JP2003216453A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003216453A JP2002013439A JP2002013439A JP2003216453A JP 2003216453 A JP2003216453 A JP 2003216453A JP 2002013439 A JP2002013439 A JP 2002013439A JP 2002013439 A JP2002013439 A JP 2002013439A JP 2003216453 A JP2003216453 A JP 2003216453A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算処理装置内の各部の状態を、所定の手
順、条件に従い処理し、プログラムの検証を行う。 【解決手段】 ソフトウェア開発支援回路10は、演算
処理回路11内の各部の状態を数値データとして演算す
る演算処理部と、演算に関する制御信号を生成する命令
制御部とを有する。命令制御部は、コントローラ23、
プログラムカウンタ24、プログラムメモリ25及びイ
ンストラクションデコーダ26から構成される。プログ
ラムメモリ25には、数値データを所定の手順及び条件
で処理するためのプログラムが記憶される。ALU27
は、数値データについて実際に所定の演算を行い、デー
タレジスタ28は、ALU27の演算結果を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DSP (Digital
Signal Processor) やRISC (Reduced Instruction
Set Computers) などの演算処理装置におけるソフトウ
ェア開発支援に関する。
【0002】
【従来の技術】DSPやRISCなどの数値演算処理を
行う演算処理装置のソフトウェアは、演算処理装置の高
速化や複雑化などに伴い、プログラムの規模の増大や複
雑化などが顕著になってきている。
【0003】ここで、ソフトウェア開発は、ソフトウェ
アのコーディング、デバッグ(不具合の検出と修正)、
検証という手順で進行する。プログラムの規模の増大や
複雑化が進むなか、ソフトウェア開発に欠かせなくなる
のが、ソフトウェア開発支援回路である。ソフトウェア
開発支援回路とは、ソフトウェア(演算処理回路)の不
具合を検出又は検証するための回路のことである。
【0004】一般に、ソフトウェア開発支援回路は、演
算処理回路と共に、ウェハ内又はチップ内の所定の箇所
に形成される。
【0005】図3は、従来の演算処理装置のソフトウェ
ア開発支援回路を示している。
【0006】演算処理装置31は、演算処理回路11を
有する。演算処理回路11は、演算処理に関する動作を
制御する命令制御部と、命令制御部からの制御信号に基
づいて実際に演算を行う演算処理部とから構成される。
【0007】命令制御部は、コントローラ (Sequence C
ontroller) 12、プログラムカウンタ13、プログラ
ムメモリ14及びインストラクションデコーダ15を有
している。
【0008】コントローラ12は、プログラムカウンタ
13の動作を制御する。プログラムメモリ14には、演
算処理のための所定のプログラムが記憶されている。プ
ログラムカウンタ13は、その所定のプログラムを実行
するためのアドレスを生成する。インストラクションデ
コーダ15は、プログラムメモリ14から読み出された
データをデコードし、制御信号を演算処理部に与える。
【0009】演算処理部は、アドレスジェネレータ1
6、アドレスレジスタ17、データメモリ18、ALU
(Arithmetic Logic Unit) 19及びデータレジスタ2
0を有している。
【0010】データメモリ18には、演算処理に使用す
るデータが記憶されている。アドレスジェネレータ16
は、データメモリ18に記憶されたデータを読み出すた
めのアドレスを生成する。アドレスレジスタ17は、そ
のアドレスを一時的に保持する。ALU19は、データ
メモリ18から読み出されたデータについて実際に所定
の演算を行う。データレジスタ20は、ALU19の演
算結果を一時的に保持する。
【0011】このような演算処理回路11に対する従来
のソフトウェア開発支援回路は、特定データ (Break po
int) を生成するデータ生成部21と、コンパレータ2
2とから構成される。
【0012】ソフトウェア開発支援回路は、演算処理回
路11内のプログラムカウンタ13及びデータレジスタ
20からそれぞれデータを取り出すことができるように
構成されている。
【0013】コンパレータ22は、ソフトウェア開発支
援時、ブレイクポイントデータ (Break point data) を
保持し、これをプログラムカウンタ13のデータと比較
する。そして、両者が一致したときに、コンパレータ2
2は、演算処理回路11内の命令制御部(コントローラ
12)に、割り込み処理を指示する。
【0014】演算処理回路11内の命令制御部は、ソフ
トウェア開発支援回路からの指示に基づいて、割り込み
処理を実行した後、特定条件の下で、演算処理装置の動
作を停止させる。
【0015】このようにして、従来では、演算処理装置
の内部状態の検証を行っている。
【0016】なお、演算処理回路11を有する演算処理
装置が1チップから構成される場合、ソフトウェア開発
支援回路(本例では、データ生成部21とコンパレータ
22)は、その1チップ内に形成してもよいし、また、
その1チップ外に形成していもよい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すような従来
の演算処理装置のソフトウェア開発支援回路は、コンパ
レータ22などの単純な構成を有する専用回路から構成
される。しかし、従来のソフトウェア開発支援回路は、
このような単純な構成のために、演算処理装置の内部状
態を検出するときの条件が限定されてしまう。
【0018】即ち、例えば、特定の時間に発生する命令
とデータを特定して、そのときの演算処理装置の内部状
態を検出する(リアルタイムで各部の状態を検出す
る)、といった複雑な条件の下での検証を行うことがで
きない。
【0019】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、演算処理回路の動作を
検証するに当たり、時刻、データ、命令制御状態などを
特定して、演算処理装置の内部状態を検出すると共に、
これら内部状態を数値データとして処理し、その結果に
基づいて、演算処理装置の動作停止などの制御を行うソ
フトウェア開発支援回路を提案することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、第1制御信号により演算を行う第1演算処理部及び
プログラムに基づいて前記第1制御信号を生成する第1
命令制御部を有する演算処理回路と、第2制御信号によ
り演算を行う第2演算処理部及びプログラムに基づいて
前記第2制御信号を生成する第2命令制御部を有するソ
フトウェア開発支援回路とを備える。
【0021】前記ソフトウェア開発支援回路は、前記演
算処理回路の内部状態を数値データとして前記第2演算
処理部に取り込み、かつ、前記第2演算処理部は、前記
第2制御信号に基づく所定の手順又は条件に従って前記
数値データを演算する。
【0022】前記内部状態は、制御信号、データ、演算
結果及び演算フラグの状態を含んでいる。
【0023】前記ソフトウェア開発支援回路は、前記数
値データの演算結果に基づいて、前記演算処理回路の動
作を停止させるか否かを決定する。
【0024】前記第1演算処理部は、演算データを保持
する保持回路と、前記演算データの演算を行う演算器と
を備える。
【0025】前記第1演算処理部は、アドレスを生成す
るアドレスジェネレータと、前記アドレスを保持するア
ドレスレジスタと、前記アドレスに基づいて演算データ
を出力するデータメモリと、前記第1命令により前記演
算データの演算を行う演算器と、前記演算器の出力信号
を保持するデータレジスタとを備える。
【0026】前記数値データは、前記アドレスレジスタ
に保持されるデータ、前記データメモリから読み出され
る前記演算データ及び前記データレジスタに保持される
データのうちの少なくとも1つを含んでいる。
【0027】前記第1演算処理部は、前記第1制御信号
に基づく所定の手順又は条件に従って前記演算データを
演算する。
【0028】前記第1命令制御部は、アドレスを生成す
るプログラムカウンタと、前記プログラムカウンタを制
御するコントローラと、前記アドレスに基づいて命令デ
ータを出力するプログラムメモリと、前記命令データに
基づいて前記第1制御信号を生成するインストラクショ
ンデコーダとを備える。
【0029】前記数値データは、前記プログラムカウン
タのデータ及び前記プログラムメモリから読み出される
前記命令データのうちの少なくとも1つを含んでいる。
【0030】前記第2演算処理部は、前記第2制御信号
により前記数値データの演算を行う演算器と、前記演算
器の出力信号を保持するデータレジスタとを備える。
【0031】本発明の半導体集積回路は、さらに、前記
数値データを保持するレジスタと、前記数値データを選
択的に前記演算器に与えるセレクタとを備える。
【0032】前記ソフトウェア開発支援回路は、前記デ
ータレジスタに保持されるデータに基づいて、前記演算
処理回路の動作を停止させるか否かを決定する。
【0033】前記第2命令制御部は、アドレスを生成す
るプログラムカウンタと、前記プログラムカウンタを制
御するコントローラと、前記アドレスに基づいて命令デ
ータを出力するプログラムメモリと、前記命令データに
基づいて前記第2制御信号を生成するインストラクショ
ンデコーダとを備える。
【0034】前記ソフトウェア支援回路は、特定の時刻
における前記演算処理回路の内部状態に基づいて、前記
演算処理回路の動作を停止させるか否かを決定する。
【0035】前記ソフトウェア支援回路は、異なる複数
の時刻における前記演算処理回路の内部状態に基づい
て、前記演算処理回路の動作を停止させるか否かを決定
する。
【0036】前記演算処理回路と前記ソフトウェア開発
支援回路は、1チップ内に形成される。前記演算処理回
路は、デジタル信号処理装置又はそれを有する携帯情報
機器に使用される。
【0037】本発明のデジタル信号処理装置は、上述の
半導体集積回路を含んでいる。本発明の携帯情報機器
は、前記デジタル信号処理装置を含んでいる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態に関わる半導体集積回路(ソフトウェア
開発支援回路)について詳細に説明する。
【0039】本発明のソフトウェア開発支援回路は、演
算処理装置の動作を検証するに当たり、時刻、データ、
命令制御状態などを特定して、演算処理装置の内部状態
をリアルタイムで検出すると共に、これら内部状態をソ
フトウェアにより数値データとして処理し、その結果に
基づいて、演算処理装置の動作停止などの制御を行う点
に特徴を有する。本発明のソフトウェア開発支援回路
は、ウェハ内又はチップ内の所定箇所に形成される。
【0040】1. 第1実施の形態 図1は、本発明の第1実施の形態に関わる演算処理装置
のソフトウェア開発支援回路を示している。
【0041】演算処理装置31は、演算処理回路11を
有する。演算処理回路11は、演算処理に関する動作を
制御する命令制御部と、命令制御部からの制御信号に基
づいて実際に演算を行う演算処理部とから構成される。
【0042】命令制御部は、コントローラ (Sequence C
ontroller) 12、プログラムカウンタ13、プログラ
ムメモリ14及びインストラクションデコーダ15を有
している。
【0043】コントローラ12は、プログラムカウンタ
13の動作を制御する。プログラムメモリ14には、演
算処理のための所定のプログラムが記憶されている。プ
ログラムカウンタ13は、その所定のプログラムを実行
するためのアドレスを生成する。インストラクションデ
コーダ15は、プログラムメモリ14から読み出された
データをデコードし、制御信号を演算処理部に与える。
【0044】演算処理部は、アドレスジェネレータ1
6、アドレスレジスタ17、データメモリ18、ALU
(Arithmetic Logic Unit) 19及びデータレジスタ2
0を有している。
【0045】データメモリ18には、演算処理に使用す
るデータが記憶されている。アドレスジェネレータ16
は、データメモリ18に記憶されたデータを読み出すた
めのアドレスを生成する。アドレスレジスタ17は、そ
のアドレスを一時的に保持する。ALU19は、データ
メモリ18から読み出されたデータについて実際に所定
の演算を行う。データレジスタ20は、ALU19の演
算結果を一時的に保持する。
【0046】このような演算処理回路11に対する本発
明のソフトウェア開発支援回路10は、従来(図3)と
は異なり、演算処理回路11の内部状態を数値データと
して取り込むと共に、ソフトウェア(プログラム)に基
づいてその数値データを演算処理している。
【0047】ここで、内部状態とは、制御信号、デー
タ、演算結果及び演算フラグの状態を含んでいるものと
する。また、演算とは、加減乗除算の他、ビット操作や
一致/不一致の判断などの処理も含むものとする。
【0048】本発明のソフトウェア開発支援回路10
は、数値データを演算処理するための制御信号を生成す
る命令制御部と、命令制御部からの制御信号に基づいて
実際に演算処理を行う演算処理部とを有している。
【0049】ソフトウェア開発支援回路10の命令制御
部は、コントローラ (Sequence Controller) 23、プ
ログラムカウンタ24、プログラムメモリ25及びイン
ストラクションデコーダ26から構成される。
【0050】コントローラ23は、プログラムカウンタ
24の動作を制御する。プログラムメモリ25には、演
算処理回路11の内部状態を数値化した数値データを処
理するための所定のプログラムが記憶されている。プロ
グラムカウンタ24は、その所定のプログラムを実行す
るためのアドレスを生成する。インストラクションデコ
ーダ26は、プログラムメモリ25から読み出されたデ
ータをデコードし、制御信号をソフトウェア開発支援回
路10の演算処理部に与える。
【0051】ソフトウェア開発支援回路10の演算処理
部は、ALU (Arithmetic Logic Unit) 27及びデー
タレジスタ28から構成される。
【0052】ALU27は、演算処理回路11の内部状
態を数値化した数値データについて実際に所定の演算を
行う。データレジスタ28は、ALU27の演算結果を
一時的に保持する。
【0053】レジスタ29−1,29−2,・・・29
−5は、リアルタイムに検出される演算処理回路11の
内部状態を数値化した数値データを一時的に保持する。
【0054】本例では、プログラムカウンタ13のデー
タは、レジスタ29−1に保持され、アドレスレジスタ
17のデータは、レジスタ29−2に保持され、プログ
ラムメモリ14から読み出されるデータは、レジスタ2
9−3に保持される。また、データメモリ18から読み
出されるデータは、レジスタ29−4に保持され、デー
タレジスタ20のデータは、レジスタ29−5に保持さ
れる。
【0055】セレクタ30は、レジスタ29−1,29
−2,・・・29−5に保持されたデータのうちの1つ
を選択的にALU27に与える。
【0056】このようなソフトウェア開発支援回路10
では、第一に、レジスタ29−1,29−2,・・・2
9−5を備えることにより、演算処理回路11内の各部
の状態、具体的には、プログラムカウンタ13のデー
タ、プログラムメモリ14から読み出されるデータ、ア
ドレスレジスタ17のデータ、データメモリ18から読
み出されるデータ、データレジスタ20のデータを、そ
れぞれ、リアルタイムで検出できようになっている。
【0057】また、第二に、リアルタイムで検出された
演算処理回路11の内部状態に関する数値データは、セ
レクタ30により、選択的に、ALU27に入力され
る。ALU27は、予め設定された処理の手順、条件な
ど、即ち、プログラムメモリ25のプログラムに基づい
て所定の演算処理を行う。
【0058】そして、ソフトウェア開発支援回路10
は、演算処理部で処理された結果が、特定の条件を満た
しているとき、演算処理装置の動作を停止させるなどの
所定の処理を実行する。
【0059】このように、本発明のソフトウェア開発支
援回路10は、演算処理回路11と同様に、演算を行う
演算処理部と、演算処理部における演算を制御する命令
制御部とを有している。
【0060】そして、演算処理部は、演算処理回路11
における各部のデータ、即ち、命令データ(プログラム
メモリ14から読み出されるデータ)、制御信号などの
内部状態を表す信号(プログラムカウンタ13及びアド
レスレジスタ17のデータ)、数値演算に用いられるデ
ータ(データメモリ18から読み出されるデータ)、演
算結果又は結果フラグ(データレジスタ20のデータ)
に関して、これらを数値データとして演算処理する。
【0061】また、その演算処理は、命令制御部のプロ
グラムメモリ25に記憶された処理の手順又は条件に従
って行われる。
【0062】従って、本発明のソフトウェア開発支援回
路10によれば、例えば、特定の時刻(プログラムカウ
ンタ13のデータから検出できる)において、そのとき
のと命令(プログラムメモリ14の出力データから検出
できる)と、その命令による数値演算の結果(データレ
ジスタ20のデータから検出できる)とに基づいて、演
算処理装置の動作を停止させるか否かを決定できる。
【0063】また、例えば、異なる複数の時刻(プログ
ラムカウンタ13のデータから検出できる)において、
そのときのと命令(プログラムメモリ14の出力データ
から検出できる)又はその命令による数値演算の結果
(データレジスタ20のデータから検出できる)を検出
し、その検出結果に基づいて、演算処理装置の動作を停
止させるか否かを決定することもできる。
【0064】2. 第2実施の形態 図2は、本発明の第2実施の形態に関わる演算処理装置
のソフトウェア開発支援回路を示している。
【0065】第2実施の形態に関わるソフトウェア開発
支援回路の特徴は、演算処理回路の内部状態(各部の状
態)を数値データとして取り出すための複数のレジスタ
及びセレクタに代えて、演算処理を行う複数のALU及
び演算処理の結果を保持する複数のデータレジスタを設
けた点に特徴を有する。
【0066】演算処理装置31は、演算処理回路11を
有する。演算処理回路11は、演算処理に関する動作を
制御する命令制御部と、命令制御部からの制御信号に基
づいて実際に演算を行う演算処理部とから構成される。
【0067】命令制御部は、コントローラ (Sequence C
ontroller) 12、プログラムカウンタ13、プログラ
ムメモリ14及びインストラクションデコーダ15を有
している。
【0068】コントローラ12は、プログラムカウンタ
13の動作を制御する。プログラムメモリ14には、演
算処理のための所定のプログラムが記憶されている。プ
ログラムカウンタ13は、その所定のプログラムを実行
するためのアドレスを生成する。インストラクションデ
コーダ15は、プログラムメモリ14から読み出された
データをデコードし、制御信号を演算処理部に与える。
【0069】演算処理部は、アドレスジェネレータ1
6、アドレスレジスタ17、データメモリ18、ALU
(Arithmetic Logic Unit) 19及びデータレジスタ2
0を有している。
【0070】データメモリ18には、演算処理に使用す
るデータが記憶されている。アドレスジェネレータ16
は、データメモリ18に記憶されたデータを読み出すた
めのアドレスを生成する。アドレスレジスタ17は、そ
のアドレスを一時的に保持する。ALU19は、データ
メモリ18から読み出されたデータについて実際に所定
の演算を行う。データレジスタ20は、ALU19の演
算結果を一時的に保持する。
【0071】このような演算処理回路11に対する本発
明のソフトウェア開発支援回路10は、ソフトウェアに
基づいて数値データを処理するための制御信号を生成す
る命令制御部と、命令制御部からの制御信号に基づいて
実際に演算を行う演算処理部とを有している。
【0072】ソフトウェア開発支援回路10の命令制御
部は、コントローラ (Sequence Controller) 23、プ
ログラムカウンタ24、プログラムメモリ25及びイン
ストラクションデコーダ26から構成される。
【0073】コントローラ23は、プログラムカウンタ
24の動作を制御する。プログラムメモリ25には、演
算処理回路11の内部状態を数値化した数値データを処
理するための所定のプログラムが記憶されている。プロ
グラムカウンタ24は、その所定のプログラムを実行す
るためのアドレスを生成する。インストラクションデコ
ーダ26は、プログラムメモリ25から読み出されたデ
ータをデコードし、所定の命令をソフトウェア開発支援
回路10の演算処理部に与える。
【0074】ソフトウェア開発支援回路10の演算処理
部は、ALU (Arithmetic Logic Unit) 27−1,2
7−2,・・・27−5及びデータレジスタ28−1,
28−2,・・・28−5から構成される。
【0075】ALU27−1,27−2,・・・27−
5は、演算処理回路11の内部状態(各部の状態)を数
値化した数値データについて実際に所定の演算を行う。
データレジスタ28−1,28−2,・・・28−5
は、ALU27−1,27−2,・・・27−5の演算
結果を一時的に保持する。
【0076】このようなソフトウェア開発支援回路10
においては、第一に、演算処理回路11内の各部の状
態、具体的には、プログラムカウンタ13のデータ、プ
ログラムメモリ14から読み出されるデータ、アドレス
レジスタ17のデータ、データメモリ18から読み出さ
れるデータ、データレジスタ20のデータを、それぞ
れ、リアルタイムで検出できようになっている。
【0077】また、第二に、リアルタイムで検出された
演算処理回路11の内部状態(各部の状態)に関する数
値データは、ALU27−1,27−2,・・・27−
5により演算処理される。ALU27−1,27−2,
・・・27−5は、予め設定された処理の手順、条件な
ど、即ち、プログラムメモリ25のプログラムに従って
所定の演算処理を行う。
【0078】そして、ソフトウェア開発支援回路10
は、演算処理部で処理された結果が、特定の条件を満た
しているとき、演算処理装置の動作を停止させるなどの
所定の処理を実行する。
【0079】このように、本発明のソフトウェア開発支
援回路10においては、演算処理回路11と同様に、演
算を行う演算処理部と、演算処理部における演算を制御
する命令制御部とを有している。
【0080】そして、演算処理部は、演算処理回路11
における各部のデータ、即ち、命令データ(プログラム
メモリ14から読み出されるデータ)、制御信号などの
内部状態を表す信号(プログラムカウンタ13及びアド
レスレジスタ17のデータ)、数値演算に用いられるデ
ータ(データメモリ18から読み出されるデータ)、演
算結果又は結果フラグ(データレジスタ20のデータ)
に関して、これらを数値データとして演算処理する。
【0081】また、その演算処理は、命令制御部のプロ
グラムメモリ25に記憶された処理の手順又は条件に従
って行われる。
【0082】従って、本発明のソフトウェア開発支援回
路10によれば、例えば、特定の時刻(プログラムカウ
ンタ13のデータから検出できる)において、そのとき
の命令(プログラムメモリ14の出力データから検出で
きる)と、その命令による数値演算の結果(データレジ
スタ20のデータから検出できる)とに基づいて、演算
処理装置の動作を停止させるか否かを決定できる。
【0083】また、例えば、異なる複数の時刻(プログ
ラムカウンタ13のデータから検出できる)において、
そのときのと命令(プログラムメモリ14の出力データ
から検出できる)又はその命令による数値演算の結果
(データレジスタ20のデータから検出できる)を検出
し、その検出結果に基づいて、演算処理装置の動作を停
止させるか否かを決定することもできる。
【0084】3. その他 本発明のソフトウェア開発支援回路は、演算処理回路と
共に1チップ内に形成してもよいし、演算処理回路が形
成されるチップの外、具体的には、ウェハのダイシング
ライン内に形成していもよい。
【0085】本発明のソフトウェア開発支援回路は、例
えば、携帯電話などの携帯情報機器に使用される演算処
理装置に適用することができる。
【0086】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のソフト
ウェア開発支援回路によれば、演算処理回路の動作を検
証するに当たり、時刻、データ、命令制御状態などを特
定して、演算処理装置の内部状態を検出すると共に、こ
れら内部状態を数値データとして処理し、その結果に基
づいて、演算処理装置の動作停止などの制御を行うか否
かを決定している。
【0087】従って、近年における複雑なソフトウェア
(プログラム)を有する演算処置装置に対しても、ソフ
トウェア開発支援回路内におけるソフトウェアで、処理
の手順や条件を設定することにより、容易に、ソフトウ
ェアの検証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に関わるソフトウェア
開発支援回路を示す図。
【図2】本発明の第2実施の形態に関わるソフトウェア
開発支援回路を示す図。
【図3】従来のソフトウェア開発支援回路を示す図。
【符号の説明】
10 :ソフトウェア
開発支援回路、 11 :演算処理回
路、 12,23 :コントロー
ラ、 13,24 :プログラムカ
ウンタ、 14,25 :プログラムメ
モリ、 15,26 :インストラク
ションデコーダ、 16 :アドレスジェ
ネレータ、 17 :アドレスレジ
スタ、 18 :データメモ
リ、 19,27,27−1,27−2,・・・27−5 :
ALU、 20,28,28−1,28−2,・・・28−5 :
データレジスタ、 21 :データ生成回
路、 22 :コンパレー
タ、 29−1,29−2,・・・29−5 :レジスタ、 30 :セレクタ、 31 :演算処理装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古澤 敏行 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5B042 GA13 HH01 HH21 HH25 LA07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1制御信号により演算を行う第1演算
    処理部及びプログラムに基づいて前記第1制御信号を生
    成する第1命令制御部を有する演算処理回路と、第2制
    御信号により演算を行う第2演算処理部及びプログラム
    に基づいて前記第2制御信号を生成する第2命令制御部
    を有するソフトウェア開発支援回路とを具備し、前記ソ
    フトウェア開発支援回路は、前記演算処理回路の内部状
    態を数値データとして前記第2演算処理部に取り込み、
    かつ、前記第2演算処理部は、前記第2制御信号に基づ
    く所定の手順又は条件に従って前記数値データを演算す
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記内部状態は、制御信号、データ、演
    算結果及び演算フラグの状態を含むことを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウェア開発支援回路は、前記
    数値データの演算結果に基づいて、前記演算処理回路の
    動作を停止させるか否かを決定することを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第1演算処理部は、演算データを保
    持する保持回路と、前記演算データの演算を行う演算器
    とを具備することを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路。
  5. 【請求項5】 前記第1演算処理部は、アドレスを生成
    するアドレスジェネレータと、前記アドレスを保持する
    アドレスレジスタと、前記アドレスに基づいて演算デー
    タを出力するデータメモリと、前記第1命令により前記
    演算データの演算を行う演算器と、前記演算器の出力信
    号を保持するデータレジスタとを具備することを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記数値データは、前記アドレスレジス
    タに保持されるデータ、前記データメモリから読み出さ
    れる前記演算データ及び前記データレジスタに保持され
    るデータのうちの少なくとも1つを含んでいることを特
    徴とする請求項5記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記第1演算処理部は、前記第1制御信
    号に基づく所定の手順又は条件に従って前記演算データ
    を演算することを特徴とする請求項6記載の半導体集積
    回路。
  8. 【請求項8】 前記第1命令制御部は、アドレスを生成
    するプログラムカウンタと、前記プログラムカウンタを
    制御するコントローラと、前記アドレスに基づいて命令
    データを出力するプログラムメモリと、前記命令データ
    に基づいて前記第1制御信号を生成するインストラクシ
    ョンデコーダとを具備することを特徴とする請求項1記
    載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記数値データは、前記プログラムカウ
    ンタのデータ及び前記プログラムメモリから読み出され
    る前記命令データのうちの少なくとも1つを含んでいる
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記第2演算処理部は、前記第2制御
    信号により前記数値データの演算を行う演算器と、前記
    演算器の出力信号を保持するデータレジスタとを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記数値データを保持するレジスタ
    と、前記数値データを選択的に前記演算器に与えるセレ
    クタとをさらに具備することを特徴とする請求項10記
    載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記ソフトウェア開発支援回路は、前
    記データレジスタに保持されるデータに基づいて、前記
    演算処理回路の動作を停止させるか否かを決定すること
    を特徴とする請求項10記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 前記第2命令制御部は、アドレスを生
    成するプログラムカウンタと、前記プログラムカウンタ
    を制御するコントローラと、前記アドレスに基づいて命
    令データを出力するプログラムメモリと、前記命令デー
    タに基づいて前記第2制御信号を生成するインストラク
    ションデコーダとを具備することを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路。
  14. 【請求項14】 前記ソフトウェア支援回路は、特定の
    時刻における前記演算処理回路の内部状態に基づいて、
    前記演算処理回路の動作を停止させるか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  15. 【請求項15】 前記ソフトウェア支援回路は、異なる
    複数の時刻における前記演算処理回路の内部状態に基づ
    いて、前記演算処理回路の動作を停止させるか否かを決
    定することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路。
  16. 【請求項16】 前記演算処理回路と前記ソフトウェア
    開発支援回路は、1チップ内に形成されることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路。
  17. 【請求項17】 前記演算処理回路は、デジタル信号処
    理装置又はそれを有する携帯情報機器に使用されること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路を有するデジタル信号処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のデジタル信号処理
    装置を有する携帯情報機器。
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