JP2003214649A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2003214649A JP2002013302A JP2002013302A JP2003214649A JP 2003214649 A JP2003214649 A JP 2003214649A JP 2002013302 A JP2002013302 A JP 2002013302A JP 2002013302 A JP2002013302 A JP 2002013302A JP 2003214649 A JP2003214649 A JP 2003214649A
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光男 高井
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智章 北野
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恭宏 河本
Tomoko Ishida
朋子 石田
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  • Toilet Supplies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房手段を備えながら設置スペースがコンパ
クトで、かつ施工作業時やメンテナンス時の作業性の良
好なトイレ装置を提供する。 【解決手段】 洗浄水を貯める水タンク7と、圧縮機1
8と凝縮器19と減圧器20と蒸発器21と送風機22
とを有する冷凍サイクルによる冷房手段8とを、ケース
本体11とケース蓋12から成るケース10のケース本
体11内に収納配置し、蒸発器21で熱交換され送風機
22で送出された空気を外部に吹き出す吹き出し口30
a、30bをケース蓋12に設け、送風機22と吹き出
し口30a、30bを接続する風路を設け、ケース蓋1
2を取り外すことで施工時やメンテナンス時の作業を容
易にできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトイレ装置に関し、
特に冷房手段を備えたトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、冷凍サイクルを用いかつその
凝縮器の冷却手段として水タンク内の洗浄水を利用する
冷房手段を設けた衛生洗浄装置は、例えば実開昭63−
190373号公報、特開平9−152142号公報、
特開2000−79077号公報などにより知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開昭
63−190373号公報の構成では、冷凍サイクルの
凝縮器は水タンク内に、蒸発器は水タンクの上部や上方
側部に、圧縮機は衛生洗浄装置の設置面の水タンク下方
位置や衛生洗浄装置の側部に配設され、それぞればらば
らに配設されているので、設置スペースが必要になると
ともに、設置工事に大変な手間とコストがかかり、手入
れにも手間がかかるという問題がある。
【0004】また、特開平9−152142号公報の構
成では、凝縮器を除いて冷房手段が衛生洗浄装置と分離
して配設されているので、上記と同様に設置スペースが
必要になるとともに、設置工事に大変な手間とコストが
かかり、手入れにも手間がかかるという問題がある。
【0005】また、特開2000−79077号公報の
構成では、冷凍サイクルの凝縮器は水タンク内に、蒸発
器や圧縮機は水タンクの上部に配設され、便器本体の後
部上方に立設されたタンクケース内に収納配置している
ので、設置スペースがコンパクトになるとともに、設置
工事や手入れも比較的簡単になっているが、それでも冷
風の吹き出し口をタンクケースの上部前面に設け、その
背部に蒸発器を、さらにその背部にファンを配設した構
成としているため、施工時における水タンクの水位調整
等の作業や、吹き出し口が汚れたときの清掃や各機器の
メンテナンスを行う時にこれらの機器が邪魔になって作
業性が悪いという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、冷房
手段を備えながら設置スペースがコンパクトで、かつ施
工作業時やメンテナンス時の作業性の良好なトイレ装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトイレ装置は、
洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機と凝縮器と減圧器と
蒸発器と送風機とを有する冷凍サイクルによる冷房手段
とを、ケース本体とケース蓋から成るケースのケース本
体内に収納配置し、蒸発器で熱交換され送風機で送出さ
れた空気を外部に吹き出す吹き出し口をケース蓋に設
け、送風機と吹き出し口を接続する風路を設けたもので
あり、ケース本体内に水タンクと冷房手段を収納配置し
ているので、設置スペースがコンパクトになるとともに
設置工事や手入れも比較的簡単であり、さらにケース蓋
を取り外すことで施工時における水タンクの水位調整等
の作業やメンテナンス作業を容易に行え、かつ汚れが目
立つとともに清掃が容易でない吹き出し口をケース蓋に
設けているので、吹き出し口が汚れた場合にケース蓋ご
と取り外して洗う等によって容易に綺麗にすることがで
きる。
【0008】また、ケース蓋をケース本体に設置したと
きに、送風機と吹き出し口を連通する風路が接続される
ようにすると、風路構成を一切気にすることなく、ケー
ス蓋を取り外して作業できるのでさらに作業性が良くな
る。
【0009】また、風路の少なくとも一部をフレキシブ
ルチューブにて構成すると、機種によって内部構造が変
わっても、同一仕様で対応でき、コスト低下を図ること
ができる。
【0010】また、送風機と吹き出し口を連通する風路
を、蒸発器で熱交換された空気の一部をケース内に導入
するように構成すると、ケース内部の過大な温度上昇を
防止して電子部品等への影響を抑えることができる。
【0011】また、吹き出し口の下面とこの吹き出し口
にルーバが配設される場合はその上面、又は角度調整可
能なルーバが配設される場合は角度調整範囲を、空気の
吹き出し方向に水平姿勢より上向きとし、吹き出し口で
結露した水を水タンク内に導入するようにすると、吹き
出し口部分での結露水がケース外面に流れ出して、ケー
ス外面を濡らしたり、汚したりするのを防止できる。
【0012】また、ケース本体の上端部にケース蓋内か
ら滴下する水を水タンク内に導くガイド手段を設ける
と、吹き出し口部分を含めてケース蓋の内面に生じた結
露水が確実に水タンク内に排出され、結露水がケース内
に流出して汚したり、ケース内の機器に悪影響を与える
のを防止できる。
【0013】また、洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機
と凝縮器と減圧器と蒸発器と送風機とを有する冷凍サイ
クルによる冷房手段とを、ケース内に収納配置し、蒸発
器で熱交換され送風機で送出された空気を外部に吹き出
す吹き出し口をケースに設け、送風機と吹き出し口を連
通する風路を、蒸発器で熱交換された空気の一部をケー
ス内に導入するように構成すると、上記のようにケース
内部の過大な温度上昇を防止して電子部品等への影響を
抑えることができる。
【0014】また、洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機
と凝縮器と減圧器と蒸発器と送風機とを有する冷凍サイ
クルによる冷房手段とを、ケース内に収納配置し、蒸発
器で熱交換され送風機で送出された空気を外部に吹き出
す吹き出し口をケースに設け、吹き出し口の下面とこの
吹き出し口にルーバが配設される場合はその上面、又は
角度調整可能なルーバが配設される場合は角度調整範囲
を、空気の吹き出し方向に水平姿勢より上向きとし、吹
き出し口の内側下部に結露水を水タンクに導くガイド手
段を設けても、上記のように吹き出し口部分を含めてケ
ース蓋の内面に生じた結露水が確実に水タンク内に排出
され、結露水がケース内に流出して汚したり、ケース内
の機器に悪影響を与えるのを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトイレ装置の一実
施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
【0016】図1〜図4において、1はトイレ装置で、
便器2と、その上面後部に設置された本体部3と、本体
部3の前端部に便器2上に設置された姿勢と上方に開い
た状態との間で上下回動可能に装着された便座4及び便
蓋5にて構成されている。
【0017】本体部3は、便器2上に固定設置されるベ
ース板6上に、便器2を洗浄する洗浄水を貯める水タン
ク7と、冷房手段8と、局部温水洗浄手段9を設置し、
かつそれらをケース10内に収納して構成されている。
ケース10は、ケース本体11とその上端開口を覆うケ
ース蓋12にて構成されており、ケース蓋12は必要に
応じて手洗い手段を設けた構成とされる。
【0018】ベース板6上の後部に水タンク7と冷房手
段8が配設され、ベース板6上の前部に局部温水洗浄手
段9が配設され、ケース本体11は下部が局部温水洗浄
手段9を配設するために前後方向の幅が大きく、上部に
向かって後方に向けて漸次幅が狭くなって中間部から上
部に向けては水タンク7と冷房手段8を収納できるだけ
の幅となっている。
【0019】水タンク7は、その一側部に冷房手段8の
配設空間を形成するように凹欠部13が形成されてい
る。7aは、水タンク7の容量を確保するため、凹欠部
13における空き空間内に突出させたタンク突出部であ
る。7bは、水タンク7の左右方向の中心位置の底壁前
部に形成された排水口である。水タンク7の他側部の上
部と下部には水道水を水タンク7内に供給する自動給水
手段や給水管15を配設する凹欠部16a、16bが形
成されている。
【0020】ベース板6の水タンク7の設置部には、水
タンク7の表面に結露した結露水を受ける結露水受け
(図示せず)が設けられており、溜まった結露水は便器
2のリム2a内に流出させるように構成されている。水
タンク7下部の局部温水洗浄手段9との間には、水タン
ク7の前面に沿って制御基板17が配設されている。
【0021】冷房手段8は、圧縮機18と、凝縮器19
と、減圧器20と、蒸発器21からなる冷凍サイクル
と、蒸発器21で冷却された空気を送風する送風機22
とを備えており、ベース板6に水タンク7を設置した状
態で着脱できるユニットとして構成されている。すなわ
ち、図2に示すように、冷房手段8は、ベース板6に着
脱可能に取付けられる取付基板23に対して、圧縮機1
8の下端部外周に突設された3つの取付ブラケット18
aをそれぞれ防振部材24を介して取付けるとともに、
この取付基板23に圧縮機18の上部で蒸発器21及び
送風機22を支持する支持ブラケット25を取付けて構
成されており、取付基板23をベース板6から取外すこ
とにより、一体的に取り外せるように構成されている。
【0022】なお、凝縮器19は水タンク7内の後背面
に沿って配設された蛇行配管部材にて構成されている。
蒸発器21と送風機22は、比較的小さな幅の通風空間
を介して並列配置した状態で連結されている。
【0023】送風機22の吐出口22aは送風機22の
上面の後部に開口され、吐出口22aにケース本体11
の上端高さまで延びる送風短管26が接続されている。
送風短管26の上端には一対の接続口が設けられ、ケー
ス本体11にケース蓋12を設置した時に、ケース蓋1
2に配設されている一対の送風ダクト27a、27bと
接続されるように構成されている。送風ダクト27a、
27bは、ケース蓋12の両側部に設けられた吹き出し
口30a、30b部分に向けて延出され、その先端部に
設けられた口部材28a、28bが吹き出し口30a、
30bに嵌合・接続されている。
【0024】以上の構成においては、便器2上に固定設
置されたベース板6上に水タンク7とその側部に冷房手
段8を配設してケース本体11内に収納し、ケース蓋1
2にて蓋をしているので、冷房手段8を水タンク7を配
設したケース10とは別に配設する場合に比して、設置
スペースがコンパクトになるとともに、設置工事や手入
れも比較的簡単である。
【0025】また、ベース板6上に圧縮機18を配設
し、この圧縮機18の上部のデッドスペースに蒸発器2
1と送風機22を配設しているので、冷房手段8をコン
パクトに構成できるととともに、重量の大きい圧縮機1
8がベース板6上に配設されているので、より一層軽量
安価な支持構成にできるとともに便器後部の重量バラン
スを良くして高い安定性を得ることができる。
【0026】また、ケース蓋12を取り外すことで施工
時における水タンク7の水位調整等の作業やメンテナン
ス作業を容易に行うことができ、さらにケース蓋12に
吹き出し口30a、30bを設けているので、吹き出し
口30a、30b及びその口部材28a、28bが汚れ
た場合にケース蓋12ごと取り外して洗う等によって容
易に綺麗にすることができ、汚れが目立つとともに清掃
が容易でない吹き出し口30a、30b部分を容易に綺
麗に保つことができる。
【0027】また、ケース蓋12をケース本体11に設
置したときに、送風機22の吐出口からケース本体11
の上端まで立設した送風短管26と、ケース蓋12に配
設した送風ダクト27a、27bが接続され、吹き出し
口30a、30bに連通する風路が接続されるようにし
ているので、風路構成を一切気にすることなく、ケース
蓋12を取り外して作業できるのでさらに作業性が良く
なる。
【0028】そして、ケース10の上端部のケース蓋1
2の両側部に吹き出し口30a、30bが配設されてい
るので、便座4上に着座した人の首筋近傍に向けて効果
的に冷風を吹き付けることができ、トイレ室の全体の温
度を下げた状態にすることなく、したがって小さな能力
の冷房手段8にてトイレ装置1の使用時に限定して稼働
させることで省エネルギーを図っても、トイレ装置1を
快適に使用することができる。
【0029】次に、本発明のトイレ装置の他の実施形態
について、図5を参照して説明する。なお、以下の実施
形態の説明では、上記実施形態と同一の構成要素につい
ては、同一参照符号を付して説明を省略し、相違点のみ
を説明する。
【0030】上記実施形態では、送風短管26と吹き出
し口30a、30bの間を接続する風路を、可撓性のな
い樹脂管から成る送風ダクト27a、27bをケース蓋
12に配設して構成した例を示したが、図5に示すよう
に、蛇腹管などの可撓性や伸縮性を有するフレキシブル
チューブから成る送風チューブ31a、31bをケース
蓋12に配設して構成してもよい。このように送風チュ
ーブ31a、31bを用いると、機種によってケース本
体11内の配設構造やケース蓋12の構造が変わって
も、同一仕様で対応でき、コスト低下を図ることができ
る。
【0031】また、吹き出し口30a、30bに嵌合す
るように送風チューブ31a、31bの先端に設けた口
部材32a、32bの下面に、蒸発器21で熱交換され
た空気の一部をケース10内に導入する冷気導入穴33
が設けられている。このように冷気の一部を冷気導入穴
33からケース10内に放出することにより、ケース1
0内部の過大な温度上昇を防止でき、制御基板17に実
装されている電子部品等への影響を抑えることができ
る。
【0032】次に、本発明のトイレ装置のさらに別の実
施形態について、図6を参照して説明する。
【0033】本実施形態では、ケース蓋12に形成され
た吹き出し口30a、30bに嵌合接続される口部材3
4に上下角度を調整可能な複数のルーバ35が設けられ
ており、かつ口部材34の下面が、空気の吹き出し方向
に水平姿勢より所定角度θだけ上向きになるように構成
され、またルーバ35の角度調整範囲の下限も同様に空
気の吹き出し方向に水平姿勢より所定角度θだけ上向き
になるように構成されている。また、口部材34の下面
には、上記冷気導入穴33としても機能する結露水の排
水穴36が形成されている。また、ケース本体11の上
端には、この排水穴36から排出された結露水、及びそ
れだけでなくケース蓋12の内面の任意の位置から滴下
する水滴を確実に水タンク7内に導くため、ケース本体
11の上端開口縁から水タンク7の開口内に向けて斜め
下方に傾斜する傾斜壁37が形成されている。これら口
部材34、排水穴36及び傾斜壁37が、吹き出し口3
0a、30b部分での結露水を水タンク7内に導くガイ
ド手段を構成している。
【0034】このように構成すると、吹き出し口30
a、30b部分での結露水がケース蓋12及びケース本
体11の前面に流れ出して、ケース10の外面を濡らし
たり、汚したりするのを防止でき、さらにその結露水を
確実に水タンク7内に排出することができ、結露水がケ
ース10内に流出して汚したり、ケース10内の機器に
悪影響を与えるのを防止できる。
【0035】本実施形態では、結露水を水タンク7に排
出させるガイド手段としてケース本体11に傾斜壁37
を形成した例を示したが、必ずしもガイド手段として傾
斜壁37を形成する必要はなく、例えば排水穴36が水
タンク7の上部開口の上部に位置するように口部材34
を構成して、結露水が排水穴36から直接水タンク7内
に落下するようにしてもよい。
【0036】以上の実施形態の説明では、送風機22の
吐出口22aと吹き出し口30a、30bの間を接続す
る風路を、ケース本体11内に配設した送風短管26と
ケース蓋12に配設した送風ダクト27a、27bや送
風チューブ31a、31bにて構成し、ケース蓋12を
設置した時に互いに接続されるように構成した例を示し
たが、送風機22の吐出口22aと吹き出し口30a、
30bの間を可撓性又は伸縮性を有する送風チューブに
て接続するように構成し、ケース蓋12をケース本体1
1の上端に近接配置して吹き出し口30a、30bに送
風チューブを接続した後、ケース蓋12を設置するよう
にしてもよい。
【0037】また、上記実施形態では、ケース10内に
冷気の一部を導入する冷気導入穴33を口部材32a、
32b、34に設けた例を示したが、この冷気導入穴3
3は送風機22と吹き出し口30a、30bの間の風路
の任意の位置に設けることができる。さらに、上記実施
形態ではケース10がケース本体11とケース蓋12か
ら成る例について説明したが、ケース10が一体構成の
場合においても、冷気導入穴33を設けることにより、
同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0038】また、吹き出し口30a、30bやそれに
嵌合される口部材28a、28bの下面、またルーバが
配設される場合はその上面、また角度調整可能なルーバ
35が配設される場合は角度調整範囲を、空気の吹き出
し方向に水平姿勢より上向きとし、吹き出し口30a、
30bの内側下部に結露水を水タンク7に導くガイド手
段を設けることによる作用効果は、ケース10が一体構
成の場合においても同様に得られることは言うまでもな
い。
【0039】なお、凝縮器19を蛇行配管部材で構成し
て水タンク7内に配設することは、簡素な構成で凝縮熱
を放熱できる点で好ましいが、これは一例であり、他
に、フィンチューブで構成すると、熱交換効率が高い点
で好ましい。
【0040】また、減圧器20を細管を巻回して構成す
ると、簡素な構成で減圧を行うことができる点で好まし
い。また、バルブで構成すると、冷房負荷に応じて減圧
度合いを変更できる点で好ましい。さらには、電子制御
弁で構成すると、減圧度合いを自動制御で変更できる点
で好ましい。
【0041】また、送風機22をシロッコファンで構成
すると、蒸発器21の通気方向と送風機22の吐出方向
を垂直にできる点や圧力損失に強い点で好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明のトイレ装置によれば、以上の説
明から明らかなように、ケース本体内に水タンクと冷房
手段を収納配置しているので、設置スペースがコンパク
トになるとともに設置工事や手入れも比較的簡単であ
り、さらにケース蓋を取り外すことで施工時における水
タンクの水位調整等の作業やメンテナンス作業を容易に
行え、かつ汚れが目立つとともに清掃が容易でない吹き
出し口をケース蓋に設けているので、吹き出し口が汚れ
た場合にケース蓋ごと取り外して洗う等によって容易に
綺麗にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ装置の一実施形態の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】同実施形態の縦断側面図である。
【図3】同実施形態のケースを断面して示した正面図で
ある。
【図4】同実施形態のケースを断面して示した平面図で
ある。
【図5】本発明のトイレ装置の他の実施形態のケース蓋
の断面平面図である。
【図6】本発明のトイレ装置のさらに別の実施形態の吹
き出し口部分の詳細を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 トイレ装置 7 水タンク 8 冷房手段 10 ケース 11 ケース本体 12 ケース蓋 18 圧縮機 19 凝縮器 20 減圧器 21 蒸発器 22 送風機 26 送風短管(風路) 27a、27b 送風ダクト(風路) 30a、30b 吹き出し口 31a、31b 送風チューブ(風路) 33 冷気導入穴 34 口部材(ガイド手段) 35 ルーバ 36 排水穴(ガイド手段) 37 傾斜壁(ガイド手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03D 1/26 E03D 1/26 9/00 9/00 Z (72)発明者 北野 智章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河本 恭宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石田 朋子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 EA03 2D038 ZA05 2D039 BA00 CD02 DB00 3L050 AA10 BA01 BA04 BA05 BD05 BE04 BF07 3L051 BJ01 BJ03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機と凝
    縮器と減圧器と蒸発器と送風機とを有する冷凍サイクル
    による冷房手段とを、ケース本体とケース蓋から成るケ
    ースのケース本体内に収納配置し、蒸発器で熱交換され
    送風機で送出された空気を外部に吹き出す吹き出し口を
    ケース蓋に設け、送風機と吹き出し口を接続する風路を
    設けたことを特徴とするトイレ装置。
  2. 【請求項2】 ケース蓋をケース本体に設置したとき
    に、送風機と吹き出し口を連通する風路が接続されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  3. 【請求項3】 風路の少なくとも一部をフレキシブルチ
    ューブにて構成したことを特徴とする請求項1又は2記
    載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】 送風機と吹き出し口を連通する風路を、
    蒸発器で熱交換された空気の一部をケース内に導入する
    ように構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか
    1項に記載のトイレ装置。
  5. 【請求項5】 吹き出し口の下面とこの吹き出し口にル
    ーバが配設される場合はその上面、又は角度調整可能な
    ルーバが配設される場合は角度調整範囲を、空気の吹き
    出し方向に水平姿勢より上向きとし、吹き出し口で結露
    した水を水タンク内に導入するようにしたことを特徴と
    する請求項1〜4の何れか1項に記載のトイレ装置。
  6. 【請求項6】 ケース本体の上端部にケース蓋内から滴
    下する水を水タンク内に導くガイド手段を設けたことを
    特徴とする請求項5記載のトイレ装置。
  7. 【請求項7】 洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機と凝
    縮器と減圧器と蒸発器と送風機とを有する冷凍サイクル
    による冷房手段とを、ケース内に収納配置し、蒸発器で
    熱交換され送風機で送出された空気を外部に吹き出す吹
    き出し口をケースに設け、送風機と吹き出し口を連通す
    る風路を、蒸発器で熱交換された空気の一部をケース内
    に導入するように構成したことを特徴とするトイレ装
    置。
  8. 【請求項8】 洗浄水を貯める水タンクと、圧縮機と凝
    縮器と減圧器と蒸発器と送風機とを有する冷凍サイクル
    による冷房手段とを、ケース内に収納配置し、蒸発器で
    熱交換され送風機で送出された空気を外部に吹き出す吹
    き出し口をケースに設け、吹き出し口の下面とこの吹き
    出し口にルーバが配設される場合はその上面、又は角度
    調整可能なルーバが配設される場合は角度調整範囲を、
    空気の吹き出し方向に水平姿勢より上向きとし、吹き出
    し口の内側下部に結露水を水タンクに導くガイド手段を
    設けたことを特徴とするトイレ装置。
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