JP5476852B2 - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]

Description

この発明は、通信装置、通信システムおよび通信方法に関する。
従来、ビデオソースをビデオディスプレイデバイスに結合するのに適したデジタルディスプレイインターフェースに関して、マルチストリームパケット転送システムが知られている。マルチストリームパケット転送システムでは、例えば、1つまたは複数のパケットストリームを、物理リンク内に確立された「仮想パイプ」の形態で同時に転送することができる(例えば、特許文献1参照。)。また、データ通信を行うシステムに関して、トラヒック制御機能を有する加入者線終端装置および加入者収容装置が知られている。例えば、加入者線終端装置および加入者収容装置は、優先度クラスキューごとにデータ蓄積状態を監視し、ユーザ宅内側のネットワークおよび上位ネットワークに、優先度クラスキューの番号を付与したポーズフレームを送信することで、トラヒックの転送の一時停止/再開を優先度クラス単位に要求する。加入者線終端装置および加入者収容装置は、ユーザ宅内側のネットワークまたは上位ネットワークから、優先度クラスキューの番号が付与されたポーズフレームを受信し、該番号を優先度クラスキューのスケジューラにセットし、トラヒックの転送の一時停止/再開を優先度クラス単位に行う(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−9106号公報 特開2007−194732号公報
移動通信システムにおいて、無線ネットワーク制御局(RNC:Radio Network Controller)と基地局との間のような局間の通信では、複数のストリームのデータがパケットなどのデータ単位にまとめられて送信される。この場合、大量のデータを送信しているストリームや、障害等によってデータの送信が滞っているストリームなどで、データの再送動作が起こると、データの再送処理が優先的に行われる。そのため、他のストリームに優先度の高いデータがあっても、再送処理が終了するまでその優先度の高いデータが送信されないという問題点がある。
優先度に応じてデータを送信することができる通信装置、通信システムおよび通信方法を提供することを目的とする。
この通信装置、通信システムおよび通信方法は、他の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する。通信装置は、設定部、第1の格納部、第2の格納部および送信処理部を備える。設定部は、仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する。第1の格納部は、設定部により設定された情報を格納する。第2の格納部は、第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する。送信処理部は、第1の格納部に格納されている情報に基づいて、第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う。
この通信装置、通信システムおよび通信方法によれば、優先度に応じてデータを送信することができるという効果を奏する。
実施例1にかかる通信装置および通信システムの構成を示すブロック図である。 実施例1にかかる通信方法を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる通信装置および通信システムの構成を示すブロック図である。 SCTPでのデータのフォーマットを示す説明図である。 SCTPでのチャンクのフォーマットを示す説明図である。 実施例2にかかるテーブルの一例を示す説明図である。 実施例2におけるテーブルに優先度のオプション情報を格納する処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるデータを送信する処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるデータを送信する処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるデータを送信する処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるデータを送信する処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるタイマーがタイムアウトしたときの処理を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる通信方法を説明するシーケンス図である。 実施例2にかかる通信方法を説明するシーケンス図である。 実施例3にかかるテーブルの一例を示す説明図である。 実施例3にかかる通信方法を説明するシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、この通信装置、通信システムおよび通信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施例1)
・通信装置および通信システムの構成
図1は、実施例1にかかる通信装置および通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1は、物理的な通信経路に設定された複数の仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定し、設定された優先度に関する情報に基づいて各仮想的な通信経路を流れるデータの送信順序を制御する。データを送信する側の第1の通信装置1とデータを受信する側の第2の通信装置6との間には、物理的な通信経路7が確立されている。物理的な通信経路7には、複数の仮想的な通信経路8が設定されている。第1の通信装置1は、複数の仮想的な通信経路8のそれぞれに別々のデータを流すことによって、物理的な通信経路7を介して第2の通信装置6に別々のデータを送信することができる。
第1の通信装置1は、設定部2、第1の格納部3、第2の格納部4および送信処理部5を備えている。設定部2は、仮想的な通信経路8のそれぞれについて優先度に関する情報を設定する。第1の格納部3は、設定部2により設定された、仮想的な通信経路ごとの優先度に関する情報を格納する。第2の格納部4は、第1の格納部3に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する。送信処理部5は、第1の格納部3に格納されている情報に基づいて、第2の格納部4に格納されているデータに対して送信処理を行う。送信処理部5は、送信処理の済んだデータを、該データに対応する仮想的な通信経路8へ流す。
・通信方法
図2は、実施例1にかかる通信方法を説明するフローチャートである。図2に示すように、第1の通信装置1において通信処理が開始されると、まず、設定部2は、仮想的な通信経路8のそれぞれについて優先度に関する情報を設定する(ステップS1)。設定部2により設定された、仮想的な通信経路ごとの優先度に関する情報は、第1の格納部3に格納される(ステップS2)。次いで、送信元から転送されてきたデータが、第1の格納部3に格納されている情報に基づいて、第2の格納部4に格納される(ステップS3)。次いで、送信処理部5は、第1の格納部3に格納されている情報に基づいて、第2の格納部4に格納されているデータに対して送信処理を行う(ステップS4)。送信処理の済んだデータは、該データに対応する仮想的な通信経路8を介して第2の通信装置6へ送信され、一連の処理が終了する。
実施例1によれば、仮想的な通信経路ごとに優先度が設定され、優先度に基づいて仮想的な通信経路を流れるデータの送信順序が制御されるので、優先度に応じてデータを送信することができる。従って、大量のデータを送信している仮想的な通信経路や、障害等によってデータの送信が滞っている仮想的な通信経路などで、データの再送が要求されても、その再送動作が開始される前に、他の仮想的な通信経路を流れる優先度の高いデータを優先的に送信することができる。
(実施例2)
実施例1にかかる通信装置および通信システムは、一例として、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト)によって標準化が進められているシステムに適用することができる。実施例2では、3GPPによって標準化が進められているシステムに適用した例について説明する。
・通信装置および通信システムの構成
図3は、実施例2にかかる通信装置および通信システムの構成を示すブロック図である。図3において、基地局11は、実施例1の第1の通信装置に相当する。基地局11は、Stream Control Transmission Protocol(SCTP、ストリームコントロールトランスミッションプロトコル)サーバー機能を有し、サーバー装置として動作する。Radio Network Controller(RNC、ラジオネットワークコントローラー)12は、実施例1の第2の通信装置に相当する。以下、Stream Control Transmission ProtocolおよびRadio Network Controllerを、それぞれSCTPおよびRNCと表記する。RNC12は、SCTPクライアント機能を有し、クライアント装置として動作する。アソシエーション13として示される通信経路は、実施例1の物理的な通信経路に相当する。アソシエーションとは、通信プロトコルで対向装置との間で、接続が確立されて通信可能な経路が構成されることであり、ここでは、その確立された通信経路を意味している。アソシエーションと同様の意味で、コネクションといわれることもある。ストリーム14として示される複数の通信経路は、実施例1の仮想的な通信経路に相当する。
基地局11は、Application Program Interface(API、アプリケーションプログラムインタフェース)21、SCTP22、通信制御部23およびNetwork Interface Card(NIC、ネットワークインタフェースカード)24を備えている。以下、Application Program InterfaceおよびNetwork Interface Cardを、それぞれAPIおよびNICと表記する。API21は、通信を行うアプリケーションが使用するインタフェースであり、通信を制御する。SCTP22は、Internet Protocol(IP、インターネットプロトコル)ネットワーク上で通信を行う際に用いられるプロトコルである。
SCTPでは、Maximum Transmission Unit(MTU、マキシマムトランスミッションユニット)の値を超える長さのデータを、MTUの値以下の長さのデータに分割して相手の装置へ送信することができる。MTUの値は、一度に送信できるデータの最大値である。SCTPでは、MTUの値に満たない長さのデータを、MTUの値を超えない範囲でまとめて一つのデータとして相手の装置へ送信することができる(「・SCTPでのデータ構造」を参照)。SCTPでは、一つにまとめたデータの長さがMTUの値に達するか、あるいはデータが後述するバッファに格納されてから所定の時間が経過すると、相手の装置へデータを送信する。また、SCTPでは、一つのアソシエーションの中に複数のストリームを設定して、複数のストリームで同時にデータを流すことができる。複数のストリームで同時にデータを流すことを、一般に、マルチストリームということがある。
通信制御部23は、SCTP22とNIC24との間のデータの受け渡しを制御する。NIC24は、ネットワーク15に接続されており、基地局11とネットワーク15との間のデータの送受信を行う。ネットワーク15の一例として、例えばインターネットが挙げられる。
API21は、設定部25および送信部26を備えている。設定部25は、ストリーム14ごとに優先度のオプション情報を設定し、該オプション情報を通信制御部23へ渡す。設定部25により優先度のオプション情報が設定されることにより、通信制御部23においてストリーム14ごとに優先度が設定される。送信部26は、アプリケーションから通信制御部23へ制御信号やデータ信号を含むデータを送信する。送信部26は、データの送信元に相当する。後述するように、送信部26から通信制御部23に渡されるデータには、該データが属するストリーム14を識別する情報が含まれている(「・SCTPでのデータ構造」を参照)。
通信制御部23は、制御部27、テーブル28、バッファ29、送信処理部30およびタイマー部31を備えている。制御部27は、設定部25から渡されたオプション情報を優先度に関する情報としてテーブル28に登録する。制御部27は、バッファ29を作成する。テーブル28は、ストリーム14ごとに優先度に関する情報を格納する。テーブル28は、格納している優先度に関する情報に基づいてストリーム14ごとに、バッファ29へのデータの蓄積や、ストリーム14へ出力されるデータの優先順位を制御する。バッファ29は、テーブル28の優先度に関する情報に基づいて、送信部26から送られてきたデータを蓄積する。テーブル28およびバッファ29は、例えばメモリにより実現される。テーブル28は、第1の格納部の一例である。バッファ29は、第2の格納部の一例である。タイマー部31は、タイマー機能を有し、バッファ29に蓄積されているデータがストリーム14へ出力されるタイミングを遅延させる。送信処理部30は、バッファ29に蓄積されているデータまたは送信部26から送られてきたデータをストリーム14へ出力する。
RNC12は、API41、SCTP42、通信制御部43およびNIC44を備えている。API41は、通信を行うアプリケーションが使用する、通信を制御するインタフェースである。SCTP42は、IPネットワーク上で通信を行う際に用いられるプロトコルである。通信制御部43は、SCTP42とNIC44との間のデータの受け渡しを制御する。NIC44は、RNC12とネットワーク15との間のデータの送受信を行う。
・SCTPでのデータ構造
図4は、SCTPでのデータのフォーマットを示す説明図である。図4に示すように、データ51は、一般ヘッダ(Common Header)52および任意の数のチャンク(Chunk)53と呼ばれるデータ情報を有する。データ51の長さがMTUの値を超えない範囲で、一つのデータ51に複数のチャンク53をまとめることができる。
図5は、SCTPでのチャンクのフォーマットを示す説明図である。図5に示すように、チャンク53は、タイプ(Type)フィールド54およびストリーム識別子(Stream Identifies)フィールド55を有する。タイプフィールド54には、チャンク53のデータがデータ信号のデータであるか制御信号のデータであるかを示す値が格納される。図4に示すデータ構造において、各チャンク53は、タイプフィールド54の情報により識別される。ストリーム識別子フィールド55には、チャンク53が属するストリーム14を識別する情報が格納される。ストリーム14を識別する情報の一例として、例えばストリーム14ごとに付与された番号(ストリーム番号)が挙げられる。
・テーブルの一例
図6は、実施例2にかかるテーブルの一例を示す説明図である。図6に示すように、テーブル28には、例えばストリーム番号、蓄積有無、異なるストリーム格納有無、延長時間および再延長の各オプション情報が格納される。従って、この例では、設定部25は、ストリーム番号、蓄積有無、異なるストリーム格納有無、延長時間および再延長の各オプション情報を設定する。
蓄積有無の情報は、バッファ29にデータを蓄積するか否かを示す情報である。蓄積有りの場合、バッファ29にデータが蓄積される。蓄積無しの場合、送信部26から送られてきたデータは、バッファ29に蓄積されずに、送信処理部30へ送られる。異なるストリーム格納有無の情報は、異なるストリームに属するデータをストリーム14ごとに分けずにバッファ29に蓄積するか否かを示す情報である。異なるストリーム格納有りの場合、異なるストリームに属するデータは、ストリーム14ごとに分けられずにバッファ29に蓄積される。異なるストリーム格納無しの場合、異なるストリームに属するデータは、ストリーム14ごとに分けられて別々にバッファ29に蓄積される。延長時間の情報は、データがバッファ29に格納されてから送信処理部30が該データの送信処理を開始するまでの時間を示す情報である。延長時間が0である場合、送信部26から送られてきたデータに対して、直ちに送信処理部30により送信処理が開始される。延長時間が0以外である場合、送信部26から送られてきたデータに対して、延長時間で設定された時間だけ遅延してから送信処理部30により送信処理が開始される。再延長の情報は、データがバッファ29に格納されてから送信処理部30が該データの送信処理を開始するまでの時間を再度延長するか否かを示す情報である。再延長有りの場合、再度延長する。再延長無しの場合、再度延長しない。
・テーブルに優先度のオプション情報を格納する処理
図7は、実施例2におけるテーブルに優先度のオプション情報を格納する処理を説明するフローチャートである。図7に示すように、テーブルに優先度のオプション情報を格納する処理が開始されると、まず、オプション情報が設定される(ステップS11)。次いで、オプション情報がテーブル28に格納され(ステップS12)、処理が終了する。
・データを送信する処理
図8〜図11は、実施例2におけるデータを送信する処理を説明するフローチャートである。図8に示すように、データを送信する処理が開始されると、まず、送信部26から通信制御部23へデータ(以下、対象データとする)が送信される(ステップS21)。次いで、テーブル28に格納されている優先度のオプション情報の中に、対象データが属するストリーム(以下、対象ストリームとする)に関する情報があるか否かが判定される(ステップS22)。対象ストリームに関する情報がない場合(ステップS22:No)、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS23)、処理が終了する。
一方、ステップS22で対象ストリームに関する情報がある場合(ステップS22:Yes)、図9に示すように、対象ストリームが蓄積有りであるか否かが判定される(ステップS31)。対象ストリームが蓄積無しである場合(ステップS31:No)、テーブル28に格納されている優先度のオプション情報の中にある、対象ストリーム以外のストリームであって、再延長有りとなっているストリーム(対象外ストリームとする)について、タイマー部31のタイマー機能が動作中であるか否かが判定される(ステップS32)。対象外ストリームについてタイマーが動作中である場合(ステップS32:Yes)、当該対象外ストリームに設定されている延長時間だけ、当該対象外ストリームに対するタイマーが再設定される(ステップS33)。そして、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS34)、処理が終了する。ステップS32で対象外ストリームについてタイマーが動作中でない場合(ステップS32:No)、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS34)、処理が終了する。
一方、ステップS31で対象ストリームが蓄積有りである場合(ステップS31:Yes)、図10に示すように、対象ストリームが異なるストリーム格納有りであるか否かが判定される(ステップS41)。対象ストリームが異なるストリーム格納無しである場合(ステップS41:No)、対象データがバッファ29に単独で格納される(ステップS42)。次いで、対象ストリームの延長時間が0以外であるか否かが判定される(ステップS43)。対象ストリームの延長時間が0である場合(ステップS43:No)、バッファ29の格納情報が取り出され(ステップS44)、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS34)、処理が終了する。ステップS43で対象ストリームの延長時間が0以外である場合(ステップS43:Yes)、タイマーが起動され(ステップS45)、処理が終了する。なお、ステップS45で起動されたタイマーがタイムアウトすると、後述する「・タイマーがタイムアウトしたときの処理」が実行される。
一方、ステップS41で対象ストリームが異なるストリーム格納有りである場合(ステップS41:Yes)、対象データがバッファ29に別のストリームのデータとともに格納される(ステップS51)。次いで、対象ストリームの延長時間が0以外であるか否かが判定される(ステップS52)。対象ストリームの延長時間が0である場合(ステップS52:No)、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS34)、処理が終了する。ステップS52で対象ストリームの延長時間が0以外である場合(ステップS52:Yes)、タイマーが起動され(ステップS53)、処理が終了する。なお、ステップS53で起動されたタイマーがタイムアウトすると、後述する「・タイマーがタイムアウトしたときの処理」が実行される。
・タイマーがタイムアウトしたときの処理
図12は、実施例2におけるタイマーがタイムアウトしたときの処理を説明するフローチャートである。図12に示すように、タイマーがタイムアウトしたときの処理が開始されると、まず、テーブル28に格納されている優先度のオプション情報の中から、タイマーがタイムアウトしたストリームが対象ストリームとして選択される(ステップS61)。次いで、対象ストリームに関するバッファ29の格納情報が取り出され(ステップS62)、送信処理部30から対象データが送信され(ステップS63)、処理が終了する。
・通信方法
図13および図14は、実施例2にかかる通信方法を説明するシーケンス図である。図13に示すように、基地局11とRNC12との間で通信を開始する際には、まず、基地局11のAPI21は、基地局11のSCTP22に対してSCTPでの接続待ちを設定する(ステップS71)。一方、RNC12は、基地局11へ信号を送信する際の制御情報を設定し(ステップS72)、基地局11のSCTP22へSCTPでの接続を要求する(ステップS73)。基地局11のSCTP22は、RNC12からの接続要求を受け取り、RNC12と通信する際の制御情報を設定する(ステップS74)。そして、基地局11のSCTP22は、RNC12へ、RNC12からの接続要求に対する応答を返す(ステップS75)。また、基地局11のSCTP22は、基地局11のAPI21にSCTPでの接続が確立したことを報告する(ステップS76)。ここまでの処理によって、基地局11とRNC12との間でアソシエーション13が確立する。実際には、SCTPプロトコルではアソシエーション確立するまでに認証を行う処理があるが一般的な技術なので、最終的な接続確立(アソシエーション確立)がされる動作として説明を省略する。
次いで、図14に示すように、基地局11のAPI21は、各ストリームに対してオプション情報を設定する。ここでは、一例としてストリーム番号1、2および3の各ストリームに対してオプション情報が設定されるとする。基地局11のAPI21は、ストリーム番号1、2および3の各ストリームに対してオプション情報を設定する(ステップS81、ステップS83、ステップS85)。各ストリームに対するオプション情報は、基地局11の通信制御部23のテーブル28に格納される(ステップS82、ステップS84、ステップS86)。一例として、図6に示すように、ストリーム番号1および2の各ストリームのオプション情報は、蓄積有り、異なるストリーム格納有り、延長時間200msecおよび再延長有りであるとする。ストリーム番号3のストリームのオプション情報は、蓄積無し、異なるストリーム格納無し、延長時間0msecおよび再延長無しであるとする。
その後、基地局11のAPI21からストリーム番号1のストリームへのデータが送信されると(ステップS87)、基地局11の通信制御部23のテーブル28は、テーブル28に格納されている情報に基づいて、当該ストリームに対する処理を判定する(ステップS88)。図6に示す例では、当該ストリームは蓄積有りであるので、基地局11の通信制御部23のバッファ29にストリーム番号1のストリームへのデータが格納される(ステップS89)。また、当該ストリームには200msecの延長時間が設定されているので、ストリーム番号1のストリームについて通信制御部23のタイマー部31が起動される(ステップS90)。それによって、ストリーム番号1のストリームへのデータは、200msec経過後に送信処理部30からアソシエーション13へ送信されることになる。
基地局11のAPI21からストリーム番号2のストリームへのデータが送信されると(ステップS91)、ステップS87〜ステップS90と同様にして、基地局11の通信制御部23のバッファ29にストリーム番号2のストリームへのデータが格納される(ステップS92、ステップS93)。その際、図6に示す例では、ストリーム番号1および2の各ストリームは異なるストリーム格納有りであるので、ストリーム番号2のストリームへのデータは、ストリーム番号1のストリームへのデータと同じバッファ29に格納される。また、ストリーム番号2のストリームについて通信制御部23のタイマー部31が起動される(ステップS90)。それによって、ストリーム番号2のストリームへのデータは、200msec経過後に送信処理部30からアソシエーション13へ送信されることになる。
その後、基地局11のAPI21からストリーム番号3のストリームへのデータが送信されると(ステップS94)、基地局11の通信制御部23のテーブル28は、テーブル28に格納されている情報に基づいて、当該ストリームに対する処理を判定する(ステップS95)。このときに、再延長有りに設定されているストリーム番号1および2の各ストリームについては、通信制御部23のタイマー部31が200msec後にタイムアウトするように設定される。図6に示す例では、ストリーム番号3のストリームは蓄積無し、異なるストリーム格納無し、延長時間0msecおよび再延長無しである。従って、ストリーム番号3のストリームへのデータは、基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納されずに、基地局11の通信制御部23の送信処理部30からアソシエーション13へ送信される(ステップS96)。その後、ステップS90で起動された通信制御部23のタイマー部31がタイムアウトすると、ステップS89およびステップS93でそれぞれ基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納されたデータが基地局11の通信制御部23の送信処理部30からアソシエーション13へ送信される(ステップS97)。
ところで、基地局11とユーザー端末との間の通信が開始される際に、例えば、RNC12は、ユーザー端末からRRC(Radio Resource Control)コネクションの要求を受け取る。このRRCコネクションの要求には、ユーザー端末に関する情報(例えば、端末の識別子であるInitial UE ID)が含まれているので、RNC12は、ユーザー端末に関する情報を認識することができる。RNC12が基地局11のSCTP22へSCTPでの接続を要求する際に(図13、ステップS73)、その要求にユーザー端末に関する情報を含めることによって、基地局11は、ユーザー端末に関する情報を認識することができる。従って、基地局11は、各ストリーム14にユーザー端末を割り当てることができる。例えば、警察関係の端末や消防関係の端末などを上述した例のストリーム番号3のストリームに割り当てることによって、警察関係の端末との通信や消防関係の端末との通信が優先されることになる。
実施例2によれば、オプション情報によってストリームごとに優先度が設定され、優先度に基づいてストリームを流れるデータの送信順序が制御されるので、優先度に応じて基地局からデータを送信することができる。従って、大量のデータを送信しているストリームがあっても、そのストリームよりも優先度の高いストリームのデータを優先的に送信することができる。また、大量のデータを送信しているストリームや、障害等によってデータの送信が滞っているストリームなどで、データの再送が要求されても、その再送動作が開始される前に、他のストリームを流れる優先度の高いデータを優先的に送信することができる。また、オプション情報が蓄積無しに設定されているストリームについては、データをバッファに蓄積することなく、直ちに基地局から送信することができる。
(実施例3)
実施例3は、実施例2において各ストリーム14へのデータに含まれる信号の種類に応じて優先度を設定するようにしたものである。例えば、同じストリーム14へのデータであっても、制御信号を含むデータとデータ信号を含むデータとで優先度が異なる。
・テーブルの一例
図15は、実施例3にかかるテーブルの一例を示す説明図である。図15に示すように、テーブル28には、実施例2におけるオプション情報の他に、選択信号および送信順序の各オプション情報が格納される。従って、この例では、設定部25は、ストリーム番号、選択信号、送信順序、蓄積有無、異なるストリーム格納有無、延長時間および再延長の各オプション情報を設定する。
選択信号の情報は、データに含まれる信号の種類を示す情報である。例えば、選択信号がデータ信号である場合のオプション情報は、データ信号を含むデータに適用される。選択信号が制御信号である場合のオプション情報は、制御信号を含むデータに適用される。選択信号が識別無しである場合のオプション情報は、データ信号を含むデータにも、制御信号を含むデータにも適用される。送信順序の情報は、バッファ29に格納されたデータの送信順序を示す情報である。例えば、送信順序がFIFO(First In First Out、ファーストインファーストアウト)の場合、バッファ29に先に格納されたデータが先に送信される。送信順序がLIFO(Last In First Out、ラストインファーストアウト)の場合、バッファ29に後に格納されたデータが先に送信される。
・通信方法
図16は、実施例3にかかる通信方法を説明するシーケンス図である。基地局11とRNC12との間でアソシエーション13が確立するまでの処理は、実施例2の図13に示す処理と同様である。図16に示すように、ステップS101〜ステップS113は、実施例2の図14に示す処理のステップS81〜ステップS93と同様である。ただし、一例として、図15に示すように、ストリーム番号1および2の各ストリームのオプション情報は、選択信号の識別無し、FIFO、蓄積有り、異なるストリーム格納有り、延長時間200msecおよび再延長有りであるとする。ストリーム番号3のストリームについては、データ信号に対するオプション情報および制御信号に対するオプション情報があるとする。データ信号に対するオプション情報は、データ信号、FIFO、蓄積有り、異なるストリーム格納無し、延長時間10msecおよび再延長無しであるとする。制御信号に対するオプション情報は、制御信号、LIFO、蓄積無し、異なるストリーム格納無し、延長時間0msecおよび再延長無しであるとする。
基地局11のAPI21からストリーム番号3のストリームへのデータ(データ信号を含む)が送信されると(ステップS114)、基地局11の通信制御部23のテーブル28は、テーブル28に格納されている情報に基づいて、当該ストリームに対する処理を判定する(ステップS115)。図15に示す例では、当該ストリームのデータ信号は蓄積有りで、異なるストリーム格納無しであるので、ストリーム番号1および2の各ストリームへのデータとは異なるバッファ29に、ストリーム番号3のストリームへのデータ信号を含むデータが格納される(ステップS116)。また、当該ストリームのデータ信号には10msecの延長時間が設定されているので、ストリーム番号3のストリームのデータ信号について通信制御部23のタイマー部31が起動される(ステップS117)。それによって、ストリーム番号3のストリームへのデータ信号を含むデータは、10msec経過後に送信処理部30からアソシエーション13へ送信されることになる。
その後、基地局11のSCTP22からストリーム番号3のストリームへのデータ(制御信号を含む)が送信されると(ステップS118)、基地局11の通信制御部23のテーブル28は、テーブル28に格納されている情報に基づいて、当該ストリームに対する処理を判定する(ステップS119)。このときに、再延長有りに設定されているストリーム番号1および2の各ストリームについては、通信制御部23のタイマー部31が200msec後にタイムアウトするように設定される。図15に示す例では、ストリーム番号3のストリームの制御信号は蓄積無しであり、LIFOであるので、ストリーム番号3のストリームへの制御信号を含むデータは、基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納されずに、基地局11の通信制御部23の送信処理部30からアソシエーション13へ送信される(ステップS120)。
その後、ステップS117で起動された通信制御部23のタイマー部31がタイムアウトすると、ステップS116で基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納されたデータ(ストリーム番号3のストリームへのデータ信号を含むデータ)が基地局11の通信制御部23の送信処理部30からアソシエーション13へ送信される(ステップS121)。また、ステップS110で起動された通信制御部23のタイマー部31がタイムアウトすると、ステップS109およびステップS113でそれぞれ基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納されたデータが基地局11の通信制御部23の送信処理部30からアソシエーション13へ送信される(ステップS122)。実施例3では、基地局11の送信部26およびSCTP22は、データの送信元に相当する。
なお、ストリーム番号3のストリームの制御信号が蓄積有りであってもよい。その場合には、ストリーム番号3のストリームへの制御信号を含むデータは、基地局11の通信制御部23のバッファ29に格納される。その後、ストリーム番号3のストリームへの制御信号を含むデータが先にアソシエーション13へ送信され(LIFOであるから)、ストリーム番号3のストリームへのデータ信号を含むデータが後からアソシエーション13へ送信される。
実施例3によれば、実施例2と同様の効果が得られる。また、信号の種類に応じて優先度を設定することができるので、アソシエーションへ制御信号を先に送信してからデータ信号が送信されるようにすることができる。さらに、ストリームごとや信号の種類ごとに送信順序を設定することができるので、データの送信順序を細かく制御することができる。
なお、通信装置間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信システムであれば、3GPPによって標準化が進められている通信システム以外のシステムにも適用可能である。通信装置間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信することができるプロトコルであれば、SCTPに限らない。第1の通信装置および第2の通信装置は、それぞれ基地局およびRNCに限らない。
上述した実施例1、2、3に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)他の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信装置において、該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定部と、該設定部により設定される情報を格納する第1の格納部と、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する第2の格納部と、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理部と、を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)前記送信処理部は、前記第1の格納部に格納されている情報に基づいて、前記送信元から転送されてきたデータに対して送信処理を行うことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに優先度に関する情報を設定することを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4)前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに送信順序に関する情報を設定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記5)第1の通信装置と第2の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信システムにおいて、該第1の通信装置は、該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定部と、該設定部により設定される情報を格納する第1の格納部と、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する第2の格納部と、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理部と、を備えることを特徴とする通信システム。
(付記6)前記送信処理部は、前記第1の格納部に格納されている情報に基づいて、前記送信元から転送されてきたデータに対して送信処理を行うことを特徴とする付記5に記載の通信システム。
(付記7)前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに優先度に関する情報を設定することを特徴とする付記5または6に記載の通信システム。
(付記8)前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに送信順序に関する情報を設定することを特徴とする付記5〜7のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記9)第1の通信装置と第2の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信方法において、データを送信する側の通信装置は、該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定ステップと、該設定部により設定される情報を第1の格納部に格納する第1の格納ステップと、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを第2の格納部に格納する第2の格納ステップと、該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理ステップと、を含む処理を行うことを特徴とする通信方法。
(付記10)前記送信処理ステップでは、前記第1の格納部に格納されている情報に基づいて、前記送信元から転送されてきたデータに対して送信処理を行うことを特徴とする付記9に記載の通信方法。
(付記11)前記設定ステップでは、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに優先度に関する情報を設定することを特徴とする付記9または10に記載の通信方法。
(付記12)前記設定ステップでは、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに送信順序に関する情報を設定することを特徴とする付記9〜11のいずれか一つに記載の通信方法。
1,11 第1の通信装置
2,25 設定部
3,28 第1の格納部
4,29 第2の格納部
5,30 送信処理部
6,12 第2の通信装置
7,13 物理的な通信経路
8,14 仮想的な通信経路

Claims (5)

  1. 他の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信装置において、
    該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定部と、
    該設定部により設定される情報を格納する第1の格納部と、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する第2の格納部と、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理部と、を備え、
    前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに、前記第2の格納部に対するデータの送信に関する情報として、ストリーム番号と、データ種別の選択信号と、前記第2の格納部に対するデータの格納および読み出し順序とデータの蓄積の有無と、異なるストリーム毎の第2の格納部への格納の有無と、前記データが前記第2の格納部に格納されてから送信処理を開始するまでの時間を示す延長時間および当該延長を再度行うか否かを示す再延長の有無、に関する各情報の複数を設定することを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信処理部は、前記第1の格納部に格納されている情報に基づいて、前記送信元から転送されてきたデータに対して送信処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに優先度に関する情報を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 第1の通信装置と第2の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信システムにおいて、
    該第1の通信装置は、
    該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定部と、
    該設定部により設定される情報を格納する第1の格納部と、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを格納する第2の格納部と、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理部と、を備え、
    前記設定部は、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに、前記第2の格納部に対するデータの送信に関する情報として、ストリーム番号と、データ種別の選択信号と、前記第2の格納部に対するデータの格納および読み出し順序とデータの蓄積の有無と、異なるストリーム毎の第2の格納部への格納の有無と、前記データが前記第2の格納部に格納されてから送信処理を開始するまでの時間を示す延長時間および当該延長を再度行うか否かを示す再延長の有無、に関する各情報の複数を設定することを特徴とする通信システム。
  5. 第1の通信装置と第2の通信装置との間に確立された物理的な通信経路に複数の仮想的な通信経路を設定してデータを送信する通信方法において、
    データを送信する側の通信装置は、
    該仮想的な通信経路ごとに優先度に関する情報を設定する設定ステップと、
    該設定ステップにより設定される情報を第1の格納部に格納する第1の格納ステップと、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、送信元から転送されてきたデータを第2の格納部に格納する第2の格納ステップと、
    該第1の格納部に格納されている情報に基づいて、該第2の格納部に格納されているデータに対して送信処理を行う送信処理ステップと、を含む処理を行い、
    前記設定ステップは、前記第1の格納部に、前記データに含まれる種々の信号ごとに、前記第2の格納部に対するデータの送信に関する情報として、ストリーム番号と、データ種別の選択信号と、前記第2の格納部に対するデータの格納および読み出し順序とデータの蓄積の有無と、異なるストリーム毎の第2の格納部への格納の有無と、前記データが前記第2の格納部に格納されてから送信処理を開始するまでの時間を示す延長時間および当該延長を再度行うか否かを示す再延長の有無、に関する各情報の複数を設定するステップを含むことを特徴とする通信方法。
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