JP2003215872A - 弾性ローラ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

弾性ローラ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2003215872A
JP2003215872A JP2002010800A JP2002010800A JP2003215872A JP 2003215872 A JP2003215872 A JP 2003215872A JP 2002010800 A JP2002010800 A JP 2002010800A JP 2002010800 A JP2002010800 A JP 2002010800A JP 2003215872 A JP2003215872 A JP 2003215872A
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elastic roller
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JP2002010800A
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Junichi Horikawa
順一 堀川
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間とともに変動する複数の弾性層の変形挙
動を考慮した上で、弾性層の圧縮永久歪みを小さくでき
るようにする。 【解決手段】 芯金1aの外周面に第1、第2弾性層1
b、1cを少なくとも有する多層構成の弾性ローラ1に
おいて、第1、第2弾性層1b、1cの常温近傍におけ
る弾性率が、外側の第2弾性層1cより内側の第1弾性
層1bの方を大きくするように調整し、かつ第1、第2
弾性層1b、1cの常温近傍以上における弾性率が、外
側の第2弾性層1cより内側の第1弾性層1bの方を小
さくするように調整したことにより、コストの上昇を抑
えて、接触部材とのニップ幅を小さくすることなく、圧
縮永久歪みを大幅に小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
などによって画像形成を行う複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置の帯電、現像、転写などの電子
写真プロセスに使用される弾性ローラ、該弾性ローラを
備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスによって画像形成を行
う複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置で
は、帯電、現像、転写といった電子写真プロセスにおい
て、弾性ローラが電子写真感光体(以下、感光ドラムと
いう)と接触して用いられることが多い。
【0003】それぞれの弾性ローラと感光ドラムとの接
触は、一定荷重の負荷、もしくは両者を一定距離に保つ
ことによる圧縮状態によって実現している。帯電、現
像、転写のいずれのプロセスにおいても一定の接触領域
(=ニップ)を必要とするため、弾性ローラには適度な
弾性を保持させるための弾性層を形成することが多い。
そして、その接触領域の大きさ(ニップ幅等)を調整す
るために、従来では、弾性ローラの弾性層の弾性率を調
整するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、弾性ローラ
と感光ドラムとが接触(圧縮)状態が静止したまま長期
にわたって続くと、弾性ローラは「圧縮永久歪み(Cs
et)」と呼ばれる歪みが残り、弾性ローラが元の真円
状態に戻らず変形したままの状態となることがある。
【0005】例えば帯電プロセスにおいては、感光ドラ
ムを帯電させるために弾性ローラ(帯電ローラ)と感光
ドラムとの接触領域の前後に存在する微小隙間におい
て、弾性ローラに帯電バイアスを印加することによって
放電現象を発生させている。この際、上記圧縮永久歪み
が発生した弾性ローラを帯電プロセスに用いた場合に
は、弾性ローラが1回転する間に圧縮永久歪み部で感光
ドラムと1回接触するために、その前後でニップ幅が変
曲点を持ち、放電が発生する微小隙間の位置が変動する
ことになる。
【0006】このため、感光ドラム表面上の帯電量分布
にむらが発生し、結果として高品位な画像が得られなく
なる。
【0007】また、弾性ローラの圧縮永久歪みは、感光
ドラムとの圧縮によって発生したものであるため、弾性
ローラの材料中に均一に分散していた可溶物が移動する
ことによって、弾性ローラが1回転する間に圧縮永久歪
み部近傍で抵抗値の変曲点を持つことある。そのことに
よっても放電量そのものに分布が発生し、更に感光ドラ
ム上の帯電量に変曲点を生じ、結果として高品位な画像
が得られなくなる。
【0008】このため、従来では、弾性ローラの圧縮永
久歪みを発生しないようにするために、適度な弾性を保
持するための弾性層や、帯電のために適度な体積抵抗を
保持するための抵抗層などの各層の材料を変えて弾性率
を変えたり、複数の材料を混ぜて弾性率を調整するよう
にしていた。
【0009】また、特開平10−186802号公報で
は、最外層に設けた抵抗層を複層(2層)にし、各層の
「100%モジュラス(M100)」を、以下の関係と
なるようにすることが開示されている。
【0010】第1抵抗層(内側)のM100>第2抵抗
層(外側)のM100 これは、弾性層の近くに位置する第1抵抗層の「100
%モジュラス」を大きな値とすることで、第1抵抗層が
荷重に対して変形しにくくし、弾性層を圧縮変形から保
護することによって大きな圧縮永久歪みを生じることが
ないという考えに基づくものである。
【0011】なお、ここでいう「100%モジュラス」
とは、応力−歪みの関係が非線形特性を示す場合に、そ
の応力−歪み曲線において原点から歪み100%の時に
対する応力の点を直線に結び、その傾きを表したもので
ある。ゴム材のような非圧縮性材料の場合には、この値
を弾性率として取り扱うことで、実際の静的な変形挙動
を精度良く予測することが広く知られている。
【0012】しかしながら、弾性ローラ(弾性層)の圧
縮永久歪みは、長時間にわたる圧縮接触の状態から発生
したものであるため、その解決策を探るには時間的な変
動を考慮した分析を行う必要があり、静的な変形挙動を
表す「100%モジュラス」だけでは圧縮永久歪みを評
価することは困難である。
【0013】そこで本発明は、時間とともに変動する複
数の弾性層の変形挙動を考慮した上で、弾性層の圧縮永
久歪みを小さくできるようにした弾性ローラ、プロセス
カートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回転軸の外周面上に同心円状に複数の弾性
層を少なくとも有する多層構造の弾性ローラにおいて、
前記複数の弾性層の常温近傍における弾性率を、前記複
数の弾性層の最内層から最外層に向けて順に小さくなる
ように形成し、かつ前記複数の弾性層の常温近傍以上に
おける弾性率を、前記複数の弾性層の最内層から最外層
に向けて順に大きくなるように形成したことを特徴とし
ている。
【0015】また、感光体と、少なくとも前記感光体に
接触して該感光体を帯電する接触帯電部材と、静電潜像
が形成された前記感光体に接触して表面に保持した現像
剤で前記静電潜像を現像する現像剤保持体を有する現像
装置と、前記感光体に接触して該感光体上に形成された
現像剤画像を転写材上に転写する接触転写部材のいずれ
か1つを備え、画像形成装置本体に対して着脱自在に装
着されるプロセスカートリッジにおいて、前記接触帯電
部材、前記現像剤保持体、前記接触転写部材の少なくと
もいずれか1つを、請求項1に記載の弾性ローラで形成
したことを特徴としている。
【0016】また、感光体と、前記感光体に接触して該
感光体を帯電する接触帯電部材と、静電潜像が形成され
た前記感光体に接触して表面に保持した現像剤で前記静
電潜像を現像する現像剤保持体を有する現像装置と、前
記感光体に接触して該感光体上に形成された現像剤画像
を転写材上に転写する接触転写部材と、を備えた画像形
成装置において、前記接触帯電部材、前記現像剤保持
体、前記接触転写部材の少なくともいずれか1つを、請
求項1に記載の弾性ローラで形成したことを特徴として
いる。
【0017】(作用)弾性ローラの変形挙動が時間とと
もに変化し、最終的に残歪みが発生する現象は、「弾性
率が温度&時間によって変化するという粘弾性特性」を
用いて説明することが可能である。粘弾性特性とは、温
度が高くなる程、そして(荷重負荷の)時間が長くなる
程に弾性率が低下するというものであり、例えば一定荷
重(応力)を与えた場合には、時間の変化とともに変形
が大きくなる現象(=クリープ歪み)で説明することが
できる。
【0018】弾性ローラで用いる弾性層には、ゴム材や
高分子材が用いられることが多いが、そういった材料は
粘弾性特性を有しているため、上述したように感光ドラ
ムとの圧縮による接触状態が長時間経過した場合には、
弾性層の粘弾性特性によってクリープ歪みが発生し、圧
縮状態を解除した後もそのクリープ歪みが残る(=圧縮
永久歪み)ということになる。
【0019】よって、圧縮永久歪みを小さくするために
は、より高温側でかつ長時間側において弾性率が低下し
ないようにすることが望ましい。つまり、時間、温度と
ともに弾性率が変化するという材料の粘弾性特性を表現
する曲線(以下、マスターカーブという)において、圧
縮接触が開始される状態(=常温付近)よりも高温側
で、かつ長時間側の変化率の値(=負値)が小さい方が
望ましいのである。
【0020】また、帯電、現像、転写の電子写真プロセ
スが機能する際には、感光ドラムとの間で十分なニップ
幅を確保する必要があるが、これは、「100%モジュ
ラス」などの静的な弾性率に支配されるものである。粘
弾性特性を表現するマスターカーブにおいては、圧縮接
触時の環境温度(=常温付近)時の値が静的な弾性率を
表しており、例えばニップ幅を大きく確保するには、こ
の値を小さくする、もしくは小さい材料に変更すればよ
い。
【0021】よって、電子写真プロセスに用いられる弾
性ローラの弾性層を構成する材料は、その粘弾性特性を
表すマスターカーブにおいて、必要十分なニップ幅を確
保するために弾性率を各プロセスが機能する環境温度付
近(=常温付近)において実現しつつ、かつより高い温
度(常温付近以上の)範囲においての弾性率の変化率
(=負)の値が小さい方が望ましいのである。
【0022】一般に、ゴム材や高分子材のマスターカー
ブにおける弾性率の変化の形態は、最も短時間(低温)
側において最も高い値を示し、時間が長く(温度が高
く)なるにしたがってわずかに低下(ガラス域)、更に
長時間(高温)側でTg点に相当する領域の近傍で著し
く低下(転移域)、そして更に長時間(高温)側におい
ても低下し続けるがその低下率は小さく、緩やかなカー
ブを描く(ゴム領域)。
【0023】このため、圧縮永久歪みを小さくするため
には、この3つの領域の中で、常温近傍からそれ以上の
温度域に相当するゴム領域における弾性率の変化をより
小さくすることが必要となる。そして、多くのゴム材料
においては、上記のゴム領域のカーブを支配するのは架
橋に関するパラメータ(架橋剤、架橋構造、架橋密度
等)である。
【0024】このゴム領域のカーブの傾きを小さくする
には、より圧縮永久歪みが小さいとされるシリコーンゴ
ム等の高価な材料を採用する、より強固な架橋構造を実
現する、十分なプロセスを経て架橋密度を上げる等の方
法が考えられるが、いずれも材料コストを上げるもので
ある。そこで、通常1種類の材料で構成する弾性層にこ
の高価な材料を採用するのではなく、弾性層を多層に
し、圧縮永久歪みが支配的であるより外側の層にのみこ
の高価な材料を採用すれば、部品コストをより低く抑え
ることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0026】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る弾性ローラを示す断面図である。
【0027】本実施の形態に係る弾性ローラ1は、導電
性の芯金1aの外周面上に、弾力性と導電性を付与する
第1弾性層1bと、その外周に同じく弾力性と導電性を
付与しながら圧縮永久歪みの発生をより小さく抑えた材
料からなる第2弾性層1cと、更にその外周(最外層)
に抵抗を制御する目的の抵抗層1dが積層されて構成さ
れている。
【0028】図2は、熱レオロジー的に単純だと仮定し
て求めた3種類の材料A,B,Cのマスターカーブ(=
Prony級数近似カーブと見なす)であり、各Pro
ny級数の各項の係数(緩和係数Gt(Pa))は、そ
れぞれ図3、図4、図5に示した通りである。また、各
材料A,B,Cに対する温度時間換算則に基づくシフト
関数の値は、それぞれ図6(a)、(c)、(c)に示
した通りである。なお、本実施の形態では、材料Aは弾
性ローラ1の第1弾性層1b、材料Bは第2弾性層1
c、そして材料Cは抵抗層1dにそれぞれ用いられてい
る。
【0029】図7は、図3に示した材料A,Bのマスタ
ーカーブの常温以上(緩和時間10 sec〜)に相当
する領域を示している。この図から明らかなように、常
温近傍においては材料Bよりも材料Aの緩和弾性率が大
きく、そこから温度が上がるに連れて(緩和時間が大き
くなるに従って)、(10秒以降は)両者の大小関係
が逆転していることが分かる。即ち、本実施の形態で
は、常温近傍における弾性率は、内側の第1弾性層1b
より外側の第2弾性層1cの方が小さく、かつ常温近傍
以上における弾性率は、内側の第1弾性層1bより外側
の第2弾性層1cの方が大きくなるような材料で形成さ
れている。
【0030】また、弾性ローラ1の芯金1aは、図8に
示すように、鋼鉄からなり、縦弾性率が2.06×10
(MPa)、ポアソン比が0.3である。
【0031】これらの物性を考慮し、図9に示すよう
に、本実施の形態の弾性ローラ1の両端の芯金1aを上
方から加圧して平坦な面20に圧接した状態で、一定時
間経過後、圧接を解除した後に残る残歪みを予測する計
算を行った。なお、本実施の形態の弾性ローラ1は、外
径8mmで長さ240mmである。
【0032】図10は、この弾性ローラ1への圧接/解
除における条件を示している。即ち、第1ステップの圧
接では、9.8Nの荷重を温度40℃の環境下で2週間
かけ、第2のステップの圧接解除では、0.0Nの荷重
(荷重0)として常温環境下で2週間放置した。
【0033】図11は、9.8Nの荷重を負荷している
間に、本実施の形態における弾性ローラ1の芯金1aの
中心位置が時間とともに移動(変化)する履歴をプロッ
ト(図中のa)したグラフである。また、図11におい
て、上記した第1弾性層1b、第2弾性層1cのいずれ
にも上記材料Aを用いた弾性ローラの場合、つまり図1
において、第1弾性層1bに使用した材料Aだけで弾性
層を構成した比較例の弾性ローラの場合において、9.
8Nの荷重を負荷している間に、弾性ローラ1の芯金の
中心位置が時間とともに移動(変化)する履歴もプロッ
ト(図中のb)した。なお、図中におけるaの場合の本
実施の形態を「モデル1」とし、図中におけるbの場合
の比較例を「モデル0」とする。
【0034】図11から明らかなように、荷重を負荷し
始めてから10秒(約4時間)位までの芯金中心の移
動量は「モデル1」の方が大きいが、それ以降は「モデ
ル0」の方が大きい。この大小関係が逆転する時間は、
上記した材料Aと材料Bのマスターカーブ(緩和弾性
率)の大小関係が逆転する時間とほぼ一致している。
【0035】次に、弾性ローラ全体の変形状態として、
静的な圧接状態でのニップ幅を確認した。最初に、「静
的な状態=圧接1秒後」と便宜上想定し、1秒後のデー
タを抽出する。
【0036】図12は、本実施の形態の弾性ローラ1を
接触部材の平坦な面に圧接し始めて1秒後の「ローラ最
外層(抵抗層1d)上の(変形後の)各節点の“芯金1
aの中心からの距離”」をプロットしたものである。な
お、ローラ最外層上の節点列を表すのに、「芯金1aの
中心を回転中心として、ニップ中心(接触中心)からロ
ーラ最外層に位置する各節点までの回転角」を用いて横
軸とし、芯金1aの中心からの距離を縦軸とした。図中
のaは、上記した本実施の形態を示す「モデル1」、図
中のbは、上記した比較例を示す「モデル0」である。
【0037】圧接によって弾性ローラ1全体が変形し、
芯金1aの中心(芯金中心)と平坦面とのニップ中心
(接触中心)との距離は、約100μmと小さい。そし
て、図12に示すように、ニップ中心(接触中心)から
だんだん離れていくに従って芯金中心との距離は大きく
なり、ニップ中心からの角度が20°より大きい領域で
は、「モデル1」の方が「モデル0」よりも圧接前のロ
ーラ外径(8mm)より大きくなっている。この1秒後
では、「モデル1」よりも「モデル0」の方がニップ中
心のつぶれ量が大きい。
【0038】図13は、図12にプロットされた計算結
果(変位量)から、変形後の弾性ローラ1のローラ外周
部の節点から接触平坦面までの距離をプロット(縦軸)
したグラフであり、横軸はニップ中心(接触中心)から
の距離である。図中のaに示す上記した本実施の形態の
「モデル1」の場合、接触平坦面からの距離が零である
のは0.8mmより内側であるため、接触領域(=ニッ
プ幅)は0.8×2=1.6mmとなる。また、図中の
bに示す上記した比較例の「モデル0」の場合のニップ
幅は約1.4(=0.7×2)mmとなり、ニップ幅は
本実施の形態の「モデル1」の方が大きいことになる。
【0039】次に、本実施の形態の弾性ローラ1を平坦
な面に2週間継続して圧接した後の変形状態を確認し
た。
【0040】図14は、本実施の形態の弾性ローラ1を
接触部材の平坦な面に圧接し始めて2週間後の「ローラ
最外層(抵抗層1d)上の(変形後の)各節点の“芯金
1aの中心からの距離”」をプロットしたものである。
なお、ローラ最外層上の節点列を表すのに、「芯金1a
の中心を回転中心として、ニップ中心(接触中心)から
ローラ最外層に位置する各節点までの回転角」を用いて
横軸とし、芯金1aの中心からの距離を縦軸とした。図
中のaは、上記した本実施の形態を示す「モデル1」、
図中のbは、上記した比較例を示す「モデル0」であ
る。
【0041】圧接によってクリープ歪みが発生して、芯
金中心と平坦面との接触中心との距離が約250μmと
なり、上記した1秒後の場合よりも約150μm小さく
なった。また、ニップ中心(接触中心)のつぶれ量は、
図中aの「モデル1」よりも図中bの「モデル0」の方
が大きく、上記した1秒後の場合と比較して大小関係が
逆転している。
【0042】図15は、図14にプロットされた計算結
果(変位量)から、変形後の弾性ローラ1のローラ外周
部の節点から接触平坦面までの距離をプロット(縦軸)
したグラフであり、横軸はニップ中心(接触中心)から
の距離である。図中のbに示す上記した比較例の「モデ
ル0」の場合、接触領域(=ニップ幅)が約3.3(=
1.65×2)mmまで広がっているのに対して、図中
のaに示す上記した本実施の形態の「モデル1」の接触
領域(=ニップ幅)は約3.0(=1.5×2)mm
と、上記した1秒後の場合からの広がりは小さい。ま
た、接触領域(=ニップ幅)も上記した1秒後の場合と
比較して、本実施の形態の「モデル1」と比較例の「モ
デル0」の大小関係が逆転している。
【0043】次に、圧接解除後における本実施の形態の
弾性ローラ1の変形状態を確認した。
【0044】図16は、弾性ローラ1に対する圧接を解
除した後にニップ中心であった点の位置が時間とともに
変化する履歴をプロットしたグラフであり、芯金1aの
中心点からの距離からローラ外径の8mmを引いた値を
縦軸とした。よって、横軸に示した時間における値が負
であるならば、その時の絶対値が圧縮永久歪みの量とな
る。なお、図中のaは、上記した本実施の形態を示す
「モデル1」、図中のbは、上記した比較例を示す「モ
デル0」である。
【0045】図16に示す結果から、時間が経過するに
従って応力が緩和され、圧接によってつぶれていた形状
が、徐々に元に戻っていく変化が分かる。また、初期状
態(圧接を解除する直前の変位)変位は、図中のaの
「モデル1」よりも図中のbの「モデル0」の方が大き
いが、時間が経過してもこの大小関係は変わらずにその
まま推移している。
【0046】図17は、図16で示したグラフの表示方
法を変更し、横軸(時間)の単位を「秒」から「日」に
変え、かつ対数をとらずにそのまま表示したものであ
る。図17に示したグラフからも明らかなように、2週
間(14日)後の値を最終的な評価値とした場合、図中
のbの比較例における「モデル0」の圧縮永久歪みの量
は約40μmであるのに対し、図中のaの本実施の形態
における「モデル1」の圧縮永久歪みの量は30μm弱
と小さくなっている。
【0047】図18は、本実施の形態の弾性ローラ1に
対する圧接を解除して2週間経過した後のローラ外周部
の変形量を表したグラフであり、「ローラ最外層(抵抗
層1d)上の(変形後の)各節点の“芯金1aの中心か
らの距離”」をプロットしたものである。なお、ローラ
最外層上の節点列を表すのに、「芯金1aの中心を回転
中心として、ニップ中心(接触中心)からローラ最外層
に位置する各節点までの回転角」を用いて横軸とし、芯
金1aの中心からの距離を縦軸とした。図中のaは、上
記した本実施の形態を示す「モデル1」、図中のbは、
上記した比較例を示す「モデル0」である。
【0048】図17、18に示す結果から、圧縮永久歪
みの量(μm)と圧縮永久歪みの幅(deg(°))を
把握することができる。即ち、比較例の「モデル0」で
は、圧縮永久歪みの量は約40μm、圧縮永久歪みの幅
は約±30°であり、本実施の形態の「モデル1」で
は、圧縮永久歪みの量は約28μm、圧縮永久歪みの幅
は±30°である。よって、本実施の形態の弾性ローラ
1である「モデル1」の圧縮永久歪みの量の方が比較例
の弾性ローラである「モデル0」の圧縮永久歪みの量よ
り小さい。
【0049】このように本実施の形態では、第1、第2
弾性層のいずれも材料Aで構成される比較例の弾性ロー
ラ(「モデル0」)に対し、第1弾性層1bを材料Aで
構成し、常温近傍の弾性率が材料Aより小さく、かつ常
温近傍以上における温度領域の弾性率が材料Aより大き
い材料Bを第2弾性層1cに用いた構成の本実施の形態
の弾性ローラ1(「モデル1」)を使用することによっ
て、コストを上げることなく、ニップ幅を小さくするこ
となく圧縮永久歪みの量を大幅に小さくすることができ
る。
【0050】〈実施の形態2〉図19は、本発明の実施
の形態2に係る弾性ローラを示す断面図である。
【0051】本実施の形態に係る弾性ローラ21は、導
電性の芯金1aの外周面上に、弾力性と導電性を付与す
る第1弾性層1bと、その外周に同じく弾力性と導電性
を付与しながら圧縮永久歪みの発生をより小さく抑えた
材料からなる第2弾性層1cと、その外周に弾力性と導
電性を付与しながら第2弾性層1cよりも更に圧縮永久
歪みの発生をより小さく抑えた材料からなる第3弾性層
1eと、更にその外周(最外層)に抵抗を制御する目的
の抵抗層1dと、が積層されて構成されている。
【0052】第1、第2弾性層1b、1cは、実施の形
態1における材料A、Bでそれぞれ形成されている。そ
して、第3弾性層1eは、常温近傍における緩和弾性率
が上記の材料A、Bよりも小さく、かつ常温近傍から温
度が上がるにつれて(緩和時間が大きくなるにしたがっ
て)、緩和弾性率が上記の材料A、Bよりも大きい材料
で形成した。
【0053】このように本実施の形態では、第1、第
2、第3弾性層1b、1c、1eを有する多層構成の弾
性ローラ21においても、第1、第2、第3弾性層1
b、1c、1eの常温近傍における緩和弾性率が、最内
側の層(第1弾性層1b)から最外側の層(第3弾性層
1e)に向けて小さく、かつ第1、第2、第3弾性層1
b、1c、1eの常温近傍以上における緩和弾性率が、
最内側の層(第1弾性層1b)から最外側の層(第3弾
性層1e)に向けて大きくなるような材料で形成するこ
とにより、コストを上げることなく、ニップ幅を小さく
することなく圧縮永久歪みの量を大幅に小さくすること
ができる。
【0054】また、上述した実施の形態1、2では、弾
性層がそれぞれ2層と3層の弾性ローラの場合であった
が、弾性層が3層以上の複数層の弾性ローラを有する弾
性ローラにおいても同様に本発明を適用することができ
る。
【0055】〈実施の形態3〉図20は、本発明の実施
の形態に係るプロセスカートリッジを備えた画像形成装
置(例えば電子写真方式のレーザビームプリンタ)の概
略構成図であり、本実施の形態では、上述した弾性ロー
ラを接触帯電部材としての帯電ローラに適用した例であ
る。
【0056】本画像形成装置は、像担持体としての感光
ドラム2を備え、その周囲に弾性ローラとしての帯電ロ
ーラ10、現像装置5、転写帯電器7、クリーニング装
置9が設置されている。
【0057】感光ドラム2は、アルミニウム等の導電性
支持体2aの外周面にOPC感光層2bを有しており、
駆動装置(不図示)により矢印方向(時計方向)に所定
の周速度で回転駆動される。
【0058】帯電ローラ10は、感光ドラム2に所定の
押圧力で当接しており、感光ドラム2の回転駆動にとも
ない従動回転する。帯電ローラ10の芯金10aに帯電
バイアス電源3から所定の帯電バイアス(DC)を印加
することで、感光ドラム2の表面を所定の極性、電位に
接触帯電する。
【0059】また、本実施の形態における帯電ローラ1
0は、上述した実施の形態1又は2の弾性ローラと同様
に弾性層が複数層に構成されており、本実施の形態にお
いても各弾性層の常温近傍における緩和弾性率が最内側
から外側の層に向けて小さく、かつ各弾性層の常温近傍
以上における緩和弾性率が最内側から外側の層に向けて
大きくなるような材料で形成されている。各弾性層の詳
細は上述した実施の形態1、2で説明した通りであり、
本実施の形態ではその説明は省略する。
【0060】また、本実施の形態では、感光ドラム2、
帯電ローラ10、現像装置5、クリーニング装置9は、
一体的にカートリッジ化されてプロセスカートリッジ1
1を構成し、画像形成装置本体(不図示)に保持部材1
2を介して着脱自在に装着されている。
【0061】本画像形成装置による画像形成時には、感
光ドラム2は駆動装置(不図示)により矢印方向(時計
方向)に所定の周速度で回転駆動され、帯電バイアス電
源3から帯電バイアスが印加された帯電ローラ10によ
って、負極性の所定電位に帯電される。そして、露光装
置(不図示)から入力される画像信号に対応したレーザ
光による画像露光4が感光ドラム2上に与えられ、感光
ドラム2上の電位は画像露光4された部分の電位が低下
して静電潜像が形成される。そして、現像装置5の現像
スリーブ(不図示)表面に薄層形成されたトナーによっ
て静電潜像を反転現像し、トナー像として顕像化する。
【0062】そして、感光ドラム2上のトナー像が転写
帯電器7との間の転写ニップ部Nに到達すると、このタ
イミングに合わせてカセット6から用紙などの転写材P
が給紙されて転写ニップ部Nに搬送される。そして、ト
ナーと逆極性(正極性)の転写バイアスが印加された転
写帯電器7により、転写ニップ部Nに搬送された転写材
Pに感光ドラム2と転写帯電器7間に発生する静電力に
よって、感光ドラム2上のトナー像が転写される。
【0063】そして、トナー像が転写された転写材Pは
定着装置8に搬送され、定着ローラ8aと加圧ローラ8
b間の定着ニップにてトナー像を転写材Pに加熱、加圧
して熱定着した後に、外部に排紙する。
【0064】また、トナー像転写後に感光ドラム2表面
に残留している転写残トナーを、クリーニング装置9に
よって除去し、更に、前露光装置(不図示)で感光ドラ
ム2表面を前露光13して、感光ドラム2表面の電荷を
除去して次の画像形成に備える。
【0065】このように本実施の形態に係るプロセスカ
ートリッジを備えた画像形成装置は、帯電ローラ10が
上述した実施の形態1又は2の弾性ローラと同様に弾性
層が複数層に構成されており、本実施の形態においても
各弾性層の常温近傍における緩和弾性率が最内側から外
側の層に向けて小さく、かつ各弾性層の常温近傍以上に
おける緩和弾性率が最内側から外側の層に向けて大きく
なるような材料で形成することにより、コストを上げる
ことなく、ニップ幅を小さくすることなく圧縮永久歪み
の量を大幅に小さくすることができる。従って、長期に
わたって安定して良好な画像形成を行うことができる。
【0066】また、本実施の形態のプロセスカートリッ
ジ及び画像形成装置では、本発明に係る弾性ローラを帯
電ローラに適用した例であったが、これ以外にも本発明
に係る弾性ローラを、画像形成装置の現像装置の現像ロ
ーラ、接触転写部材としてのローラ状の転写ローラ、定
着装置の一対の定着ローラと加圧ローラにも同様に適用
することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る弾性ロ
ーラによれば、複数の弾性層の常温近傍における弾性率
を、複数の弾性層の最内層から最外層に向けて順に小さ
くなるように形成し、かつ複数の弾性層の常温近傍以上
における弾性率を、複数の弾性層の最内層から最外層に
向けて順に大きくなるように形成したことによって、コ
ストの上昇を抑えて、弾性ローラと接触部材との圧縮接
触状態において必要十分な接触領域を確保するととも
に、その圧縮接触状態が静止したまま長期にわたって続
いた時に発生する圧縮永久歪みを大幅に低減することが
可能となる。
【0068】また、本発明に係るプロセスカートリッジ
及び画像形成装置によれば、接触帯電部材、現像剤保持
体、接触転写部材の少なくともいずれか1つを本発明に
係る弾性ローラで形成したことにより、コストの上昇を
抑えて、弾性ローラと感光体との圧縮接触状態において
必要十分な接触領域を確保するとともに、その圧縮接触
状態が静止したまま長期にわたって続いた時に発生する
圧縮永久歪みを大幅に低減することが可能となる。従っ
て、長期にわたって安定して良好な画像形成を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを示す
断面図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを形成
する材料のマスターカーブを示す図。
【図3】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを形成
する材料の緩和時間と緩和係数の関係を示す図。
【図4】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを形成
する材料の緩和時間と緩和係数の関係を示す図。
【図5】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを形成
する材料の緩和時間に対する緩和係数の値を示す図。
【図6】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形
態1に係る弾性ローラを形成する材料の緩和係数温度時
間換算則に基づくシフト関数の値を示す図。
【図7】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラを形成
する材料のマスターカーブを示す図。
【図8】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラの芯金
の弾性材料、縦弾性率、ポアソン比を示す図。
【図9】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対す
る圧接解除後の残歪みの測定を説明するための図。
【図10】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接解除後の残歪みの測定条件を示す図。
【図11】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接時における芯金中心の移動履歴を示す図。
【図12】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接1秒後におけるローラ外表面の変形履歴を示す
図。
【図13】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接1秒後におけるローラ外表面の節点から接触板
までの距離履歴を示す図。
【図14】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接2週間後におけるローラ外表面の変形履歴を示
す図。
【図15】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接2週間後におけるローラ外表面の節点から接触
板までの距離履歴を示す図。
【図16】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接解除後におけるニップ中心の変位回復履歴を示
す図。
【図17】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接解除後におけるニップ中心の変位回復履歴を示
す図。
【図18】本発明の実施の形態1に係る弾性ローラに対
する圧接解除後における芯金中心からの距離履歴を示す
図。
【図19】本発明の実施の形態2に係る弾性ローラを示
す断面図。
【図20】本発明の実施の形態3に係るプロセスカート
リッジを備えた画像形成装置を示す概略断面図。
【符号の説明】
1、21 弾性ローラ 1a 芯金(回転軸) 1b 第1弾性層 1c 第2弾性層 1d 抵抗層 1e 第3弾性層 2 感光ドラム(感光体) 3 帯電バイアス電源 5 現像装置 7 転写帯電器 8 定着装置 9 クリーニング装置 10 帯電ローラ 11 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA43 DA06 DA08 DA09 2H077 AC04 EA15 FA13 FA16 FA22 GA02 GA03 2H200 FA01 FA02 GA23 HA03 HA28 HB12 HB22 HB43 HB47 JA02 JA23 JA27 MC01 MC18 3J103 AA02 AA15 AA51 BA41 FA03 FA12 GA02 GA57 GA58 GA60 HA03 HA41 HA53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の外周面上に同心円状に複数の弾
    性層を少なくとも有する多層構造の弾性ローラにおい
    て、 前記複数の弾性層の常温近傍における弾性率を、前記複
    数の弾性層の最内層から最外層に向けて順に小さくなる
    ように形成し、かつ前記複数の弾性層の常温近傍以上に
    おける弾性率を、前記複数の弾性層の最内層から最外層
    に向けて順に大きくなるように形成した、 ことを特徴とする弾性ローラ。
  2. 【請求項2】 感光体と、少なくとも前記感光体に接触
    して該感光体を帯電する接触帯電部材と、静電潜像が形
    成された前記感光体に接触して表面に保持した現像剤で
    前記静電潜像を現像する現像剤保持体を有する現像装置
    と、前記感光体に接触して該感光体上に形成された現像
    剤画像を転写材上に転写する接触転写部材のいずれか1
    つを備え、画像形成装置本体に対して着脱自在に装着さ
    れるプロセスカートリッジにおいて、 前記接触帯電部材、前記現像剤保持体、前記接触転写部
    材の少なくともいずれか1つを、請求項1に記載の弾性
    ローラで形成した、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 感光体と、前記感光体に接触して該感光
    体を帯電する接触帯電部材と、静電潜像が形成された前
    記感光体に接触して表面に保持した現像剤で前記静電潜
    像を現像する現像剤保持体を有する現像装置と、前記感
    光体に接触して該感光体上に形成された現像剤画像を転
    写材上に転写する接触転写部材と、を備えた画像形成装
    置において、 前記接触帯電部材、前記現像剤保持体、前記接触転写部
    材の少なくともいずれか1つを、請求項1に記載の弾性
    ローラで形成した、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP2002010800A 2002-01-18 2002-01-18 弾性ローラ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Pending JP2003215872A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114193A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 住友ゴム工業株式会社 圧接ひずみ試験方法
CN109416519A (zh) * 2016-06-20 2019-03-01 株式会社普利司通 导电性辊

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JP2015114193A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 住友ゴム工業株式会社 圧接ひずみ試験方法
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