JP2003218042A - ガス供給方法、ガス逆拡散防止方法、ガス逆拡散防止装置、ガス逆拡散防止機構付き操作弁、ガス逆拡散防止機構付き気化器、液体材料気化供給方法と液体材料気化供給装置、及び半導体製造装置におけるガス供給方法と半導体製造装置 - Google Patents

ガス供給方法、ガス逆拡散防止方法、ガス逆拡散防止装置、ガス逆拡散防止機構付き操作弁、ガス逆拡散防止機構付き気化器、液体材料気化供給方法と液体材料気化供給装置、及び半導体製造装置におけるガス供給方法と半導体製造装置

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JP2003218042A
JP2003218042A JP2002017231A JP2002017231A JP2003218042A JP 2003218042 A JP2003218042 A JP 2003218042A JP 2002017231 A JP2002017231 A JP 2002017231A JP 2002017231 A JP2002017231 A JP 2002017231A JP 2003218042 A JP2003218042 A JP 2003218042A
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gas
pipe
liquid material
downstream side
inner diameter
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JP2002017231A
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English (en)
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Ken Adachi
研 足立
Satoshi Horiuchi
悟志 堀内
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主たるガスの供給に際して、配管上流側への
ガスの逆拡散の防止を図る。 【解決手段】 ガス供給方法において、ガス供給配管2
の途中に管内壁の不連続部5を形成し、不連続部5を通
して下流側のガス供給配管2Bの内壁面に沿ってシール
ドガス14を導入しながら上流側のガス供給配管2Aか
ら主たるガス13を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体輸送配管中の
気体の逆拡散防止に関するもので、より詳しくは、例え
ば、半導体製造装置等における液体材料を気化供給する
システムに適応可能な、ガス供給方法、ガス逆拡散防止
方法、ガス逆拡散防止装置、ガス逆拡散防止機構付き操
作弁、ガス逆拡散防止機構付き気化器、液体材料気化供
給方法と液体材料気化供給装置、及び半導体製造装置に
おけるガス供給方法と半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】図12は、半導体製造装置の一つである、
液体材料気化供給システムを備えたCVD(化学気相成
長)装置の一例を示す。このCVD装置70は、液体材
料を収容した液体材料タンク71と、この液体材料タン
ク71からの液体材料を気化する気化器73と、気化さ
れた材料ガス(いわゆる気化材料ガス)がキャリアガス
79と共に供給され、配置された半導体ウェーハ上に所
要の成膜を行う半導体ウェーハ処理室(いわゆるプロセ
スチャンバ)73と、気化器72と半導体ウェーハ処理
室73との間にあって気化材料ガスとキャリアガスとの
混合ガス80の通路を切り換える、即ち成膜時には半導
体ウェーハ処理室73へ供給し、処理時以外、例えば半
導体ウェーハ処理室のパージ中や処理ウェーハの入れ替
え時にはベント側へ排気するための配管切替えバルブ7
4とを有してなる。配管切替えバルブ74は、成膜時に
開き、成膜時以外の時に閉じるチャンバ側開閉弁74a
と、成膜時以外の時に開き、成膜時に閉じるベント側開
閉弁74bとを有してなる。75は液体材料78の流量
を制御する液体材料流量コントローラ、76はキャリア
ガス79の流量を制御するキャリアガス流量コントロー
ラを示す。これ等の液体材料タンク71、気化器72、
半導体ウェーハ処理室73、配管切替えバルブ74、流
量コントローラ75、76は、相互に配管47によって
連結されている。
【0004】このCVD装置70では、液体材料78が
液体材料タンク71から例えばHe(ヘリウム)等の不
活性ガス(図示せず)により圧送され、液体材料流量コ
ントローラ75にて供給量が制御されて気化器72に供
給される。気化器72内で液体材料が気化され気化材料
ガス、いわゆる反応性ガスが生成されると共に、気化器
72に気化材料ガスの輸送に必要なキャリアガス79が
供給され、気化器72で両者が混合され、混合ガス80
として排出される。キャリアガス79は、キャリアガス
コントローラ76にて供給量が制御される。気化材料ガ
ス及びキャリアガスの混合ガス80は、成膜時に配管切
替えバルブ74の開状態のチャンバ側開閉弁74aを通
じて半導体ウェーハ処理室73に供給される。これによ
り、半導体ウェーハ上に所要の成膜が行われる。成膜時
以外の例えば半導体ウェーハ処理室73のパージ中や処
理ウェーハの入れ替え時には、上記混合ガス80は配管
切替えバルブ74の開状態のベント側開閉弁74bを通
じてベント側へ排気される。これは、気化器72の気化
性能の応答速度やその再現性が所望の成膜速度制御性を
満たさないためであり、実質的に配管切替えバルブ74
〔74a,74b〕の切り替えタイミングで成膜時間の
制御を行う方が有効なためである。
【0005】図12に示したCVD装置70により成膜
を行う半導体装置の製造プロセスに於いて、液体材料を
気化した反応ガスをキャリアガスと共にチャンバ73へ
供給する際、液体材料の気化量はCVD反応によって得
られる膜質が所望の特性を有するように最適化される。
また、キャリアガス種及びその流量は、気化効率、輸送
効率、及びCVD反応条件が最適となるように選定され
る。
【0006】CVD法に於いては、反応ガスが2種類以
上の場合も少なくなく、この場合、主たる反応ガスに加
え、酸化や窒化、還元性ガスを半導体ウェーハ処理室で
混合させ反応させている。液体材料を気化させて供給す
る場合にもこのことが言え、例えばTEOS(テトラエ
トキシシラン)を気化し供給してチャンバ73内で酸素
と反応させる、あるいはPET(ペンタエトキシタンタ
ル)を気化し供給してチャンバ73内で酸素と反応させ
る、といった材料の供給形態を採ることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配管77の
内径d1 に対し十分な量のキャリアガス79が流せれば
何ら問題は発生しない(図13A参照)。しかし、上述
のように高真空下におけるCVD反応の場合に、成膜特
性によるキャリアガス流量の制限がしばしば発生し、配
管77に対して十分なキャリアガス流量が確保できない
とき、チャンバ73内に供給した酸素等のガスが、液体
材料を気化供給中にチャンバ73から気化器72に向か
って配管の内壁を伝って非常に僅かな量ではあるが逆拡
散(いわゆる逆流:符号82参照)する現象が発生す
る。これは、高真空下においてガスの平均自由行程が増
すことと、配管79内におけるガス流の作用反作用によ
って発生するものと考えられる。
【0008】この結果、逆拡散した酸素により気化器7
2内で酸化反応を発生させ酸化物を形成し、気化器72
を閉塞させてしまう問題がしばしば発生する。特に、気
化ガスの分子量が大きく重いガスは、配管79内でのガ
ス密度分布が発生しやすく、この傾向が顕著となる(図
13B参照)。
【0009】一般的にガス材料の場合、いわゆる逆止弁
(図示せず)を配管経路に設置することで、ガスの逆流
を防いでいるが、この場合は圧力差による機械的作動で
あり、主たるガスが正常な状態で流れている環境下にお
いて部分的な逆拡散を阻止する性能はない。逆に液体材
料の場合、特に蒸気圧の低い材料では輸送配管を加熱し
て再液化を防いでいる。しかし、輸送経路に逆止弁等の
細いオリフィスが存在したり、熱容量の異なる構成部品
が多数存在した場合、再液化の要因となり好ましくな
い。
【0010】従来、これを防ぐには、キャリアガス流量
を輸送配管内径に適した量に増やすか、もしくは、輸送
配管内径をキャリアガス流量に適した内径に設定するこ
とが有効である。しかし、キャリアガス流量の制御はC
VD反応を優先した場合に不可能であることが多く、ま
た、配管内径の最適化も配管の流通規格があるため、任
意に設定するこは非常に困難であるといえる。
【0011】本発明は、上述の点に鑑み、逆拡散ガス
(例えば主たるガス以外の異なるガスの逆拡散)を、機
械作動的な逆流防止手段を用いることなく、また、気
化、輸送、プロセス条件等を変更することなく可能にす
る、ガス供給方法、ガス逆拡散防止方法、ガス逆拡散防
止装置、ガス逆拡散防止機構付き操作弁、ガス逆拡散防
止機構付き気化器、液体材料気化供給方法と液体材料気
化供給装置、及び半導体製造装置におけるガス供給方法
と半導体製造装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス供給に際
して、ガス供給配管の途中に管内壁の不連続部を形成
し、この不連続部を通して下流側のガス供給配管の内壁
に沿ってシールド用ガスを導入しながら、ガス供給配管
の上流側から主たるガスを供給する。
【0013】本発明のガス供給法によれば、主たるガス
の供給と共に、不連続部からシールド用ガスをガス供給
配管の内壁に沿って導入することにより、配管内壁に沿
って不連続部まで来た逆拡散(逆流)ガスは不連続部付
近において阻止される。
【0014】本発明は、ガス逆拡散防止に際して、内径
をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径より細
くした異径管を設け、異径管の内径が細い端部とガス供
給配管との間に形成した不連続部を通してガス供給配管
の内壁に沿ってシールド用ガスを導入し、下流側からの
逆拡散ガスを防止する。
【0015】本発明のガス逆拡散防止方法によれば、ガ
ス流の下流側に向かって内径を小さくした異径管を設け
ることにより、異径管内を流れる主たるガスのガス密
度、流速が増し、逆拡散ガスを抑制できる。しかも、異
径管とガス供給配管との間に形成した不連続部を通して
下流側にシールド用ガスを導入することにより、配管内
壁に沿って不連続部まで来た逆拡散(逆流)ガスは不連
続部付近において阻止される。
【0016】本発明に係るガス逆拡散防止装置は、内径
を主ガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径より
細くした異径管と、異径管の内径が細い端部とガス供給
配管との間に形成された不連続部と、不連続部を通して
ガス供給配管の内壁に沿って、シールド用ガスを導入す
るシールド用ガス導入部とから成る。
【0017】本発明のガス逆拡散防止装置によれば、内
径を主ガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
り細くした異径管を有するので、異径管内を流れる主た
るガスのガス密度、流速が増し、逆拡散ガスを抑制でき
る。しかも、異径管と、ガス供給配管との間に不連続部
を形成し、この不連続部からガス供給配管の内壁に沿っ
て、シールド用ガス導入部からのシールド用ガスを導入
することにより、配管内壁に沿って不連続部まで来た逆
拡散(逆流)ガスは不連続部付近において阻止される。
【0018】本発明は、上記のガス逆拡散防止機能を、
液体材料を気化して供給する液体材料気化供給方法、或
いは半導体製造装置におけるガス供給方法に持たせる。
本発明は、上記のガス逆拡散防止機構を、液体材料を気
化して供給する液体材料気化供給装置、或いは半導体製
造装置に組み入れる。このようにすれば、逆拡散ガスを
防止して主たるガスの供給を可能にする。
【0019】本発明は、上記のガス逆拡散防止機構を、
ガス供給配管の配置される操作弁、或いは気化器に一体
に設けるようにする。このようにすれば、操作弁、気化
器で逆拡散ガス防止が可能なる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るガス供給方法は、ガ
ス供給配管の途中に管内壁の不連続部を形成し、不連続
部を通して下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシール
ド用ガスを導入しながら、ガス供給配管の上流側から主
たるガスを供給する。本発明に係るガス逆拡散防止方法
は、内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内
径より細くした異径管を設け、異径管の内径が細い端部
とガス供給配管との間に形成した不連続部を通してガス
供給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを導入し、下流
側からの逆拡散ガス(例えば、異ガスの逆拡散)を防止
する。本発明に係るガス逆拡散防止装置は、内径を主ガ
ス流の下流側に向かってガス供給配管の内径より細くし
た異径管と、異径管の内径が細い端部とガス供給配管と
の間に形成された不連続部と、不連続部を通してガス供
給配管の内壁に沿って、下流側からの逆拡散ガス(例え
ば、異ガスの逆拡散)を防止するシールド用ガスを導入
するシールド用ガス導入部とから成る。
【0021】本発明に係るガス逆拡散防止機構付き操作
弁は、ガス流通路を有し主ガス流通の開閉弁が設けられ
たハウジング内に、下流側からの逆拡散ガス(例えば、
異ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構が一体に
組み込まれ、ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下
流側に向かって前記開閉弁に通じるガス流通路の内径よ
り細くした異径管と、異径管の内径が細い端部と前記ガ
ス流通路との間に形成された不連続部と、不連続部を通
してガス供給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを導入
するシールド用ガス導入部とからなる構成とする。本発
明に係るガス逆拡散防止機構付き操作弁は、主ガス流通
の開閉弁が設けられたハウジング内に、シールド用ガス
を導入して下流側からの逆拡散ガス(例えば、異ガスの
逆拡散)を防止するガス逆流防止機構と、シールド用ガ
スの遮断弁とが一体に組み込まれ、ガス逆流防止機構
が、内径を主ガス流の下流側に向かって開閉弁に通じる
ガス流通路の内径より細くした異径管と、異径管の内径
が細い端部と前記ガス流通路との間に形成された不連続
部と、不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿っ
て前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部
とからなる構成とする。
【0022】本発明に係るガス逆拡散防止機構付き気化
器は、液体材料を気化する気化器の出口側に、シールド
用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガス(例えば、異
ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構が取り付け
られ、ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下流側に
向かって開閉弁に通じるガス流通路の内径より細くした
異径管と、異径管の内径が細い端部とガス流通路との間
に形成された不連続部と、不連続部を通してガス供給配
管の内壁に沿ってシールド用ガスを導入するシールド用
ガス導入部とからなる構成とする。
【0023】本発明に係る液体材料気化供給方法は、液
体材料供給手段からの液体材料を気化手段により気化
し、この気化材料ガスを、内径をガス流の下流側に向か
ってガス供給配管の内径より細くした異径管を有し、異
径管と下流側のガス供給管との間の不連続部からシール
ド用ガスを導入するように構成されたガス逆拡散防止機
構を通して、不連続部から下流側のガス供給配管の内壁
に沿ってシールド用ガスを供給しながら切替え手段を通
じて処理室に供給する。本発明に係る液体材料気化供給
方法は、液体材料供給手段からの液体材料を気化手段に
より気化し、この気化材料ガスを、内径をガス流の下流
側に向かってガス供給配管の内径より細くした異径管を
有し、異径管と下流側のガス供給管との間の不連続部か
らシールド用ガスを導入するように構成されたガス逆拡
散防止機構が主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジン
グ内に一体に組み込まれてなるガス逆拡散防止機構付き
切替え手段を通じて、ガス逆拡散防止機構の不連続部か
ら下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用ガス
を供給しながら処理室に供給する。
【0024】本発明に係る液体材料気化供給方法は、液
体材料供給手段からの液体材料を気化手段により気化
し、この気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向
かってガス供給配管の内径より細くした異径管を有し、
異径管と下流側のガス供給管との間の不連続部からシー
ルド用ガスを導入するように構成されたガス逆拡散防止
機構と前記シールド用ガスの遮断弁とが主ガス流通の開
閉弁が設けられたハウジング内に一体に組み込まれてな
るガス逆拡散防止機構付き切替え手段を通じて、ガス逆
拡散防止機構の不連続部から下流側のガス供給配管の内
壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら処理室に供給
する。本発明に係る液体材料気化供給方法は、液体材料
供給手段からの液体材料を、内径をガス流の下流側に向
かってガス供給配管の内径より細くした異径管を有しこ
の異径管と下流側のガス供給管との間の不連続部からシ
ールド用ガスを導入するように構成されたガス逆拡散防
止機構が、出口側に取付けられてなるガス逆拡散防止機
構付き気化手段により気化し、この気化材料ガスを、ガ
ス逆拡散防止機構の不連続部から下流側のガス供給配管
の内壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら切替え手
段を通じて処理室に供給する。
【0025】本発明に係る液体材料気化供給装置は、液
体材料供給手段と、液体材料の気化手段と、液体材料を
気化した気化材料ガスを供給して処理を行う処理室と、
気化手段と処理室との間に気化材料ガスの流路を切り換
える切替え手段と、気化手段と切替え手段との間にシー
ルド用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガス(例え
ば、異ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構とを
備え、ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下流側に
向かって開閉弁に通じるガス流通路の内径より細くした
異径管と、異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路と
の間に形成された不連続部と、不連続部を通してガス供
給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを導入するシール
ド用ガス導入部とからなる構成とする。本発明に係る液
体材料気化供給装置は、液体材料供給手段と、液体材料
の気化手段と、液体材料を気化した気化材料ガスを供給
して処理を行う処理室と、気化手段と処理室との間に気
化材料ガスの流路を切り換える切替え手段とを備え、切
替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジン
グ内に、下流側からの逆拡散ガス(例えば、異ガスの逆
拡散)を防止するガス逆流防止機構が一体に組み込まれ
たガス逆拡散防止機構付き切替え弁から成り、ガス逆流
防止機構が、内径を主ガス流の下流側に向かって前記開
閉弁に通じるガス流通路の内径より細くした異径管と、
異径管の内径が細い端部とガス流通路との間に形成され
た不連続部と、不連続部を通してガス供給配管の内壁に
沿って前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導
入部とからなる構成とする。
【0026】本発明に係る液体材料気化供給装置は、液
体材料供給手段と、液体材料の気化手段と、液体材料を
気化した気化材料ガスを供給して処理を行う処理室と、
気化手段と処理室との間に気化材料ガスの流路を切り換
える切替え手段とを備え、切替え手段は、主ガス流通の
開閉弁が設けられたハウジング内に、シールド用ガスを
導入して下流側からの逆拡散ガス(例えば、異ガスの逆
拡散)を防止するガス逆流防止機構と、シールド用ガス
の遮断弁とが一体に組み込まれたガス逆拡散防止機構付
き切替え手段から成り、ガス逆流防止機構が、内径を主
ガス流の下流側に向かって開閉弁に通じるガス流通路の
内径より細くした異径管と、異径管の内径が細い端部と
ガス流通路との間に形成された不連続部と、不連続部を
通してガス供給配管の内壁に沿って前記シールド用ガス
を導入するシールド用ガス導入部とからなる構成とす
る。本発明に係る液体材料気化供給装置は、液体材料供
給手段と、液体材料の気化手段と、液体材料を気化した
気化材料ガスを供給して処理を行う処理室と、気化手段
と処理室との間に気化材料ガスの流路を切り換える切替
え手段とを備え、気化器は、出口側に、シールド用ガス
を導入して下流側からの逆拡散ガス(例えば、異ガスの
逆拡散)を防止するガス逆流防止機構が取り付けられた
ガス逆拡散防止機構付き気化器から成り、ガス逆流防止
機構が、内径を主ガス流の下流側に向かって開閉弁に通
じるガス流通路の内径より細くした異径管と、異径管の
内径が細い端部と前記ガス流通路との間に形成された不
連続部と、不連続部を通してガス供給配管の内壁に沿っ
てシールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部とか
らなる構成とする。
【0027】本発明に係る半導体製造装置におけるガス
供給方法は、液体材料供給手段からの液体材料を気化手
段により気化し、この気化材料ガスを、内径をガス流の
下流側に向かってガス供給配管の内径より細くした異径
管を有し、異径管と下流側のガス供給管との間の不連続
部からシールド用ガスを導入するように構成されたガス
逆拡散防止機構を通して、不連続部から下流側のガス供
給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら切
替え手段を通じて半導体ウェーハ処理室に供給する。本
発明に係る半導体製造装置におけるガス供給方法は、液
体材料供給手段からの液体材料を気化手段により気化
し、この気化材料ガスを、内径をガス流の下流側に向か
ってガス供給配管の内径より細くした異径管を有し、異
径管と下流側のガス供給管との間の不連続部からシール
ド用ガスを導入するように構成されたガス逆拡散防止機
構が主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジング内に一
体に組み込まれてなるガス逆拡散防止機構付き切替え手
段を通じて、ガス逆拡散防止機構の不連続部から下流側
のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを供給し
ながら半導体ウェーハ処理室に供給する。
【0028】本発明に係る半導体製造装置におけるガス
供給方法は、液体材料供給手段からの液体材料を気化手
段により気化し、この気化材料ガスを、内径をガス流の
下流側に向かってガス供給配管の内径より細くした異径
管を有し、異径管と下流側のガス供給管との間の不連続
部からシールド用ガスを導入するように構成されたガス
逆拡散防止機構とシールド用ガスの遮断弁とが主ガス流
通の開閉弁が設けられたハウジング内に一体に組み込ま
れてなるガス逆拡散防止機構付き切替え手段を通じて、
ガス逆拡散防止機構の不連続部から下流側のガス供給配
管の内壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら半導体
ウェーハ処理室に供給する。本発明に係る半導体製造装
置におけるガス供給方法は、液体材料供給手段からの液
体材料を、内径をガス流の下流側に向かってガス供給配
管の内径より細くした異径管を有し、異径管と下流側の
ガス供給管との間の不連続部からシールド用ガスを導入
するように構成されたガス逆拡散防止機構が、出口側に
取付けられてなるガス逆拡散防止機構付き気化手段によ
り気化し、気化材料ガスを、ガス逆拡散防止機構の不連
続部から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド
用ガスを供給しながら切替え手段を通じて半導体ウェー
ハ処理室に供給する。
【0029】本発明に係る半導体製造装置は、液体材料
供給手段と、液体材料の気化手段と、液体材料を気化し
た気化材料ガスを供給して処理を行う半導体ウェーハ処
理室と、気化手段と処理室との間に気化材料ガスの流路
を切り換える切替え手段と、気化手段と切替え手段との
間にシールド用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガス
(例えば、異ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機
構とを備え、ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下
流側に向かって開閉弁に通じるガス流通路の内径より細
くした異径管と、異径管の内径が細い端部とガス流通路
との間に形成された不連続部と、不連続部を通してガス
供給配管の内壁に沿ってシールド用ガスを導入するシー
ルド用ガス導入部とからなる構成とする。本発明に係る
半導体製造装置は、液体材料供給手段と、液体材料の気
化手段と、液体材料を気化した気化材料ガスを供給して
処理を行う半導体ウェーハ処理室と、気化手段と処理室
との間に気化材料ガスの流路を切り換える切替え手段と
を備え、切替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられ
たハウジング内に、下流側からの逆拡散ガス(例えば、
異ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構が一体に
組み込まれたガス逆拡散防止機構付き切替え手段から成
り、ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下流側に向
かって開閉弁に通じるガス流通路の内径より細くした異
径管と、異径管の内径が細い端部とガス流通路との間に
形成された不連続部と、不連続部を通してガス供給配管
の内壁に沿って前記シールド用ガスを導入するシールド
用ガス導入部とからなる構成とする。
【0030】本発明に係る半導体製造装置は、液体材料
供給手段と、液体材料の気化手段と、液体材料を気化し
た気化材料ガスを供給して処理を行う半導体ウェーハ処
理室と、気化手段と処理室との間に気化材料ガスの流路
を切り換える切替え手段とを備え、切替え手段は、主ガ
ス流通の開閉弁が設けられたハウジング内に、シールド
用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガス(例えば、異
ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構と、シール
ド用ガスの遮断弁とが一体に組み込まれたガス逆拡散防
止機構付き切替え手段から成り、ガス逆流防止機構が、
内径を主ガス流の下流側に向かって開閉弁に通じるガス
流通路の内径より細くした異径管と、異径管の内径が細
い端部とガス流通路との間に形成された不連続部と、不
連続部を通してガス供給配管の内壁に沿ってシールド用
ガスを導入するシールド用ガス導入部とからなる構成と
する。本発明に係る半導体製造装置は、液体材料供給手
段と、液体材料の気化手段と、液体材料を気化した気化
材料ガスを供給して処理を行う半導体ウェーハ処理室
と、気化手段と処理室との間に気化材料ガスの流路を切
り換える切替え手段とを備え、気化器は、出口側に、シ
ールド用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガス(例え
ば、異ガスの逆拡散)を防止するガス逆流防止機構が取
り付けられたガス逆拡散防止機構付き気化器から成り、
ガス逆流防止機構が、内径を主ガス流の下流側に向かっ
て開閉弁に通じるガス流通路の内径より細くした異径管
と、異径管の内径が細い端部とガス流通路との間に形成
された不連続部と、不連続部を通して前記ガス供給配管
の内壁に沿って前記シールド用ガスを導入するシールド
用ガス導入部とからなる構成とする。
【0031】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を詳細説明する。
【0032】図1は、本発明に係るガス逆拡散防止装置
の一実施の形態を示す。本実施の形態に係るガス逆拡散
防止装置1は、所要のガス13が供給されるガス供給配
管2の途上に配設されるもので、矢印方向に流れるガス
流Xの下流側に向かってガス供給管2の内径が漸次小さ
くなるように内壁を細く絞った異径管(いわゆるレデュ
ーサ)3と、この異径管3の外周からシールド用ガス
(以下、シールドガスという)14を流すための隙間6
を形成する外囲部材(いわゆるボディー)7と、外囲部
材7とガス供給管2とを接続する取付け部材(いわゆる
フィッティング)11とを有して成る。
【0033】異径管3の上流側の内径φ1 は上流側のガ
ス供給配管2Aの内径2φ1 と同じになるように設定さ
れる。異径管3の下流側の内径φ2 は下流側のガス供給
配管2Bの内径2φ1 より小さく設定される。この異径
管3の細く絞られた下流側端部3Bと下流側のガス供給
配管2Bとの連結部で内壁面に不連続部5が形成され、
ここにシールドガス14を下流側のガス供給配管2Bへ
流す隙間6が形成される。即ち、異径管3の細く絞られ
た端部3Bは下流側のガス供給配管2B内に入り込むよ
うに配され、異径管3と下流側のガス供給配管2Bの接
続部に隙間6を形成する不連続部5が形成される。異径
管3のガス供給配管2B内へ挿入された部分は、シール
ドガスを不連続部5の隙間6を通してガス供給配管2B
の内壁面に沿って導入させるためには、ガス供給配管2
Bの内壁面と平行になるように形成するのが好ましい。
外囲部材7の上流側はキャップ8で気密的に封止され、
異径管3と外囲部材7とキャップ8で隙間6に連通する
空間4が形成される。11は外囲部材7と配管10を接
続する取付け部材である。この空間4に連通するように
シールドガス14を供給する配管10が外囲部材7に取
付けられ、この配管10を通じてシールドガス供給部
(図示せず)から空間4内へシールドガス14が供給さ
れるように成される。
【0034】本実施の形態のガス逆拡散防止装置1は、
ガス流路の途中、いわゆるガス供給配管2の途中に配設
される。主たるガス13は、上流側のガス供給配管2A
からガス逆拡散防止装置1を経由して下流側のガス供給
配管2Bへ流れる。ガス逆拡散防止装置1では、ガス供
給配管2の管内径2φ1 に対してその流量が十分でない
主たるガス13が供給されたとき、下流側に向かって内
径を小さくした異径管3を通過することで局部的にガス
密度と流速が増し、下流側のガス供給配管2Bからの微
小量の異ガス9の上流側への逆拡散(いわゆる逆流)が
低減する。一方、単に異径管3の内径を絞り込んだだけ
の場合では、異径管3とガス供給配管2Bの内壁が連続
していると壁面を伝って微小量の異ガスの逆拡散がどう
しても生じてしまう。本実施の形態では、意図的に配管
内壁の不連続部5を形成し、異径管3とガス供給配管2
Bとの不連続部5で形成される隙間6から微小量のシー
ルドガス14を下流側のガス供給配管2B内壁面に沿っ
て導入しながら主たるガス13を供給することにより、
異ガス9の逆拡散は完全に阻止される。即ち、不連続部
5の近傍まで逆拡散してきた異ガス9は不連続部5付近
以上に逆拡散することが困難になり、ガス逆拡散防止の
目的が達成される。
【0035】このガス逆拡散防止装置1を用いたガス逆
拡散防止方法は、半導体製造装置、例えば前述の液体材
料を気化して成膜するCVD装置等に適用できる。ここ
で、シールドガスの目的は逆拡散を防止するための配管
の不連続部への混合ガス及び反応ガスの進入を防ぐこと
が主目的である為、シールドガスは主たるキャリアガス
流量に対して、プロセスに影響を及ぼさない程度の非常
に僅かな量で目的を達成することが可能である。
【0036】本実施の形態のガス逆拡散防止方法を、低
蒸気圧の液体材料を気化供給する手段を用いた比較的高
真空度CVDプロセスに適用した場合、半導体ウェーハ
処理室(いわゆる反応容器)内に供給された気化材料ガ
ス以外の材料ガスが、CVDプロセス中の気化材料ガス
輸送配管内を逆拡散することを、機械作動的な逆流防止
装置手段を用いることなく、また、気化、ガス輸送、プ
ロセス条件等を大きく変更することなく、実現すること
が可能になり、気化器内での液体材料と逆拡散する反応
ガスとの反応を防ぐことが可能である。
【0037】上述のガス逆拡散防止装置1は、実際には
配管径、混合ガス流量、圧力、ガス種、等によって、図
2に示す各寸法a〜d、シールドガス流量Q及びシール
ドガス種を適正に選択することで、最大の逆拡散防止効
果が得られる。但し、a:異径管3の下流側端部の内径
φ2 、b:不連続部の隙間寸法、c:異径管3の下流側
端部が下流側のガス供給配管2Bへ入り込んだ寸法、
d:異径管3の漸次絞られるテーパ部分の長さである。
【0038】図3及び図4は、本発明のガス逆拡散防止
装置の他の実施の形態を示す。本例は図1のガス逆拡散
防止装置の変形例である。図1、図2と対応する部分は
同一符号を付して詳細説明を省略する。本実施の形態に
係るガス逆拡散防止装置15は、特に、下流側のガス供
給配管2Bの不連続部5の近傍部を、その内径2φ2
本来の配管内径2φ1 に対して絞り込まれた形状に形成
する。その他の構成は、図1、図2と同様である。この
ように、不連続部5近傍の配管内径2φ2 がその前後の
配管内径2φ1 、φ1 に対して絞り込まれた形態をとる
ことも効果として有効である。
【0039】具体的には、PET(ペンタエトキシタン
タル)を気化して輸送する輸送配管径が通称1/4イン
チであるガス供給系に於いて、本来キャリアガスのみで
逆拡散を防ぐにはキャリアガスとして300sccm相
当以上の流量が必要であるが、本実施の形態によれば、
例えば図2、図4のガス逆拡散防止装置15の各a〜d
寸法を例えばa=3mm,b=0.3mm,c=5m
m,d=10mとし、シールドガス(例えばN2 ガス)
流量Qを10sccmとすることで、キャリアガスの例
えばN2 ガスの流量が100sccm程度の場合も逆拡
散を防止することが可能である。
【0040】図5は、上述の図1のガス逆拡散防止装置
1を組み込んだ本発明の半導体製造装置の一実施の形態
を示す。本例は液体材料気化供給システムを備えたCV
D装置に適用した場合である。本実施の形態に係るCV
D装置16は、液体材料を収容した液体材料タンク17
と、この液体材料タンク17からの液体材料を気化する
気化器18と、気化された材料ガス(いわゆる気化材料
ガス)がキャリアガス19と共に供給され、配置された
半導体ウェーハ上に所要の成膜を行う半導体ウェーハ処
理室(反応容器:いわゆるプロセスチャンバ)20と、
気化器18と処理室20との間にあって気化材料ガスと
キャリアガス19との混合ガス21の通路を切り換え
る、即ち成膜時には半導体ウェーハ処理室20へ供給
し、処理時以外、例えば処理室20のパージ中や処理ウ
ェーハの入れ替え時にはベント側へ排気するための配管
切替えバルブ22とを備える。配管切替えバルブ22
は、成膜時に開き、成膜時以外の時に閉じるチャンバ側
開閉弁22aと、成膜時以外の時に開き、成膜時に閉じ
るベント側開閉弁22bとを有してなる。23は液体材
料24の流量を制御する液体材料流量コントローラ、2
5はキャリアガス19の流量を制御するキャリアガス流
量コントローラを示す。これ等の液体材料タンク17、
気化器18、半導体ウェーハ処理室20、配管切替えバ
ルブ22、流量コントローラ23、25は、相互に配管
28によって連結されている。
【0041】さらに、本実施の形態においては、気化器
18と配管切替えバルブ22との間の配管28の途中
に、上述の図1に示す本発明のガス逆拡散防止装置1が
配設される。即ち、ガス逆拡散防止装置1の異径管3の
一端、つまりガス流の上流側の一端が上流側の配管28
に、異径管3の下流側の他端が下流側の配管28に連結
される。ガス逆拡散防止装置1のシールドガス供給用の
配管10は、開閉バルブ29及びシールドガスの流量を
制御するシールドガス流量コントローラ30を介して、
図示せざるもシールドガス供給部に接続される。
【0042】次に、本実施の形態のCVD装置16の動
作を説明する。半導体ウェーハ処理室20内には成膜す
べき半導体ウェーハが配置される。液体材料タンク17
に収容された液体材料、例えばTEOS(テトラエトキ
シシラン)やPET(ペンタエトキシタンタル)等が、
液体材料タンク17からHe等の不活性ガス(図示せ
ず)によって圧送され、液体材料流量コントローラ22
にて供給量(流量)が制御されて気化器18に供給され
気化される。一方、気化器18に気化材料ガスの輸送に
必要なキャリアガス、例えば窒素(N2 )ガスが供給さ
る。気化器18で気化材料ガス(いわゆる反応ガス)と
キャリアガスが混合され輸送される。成膜時は、この混
合ガスが、配管28を通じてガス逆拡散防止装置1、さ
らに配管切替えバルブ22を経て処理室20内に供給さ
れる。 配管切替えバルブ22では、ベント側開閉弁2
2bが閉じられ、チャンバ側開閉弁22aが開かれ気化
材料ガスが処理室20へ供給される。処理室20内に
は、成膜材料に応じて上記気化材料ガス(主たる反応ガ
ス)に加えて、酸素、窒素、還元性ガス等が供給され
る。気化材料ガスが処理室20に供給されることによ
り、CVD反応で所要の膜が成膜される。成膜時以外、
例えば処理室20のパージ中や処理ウェーハの入れ替え
時等では、配管切替えバルブ22が切り替わり、チャン
バ側開閉弁22aが閉じ、ベント側開閉弁22bが開
き、気化器18からの混合ガス21は、ベント側開閉弁
22bを通じてベント側へ排気される。このとき、開閉
弁29が閉じられてシールドガス14のガス逆拡散防止
装置1への供給が停止される。
【0043】ガス逆拡散防止装置1では、シールドガス
供給部(図示せず)からのシールドガス14が流量コン
トローラ30で流量制御されて空間4内へ供給され、さ
らに不連続部5の隙間6を通じて下流側ガス供給配管2
8にその内壁面に沿って導入される。成膜時には、この
シールドガス14を導入しながら気化材料ガスを供給す
るので、仮に処理室20から微小量の反応ガスが配管内
壁面に沿って逆拡散してきても、この微小量の反応ガス
は配管切替えバルブ22を経て気化器18に到達する前
に、ガス逆拡散防止装置1において阻止され、気化器1
8内へ進入することがない。即ち、ガス逆拡散防止装置
1の不連続部5近傍で配管内壁面に沿って導入されたシ
ールドガス14によって微小量反応ガスの逆拡散は阻止
され、それ以降へのガス逆拡散するのが防止される。
【0044】ここで、成膜時以外ではシールドガス14
の導入は停止される。一方、気化器18からの混合ガス
が配管切替えバルブ22によってベント側に切り替わっ
た時点でチャンバ側開閉弁22aの二次側(処理室20
側)と処理室20は実質的に同一空間となる。このた
め、気化器18からの混合ガス14が断たれた後も継続
して処理室20で他のプロセスガス(反応ガス)を導入
していたとすると、このプロセスガスはチャンバ側開閉
弁22aの二次側まで逆流する。また、処理室20内に
プロセスガスを導入せずに真空引きをしていたとして
も、処理室20内の雰囲気は程度の差が有るものの基本
的には逆拡散してくることは否めない。
【0045】このような理由から、本実施の形態による
ガス逆拡散防止機構(装置)1としては、図5におい
て、配管切替えバルブ22におけるチャンバ側開閉弁2
2aの二次側(処理室20側)に配設するよりは、チャ
ンバ側開閉弁22aの一次側(気化器18側)に配設す
ることで、そのガス逆拡散防止効果を最大限に発揮する
ことができる。
【0046】図6は、本発明に係るガス逆拡散防止機構
付き操作弁の実施の形態を示す。本実施の形態に係るガ
ス逆拡散防止機構付き操作弁31は、主ガス流通の開閉
弁32が設けられたハウジング33内に前述の図1に示
すガス逆拡散防止機構1が一体に組み込まれて成る。即
ち、このガス逆拡散防止機構付き操作弁31は、上流側
ガス供給配管2Aと下流側ガス供給配管2Bとの間に配
設されるものである。操作弁31のハウジング33内に
は、上流側ガス供給配管2Aと下流側ガス供給配管2B
に連通するガス流通路34が形成され、ガス流通路34
の途中に弁座35とこの弁座35に接触、離間するダイ
アフラム36からなる開閉弁32が形成される。ダイア
フラム36は、図示せざるもアクチュエータによって矢
印a方向に変位し、弁座35に接触した状態でガス流通
路34が途中で遮断され、弁座35から離間した状態で
ガス流通路34が全長開通するように形成される。開閉
弁32の上流側のガス流通路34、したがって上流側ガ
ス供給配管2A側にガス逆拡散防止機構1が組み込まれ
る。
【0047】ガス逆拡散防止機構1は、前述の図1で説
明したと同様に、ガス流の下流側に向かって開閉弁32
に通じるガス流通路34の内径より漸次小さくなるよう
に細く絞った異径管3と、この異径管3の外周からシー
ルドガス14を流すための隙間、即ち異径管3の外周と
ハウジング33の内壁との間で下流側に向かって漸次狭
くなる隙間6と、下流側ガス流通路34との間で形成さ
れる内壁面の不連続部5と、この隙間6と連通して異径
管3の外周に空間4を形成すると共に、ハウジング33
内に形成された空間4に連通するシールドガス供給路3
9とを有して成る。シールドガス供給路39にはシール
ドガスを供給する供給管37が取付けられる。38〔3
8A,38B,38C〕は配管とハウジング33とを接
続する取付け部材(いわゆるフィッティング)である。
38Aはハウジング33と上流側ガス供給配管2Aとの
接続、38Bはハウジング33と下流側ガス供給配管2
Bとの接続、38Cはハウジング33とシールドガス供
給管37との接続に夫々供される。
【0048】このガス逆拡散防止機構付き操作弁31で
は、開閉弁32が開状態の時に、上流側ガス供給配管2
Aよりの主たるガスをガス逆拡散防止機構1を介して上
流側ガス流通路34に流し、さらにダイアフラム36が
開いた状態の開閉弁32、及び下流側ガス流通路34を
経て下流側ガス供給配管2Bへ輸送するようになされ
る。このとき、同時にシールドガス14を不連続部5の
隙間6からガス流通路34の内壁面に沿って供給する。
このシールドガス14により、下流側ガス供給配管2B
からの微小量なガスの逆流を防止することができる。こ
のように操作弁単体にガス逆拡散防止機構を持たせるこ
とにより、非常にコンパクトに且つ安価に操作弁とガス
逆拡散防止を機能する多機能構成部品を提供できる。
【0049】図7は、上述の図6のガス逆拡散防止機構
付き操作弁31を用いた半導体製造装置の他の実施の形
態を示す。本例も液体材料気化供給システムを備えたC
VD装置に適用した場合である。本実施の形態に係るC
VD装置41は、前述の図5と同様に、半導体ウェーハ
が配置される処理装置20と、液体材料が収容される液
体材料タンク17と、気化器18と、各流量コントロー
ラ23、25、30を備え、さらに気化器18と処理室
20との間に配設した配管切替えバルブ機構42を備え
る。本実施の形態においては、特に、配管切替えバルブ
機構42を図6に示したガス逆拡散防止機構付き操作弁
31とベント側開閉弁43とから構成される。操作弁3
1の開閉弁32がチャンバ側開閉弁に相当する。その他
の構成は図5と同様であり、対応する部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0050】本実施の形態のCVD装置41の基本的な
動作は、前述の図5と同様である。このCVD装置41
では、配管切替えバルブ機構42にガス逆拡散防止機構
付き操作弁41を用いるので、ガス逆拡散防止を可能に
したCVD装置の構成を簡素化することができる。
【0051】図8は、本発明に係るガス逆拡散防止機構
付き操作弁の他の実施の形態を示す。本実施の形態に係
るガス逆拡散防止機構付き操作弁45は、主ガス流通の
開閉弁32が設けられたハウジング33内に、前述の図
1に示すガス逆拡散防止機構1と、シールドガスの遮断
弁29とが一体に組み込まれて成る。即ち、このガス逆
拡散防止機構付き操作弁45は、上流側ガス供給配管2
Aと下流側ガス供給配管2Bとの間に配設されるもので
ある。操作弁45のハウジング33内には、図6と同様
の構成を採る開閉弁、即ち、上流側ガス供給配管2Aと
下流側ガス供給配管2Bに連通するガス流通路34が形
成され、ガス流通路34の途中に弁座35とこの弁座3
5に接触、離間するダイアフラム36からなる主たるガ
ス流の開閉を行う開閉弁32と、ガス逆拡散防止機構1
と、さらにシールドガスの遮断弁29とが組み込まれ
る。
【0052】シールドガスの遮断弁29は、シールドガ
ス供給路39の途中に弁座46とこの弁座46に接触、
離間するダイアフラム47からなる。ダイアフラム47
は、図示せざるもアクチュエータによって矢印b方向に
変位し、弁座46に接触した状態でシールドガスの供給
が遮断され、弁座から離間した状態でシールドガスが供
給されるように形成される。遮断弁29の上流側シール
ドガス供給路39は、ハウジング33外に配設されるシ
ールドガスを供給する配管37と接続される。なお、図
6と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。
【0053】このガス逆拡散防止機構付き操作弁45で
は、開閉弁32が開状態の時に、上流側ガス供給配管2
Aよりの主たるガスをガス逆拡散防止機構1を介して上
流側ガス流通路34に流し、さらにダイアフラム36が
開いた状態の開閉弁32、及び下流側ガス流通路34を
経て下流側ガス供給配管2Bへ輸送するようになされ
る。このとき、同時に遮断弁29のダイアフラム47が
開状態になり、シールドガス14がシールドガス供給配
管37を通じてガス逆拡散防止機構1に供給され、ガス
逆拡散防止機構1の不連続部5の隙間6からガス流通路
34の内壁面に沿って供給される。このシールドガス1
4により、下流側ガス供給配管2Bからの微小量な異ガ
スの逆流を防止することができる。主たるガスを下流側
ガス供給配管2B側に輸送しないときは、遮断弁29の
ダイアフラム47が閉じられ、シールドガス14の供給
を停止する。このガス逆拡散防止機構付き操作弁45に
よれば、シールドガスの供給に係わる容積が最小化され
るため、主たるガス供給系の真空引きや、パージ等のガ
ス制御操作の際の応答性、効率を損ねることなく、所望
の性能を最大限に発揮することができる。
【0054】図9は、上述の図8のガス逆拡散防止機構
付き操作弁45を用いた半導体製造装置の他の実施の形
態を示す。本例も液体材料気化供給システムを備えたC
VD装置に適用した場合である。本実施の形態に係るC
VD装置51は、前述の図5と同様に、半導体ウェーハ
が配置される処理装置20と、液体材料が収容される液
体材料タンク17と、気化器18と、各流量コントロー
ラ23、25、30を備え、さらに気化器18と処理室
20との間に配設した配管切替えバルブ機構52を備え
る。本実施の形態においては、特に、配管切替えバルブ
機構52を図8に示したガス逆拡散防止機構付き操作弁
45とベント側開閉弁53とから構成される。操作弁4
5の開閉弁32がチャンバ側開閉弁に相当する。その他
の構成は図5と同様であり、対応する部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0055】本実施の形態のCVD装置51の基本的な
動作は、前述の図4と同様である。本例では成膜時以外
のときは、開閉弁32が閉じ、シールドガスの遮断弁が
閉じられ、混合ガス21はベント側開閉弁53を通じて
ベント側へ排気され、シールドガス14もガス逆拡散防
止機構1への供給が遮断される。このCVD装置51で
は、配管切替えバルブ機構52にガス逆拡散防止機構付
き操作弁45を用いるので、逆拡散ガスの防止を可能に
したCVD装置の構成を簡素化することができる。
【0056】図10は、本発明に係るガス逆拡散防止機
構付き気化器の実施の形態を示す。本実施の形態に係る
ガス逆拡散防止機構付き気化器61は、液体材料を導入
する液体材料導入口62、キャリアガスを導入するキャ
リアガス導入口63を備えた気化器本体18Aと、気化
器本体18Aの気化材料ガスを排出する出口、即ち液体
材料を気化し、気化材料ガスとキャリアガスとの混合ガ
スを排出する出口64に一体に取付けたガス逆拡散防止
機構1とを有して成る。ガス逆拡散防止機構1は、前述
の図1と同様の構成であるので、図1と対応する部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0057】本実施の形態のガス逆拡散防止機構付き気
化器61によれば、気化器本体18Aの出口64の直後
で下流側からの逆拡散ガスの気化器本体18A内への進
入を阻止することができる。
【0058】図11は、上述の図10のガス逆拡散防止
機構付き気化器61を用いた半導体製造装置の他の実施
の形態を示す。本例も液体材料気化供給システムを備え
たCVD装置に適用した場合である。本実施の形態に係
るCVD装置67は、前述の図5と同様に、半導体ウェ
ーハが配置される処理装置20と、液体材料が収容され
る液体材料タンク17と、配管切替えバルブ22と、各
流量コントローラ23、25、30を備え、さらに配管
切替えバルブ22の下流側に本発明によるガス逆拡散防
止機構付き気化器61を備えて成る。その他の構成は図
5と同様であり、対応する部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0059】本実施の形態のCVD装置67の基本的な
動作は、前述の図5と同様である。このCVD装置67
では、ガス逆拡散防止機構付き気化器61を用いるの
で、ガス逆拡散防止を可能にしたCVD装置の構成を簡
素化することができる。
【0060】上述の実施の形態を、例えば低蒸気圧の液
体材料を気化供給する手段を用いた比較的高真空度CV
Dプロセスに適用するときは、処理室(反応容器)内に
供給された液体気化材料ガス以外の材料ガスが、CVD
プロセス中に液体気化材料ガスの輸送配管を逆拡散する
ことを、機械作動的な逆流防止措置手段を用いることな
く、また、気化、輸送、プロセス条件等を大きく変更す
ること無く実現し、気化器内での液体材料との逆拡散ガ
スの反応を防ぐことができる。
【0061】本発明の実施においては、液体材料を特定
するものではなく、例示したTEOS及びPET以外の
液体材料にも適応可能である。さらに、図6、図8に示
すようにガス逆拡散防止機構をバルブハウジングに組み
込んだ構造、図10に示すようにガス逆拡散防止機構を
気化器に組み込んだ構造は、これに限ったものでなく、
材料、加工手順、バルブ及び気化器の構造、性能に応じ
て機能的に様態を変えて適応できるものである。
【0062】上例では、本発明の液体材料気化供給装置
を、半導体装置の一つであるCVD装置に適用したが、
その他の半導体製造装置、或いは半導体製造装置以外の
液体材料気化供給装置に適用できるものである。上例で
は、本発明の液体材料気化供給方法を、半導体製造装置
の一つであるCVD装置のガス供給方法に適用したが、
その他の半導体製造装置のガス供給方法、或いは半導体
製造装置以外の液体材料気化供給方法に適用できる。本
発明のガス逆拡散防止を可能にしたガス供給方法は、半
導体製造用に限らず、他のガス供給方法にも適用でき
る。
【0063】
【発明の効果】本発明のガス供給方法によれば、ガス供
給配管途中の管内壁に形成した不連続部を通して下流側
配管内壁に沿ってシールド用ガスを導入することで、主
たるガスの供給に際して、機械作動的な逆流防止手段を
用いずに下流側からのガス逆拡散を防止することができ
る。従って、例えば逆拡散ガスとの不要な反応を起こさ
せることなく、正常な状態で主たるガスの供給を可能に
する。本発明のガス逆拡散防止方法によれば、ガス下流
側に向かってガス供給配管の内径より細くした異径管を
設けて、異径管と下流側ガス供給管との間に形成した不
連続部を通して下流側配管内壁に沿ってシールド用ガス
を導入することにより、主たるガスの供給に際して、機
械作動的な逆流防止手段を用いずに、下流側からの逆拡
散ガスを防止することができる。本発明のガス逆拡散防
止装置によれば、機械作動的な逆流防止手段を用いるこ
となく、また、ガス輸送等の条件を大幅に変更すること
なく、下流側からの逆拡散ガスを防止することができ
る。
【0064】本発明のガス逆拡散防止機構付き操作弁に
よれば、操作弁のハウジング内にガス逆拡散防止機構が
一体に組み込まれるので、操作弁とガス逆拡散防止の両
機能を併せ持つ単一構成品としてコンパクト化され、ガ
ス供給装置に適用した場合に構成の簡略化を図ることが
できる。本発明のガス逆拡散防止機構付き気化器によれ
ば、気化器にガス逆拡散防止機構が一体に組み込まれる
ので、気化器とガス逆拡散防止の両機能を併せ持つ単一
構成品としてコンパクト化され、ガス供給装置に適用し
た場合に構成の簡略化を図ることができる。
【0065】本発明の液体材料気化供給方法によれば、
機械作動的な逆流防止手段を用いずに、下流側からの逆
拡散ガスを防止し、正常な状態で処理室内へ気化材料ガ
スを供給することができる。本発明の液体材料気化供給
装置によれば、機械作動的な逆流防止手段を用いずに、
下流側からの逆拡散ガスを防止し、正常な状態で処理室
内へ気化材料ガスを供給することができる。
【0066】本発明の半導体製造装置におけるガス供給
方法によれば、機械作動的な逆流防止手段を用いずに、
下流側からの逆拡散ガスを防止し、液体材料を気化した
気化材料ガスを正常な状態で処理室内へ供給することが
できる。本発明の半導体製造装置によれば、機械作動的
な逆流防止手段を用いずに、下流側からの逆拡散ガスを
防止し、液体材料を気化した気化材料ガスを正常な状態
で処理室内へ供給することができ、半導体ウェーハに対
する例えば成膜等の処理を適正に行うことができる。
【0067】本発明を、例えば、低蒸気圧の液体材料を
気化供給する手段を用いた比較的高真空度CVDプロセ
スに適用するときは、処理室(反応容器)内に供給され
た気化材料ガス以外の材料ガスが、CVDプロセス中に
気化材料ガスの輸送配管を逆拡散することを防止するこ
とができ、即ち、機械作動的な逆流防止措置手段を用い
ることなく、また気化、輸送、プロセス条件等を大きく
変更することなく逆拡散ガスの防止を実現し、気化器内
での液体材料と逆拡散ガスの反応を阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス逆拡散防止装置の一実施の形
態を示す構成図である。
【図2】図1のガス逆拡散防止装置の各部の寸法を示す
説明図である。
【図3】本発明に係るガス逆拡散防止装置の他の実施の
形態を示す構成図である。
【図4】図3のガス逆拡散防止装置の各部の寸法を示す
説明図である。
【図5】本発明に係る半導体製造装置の一実施の形態を
示すもので、図1のガス逆拡散防止装置を適用したCV
D装置の構成図である。
【図6】本発明にに係るガス逆拡散防止機構付き操作弁
の一実施の形態を示す構成図である。
【図7】本発明に係る半導体製造装置の他の実施の形態
を示すもので、図6のガス逆拡散防止機構付き操作弁を
適用したCVD装置の構成図である。
【図8】本発明に係るガス逆拡散防止機構付き操作弁の
他の実施の形態を示す構成図である。
【図9】本発明に係る半導体製造装置の他の実施の形態
を示すもので、図8のガス逆拡散防止機構付き操作弁を
適用したCVD装置の構成図である。
【図10】本発明に係るガス逆拡散防止付き気化器の実
施の形態を示す構成図である。
【図11】本発明に係る半導体製造装置の他の実施の形
態を示すもので、図10のガス逆拡散防止機構付き気化
器を適用したCVD装置の構成図である。
【図12】従来のCVD装置を示す構成図である。
【図13】A〜B 配管内のガスフロー概念図である。
【符号の説明】
1・・・ガス逆拡散防止装置、2〔2A,2B〕・・・
ガス供給配管、3・・・異径管、4・・・空間、5・・
・不連続部、6・・・隙間、7・・・外囲部材、8・・
・キャップ、9・・・逆拡散ガス、10・・・シールド
ガス供給配管、11・・・取付け部材、13・・・主た
るガス、14・・・シールドガス、16、41、51、
67・・・CVD装置、17・・・液体材料タンク、1
8・・・気化器、18A・・・気化器本体、19シール
ドガス、20・・・処理室、21・・・混合ガス、22
・・・配管切替えバルブ、22a・・・チャンバ側開閉
弁、22b・・・ベント開閉弁、24・・・液体材料、
23、25、30・・・流量コントローラ、29・・・
開閉弁、31、45・・・ガス逆拡散防止機構付き操作
弁、32・・・開閉弁、33・・・ハウジング、34・
・・ガス流通路、35、46・・・弁座、36、47・
・・ダイアフラム、39・・・シールドガス流通路、4
2、52・・・配管切替え機構、43、53・・・開閉
弁、61・・・ガス逆拡散防止機構付き気化器、62・
・・出口、63・・・導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA11 AA14 AA18 BA29 CA04 CA12 EA01 EA05 FA10 JA20 KA43 5F045 AA06 EB02 EE01 EE20 (54)【発明の名称】 ガス供給方法、ガス逆拡散防止方法、ガス逆拡散防止装置、ガス逆拡散防止機構付き操作弁、ガ ス逆拡散防止機構付き気化器、液体材料気化供給方法と液体材料気化供給装置、及び半導体製造 装置におけるガス供給方法と半導体製造装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給配管の途中に管内壁の不連続部
    を形成し、 前記不連続部を通して下流側のガス供給配管の内壁に沿
    ってシールド用ガスを導入しながら、ガス供給配管の上
    流側から主たるガスを供給することを特徴とするガス供
    給方法。
  2. 【請求項2】 内径をガス流の下流側に向かってガス供
    給配管の内径より細くした異径管を設け、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス供給配管との間
    に形成した不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に
    沿ってシールド用ガスを導入し、下流側からの逆拡散ガ
    スを防止することを特徴とするガス逆拡散防止方法。
  3. 【請求項3】 内径を主ガス流の下流側に向かってガス
    供給配管の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス供給配管との間
    に形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿っ
    て、下流側からの逆拡散ガスを防止するシールド用ガス
    を導入するシールド用ガス導入部とから成ることを特徴
    とするガス逆拡散防止装置。
  4. 【請求項4】 ガス流通路を有し主ガス流通の開閉弁が
    設けられたハウジング内に、下流側からの逆拡散ガスを
    防止するガス逆流防止機構が一体に組み込まれ、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部とから
    成ることを特徴とするガス逆拡散防止機構付き操作弁。
  5. 【請求項5】 主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジ
    ング内に、シールド用ガスを導入して下流側からの逆拡
    散ガスを防止するガス逆流防止機構と、前記シールド用
    ガスの遮断弁とが一体に組み込まれ、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とするガス逆拡散防止機構付き操作
    弁。
  6. 【請求項6】 液体材料を気化する気化器の出口側に、
    シールド用ガスを導入して下流側からの逆拡散ガスを防
    止するガス逆流防止機構が取り付けられ、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とするガス逆拡散防止機構付き気化
    器。
  7. 【請求項7】 液体材料供給手段からの液体材料を気化
    手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構を通して、前記不連続
    部から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用
    ガスを供給しながら切替え手段を通じて処理室に供給す
    ることを特徴とする液体材料気化供給方法。
  8. 【請求項8】 液体材料供給手段からの液体材料を気化
    手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構が、主ガス流通の開閉
    弁が設けられたハウジング内に一体に組み込まれてなる
    ガス逆拡散防止機構付き切替え手段を通じて、前記ガス
    逆拡散防止機構の不連続部から下流側のガス供給配管の
    内壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら処理室に供
    給することを特徴とする液体材料気化供給方法。
  9. 【請求項9】 液体材料供給手段からの液体材料を気化
    手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構と前記シールド用ガス
    の遮断弁とが、主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジ
    ング内に一体に組み込まれてなるガス逆拡散防止機構付
    き切替え手段を通じて、前記ガス逆拡散防止機構の不連
    続部から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド
    用ガスを供給しながら処理室に供給することを特徴とす
    る液体材料気化供給方法。
  10. 【請求項10】 液体材料供給手段からの液体材料を、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構が、出口側に取付けら
    れてなるガス逆拡散防止機構付き気化手段により気化
    し、 該気化材料ガスを、前記ガス逆拡散防止機構の不連続部
    から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用ガ
    スを供給しながら切替え手段を通じて処理室に供給する
    ことを特徴とする液体材料気化供給方法。
  11. 【請求項11】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段と、 前記気化手段と前記切替え手段との間にシールド用ガス
    を導入して下流側からの逆拡散ガスを防止するガス逆流
    防止機構とを備え、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする液体材料気化供給装置。
  12. 【請求項12】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記切替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられたハ
    ウジング内に、下流側からの逆拡散ガスを防止するガス
    逆流防止機構が一体に組み込まれたガス逆拡散防止機構
    付き切替え弁から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする液体材料気化供給装置。
  13. 【請求項13】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記切替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられたハ
    ウジング内に、シールド用ガスを導入して下流側からの
    逆拡散ガスを防止するガス逆流防止機構と、前記シール
    ド用ガスの遮断弁とが一体に組み込まれたガス逆拡散防
    止機構付き切替え手段から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする液体材料気化供給装置。
  14. 【請求項14】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記気化器は、出口側に、シールド用ガスを導入して下
    流側からの逆拡散ガスを防止するガス逆流防止機構が取
    り付けられたガス逆拡散防止機構付き気化器から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする液体材料気化供給装置。
  15. 【請求項15】 液体材料供給手段からの液体材料を気
    化手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構を通して、前記不連続
    部から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用
    ガスを供給しながら切替え手段を通じて半導体ウェーハ
    処理室に供給することを特徴とする半導体製造装置にお
    けるガス供給方法。
  16. 【請求項16】 液体材料供給手段からの液体材料を気
    化手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構が、主ガス流通の開閉
    弁が設けられたハウジング内に一体に組み込まれてなる
    ガス逆拡散防止機構付き切替え手段を通じて、前記ガス
    逆拡散防止機構の不連続部から下流側のガス供給配管の
    内壁に沿ってシールド用ガスを供給しながら半導体ウェ
    ーハ処理室に供給することを特徴とする半導体製造装置
    におけるガス供給方法。
  17. 【請求項17】 液体材料供給手段からの液体材料を気
    化手段により気化し、 該気化材料ガスを、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構と前記シールド用ガス
    の遮断弁とが、主ガス流通の開閉弁が設けられたハウジ
    ング内に一体に組み込まれてなるガス逆拡散防止機構付
    き切替え手段を通じて、前記ガス逆拡散防止機構の不連
    続部から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド
    用ガスを供給しながら半導体ウェーハ処理室に供給する
    ことを特徴とする半導体製造装置におけるガス供給方
    法。
  18. 【請求項18】 液体材料供給手段からの液体材料を、 内径をガス流の下流側に向かってガス供給配管の内径よ
    り細くした異径管を有し、該異径管と下流側のガス供給
    管との間の不連続部からシールド用ガスを導入するよう
    に構成されたガス逆拡散防止機構が、出口側に取付けら
    れてなるガス逆拡散防止機構付き気化手段により気化
    し、 該気化材料ガスを、前記ガス逆拡散防止機構の不連続部
    から下流側のガス供給配管の内壁に沿ってシールド用ガ
    スを供給しながら切替え手段を通じて半導体ウェーハ処
    理室に供給することを特徴とする半導体製造装置におけ
    るガス供給方法。
  19. 【請求項19】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    半導体ウェーハ処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段と、 前記気化手段と前記切替え手段との間にシールド用ガス
    を導入して下流側からの逆拡散ガスを防止するガス逆流
    防止機構とを備え、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする半導体製造装置。
  20. 【請求項20】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    半導体ウェーハ処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記切替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられたハ
    ウジング内に、下流側からの逆拡散ガスを防止するガス
    逆流防止機構が一体に組み込まれたガス逆拡散防止機構
    付き切替え手段から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする半導体製造装置。
  21. 【請求項21】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    半導体ウェーハ処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記切替え手段は、主ガス流通の開閉弁が設けられたハ
    ウジング内に、シールド用ガスを導入して下流側からの
    逆拡散ガスを防止するガス逆流防止機構と、前記シール
    ド用ガスの遮断弁とが一体に組み込まれたガス逆拡散防
    止機構付き切替え手段から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする半導体製造装置。
  22. 【請求項22】 液体材料供給手段と、 液体材料の気化手段と、 液体材料を気化した気化材料ガスを供給して処理を行う
    半導体ウェーハ処理室と、 前記気化手段と前記処理室との間に気化材料ガスの流路
    を切り換える切替え手段とを備え、 前記気化器は、出口側に、シールド用ガスを導入して下
    流側からの逆拡散ガスを防止するガス逆流防止機構が取
    り付けられたガス逆拡散防止機構付き気化器から成り、 前記ガス逆流防止機構が、 内径を主ガス流の下流側に向かって前記開閉弁に通じる
    ガス流通路の内径より細くした異径管と、 前記異径管の内径が細い端部と前記ガス流通路との間に
    形成された不連続部と、 前記不連続部を通して前記ガス供給配管の内壁に沿って
    前記シールド用ガスを導入するシールド用ガス導入部と
    から成ることを特徴とする半導体製造装置。
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CN108699689B (zh) * 2016-01-15 2021-06-15 艾克斯特朗欧洲公司 用于在涂层设备中制备过程气体的装置

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