JP2003216653A - プログラム、画像管理装置、及び画像管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザにとってサムネイル画像の識別をより容
易にする画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像データを管理するコンピュータ用のプ
ログラムであって、コンピュータに、画像データを管理
させる画像管理モジュールと、画像管理モジュールに管
理させている画像データに対するユーザの注目度を示す
注目度情報を取得させる注目度取得モジュールと、画像
データをサムネイル表示するためのサムネイル画像デー
タを、注目度情報に基づいて作成させるサムネイル画像
作成モジュールと、サムネイル画像を表示させる表示モ
ジュールとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム、画像
管理装置、及び画像管理方法に関する。特に本発明は、
画像データのサムネイル画像を作成するプログラム、画
像管理装置、及び画像管理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、画像処理装置、ソフトウエア、撮
像装置等は、取得した画像データを縮小したサムネイル
画像を作成することにより、複数の画像データを一覧で
表示することができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】画像処理装置、ソフト
ウエア、撮像装置等が、多くの画像データのサムネイル
画像を表示する場合に、ユーザにとってサムネイル画像
の識別をより容易にする画像処理装置、ソフトウエア、
撮像装置等の提供が望まれている。

【０００４】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるプログラム、画像管理装置、及び画像管理方
法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の
範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達
成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を
規定する。

【０００５】

【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第１の形
態によると、画像データを管理するコンピュータ用のプ
ログラムであって、コンピュータに、画像データを管理
させる画像管理モジュールと、画像管理モジュールに管
理させている画像データに対するユーザの注目度を示す
注目度情報を取得させる注目度取得モジュールと、画像
データをサムネイル表示するためのサムネイル画像デー
タを、注目度情報に基づいて作成させるサムネイル画像
作成モジュールと、サムネイル画像を表示させる表示モ
ジュールとを備える。

【０００６】注目度取得モジュールは、画像データに対
してユーザが注目した注目時間を、注目度情報として取
得させ、サムネイル画像作成モジュールは、サムネイル
画像データを、注目時間に基づいて作成させてもよい。

【０００７】注目度取得モジュールは、画像データに対
してユーザが注目した注目回数を、注目度情報として取
得させ、サムネイル画像作成モジュールは、画像データ
を、注目回数に基づいてサムネイル画像データを作成さ
せてもよい。

【０００８】ユーザの視点を示す視点情報を取得する視
点情報取得モジュールと、視点情報取得モジュールが取
得させた視点情報に基づいて、サムネイル画像または画
像データがユーザに閲覧されている閲覧時間を示す閲覧
時間情報を決定する閲覧時間決定モジュールとをさらに
備え、注目度取得モジュールは、閲覧時間情報を注目度
情報として取得させ、サムネイル画像作成モジュール
は、閲覧時間情報に基づいて、画像データをサムネイル
表示するためのサムネイル画像データを作成させてもよ
い。

【０００９】サムネイル画像作成モジュールは、注目度
情報に基づいて、サムネイル画像の色を変更させてもよ
い。サムネイル画像作成モジュールは、注目度情報に基
づいて、サムネイル画像の明度を変更させてもよい。サ
ムネイル画像作成モジュールは、注目度情報に基づい
て、サムネイル画像の大きさを変更させてもよい。

【００１０】画像管理モジュールは、複数の画像データ
を管理させ、複数の画像データを、複数の画像データを
含む第１の画像データ群と、第１の画像データ群とは異
なる画像データを含む第２の画像データ群に分類させる
画像データ分類モジュールをさらに備え、表示モジュー
ルは、第１の画像データ群に含まれる複数の画像データ
のサムネイル画像を重ねて表示させてもよい。

【００１１】注目度取得モジュールは、画像データ分類
部が分類させた第１の画像データ群に含まれる複数の画
像データ各々の注目度を示す注目度情報を取得させ、表
示モジュールは、注目度取得モジュールが取得させた複
数の注目度情報のうち、最も高い注目度を示す注目度情
報に対応したサムネイル画像を、重ねて表示すべき複数
のサムネイル画像の最前面に表示させてもよい。

【００１２】画像データ分類モジュールは、複数の画像
データを、複数の画像データを含む第１の画像データ群
と、第１の画像データ群とは異なる画像データを含む第
２の画像データ群に、注目度情報に基づいて分類させて
もよい。

【００１３】注目度取得モジュールは、画像管理モジュ
ールに管理させている画像データに対するユーザの参照
度を示す参照度情報を、注目度情報として取得させ、サ
ムネイル画像作成モジュールは、サムネイル画像データ
を、参照度情報に基づいて作成させてもよい。

【００１４】注目度取得モジュールは、画像管理モジュ
ールに管理させている画像データの参照時間を、注目度
情報として取得させ、サムネイル画像作成モジュール
は、注目度取得モジュールが取得させた参照時間に基づ
いて、画像データをサムネイル表示するためのサムネイ
ル画像データを作成させてもよい。

【００１５】注目度取得モジュールは、画像管理モジュ
ールに管理させている画像データの参照回数を、注目度
情報として取得させ、サムネイル画像作成モジュール
は、注目度取得モジュールが取得させた参照回数に基づ
いて、画像データをサムネイル表示するためのサムネイ
ル画像データを作成させてもよい。

【００１６】本発明の第２の形態によると、画像データ
を管理する画像管理装置であって、画像データを格納す
る画像格納部と、画像格納部に格納されている画像デー
タに対するユーザの注目度を示す注目度情報を取得する
注目度取得部と、注目度取得部が取得した注目度情報に
基づいて、画像データをサムネイル表示するためのサム
ネイル画像データを作成するサムネイル画像作成部と、
サムネイル画像作成部が作成したサムネイル画像を表示
する表示部とを備える。

【００１７】注目度取得部は、画像データに対してユー
ザが注目した注目時間を、注目度情報として取得し、サ
ムネイル画像作成部は、サムネイル画像データを、注目
時間に基づいて作成してもよい。

【００１８】注目度取得部は、画像データに対してユー
ザが注目した注目回数を、注目度情報として取得し、サ
ムネイル画像作成部は、画像データを、注目回数に基づ
いてサムネイル画像データを作成してもよい。

【００１９】ユーザの視点を示す視点情報を取得する視
点情報取得部と、視点情報取得部が取得した視点情報に
基づいて、サムネイル画像または画像データがユーザに
閲覧されている閲覧時間を示す閲覧時間情報を決定する
閲覧時間決定部とをさらに備え、注目度取得部は、閲覧
時間情報を注目度情報として取得し、サムネイル画像作
成部は、閲覧時間情報に基づいて、画像データをサムネ
イル表示するためのサムネイル画像データを作成しても
よい。

【００２０】サムネイル画像作成部は、注目度情報に基
づいて、サムネイル画像の色を変更してもよい。サムネ
イル画像作成部は、注目度情報に基づいて、サムネイル
画像の明度を変更してもよい。サムネイル画像作成部
は、注目度情報に基づいて、サムネイル画像の大きさを
変更してもよい。

【００２１】画像格納部は、複数の画像データを格納
し、複数の画像データを、複数の画像データを含む第１
の画像データ群と、第１の画像データ群とは異なる画像
データを含む第２の画像データ群に分類させる画像デー
タ分類部をさらに備え、表示部は、第１の画像データ群
に含まれる複数の画像データのサムネイル画像を重ねて
表示してもよい。

【００２２】注目度取得部は、画像データ分類部が分類
した第１の画像データ群に含まれる複数の画像データ各
々の注目度を示す注目度情報を取得し、表示部は、注目
度取得部が取得した複数の注目度情報のうち、最も高い
注目度を示す注目度情報に対応したサムネイル画像を、
重ねて表示すべき複数のサムネイル画像の最前面に表示
してもよい。

【００２３】画像データ分類部は、複数の画像データ
を、複数の画像データを含む第１の画像データ群と、第
１の画像データ群とは異なる画像データを含む第２の画
像データ群に、注目度情報に基づいて分類してもよい。

【００２４】注目度取得部は、画像格納部に格納されて
いる画像データに対するユーザの参照度を示す参照度情
報を、注目度情報として取得し、サムネイル画像作成部
は、サムネイル画像データを、参照度情報に基づいて作
成してもよい。

【００２５】注目度取得部は、画像格納部に格納されて
いる画像データの参照時間を、注目度情報として取得
し、サムネイル画像作成部は、注目度取得部が取得した
参照時間に基づいて、画像データをサムネイル表示する
ためのサムネイル画像データを作成してもよい。

【００２６】注目度取得部は、画像格納部に格納されて
いる画像データの参照回数を、注目度情報として取得
し、サムネイル画像作成部は、注目度取得部が取得した
参照回数に基づいて、画像データをサムネイル表示する
ためのサムネイル画像データを作成してもよい。

【００２７】本発明の第３の形態によると、画像データ
を管理する画像管理方法であって、画像データを管理し
て、管理している画像データに対するユーザの注目度を
示す注目度情報を取得し、取得した注目度情報に基づい
て、画像データをサムネイル表示するためのサムネイル
画像データを作成して、作成したサムネイル画像を表示
する。

【００２８】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。なお、発明の詳細な説明に記
載の「画像データベース」は、特許請求の範囲に記載の
「画像格納部」の一例である。

【００３０】図１は、本実施の形態に係る画像管理装置
の機能構成を示すブロック図である。本画像管理装置
は、画像データに対応するユーザの注目度に基づいて、
サムネイル画像を作成する。画像管理装置１０は、カー
ソル位置取得部１００と、時間測定部１０１と、入力部
１０２と、サムネイル位置取得部１０３と、視点情報取
得部１０４と、閲覧時間決定部１０６と、画像表示位置
取得部１０７と、注目度取得部１０８と、画像データ分
類部１１０と、画像データ取得部１１２と、サムネイル
画像作成部１１３と、表示部１１４と、注目度算出部１
１６と、操作解析部１１８、重要度データベース１２０
と、画像データベース１２２とを備える。

【００３１】重要度データベース１２０は、画像データ
に対するユーザの注目度を示す注目度情報を、画像デー
タ毎に格納する。画像データベース１２２は、画像デー
タに対応するサムネイル画像に関する情報を、画像デー
タに対応付けて格納する。

【００３２】画像データ取得部１１２は、画像データを
取得する。ここで画像データ取得部１１２は、ネットワ
ークを介して画像データを受信してもよいし、記録媒体
から取得してもよいし、ＣＣＤ等の撮像系から取得して
もよい。画像データ取得部１１２は、取得した画像デー
タを画像データ分類部１１０に送る。

【００３３】画像データ分類部１１０は、画像データ取
得部１１２から受け取った画像データを分類する。ここ
で画像データ分類部１１０は、画像データの作成日時の
差が所定値以下である場合に、同一の分類グループとし
て分類する。次に画像データ分類部１１０は、画像デー
タを、分類グループを識別するグループ情報と、画像デ
ータを識別する画像ＩＤとともに画像データベース１２
２に格納する。また画像データ分類部１１０は、画像デ
ータをサムネイル画像作成部１１３に送る。

【００３４】サムネイル画像作成部１１３は、画像デー
タ分類部１１０から画像データを受け取ると、受け取っ
た画像データを縮小してサムネイル画像を作成する。サ
ムネイル画像作成部１１３は、作成したサムネイル画像
を表示部１１４に送る。表示部１１４は、受け取ったサ
ムネイル画像を表示する。

【００３５】次に視点情報取得部１０４は、ユーザの視
点の位置を示す視点情報を取得し、閲覧時間決定部１０
６に送る。サムネイル位置取得部１０３は、表示部１１
４が表示するサムネイル画像の位置を示すサムネイル表
示位置情報を、サムネイル画像に対応する画像ＩＤに対
応付けて、時間測定部１０１及び閲覧時間決定部１０６
に送る。

【００３６】閲覧時間決定部１０６は、受け取った視点
情報によって示される視点位置が、サムネイル位置取得
部１０３から受け取ったサムネイル表示位置情報によっ
て示されるサムネイル画像の位置の所定距離以内にある
か否かを判断する。閲覧時間決定部１０６は、視点情報
取得部１０４から受け取った視点情報によって示される
視点位置が、サムネイル位置取得部１０３から受け取っ
たサムネイル表示位置情報によって示されるサムネイル
画像の位置の所定距離以内にあると判断した場合に、視
点位置がサムネイル画像の位置の所定距離以内にある時
間を測定し、閲覧時間情報として、サムネイル位置取得
部１０３から受け取った画像ＩＤとともに注目度取得部
１０８に送る。

【００３７】カーソル位置取得部１００は、表示部１１
４におけるカーソルの位置を示すカーソル位置情報を取
得し、時間測定部１０１に送る。時間測定部１０１は、
受け取ったカーソル位置情報によって示されるカーソル
位置が、サムネイル位置取得部１０３から受け取ったサ
ムネイル表示位置情報によって示されるサムネイル画像
の位置の所定距離以内にあるか否かを判断する。次に時
間測定部１０１は、カーソル位置取得部１００から受け
取ったカーソル位置情報によって示されるカーソル位置
が、サムネイル位置取得部１０３から受け取ったサムネ
イル表示位置情報によって示されるサムネイル画像の位
置の所定距離以内にあると判断した場合に、カーソル位
置がサムネイル画像の位置の所定距離以内にある時間を
測定し、カーソル一致時間情報として、サムネイル位置
取得部１０３から受け取った画像ＩＤとともに注目度取
得部１０８に送る。

【００３８】入力部１０２は、ユーザが表示部１１４に
おいてサムネイル画像をクリックした場合に、クリック
した旨を示すクリック情報を画像ＩＤとともに注目度取
得部１０８に送る。

【００３９】入力部１０２は、画像データベース１２２
に格納されている画像データを表示すべき旨を示す入力
をユーザから受け付けた場合に、表示すべき画像データ
の画像ＩＤを表示部１１４に送る。表示部１１４は、入
力部１０２から受け取った画像ＩＤに対応する画像デー
タを画像データベース１２２から抽出して、表示する。

【００４０】画像表示位置取得部１０７は、表示部１１
４が表示した画像データの表示位置を示す画像データ表
示位置情報を、対応する画像ＩＤとともに時間測定部１
０１及び閲覧時間決定部１０６に送る。

【００４１】閲覧時間決定部１０６は、受け取った視点
情報によって示される視点位置が、画像表示位置取得部
１０７から受け取った画像データ表示位置情報によって
示される画像データの表示位置の範囲内にあるか否かを
判断する。閲覧時間決定部１０６は、視点情報取得部１
０４から受け取った視点情報によって示される視点位置
が、画像表示位置取得部１０７から受け取った画像デー
タ表示位置情報によって示される画像データの表示位置
の範囲内にあると判断した場合に、視点位置が画像デー
タの表示位置の範囲内にある時間を測定し、画像データ
の閲覧時間情報として、画像表示位置取得部１０７から
受け取った画像ＩＤとともに注目度取得部１０８に送
る。

【００４２】カーソル位置取得部１００は、表示部１１
４におけるカーソルの位置を示すカーソル位置情報を取
得し、時間測定部１０１に送る。時間測定部１０１は、
受け取ったカーソル位置情報によって示されるカーソル
位置が、画像表示位置取得部１０７から受け取った画像
データ表示位置情報によって示される画像データの表示
位置の範囲内にあるか否かを判断する。次に時間測定部
１０１は、カーソル位置取得部１００から受け取ったカ
ーソル位置情報によって示されるカーソル位置が、画像
表示位置取得部１０７から受け取った画像データ表示位
置情報によって示される画像データの表示位置の範囲内
にあると判断した場合に、カーソル位置が画像データの
表示位置の範囲内にある時間を測定し、画像データのカ
ーソル一致時間情報として、画像表示位置取得部１０７
から受け取った画像ＩＤとともに注目度取得部１０８に
送る。

【００４３】入力部１０２は、画像データに対するユー
ザの操作を受け付けると、受け付けた操作を示す操作情
報を、操作された画像データの画像ＩＤとともに操作解
析部１１８に送る。操作解析部１１８は、受け取った操
作情報に基づいて、操作時間を決定する。次に操作解析
部１１８は、決定した操作時間を示す操作時間情報を、
入力部１０２から受け取った画像ＩＤとともに注目度取
得部１０８に送る。

【００４４】注目度取得部１０８は、閲覧時間決定部１
０６から受け取った閲覧時間情報と画像ＩＤに基づい
て、重要度データベース１２０に格納されている注目度
情報を更新する。また注目度取得部１０８は、時間測定
部１０１から受け取ったカーソル一致時間情報と画像Ｉ
Ｄに基づいて、重要度データベース１２０に格納されて
いる注目度情報を更新する。また注目度取得部１０８
は、入力部１０２から受け取ったクリック情報と画像Ｉ
Ｄに基づいて、重要度データベース１２０に格納されて
いる注目度情報を更新する。また注目度取得部１０８
は、操作解析部１１８から受け取った操作時間と画像Ｉ
Ｄに基づいて、重要度データベース１２０に格納されて
いる注目度情報を更新する。

【００４５】また注目度取得部１０８は、入力部１０２
または操作解析部１１８または時間測定部１０１または
閲覧時間決定部１０６から、受け取った画像ＩＤを注目
度算出部１１６に送る。注目度算出部１１６は、重要度
データベース１２０に格納されている注目度情報に基づ
いて、画像データに対するユーザの総合的な注目度を算
出し、総合注目度情報として重要度データベース１２０
に格納する。

【００４６】サムネイル画像作成部１１３は、所定時間
毎に重要度データベース１２０に格納されている総合注
目度情報と、注目度情報に基づいて、画像データベース
１２２に格納されているサムネイル画像に関する情報を
更新する。またサムネイル画像作成部１１３は、更新し
たサムネイル画像に関する情報を用いてサムネイル画像
を作成し、サムネイル画像データを表示部１１４に送
る。表示部１１４は、受け取ったサムネイル画像データ
を表示する。

【００４７】図２は、重要度データベース１２０のデー
タフォーマットの一例を示す。重要度データベース１２
０は、画像ＩＤフィールドと、総合注目度フィールド
と、サムネイル注目度情報フィールドと、画像データ注
目度情報フィールドとを有する。サムネイル注目度情報
フィールドは、参照時間フィールドと、参照回数フィー
ルドと、カーソル時間フィールドと、クリック回数フィ
ールドとを含む。画像データ注目度情報フィールドは、
参照時間フィールドと、参照回数フィールドと、操作回
数フィールドと、操作時間フィールドとを含む。

【００４８】画像ＩＤフィールドは、画像データを識別
する画像ＩＤを格納する。サムネイル注目度情報フィー
ルドの参照時間フィールドは、サムネイル画像をユーザ
が参照した参照時間を格納する。具体的には、サムネイ
ル注目度情報フィールドの参照時間フィールドは、閲覧
時間決定部１０６が測定したサムネイル画像の閲覧時間
を累積した時間を参照時間として格納する。

【００４９】サムネイル注目度情報フィールドの参照回
数フィールドは、サムネイル画像をユーザが参照した参
照回数を格納する。具体的には、サムネイル注目度情報
フィールドの参照時間フィールドは、閲覧時間決定部１
０６が測定したサムネイル画像の閲覧時間を注目度取得
部１０８に送った回数を参照回数として格納する。

【００５０】カーソル時間フィールドは、サムネイル画
像にカーソルが重なった時間であるカーソル時間を格納
する。具体的には、カーソル時間フィールドは、時間測
定部１０１が測定したサムネイル画像の位置の所定距離
以内にある時間を累積した時間をカーソル時間として格
納する。

【００５１】クリック回数フィールドは、サムネイル画
像をクリックしたクリック回数を格納する。具体的に
は、クリック回数フィールドは、入力部１０２が注目度
取得部１０８にクリック情報を送った回数をクリック回
数として格納する。

【００５２】画像データ注目度情報フィールドの参照時
間フィールドは、画像データをユーザが参照した参照時
間を格納する。具体的には、画像データ注目度情報フィ
ールドの参照時間フィールドは、閲覧時間決定部１０６
が測定した画像データの閲覧時間を累積した時間を参照
時間として格納する。

【００５３】画像データ注目度情報フィールドの参照回
数フィールドは、画像データをユーザが参照した参照回
数を格納する。具体的には、画像データ注目度情報フィ
ールドの参照時間フィールドは、閲覧時間決定部１０６
が測定した画像データの閲覧時間を注目度取得部１０８
に送った回数を参照回数として格納する。

【００５４】画像データ注目度情報フィールドのカーソ
ル時間フィールドは、画像データにカーソルが重なった
時間であるカーソル時間を格納する。具体的には、カー
ソル時間フィールドは、時間測定部１０１が測定した画
像データの所定距離以内にある時間を累積した時間をカ
ーソル時間として格納する。

【００５５】操作回数フィールドは、画像データに対し
てユーザが操作を行った回数を格納する。具体的には、
操作回数フィールドは、操作解析部１１８が決定した操
作時間を示す操作時間情報を注目度取得部１０８に送っ
た回数を格納する。

【００５６】操作時間フィールドは、画像データに対し
てユーザが操作を行った累積時間を格納する。具体的に
は、操作時間フィールドは、操作解析部１１８が決定し
た操作時間の累積時間を、操作時間として格納する。

【００５７】総合注目度情報フィールドは、サムネイル
注目度情報フィールド及び画像データ注目度情報に格納
されているすべての値を合算して、画像データに対する
ユーザの総合的な注目度を示す情報を格納する。具体的
には、総合注目度情報フィールドは、注目度算出部１１
６が算出した注目度情報を格納する。

【００５８】このように画像管理装置１０は、重要度デ
ータベース１２０が、サムネイル画像または画像データ
に対してユーザが閲覧した時間、閲覧した回数、操作し
た時間等を格納することによって、画像データに対する
ユーザの注目度を決定することができる。

【００５９】図３は、画像データベース１２２のデータ
フォーマットの一例を示す。画像データベース１２２
は、分類グループフィールドと、画像ＩＤフィールド
と、画像データフィールドと、サムネイル画像情報フィ
ールドとを有する。サムネイル画像フィールドは、大き
さフィールドと、色フィールドと、明度フィールドと、
代表画像フィールドとを含む。

【００６０】分類グループフィールドは、画像データを
分類グループを識別するグループ情報を格納する。具体
的には、分類グループフィールドは、画像データ分類部
１１０が画像データを複数の分類グループに分類したグ
ループ情報を格納する。

【００６１】画像ＩＤフィールドは、画像データを識別
する画像ＩＤを格納する。画像データフィールドは、画
像データを格納する。

【００６２】大きさフィールドは、サムネイル画像の大
きさを示す情報を格納する。具体的には、大きさフィー
ルドは、サムネイル画像作成部１１３が重要度データベ
ース１２０に格納されている画像データの総合注目度情
報に基づいて、決定したサムネイル画像の大きさを格納
する。例えばサムネイル画像作成部１１３は、分類グル
ープのなかで最も高い注目度を有する画像データの大き
さを、同一の分類グループの他の画像データより大きく
する。

【００６３】色フィールドは、サムネイル画像の色に関
する情報を格納する。具体的には、色フィールドは、サ
ムネイル画像作成部１１３が重要度データベース１２０
に格納されている画像データの注目度に基づいて、決定
したサムネイル画像の色を格納する。例えばサムネイル
画像作成部１１３は、重要度データベース１２０に格納
されているいずれかの注目度情報が所定値以上になった
場合に、画像データの枠部分の色を変更する。

【００６４】明度フィールドは、サムネイル画像の明度
に関する情報を格納する。具体的には、明度フィールド
は、サムネイル画像作成部１１３が重要度データベース
１２０に格納されている画像データの注目度に基づい
て、決定したサムネイル画像の明度を格納する。例えば
サムネイル画像作成部１１３は、重要度データベース１
２０に格納されているいずれかの注目度情報が所定値以
上になった場合に、画像データの枠部分の明度を高め
る。

【００６５】代表画像フィールドは、分類グループの代
表画像であるか否かを示す情報を格納する。画像データ
ベース１２２は、重要度データベース１２０において総
合注目度情報が示す注目度が、分類グループのなかで最
も高い画像データを、代表画像として格納する。

【００６６】図４は、画像管理装置１０が画像データを
取得した際における動作の一例を示すフローチャートで
ある。画像データ取得部１１２は、画像データを取得す
る（Ｓ１００）。次に画像データ分類部１１０は、画像
データ取得部１１２が取得した画像データを、複数の分
類グループに分類する（Ｓ１０２）。次に画像データ分
類部１１０は、複数の分類グループに分類した画像デー
タを、分類グループ毎に格納する（Ｓ１０４）。次にサ
ムネイル画像作成部１１３は、画像データ取得部１１２
が取得した画像データを縮小してサムネイル画像を作成
する（Ｓ１０６）。次に表示部１１４は、サムネイル画
像作成部１１３が作成したサムネイル画像を表示する
（Ｓ１０８）。

【００６７】注目度取得部１０８は、表示部１１４が表
示したサムネイル画像に対するユーザの注目度を取得す
る（Ｓ１１０）。次に表示部１１４は、画像データベー
ス１２２に格納されている画像データを表示する（Ｓ１
１２）。次に注目度取得部１０８は、表示部１１４が表
示した画像データに対するユーザの注目度を取得する
（Ｓ１１４）。

【００６８】図５は、取得した注目度情報に基づいてサ
ムネイル画像を作成する際における画像管理装置１０の
動作の一例を示すフローチャートである。サムネイル画
像作成部１１３は、図４のＳ１０６において作成したサ
ムネイル画像の色、明度、及び大きさを、Ｓ１１０及び
Ｓ１１４において注目度取得部１０８が取得した注目度
に基づいて変更する（Ｓ５００）。次に表示部１１４
は、サムネイル画像作成部１１３が作成したサムネイル
画像を表示する（Ｓ５０２）。次に注目度取得部１０８
は、表示部１１４が表示したサムネイル画像に対するユ
ーザの注目度を取得する（Ｓ５０４）。次に表示部１１
４は、画像データベース１２２に格納されている画像デ
ータを表示する（Ｓ５０６）。次に注目度取得部１０８
は、表示部１１４が表示した画像データに対するユーザ
の注目度を取得する（Ｓ５０８）。次にサムネイル画像
作成部１１３は、Ｓ５００においてサムネイル画像を作
成してから所定の時間が経過したか否かを判断する（Ｓ
５１０）。Ｓ５００においてサムネイル画像を作成して
から所定の時間が経過したとサムネイル画像作成部１１
３が判断した場合に、Ｓ５００にジャンプする。一方、
Ｓ５００においてサムネイル画像を作成してから所定の
時間が経過していないとサムネイル画像作成部１１３が
判断した場合に、Ｓ５０２にジャンプする。

【００６９】図６は、図４のＳ１１０、及び図５のＳ５
０４における画像管理装置１０の詳細な動作の一例を示
すフローチャートである。図６において、画像管理装置
１０は、Ｓ２００からＳ２０６の動作、Ｓ２０８からＳ
２１４の動作、及びＳ２１６からＳ２２２の動作を同時
に行う。

【００７０】まず、視点情報取得部１０４は、ユーザの
視点の位置を示す視点情報を取得する（Ｓ２００）。次
に閲覧時間決定部１０６は、視点情報取得部１０４が取
得した視点情報によって示される視点位置が、表示部１
１４が表示したサムネイル画像の表示位置の所定距離以
内にあるか否かを判断する（Ｓ２０２）。閲覧時間決定
部１０６は、視点情報取得部１０４が取得した視点情報
によって示される視点位置が、表示部１１４が表示した
サムネイル画像の表示位置の所定距離以内にあると判断
した場合に、視点位置がサムネイル画像の表示位置の所
定距離以内にある時間を測定する（Ｓ２０３）。

【００７１】次に注目度取得部１０８は、閲覧時間決定
部１０６が測定した時間を、重要度データベース１２０
に格納されているサムネイル画像の参照時間に加算す
る。また注目度取得部１０８は、重要度データベース１
２０に格納されているサムネイル画像の参照回数を１回
加算する（Ｓ２０４）。画像管理装置１０は、表示部１
１４がサムネイル画像の表示を終了するまでＳ２００か
らＳ２０６の動作を繰り返す（Ｓ２０６）。

【００７２】一方Ｓ２０２において、視点情報取得部１
０４が取得した視点情報によって示される視点位置が、
表示部１１４が表示したサムネイル画像の表示位置の所
定距離以内にないと判断した場合に、画像管理装置１０
の動作は、Ｓ２０６にジャンプする。

【００７３】カーソル位置取得部１００は、表示部１１
４におけるカーソルの位置を示すカーソル位置情報を取
得する（Ｓ２０８）。次に時間測定部１０１は、カーソ
ル位置情報によって示されるカーソル位置が、サムネイ
ル画像の表示位置の所定距離以内にあるか否かを判断す
る（Ｓ２１０）。時間測定部１０１は、カーソル位置情
報によって示されるカーソル位置が、サムネイル画像の
表示位置の所定距離以内にあると判断した場合に、カー
ソル位置がサムネイル画像の所定距離以内にある時間を
測定する（Ｓ２１１）。

【００７４】次に注目度取得部１０８は、時間測定部１
０１が測定した時間を、重要度データベース１２０に格
納されているサムネイル画像のカーソル時間に加算す
る。（Ｓ２１２）。画像管理装置１０は、表示部１１４
がサムネイル画像の表示を終了するまでＳ２０８からＳ
２１２の動作を繰り返す（Ｓ２１４）。

【００７５】一方Ｓ２１０において、カーソル位置情報
によって示されるカーソル位置が、サムネイル画像の表
示位置の所定距離以内にない場合に、画像管理装置１０
の動作は、Ｓ２１４にジャンプする。

【００７６】入力部１０２は、ユーザが表示部１１４に
おいて、サムネイル画像をクリックした場合に（Ｓ２１
６）、クリックされたサムネイル画像に対応する画像デ
ータを判断する（Ｓ２１８）。次に注目度取得部１０８
は、重要度データベース１２０において、入力部１０２
が判断した画像データに対応するクリック回数に１回加
算する（Ｓ２２０）。画像管理装置１０は、表示部１１
４がサムネイル画像の表示を終了するまでＳ２１６から
Ｓ２２０の動作を繰り返す（Ｓ２２２）。

【００７７】図７は、図４のＳ１１４及び図５のＳ５０
８における画像管理装置１０の詳細な動作の一例を示す
フローチャートである。図７において、画像管理装置１
０は、Ｓ３００からＳ３０６の動作、Ｓ３０８からＳ３
１４の動作、及びＳ３１６からＳ３２２の動作を同時に
行う。

【００７８】まず、視点情報取得部１０４は、ユーザの
視点の位置を示す視点情報を取得する（Ｓ３００）。次
に閲覧時間決定部１０６は、視点情報取得部１０４が取
得した視点情報によって示される視点位置が、表示部１
１４が表示した画像データの表示位置の所定距離以内に
あるか否かを判断する（Ｓ３０２）。閲覧時間決定部１
０６は、視点情報取得部１０４が取得した視点情報によ
って示される視点位置が、表示部１１４が表示した画像
データの表示位置の所定距離以内にあると判断した場合
に、視点位置が画像データの表示位置の所定距離以内に
ある時間を測定する（Ｓ３０３）。

【００７９】次に注目度取得部１０８は、閲覧時間決定
部１０６が測定した時間を、重要度データベース１２０
に格納されている画像データの参照時間に加算する。ま
た注目度取得部１０８は、重要度データベース１２０に
格納されている画像データの参照回数を１回加算する
（Ｓ３０４）。画像管理装置１０は、表示部１１４が画
像データの表示を終了するまでＳ３００からＳ３０６の
動作を繰り返す（Ｓ３０６）。

【００８０】一方Ｓ３０２において、視点情報取得部１
０４が取得した視点情報によって示される視点位置が、
表示部１１４が表示したサムネイル画像の表示位置の所
定距離以内にないと判断した場合に、画像管理装置１０
の動作は、Ｓ３０６にジャンプする。

【００８１】カーソル位置取得部１００は、表示部１１
４におけるカーソルの位置を示すカーソル位置情報を取
得する（Ｓ３０８）。次に時間測定部１０１は、カーソ
ル位置情報によって示されるカーソル位置が、画像デー
タの表示位置の所定距離以内にあるか否かを判断する
（Ｓ３１０）。時間測定部１０１は、カーソル位置情報
によって示されるカーソル位置が、画像データの表示位
置の所定距離以内にあると判断した場合に、カーソル位
置がサムネイル画像の所定距離以内にある時間を測定す
る（Ｓ３１１）。

【００８２】次に注目度取得部１０８は、時間測定部１
０１が測定した時間を、重要度データベース１２０に格
納されている画像データのカーソル時間に加算する。
（Ｓ３１２）。画像管理装置１０は、表示部１１４が画
像データの表示を終了するまでＳ３０８からＳ３１２の
動作を繰り返す（Ｓ３１４）。

【００８３】一方Ｓ３１０において、カーソル位置情報
によって示されるカーソル位置が、画像データの表示位
置の所定距離以内にない場合に、画像管理装置１０の動
作は、Ｓ３１４にジャンプする。

【００８４】入力部１０２は、表示部１１４が表示する
画像データに対するユーザの操作を受け付けると（Ｓ３
１６）、操作された画像データを判断する（Ｓ３１
８）。次に操作解析部１１８は、ユーザが操作している
操作時間を測定する（Ｓ３１９）。次に注目度取得部１
０８は、操作解析部１１８が測定した操作時間を、重要
度データベース１２０における画像データの操作時間に
加算する。また注目度取得部１０８は、重要度データベ
ース１２０に格納されている画像データの操作回数を１
回加算する（Ｓ３２０）。画像管理装置１０は、表示部
１１４が画像データの表示を終了するまでＳ３１６から
Ｓ３２０の動作を繰り返す（Ｓ３２２）。

【００８５】図８は、図５のＳ５００における画像管理
装置１０の詳細な動作の一例を示すフローチャートであ
る。まず注目度算出部１１６は、重要度データベース１
２０に格納されているサムネイル画像の参照回数、参照
時間、カーソル時間等の注目度情報、及び画像データの
参照回数、参照時間、操作時間等の注目度情報を用い
て、画像データに対するユーザの総合的な注目度を算出
し、画像データベース１２２に格納する（Ｓ４００）。

【００８６】サムネイル画像作成部１１３は、分類グル
ープのなかで、注目度算出部１１６が算出した総合的な
注目度が最も高い画像ＩＤを重要度データベース１２０
から抽出する（Ｓ４０２）。次にサムネイル画像作成部
１１３は、抽出した画像ＩＤ対応するサムネイル画像の
枠の色を変更する（Ｓ４０４）。次にサムネイル画像作
成部１１３は、抽出した画像ＩＤに対応するサムネイル
画像のサイズを例えば２倍にする（Ｓ４０６）。次にサ
ムネイル画像作成部１１３は、重要度データベース１２
０において参照回数が所定値以下の画像ＩＤを抽出す
る。次にサムネイル画像作成部１１３は、抽出した画像
ＩＤに対応するサムネイル画像の明度を下げる（Ｓ４０
８）。

【００８７】次にサムネイル画像作成部１１３は、分類
グループのなかで注目度算出部１１６が算出した総合的
な注目度が２番目に高い画像ＩＤを重要度データベース
１２０から抽出する（Ｓ４１０）。次にサムネイル画像
作成部１１３は、抽出した画像ＩＤに対応するサムネイ
ル画像のサイズを例えば１．５倍にする（Ｓ４１２）。
次にサムネイル画像作成部１１３は、サムネイル画像に
関する情報と、画像データを画像データベース１２２か
ら分類グループ毎に画像データベース１２２から抽出す
る（Ｓ４１４）。次にサムネイル画像作成部１１３は、
抽出したサムネイル画像に関する情報と、画像データと
を用いて、サムネイル画像を作成する。ここでサムネイ
ル画像作成部１１３は、分類グループ毎に重ねたサムネ
イル画像を作成する（Ｓ４１６）。

【００８８】図９は、図５のＳ５０２において表示部１
１４が表示するサムネイル画像の表示例を示す。表示部
１１４は、分類グループが同一の複数の画像データ、即
ち画像データ２００、画像データ２０２、及び画像デー
タ２０４を重ねて表示する。ここで表示部１１４は、分
類グループのなかで最も注目度の高い画像データ２００
を最前面に表示する。またサムネイル画像作成部１１３
は、分類グループのなかで最も注目度の高い画像データ
２００の枠部分の色を変更している。

【００８９】このように表示部１１４は、最も注目度の
高い画像データ２００を、他の画像データと比べてより
ユーザにとって見つけやすい位置及び色で表示すること
ができる。

【００９０】図１０は、画像管理装置１０のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。画像管理装置１０は、
ＣＰＵ７００と、ＲＯＭ７０２と、ＲＡＭ７０４と、表
示部１１４とを備える。ＣＰＵ７００は、ＲＯＭ７０２
及びＲＡＭ７０４に格納されたプログラムに基づいて動
作する。格納装置の一例としてのハードディスクドライ
ブ７１０は、設定情報及びＣＰＵ７００が動作するプロ
グラムを格納する。

【００９１】フロッピー（登録商標）ディスクドライブ
７１２はフロッピーディスク７１４からデータまたはプ
ログラムを読み取りＣＰＵ７００に提供する。ＣＤ−Ｒ
ＯＭドライブ７１６はＣＤ−ＲＯＭ７１８からデータま
たはプログラムを読み取りＣＰＵ７００に提供する。

【００９２】ＣＰＵ７００が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク７１４またはＣＤ−ＲＯＭ７１８等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ７１０にインストールされ、ＲＡＭ７０４
に読み出されてＣＰＵ７００により実行される。

【００９３】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードディスクドライブ７１０にインストー
ルされるソフトウエアは、機能構成として、カーソル位
置取得モジュール、時間測定モジュール、入力モジュー
ル、サムネイル位置取得モジュール、視点情報取得モジ
ュール、閲覧時間決定モジュール、注目度取得モジュー
ル、表示モジュール、画像データ分類モジュール、画像
データ取得モジュール、サムネイル画像作成モジュー
ル、注目度算出モジュール、操作解析モジュール、画像
表示位置取得モジュール、管理モジュールを備える。こ
れらの各モジュールがコンピュータに働きかけて、ＣＰ
Ｕ７００に行わせる処理は、それぞれ本実施の形態にお
ける画像管理装置１０における、対応する部材の機能及
び動作と同一であるから説明を省略する。

【００９４】図１０に示した、記録媒体の一例としての
フロッピーディスク７１４またはＣＤ−ＲＯＭ７１８に
は、本出願で説明する全ての実施形態における画像管理
装置１０の動作の一部または全ての機能を格納すること
ができる。

【００９５】これらのプログラムは記録媒体から直接Ｒ
ＡＭに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にＲＡＭに読み出され
て実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良
い。また記録媒体に格納されるモジュールは、オペレー
ティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を提
供してもよい。例えば機能の一部または全部を行うこと
をオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティン
グシステムからの応答に基づいて機能を提供するもので
あってもよい。

【００９６】以上に示したプログラムまたはモジュール
は、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体とし
ては、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭの他にも、Ｄ
ＶＤやＰＤ等の光学記録媒体、ＭＤ等の光磁気記録媒
体、テープ媒体、磁気記録媒体、ＩＣカードやミニチュ
アーカードなどの半導体メモリ等を用いることができ
る。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続
されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはＲ
ＡＭ等の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介
してプログラムを画像管理装置１０に提供してもよい。

【００９７】次に本実施の形態に係る変更例を説明す
る。本実施の形態に係る画像データ分類部１１０は、画
像データの作成日時に基づいて、画像データを分類して
いるが、これに代えて他の例としては、画像データ分類
部１１０は、重要度データベース１２０に格納されてい
る注目度情報に基づいて、画像データを分類してもよ
い。例えば、画像データ分類部１１０は、重要度データ
ベース１２０に格納されている操作回数が所定値以上の
画像データを同一の分類グループとして分類してもよ
い。また画像管理装置１０は、撮像装置であってもよ
い。

【００９８】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。

【００９９】

【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よればユーザにとってサムネイル画像の識別をより容易
にする画像処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態に係る画像管理装置の機能構成を
示すブロック図である。

【図２】重要度データベース１２０のデータフォーマッ
トの一例を示す図である。

【図３】画像データベース１２２のデータフォーマット
の一例を示す図である。

【図４】画像管理装置１０が画像データを取得した際に
おける動作の一例を示すフローチャートである。

【図５】取得した注目度情報に基づいてサムネイル画像
を作成する際における画像管理装置１０の動作の一例を
示すフローチャートである。

【図６】図４のＳ１１０及び図５のＳ５０４における画
像管理装置１０の詳細な動作の一例を示すフローチャー
トである。

【図７】図４のＳ１１４及び図５のＳ５０８における画
像管理装置１０の詳細な動作の一例を示すフローチャー
トである。

【図８】図５のＳ５００における画像管理装置１０の詳
細な動作の一例を示すフローチャートである。

【図９】図５のＳ５０２において表示部１１４が表示す
るサムネイル画像の表示例を示す図である。

【図１０】画像管理装置１０のハードウェア構成を示す
ブロック図である。

【符号の説明】

１０ 画像管理装置 １００ カーソル位置取得部 １０１ 時間測定部 １０２ 入力部 １０３ サムネイル位置取得部 １０４ 視点情報取得部 １０６ 閲覧時間決定部 １０７ 画像表示位置取得部 １０８ 注目度取得部 １１０ 画像データ分類部 １１２ 画像データ取得部 １１３ サムネイル画像作成部 １１４ 表示部 １１６ 注目度算出部 １１８ 操作解析部

Claims (27)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像データを管理するコンピュータ用の
   プログラムであって、コンピュータに、 画像データを管理させる画像管理モジュールと、 前記画像管理モジュールに管理させている前記画像デー
   タに対するユーザの注目度を示す注目度情報を取得させ
   る注目度取得モジュールと、 前記画像データをサムネイル表示するためのサムネイル
   画像データを、前記注目度情報に基づいて作成させるサ
   ムネイル画像作成モジュールと、 前記サムネイル画像を表示させる表示モジュールとを備
   えることを特徴とするプログラム。
2. 【請求項２】 前記注目度取得モジュールは、前記画像
   データに対してユーザが注目した注目時間を、前記注目
   度情報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、サムネイル画像
   データを、前記注目時間に基づいて作成させることを特
   徴とする請求項１に記載のプログラム。
3. 【請求項３】 前記注目度取得モジュールは、前記画像
   データに対してユーザが注目した注目回数を、前記注目
   度情報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、前記画像データ
   を、前記注目回数に基づいてサムネイル画像データを作
   成させることを特徴とする請求項１に記載のプログラ
   ム。
4. 【請求項４】 ユーザの視点を示す視点情報を取得する
   視点情報取得モジュールと、 前記視点情報取得モジュールが取得させた前記視点情報
   に基づいて、前記サムネイル画像または前記画像データ
   がユーザに閲覧されている閲覧時間を示す閲覧時間情報
   を決定する閲覧時間決定モジュールとをさらに備え、 前記注目度取得モジュールは、前記閲覧時間情報を前記
   注目度情報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、前記閲覧時間情
   報に基づいて、前記画像データをサムネイル表示するた
   めのサムネイル画像データを作成させることを特徴とす
   る請求項１に記載のプログラム。
5. 【請求項５】 前記サムネイル画像作成モジュールは、
   前記注目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の色を
   変更することを特徴とする請求項１に記載のプログラ
   ム。
6. 【請求項６】 前記サムネイル画像作成モジュールは、
   前記注目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の明度
   を変更することを特徴とする請求項１に記載のプログラ
   ム。
7. 【請求項７】 前記サムネイル画像作成モジュールは、
   前記注目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の大き
   さを変更することを特徴とする請求項１に記載のプログ
   ラム。
8. 【請求項８】 前記画像管理モジュールは、複数の前記
   画像データを管理させ、 前記複数の画像データを、複数の前記画像データを含む
   第１の画像データ群と、前記第１の画像データ群とは異
   なる前記画像データを含む第２の画像データ群に分類さ
   せる画像データ分類モジュールをさらに備え、 前記表示モジュールは、前記第１の画像データ群に含ま
   れる前記複数の画像データのサムネイル画像を重ねて表
   示することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
9. 【請求項９】 前記注目度取得モジュールは、前記画像
   データ分類部が分類させた前記第１の画像データ群に含
   まれる前記複数の画像データ各々の注目度を示す注目度
   情報を取得させ、 前記表示モジュールは、前記注目度取得モジュールが取
   得させた複数の前記注目度情報のうち、最も高い注目度
   を示す注目度情報に対応したサムネイル画像を、重ねて
   表示すべき複数の前記サムネイル画像の最前面に表示さ
   せることを特徴とする請求項８に記載のプログラム。
10. 【請求項１０】 前記画像データ分類モジュールは、前
    記複数の画像データを、複数の前記画像データを含む第
    １の画像データ群と、前記第１の画像データ群とは異な
    る前記画像データを含む第２の画像データ群に、前記注
    目度情報に基づいて分類させることを特徴とする請求項
    ８に記載のプログラム。
11. 【請求項１１】 前記注目度取得モジュールは、前記画
    像管理モジュールに管理させている前記画像データに対
    するユーザの参照度を示す参照度情報を、前記注目度情
    報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、前記サムネイル
    画像データを、前記参照度情報に基づいて作成させるこ
    とを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
12. 【請求項１２】 前記注目度取得モジュールは、前記画
    像管理モジュールに管理させている前記画像データの参
    照時間を、前記注目度情報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、前記注目度取得
    モジュールが取得させた前記参照時間に基づいて、前記
    画像データをサムネイル表示するためのサムネイル画像
    データを作成させることを特徴とする請求項１１に記載
    のプログラム。
13. 【請求項１３】 前記注目度取得モジュールは、前記画
    像管理モジュールに管理させている前記画像データの参
    照回数を、前記注目度情報として取得させ、 前記サムネイル画像作成モジュールは、前記注目度取得
    モジュールが取得させた前記参照回数に基づいて、前記
    画像データをサムネイル表示するためのサムネイル画像
    データを作成させることを特徴とする請求項１１に記載
    のプログラム。
14. 【請求項１４】 画像データを管理する画像管理装置で
    あって、 画像データを格納する画像格納部と、 前記画像格納部に格納されている前記画像データに対す
    るユーザの注目度を示す注目度情報を取得する注目度取
    得部と、 前記注目度取得部が取得した前記注目度情報に基づい
    て、前記画像データをサムネイル表示するためのサムネ
    イル画像データを作成するサムネイル画像作成部と、 前記サムネイル画像作成部が作成した前記サムネイル画
    像を表示する表示部とを備えることを特徴とする画像管
    理装置。
15. 【請求項１５】 前記注目度取得部は、前記画像データ
    に対してユーザが注目した注目時間を、前記注目度情報
    として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、サムネイル画像データ
    を、前記注目時間に基づいて作成することを特徴とする
    請求項１４に記載の画像管理装置。
16. 【請求項１６】 前記注目度取得部は、前記画像データ
    に対してユーザが注目した注目回数を、前記注目度情報
    として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、前記画像データを、前記
    注目回数に基づいてサムネイル画像データを作成するこ
    とを特徴とする請求項１４に記載の画像管理装置。
17. 【請求項１７】 ユーザの視点を示す視点情報を取得す
    る視点情報取得部と、 前記視点情報取得部が取得した前記視点情報に基づい
    て、前記サムネイル画像または前記画像データがユーザ
    に閲覧されている閲覧時間を示す閲覧時間情報を決定す
    る閲覧時間決定部とをさらに備え、 前記注目度取得部は、前記閲覧時間情報を前記注目度情
    報として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、前記閲覧時間情報に基づ
    いて、前記画像データをサムネイル表示するためのサム
    ネイル画像データを作成することを特徴とする請求項１
    ４に記載の画像管理装置。
18. 【請求項１８】 前記サムネイル画像作成部は、前記注
    目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の色を変更す
    ることを特徴とする請求項１４に記載の画像管理装置。
19. 【請求項１９】 前記サムネイル画像作成部は、前記注
    目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の明度を変更
    することを特徴とする請求項１４に記載の画像管理装
    置。
20. 【請求項２０】 前記サムネイル画像作成部は、前記注
    目度情報に基づいて、前記サムネイル画像の大きさを変
    更することを特徴とする請求項１４に記載の画像管理装
    置。
21. 【請求項２１】 前記画像格納部は、複数の前記画像デ
    ータを格納し、 前記複数の画像データを、複数の前記画像データを含む
    第１の画像データ群と、前記第１の画像データ群とは異
    なる前記画像データを含む第２の画像データ群に分類さ
    せる画像データ分類部をさらに備え、 前記表示部は、前記第１の画像データ群に含まれる前記
    複数の画像データのサムネイル画像を重ねて表示するこ
    とを特徴とする請求項１４に記載の画像管理装置。
22. 【請求項２２】 前記注目度取得部は、前記画像データ
    分類部が分類した前記第１の画像データ群に含まれる前
    記複数の画像データ各々の注目度を示す注目度情報を取
    得し、 前記表示部は、前記注目度取得部が取得した複数の前記
    注目度情報のうち、最も高い注目度を示す注目度情報に
    対応したサムネイル画像を、重ねて表示すべき複数の前
    記サムネイル画像の最前面に表示することを特徴とする
    請求項２１に記載の画像管理装置。
23. 【請求項２３】 前記画像データ分類部は、前記複数の
    画像データを、複数の前記画像データを含む第１の画像
    データ群と、前記第１の画像データ群とは異なる前記画
    像データを含む第２の画像データ群に、前記注目度情報
    に基づいて分類することを特徴とする請求項２１に記載
    の画像管理装置。
24. 【請求項２４】 前記注目度取得部は、前記画像格納部
    に格納されている前記画像データに対するユーザの参照
    度を示す参照度情報を、前記注目度情報として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、前記サムネイル画像デー
    タを、前記参照度情報に基づいて作成することを特徴と
    する請求項１４に記載の画像管理装置。
25. 【請求項２５】 前記注目度取得部は、前記画像格納部
    に格納されている前記画像データの参照時間を、前記注
    目度情報として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、前記注目度取得部が取得
    した前記参照時間に基づいて、前記画像データをサムネ
    イル表示するためのサムネイル画像データを作成するこ
    とを特徴とする請求項２４に記載の画像管理装置。
26. 【請求項２６】 前記注目度取得部は、前記画像格納部
    に格納されている前記画像データの参照回数を、前記注
    目度情報として取得し、 前記サムネイル画像作成部は、前記注目度取得部が取得
    した前記参照回数に基づいて、前記画像データをサムネ
    イル表示するためのサムネイル画像データを作成するこ
    とを特徴とする請求項２４に記載の画像管理装置。
27. 【請求項２７】 画像データを管理する画像管理方法で
    あって、 画像データを管理して、 管理している前記画像データに対するユーザの注目度を
    示す注目度情報を取得し、 取得した前記注目度情報に基づいて、前記画像データを
    サムネイル表示するためのサムネイル画像データを作成
    して、 作成した前記サムネイル画像を表示することを特徴とす
    る画像管理方法。