JP2003215525A - 信頼性試験装置 - Google Patents

信頼性試験装置

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JP2003215525A
JP2003215525A JP2002017629A JP2002017629A JP2003215525A JP 2003215525 A JP2003215525 A JP 2003215525A JP 2002017629 A JP2002017629 A JP 2002017629A JP 2002017629 A JP2002017629 A JP 2002017629A JP 2003215525 A JP2003215525 A JP 2003215525A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal cell
substrate
reliability
crystal cells
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JP2002017629A
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Shigeki Terada
茂樹 寺田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルで信頼性を試験できる信頼性試験装
置を提供する。 【解決手段】 プロービング機構5の接続端子を液晶セ
ル2のアウターリードボンディングパッドに接続すると
ともに、液晶セル2をプロービング機構5でクリップ状
に挟持して支持して液晶セル2を立てた状態で基板4を
恒温槽1内に収納する。駆動手段7から配線6を介して
すべての液晶セル2に電源および信号を供給し、液晶セ
ル2を表示させる。液晶セル2にモジュール部材が装着
されていないため、恒温槽1内を約100℃にして加速
度試験による信頼性試験ができる。高い温度で加速度試
験ができるため、より短時間でバーンイン試験ができ
る。恒温槽1も液晶セル2のみを収納すればよいので小
型化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶セルの信頼性
試験をする信頼性試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のたとえば液晶表示装置
の信頼性試験は、半導体におけるパッケージング後のバ
ーイン試験と同様に、液晶セルにこの液晶セルの駆動用
のTAB(Tape Automated Bonding)−ICなどを搭載
するとともにケースなどのモジュール部材を取り付け
て、液晶モジュールとした状態でしている。
【0003】そして、この液晶モジュールを恒温槽の中
に収容し、この液晶モジュールに恒温槽の外側に設けら
れた駆動装置とをケーブルで電気的に接続し、このケー
ブルで駆動装置から液晶モジュールに対して電源や各種
信号を供給し、液晶モジュールが通常の駆動動作をする
ようにしている。また、加速度試験などの信頼性試験の
ためには恒温槽の温度をたとえば70℃程度の温度に設
定し、スクリーニングしたい不良の発生を加速し、試験
時間を短縮している。
【0004】また、このような信頼性試験を生産された
全ての液晶モジュールにすることにより、製品が出荷さ
れてから発生する進行性不良が、信頼性試験のスクリー
ニング効果で、出荷前に発生させて出荷を未然に防止で
き、客先不良率の低減に大きな効果がある。
【0005】ところが、生産量の全ての液晶モジュール
を試験する場合には、1度に多くの液晶モジュールの試
験をしなければならないため、多くの液晶モジュールを
収納する大きな恒温層を設けなければならず、液晶モジ
ュールに接続する駆動装置も大型のものとなってしま
う。
【0006】また、液晶セル自体にかけられる最高温度
より、モジュール部材にかけられる最高温度の方が一般
的に低く、試験時間の短縮のために液晶セルだけで試験
できれば、従来の70℃から100℃以上にまで温度を
上昇させることが可能であるが、モジュール部材を含む
液晶モジュールで試験するためには現在の70℃が限界
であり、試験時間の短縮が困難である。
【0007】一方、最近の液晶表示装置に使用する各種
部材は信頼性が向上し、出荷形態がたとえば携帯電話用
の反射型の液晶表示装置のように、ほとんどモジュール
部材が無く液晶セルおよびこの液晶セルに接続されるフ
レキシブルプリント基板1枚のみのことがある。
【0008】また、多結晶シリコンを用いた薄膜トラン
ジスタが形成された液晶セルにより、ドライバTAB−
ICの減少によるアウターリードボンディングパッドの
端子数の削減など、モジュール部材による信頼性の低下
は僅かなものになりつつあり、モジュール部材を含んだ
液晶モジュールでの信頼性試験は、液晶セル側の進行性
不良の発生によりモジュール部材もが無駄になることが
少なくなく、製造上のコストおよび時間などを損失して
しまう。
【0009】すなわち、多結晶シリコンの薄膜トランジ
スタを用いた液晶セルあるいはチップオングラスの液晶
セルになることにより、液晶セル自体に組み込まれた回
路規模が拡大し、液晶セルを構成するマトリクスアレイ
基板あるいは液晶セル自体に起因する信頼性問題が増加
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、液晶モ
ジュールで信頼性試験をすると、信頼性試験装置自体が
大型化するとともに、現在では液晶モジュールの不良の
うち液晶セルを起因とするものが少なくなく、液晶モジ
ュールを形成した後では液晶セル自体の不良でもこの液
晶セルに組み付けたモジュール部品およびモジュール部
品を組み付けるための時間の損失が生じ、さらには、モ
ジュール部品を取り付けずに液晶セルのみで出荷するも
のが少なくない問題を有している。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、液晶セルで信頼性を試験できる信頼性試験装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、アウターリー
ドボンディングパッドを有する板状の液晶セルのアウタ
ーリードボンディングパッドに接続する接続端子と、こ
の接続端子が複数取り付けられた基板と、前記接続端子
に電気的に接続され液晶セルを駆動させる駆動手段とを
具備したもので、接続端子を液晶セルのアウターリード
ボンディングパッドに接続し、駆動手段からこの接続端
子を介して液晶セルを駆動することにより、液晶セル自
体で信頼性試験ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の信頼性試験装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1に示すように、内部が中空で開閉可能
な恒温槽1を有し、この恒温槽1は複数枚、たとえば3
0枚の液晶セル2を出し入れ可能で、液晶セル2を複数
枚立てた状態で収納するものである。また、この液晶セ
ル2は、図2に示すように、ガラス製基板有するマトリ
クスアレイ基板および同様にガラス製基板を有する対向
基板が間隙を介して設けられ、これらマトリクスアレイ
基板および対向基板間に液晶が挟持されており、マトリ
クスアレイ基板には間隙を介して複数、たとえば2つの
アウターリードボンディングパッド3が配設されてい
る。なお、液晶モジュールを構成するためのモジュール
部材は取り付けられていない状態である。
【0015】そして、恒温槽1の底部は液晶セル2とほ
ぼ同材料で同様の熱膨張係数を有するガラス製の基板4
が着脱自在に配設されている。そして、この基板4に
は、1枚の液晶セル2のアウターリードボンディングパ
ッド3の個数に対応して2つずつ液晶セル2のアウター
リードボンディングパッド3の間隔に合わせて支持体と
してのワニ口クリップ状のプロービング機構5が位置決
め固定され、それぞれ隣合う液晶セル2との間隔をそれ
ぞれ一定にするように同間隔でたとえば30個配設され
ている。また、基板4は液晶セル2の品種毎にプロービ
ング機構5を装着するとともに、液晶セル2の材料に合
わせて基板4の材料を設定し、液晶セル2の品種毎に基
板4を交換して段取する。
【0016】また、このプロービング機構5は、内部に
液晶セル2のアウターリードボンディングパッド3に電
気的に接続するフレキシブルプリント基板コンタクトや
スプリングプローブコンタクトなどの接続端子を有し、
この接続端子は配線6を介して駆動手段7に接続され、
プロービング機構5の接続端子を液晶セル2のアウター
リードボンディングパッド3に電気的に接続して駆動手
段7から電源および信号が入力されるとともに、プロー
ビング機構5のワニ口クリップ上の部分で液晶セル2を
挟持することにより、プロービング機構5を電気的かつ
機械的に接続し、液晶セル2に各種電源および信号を供
給する。
【0017】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0018】まず、プロービング機構5の接続端子を液
晶セル2のアウターリードボンディングパッド3に接続
するとともに、液晶セル2をプロービング機構5でクリ
ップ状に挟持して支持して液晶セル2を立てた状態で基
板3を恒温槽1内に収納し、駆動手段7から配線6を介
してすべての液晶セル2に電源および信号を供給し、液
晶セル2を表示させる。
【0019】なお、この状態では、液晶セル2にモジュ
ール部材が装着されていないため、恒温槽1内を約10
0℃にして高湿度状態で約6時間の加速度試験による信
頼性試験ができる。したがって、従来の70℃に比べて
高い温度で加速度試験ができるため、より短時間でバー
ンイン試験ができる。また、恒温槽1も液晶セル2のみ
を収納すればよいので小型化を図れる。
【0020】また、信頼性試験で液晶セル2が熱膨張し
ても、基板4の熱膨張係数が液晶セル2の熱膨張係数と
同様であるので、基板4もほぼ同じ長さで膨張するた
め、高温時にアウターリードボンディングパッド3およ
びプロービング機構5の位置がずれてしまうことによる
点灯不良を防止できる。
【0021】さらに、液晶セル2にはモジュール部材が
取り付けられていないため、バックライトの点灯による
電力消費やモジュール部材が消費する電力を使用しない
ですみ、高温槽1も小型化を図れるため、省エネルギ効
果を図れる。
【0022】また、液晶セル2自体に初期不良などで廃
棄する場合にも、モジュール部材が取り付けられていな
いため、液晶セル2のみを排気すればよいので、効率的
である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、接続端子を液晶セルの
アウターリードボンディングパッドに接続し、駆動手段
からこの接続端子を介して液晶セルを駆動することによ
り、液晶セル自体で信頼性試験ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信頼性試験の一実施の形態を示す説明
図である。
【図2】同上液晶セルおよびプロービング機構を示す分
解斜視図である。
【図3】同上信頼性試験を側面から示す説明図である。
【符号の説明】
1 恒温槽 2 液晶セル 3 アウターリードボンディングパッド 4 基板 5 接続端子を有する支持体としてのプロービング機
構 7 駆動手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターリードボンディングパッドを有
    する板状の液晶セルのアウターリードボンディングパッ
    ドに接続する接続端子と、 この接続端子が取り付けられた基板と、 前記接続端子に電気的に接続され液晶セルを駆動させる
    駆動手段とを具備したことを特徴とする信頼性試験装
    置。
  2. 【請求項2】 基板に設けられ液晶セルを支持する支持
    体を具備したことを特徴とする請求項1記載の信頼性試
    験装置。
  3. 【請求項3】 支持体は、クリップ状で挟持、開放する
    ことにより液晶セルを着脱可能であることを特徴とする
    請求項2記載の信頼性試験装置。
  4. 【請求項4】 支持体は、複数枚の液晶セルをそれぞれ
    支持するように基板に複数設けられたことを特徴とする
    請求項2記載の信頼性試験装置。
  5. 【請求項5】 支持体は、平行にそれぞれ液晶セルを立
    てた状態で支持することを特徴とする請求項4記載の信
    頼性試験装置。
  6. 【請求項6】 接続端子は、基板を挟持している状態で
    液晶セルのアウターリードボンディングパッドに電気的
    に接続するように支持体に設けられていることを特徴と
    する請求項2記載の信頼性試験装置。
  7. 【請求項7】 基板は、ガラスで形成され、 接続端子は、1つの液晶セルのアウターリードボンディ
    ングパッドに対応して間隙を介して複数設けられている
    ことを特徴とする請求項6記載の信頼性試験装置。
  8. 【請求項8】 接続端子および基板が内部に設けられる
    とともに液晶セルを収容する恒温槽を具備したことを特
    徴とする請求項1記載の信頼性試験装置。
JP2002017629A 2002-01-25 2002-01-25 信頼性試験装置 Pending JP2003215525A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100898300B1 (ko) 2008-01-11 2009-05-18 삼성모바일디스플레이주식회사 평판 표시장치 제조용 카세트
CN113237872A (zh) * 2020-06-17 2021-08-10 华标(天津)科技有限责任公司 一种生食食品农残检测方法

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