
所持する携帯電話の情報(電話番号等)を登録すること
で利用できるもので、本システム1における補助機能と
なる。この処理は、各会議状況反映装置によって行わ
れ、会議進行管理用端末12から会議情報入力権を受信
することによって、処理が開始される。つまり、第1の
会議状況反映装置102は、会議情報入力権を受信する
と、入力順番通知部102dによって、対応する会議参
加者bの情報をチェックし、携帯電話情報が登録されて
いるか否かを判定し、登録されている場合は、会議情報
入力権をその会議参加者用bの会議情報入力装置に付与
すると共に、携帯電話105に電話をかける。これによ
り、入力待ちの間に、事前準備等を行っていて電子黒板
を見ていなくても、順番が来たことを知ることができる
ので、便利である。
【0091】更に、図5に基づき第7の実施の形態の説
明を行う。図5には、会議を行う予定時間や、会議の進
行手順が示されており、会議進行管理用端末12が、そ
の手順通りに会議を進行する様子が示されている。この
進行手順は、議長権限を有する会議参加者によって、会
議状況反映装置の進行手順設定部において行われるもの
で、設定された進行手順は、会議進行管理用端末12に
伝送され、同端末12の進行手順実行部12dにおいて
実行される。本実施の形態においては、進行手順の内容
として、会議の予定時間と、どの時刻に誰に会議情報入
力権を与えるかを設定することが可能となっている。図
5に示す進行手順では、会議の予定時刻は13:00〜
14:00となっており、会議中の所々の時刻で課長に
会議情報入力権を与えるようになっている。このように
することで、平社員が会議の進行につまったりしたとき
に、課長からアドバイスを入れるなど、会議の進行を円
滑にする手助けを行うことが可能となる。ここで、本実
施の形態においては、会議情報入力権を有する会議参加
者のみが発言することが出来るようになっており、それ
以外の者の発言は、相手側の会議室には出力されないよ
うになっている。なお、進行手順の内容としては、会議
中の所定時間毎に必ず議長に会議情報入力権を与えて、
議長を中心に会議を進めるような内容を設定することも
可能である。
【0092】更に、会議情報入力装置の情報入力時及び
会議情報入力権の譲渡時の動作処理の流れを図6に基づ
き説明する。図6は、会議情報入力装置の情報入力時及
び会議情報入力権の譲渡時の動作処理を示すフローチャ
ートである。図6に示すように、まず、ステップS60
0に移行し、図示しない操作部の操作によって会議情報
の入力要求を無線通信によって会議状況反映装置に送信
してステップS602に移行する。
【0093】ステップS602に移行すると、電子黒板
における会議情報入力領域に会議情報の入力を行いステ
ップS604に移行する。ここで、会議参加者は、会議
状況反映装置における音声出力制御部によって会議情報
の入力許可を示す入力許可の音声通知、又は、入力順番
通知部による通知によって、会議情報入力装置が会議情
報入力権を付与されたことが明確になってから会議情報
を入力することになる。また、会議情報の入力は、会議
情報入力領域内の板上において会議情報入力装置を動か
すことで行われ、自装置から出力される各位置からの超
音波が電子黒板の超音波センサに入力され、その移動軌
跡が会議状況反映装置において解析され会議情報として
認識される。
【0094】ステップS604に移行し、入力を終了す
るのであれば(Yes)ステップS606に移行し、そう
でないなら(No)ステップS602に移行して会議情報
の入力を継続する。ステップS606では、入力権を他
の会議参加者に譲渡する(Yes)のであればステップS
608に移行し、そうでないのなら(No)ステップS6
10に移行する。
【0095】ステップS608に移行した場合は、電子
黒板における会議参加者表示領域に表示されている、譲
渡したい会議参加者を示す識別情報(ここでは、顔画
像)に会議情報入力装置によって接触することで、その
会議参加者に会議情報入力権を譲渡して処理を終了す
る。一方、ステップS610に移行した場合は、会議情
報の入力権を破棄して入力処理を終了する。
【0096】更に、図7に基づき、会議状況反映装置に
おける順番待ち情報の表示処理の流れを説明する。図7
は、会議状況反映装置における順番待ち情報の表示処理
を示すフローチャートである。図7に示すように、ま
ず、ステップS700に移行し、会議進行管理用端末1
2から順番待ち情報を受信したか否かを判定し、受信し
たと判定された場合(Yes)はステップS702に移行
し、そうでない場合(No)は受信するまで待機する。
【0097】ステップS702に移行した場合は、表示
情報制御部において順番情報リストを更新し、表示部に
おける順番情報表示領域に順番情報リストに基づく順番
に会議情報の入力待ちをしている会議参加者の識別情報
(顔画像)を並べて表示し処理を終了する。従って、順
番待ち情報の更新された画面が会議情報表示部によっ
て、電子黒板に投写されることになる。更に、図8に基
づき、会議情報反映装置における表示情報制御部の表示
処理及び音声出力制御部の音声出力処理の流れを説明す
る。図8は、会議情報反映装置における表示情報制御部
の表示処理及び音声出力制御部の音声出力処理を示すフ
ローチャートである。
【0098】図8に示すように、まず、ステップS80
0に移行し、入力情報を受信したか否かを判定し、受信
したと判定された場合(Yes)はステップS802に移行
し、そうでない場合(No)は受信するまで待機する。こ
こで、入力情報は、会議進行管理用端末12からの共有
情報と会議情報入力装置によって入力された会議情報と
の両方を示すもので、そのどちらの情報を受信してもス
テップS802に移行する。
【0099】ステップS802に移行した場合は、会議
状況反映装置の表示部に受信した入力情報を発光表示に
よって強調表示して処理を終了する。更に、図9に基づ
き、会議状況反映装置における情報入力時の識別情報の
表示処理の流れを説明する。図9は、会議状況反映装置
における情報入力時の識別情報の表示処理を示すフロー
チャートである。図9に示すように、まずステップS9
00に移行し、入力情報を受信したか否かを判定し、受
信したと判定した場合(Yes)はステップS902に移行
し、そうでない場合(No)は受信するまで待機する。ここ
で、入力情報は、会議進行管理用端末12からの共有情
報と会議情報入力装置によって入力された会議情報との
両方を示すもので、そのどちらの情報を受信してもステ
ップS902に移行する。
【0100】ステップS902に移行した場合は、会議
状況反映装置における表示部に表示された入力中の会議
情報の近傍に、その会議情報を入力している会議参加者
の識別情報(顔画像)を表示して処理を終了する。この
識別情報の表示処理は、会議情報の入力中に繰り返し行
われ、識別情報の表示位置を適切な場所に更新する。更
に、図10に基づき、会議状況反映装置における音声出
力制御部による会議情報入力時の効果音出力処理の流れ
を説明する。図10は、会議状況反映装置における音声
出力制御部による会議情報入力時の効果音出力処理を示
すフローチャートである。
【0101】図10に示すように、まずステップS10
00に移行し、会議進行管理用端末12から共有情報を
受信したか否かを判定し、受信したと判定された場合(Y
es)はステップS1002に移行し、そうでない場合(N
o)は受信するまで待機する。ステップS1002に移行
した場合は、表示情報制御部による共有情報の表示部へ
の表示処理に合わせて、音声出力制御部によって、効果
音の出力処理を行う。この効果音の出力処理は、会議情
報の入力に合わせて出力され、会議参加者にようる会議
情報の入力が終わり、電子黒板への表示が終わることで
処理を終了する。 更に、図11に基づき、会議状況反
映装置における入力情報の会議進行管理用端末12への
送信処理の流れを説明する。図11は、会議状況反映装
置における入力情報の会議進行管理用端末12への送信
処理を示すフローチャートである。
【0102】図11に示すように、ステップS1100
に移行し、会議情報入力装置からの入力情報を受信した
か否かを判定し、受信したと判定された場合(Yes)はス
テップS1102に移行し、そうでない場合(No)は受信
するまで待機する。ステップS1102に移行した場合
は、受信した入力情報を、入力情報制御部において解析
し、描画データに変換した後で、データ通信制御部によ
って会議進行管理用端末12に伝送して処理を終了す
る。
【0103】更に、図12に基づき、会議状況反映装置
の入力順番通知部における順番通知処理の流れを説明す
る。図12は、会議状況反映装置の入力順番通知部にお
ける順番通知処理を示すフローチャートである。図12
に示すように、まずステップS1200に移行し、会議
進行管理用端末12から会議情報入力権を受信したか否
かを判定し、受信したと判定された場合(Yes)はステッ
プS1202に移行し、そうでない場合(No)は受信する
まで待機する。
【0104】ステップS1202に移行した場合は、入
力順番通知部によって、受信した会議情報入力権に対応
する会議情報入力装置の所有者である会議参加者の所持
する携帯電話に電話をかける他、携帯電話を所持してい
ない会議参加者のために音声出力制御部によって、順番
が来たことを音声によって呼びかける処理を行い処理を
終了する。更に、図13に基づき、会議状況反映装置の
進行手順設定部における進行手順の設定処理の流れを説
明する。図13は、会議状況反映装置の進行手順設定部
における進行手順の設定処理を示すフローチャートであ
る。
【0105】図13に示すように、まずステップS13
00に移行し、会議状況反映手段の図示しない操作部に
おいて、議長権限を有した会議参加者によって、議長用
IDを入力してステップS1302に移行する。ステッ
プS1302に移行すると、入力された議長IDは正し
いか否かを判定し、IDが正しいと認証された場合(Ye
s)はステップS1304に移行し、認証されなかった場
合(No)はステップS1312に移行する。
【0106】ステップS1304に移行した場合は、進
行手順設定部は、進行手順の入力を許可してステップS
1306に移行する。ステップS1306に移行する
と、議長権限を有する会議参加者によって進行手順が入
力されステップS1308に移行する。ステップS13
08では、議長権限を有する会議参加者によって入力終
了が選択されて進行手順の入力が終了したか否かを判定
し、終了が選択されたと判定された場合(Yes)はステッ
プ1310に移行し、そうでない場合(No)はステップS
1306に移行し進行手順の入力を継続する。
【0107】一方、議長IDが認証されずステップS1
312に移行した場合は、進行手順設定部において、進
行手順の入力を禁止する表示を表示部に表示し、進行手
順の設定を禁止して処理を終了する。更に、図14に基
づき、会議進行管理用端末12における入力要求の処理
の流れを説明する。図14は、会議進行管理用端末12
における入力要求の処理を示すフローチャートである。
【0108】図14に示すように、まずステップS14
00に移行し、会議状況反映装置から会議情報の入力要
求を受信したか否かを判定し、受信したと判定された場
合(Yes)はステップS1402に移行し、そうでない場
合(No)は入力要求を受信するまで待機する。ステップS
1402に移行した場合は、現在会議情報の入力の順番
待ちをしている会議参加者がいるか否かを判定し、いる
場合(Yes)はステップS1404に移行し、いない場合
(No)はステップS1408に移行する。
【0109】ステップS1404に移行した場合は、会
議進行制御部12bにおいて、順番待ち情報を更新して
ステップS1406に移行する。ステップS1406に
移行すると、第2のデータ通信制御部12cによって、
更新した順番情報を各会議状況反映装置に伝送して処理
を終了する。一方、ステップS1402において順番を
待っている会議参加者がいなくてステップS1408に
移行した場合は、会議進行制御部12bにおいて、会議
情報入力権を発行し、第2のデータ通信制御部12cに
よって対応する会議状況反映装置に伝送して処理を終了
する。
【0110】更に、図15に基づき、会議進行管理用端
末12の進行手順実行部12dにおける、受信した進行
手順の実行処理の流れを説明する。図15は、会議進行
管理用端末12の進行手順実行部12dにおける、受信
した進行手順の実行処理を示すフローチャートである。
図15に示すように、まずステップS1500に移行
し、会議状況反映装置から進行手順を受信したか否かを
判定し、受信したと判定された場合(Yes)はステップS
1502に移行し、そうでない場合(No)は受信するまで
待機する。
【0111】ステップS1502に移行した場合は、受
信した進行手順に基づき会議を進行してステップS15
04に移行する。会議の進行は、進行手順の内容に基づ
き、所定の時間に特定の会議参加者に会議情報入力権を
発行して伝送するなどの処理を行う。ステップS150
4に移行すると、設定手順を全て実行したか否かを判定
し、実行したと判定された場合(Yes)はステップ150
6に移行し、そうでない場合(No)はステップS1502
に移行して手順を実行する。
【0112】ステップS1506に移行すると、設定手
順の終了通知を生成して議長権限を有する会議参加者の
いる電子黒板システムに終了通知を伝送して処理を終了
する。ここで、図1に示す第1の会議情報入力装置10
0及び第2の会議情報入力装置110と、第1の電子黒
板101及び第2の電子黒板111の備える超音波セン
サと、第1及び第2の会議状況反映装置102及び11
2における入力情報制御部102c及び112cは会議
情報入力手段に対応し、図2に示す、表示情報制御部1
02aによる会議情報の強調表示は、会議情報強調手段
に対応し、会議情報共有部12aは、会議情報共有手段
に対応し、表示情報制御部102aによる会議情報近傍
の識別情報表示処理は、識別情報表示手段に対応し、音
声出力制御部12bは、効果音出力手段に対応し、図1
に示す会議情報入力部、図2に示す、会議進行制御部1
2bによる識別情報への接触による会議情報入力権の譲
渡処理は、入力権譲渡手段に対応し、図2に示す、表示
情報制御部102a及び会議進行制御部12bによる会
議情報の入力待ち順番情報の順番情報表示領域への表示
処理は、順番情報表示手段に対応し、図2に示す、入力
順番通知部102dは、順番通知手段に対応し、進行手
順設定部102eは、進行手順設定手段に対応し、図2
に示す、進行手順実行部12dは、会議進行手段に対応
する。
【0113】なお、上記実施の形態においては、会議情
報の入力順番の通知に音声による呼びかけと、登録され
た携帯電話による通知を行っているが、これに限らず、
PDA等の携帯型情報機器を登録して、その表示部への
表示による通知や、出力音による通知等を行うようにし
ても良い。また、上記実施の形態においては、会議情報
入力装置を最大で4つ登録可能としているが、これに限
らず、4つ以上の登録を可能にするなど、どのような数
を登録可能にしても良い。
【0114】また、上記実施の形態においては、電子黒
板に表示された会議参加者の識別情報である顔画像に会
議情報入力装置によって触れることで、会議情報入力権
の譲渡を行っているが、これに限らず、会議情報入力装
置を譲渡対象の識別情報に近づけるなど、識別情報の選
択方法を別の方法にして会議情報入力権の譲渡を行うよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るオンライン会議システムの全体
構成を示す図である。
【図2】 本発明に係るオンライン会議システムの一部
構成の詳細を示すブロック図である。
【図3】 (a)〜(c)は、本発明の第1〜第3の実
施の形態を示す図である。
【図4】 (a)〜(c)は、本発明の第4〜第6の実
施の形態を示す図である。
【図5】 本発明の第7の実施の形態を示す図である。
【図6】 会議情報入力装置の情報入力時及び会議情報
入力権の譲渡時の動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 会議状況反映装置における順番待ち情報の表
示処理を示すフローチャートである。
【図8】 会議情報反映装置における表示情報制御部の
表示処理及び音声出力制御部の音声出力処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 会議状況反映装置における情報入力時の識別
情報の表示処理を示すフローチャートである。
【図10】 会議状況反映装置における音声出力制御部
による会議情報入力時の効果音出力処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】 会議状況反映装置における入力情報の会議
進行管理用端末12への送信処理を示すフローチャート
である。
【図12】 会議状況反映装置の入力順番通知部におけ
る順番通知処理を示すフローチャートである。
【図13】 会議状況反映装置の進行手順設定部におけ
る進行手順の設定処理を示すフローチャートである。
【図14】 会議進行管理用端末12における入力要求
の処理を示すフローチャートである。
【図15】 会議進行管理用端末12の進行手順実行部
12dにおける、受信した進行手順の実行処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 オンライン会議システム 10 第1の電子黒板システム 11 第2の電子黒板システム 12 会議進行管理用端末 13 ユーザ情報管理端末 20 ネットワーク 100 第1の会議情報入力装置 101 第1の電子黒板 102 第1の会議状況反映装置 103 会議情報入力領域 104 順番情報表示領域 105 携帯電話 106 会議参加者表示領域 110 第2の会議情報入力装置 111 第2の電子黒板 112 第2の会議状況反映装置 113 会議情報入力領域 114 順番情報表示領域 115 携帯電話 116 会議参加者表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA07 AA12 AA29 AA37 AB26 AC05 AC07 AC38 AF06 AF12 BA00 BB03 BD07

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが異なる場所に居る複数の会議
    参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライン
    会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、会
    議参加者が前記電子黒板に前記会議情報を入力するとき
    に、その入力位置近傍に当該会議情報を入力している前
    記会議参加者を示す識別情報を表示する識別情報表示手
    段と、を備えることを特徴とするオンライン会議システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は、前記会議情報を入力し
    ている前記会議参加者の顔画像であることを特徴とする
    請求項1記載のオンライン会議システム。
  3. 【請求項3】 前記会議参加者が、前記電子黒板に前記
    会議情報入力手段によって前記会議情報の入力中に、そ
    の入力中の会議情報を強調表示する会議情報強調手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のオンライン会議システム。
  4. 【請求項4】 前記会議参加者が、前記電子黒板に前記
    会議情報入力手段によって前記会議情報の入力中に、そ
    の入力に合わせて所定の効果音を鳴らす効果音出力手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項に記載のオンライン会議システム。
  5. 【請求項5】 前記電子黒板に前記会議情報の入力を可
    能にする権利である会議情報入力権を有している会議参
    加者のみが、前記情報入力手段によって前記電子黒板に
    前記会議情報を入力できるようになっていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のオ
    ンライン会議システム。
  6. 【請求項6】 前記会議参加者全員の前記識別情報を前
    記2以上の電子黒板のそれぞれの所定位置に表示するよ
    うになっており、前記会議情報入力権を有している会議
    参加者が、前記会議情報入力手段によって、前記電子黒
    板に表示された前記識別情報を選択することで、その識
    別情報に対応する会議参加者に、前記会議情報入力権を
    譲渡することを可能にする入力権譲渡手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項5記載のオンライン会議システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記会議情報入力権を有する会議参加者
    のみが発言を行うことが可能となっていることを特徴と
    する請求項5又は請求項6記載のオンライン会議システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記複数の会議参加者が前記会議情報の
    入力要求を行ったときに、前記電子黒板の所定位置に、
    前記会議情報の入力順番を待つ会議参加者を示す順番情
    報を表示する順番情報表示手段を更に備えることを特徴
    とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のオ
    ンライン会議システム。
  9. 【請求項9】 前記順番情報表示手段は、前記入力要求
    を行った順番が早い順に、その入力要求を行った会議参
    加者の前記識別情報を前記電子黒板の所定位置に並べて
    表示するようになっていることを特徴とする請求項8記
    載のオンライン会議システム。
  10. 【請求項10】 前記会議情報の入力順番を待っている
    会議参加者に、その順番が来たことを通知する順番通知
    手段を更に備えることを特徴とする請求項8又は請求項
    9記載のオンライン会議システム。
  11. 【請求項11】 前記順番通知手段は、前記通知を、前
    記会議参加者の有する所定の機器に行わせることが可能
    となっていることを特徴とする請求項10記載のオンラ
    イン会議システム。
  12. 【請求項12】 前記所定の機器は、携帯電話であるこ
    とを特徴とする請求項11記載のオンライン会議システ
    ム。
  13. 【請求項13】 会議の進行手順を設定可能な進行手順
    設定手段と、当該進行手順設定手段によって設定された
    前記進行手順に基づき前記会議を進行する会議進行手段
    と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項
    12のいずれか1項に記載のオンライン会議システム。
  14. 【請求項14】 前記進行手順設定手段は、前記会議中
    の所定の時間に特定の会議参加者に前記会議情報入力権
    を与える進行手順を設定可能であり、前記会議進行手段
    は、この進行手順に基づき、設定された時間になると前
    記特定の会議参加者に会議情報入力権を与えるようにな
    っていることを特徴とする請求項13記載のオンライン
    会議システム。
  15. 【請求項15】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、前
    記会議参加者が、前記電子黒板に前記会議情報入力手段
    によって前記会議情報の入力中に、その入力中の会議情
    報を強調表示する会議情報強調手段と、を備えることを
    特徴とするオンライン会議システム。
  16. 【請求項16】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、前
    記会議参加者が、前記電子黒板に前記会議情報入力手段
    によって前記会議情報の入力中に、当該会議情報の入力
    に合わせて所定の効果音を鳴らす効果音出力手段と、を
    備えることを特徴とするオンライン会議システム。
  17. 【請求項17】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、を
    備え、 前記会議情報の入力を可能にする権利である会議情報入
    力権を有している会議参加者のみが、前記情報入力手段
    によって前記電子黒板に前記会議情報を入力できるよう
    になっていると共に、前記会議参加者全員の各会議参加
    者を示す識別情報を前記2以上の電子黒板の所定位置に
    それぞれ表示するようになっており、 前記会議情報入力権を有している会議参加者が、前記会
    議情報入力手段によって前記電子黒板に表示された前記
    識別情報を選択することで、その識別情報に対応する会
    議参加者に、前記会議情報入力権を譲渡することを可能
    にする入力権譲渡手段を備えることを特徴とするオンラ
    イン会議システム。
  18. 【請求項18】 前記会議情報入力権を有する会議参加
    者のみが発言を行うことが可能となっていることを特徴
    とする請求項17記載のオンライン会議システム。
  19. 【請求項19】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、前
    記複数の会議参加者が前記会議情報の入力要求を行った
    ときに、前記電子黒板の所定位置に、前記会議情報の入
    力順番を待つ会議参加者を示す順番情報を表示する順番
    情報表示手段と、を備えることを特徴とするオンライン
    会議システム。
  20. 【請求項20】 前記順番情報表示手段は、前記電子黒
    板の所定位置に、前記入力順番の早いもの順に前記会議
    参加者を示す識別情報を並べて表示するようになってい
    ることを特徴とする請求項19記載のオンライン会議シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、前
    記会議情報の入力順番を待っている会議参加者に、その
    順番が来たことを通知する順番通知手段と、を備えるこ
    とを特徴とするオンライン会議システム。
  22. 【請求項22】 前記順番通知手段は、前記通知を、前
    記会議参加者の有する所定の機器に行わせることが可能
    となっていることを特徴とする請求項21記載のオンラ
    イン会議システム。
  23. 【請求項23】 前記所定の機器は、携帯電話であるこ
    とを特徴とする請求項22記載のオンライン会議システ
    ム。
  24. 【請求項24】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムであって、 それぞれが異なる場所に配設された2以上の電子黒板
    と、当該電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力手
    段と、当該会議情報入力手段によって入力された前記会
    議情報を共有し、この共有した会議情報を前記2以上の
    電子黒板のそれぞれに表示する会議情報共有手段と、会
    議の進行手順を設定可能な進行手順設定手段と、当該進
    行手順設定手段によって設定された前記進行手順に基づ
    き会議を進行する会議進行手段と、を備えることを特徴
    とするオンライン会議システム。
  25. 【請求項25】 前記進行手順設定手段は、前記会議中
    の所定の時間に特定の会議参加者に前記会議情報入力権
    を与える進行手順を設定可能であり、前記会議進行手段
    は、この進行手順に基づき、設定された時間になると前
    記特定の会議参加者に会議情報入力権を与えるようにな
    っていることを特徴とする請求項24記載のオンライン
    会議システム。
  26. 【請求項26】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、前記会議参加者が前記電子黒板に
    前記会議情報を入力するときに、その入力位置近傍に当
    該会議情報を入力している前記会議参加者を示す識別情
    報を表示する識別情報表示ステップと、を備えることを
    特徴とする会議システム制御用プログラム。
  27. 【請求項27】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、前記会議参加者が、前記電子黒板
    に前記会議情報を入力中に、その入力中の会議情報を強
    調表示する会議情報強調ステップと、を備えることを特
    徴とする会議システム制御用プログラム。
  28. 【請求項28】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、前記会議参加者が、前記電子黒板
    に前記会議情報入力手段によって前記会議情報の入力中
    に、当該会議情報の入力に合わせて所定の効果音を鳴ら
    す入力音出力ステップと、を備えることを特徴とする会
    議システム制御用プログラム。
  29. 【請求項29】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    いると共に、前記会議情報の入力を可能にする権利であ
    る会議情報入力権を有している会議参加者のみが、前記
    電子黒板に前記会議情報を入力できるようになってお
    り、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、前記会議参加者全員の各会議参加
    者を示す識別情報を前記2以上の電子黒板にそれぞれ表
    示する参加者情報表示ステップと、前記会議情報入力権
    を有している会議参加者が、会議情報入力手段によっ
    て、前記電子黒板に表示された前記識別情報を選択する
    ことで、その識別情報に対応する会議参加者に、前記会
    議情報入力権を譲渡する入力権譲渡ステップと、を備え
    ることを特徴とする会議システム制御用プログラム。
  30. 【請求項30】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、複数の前記会議参加者が前記会議
    情報の入力要求を行ったときに、前記電子黒板の所定位
    置に、前記会議情報の入力順番を示す情報を表示する順
    番情報表示ステップと、を備えることを特徴とする会議
    システム制御用プログラム。
  31. 【請求項31】 前記順番情報表示ステップにおいて
    は、前記電子黒板の所定位置に、前記入力順番の早いも
    の順に前記会議参加者を示す識別情報を並べて表示する
    ようになっていることを特徴とする請求項30記載の会
    議システム制御用プログラム。
  32. 【請求項32】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、前記会議情報の入力順番を待って
    いる会議参加者に、その順番が来たことを通知する順番
    通知ステップと、を備えることを特徴とする会議システ
    ム制御用プログラム。
  33. 【請求項33】 前記順番通知ステップにおいては、前
    記通知を、前記会議参加者の有する所定の機器に行わせ
    ることを特徴とする請求項32記載の会議システム制御
    用プログラム。
  34. 【請求項34】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議システムにおける会議システム制御用プログラム
    であって、 2以上の電子黒板が、それぞれ異なる場所に配設されて
    おり、 前記電子黒板に会議情報を入力する会議情報入力ステッ
    プと、入力された会議情報を共有し、この共有した会議
    情報を前記2以上の電子黒板のそれぞれに表示する会議
    情報表示ステップと、会議の進行手順を設定可能な進行
    手順設定ステップと、当該進行手順設定ステップにおい
    てて設定された前記進行手順に基づき会議を進行する会
    議進行ステップと、を備えることを特徴とする会議シス
    テム制御用プログラム。
  35. 【請求項35】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、会議参加者が前記
    電子黒板に前記会議情報を入力するときに、前記電子黒
    板上の前記会議情報の入力位置近傍に当該会議情報を入
    力している前記会議参加者を示す識別情報を表示するこ
    とを特徴とするオンライン会議方法。
  36. 【請求項36】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、前記会議参加者
    が、前記電子黒板に前記会議情報を入力中に、その入力
    中の会議情報を強調表示することを特徴とするオンライ
    ン会議方法。
  37. 【請求項37】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、前記会議参加者
    が、前記電子黒板に前記会議情報入力手段によって前記
    会議情報の入力中に、当該会議情報の入力に合わせて所
    定の効果音を鳴らすことを特徴とするオンライン会議方
    法。
  38. 【請求項38】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 前記会議情報の入力を可能にする権利である会議情報入
    力権を有している会議参加者のみが、前記情報入力手段
    によって前記電子黒板に前記会議情報を入力できるよう
    になっており、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、前記会議情報入力
    権を有している会議参加者が、前記会議情報入力手段に
    よって、前記電子黒板に表示された前記識別情報を選択
    することで、その識別情報に対応する会議参加者に、前
    記会議情報入力権を譲渡可能とすることを特徴とするオ
    ンライン会議方法。
  39. 【請求項39】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、複数の前記会議参
    加者が前記会議情報の入力要求を行ったときに、前記電
    子黒板の所定位置に、前記会議情報の入力順番を示す情
    報を表示することを特徴とするオンライン会議方法。
  40. 【請求項40】 前記入力順番の早いもの順に前記会議
    参加者を示す識別情報を並べて表示するようになってい
    ることを特徴とする請求項39記載のオンライン会議方
    法。
  41. 【請求項41】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、 会議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前
    記会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2
    以上の電子黒板のそれぞれに表示し、前記会議情報の入
    力順番を待っている会議参加者に、その順番が来たこと
    を当該会議参加者の有する所定の機器を用いて通知する
    ことを特徴とするオンライン会議方法。
  42. 【請求項42】 それぞれが異なる場所に居る複数の会
    議参加者が通信回線を介して共通の会議を行うオンライ
    ン会議方法であって、 2以上の電子黒板を、それぞれ異なる場所に配設し、会
    議情報入力手段によって前記電子黒板に入力された前記
    会議情報を共有し、この共有した会議情報を、前記2以
    上の電子黒板のそれぞれに表示し、予め設定しておいた
    進行手順に基づき、会議中の所定の時間に特定の会議参
    加者に前記会議情報の入力を可能にする権利である会議
    情報入力権を与えて会議を進行することを特徴とするオ
    ンライン会議方法。
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