JP2003216880A - 電子商取引システム、電子商取引装置、商品注文装置、電子商取引方法、電子商取引プログラム及び電子商取引プログラム格納媒体 - Google Patents

電子商取引システム、電子商取引装置、商品注文装置、電子商取引方法、電子商取引プログラム及び電子商取引プログラム格納媒体

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JP2003216880A
JP2003216880A JP2002009115A JP2002009115A JP2003216880A JP 2003216880 A JP2003216880 A JP 2003216880A JP 2002009115 A JP2002009115 A JP 2002009115A JP 2002009115 A JP2002009115 A JP 2002009115A JP 2003216880 A JP2003216880 A JP 2003216880A
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JP
Japan
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applicant
electronic commerce
settlement
product
payer
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Pending
Application number
JP2002009115A
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English (en)
Inventor
Yasushi Takino
靖 滝野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】決済能力を持たないユーザでも参加することが
できる電子商取引システムを実現する。 【解決手段】電子商取引システム上で商品の注文を行う
申込者と、注文した商品の代金を決済して支払う決済者
とを分離して登録しておき、申込者から商品注文を受け
たとき、申込者と決済者との対応を記録した対応データ
を参照して当該申込者に対応する決済者を検索し、申込
者が注文した商品を当該申込者に対応する決済者の名義
で決済するようにしたことにより、未成年者等の決済能
力を持たないユーザも電子商取引システムに参加するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子商取引システ
ム、電子商取引装置、商品注文装置、電子商取引方法、
電子商取引プログラム及び電子商取引プログラム格納媒
体に関し、例えばインターネットを介して商品の売買を
行う電子商取引システムに適用して好適なものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネットを介して商品の売
買を行う電子商取引が普及し始めている。かかる電子商
取引においては、販売者側が開設した電子商取引サーバ
内の商品情報データベース内に、取扱商品の商品情報を
予め格納しておく。
【０００３】ユーザはパーソナルコンピュータ等の情報
機器を用いて電子商取引サーバにアクセスし、当該電子
商取引サーバのウェブページ上で商品情報の検索を行
う。そしてユーザは電子商取引サーバのウェブページ上
で、購入しようとする商品及びその決済方法（例えばク
レジットカード番号等）を指定する。
【０００４】電子商取引サーバはインターネットを介し
て決済サーバに接続し、ユーザによって指定された決済
方法が有効か否かを問い合わせ、これが有効である場
合、商品の発送処理を開始する。
【０００５】かかる電子商取引は、販売者側においては
店舗を開設する必要が無く、またユーザにおいては店舗
に出向くこと無く商品を購入できる等、様々な利点を有
している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる電子商
取引システムにおいては、未成年者等の決済能力を持た
ないユーザは電子商取引に参加し得ないという問題があ
った。
【０００７】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、決済能力を持たないユーザでも参加することができ
る電子商取引システム、電子商取引装置、商品注文装
置、電子商取引方法、電子商取引プログラム及び電子商
取引プログラム格納媒体を提案しようとするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ネットワークを介して商品の販売
を行う電子商取引システムにおいて、電子商取引システ
ム上で商品の注文を行う申込者と当該申込者が注文した
商品の代金を支払う決済者との対応を記録した対応デー
タを格納する対応データ格納手段と、申込者から商品注
文を受けたとき、対応データを参照して当該申込者に対
応する決済者を検索する決済者検索手段と、申込者が注
文した商品を、当該申込者に対応する決済者の名義で決
済する決済手段とを備えるようにした。
【０００９】また、申込者に対応する決済者に対して、
当該申込者が注文した商品に対する決済の可否を問い合
わせる決済確認手段を設け、決済手段は、商品に対する
決済を決済者が承認したとき、当該商品に対する決済を
行うようにした。
【００１０】商品の注文を行う申込者と、注文した商品
の代金を決済して支払う決済者とを分離して登録するよ
うにしたことにより、決済能力を持たない未成年者等
も、電子商取引システムに参加することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【００１２】（１）電子商取引システムの全体構成 図１において、１は全体として本発明を適用した電子商
取引システムを示し、インターネット２を介して、電子
商取引サーバ３、購入された商品の代金を決済する決済
サーバ４、パーソナルコンピュータ等でなる複数のユー
ザ端末５が相互に接続されている。
【００１３】電子商取引サーバ３は例えばサーバコンピ
ュータでなり、後述する申込者登録プログラム及び電子
商取引プログラムをハードディスク（図示せず）に格納
しており、制御部（図示せず）はこれらのプログラムに
従って動作する。
【００１４】また電子商取引サーバ３は、電子商取引シ
ステム１を利用して商品購入を行う申込者の様々な情報
を記録した顧客管理データベースと、当該電子商取引シ
ステム１が扱う様々な商品（雑貨や書籍などの物品、コ
ンサートやイベントなどの入場券等）についての諸元や
価格からなる商品情報を記録した商品情報データベース
と、当該商品情報データベースが記録している情報をＨ
ＴＭＬ（Hyper Text Markup Language）形式で記述した
電子商品カタログとをハードディスクに格納している。
【００１５】そしてユーザ端末５が電子商取引サーバ３
のにアクセスすると、これに応じて電子商品カタログを
ユーザ端末５に転送する。ユーザ端末５は、電子商取引
サーバ３から転送された電子商品カタログを表示部に表
示してユーザに閲覧させる。
【００１６】そしてユーザ端末５は、表示した電子商品
カタログ上で購入希望商品が決定されると、その旨をイ
ンターネット２を介して電子商取引サーバ３に通知す
る。これを受けた電子商取引サーバ３は決済サーバ４に
問い合わせを行い、購入希望商品に対する決済が可能な
場合、配送センター（図示せず）に対し商品の発送処理
を指示する。
【００１７】ところでこの電子商取引システム１に参加
して商品を購入しようとするユーザは、予め電子商取引
サーバ３に申込者登録をしておく必要がある。
【００１８】この申込者登録においては、商品購入の申
込みを行う申込者と、当該購入商品の代金を決済して支
払う決済者とを別個に登録し得るようになされている。
このため電子商取引システム１においては、本来は決済
能力を持たない未成年者も、親等の決済能力保有者を決
済者として登録することによって当該電子商取引システ
ム１に参加することができ、これによりサービスの利便
性を向上し得るようになされている。
【００１９】（２）電子商取引システムにおける申込者
登録処理 次に、電子商取引システム１における申込者登録の処理
手順を、図２に示すフローチャートを用いて詳細に説明
する。
【００２０】まず、電子商取引システム１に参加しよう
とするユーザ（すなわち申込者）は、自分のユーザ端末
５Ａを操作し、対応データ格納手段としての電子商取引
サーバ３にアクセスする。これに応じて申込者のユーザ
端末５ＡはルーチンＲＴ１のステップＳＰ１において、
電子商取引サーバ３に対して申込者登録画面の画面デー
タの送信を要求する。
【００２１】電子商取引サーバ３の制御部（図示せず）
は申込者登録プログラムに従い、ルーチンＲＴ２のステ
ップＳＰ１１において申込者のユーザ端末５Ａからの送
信要求を受信すると、これに応じて申込者登録画面の画
面データを送信する。
【００２２】一方、ステップＳＰ２において申込者のユ
ーザ端末５Ａは、電子商取引サーバ３から申込者登録画
面の画面データを受信すると、これを表示部に表示して
申込者に閲覧させる。そして申込者は当該申込者登録画
面上で、当該申込者の住所、氏名、年齢、性別、メール
アドレス等からなる申込者情報と、当該申込者に対する
決済者の候補となる人物の氏名、メールアドレスからな
る決済者候補情報とを入力する。申込者のユーザ端末５
ＡはステップＳＰ３において、入力された申込者情報及
び決済者候補情報を電子商取引サーバ３に送信する。
【００２３】ステップＳＰ１２において電子商取引サー
バ３は、申込者のユーザ端末５Ａから申込者情報及び決
済者候補情報を受信すると、まず申込者情報を顧客管理
データベースに登録するとともに申込者ＩＤ及び申込者
パスワードを発行し、これを申込者のユーザ端末５Ａに
送信して申込者に通知する。なお、この時点ではまだ決
済者が正式に登録されていないため、申込者は商品購入
を行うことはできない。
【００２４】さらに電子商取引サーバ３はステップＳＰ
１３において、決済者候補のメールアドレスに対し、
「申込者情報に記された申込者から、あなたを決済者と
して登録する依頼があったが、これを承諾するか」とい
う旨の確認メール本文と、決済者登録を承諾した場合に
当該登録を行うための決済者登録画面のＵＲＬ（電子商
取引サーバ３内）へのリンクとを記した決済者登録確認
メールを送信する。
【００２５】決済者候補のユーザ端末５ＢはルーチンＲ
Ｔ３のステップＳＰ２１において、決済者登録確認メー
ルを受信するとこれを表示部に表示し、決済者候補に対
して決済者登録の可否判断を促す。
【００２６】そして決済者として登録されることを決済
者候補が承諾し、決済者登録画面へのリンクをクリック
すると、決済者候補のユーザ端末５ＢはステップＳＰ２
２に移り、電子商取引サーバ３に対し決済者登録画面の
画面データの送信を要求する。
【００２７】電子商取引サーバ３はステップＳＰ１４に
おいて、決済者候補のユーザ端末５Ｂから送信要求を受
信すると、これに応じて決済者登録画面の画面データを
送信する。決済者候補のユーザ端末５ＢはステップＳＰ
２３において、決済者登録画面の画面データを受信する
とこれを表示部に表示する。
【００２８】そして決済者候補は決済者登録画面上で、
自分の住所、氏名、年齢、性別、メールアドレス、及び
決済方法（例えばクレジットカード番号や銀行口座番号
等）からなる決済者情報を入力する。決済者候補のユー
ザ端末５ＢはステップＳＰ２４において、入力された決
済者情報を電子商取引サーバ３に送信する。
【００２９】ステップＳＰ１５において電子商取引サー
バ３は、決済者候補のユーザ端末５Ｂから決済者情報を
受信すると、この決済者候補を正式な決済者として顧客
管理データベースに登録するとともに、決済者ＩＤ及び
決済者パスワードを発行し、これを決済者のユーザ端末
５Ｂに送信して決済者に通知する。
【００３０】さらに電子商取引サーバ３は、顧客管理デ
ータベース内の申込者情報に決済者ＩＤを追加記入する
ことにより、当該決済者ＩＤを申込者に対する決済者と
して登録する。かかる決済者登録の完了後、申込者は商
品購入を行うことができるようになる。
【００３１】なお、この電子商取引システム１において
は、従来の電子商取引システムと同様に申込者自身を決
済者として登録することもできる。また、先に決済者自
身が決済者登録を行い、その後に自分を決済者とする申
込者を登録することもできる。
【００３２】（３）電子商取引システムにおける商品購
入処理 次に、電子商取引システム１における商品購入の処理手
順を、図３に示すフローチャートを用いて詳細に説明す
る。
【００３３】この電子商取引システム１上で商品を購入
する場合、まず申込者はユーザ端末５Ａを用い、自分の
申込者ＩＤ及びパスワードで電子商取引サーバ３にログ
インする。これに応じて申込者のユーザ端末５Ａは、ル
ーチンＲＴ４のステップＳＰ３１において、電子商取引
サーバ３に対して申込者ＩＤ及びパスワードを送信す
る。
【００３４】電子商取引サーバ３の制御部は電子商取引
プログラムに従い、申込者のユーザ端末５Ａから申込者
ＩＤ及びパスワードを受信すると、ルーチンＲＴ２のス
テップＳＰ４１において顧客管理データベースを参照
し、この申込者が電子商取引システム１に登録されてい
るかを判断する。そして当該申込者が登録されている場
合、電子商取引サーバ３はステップＳＰ４２に移り、申
込者のユーザ端末５Ａに対して電子商品カタログの画面
データを送信する。
【００３５】一方、ステップＳＰ３２において申込者の
ユーザ端末５Ａは、電子商取引サーバ３から電子商品カ
タログの画面データを受信すると、これを表示部に表示
して申込者に閲覧させる。申込者は当該電子商品カタロ
グ上で所望の商品を選択した後、当該所望の商品につい
ての付帯情報（チケットの座席指定、服飾品の色やデザ
イン指定、商品配送方法や配送先等）を確認・選択す
る。そして申込者のユーザ端末５ＡはステップＳＰ３３
において、申込者によって選択された商品名及びその付
帯情報からなる注文情報を電子商取引サーバ３に送信す
る。
【００３６】ステップＳＰ４３において電子商取引サー
バ３は、申込者の注文情報を受信すると当該注文情報を
顧客管理データベースに仮登録するとともに、当該申込
者のメールアドレスに、「あなたの注文を仮受付しまし
た。決済者に対して決済の可否を問い合わせます」とい
う旨の仮受付確認メールを送信する。
【００３７】さらに決済者検索手段としての電子商取引
サーバ３はステップＳＰ４４において、この申込者に対
する決済者を顧客管理データベースから検索し、検索し
て得られた決済者のメールアドレスに対し、「申込者が
注文した商品に対する決済依頼があったが、これを承諾
するか」という旨の確認メール本文と、申込者が注文し
た商品についての情報（すなわち注文情報）と、決済を
承諾した場合に決済承諾手続を行うための決済承諾画面
のＵＲＬ（電子商取引サーバ３内）へのリンクとを記し
た決済承諾確認メールを送信する。
【００３８】決済者のユーザ端末５ＢはルーチンＲＴ６
のステップＳＰ５１において、決済承諾確認メールを受
信するとこれを表示部に表示し、決済者に対して決済承
諾の判断を促す。
【００３９】そして決済者が注文商品に対する決済を承
諾し、決済承諾画面へのリンクをクリックすると、決済
者候補のユーザ端末５ＢはステップＳＰ５２に移り、電
子商取引サーバ３に対し決済承諾画面の画面データの送
信を要求する。
【００４０】電子商取引サーバ３はステップＳＰ４５に
おいて、決済者のユーザ端末５Ｂから送信要求を受信す
ると、これに応じて決済承諾画面の画面データを送信す
る。決済者のユーザ端末５ＢはステップＳＰ５３におい
て、決済承諾画面の画面データを受信するとこれを表示
部に表示する。
【００４１】決済者は決済承諾画面上で自分の決済者Ｉ
Ｄ及びパスワードを入力する。そして決済者のユーザ端
末５ＢはステップＳＰ５４において、入力された決済者
ＩＤ及びパスワードを電子商取引サーバ３に送信する。
【００４２】電子商取引サーバ３は決済者のユーザ端末
５Ｂから決済者ＩＤ及びパスワードを受信すると、ステ
ップＳＰ４６において顧客管理データベースを参照し、
申込者に対する決済者として登録されているかを判断す
る。そして当該決済者が登録されている場合、電子商取
引サーバ３は注文を確定するとともに、注文が確定し決
済及び商品の発送を行う旨の注文確定メールを申込者及
び決済者双方のメールアドレスに対して送信する。さら
に電子商取引サーバ３は決済手段としての決済サーバ４
に対して注文商品の決済を指示するとともに、図示しな
い配送センターに対して注文商品の発送を指示した後、
ステップＳＰ４７に移って処理を終了する。
【００４３】（４）動作及び効果 以上の構成において、この電子商取引システム１では、
商品購入に先立って行われる申込者登録に際し、当該申
込者が購入した商品の代金を決済して支払う決済者を関
連付けて登録するようにした。
【００４４】そしてこの電子商取引システム１では、申
込者から商品購入の注文があったとき、当該申込者に対
応して登録されている決済者に対し、申込者が注文した
商品に対する決済承認の問い合わせを行い、決済者が決
済を承認したときにのみ、注文を確定して決済を行うよ
うにした。
【００４５】これにより、この電子商取引システム１に
おいては、決済能力を持たない未成年者も、親等の決済
能力保有者を決済者として登録することにより、当該電
子商取引システム１に参加することができる。
【００４６】（５）他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、１人の申込者に対し
て１人の決済者を登録するようにしたが、本発明はこれ
に限らず、１人の申込者に対して複数人の決済者を登録
し得るようにし、例えば購入商品や購入金額等に応じて
任意の決済者を選択し得るようにしてもよい。また逆
に、複数人の申込者に対して同一の決済者を登録し得る
ようにしてもよい。
【００４７】さらに上述の実施の形態においては、申込
者からの注文があったとき、確認メール本文と注文情報
と決済承諾画面へのリンクとを記した決済承諾確認メー
ルを決済者に送信するようにしたが、本発明はこれに限
らず、他の様々な情報をこの決済承諾確認メールを付加
してもよい。
【００４８】たとえば、申込者が商品注文を行う際に、
決済者に対するメッセージ（例えば、この商品を購入し
たい理由等）を入力しておき、当該メッセージを決済承
諾確認メールに付加して送信するようにすれば、申込者
と決済者の間の意思疎通を向上させることができる。ま
た、申込者の商品購入履歴を決済承諾確認メールに付加
して送信し決済者に提示するようにすれば、例えば申込
者が大量に商品購入をしている場合、決済者がこれを認
識して新たな商品の購入を禁止することができる。
【００４９】さらに上述の実施の形態においては、購入
商品の配送方法や配送先を申込者が指定するようにした
が、本発明はこれに加えて、配送方法や配送先を決済者
が変更し得るようにしてもよい。
【００５０】さらに上述の実施の形態においては、申込
者による注文が発生すると、これに応じて必ず決済者に
決済承諾を求めるようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、任意の限度額を決済者が設定し、当該限度額内の商
品であれば決済者に対する決済承諾を省いて無条件に決
済を行うようにしてもよい。このようにすれば、安価な
商品については無条件で決済するとともに、高額な商品
については決済者の承諾を求めることができ、サービス
の柔軟性をより高めることができる。
【００５１】さらに上述の実施の形態においては、電子
商取引サーバ３内に顧客管理データベースを格納するよ
うにしたが、本発明はこれに限らず、電子商取引サーバ
３とは別のサーバ等に顧客管理データベースを格納する
ようにしてもよい。
【００５２】さらに上述の実施の形態においては、電子
商取引サーバ３の制御部が、ハードディスクに予め格納
された申込者登録プログラム及び電子商取引プログラム
に従って上述の申込者登録処理及び商品購入処理を行う
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、申込者登録プログラムや電子商取引プログラムが格
納されたプログラム格納媒体を電子商取引サーバ３にイ
ンストールすることにより行うようにしてもよい。
【００５３】このように上述した一連の処理を実行する
ための申込者登録プログラムや電子商取引プログラムを
電子商取引サーバ３にインストールして実行可能な状態
にするためのプログラム格納媒体としては、例えばフレ
キシブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ（Compact Disc-Read
Only Memory ）、ＤＶＤ（Digital Versatile Disc）等
のパッケージメディアのみならず、これらのプログラム
が一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁
気ディスク等で実現してもよい。また、プログラム格納
媒体にこれらのプログラムを格納する手段として、ロー
カルエリアネットワークやインターネット、ディジタル
衛星放送等の有線及び無線通信媒体を利用してもよく、
ルータやモデム等の各種通信インターフェースを介して
格納するようにしてもよい。
【００５４】また、上述の実施の形態においては、顧客
管理データベース内の申込者情報に決済者情報を関連付
けて記録するようにしたが、本発明はこれに限らず、申
込者と決済者との関連情報をユーザ端末５の例えばハー
ドディスクに記憶しておき、申込者による商品注文に応
じて、ユーザ端末５の制御部が当該申込者に対応する決
済者情報を関連情報から検索し、注文情報及び決済者情
報を電子商取引サーバ３に送信するようにしてもよい。
【００５５】この場合商品注文装置としてのユーザ端末
５は、例えばハードディスクに予め格納された決済者検
索プログラムに従って決済者情報を検索するようにして
も良いし、決済者検索プログラムが格納されたプログラ
ム格納媒体をユーザ端末５にインストールすることによ
り決済者情報の検索行うようにしてもよい。
【００５６】このように上述した一連の処理を実行する
ための決済者情報検索プログラムをユーザ端末５にイン
ストールして実行可能な状態にするためのプログラム格
納媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ＣＤ−
ＲＯＭ（Compact Disc-ReadOnly Memory ）、ＤＶＤ（D
igital Versatile Disc）等のパッケージメディアのみ
ならず、これらのプログラムが一時的もしくは永続的に
格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても
よい。また、プログラム格納媒体にこれらのプログラム
を格納する手段として、ローカルエリアネットワークや
インターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線
通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通
信インターフェースを介して格納するようにしてもよ
い。
【００５７】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、商品の注
文を行う申込者と、注文した商品の代金を決済して支払
う決済者とを関連付けて登録するようにしたことによ
り、決済能力を持たない未成年者等も電子商取引システ
ムに参加して商品注文を行うことができ、かくして電子
商取引システムの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態による電子商取引システ
ムの全体構成を示すブロック図図である。
【図２】申込者登録処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図３】商品購入処理手順を示すシーケンスチャートで
ある。
【符号の説明】
１……電子商取引システム、２……インターネット、３
……電子商取引サーバ、４……決済サーバ、５……ユー
ザ端末。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ネットワークを介して商品の販売を行う電
    子商取引システムにおいて、 上記電子商取引システム上で商品の注文を行う申込者
    と、当該申込者が注文した商品の代金を支払う決済者と
    の対応を記録した対応データを格納する対応データ格納
    手段と、 上記申込者から商品注文を受けたとき、上記対応データ
    を参照して当該申込者に対応する上記決済者を検索する
    決済者検索手段と、 上記申込者が注文した商品を、当該申込者に対応する上
    記決済者の名義で決済する決済手段とを具えることを特
    徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項２】上記申込者に対応する上記決済者に対し
    て、当該申込者が注文した商品に対する決済の可否を問
    い合わせる決済確認手段を具え、上記決済手段は、上記
    商品に対する決済を上記決済者が承認したとき、当該商
    品に対する決済を行うことを特徴とする請求項１に記載
    の電子商取引システム。
  3. 【請求項３】上記対応データ格納手段は、上記申込者が
    上記商品注文を行う端末に設けられていることを特徴と
    する請求項１に記載の電子商取引システム。
  4. 【請求項４】ネットワークを介して商品の販売を行う電
    子商取引装置において、 申込者から商品注文を受けたとき、当該申込者と当該申
    込者が注文した商品の代金を支払う決済者との対応を記
    録した対応データを参照し、当該申込者に対応する上記
    決済者を検索する検索手段と、 上記申込者が注文した商品を、当該申込者に対応する上
    記決済者の名義で決済する決済手段とを具えることを特
    徴とする電子商取引装置。
  5. 【請求項５】上記申込者に対応する上記決済者に対し
    て、当該申込者が注文した商品に対する決済の可否を問
    い合わせる決済確認手段を具え、 上記決済手段は、上記商品に対する決済を上記決済者が
    承認したとき、当該商品に対する決済を行うことを特徴
    とする請求項４に記載の電子商取引装置。
  6. 【請求項６】ネットワークを介して商品の販売を行う電
    子商取引装置に対し、商品の注文を行う商品注文装置に
    おいて、 上記商品の注文を行う申込者と、当該申込者が注文した
    商品の代金を支払う決済者との対応を記録した対応デー
    タを格納する対応データ格納手段と、 上記申込者が上記電子商取引装置に対して商品の注文を
    行うと、上記対応データを参照して当該申込者に対応す
    る上記決済者を検索する決済者検索手段と、 上記申込者が注文した商品の情報と、上記決済者検索手
    段によって検索された上記決済者の情報とを上記電子商
    取引装置に送信する情報送信手段とを具えることを特徴
    とする商品注文装置。
  7. 【請求項７】ネットワークを介して商品の販売を行う電
    子商取引方法において、 申込者から商品注文を受けたとき、当該申込者と当該申
    込者が注文した商品の代金を支払う決済者との対応を記
    録した対応データを参照し、当該申込者に対応する上記
    決済者を検索する検索ステップと、 上記申込者が注文した商品を、当該申込者に対応する上
    記決済者の名義で決済する決済ステップとを具えること
    を特徴とする電子商取引方法。
  8. 【請求項８】上記申込者に対応する上記決済者に対し
    て、当該申込者が注文した商品に対する決済の可否を問
    い合わせる決済確認ステップを具え、 上記決済ステップは、上記商品に対する決済を上記決済
    者が承認したとき、当該商品に対する決済を行うことを
    特徴とする請求項７に記載の電子商取引方法。
  9. 【請求項９】コンピュータに対して、 申込者から商品注文を受けたとき、当該申込者と当該申
    込者が注文した商品の代金を支払う決済者との対応を記
    録した対応データを参照し、当該申込者に対応する上記
    決済者を検索する検索ステップと、 上記申込者が注文した商品を、当該申込者に対応する上
    記決済者の名義で決済する決済ステップとを実行させる
    ための電子商取引プログラム。
  10. 【請求項１０】コンピュータに、 申込者から商品注文を受けたとき、当該申込者と当該申
    込者が注文した商品の代金を支払う決済者との対応を記
    録した対応データを参照し、当該申込者に対応する上記
    決済者を検索する検索ステップと、 上記申込者が注文した商品を、当該申込者に対応する上
    記決済者の名義で決済する決済ステップとを実行させる
    ための電子商取引プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な電子商取引プログラム格納媒体。
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