JP2003217242A - 微小位置決めアクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリの特性検査方法 - Google Patents

微小位置決めアクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリの特性検査方法

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JP2003217242A
JP2003217242A JP2002011555A JP2002011555A JP2003217242A JP 2003217242 A JP2003217242 A JP 2003217242A JP 2002011555 A JP2002011555 A JP 2002011555A JP 2002011555 A JP2002011555 A JP 2002011555A JP 2003217242 A JP2003217242 A JP 2003217242A
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track
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drive signal
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English (en)
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Tsuu Roku Chen
ツー ロク チェン
Tamon Kasashima
多聞 笠島
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SAE Magnetics HK Ltd
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】微小位置決めアクチュエータを備えたHGAの
特性検査方法の提供。 【解決手段】薄膜磁気ヘッド素子のアクチュエータに交
番駆動信号を印加することにより、アクチュエータを変
位駆動させた状態で磁気ディスクに書込みを行い(S
2)、アクチュエータを変位駆動しない状態で磁気ディ
スクに書込まれた情報を少なくとも磁気ディスク1回転
分読出すと共に、読出した情報をディスク回転方向に走
査された読出し情報として記憶し(S4)、HGA全体
をオフトラック方向に所定距離だけ移動させて(S
5)、読出し及び記憶動作を繰り返して行い、ディスク
回転方向及びオフトラック方向の2次元に走査された読
出し情報を得、得られた2次元走査された読出し情報か
ら、ディスク回転方向の各位置において読出し情報が最
大となるオフトラック位置を求め(S7)、求めた各オ
フトラック位置をアクチュエータの交番駆動信号に対す
る応答変位位置とする(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に用いられる薄膜磁気ヘッド素子の微小位置決めアクチ
ュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリ(HGA)
の特性、特にアクチュエータの変位特性を検査する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、HGAのサスペ
ンションの先端部に取り付けられた磁気ヘッドスライダ
を、回転する磁気ディスクの表面から浮上させ、その状
態で、この磁気ヘッドスライダに搭載された薄膜磁気ヘ
ッド素子により磁気ディスクへの記録及び/又は磁気デ
ィスクからの再生が行われる。
【0003】近年、磁気ディスク装置の大容量化及び高
密度記録化に伴い、ディスク半径方向の密度(トラック
密度)の高密度化が進んできており、従来のごときボイ
スコイルモータ(以下VCMと称する)のみによる制御
では、磁気ヘッド素子の位置を正確に合わせることが難
しくなってきている。
【0004】磁気ヘッド素子の精密位置決めを実現する
手段の一つとして提案されているのが、従来のVCMよ
りさらに磁気ヘッドスライダ側にもう1つのアクチュエ
ータ機構を搭載し、VCMで追従しきれない微細な精密
位置決めを、そのアクチュエータによって行なう技術で
ある(例えば、米国特許第5,745,319号、特開
平8−180623号公報参照)。
【0005】例えば、この種のアクチュエータとして、
圧電材料を用いたピギーバック構造のアクチュエータが
存在する。このピギーバック構造のアクチュエータは、
サスペンションに固定される一方の端部と、磁気ヘッド
スライダに固定される他方の端部と、これら端部を連結
するピラー状の変位発生部とをPZTによる圧電部材で
I字形状に一体形成してなるものである。圧電部材間に
電極を配置して電圧を印加することによって、アクチュ
エータが変位し、これによって磁気ヘッド素子の微細な
精密位置決めが行われる。
【0006】このような微小位置決めアクチュエータの
変位特性を検査するためには、従来より、レーザードッ
プラ振動計を用いた変位量測定が行われていた。即ち、
アクチュエータを駆動した際にその変位部にレーザーを
照射して変位量を測定することが行われていた。このよ
うな変位特性検査方法によれば、駆動信号に対するアク
チュエータの応答変位量や応答速度を正確に求めること
が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄膜磁
気ヘッドの製造及び検査工程において、レーザードップ
ラ振動計を用いて変位量測定を行うことは、次のような
問題を発生させる。 (1)レーザードップラ振動計自体が高価であるため、
その分、製造コストの増大化を招く、 (2)レーザードップラ振動計を用いた測定は、ある程
度の時間を要するため、検査のタクトタイムが長大化
し、この点からも製造コストの増大化を招く、 (3)従来の検査機器とは異質のレーザードップラ振動
計を導入することは、検査工程の複雑化及び工程数の増
加を招く、 (4)レーザードップラ振動計を導入することは、検査
機器の設置面積の増大化を招く。
【0008】従って本発明は、従来技術の上述した問題
点を解消するものであり、その目的は、アクチュエータ
の変位特性を製造コストの増大化を招くことなく、短時
間にかつ簡単に求めることができる微小位置決めアクチ
ュエータを備えたHGAの特性検査方法を提供すること
にある。
【0009】本発明の他の目的は、アクチュエータの変
位特性をより高精度に求めることができる微小位置決め
アクチュエータを備えたHGAの特性検査方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも1つの薄膜磁気ヘッド素子を有する磁気ヘッドスラ
イダと、支持機構と、この支持機構に対して磁気ヘッド
スライダを変位させて薄膜磁気ヘッド素子の微小位置決
めを行うためのアクチュエータとを備えたHGAの特性
を検査する方法であって、アクチュエータに交番駆動信
号を印加することによりこのアクチュエータを変位駆動
させた状態で、少なくとも1つの薄膜磁気ヘッド素子に
よって磁気ディスクに書込みを行い、このアクチュエー
タを変位駆動しない状態で、少なくとも1つの薄膜磁気
ヘッド素子により磁気ディスクに書込まれた情報を少な
くとも磁気ディスク1回転分読出すと共に、読出した情
報をディスク回転方向に走査された読出し情報として記
憶し、このHGA全体をオフトラック方向に所定距離だ
け移動させて前述した読出し及び記憶動作を行い、この
移動動作並びに読出し及び記憶動作を繰り返して行うこ
とによりディスク回転方向及びオフトラック方向の2次
元に走査された読出し情報を得、得られた2次元走査さ
れた読出し情報から、ディスク回転方向の各位置におい
て読出し情報が最大となるオフトラック位置を求め、求
めた各オフトラック位置をアクチュエータの交番駆動信
号に対する応答変位位置とする、微小位置決めアクチュ
エータを備えたHGAの特性検査方法が提供される。
【0011】アクチュエータを交番駆動信号で変位駆動
させた状態で磁気ディスクに書込みを行い、アクチュエ
ータを変位駆動しない状態でこの磁気ディスクに書込ま
れた情報を読出して記憶する。この動作を、例えばDP
(ダイナミックパフォーマンス)テスタ、即ちリード/
ライト(R/W)テスタなどの検査機器の機能を利用し
て、HGAをオフトラック方向に1ステップずつ移動さ
せて行うことによりディスク回転方向及びオフトラック
方向に2次元走査された読出し情報を得る。この2次元
走査された読出し情報から、ディスク回転方向の各位置
において読出し情報が最大となるオフトラック位置を計
算する。このようにして求めた各オフトラック位置を、
アクチュエータの交番駆動信号の瞬時値に対する応答変
位位置とする。
【0012】このように、従来の検査機器の機能を利用
してアクチュエータの変位特性を求めているため、新規
な検査用設備を導入する必要がない。従って、その分製
造コストを低減化できる。また、通常行う電磁変換特性
の検査と同時に変位特性を検査できるため、検査項目は
増えるが工程は増加せず、簡単にかつ短時間に検査を行
うことができ、さらに、検査機器の設置面積増大を招く
ことがなく、その意味からも製造コストを低減化でき
る。特に本発明によれば、入力された交番駆動信号に対
するアクチュエータの応答変位特性が実際の時間−変位
位置波形として得られるため、この波形から種々の測定
及び/又は数学的計算が可能となる。例えば、アクチュ
エータの交番ストローク特性、交番ストロークアシメト
リ特性及び周波数応答特性を波形から直接的に測定する
か、又は時間−変位位置の情報をデジタルフーリエ変換
することによって計算によって求めることができる。さ
らに、矩形波を駆動信号として用いた場合には、ステッ
プ応答特性を波形から直接求めることができる。
【0013】なお、本明細書において、「アクチュエー
タを変位駆動しない」とは、アクチュエータが初期位置
にあるようにその駆動信号を制御することを意味してお
り、単にアクチュエータに駆動信号を印加しないことと
は等価ではない。即ち、バイアスの設定によっては、駆
動信号を印加しない時にアクチュエータが変位する場合
があり、また、中間の値の駆動信号を印加した際にアク
チュエータが初期の変位していない状態となる場合があ
るからである。
【0014】記憶動作が、磁気ディスクから読出した情
報を等時間間隔でサンプリングした情報を記憶するもの
であることが好ましい。
【0015】交番駆動信号が、正弦波交番信号又は矩形
波交番信号であることも好ましい。
【0016】交番駆動信号の周波数を変えて上述した特
性検査を行うことにより、アクチュエータの周波数応答
特性を求めることも好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の検査方法の対象と
なるHGAの一例の全体構成をスライダ側から見た平面
図であり、図2は図1におけるアクチュエータ及び磁気
ヘッドスライダのフレクシャへの取り付け構造を示す分
解斜視図である。
【0018】これらの図に示すように、この構成例にお
けるHGAは、サスペンション10の先端部に磁気ヘッ
ド素子の精密位置決めを行うためのアクチュエータ11
を取り付け、そのアクチュエータ11に薄膜磁気ヘッド
素子12aを有するスライダ12を固着して構成され
る。
【0019】サスペンション10は、アクチュエータ1
1を介してスライダ12を一方の端部に設けられた舌部
13aで担持する弾性を有するフレクシャ13と、フレ
クシャ13を支持固着しておりこれも弾性を有するロー
ドビーム14と、ロードビーム14の基部に設けられた
ベースプレート15とから主として構成されている。フ
レクシャ13上には、積層薄膜パターンによる複数のリ
ード導体を含む可撓性の配線部材16が形成されてい
る。
【0020】周知のように、磁気ディスク装置には、こ
のようなHGAを取り付けた駆動アームを変位させてア
センブリ全体を動かす主アクチュエータ(VCM)が設
けられている。アクチュエータ11は、そのような主ア
クチュエータでは駆動できない微細な変位を可能にする
ために設けられている。
【0021】この構成例では、アクチュエータ11は、
ピギーバック構造のアクチュエータであり、図2に示す
ように、アクチュエータ11は、固定部11aと、可動
部11bと、これらを接続する2本の棒状の変位発生部
11c及び11dとをI字形状に一体形成して構成され
ている。変位発生部11c及び11dには、両側に電極
層が存在する圧電・電歪材料層が少なくとも1層設けら
れており、電極層に電圧を印加することにより伸縮を発
生する構成となっている。圧電・電歪材料層は、逆圧電
効果又は電歪効果により伸縮する圧電・電歪材料からな
る。固定部11aには、上述の電極層に接続されている
共通電極11e、Aチャネル信号電極11f及びBチャ
ネル信号電極11gが設けられている。
【0022】このアクチュエータ11の変位発生部11
c及び11dの一端は固定部11aを介してフレクシャ
13に連結され、変位発生部11c及び11dの他端は
可動部11bを介してスライダ12に連結されている。
従って、変位発生部11c及び11dの伸縮によりアク
チュエータ11の可動部11bが矢印17のごとく変位
するとスライダ12が変位して、磁気ヘッド素子12a
が磁気ディスクの記録トラックと交差するように弧状に
変位する。
【0023】なお、検査の対象となるHGAは、上述し
たピギーバック構造のアクチュエータを備えたものに限
らず、その他のあらゆる種類の微小位置決めアクチュエ
ータを備えたHGAであることは言うまでも無い。
【0024】図3は、このようなアクチュエータを備え
たHGAにおける変位特性を検査するための装置構成の
概略を示す図である。
【0025】同図において、30はHGAの電磁変換特
性を検査する場合に用いられるDPテスタ、即ちR/W
テスタ、31はこのR/Wテスタ30に接続されたコン
ピュータ、32はコンピュータ31内に設けられたメモ
リである。R/Wテスタ30は、磁気ディスク33及び
これを回転させる図示しない駆動部、検査すべきアクチ
ュエータ11を備えたHGA34を固定支持するHGA
固定部35、及び図示しない制御部等を備えている。な
お、図3において、36は磁気ディスク33の回転方
向、37は駆動信号によって駆動された場合のアクチュ
エータ11の変位方向、38はR/WテスタによるHG
A34の変位方向を示している。
【0026】図4は本発明の検査方法の一実施形態にお
けるHGA特性検査工程を説明するためのフローチャー
トである。以下、同図を用いて本発明による検査方法に
ついて詳細に説明する。
【0027】まず、図3に示すように、検査すべきHG
A34を、磁気ヘッドスライダの浮上面(ABS)が磁
気ディスク33の表面に対向するように、R/Wテスタ
30のHGA固定部35に装着する(ステップS1)。
【0028】次いで、交番駆動信号をアクチュエータ1
1に印加することによってこのアクチュエータ11を交
番変位駆動させ、その状態で薄膜磁気ヘッド素子12a
に書込み信号を印加することによって、磁気ディスク3
3上に1本のトラックを書込む(ステップS2)。具体
的には、Va/2(例えば7.5V)のDC電圧でバイ
アスされた振幅がVa/2の正弦波のAC駆動信号をア
クチュエータ11のA及びBチャネル信号電極間に印加
することによりアクチュエータ11を交番駆動させた状
態で磁気ディスク33上に1トラックの書込みを行わせ
る。
【0029】なお、アクチュエータ11を駆動すること
なくかつR/WテスタによってもHGA34を変位させ
ることなく書込みを行えば、磁気ディスク33上には図
5に示すような円形のトラック50が記録される。これ
に対して、アクチュエータ11を交番駆動信号によって
AC駆動して書込みを行うと、磁気ディスク33上には
図6に示すごときトラック60が記録されるのである。
【0030】本実施形態では、アクチュエータ11を正
弦波交番駆動信号によってAC駆動しているので、書込
み動作中の磁気ヘッド素子の中心は、磁気ディスク上を
図7の中心線70のように移動する。これによって、磁
気ディスク上には、図8に示すような磁気情報のトラッ
ク80が形成される。なお、図8において、81は書込
まれた磁気情報トラックの中心線を示している。
【0031】次いで、R/Wテスタ30により、HGA
34を磁気ディスク33の一方の端(例えば中心側の記
録領域の端)に移動させる(ステップS3)。
【0032】次いで、Va/2のDCの駆動信号(バイ
アス)をアクチュエータのA及びBチャネル信号電極に
印加し、アクチュエータを初期位置である中央に位置さ
せた状態で、即ちアクチュエータを駆動変位させない状
態で、1トラックの読出しを行い、その1トラック分の
読出し情報(ディスク回転方向に走査された読出し情
報)を等時間間隔のサンプリング位置でサンプリング
し、A/D変換してメモリ32に記憶させる(ステップ
S4)。
【0033】図9は、このようにアクチュエータを駆動
変位させない状態で読出しを行う場合の書込まれた磁気
情報80と磁気ヘッド素子の中心の動き90とを示して
いる。
【0034】次いで、R/Wテスタ30によってHGA
34を磁気ディスク33の他方の端(例えば円周側)の
方向であるオフトラック方向に所定距離の1ステップ分
移動させる(ステップS5)。一般に、R/Wテスタ3
0には、装着されたHGA34をオフトラック方向に徐
々に移動させる機能が設けられており、この機能を用い
て1ステップの移動を行う。
【0035】次いで、HGA34が磁気ディスク33の
他方の端(例えば円周側の記録領域の端)まで移動した
か否かを判別する(ステップS6)。HGA34が他方
の端まで移動していないと判別した場合はステップS4
〜S5の処理を繰り返して実行する。
【0036】その結果、図10に示すように、オフトラ
ック位置x、x、x、・・・、xのそれぞれの位
置において、磁気ディスク33上をトラックに沿ったデ
ィスク回転方向に走査した読出し情報がサンプリングさ
れてA/D変換され、デジタル化されてメモリ32に記
憶されることとなる。従って、メモリ32には、ディス
ク回転方向及びオフトラック方向に2次元走査された読
出し情報が記憶されることとなる。
【0037】図11は、メモリ32に記憶されたこれら
読出し情報amp(x,y)を2次元アレイの形で
示している。同図において、横軸はオフトラック位置x
、x、x、・・・、x、・・・、x、縦軸は最初の
サンプリング位置からの時間的な遅れ、即ちディスク回
転方向の位置y、y、y、・・・、y、・・・、y
にそれぞれ対応している。この縦軸は、各サンプリング
位置に相当しており、これらは磁気ディスクの回転速度
が一定であれば、基準点(例えば最初のサンプリング位
置)からの時間に対応している。
【0038】ステップS6において、HGA34が磁気
ディスク33の他方の端まで移動したと判別した場合
は、メモリ32内にトラックに沿ったディスク回転方向
及びオフトラック方向に2次元アレイ配列された読出し
情報amp(x,y)が得られたこととなるので、
この読出し情報amp(x,y)から、ディスク回
転方向の各位置y、y、y、・・・、y、・・・、y
において、読出し情報が最大値となるオフトラック位
置x、x、x、・・・、x、・・・、xを算出する
(ステップS7)。
【0039】図12(A)に示すように、オフトラック
位置xにおいて1トラック分の読出しを行うと、読出
し情報の振幅(大きさ)は、ディスク回転方向の位置y
では小さく、ディスク回転方向の位置yでは非常に
小さく、ディスク回転方向の位置yではやや大きく、
ディスク回転方向の位置yN−2では非常に小さいもの
となる。また、図12(B)に示すように、オフトラッ
ク位置xにおいて1トラック分の読出しを行うと、読
出し情報の振幅は、ディスク回転方向の位置y では大
きく、ディスク回転方向の位置yでも大きく、ディス
ク回転方向の位置yでは小さく、ディスク回転方向の
位置yN−2では中間の大きさとなる。メモリ32内に
は、全てのオフトラック位置x、x、x、・・・、
、・・・、xにおいてこの読出し動作を行い、A/
D変換して得られたデジタルの読出し情報が2次元アレ
イの形で記憶されている。例えば、図13に示すよう
に、あるディスク回転方向の位置yにおいては、読出
し情報の大きさamp(x,y)は、オフトラック
位置xでは中間の大きさとなり、オフトラック位置x
では大きく、オフトラック位置xでも大きく、オフ
トラック位置xでは小さくなっている。従って、ステ
ップS6では、まず、メモリ32からディスク回転方向
の位置yにおける読出し情報amp(x,y)、
amp(x,y )、・・・、amp(x,y)、・
・・、amp(x,y)が最大値となるオフトラック
位置を求める。図14に示すように、この場合、オフト
ラック位置xにおける読出し情報amp(x
)が最大値となっている。これに続いて、ディスク
回転方向の位置y、y、・・・、y、・・・、yにお
いて読出し情報が最大値となるオフトラック位置を同様
に順次求める。
【0040】ディスク回転方向の各位置y(即ちy
(n))において最大値となるオフトラック位置D(n)は、
BASIC言語で表された例えば以下のごときプログラ
ムで求めることができる。 For n=1 to N step 1 D(n)=0 Max=-1000 For m=1 to M step 1 If amp(m,n)>Max then Max=amp(m,n) D(n)=x(m) End if Next m Next n ただし、x(1)、x(2)、x(3)、・・・、x(M)は前述したオフ
トラック位置x、x、x、・・・、xに対応し、y
(1)、y(2)、y(3)、・・・、y(N)は前述したディスク回転方
向の位置y、y、y、・・・、yに対応し、amp
(m,n)は前述したamp(x,y)に対応してい
る。
【0041】図15に示すように、このようにして得ら
れたディスク回転方向の各位置y、y、y、・・
・、y、・・・、yにおける読出し情報最大のオフトラ
ック位置をプロットし、これらを繋ぐことによって、磁
気ディスク上に書込まれた磁気情報トラックの中心線を
表す曲線150が得られる。この曲線150は、書込み
動作を行っている際のアクチュエータ11の変位を表し
ている。従って、印加された交番駆動信号に対するアク
チュエータ11の応答特性が得られることとなる(ステ
ップS8)。
【0042】このように、本実施形態によれば、R/W
テスタの機能を利用してアクチュエータの変位特性を求
めているため、新規な検査用設備を導入する必要がない
から、その分製造コストを低減化できる。また、通常行
うR/Wテスタによる電磁変換特性の検査と同時に変位
特性を検査できるため、検査項目は増えるが工程は増加
せず、容易にかつ短時間に検査を行うことができ、さら
に、検査機器の設置面積増大を招くことがなく、その意
味からも製造コストを低減化できる。
【0043】特に、本実施形態においては、アクチュエ
ータ11に印加される正弦波駆動信号に応答してアクチ
ュエータがどのように変位するかを表す実際の波形が時
間の関数D(t)として得られるで、種々の限定されな
い測定及び/又は数学的計算を行ってアクチュエータの
特性を求めることができる。
【0044】例えば、図16に示すように、アクチュエ
ータの交番(AC)ストローク特性及び交番(AC)ス
トロークアシメトリ特性を波形から直接的に測定するこ
とができる。この関数D(t)の正の平均振幅をD
pos、負の平均振幅をDnegとすると、ACストロ
ークはDpos+Dnegで与えられ、ACストローク
アシメトリは(Dpos−Dneg)/(Dpos+D
neg)×100(%)で与えられる。また、アクチュ
エータに印加する交番駆動信号の周波数を変えて同様の
検査を行うことにより、種々の周波数に対するアクチュ
エータの変位特性、及びアクチュエータの周波数応答特
性をも検査することが可能となる。
【0045】さらに、図17(A)に示すような矩形波
駆動信号をアクチュエータに印加して、図17(B)に
示すようなステップ応答特性を波形から直接求めること
ができる。
【0046】さらにまた、D(t)をデジタルフーリエ
変換することによって、不要なノイズやドリフトを取り
除いた信頼性の高いACストローク特性を計算によって
求めることも可能である。
【0047】アクチュエータのACストロークを、本実
施形態のごとくR/Wテスタを用いて測定すると共に、
従来技術のようにレーザードップラ振動計を用いて測定
し、両者の測定結果の相関を実際に求めた。図18は、
アクチュエータの3つのサンプルについて、正弦波駆動
信号の振幅を10〜60V間で10Vのステップサイズ
で変えた場合のACストロークを測定し、3つのサンプ
ルの測定結果を平均化したものについての両方法間の相
関を表している。なお、同図(A)、(B)及び(C)
は、それぞれ、正弦波駆動信号の周波数を1kHz、3
kHz及び10kHzとした場合である。R/Wテスタ
を用いた測定とレーザードップラ振動計を用いた測定と
の間に非常に良好な相関が見られることから、本実施形
態の方法によれば、駆動信号に対するアクチュエータの
応答変位量や応答速度を正確に求められることが分か
る。
【0048】また、アクチュエータのACストロークの
周波数応答特性を、本実施形態のごとくR/Wテスタを
用いて測定すると共に、従来技術のようにレーザードッ
プラ振動計を用いて実際に測定した。図19は、その測
定結果を示している。アクチュエータに印加した正弦波
駆動信号は、1〜15kHz間を0.5kHzのステッ
プサイズで変化させ、AC±20Vを印加した。R/W
テスタを用いた測定とレーザードップラ振動計を用いた
測定との結果がほぼ一致しており、従って、本実施形態
の方法によれば、駆動信号に対するアクチュエータの周
波数応答特性を正確に求められることが分かる。
【0049】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、アクチュエータを交番駆動信号で変位駆動させた状
態で磁気ディスクに書込みを行い、アクチュエータを変
位駆動しない状態でこの磁気ディスクに書込まれた情報
を読出して記憶する。この動作を、例えばDPテスタ、
即ちR/Wテスタなどの検査機器の機能を利用して、H
GAをオフトラック方向に1ステップずつ移動させて行
うことによりディスク回転方向及びオフトラック方向に
2次元走査された読出し情報を得る。この2次元走査さ
れた読出し情報から、ディスク回転方向の各位置におい
て読出し情報が最大となるオフトラック位置を計算す
る。このようにして求めた各オフトラック位置を、アク
チュエータの交番駆動信号の瞬時値に対する応答変位位
置とする。このように、従来の検査機器の機能を利用し
てアクチュエータの変位特性を求めているため、新規な
検査用設備を導入する必要がない。従って、その分製造
コストを低減化できる。また、通常行う電磁変換特性の
検査と同時に変位特性を検査できるため、検査項目は増
えるが工程は増加せず、簡単にかつ短時間に検査を行う
ことができ、さらに、検査機器の設置面積増大を招くこ
とがなく、その意味からも製造コストを低減化できる。
特に本発明によれば、入力された交番駆動信号に対する
アクチュエータの応答変位特性が実際の時間−変位位置
波形として得られるため、この波形から種々の測定及び
/又は数学的計算が可能となる。例えば、アクチュエー
タの交番ストローク特性、交番ストロークアシメトリ特
性及び周波数応答特性を波形から直接的に測定するか、
又は時間−変位位置の情報をデジタルフーリエ変換する
ことによって計算によって求めることができる。さら
に、矩形波を駆動信号として用いた場合には、ステップ
応答特性を波形から直接求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査方法の対象となるHGAの一例の
全体構成をスライダ側から見た平面図である。
【図2】図1におけるアクチュエータ及び磁気ヘッドス
ライダのフレクシャへの取り付け構造を示す分解斜視図
である。
【図3】アクチュエータを備えたHGAにおける変位特
性を検査するための装置構成の概略を示す図である。
【図4】本発明の検査方法の一実施形態におけるHGA
特性検査工程を説明するためのフローチャートである。
【図5】アクチュエータを駆動しない状態で磁気ディス
ク上に書込みを行う場合を説明する図である。
【図6】アクチュエータを交番駆動した状態で磁気ディ
スク上に書込みを行う場合を説明する図である。
【図7】アクチュエータを交番駆動して書込みを行った
際の、磁気ディスク上における磁気ヘッド素子の変位を
示す図である。
【図8】磁気ディスク上に書込まれた磁気情報トラック
を示す図である。
【図9】磁気ディスク上に書込まれた磁気情報トラック
と、これを読出す際の磁気ヘッド素子の変位を示す図で
ある。
【図10】各オフトラック位置において、磁気ディスク
上をディスク回転方向に走査して磁気情報を読出す様子
を示す図である。
【図11】メモリに記憶された2次元アレイの読出し情
報amp(x,y)を説明するための図である。
【図12】各オフトラック位置における、ディスク回転
方向の位置に対する読出し情報の大きさを説明する図で
ある。
【図13】1つのディスク回転方向の位置における、オ
フトラック位置に対する読出し情報の大きさを説明する
図である。
【図14】1つのディスク回転方向の位置における、読
出し情報最大のオフトラック位置を説明する図である。
【図15】読出し情報最大のオフトラック位置をプロッ
トし、これらを繋ぐことによって、磁気ディスク上に書
込まれた磁気情報トラックの中心線が得られることを説
明する図である。
【図16】図4の実施形態における効果を説明するため
の図である。
【図17】図4の実施形態における効果を説明するため
の図である。
【図18】図4の実施形態のごとくR/Wテスタを用い
て測定した場合とレーザードップラ振動計を用いて測定
した場合とのACストローク特性の測定結果の相関を示
す図である。
【図19】図4の実施形態のごとくR/Wテスタを用い
て測定した場合とレーザードップラ振動計を用いて測定
した場合との周波数応答特性の測定結果を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 サスペンション 11 アクチュエータ 11a 固定部 11b 可動部 11c、11d 変位発生部 11e 共通電極 11f Aチャネル信号電極 11g Bチャネル信号電極 12 磁気ヘッドスライダ 12a 磁気ヘッド素子 13 フレクシャ 13a 舌部 14 ロードビーム 15 ベースプレート 16 配線部材 30 R/Wテスタ 31 コンピュータ 32 メモリ 33 磁気ディスク 34 HGA 35 HGA固定部 36 磁気ディスクの回転方向 37 アクチュエータの変位方向 38 R/WテスタによるHGAの変位方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D042 LA01 MA20 5D059 AA01 BA01 CA30 DA19 DA35 EA08 5D096 NN03 NN07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの薄膜磁気ヘッド素子を
    有する磁気ヘッドスライダと、支持機構と、該支持機構
    に対して前記磁気ヘッドスライダを変位させて前記薄膜
    磁気ヘッド素子の微小位置決めを行うためのアクチュエ
    ータとを備えたヘッドジンバルアセンブリの特性を検査
    する方法であって、前記アクチュエータに交番駆動信号
    を印加することにより該アクチュエータを変位駆動させ
    た状態で、前記少なくとも1つの薄膜磁気ヘッド素子に
    よって磁気ディスクに書込みを行い、該アクチュエータ
    を変位駆動しない状態で、前記少なくとも1つの薄膜磁
    気ヘッド素子により前記磁気ディスクに書込まれた情報
    を少なくとも磁気ディスク1回転分読出すと共に、該読
    出した情報をディスク回転方向に走査した読出し情報と
    して記憶し、当該ヘッドジンバルアセンブリ全体をオフ
    トラック方向に所定距離だけ移動させて前記読出し及び
    記憶動作を行い、該移動動作並びに該読出し及び記憶動
    作を繰り返して行うことによりディスク回転方向及びオ
    フトラック方向の2次元に走査された読出し情報を得、
    該得られた2次元走査された読出し情報から、ディスク
    回転方向の各位置において読出し情報が最大となるオフ
    トラック位置を求め、該求めた各オフトラック位置を前
    記アクチュエータの前記交番駆動信号に対する応答変位
    位置とすることを特徴とする微小位置決めアクチュエー
    タを備えたヘッドジンバルアセンブリの特性検査方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶動作が、前記読出した情報を等
    時間間隔でサンプリングした情報を記憶するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記交番駆動信号が、正弦波交番信号で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記交番駆動信号が、矩形波交番信号で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記交番駆動信号の周波数を変えて前記
    特性検査を行うことにより、前記アクチュエータの周波
    数応答特性を求めることを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項に記載の方法。
JP2002011555A 2000-09-13 2002-01-21 微小位置決めアクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリの特性検査方法 Pending JP2003217242A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006072192A1 (en) * 2005-01-10 2006-07-13 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Short-tail head gimbal assembly testing fixture
JP2007192735A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Nhk Spring Co Ltd ヘッド・ジンバル・アッセンブリの振動特性測定装置
JP2009085782A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nhk Spring Co Ltd ヘッド・ジンバル・アッセンブリの振動特性測定装置

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