JP2003218981A - データ伝送装置及びデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送装置及びデータ伝送方法

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JP2003218981A JP2002017339A JP2002017339A JP2003218981A JP 2003218981 A JP2003218981 A JP 2003218981A JP 2002017339 A JP2002017339 A JP 2002017339A JP 2002017339 A JP2002017339 A JP 2002017339A JP 2003218981 A JP2003218981 A JP 2003218981A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信バスのトラフィック状態、通信機器の処
理状態に対応した最適な通信タイミングでデータ通信を
行うデータ転送装置を提供する。 【解決手段】 通信回線7を経由して外部の電子機器a
〜cに対し、要求データA,B,Cを送信する送信機能
3,5と、これに対する応答データA’,B’,C’を
受信する受信機能4,5と、要求データの送信から応答
データの受信までの通信時間を測定する測定機能6と、
この測定結果に基づき決定した電子機器との通信方法に
基づいてデータ通信を行うデータ通信機能1〜5とを有
するデータ伝送装置であり、実測の通信時間に応じた方
法でデータ通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線を用い
て相手機器とデータ通信を行うデータ伝送装置及びデー
タ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ホームネットワーク機器として例
えばIEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers)1394インターフェースをもつ機器
が増え、複数台の機器がネットワークに接続が可能にな
ってきている。これにより、機器間では自由にパケット
や映像データのやり取りが可能であるが、トラフィック
の増大も無視できなくなってきている。IEEE139
4の規格では、パケットの要求と応答までの制限時間や
リトライ回数の実装方法など大まかには規定されている
が、実際には各メーカーの機種によってその差はまちま
ちである。また、要求機器は一般に相手機器に対して決
められた順序での送信処理や一様のタイミングでの送信
処理を行うこととなる。
【0003】例えば、3台の機器A,B,Cに対して送
信を行う場合、大抵は決められた順にA→B→Cと送信
処理を行っていく。この場合、A〜Cの処理時間を考慮
することなく、決まったフローで送信処理を行うため、
全体としての処理時間は、一番遅い機器へ要求信号をい
つ送信したかで決まってしまう。
【0004】また、機器と通信していてその処理が失敗
するとリトライ処理を行うが、通常はこのリトライ処理
間隔は一定の値として処理している。従って、相手機器
の応答処理速度が当方のリトライ時間などに比べて大き
い場合、自機器からは相手機器が応答できるまで沢山の
リトライパケットを送信してしまい、自機器や相手機器
の負荷増大やバスのトラフィック増大を引き起こすこと
となる。
【0005】類似した従来技術として、制御通信システ
ムが特開平11−239173号公報が開示されてお
り、このシステムにおいては、再度シーケンスを実行す
る有信頼性通信での受信確認応答の情報に基づいて、再
送シーケンスを実行しない無信頼性通信により送信する
通信速度を変化させる例が示されている。しかしなが
ら、相手機器の動作状態により送信データの送信タイミ
ングを異ならせるものではないので、トラフィック増大
を十分解消することができないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ータ伝送装置においては、複数の送信データの送信順序
や、送信時間間隔、リトライ間隔等を、負荷状況に応じ
て効果的に制御する方法がないため、自分の送信装置や
相手の送信装置が接続処理中であったり、バスのトラフ
ィックが混雑している場合は、負荷が増大しデータ通信
の効率性が非常に低下するという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するべ
く、通信バスのトラフィック状態、通信機器の処理状態
に対応した最適な通信タイミングでデータ通信を行うデ
ータ転送装置及びデータ通信方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するべく、外部の電子機器と通信回線を介してデータ通
信を行うデータ伝送装置であって、通信回線を経由して
外部の電子機器へ要求データを送信する送信手段と、前
記通信回線を経由して前記電子機器から、前記送信手段
が送信した前記要求データに対する応答データを受信す
る受信手段と、前記送信手段が前記要求データを送信し
てから、前記受信手段が前記応答データを受信するまで
の通信時間を測定する測定手段と、前記測定手段の測定
結果に基づいて、前記電子機器とのデータ通信の通信方
法を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した通信
方法に基づいて、前記電子機器とのデータ通信を行うデ
ータ通信手段とを具備することを特徴とするデータ伝送
装置である。
【0009】本発明はこのような構成により、外部の電
子機器への要求データの送信から応答データの受信まで
の通信時間を測定すると共に、現在の通信状況を解析し
て、この解析結果に最適の通信方法、すなわち、複数の
送信データの送信順序やリトライまでのリトライ時間、
各送信データの送信タイミングの時間間隔等を最適の値
とするものである。これにより、通信機器の負荷状況
や、通信回線の混雑状況に対応した最適なデータ通信を
可能とするデータ通信装置を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
【0011】<データ伝送装置の構成>図1は、本発明
に係るデータ伝送装置の構成の一例を機能的に示すブロ
ック図である。本発明に係るデータ伝送装置は、図示し
ないCPU(Central Processing Unit)やRAM(Ran
dom Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、
インターフェース回路、これらを接続するデータバス等
により構成されるマイクロコンピュータシステムであっ
てもよいが、マイクロコンピュータを内臓しないロジッ
ク回路等により構成されるデータ転送回路システムであ
ってもかまわない。
【0012】本発明に係るデータ伝送装置Tは、図1を
用いて特に機能的に表現するとき、制御部1は、セット
動作管理や外部機器との送受信データを管理する部分の
ソフトウェアである。更に送信データ、受信データの制
御を行う送受信部2と、送信データドライバ部3、受信
データのドライバ部4を有しており、本発明の特徴であ
る送受信データの送信時間等を監視する時間監視部6と
を有している。又、外部とのインターフェースとして、
例えば、IEEE1394の規格でデータ通信を行う場
合は、IEEE1394用のLSI(Large Scale Inte
gration circuit)5を有しており、通信回線である1
394バス7を介して、外部の通信機器a,b,cに接
続されている。
【0013】このような構成を有する本発明に係るデー
タ伝送装置Tにおいて、制御部1は、送受信部2に外部
機器へのデータ伝送要求を供給する。これを受け取った
送受信部2は、ドライバの送信部3によってIEEE1
394用のLSI5にアクセスし、要求されたデータを
パケットとして1394バス7上に流す。一方、受信の
場合は1394LSI5から受信通知がドライバ受信部
4に渡り、受信データを送受信部2が受け取ることとな
る。
【0014】この時、時間監視部6は、要求データが送
信された時間とそれに対しての応答データを受信した時
間を監視し送受信時間を計測する。なお、要求データに
対して必ずしも応答データがあるわけではないので、あ
る一定期間の限度を設けて、対応する応答データがあっ
たかの時間監視を行うこととなる。また、複数の要求デ
ータを送信した場合、送信した順に応答データが返って
来ない場合もあり得るので、送信した要求データと返っ
てくるべき応答データの対応を管理する必要がある。
【0015】(データ伝送装置の要求データの送信順序
の入替)図2は、本発明に係るデータ伝送装置の相手機
器とのデータ通信の一例を説明するタイミングチャート
である。図2の(a)は、最も単純なデータ送受信の仕
組みを示している。(a)において左側の縦線は要求
元、右側の縦線は要求先を示し、矢印線はバス上の通信
データの流れを示している。
【0016】送信元からの要求データ11が要求先の受
信側Aに送られるとすると、受信側Aはこれに対する応
答データ12を要求元に返送する。この間の時間を仮に
10msecとすると、この時間が受信側Aの処理時間とな
る。次に要求元からの要求データ13が受信側Bに送ら
れると、受信側Bはこれに対する応答データ14を要求
元に返送する。この間の時間を仮に50msecとする。同
様に、要求元からの要求データ15が受信側Cに送られ
ると、受信側Cは同様にこれに対する応答データ16を
要求元に返送する。この間の時間を80msecとする。こ
のように、要求元は要求先に一つのパケットを送信し、
要求先からの応答データが返ってくるまで他の送信処理
を行わないという方法が(a)に示されている。この場
合の全体の処理時間合計は、10msec+50msec+80
msec+自機器内のデータ受信から送信までの処理時間×
2=140msec以上となる。
【0017】この方法の問題点としては、要求データに
対して応答データを処理するまでの合計時間が、要求先
の処理時間と要求元の処理時間を単純に加算した時間以
上となり、大変効率が悪いことである。
【0018】これを改善する方法としては、図2の
(b)の方法が考えられる。これは、IEEE1394
の規格で定めている、分割トランザクションという要求
データと応答データの間に別のトランザクションの送受
信を行うことができる方法を用いている。すなわち、要
求元からの要求データ17が要求先の受信側Aに送られ
ると、要求元は応答データ20の到着を待つことなく次
の要求データ18の送信を行う。更に引き続き次の要求
データ19の送信を行う。これらを受け取った要求先で
ある受信側A、受信側B、そして受信側Cは各々の処理
時間を経た後、受信側Aからの応答データ20、受信側
Bからの応答データ21、受信側Cからの応答データ2
2を要求元に送ることとなる。この方法を用いることに
より、図2の(a)で説明した要求データを送ってから
それに対する応答データが来るまで次の要求データを送
らない方法に比べて、全体の処理時間を短縮することが
できるが、十分な短縮が得られているとは考えられな
い。
【0019】本発明に係るデータ伝送装置の実施形態の
一つとしては、図2の(c)に示す方法をとることによ
り、一層の処理時間の短縮を実現するものである。すな
わち、図2の(c)において、図1の時間監視部6は、
要求データを送信してから対応する応答データが返って
くるまでの時間監視を行うが、相手機器毎にこの処理時
間を別々に取得し、保持しておく。図2の(a)の例で
は、通信機器a、通信機器b、通信機器cの処理時間は
それぞれ10msec、50msec、80msecとなっている。
【0020】この場合、図2の(b)のように、通信機
器A→通信機器B→通信機器Cの順序でパケットを送信
すると、全体の処理時間は最初の通信機器Aへの要求デ
ータ17の送信から最後の通信機器Cへの要求データ1
9に対する応答データ22が帰ってくるまでの時間とな
る。
【0021】本発明に係るデータ伝送装置では、この時
間を短縮する方法として、処理時間の長い機器への要求
から先に、処理時間の短い機器への要求を最後に送信す
るという、要求データの送信順序の入れ替えを行ってい
る。すなわち、図2の(c)で示すとおり、最初の要求
データは処理時間が最も長い受信機器Cに対して要求デ
ータ23を送り、次に処理時間が長い受信機器Bに対し
て要求データ24を送る。そして最後に処理時間が最も
短い受信機器Aに対して要求データ25を送る。こうす
ることによって、応答データは処理時間の短い機器から
到着することになり、全体の処理時間としては、最初に
送った要求データ23から最後に到着した応答データ2
8までの時間、すなわち最も処理時間の長い受信機器C
の処理時間に包含することとなり、(a)の場合に対し
て非常に時間短縮化が可能となり、(b)の場合に対し
ても、図示される処理時間短縮分だけの時間の短縮化が
可能となるものである。
【0022】なお、自機器が送信する要求データの順序
は一概に相手機器の処理時間が長い機器から優先的に出
すことに限定せずに、自機器の処理時間や相手機器の処
理時間の相関から最適なタイミングにより送信すること
が望ましく、図1の時間監視部6が取得した送信時間等
の情報に基づき、最も効果的な送信順序をそのつど適宜
決定して、要求データを送信するものである。
【0023】(データ伝送装置の要求データのリトライ
処理)図3は、本発明に係るデータ伝送装置のリトライ
処理の一例を説明するタイミングチャートである。図3
の(a)において、要求元から要求先に対して要求デー
タ31を送信した場合、それが要求先で受理されずにN
Gとなり、応答データ32として返されることがある。
この場合、要求元はその要求処理を成功させるために再
度送信要求すなわちリトライ処理を行うこととなる。要
求先がNGの返答を出した後、直ぐに要求元からの要求
データを要求先で受理できれば特に問題ないが、(a)
のように要求先がなかなか要求データを受理できる状態
にならないと、要求元は成功するまで機械的に複数のリ
トライパケットを反復して送ることとなる。要求先の相
手機器へ、時間t毎に要求データが供給されることに
なるが、何らかの処理を行っている等の理由により、要
求データを頻繁に送信されても処理できないことがあ
る。最終的には、要求データ35に対する応答データ3
6でこの要求処理は終了することとなるが、その間、要
求元からは複数のパケットがバス上に送信されることと
なり、トラフィックの増大と自機器と相手機器の負荷が
増大することとなる。
【0024】一方、図3の(b)は、本発明に係るデー
タ伝送装置のリトライ処理の一例を示しており、このよ
うなリトライ処理の反復によるトラフィックの増大を解
消するべく、行われるものである。
【0025】すなわち、先と同様に要求データ37を送
信すると、要求先はNGを表す応答データ38を返して
くる。ここで相手の処理時間を考慮した待ち時間だけリ
トライデータの送信を遅らすことを行う。具体的には、
図1の時間監視部6で計測・解析した相手機器の処理時
間(一例として、平均値、最小値、最大値のいずれか)
の前後を狙ってリトライデータ39の送信を行う。この
場合、遅延時間(第1リトライ時間)tだけ処理を遅
延させた上で、1回目のリトライを行っている。
【0026】これにより、不用意にリトライデータを連
発することなく、その間バスのトラフィックを減少し、
更には自機器および相手機器の負荷を低減することがで
きる。なお、リトライデータ39の送信を行い、再度失
敗した場合、次の要求データ41を再送するまでの2回
目以降のリトライを行うが、これは1回目のリトライ時
間とは異なるもの(第2リトライ時間t)であること
も好適であり、相手機器の状態や先の処理時間との兼ね
合いで時間調整を行うものである。
【0027】このように本発明に係るデータ転送装置に
よれば、要求データの送信に対して、応答データが得ら
れない場合に再度行われるリトライ処理に関して、時間
監視部等により検出し解析した結果に応じた、最適なリ
トライ時間を決定し、これを行うことにより、トラフィ
ックの増大等を抑制し、結果的に迅速なデータ通信を可
能とするものである。
【0028】(データ伝送装置の相手機器の動作状態)
図4は、相手機器の動作状態と処理時間の関連の一例を
示すタイミングチャートであり、相手機器に、バスリセ
ットが発生したり、鍵交換処理を行っている場合、高負
荷となり、要求データに対する応答が一定時間できなく
なることを示している。
【0029】すなわち図4において、バスリセット発生
直後は、各機器は接続された機器のノード情報収集やバ
スリセット以前に映像データ伝送を制御していた場合は
その復元処理など、多くの処理が必要であり高負荷状態
となっている。この時、バス上には複数のパケットが飛
び交う状態となっており、自機器も自ら送信する要求デ
ータやそれに対する応答データ、更には他機器からの要
求データなどを処理することになり、高負荷のために直
ちに他機器からの要求を処理できない状態になっている
ことが多い。図4が示すように、要求データ50が相手
機器に届くとバスリセット処理中のためにNGの応答デ
ータ51を返し、次の要求データ52に対してもNGの
応答データ53を返すような状態となっている。結果的
に要求データ54に対する応答データ55で要求元から
の一連の処理は成功することとなるが、要求先が負荷が
低く直ぐに応答処理できる場合よりは時間がかかること
となる。このバスリセット処理期間を抜けると機器は処
理的に高負荷状態を抜けると考えられる。
【0030】その後、定常状態になり、要求データ56
と応答データ57は比較的早く戻ってくる。しかし、そ
の後の相手機器と映像データのやり取りを行う場合もや
はり高負荷状態となる。IEEE1394上で映像デー
タを流す場合はコネクション処理を行うが、この時には
映像帯域やチャンネル等リソースの確保、相手機器の仮
想プラグとの接続処理、そして映像データを暗号化して
やり取りするための鍵交換や認証処理などを行うことと
なり、要求データ58から応答データ61までの間は同
様に処理に時間がかかる状態となっている。このよう
に、相手機器の状態、すなわちバスリセット直後か、接
続処理中か、鍵交換や認証中か、また特に何もしていな
い状態か等によって応答時間が変化することとなる。
【0031】本発明に係るデータ伝送装置では、このよ
うに相手処理の状態によって要求データの送信から応答
データが返ってくるまでの時間を場合分けして計測し、
統計(例えば、平均値、最小値、最大値)を取ることに
よって、相手機器の状態に応じた処理時間データを決定
するものである。
【0032】この処理時間データによって、先に説明し
た図2の(c)や図3の(b)での要求データやリトライ
データの送信タイミングなどを最適に調整するものであ
る。なお、相手機器によってバスリセット状態から落ち
着くまでの時間に開きがあることが予想される。このた
め、処理時間が短い時の数値まで落ち着くまでの時間を
計測することにより、より効率的な送受信処理やバスの
トラフィック軽減を行うことができる。
【0033】(データ伝送装置の時間監視処理)図5
は、本発明に係るデータ伝送装置の時間監視の動作の一
例を示すフローチャートである。これらのフローチャー
トにおいて、図1に示すデータ伝送装置の制御部1の制
御下により、処理S71で相手機器に対して要求データ
の送信を行い、処理S72にて時間監視部6による時間
監視を開始する。処理S73では、制御部1の働きによ
り、この要求がどの機器に対してどのような内容のもの
かを識別できる情報を、後で応答データと照合するため
に保持しておく。処理S74では、バス状態がバスリセ
ット直後か、自機器からの要求データが認証に関わるも
のか、コネクション接続をしている最中かなどによって
相手機器の状態を判断する。そして、処理S75で相手
機器からの応答データを受信する。
【0034】更に処理S76で、処理S73の保持デー
タを照合した後、受け取ったデータが当方からの要求デ
ータに対する応答データかの確認を行う。当方への応答
データと確認できた場合には、処理S77にて時間監視
を停止し、その時の送受信処理にかかった時間データを
保持する。そして処理S78にて処理時間の解析、例え
ば平均値か最小値か最大値などを求め、相手の状態、例
えばバスリセット中か認証中かなどの状態を判断し、先
の解析データの処理時間テーブルを作成するものであ
る。
【0035】(データ伝送装置の送信順序の最適化処
理)図6は、本発明に係るデータ伝送装置の要求データ
の送信順を最適化処理の一例を示すフローチャートであ
る。図6において、処理S81では、図1に示す送受信
処理部2が制御部1からの送信要求を受け付ける。複数
の送信要求を受け付けると、処理S82では先に作成し
てある相手機器とその状態による処理時間テーブルを参
照し取得する。処理S83では、送信要求があったもの
のうち、相手機器とその処理状態における処理時間が遅
い機器への要求パケットを選出し送信する。以後、処理
S84にてまだ送るべき要求データが残っているかを判
断し、残っているようならば再度処理S83の送信処理
を行う。
【0036】(データ伝送装置のリトライ時間の最適
化)図7は、リトライ処理の動作概要を示すフローチャ
ートである。このフローチャートにおいて、処理S91
で図1の送受信部1が要求データを受け付けて送信を行
った後、処理S92にて相手機器からの応答データが、
自機器からの要求データに対応したものであるかどうか
を判断する。これらの処理は、処理S91は、図5の処
理S71、処理S92は、処理S76の判定に対応した
ものである。
【0037】処理S92にて応答データであることが確
認できた後、処理S93では応答データの結果が成功か
どうかを判断する。失敗であった場合、再度要求データ
を出力する必要があるので、処理S94へと遷移する。
処理S94では再度要求データを出力する場合、どの程
度時間が経過した後に送信すべきかを判断するために、
まず自機器からの要求データが認証処理か接続処理等か
どうか、またバスリセットが起こったばかりかなどの相
手機器の状態を判断する。その後、処理S95にて相手
機器と相手機器の処理状態毎に作成し保持されている処
理時間テーブルより相手機器の処理時間データを取得し
参照する。
【0038】処理S96では処理時間テーブルから取得
した時間に応じて、この時間が経過するまで待機するこ
ととなる。そしてこの時間経過後、処理S97において
リトライデータを送信する。処理S98ではこのリトラ
イ送信が成功したかどうかを判断し、再度失敗した場合
には、処理S99にてリトライ処理時間が経過するまで
待機し、その後、処理S97へと遷移する。
【0039】なおこのリトライ処理時間は、処理時間テ
ーブルから取得した相手機器の処理時間とに対応させて
適宜延ばしたり短縮したりして最適の値とするものであ
る。そして、相手機器からの応答データが成功を示して
いた場合には、これらの処理を終了する。
【0040】(データ伝送装置の他の実施形態)本発明
に係るデータ伝送装置の実施形態は、取得した処理時間
テーブルの値に基づいて、要求データの送信順序の最適
化や、リトライ時間の最適化だけに限るものではない。
例えば、取得した処理時間テーブルの値に基づいて、送
信すべき複数の送信データの送信タイミングの時間間隔
を最適化するものであってもよいし、他の送信方法にか
かわるものであってもよく、通信状態を通信システムの
状況に応じて最適化させるものであれば、どのようなも
のであってもかまわない。
【0041】(処理時間テーブルの一例)上述した図5
のフローチャートの手順により取得する処理時間テーブ
ルの具体的な一例を以下に挙げる。図8は、本発明に係
るデータ伝送装置の機器毎に取得したデータと機器の処
理状態とを管理する処理時間テーブルの一例を示す図で
ある。
【0042】この図において、相手機器が図1で示した
機器A〜Cであるとき、相手機器の状態が定常状態、バ
スリセット状態、接続処理状態、鍵交換処理状態等のよ
うにそれぞれ分類して、通信時間を測定するものであ
る。特に、バスリセット状態等は、高負荷となり通信時
間が長くなるが通信機器によりどれくらい長くなるかは
まちまちであるため、通信機器A〜Cごとに実測値を収
集するものである。
【0043】又更に、これらの高負荷状態から定常状態
へ復帰する時間も、通信機器A〜Cによりまちまちであ
るため、通信機器A〜Cごとに実測値を収集している。
例えば、バスリセット状態からバスリセットが終了して
定常状態へ復帰する時間というのは、通信機器Aにおい
ては、800msecかかったことがわかる。このよう
な復帰時間を考慮して、リトライ時間等を決定するもの
である。
【0044】更に図3で示すように、一度目のリトライ
時間tの後の二度目のリトライ時間tが、例えば通
常のリトライ時間tのα倍、又は定数で与えられるこ
とが示されている。
【0045】このように定常状態の通信時間だけではな
く、高負荷状態での通信時間がその機器毎に測定された
処理時間テーブルが作成されることにより、状況に応じ
た最適の通信方法により、相手機器とのデータ通信が行
われる。
【0046】以上記載した様々な実施形態により、当業
者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実
施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって
容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形
態へと適用することが可能である。従って、本発明は、
開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に
及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるもので
はない。
【0047】例えば、上記の実施形態ではIEEE13
94の場合を用いて説明したが、本発明はこの通信方法
に限定されるものではなく、同様の趣旨で同様の作用効
果をもって他の通信方法に適用することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明に係るデータ伝送装置によ
れば、IEEE1394などのAsyncパケットを送
る場合、要求データを送信してから受信データを受ける
とまでの時間を観測することにより、相手機器の処理時
間を計測する。この計測時間の統計、解析を行うことに
より、各々の相手機器による処理時間を把握することが
できる。この処理時間を考慮して相手機器に送る通信デ
ータの時間間隔や送信順序を制御することで、バス上の
トラフィックが軽減され、効率的なデータ通信が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送装置の構成の一例を機
能的に示すブロック図。
【図2】本発明に係るデータ伝送装置の相手機器とのデ
ータ通信の一例を説明するタイミングチャート。
【図3】本発明に係るデータ伝送装置のリトライ処理の
一例を説明するタイミングチャート。
【図4】相手機器の動作状態と処理時間の関連の一例を
示すタイミングチャート。
【図5】本発明に係るデータ伝送装置の時間監視の動作
の一例を示すフローチャート。
【図6】本発明に係るデータ伝送装置の要求データの送
信順を最適化処理の一例を示すフローチャート。
【図7】本発明に係るデータ伝送装置のリトライ処理の
一例を示すフローチャート。
【図8】本発明に係るデータ伝送装置の機器毎に取得し
たデータと機器の処理状態とを管理する処理時間テーブ
ルの一例を示す図。
【符号の説明】
1…制御部、2…送受信部、3…ドライバ(送信部)、
4…ドライバ(受信部)、5…IEEE1394のLS
I、6…時間監視部、7…通信回線、a〜c…相手機器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の電子機器と通信回線を介してデー
    タ通信を行うデータ伝送装置であって、 通信回線を経由して外部の電子機器へ要求データを送信
    する送信手段と、 前記通信回線を経由して前記電子機器から、前記送信手
    段が送信した前記要求データに対する応答データを受信
    する受信手段と、 前記送信手段が前記要求データを送信してから、前記受
    信手段が前記応答データを受信するまでの通信時間を測
    定する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づいて、前記電子機器との
    データ通信の通信方法を決定する決定手段と、 前記決定手段が決定した通信方法に基づいて、前記電子
    機器とのデータ通信を行うデータ通信手段と、 を具備することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記データ通信手段の前記通信方法と
    は、データ伝送装置から送信される送信データに対応す
    る受信データが受信できなかった場合に行われる、送信
    のリトライまでのリトライ時間であることを特徴とする
    請求項1記載のデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記データ通信手段の前記通信方法と
    は、データ伝送装置から送信される複数の送信データの
    送信順序であることを特徴とする請求項1記載のデータ
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記データ通信手段の前記通信方法と
    は、データ伝送装置から送信される複数の送信データの
    各送信タイミングの時間間隔であることを特徴とする請
    求項1記載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段は、更に前記外部の電子機
    器の処理状態をも検出し、前記決定手段は、前記電子機
    器の処理状態をも考慮して、前記電子機器とのデータ通
    信の通信方法を決定することを特徴とする請求項1記載
    のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記測定手段は、前記送信手段が前記要
    求データを送信してから、前記受信手段が前記応答デー
    タを受信するまでの通信時間を複数回測定してこれらの
    平均値を解析することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記測定手段は、前記送信手段が前記要
    求データを送信してから、前記受信手段が前記応答デー
    タを受信するまでの通信時間を複数回測定してこれらの
    最大値、最小値を解析することを特徴とする請求項1記
    載のデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 外部の電子機器と通信回線を介してデー
    タ通信を行うデータ伝送方法であって、 通信回線を経由して外部の電子機器へ要求データを送信
    する送信工程と、 前記通信回線を経由して前記電子機器から、前記送信工
    程が送信した前記要求データに対する応答データを受信
    する受信工程と、 前記送信工程が前記要求データを送信してから、前記受
    信工程が前記応答データを受信するまでの通信時間を測
    定する測定工程と、 前記測定工程の測定結果に基づいて、前記電子機器との
    データ通信の通信方法を決定する決定工程と、 前記決定工程が決定した通信方法に基づいて、前記電子
    機器とのデータ通信を行うデータ通信工程と、 を具備することを特徴とするデータ伝送方法。
  9. 【請求項9】 前記測定工程は、更に前記外部の電子機
    器の処理状態をも検出し、前記決定工程は、前記電子機
    器の処理状態をも考慮して、前記電子機器とのデータ通
    信の通信方法を決定することを特徴とする請求項8記載
    のデータ伝送方法。
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