JP2003217891A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2003217891A
JP2003217891A JP2002017789A JP2002017789A JP2003217891A JP 2003217891 A JP2003217891 A JP 2003217891A JP 2002017789 A JP2002017789 A JP 2002017789A JP 2002017789 A JP2002017789 A JP 2002017789A JP 2003217891 A JP2003217891 A JP 2003217891A
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discharge lamp
frequency
lighting device
lamp lighting
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JP2002017789A
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Naoki Onishi
尚樹 大西
Yoshinobu Murakami
善宣 村上
Shigeru Ido
滋 井戸
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル制御式の調光用放電灯点灯装置にお
いて、放電灯を調光した場合に、照度チラツキの生じな
い放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 直流電源回路と、電圧変換回路と、少な
くとも1つのスイッチング素子を有し、インバータ回路
と、負荷回路と、スイッチング素子の駆動周波数を段階
的に変化させるデジタル制御手段と、周期的に駆動周波
数を第1の駆動周波数(駆動周波数f1)から第1の駆
動周波数よりも低い第2の駆動周波数(駆動周波数f
2)に切り替える周波数切替手段と、を備えた放電灯点
灯装置において、駆動周波数f1で放電灯が点灯してい
る区間をTA、デジタル制御手段1が、区間TA内の位
相の進行とともに駆動周波数f1を変化させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものであり、さらに詳しくは、放電灯の調光が可
能な放電灯点灯装置に関する。
【従来の技術】近年、調光用の放電灯点灯装置が、演出
・省エネルギーなどを目的として様々な場面で使用され
るようになってきている。このような調光用放電灯点灯
装置としては、従来から、商用電源からの電圧を整流し
所望の直流電圧に変換し出力するチョッパー回路と、チ
ョッパー回路の直流電圧を交流の矩形波電圧に変換する
インバータ回路と、インバータ回路に接続され放電灯及
びLC共振回路を有する負荷回路と、を備えたものが一
般的である。そして、このような調光用放電灯点灯装置
においては、インバータ回路が有するスイッチング素子
の駆動周波数をアナログ的に制御するものが一般的であ
った。最近では、このようなアナログ制御式の調光用放
電灯点灯装置に代わるものとして、マイコン等を使用し
た、より制御性の高いデジタル制御式の調光用放電灯点
灯装置が普及してきている。また、従来から、放電灯を
調光状態で点灯させるために、スイッチング素子の駆動
周波数を変化させて、放電灯にパルス電圧を周期的に重
畳させる方式が用いられている。この種の従来例とし
て、たとえば、特開平7−45386号公報のものが挙
げられる。このものでは、高周波で点灯される放電灯の
両端に周期的に高電圧を印加することにより安定した調
光点灯を維持する手段を備えた放電灯点灯装置におい
て、放電灯に周期的に印加する高電圧を停止させること
により放電灯の消灯を行っている。また、放電灯に周期
的に印加する高電圧のピーク値を徐々に低下させたり、
放電灯に周期的に印加する高電圧の周期を徐々に長くす
ることにより、放電灯のフェードアウト消灯を行ってい
る。
【発明が解決しようとする課題】ところが、デジタル制
御にて上記従来例のように駆動周波数を変化させた場合
には、駆動周波数は離散的に変化してしまう。これは、
駆動周波数がマイコンのクロック信号を基準に決定され
ているからである。マイコンのクロック信号の周波数
は、通常数kHzで、この程度の周波数で駆動周波数が
変化しこれに伴い放電灯の照度、すなわち、調光レベル
が変化すると、人間の目に不快なチラツキの原因となる
場合がある。本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
であり、その目的とするところは、周期的なパルス電圧
を放電灯に重畳するデジタル制御式の調光用放電灯点灯
装置において、放電灯の調光レベルを変化させた場合
に、不快な照度チラツキの生じさせない放電灯点灯装置
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置は、直流電源回路と;直流電源回路からの電圧を
他の電圧に変換し出力する電圧変換回路と;少なくとも
1つのスイッチング素子を有し、電圧変換回路からの電
圧を高周波の電圧に変換し出力するインバータ回路と;
放電灯及びLC共振回路を含み、インバータ回路からの
高周波の電圧により共振動作をする負荷回路と;スイッ
チング素子の駆動周波数を段階的に変化させるデジタル
制御手段と;周期的に駆動周波数を第1の駆動周波数
(駆動周波数f1)から第1の駆動周波数よりも低い第
2の駆動周波数(駆動周波数f2)に切り替える周波数
切替手段と;を備えた放電灯点灯装置において、駆動周
波数f1で放電灯が点灯している区間をTA、デジタル
制御手段が、区間TA内の位相の進行とともに駆動周波
数f1を変化させることを特徴とするものである。この
ような放電灯点灯装置においては、人間の目にチラツキ
又は照度の変化を感じさせない十分な分解能で放電灯L
Aの照度が段階的に変化する。請求項2記載の放電灯点
灯装置は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、駆
動周波数f2で放電灯が点灯している区間をTBとした
ときに、デジタル制御手段が、区間TB内の位相の進行
とともに駆動周波数f2を変化させることを特徴とする
ものである。請求項3記載の放電灯点灯装置は、請求項
1記載の放電灯点灯装置において、区間TAを複数の区
間TA(1)〜TA(n)(nは自然数)に分割し、段
階的に変化する駆動周波数をf(k)(駆動周波数f2
≦駆動周波数f(k)≦駆動周波数f1)としたとき
に、デジタル制御手段が、区間TA(1)からTA
(n)に進むにつれて駆動周波数を駆動周波数f1から
駆動周波数f(k)に変化させるとともに、TA(n)
までの全ての区間の駆動周波数が駆動周波数f(k)に
なった後に駆動周波数をf(k)からf(k―1)(駆
動周波数f2≦駆動周波数f(k−1)≦駆動周波数f
(k)≦駆動周波数f1)に順次、変化させていくこと
を特徴とするものである。請求項4記載の放電灯点灯装
置は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、区間T
Aを複数の区間TA(1)〜TA(n)(nは自然数)
に分割したときに、デジタル制御手段が、区間TA
(1)の駆動周波数が駆動周波数f1から駆動周波数f
2に変化した後に順次、区間TA(2)〜区間TA
(n)の駆動周波数を駆動周波数f1から駆動周波数f
2へと変化させていくことを特徴とするものである。請
求項5記載の放電灯点灯装置は、請求項2又は3記載の
放電灯点灯装置において、区間TBを複数の区間TB
(1)〜TB(m)(mは自然数)に分割し、段階的に
変化する駆動周波数をf(l)(f2≦f(l)≦f
1)としたときに、区間TB(1)からTB(m)に進
むにつれて駆動周波数を駆動周波数f2から駆動周波数
f(l)に変化させるとともに、TB(m)までの全て
の区間の駆動周波数が駆動周波数f(l)になった後に
駆動周波数をf(l)からf(l+1)(駆動周波数f
2≦駆動周波数f(l)≦駆動周波数f(l+1)≦駆
動周波数f1)に変化させていくことを特徴とするもの
である。請求項6記載の放電灯点灯装置は、周期的に発
生する駆動周波数f2での動作の区間をTB1、TB
2、区間TB1と区間TB2との間の駆動周波数f1で
動作している区間をTAとしたときに、デジタル制御手
段が、区間TAの駆動周波数f1及び区間TB2の駆動
周波数f2を制御し、区間TAを短くしていくことを特
徴とするものである。このような放電灯点灯装置におい
ては、デジタル制御手段が、区間TAの駆動周波数f1
及び区間TB2の駆動周波数f2を制御し、周期的に発
生している駆動周波数f2での動作の区間、すなわち、
放電灯電圧の高い区間同士の間隔を徐々に短くしてい
く。請求項7記載の放電灯点灯装置は、請求項6記載の
放電灯点灯装置において、区間TAを複数の区間TA
(1)〜TA(n)(nは自然数)に分割し、区間TB
2を複数の区間TB2(1)〜TB2(m)(mは自然
数)に分割したときに、区間TA(n)の駆動周波数を
駆動周波数f1から駆動周波数f2へと変化させるとと
もに区間TB2(m)の駆動周波数を駆動周波数f2か
ら駆動周波数f1へと変化させることを特徴とするもの
である。請求項8記載の放電灯点灯装置は、請求項1な
いし7のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置におい
て、デジタル制御手段は、スイッチング素子のデューテ
ィを切り替えるデューティ切替手段を有し、デューティ
切替手段により駆動周波数の変化による放電灯の照度を
相殺する制御を行うことを特徴とするものである。デュ
ーティ切替手段により、スイッチング素子のデューティ
を制御すると、駆動周波数制御の効果に加え、人間の目
にチラツキ又は照度の変化を感じさせない、より詳密な
分解能で放電灯LAの照度が段階的に変化する。請求項
9記載の放電灯点灯装置は、請求項8記載の放電灯点灯
装置において、駆動周波数を低くするとともにデューテ
ィを50%から増加又は減少させる制御を行うことを特
徴とするものである。請求項10記載の放電灯点灯装置
は、請求項8記載の放電灯点灯装置において、駆動周波
数を高くするとともにデューティを50%に近づける制
御を行うことを特徴とするものである。請求項11記載
の放電灯点灯装置は、請求項1ないし9のいずれか1つ
に記載の放電灯点灯装置において、放電灯点灯装置が、
電圧変換回路の出力電圧を切り替える出力電圧切替手段
を有し、出力電圧切替手段により駆動周波数の増減方向
と出力電圧の増減方向とを一致させる制御を行うことを
特徴とするものである。このような放電灯点灯装置にお
いては、出力電圧切替手段により、電圧変換回路の出力
電圧を制御すると、駆動周波数制御の効果に加え、人間
の目にチラツキ又は照度の変化を感じさせない、より詳
密な分解能で放電灯LAの照度が段階的に変化する。請
求項12記載の放電灯点灯装置は、請求項11記載の放
電灯点灯装置において、駆動周波数を低くするとともに
出力電圧を小さくする制御を行うことを特徴とするもの
である。請求項13記載の放電灯点灯装置は、請求項1
1記載の放電灯点灯装置において、駆動周波数を高くす
るとともに出力電圧を大きくする制御を行うことを特徴
とするものである。請求項14記載の放電灯点灯装置
は、デジタル制御手段は、調光信号のレベルに応じて駆
動周波数を変化させる複数のデータテーブルを有すると
ともに、補正された調光信号に応じてデータテーブルを
補正するデータテーブル補正手段を備えていることを特
徴とするものである。このような放電灯点灯装置におい
ては、たとえば、放電灯点灯装置を構成する電子部品に
ばらつきが生じた場合にでも、デジタル制御手段の外部
からの調光信号で調光特性を制御する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1ないし図5を参照して説明する。図1に示す放電
灯点灯装置は、直流電源回路(交流電源ACと;コンデ
ンサC1、フィルタLF1及びコンデンサC2を有する
入力フィルタ回路と;整流回路DBと;を備える)と;
電圧変換回路(スイッチング素子Q1、Q2、ダイオー
ドD1、D2及びインダクタL1)と;平滑回路(コン
デンサC3)と;インバータ回路(スイッチング素子Q
3及びQ4)と;負荷回路(共振用インダクタL2、共
振用コンデンサC6及び放電灯LAと)と;直流遮断コ
ンデンサC4と;スイッチング素子Q3及びQ4の駆動
周波数を段階的に変化させるデジタル制御手段1と;イ
ンバータ回路が有するスイッチング素子を駆動する駆動
手段2と;デジタル制御手段1に調光信号を送信する調
光器3と;を備えている。以下、各部の構成を詳述す
る。交流電源ACは、商用の交流電源であり、電圧は、
たとえば、100V、200V又は240Vである。入
力フィルタ回路は、交流電源ACからの雑音をインバー
タ回路に侵入するのを防止したり、あるいは逆に、イン
バータ回路からの雑音が電源側に漏れるのを防止するも
のである。整流回路DBは、交流電源ACからの交流電
圧を脈流電圧に整流するものであり、たとえば、ダイオ
ードブリッジで構成する。電圧変換回路は、整流回路D
Bからの電圧を他の電圧に変換するものであり、本実施
の形態では、昇降圧チョッパー回路を採用している。こ
の回路の動作は周知なので、動作説明は省略する。ここ
で、電圧変換回路は、昇降圧チョッパー回路の他に昇圧
チョッパー、降圧チョッパー、あるいは極性反転チョッ
パー回路であっても構わない。要は、ある直流電圧を別
の直流電圧に変換するものであれば、どのような回路構
成でも構わない。なお、電圧変換回路の出力電圧をVd
cとしている。平滑回路であるコンデンサC3は、電圧
変換回路の出力電圧を平滑するものであり、たとえば、
電解コンデンサで構成する。インバータ回路は、コンデ
ンサC3からの直流電圧をスイッチング素子Q3及びQ
4のオン/オフ動作により矩形波電圧に変換するもので
あり、たとえば、電界効果トランジスタで構成する。本
実施の形態では、インバータ回路として、スイッチング
素子Q3及びQ4を有するいわゆる2石式のハーフブリ
ッジ型インバータ回路を採用しているが、もちろん、イ
ンバータ回路の回路方式としては、このものに限られ
ず、フルブリッジ式、1石式、あるいはプッシュプル式
のインバータ回路であってもよい。なお、このハーフブ
リッジ型インバータ回路の動作も周知なので、動作説明
は省略する。負荷回路は、インダクタL2とコンデンサ
C6との直列共振回路の共振動作により放電灯LAを始
動/点灯させるものである。放電灯LAは、たとえば、
両端にフィラメントを有する蛍光灯である。ここで、通
常点灯時の放電灯LAの放電灯電圧が高い場合には、別
途、放電灯LAを2次側とする絶縁トランスやリーケー
ジトランスを設けてもよい。直流遮断コンデンサC4
は、インバータ回路に流れる直流成分を遮断するもので
あり、これにより、インバータ回路は交流電圧でのみ動
作することになる。コンデンサC4の容量は、通常はコ
ンデンサC6のそれよりも大きく設定されている。デジ
タル制御手段1は、駆動手段2に駆動手段2が発する駆
動周波数を制御するものである。このデジタル制御手段
1は、タイマ1a、プログラム1b、周波数切替手段1
c及びタイマ1dを有している。そして、プログラム1
bと周波数切替手段1cとでマイコンを構成している。
このマイコンとしては、たとえば、STマイクロエレク
トロニクス社製のシングルプログラマーST72215
を用いてもよい。このデジタル制御手段1は、本実施の
形態の要部なので、構成をさらに詳述する。タイマ1a
は、数kHzのクロック周波数を発生させ、プログラム
1bに送信するものであり、内部に発振器を有してい
る。そして、この発振器としては、たとえば、クロック
周波数が可変であるRCオシレーターを用いてもよい。
そして、このクロック信号は、駆動周波数を変化させる
タイミング信号の役割をしている(以下、このクロック
信号を周波数切替信号という。)。すなわち、タイマ1
aの発する周波数切替信号として、図1に示す周波数切
替信号bを発したときは、その周波数切替信号bの送信
を受けて、プログラム1b、周波数切替手段1cを介し
て、タイマ1dが、駆動手段2の発する駆動周波数が駆
動周波数bとなるように制御する。具体的な数字を挙げ
て説明する。たとえば、インバータ回路が55kHzの
駆動周波数で動作している場合において、駆動周波数を
55kHzから50kHzに変化させるときを考える。
タイマ1aが周波数切替信号bを発すると、上記動作に
より駆動手段2の発する駆動周波数を55kHzから5
4kHzに駆動周波数の位相の進行とともに変化する。
つぎに、タイマ1aが駆動周波数を54kHzから53
kHzに変化させるための周波数切替信号bを発する。
この周波数切替信号bが発せられるまでには、駆動周波
数は54kHzとなっている。インバータの駆動周波数
55kHz又は54kHzといった高周波であるのに対
して、タイマ1aのクロック周波数は数kHzだからで
ある。このため、タイマ1aが駆動周波数を54kHz
から53kHzに変化させるための周波数切替信号bを
発し、その信号が周波数切替手段1cに達するまでに、
駆動周波数は54kHzに時系列的に変化し終えている
のである。このようにデジタル制御手段1は、離散的で
はあるが詳密な分解能でもって駆動周波数を変化させる
ことができ、アナログ制御に近い駆動周波数の変化態様
を実現することができる。つぎに、駆動手段2は、イン
バータ回路を構成するスイッチング素子Q3及びQ4の
駆動周波数又はデューティを制御するものである。具体
的な回路構成としては、たとえば、インターナショナル
レクティファイアー社製の高耐圧集積回路IR2110
を用いてもよい。調光器3は、調光信号を生成しデジタ
ル制御手段1に調光信号を送信するものであり、たとえ
ば、松下電工社製の調光器NQ21560−321を用
いてもよい。つぎに、本実施の形態の動作を図2に基づ
いて説明する。図2(a)及び(b)の横軸tは経過時
間を示しており、図2(a)の縦軸は放電灯LAの両端
に印可される電圧Vlaを、図2(b)縦軸は駆動周波
数fを、示している。ここで、駆動周波数がf=f1の
ときの電圧VlaをVla=Vla2、駆動周波数がf
=f2のときの電圧VlaをVla=Vla1、駆動周
波数がf=f3のときの電圧VlaをVla=Vla3
としている。また、本実施の形態では、タイマ1aから
の周波数切替信号を受けて、駆動周波数がf1からf3
に7ステップにて離散的に変化するものとする。ここ
で、各ステップに対応する離散的な駆動周波数を、f1
=f(1)、f(2)、・・・、f3=f(7)(f
(1)≧f(2)≧・・・f(7))とし、さらに、f
3からf2までを2ステップとして、上記と同様に各ス
テップに対応する離散的な駆動周波数を、f3=f
(7)、f(8)、f2=f(9)(f(7)≧f
(8)≧f(9))とする。また、本実施の形態では、
パルス電圧が重畳される周期をTとし、駆動周波数f=
f1にて放電灯点灯装置が動作している区間TA、駆動
周波数f=f2にて放電灯点灯装置が動作している区間
TBとし、さらに、区間TAを21の区間に分割してお
り、それぞれの区間をTA(1)、TA(2)、・・・
TA(21)(位相の進度は、TA(1)<TA(2)
<・・・<TA(21)である。)としている。いま、
図2において、放電灯LAは放電灯電圧がVla2で調
光点灯しており、この放電灯LAに、周期Tにて放電灯
にVla1のパルス電圧が重畳されている。この調光点
灯状態から、放電灯電圧がVla3である調光点灯状態
に調光レベルが変化する場合を考える。上述したよう
に、タイマ1aから周波数切替信号bが送信されると、
プログラム1bの命令に基づいて、区間TA(1)の駆
動周波数がf(1)→f(2)へと変化する、すなわ
ち、区間TA(1)の放電灯電圧Vlaが上昇するとと
もに放電灯LAの照度が微増する。つぎに、区間TA
(2)の駆動周波数がf(1)→f(2)へと変化し、
放電灯LAの照度がさらに微増する。そして、逐次、区
間TA(21)までの駆動周波数がf(1)→f(2)
へと変化してしまうと、今度は、区間TA(1)の駆動
周波数がf(2)→f(3)へと変化する。このよう
に、上記動作を逐次繰り返していき、本実施の形態で
は、21×7=147のステップにて調光レベルを変化
させている。本実施の形態では、区間TA(1)〜区間
TA(21)の駆動周波数をすべて同時にf(1)→f
(2)に変化させる従来のデジタル制御と比較し、十分
な分解能でもって駆動周波数を変化させているので、人
間の目にチラツキ又は段階的な照度の変化を感じさせる
ことなく、放電灯LAの照度を段階的に変化させること
ができる。したがって、使用者の目には連続的な照度の
変化として感じさせることができ、使用者に不快感を与
えることがない。もちろん、区間TA及び駆動周波数の
分割態様は、使用者に不快感を与えない範囲で適宜設定
すればよい。また、放電灯点灯装置の電子部品に与える
ストレスを考慮した場合には、図3に示すように立ち上
り及び立ち下りの傾斜を有したパルス電圧を、放電灯L
Aに重畳させる場合がある。このような場合において
も、上記実施の形態と同様の制御を行うと、放電灯LA
に不快なチラツキを生じさせることなく、調光レベルを
変化させることができる。ここで、たとえば、放電灯L
Aの周囲温度の変化により、高いピーク値のパルス電圧
を重畳させる必要がなくなる場合がある。このような場
合においては、上記実施の形態の考え方を応用し、使用
者に不快感を与えることなくパルス電圧のピーク値を減
少させることができる。すなわち、今度はパルス電圧が
重畳されている区間TBを、区間TB(1)、TB
(2)、・・・TB(4)(位相の進度は、TB(1)
<TB(2)<・・・<TB(4)である。)に分割
し、上記実施の形態と同様に区間TB(1)の駆動周波
数から順次、f(9)→f(8)へと変化させていく。
プログラム1bの内容を適宜設定することにより、この
ような駆動周波数の制御も実現することができ、使用者
に不快感を与えることなくパルス電圧のピーク値を変化
させることができる。また、本実施の応用形態として、
図4に示す制御を行った場合においても、放電灯LAに
不快なチラツキを生じさせることなく、調光レベルを変
化させることができる。すなわち、まず、区間TA
(1)の駆動周波数をf(1)→f(2)に変化させ
る。つぎに、同じ区間の区間TA(1)の駆動周波数を
f(2)→f(3)に変化させる。そして、逐次、区間
TA(1)の駆動周波数をf(3)→f(4)へと変化
させ、区間TA(1)の駆動周波数がf(7)になる
と、つぎに、区間TA(2)の駆動周波数を順次、f
(7)まで変化させていく。このような制御を行って
も、上記実施の形態と同様に放電灯LAに不快なチラツ
キを生じさせることなく、調光レベルを変化させること
ができる。上記の駆動周波数の制御態様は、プログラム
1bの内容を適宜設定することにより簡単に実現するこ
とができる。また、図5に示すように放電灯LAに不快
なチラツキを生じさせることなく、調光レベルを変化さ
せるのと同時にパルス電圧のピーク値を変化させようと
する場合には、上記実施の形態を組み合わせた制御を行
えばよい。つぎに、本発明の第2の実施の形態を図6を
参照して説明する。本実施の形態の回路構成は、第1の
実施の形態の回路構成と同一構成であり、同一構成には
同一符号を付すことにより説明を省略する。本実施の形
態では、周期的に発生する駆動周波数f2での動作の区
間をTB1、TB2、区間TB1と区間TB2との間の
駆動周波数f1で動作している区間をTAとしたとき
に、区間TAの駆動周波数f1及び区間TB2の駆動周
波数f2を制御することにより、区間TAを短くしてい
き、放電灯点灯装置の調光レベルを変化させるものであ
る。以下、本実施の形態の動作を図6に基づいて説明す
る。図6では、第1の実施の形態と同様に区間TAを2
1区間に分割し、また、区間TB2を4区間に分割して
いる。そして、区間TB2の4区間をそれぞれ区間TB
2(1)、TB2(2)、・・・TB2(4)(位相の
進度は、TB2(1)<TB2(2)・・・<TB2
(4)である。)としている。本実施の形態によれば、
タイマ1aから周波数切替信号bが送信されると、プロ
グラム1bの命令に基づいて、区間TA(21)の駆動
周波数がf(1)から順次、f(2)、f(3)に増加
していくのと同時に、区間TB2(4)の駆動周波数が
f(9)から順次、f(8)、f(7)に減少してい
く。そして、区間TB1の駆動周波数は制御をしない。
このような制御を逐次、行っていくと、区間TAを短く
していくことができ、調光レベルを変化することができ
る。もちろん、第1の実施の形態と同様に、人間の目に
チラツキ又は照度の変化を感じさせない十分な分解能で
放電灯LAの照度を段階的に変化させることができ、使
用者の目には連続的な照度の変化として感じさせること
ができる。ここで、区間TA(21)及びTB2(4)
の駆動周波数の変化を同時に開始しなくてもよい。な
お、上記説明で特に言及していない作用、効果等は上記
実施の形態と同様である。つぎに、本発明の第3の実施
の形態を図7ないし図9を参照して説明する。図7に示
すデジタル制御手段1は、図1に示すデジタル制御手段
1にデューティ切替手段1eを付加したものである。す
なわち、本実施の形態ではプログラム1bにより、第1
の実施の形態で示した駆動周波数の制御に加え、デュー
ティも制御し、より詳密な分解能でもって放電灯LAの
照度を段階的に変化させるものである。以下、本実施の
形態の動作を図8に基づいて説明する。図8の横軸は、
デューティを示しており、駆動周波数を固定している場
合には通常、デューティが50%のときに照度が最大と
なる。縦軸は放電灯LAの照度を示している。また、円
弧状の曲線f(1)及びf(2)は、駆動周波数f
(1)及びf(2)での照度を示しており、駆動周波数
(1)>駆動周波数f(2)である。いま、第1の実施
の形態と同様に、タイマ1aから周波数切替信号bが送
信されると、プログラム1bの命令に基づいて、区間T
A(1)の駆動周波数がf(1)→f(2)へと変化す
る。第1の実施の形態では、タイマ1aから周波数切替
信号bが送信されると、区間TA(1)の駆動周波数が
f(1)→f(2)へと変化していたが、本実施の形態
においては、駆動周波数がf(1)→f(2)に変化す
る場合にプログラム1bの命令に基づいて、同時にデュ
ーティ切替手段1eによりデューティを50%から一旦
増加させ、駆動周波数がf(2)になるときに再びデュ
ーティが50%に戻る制御を行っている。すると、図8
の場合では、6ステップにて駆動周波数がf(1)→f
(2)に変化することになる。このような制御を行う
と、より詳密な分解能でもって放電灯LAの照度を段階
的に変化させることができることになる。なお、本実施
の形態では、デューティを50%から一旦増加させ、再
び50%に戻す制御を行ったが、もちろん、デューティ
を50%から一旦減少させ、再び50%に戻す制御を行
ってもよい。逆に、パルス電圧のピーク値を減少させる
場合においては、図9に示すように駆動周波数をf
(2)→f(1)に減少させると同時に、デューティを
50%から一旦増加させ、再び50%に戻す制御を行っ
てもよいし、デューティを50%から一旦減少させ、再
び50%に戻す制御を行ってもよい。このような制御を
行うと、使用者に不快感を与えることなくパルス電圧の
ピーク値を減少させることができる。なお、上記説明で
特に言及していない構成、作用、効果等は第1の実施の
形態と同様である。つぎに、本発明の第4の実施の形態
を図10及び図11を参照して説明する。図10に示す
デジタル制御手段1は、図1に示すデジタル制御手段1
にVdc切替手段1fを付加したものである。すなわ
ち、本実施の形態ではプログラム1bにより、第1の実
施の形態で示した駆動周波数の制御に加え、図1に示し
た電圧変換回路の出力電圧Vdcをも制御し、より詳密
な分解能でもって放電灯LAの照度を段階的に変化させ
るものである。以下、本実施の形態の動作を図11に基
づいて説明する。図11の横軸は、駆動周波数fを示し
ており、縦軸は放電灯LAの照度を示している。また、
斜線は出力電圧Vdcを示している。第1及び2の実施
の形態と同様に、いま、タイマ1aから周波数切替信号
bが送信されると、プログラム1bの命令に基づいて、
区間TA(1)の駆動周波数がf(1)→f(2)へと
変化する。第1の実施の形態では、タイマ1aから周波
数切替信号bが送信されると、区間TA(1)の駆動周
波数がf(1)→f(2)へと変化し、駆動周波数が低
くなる、すなわち、照度が上昇していたが、本実施の形
態においては、駆動周波数がf(1)→f(2)に変化
する場合にプログラム1bの命令に基づいて、同時にV
dc切替手段1fにより出力電圧Vdc減少させてい
る。図11によると、5ステップにて駆動周波数がf
(1)→f(2)に変化することになる。このような制
御を行うと、より詳密な分解能でもって放電灯LAの照
度を段階的に変化させることができ、使用者に不快感を
与えることなく調光レベルを変化させることができる。
逆に、パルス電圧のピーク値を減少させる場合において
は、駆動周波数をf(2)→f(1)に低くするのと同
時に、出力電圧Vdcを上昇させてもよい。このような
制御を行っても、より詳密な分解能でもって放電灯LA
の照度を段階的に変化させることができ、使用者に不快
感を与えることなくパルス電圧のピーク値を減少させる
ことができる。つぎに、本発明の第5の実施の形態を図
12及び図13を参照して説明する。図12に示すデジ
タル制御手段1は、図1に示すデジタル制御手段1にデ
ータテーブル1g及びデータテーブル補正手段1hを付
加したものであり、データテーブル1gは複数のデータ
テーブル、データテーブルA、B及びCを有している。
また、外部からの調光態様を補正する信号源を補正信号
源4としている。以下、本実施の形態の動作を図13に
基づいて説明する。図13の横軸は、調光信号を示して
おり、縦軸は駆動周波数を示している。また、図13
は、各データテーブルA、B及びCが、ある調光信号に
対して出力する駆動周波数の特性図を示している。そし
て、図13に示すようにデジタル制御手段1は、調光器
3から、ある調光信号入力された場合に、各データテー
ブルA、B及びCのうち、駆動周波数が最大のものが周
波数切替手段1cを介して、駆動手段2に出力されるよ
うにプログラムされている。さらに、データテーブル補
正手段1hは、外部の補正信号源4から補正信号を受け
た場合に各データテーブルA、B及びCを切り替え、所
望の駆動周波数が出力されるようにプログラムされてい
る。本実施の形態によれば、デジタル制御手段1の外部
から、放電灯LAの照度を容易に調整することできる。
たとえば、放電灯点灯装置を構成する部品がばらつき、
放電灯LAの照度が所望の照度でない場合においても、
外部の補正信号源4により容易に照度を補正することが
できる。なお、上記説明で特に言及していない構成、作
用、効果等は第1の実施の形態と同様である。
【発明の効果】請求項1ないし5のいずれか1つに記載
の放電灯点灯装置は、駆動周波数f1で放電灯が点灯し
ている区間をTA、デジタル制御手段が、区間TA内の
位相の進行とともに駆動周波数f1を変化させたり、区
間TB内の位相の進行とともに駆動周波数f2を変化さ
せたりしているので、周期的なパルス電圧を放電灯に重
畳するデジタル制御式の調光用放電灯点灯装置において
も、人間の目にチラツキ又は照度の変化を感じさせない
十分な分解能で放電灯LAの照度を段階的に変化させる
ことができる。請求項6又は7記載の放電灯点灯装置に
おいては、デジタル制御手段が、区間TAの駆動周波数
f1及び区間TB2の駆動周波数f2を制御し、区間T
Aを短くしていくので、人間の目にチラツキ又は照度の
変化を感じさせない十分な分解能で放電灯LAの照度を
段階的に変化させることができる。請求項8ないし10
のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置は、請求項1な
いし7のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置におい
て、デューティ切替手段により、スイッチング素子のデ
ューティを制御しているので、請求項1記載の放電灯点
灯装置が奏する効果に加え、人間の目にチラツキ又は照
度の変化を感じさせない、より詳密な分解能で放電灯L
Aの照度を段階的に変化させることができる。請求項1
1ないし13のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置
は、請求項1ないし9のいずれか1つに記載の放電灯点
灯装置において、出力電圧切替手段により電圧変換回路
の出力電圧を制御しているので、請求項1記載の放電灯
点灯装置が奏する効果に加え、人間の目にチラツキ又は
照度の変化を感じさせない、より詳密な分解能で放電灯
LAの照度を段階的に変化させることができる。請求項
14記載の放電灯点灯装置は、デジタル制御手段が、調
光信号のレベルに応じて駆動周波数を変化させる複数の
データテーブルを有するとともに、補正された調光信号
に応じてデータテーブルを補正するデータテーブル補正
手段を備えているので、たとえば、放電灯点灯装置を構
成する電子部品にばらつきが生じた場合にでも、デジタ
ル制御手段の外部からの調光信号で、容易に調光特性を
制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す回路図である。
【図2】第1の実施の形態において、放電灯電圧及び駆
動周波数の制御態様を示す波形図である。
【図3】他の実施の形態において、放電灯電圧及び駆動
周波数の制御態様を示す波形図である。
【図4】さらに他の実施の形態において、放電灯電圧及
び駆動周波数の制御態様を示す波形図である。
【図5】さらに他の実施の形態において、放電灯電圧及
び駆動周波数の制御態様を示す波形図である。
【図6】第2の実施の形態において、放電灯電圧及び駆
動周波数の制御態様を示す波形図である。
【図7】第3の実施の形態において、デジタル制御手段
を示すブロック図である。
【図8】第3の実施の形態において、制御態様を説明す
る説明図である。
【図9】第3の実施の形態において、制御態様を説明す
る他の説明図である。
【図10】第4の実施の形態において、デジタル制御手
段を示すブロック図である。
【図11】第4の実施の形態において、制御態様を説明
する説明図である。
【図12】第5の実施の形態において、デジタル制御手
段を示すブロック図である。
【図13】第5の実施の形態において、制御態様を説明
する説明図である。
【符号の説明】
AC 交流電源(直流電源回路の一部) C1、C2 コンデンサ(直流電源回路の一部) LF1 フィルタ(直流電源回路の一部) DB 整流回路(直流電源回路の一部) Q1、Q2 スイッチング素子(電圧変換回路の一部) D1、D2 ダイオード(電圧変換回路の一部) L1 インダクタ(電圧変換回路の一部) Q3、Q4 スイッチング素子(インバータ回路の一
部) LA 放電灯(負荷回路の一部) C6 コンデンサ(負荷回路の一部) L2 インダクタ(負荷回路の一部) 1 デジタル制御手段 1c 周波数切替手段 1e デューティ切替手段 1f Vdc切替手段 1g データテーブル 1h データテーブル補正手段
フロントページの続き (72)発明者 井戸 滋 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K098 CC23 CC41 CC42 DD22 DD37 DD45 DD46 EE03 EE12 EE14 EE32 EE40 GG03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源回路と;直流電源回路からの電
    圧を他の電圧に変換し出力する電圧変換回路と;少なく
    とも1つのスイッチング素子を有し、電圧変換回路から
    の電圧を高周波の電圧に変換し出力するインバータ回路
    と;放電灯及びLC共振回路を含み、インバータ回路か
    らの高周波の電圧により共振動作をする負荷回路と;ス
    イッチング素子の駆動周波数を段階的に変化させるデジ
    タル制御手段と;周期的に駆動周波数を第1の駆動周波
    数(駆動周波数f1)から第1の駆動周波数よりも低い
    第2の駆動周波数(駆動周波数f2)に切り替える周波
    数切替手段と;を備えた放電灯点灯装置において、駆動
    周波数f1で放電灯が点灯している区間をTA、デジタ
    ル制御手段が、区間TA内の位相の進行とともに駆動周
    波数f1を変化させることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
  2. 【請求項2】 駆動周波数f2で放電灯が点灯している
    区間をTBとしたときに、デジタル制御手段が、区間T
    B内の位相の進行とともに駆動周波数f2を変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 区間TAを複数の区間TA(1)〜TA
    (n)(nは自然数)に分割し、段階的に変化する駆動
    周波数をf(k)(駆動周波数f2≦駆動周波数f
    (k)≦駆動周波数f1)としたときに、デジタル制御
    手段が、区間TA(1)からTA(n)に進むにつれて
    駆動周波数を駆動周波数f1から駆動周波数f(k)に
    変化させるとともに、TA(n)までの全ての区間の駆
    動周波数が駆動周波数f(k)になった後に駆動周波数
    をf(k)からf(k―1)(駆動周波数f2≦駆動周
    波数f(k−1)≦駆動周波数f(k)≦駆動周波数f
    1)に順次、変化させていくことを特徴とする請求項1
    記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 区間TAを複数の区間TA(1)〜TA
    (n)(nは自然数)に分割したときに、デジタル制御
    手段が、区間TA(1)の駆動周波数が駆動周波数f1
    から駆動周波数f2に変化した後に順次、区間TA
    (2)〜区間TA(n)の駆動周波数を駆動周波数f1
    から駆動周波数f2へと変化させていくことを特徴とす
    る請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 区間TBを複数の区間TB(1)〜TB
    (m)(mは自然数)に分割し、段階的に変化する駆動
    周波数をf(l)(f2≦f(l)≦f1)としたとき
    に、区間TB(1)からTB(m)に進むにつれて駆動
    周波数を駆動周波数f2から駆動周波数f(l)に変化
    させるとともに、TB(m)までの全ての区間の駆動周
    波数が駆動周波数f(l)になった後に駆動周波数をf
    (l)からf(l+1)(駆動周波数f2≦駆動周波数
    f(l)≦駆動周波数f(l+1)≦駆動周波数f1)
    に変化させていくことを特徴とする請求項2又は3記載
    の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 周期的に発生する駆動周波数f2での動
    作の区間をTB1、TB2、区間TB1と区間TB2と
    の間の駆動周波数f1で動作している区間をTAとした
    ときに、デジタル制御手段が、区間TAの駆動周波数f
    1及び区間TB2の駆動周波数f2を制御し、区間TA
    を短くしていくことを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 区間TAを複数の区間TA(1)〜TA
    (n)(nは自然数)に分割し、区間TB2を複数の区
    間TB2(1)〜TB2(m)(mは自然数)に分割し
    たときに、区間TA(n)の駆動周波数を駆動周波数f
    1から駆動周波数f2へと変化させるとともに区間TB
    2(m)の駆動周波数を駆動周波数f2から駆動周波数
    f1へと変化させることを特徴とする請求項6記載の放
    電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 デジタル制御手段は、スイッチング素子
    のデューティを切り替えるデューティ切替手段を有し、
    デューティ切替手段により駆動周波数の変化による放電
    灯の照度を相殺する制御を行うことを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 駆動周波数を低くするとともにデューテ
    ィを50%から増加又は減少させる制御を行うことを特
    徴とする請求項8記載の放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 駆動周波数を高くするとともにデュー
    ティを50%に近づける制御を行うことを特徴とする請
    求項8記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 放電灯点灯装置が、電圧変換回路の出
    力電圧を切り替える出力電圧切替手段を有し、出力電圧
    切替手段により駆動周波数の増減方向と出力電圧の増減
    方向とを一致させる制御を行うことを特徴とする請求項
    1ないし9のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 駆動周波数を低くするとともに出力電
    圧を小さくする制御を行うことを特徴とする請求項11
    記載の放電灯点灯装置。
  13. 【請求項13】 駆動周波数を高くするとともに出力電
    圧を大きくする制御を行うことを特徴とする請求項11
    記載の放電灯点灯装置。
  14. 【請求項14】 デジタル制御手段は、調光信号のレベ
    ルに応じて駆動周波数を変化させる複数のデータテーブ
    ルを有するとともに、補正された調光信号に応じてデー
    タテーブルを補正するデータテーブル補正手段を備えて
    いることを特徴とする放電灯点灯装置。
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