JP2003218748A - 信号伝送システム及び信号送受変換装置 - Google Patents
信号伝送システム及び信号送受変換装置Info
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Abstract
力線搬送と光ファイバーケーブルによる通信を組み合わ
せて高速通信を実現する。 【解決手段】 建物Tの戸外に設置された空気調和機の
室外機S1の電力線12に信号送受変換装置11を介在
させて接続すると共に、光ファイバーケーブルHを信号
送受変換装置11に接続して信号伝送システム10を構
築する。電力線12は、建物Tの戸外から戸内に導かれ
て建物Tの内部のコンセント8に接続され、信号復調装
置9とはコンセント8を通じて信号の送受が行われ、信
号復調装置9とLANケーブルEで接続されたパーソナ
ルコンピュータPにより、光ファイバーケーブルHを通
じて高速通信を行う。
Description
搬送とを組み合わせて戸外と戸内とを結ぶネットワーク
システムを構築するものであり、特に、建物に既設の電
力線等を利用することで、高速通信ネットワークを容易
に確立できる信号伝送システム及び信号送受変換装置に
関する。
信号量の増大に対応するため、高速通信が可能な光ファ
イバーケーブルの布設が進行しており、この光ファイバ
ーケーブルを利用したネットワークシステムの構築が増
加している。
た従来の信号伝送システム1であり、戸外に布設された
光ファイバーケーブルHを建物Tの壁Taに設けた貫通
穴Tbを通じて建物Tの戸内に引き込み、光信号と電気
信号とを変換する信号変換装置2に接続している。信号
変換装置2は、パーソナルコンピュータPとLANケー
ブルEを介して接続され、パーソナルコンピュータPが
光ファイバーケーブルHにより高速通信できるようにし
ている。
イバーケーブルHを利用者の建物Tの戸内へ引き込む必
要があるため、壁Taに貫通穴Tbを開けねばならず、
このことが光ファイバーケーブルHによるネットワーク
構築の普及を阻む一因になっている。即ち、建物の壁に
穴を開けるということは、建物を傷付けることになるの
で利用者が躊躇することが多く、また、建物が利用者の
所有でない場合、自由に穴を開けることもできず、さら
に、建物の壁に穴を開けるという工事自体が困難でコス
トもかかると云う事情も影響している。
に示す信号伝送システム3が注目されている。信号伝送
システム3は、光ファイバーケーブルHによる通信と建
物Tへの電力引込線5aによる電力線搬送とを組み合わ
せたものである。電力引込線5aは、戸外に布設された
電力線5の配電部6より分岐すると共に、配電部6から
延出する接続線5bを介して建物Tの近辺の柱Lに設置
された信号送受変換装置4に接続されている。一方、光
ファイバーケーブルHは、端部が信号送受変換装置4に
接続され、信号送受変換装置4が、光信号と電気信号と
の変換を行うと共に接続線5b及び電力引込線5aに対
する電気信号の送受を行っている。
箇所で電力メータD及び分電盤Bを経由し、戸内に配線
されている内部電力線7と接続されている。内部電力線
7はコンセント8を有しており、このコンセント8に電
力線搬送用の信号復調装置9が接続され、信号復調装置
9にはLANケーブルEを介してパーソナルコンピュー
タPが接続されている。このようにして構築される信号
伝送システム3は、建物Tに電力を供給するため戸内へ
既に引き込まれている電力引込線5aを利用しているの
で、壁Taに穴を新たに開けることなく、光ファイバー
ケーブルHによる通信を実現している。
線5から分配される引込線の1本であり、通常、配電部
6で8〜10本の引込線5c等が分岐して周囲の建物に
引き込まれており、配電部6は複数の引込線に方式上共
用されて、これらの箇所はLANの形態になることが多
い。
ム3は、戸外では近辺の柱Lまで光ファイバーケーブル
Hにより高速通信できるが、柱Lから建物Tまでは光フ
ァイバーケーブルHに比べ通信速度の劣る電力引込線5
aを使用するため、システム全体で見ると、電力引込線
5aが通信上のボトルネックになり高速通信を阻む問題
がある。特に、この問題は、電力引込線5aの距離が長
くなる程、顕著になり、通信速度の低下が深刻になる。
7と接続されているので、内部電力線7を通じて給電さ
れる冷蔵庫、掃除機等の各種電気機器の作動等に伴うノ
イズが電力引込線5aに混入することがあり、混入した
ノイズが、配電部6を介して他の引込線へ流入し、他の
建物における通信を阻害する問題がある。さらに、配電
部6で複数の引込線が分配されることから、一の引込線
で送受される信号を、配電部6を介して他の引込線を通
じて受信する事も可能となり、送受される信号に係る情
報の漏洩を防止するため、信号の暗号化、ファイアーウ
ォールの設置等の処置を講じなければならない問題もあ
る。
L上に設置される仕様になっているため、風雨に晒され
ても接続線5bとの接続を維持できるように、強固な接
続構造を採用しなければならず、接続に手間がかかると
共にコストが上昇する問題もある。
のであり、建物の戸外に設置されてある電気機器の電力
線による電力線搬送と光ファイバーケーブルによる通信
とを組み合わせることで、高速通信及び各建物毎の通信
独立性を確保した信号伝送システムを提供することを目
的とする。また、建物の戸外に設けてあるコンセントを
利用することで、光ファイバーケーブルによる高速通信
を維持すると共に、各建物毎の通信独立性を確保した信
号伝送システムを提供することを目的とする。さらに、
建物に戸外に設置される各種電気機器の電力線と建物の
コンセントとの接続性を向上した信号送受変換装置を提
供することを目的とする。
システムは、戸外に布設されて光信号を伝送する光信号
線と、電力線と、前記光信号線及び電力線を接続してお
り、該電力線に対する電気信号の送受及び前記光信号と
電気信号との変換を行う信号送受変換装置とを備える信
号伝送システムにおいて、前記電力線は、戸外に設置さ
れる電気機器への給電用であることを特徴とする。
る各種電気機器の電力線を電力線搬送に利用すると共
に、前記電力線と戸外の光信号線とを信号送受変換装置
で接続するので、光信号線による高速通信を可能にした
システムを容易に構築できる。また、前記電力線は、各
建物の固有のものであるため、構築される信号伝送シス
テムにおける電力線搬送を行う箇所も独立したものとな
り、他の建物で使用される各種電気機器によるノイズの
影響、及び、情報漏洩等の発生も根本的に解消できる。
なお、電力線搬送では、電力は通常通りに給電されるの
で、電気機器の作動が妨げられることもない。
電力線は、戸内に引き込まれていることを特徴とする。
第2発明にあっては、戸内に引き込まれている電力線を
電力線搬送に用いるので、新たに建物の壁に穴を開ける
という工事を行うことなく戸内と戸外とを結ぶ通信を容
易に実現できる。
き込まれる電力線に接続するために建物の外壁等に取り
付けられることとなり、光信号線も信号変換装置に接続
するために建物の外壁等の近辺まで布設されることにな
る。その結果、電力線搬送を行う距離が従来のシステム
に比べて大幅に短縮され、光信号線による高速通信の低
下を最小限に抑えて、システム全体としては光信号線に
よる高速通信のメリットを最大限生かすことができる。
電気機器は、空気調和機の室外機、灯火器、呼出器、セ
キュリティシステムの戸外設置器、又は、流量調節器の
いずれかであることを特徴とする。第3発明にあって
は、建物の戸外に設置された電気機器として、前記のよ
うな電気機器を利用するので、これらの電気機器の電力
線を利用することで一段と容易にシステムを構築でき
る。なお、上述した電気機器以外でも、建物の外部に設
置される電気機器であれば、本システムに適用すること
が可能である。
に布設されて光信号を伝送する光信号線を備える信号伝
送システムにおいて、戸外に設けてあり、戸内に配線さ
れてある電力線に接続しているコンセントと、該コンセ
ントへの差込用の差込手段と、前記光信号線の接続用の
接続手段と、前記差込手段を介して前記電力線に対する
電気信号の送受を行う送受手段と、前記光信号と電気信
号との変換を行う変換手段とを有する信号送受変換装置
とを備えることを特徴とする。
ンセントを利用すると共に、このコンセントに信号送受
変換装置の差込手段を差し込むことで、電力線搬送距離
を短縮して光ファイバーケーブルによる高速通信を確保
できる上に、システムの構築に係る手間も大幅に低減で
きる。なお、第4発明に係る信号伝送システムにおいて
も、各建物毎の独立性を確保できるので、他の建物で使
用される各種電気機器によるノイズの影響、情報漏洩等
のおそれを排除できる。
号を伝送する光信号線の接続用の光接続手段と、電力線
の接続用の電力接続手段と、前記電力線に対する電気信
号の送受を行う送受手段と、前記光信号と電気信号との
変換手段とを備える信号送受変換装置において、前記光
接続手段は、レセプタクルであり、前記電力接続手段
は、コンセント及び/又はプラグを端部に有する電力線
であることを特徴とする。
コンセントとプラグの両方、又は、コンセント若しくは
プラグのいずれか一方を有しているので、戸外の電気機
器の電力線を利用して信号伝送システムを構築する場
合、信号送受変換装置に少なくともコンセントを設ける
ことで前記電力線と信号送受変換装置との接続を容易且
つ確実に行うことができる。また、建物の戸外に設けら
れたコンセントを利用して信号伝送システムを構築する
場合は、少なくともプラグを有する信号送受変換装置を
適用することで容易にシステムを構築できる。さらに、
光信号線との接続に対してはレセプタクルを設けること
で、光信号線との接続も容易にできる。
示す図面に基づいて説明する。なお、従来と同一の装
置、部材、物等に関しては、従来と同等の符号を付して
いる。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る信号伝
送システム10の全体構成図である。信号伝送システム
10は、建物Tの外部に設置された空気調和機の室外機
S1の戸外から戸内へ引き込まれている電力線12に信
号送受変換装置11を介在させて接続し、この信号送受
変換装置11に、戸外で布設されている光信号線である
光ファイバーケーブルHを建物Tの軒下まで引き込んで
接続している。また、建物Tの内部では、LANケーブ
ルEによりパーソナルコンピュータPと接続された信号
復調装置9の給電コード9aのプラグ9bをコンセント
8に差し込むようにしている。
から壁Taに設けられた、空気調和機の室内機S2から
戸外へ延出するダクト(図示せず)の挿通用の穴Tcを
利用して電力線12を建物Tの内部へ導いて端部のプラ
グ12aを戸内のコンセント8に差し込んでいる。本実
施形態では、このように配線されている電力線12に、
信号送受変換装置11を介在させるため、途中で切断し
て第1電力線12−1と第2電力線12−2とに分断
し、各第1電力線12−1及び第2電力線12−2の分
断側の端部にプラグ12−1a、12−2aを取り付け
て、信号送受変換装置11と容易に接続できるようにし
ている。
電気信号の送受を行うと共に光信号と電気信号との変換
を行うものであり、図2(a)に示すように、立方体形
状の周囲の一側面11aに給電用の電力接続手段である
第1コンセント11bを設けており、対向する他側面1
1cには電力線搬送用の電力接続手段である第2コンセ
ント11dを設けている。さらに一側面11aと直交す
る一方の側面11eには、光ファイバーケーブルHの光
接続手段であるレセプタクル11fを設けている。
部構成図であり、光信号と電気信号の変換を行う信号変
換部13をレセプタクル11fと接続させており、信号
変換部13には、電力線搬送を行う電力線伝送変復調部
14が接続され、この電力線伝送変復調部14に第1コ
ンセント11b及び第2コンセント11dが夫々接続さ
れている。また、第1コンセント11b及び第2コンセ
ント11dには絶縁トランス15が接続されて信号変換
部13へ給電が行われる一方、電力線伝送変復調部14
へは第2コンセント11dを通じて給電されている。こ
のような構成の信号送受変換装置11は、建物Tの壁T
aの第1電力線12−1と第2電力線12−2との分断
箇所近傍に取り付けられている。
は、電力線搬送により送受された信号とLAN規格によ
る信号とを変換すると共に、各信号を電力線又はLAN
ケーブルEに対して送受するものである。なお、建物T
の戸内のコンセント8の二つの差込口は相互に導通して
いる。
的な接続形態を説明する。光信号の伝送を行う光ファイ
バーケーブルHは、端部に融着したコネクタを信号送受
変換装置11のレセプタクル11fに接続している。ま
た、電力のみを供給する室外機S1の第1電力線12−
1は、端部のプラグ12−1aを信号送受変換装置11
の第1コンセント11bに接続し、電力線搬送を行う第
2電力線12−2は、一方の端部のプラグ12−2aを
信号送受変換装置11の第2コンセント11dに接続
し、他方の端部のプラグ12aは上述したようにコンセ
ント8の一方の差込口に接続している。
他方の差込口に、信号復調装置9の給電コード9aのプ
ラグ9bを接続し、LANケーブルEで信号復調装置9
とパーソナルコンピュータPを接続することで、信号伝
送システム10を構築している。よって、信号伝送シス
テム10は、建物Tの壁Taに新たな穴を開ける工事を
行うことなく、既存の電力線12を利用して容易に構築
されている。
ナルコンピュータPで信号をダウンロードする場合、光
ファイバーケーブルHで伝送された光信号を信号送受変
換装置11で電気信号に変換し、変換された電気信号を
第2電力線12−2、コンセント8及び給電コード9a
を通じて信号復調装置9まで電力線搬送している。信号
復調装置9に送信された信号は、LAN規格の信号に変
換されてLANケーブルEを通じてパーソナルコンピュ
ータPへ送信され、パーソナルコンピュータPで信号を
受信している。
従来の信号伝送システム3に比べて電力線搬送を行う箇
所が殆ど戸内のみとなり、電力線搬送に係る距離が大幅
に短縮され、電力線搬送を要因とする高速通信の低下を
最小限に抑えて大量の信号を高速で通信可能にしてい
る。
をアップロードする場合は、パーソナルコンピュータP
から出力されるLAN規格の信号がLANケーブルEを
通じて信号復調装置9へ送信され、信号復調装置9で電
力線搬送用の電気信号に変換されている。このように変
換された電気信号は、信号復調装置9より給電コード9
a、コンセント8及び第2電力線12−2を通じて信号
送受変換装置11へ送信される。信号送受変換装置11
では、電気信号を光信号に変換すると共に、この光信号
を光ファイバーケーブルHを通じて出力し、高速アップ
ロードを実現している。
構成により、電力線搬送に係る箇所で他の建物の電力線
搬送と共用化される箇所も存在しなくなり、他の建物で
使用される各種電気機器の作動によるノイズの影響を受
けることもなくなり、その上、通信される信号が漏洩さ
れるおそれも解消している。また、空気調和機は、室外
機S1へコンセント8から第2電力線12−2、信号送
受変換装置11、及び、第1電力線12−1を介して給
電されているので、通常通りに作動している。
ステム10は、上述した形態に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば、電力線搬送に利
用する電力線を有する電気機器には、空気調和機の室外
機S1以外にも、戸外に設置される各種電気機器を利用
してもよい。例えば、建物の外部を照らす門灯等の灯火
器、訪問を伝達するインターフォン等の呼出器、建物の
セキュリティシステムにおける赤外線投光器及び受光器
等の戸外設置器、又は、戸外に設置されるプロパンガス
又は灯油タンク等の流量を調節する流量調節器等を適用
してもよい。
示す形態以外にも、図3(a)に示す接続部21bを有
する信号送受変換装置21を適用してもよい。信号送受
変換装置21は、接続部21bとしてコンセントの代わ
りに筐体の一部を窪ませて、陽極端子25−1と陰極端
子25−2を取り付けている。陽極端子25−1及び陰
極端子25−2は、ネジ穴25−1a、25−2aを夫
々設けている。
の電気機器の電力線22の陽極線22a及び陰極線22
bには丸型端子26を夫々圧着し、各丸型端子26をネ
ジNにより陽極端子25−1と陰極端子25−2に締結
して接続するようにしている。このような接続部21b
を有する信号送受変換装置21を適用することで、電力
線22との接続を確実にして、システムの信頼性を向上
している。
に示す形態の信号送受変換装置31を適用することも可
能である。信号送受変換装置31は、図2(a)の信号
送受変換装置11の第2コンセント11dの代わりに給
電コード31dを延出して端部にプラグ31gを設け、
その他の箇所は信号送受変換装置11と同様に一側面3
1aに第1コンセント31b等を設けた構成にしてい
る。
を行う一方の電力線の接続手段にプラグ31gを有する
給電コード31dを適用しているため、空気調和機を建
物に新たに設置する場合等に好適である。例えば、ダク
ト挿通用に形成した壁の穴に、ダクトと共に給電コード
31dを挿通してプラグ31gを、戸内のコンセントに
差し込めば、電力線搬送用に給電コード31dが建物の
戸外と戸内を連続して配線されることになる。また、空
気調和機の室外機の電力線は信号送受変換装置31の第
1コンセント31bに接続することで、室外機にも給電
されることになり、システム構築を容易に行うことがで
きる。
信号伝送システム40の全体構成図である。第2の実施
の形態の信号伝送システム40は、第1の実施の形態の
信号伝送システム10に対して、戸外に設置された電気
機器の電力線を利用する代わりに、建物Tの壁Taの外
側に設けられたコンセント48を利用する点が相異して
いる。また、このコンセント48は、建物Tの内部の電
力供給用として既に配線されている内部電力線7と接続
されているものである。なお、内部電力線7は戸内のコ
ンセント8とも接続されている。
変換装置には、図3(b)に示す給電コード31dを延
出するタイプの信号送受変換装置31を適用しており、
信号送受変換装置31は、建物Tの壁Taのコンセント
48の近傍に取り付けられ、給電コード31dの端部の
プラグ31gをコンセント48に接続している。
の構成であり、戸外に布設されている光ファイバーケー
ブルHを建物Tの軒下まで引き込み信号送受変換装置3
1と接続し、建物Tの内部では、信号復調装置9のプラ
グ9bをコンセント8に接続すると共にLANケーブル
Eで信号復調装置9とパーソナルコンピュータPを接続
している。
Tの外側のコンセント48を利用しているので、給電コ
ード31dを有するタイプの信号送受変換装置31を適
用することで高速通信が可能なシステムを一段と容易に
構築している。また、信号伝送システム40においても
他の建物の各種電気機器の影響及び情報の漏洩を防止し
ている。
気機器を設置して使用する場合は、この電気機器の電力
線を信号送受変換装置31の第1コンセント31bに接
続することで、確実に作動させることができる。また、
電気機器を設置しない場合は、信号送受変換装置31の
第1コンセント31bは省略してもよい。さらに、既
に、建物Tの外側のコンセント48に戸外設置用の電気
機器の電力線が接続されている場合は、図2(a)に示
すタイプの信号送受変換装置11を、図1と同様に電気
機器の電力線に介在させて接続するようにしてもよい。
明、及び、第3発明にあっては、戸外に設置されている
電気機器の電力線を利用することで、容易に電力線搬送
と光ファイバーケーブルによる通信を組み合わせた信号
伝送システムを構築できる。また、構築された信号伝送
システムは、従来に比べて電力線搬送の距離が短縮され
るため、光ファイバーケーブルによる高速通信を維持で
きると共に、システムの独立性を確立して他の建物の各
種電気機器の影響及び通信内容の漏洩も防止できる。
存のコンセントを利用することで、一段と容易に光ファ
イバーケーブルを適用した信号伝送システムを構築で
き、高速通信を維持した上で、他の建物の電気機器の影
響、及び、信号漏洩も阻止できる。
の両方又はコンセントとプラグのいずれか一方を信号送
受変換装置が有しているので、戸外の電気機器の電力線
を利用して信号伝送システムを構築する場合、又は、戸
外に設けられたコンセントを利用して信号伝送システム
を構築する場合のいずれにも適用でき、システム構築性
の向上に貢献できる。
テムの全体構成図である。
(b)は内部構成図である。
図であり、(b)は別の変形例の信号送受変換装置の斜
視図である。
テムの全体構成図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 戸外に布設されて光信号を伝送する光信
号線と、電力線と、前記光信号線及び電力線を接続して
おり、該電力線に対する電気信号の送受及び前記光信号
と電気信号との変換を行う信号送受変換装置とを備える
信号伝送システムにおいて、 前記電力線は、戸外に設置される電気機器への給電用で
あることを特徴とする信号伝送システム。 - 【請求項2】 前記電力線は、戸内に引き込まれている
請求項1に記載の信号伝送システム。 - 【請求項3】 前記電気機器は、空気調和機の室外機、
灯火器、呼出器、セキュリティシステムの戸外設置器、
又は、流量調節器のいずれかである請求項1又は請求項
2に記載の信号伝送システム。 - 【請求項4】 戸外に布設されて光信号を伝送する光信
号線を備える信号伝送システムにおいて、 戸外に設けてあり、戸内に配線されてある電力線に接続
しているコンセントと、 該コンセントへの差込用の差込手段と、前記光信号線の
接続用の接続手段と、前記差込手段を介して前記電力線
に対する電気信号の送受を行う送受手段と、前記光信号
と電気信号との変換を行う変換手段とを有する信号送受
変換装置とを備えることを特徴とする信号伝送システ
ム。 - 【請求項5】 光信号を伝送する光信号線の接続用の光
接続手段と、電力線の接続用の電力接続手段と、前記電
力線に対する電気信号の送受を行う送受手段と、前記光
信号と電気信号との変換手段とを備える信号送受変換装
置において、 前記光接続手段は、レセプタクルであり、 前記電力接続手段は、コンセント及び/又はプラグを端
部に有する電力線であることを特徴とする信号送受変換
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010898A JP3591516B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 信号伝送システム |
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---|---|---|---|
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JP3591516B2 JP3591516B2 (ja) | 2004-11-24 |
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ID=27648501
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010528528A (ja) * | 2007-05-21 | 2010-08-19 | ソニー株式会社 | 広帯域電力線通信によるブロードキャストダウンロードシステム |
JP2019176269A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 監視システム、監視方法、及びプログラム |
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2002
- 2002-01-18 JP JP2002010898A patent/JP3591516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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